JPH0437711Y2 - - Google Patents
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- JPH0437711Y2 JPH0437711Y2 JP457286U JP457286U JPH0437711Y2 JP H0437711 Y2 JPH0437711 Y2 JP H0437711Y2 JP 457286 U JP457286 U JP 457286U JP 457286 U JP457286 U JP 457286U JP H0437711 Y2 JPH0437711 Y2 JP H0437711Y2
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、例えば船舶、建物等の塗装に先立つ
て塗装面に付着している錆や塗料等を除去する場
合に用いられる表面処理装置に係り、特に研掃済
面と未研掃面とを検出して任意の研掃領域内を自
動研掃する表面処理装置に関する。
て塗装面に付着している錆や塗料等を除去する場
合に用いられる表面処理装置に係り、特に研掃済
面と未研掃面とを検出して任意の研掃領域内を自
動研掃する表面処理装置に関する。
従来、船舶、建物等の塗装に先立つて、塗装面
に付着している錆や塗料等の被研掃物を除去する
表面処理装置としては、例えば特公昭56−23753
号公報,特開昭56−146674号公報,あるいは特開
昭56−146675号公報に示されているように、被研
掃面上を走行する台車と、この台車に設けられた
被研掃面に対向して開口する研掃砥粒投射口と、
この研掃砥粒投射口から研掃砥粒を被研掃面に対
し所定の傾斜角で噴射する噴射部と、被研掃面で
はね返つた研掃砥粒を被研掃面から除去された被
研掃物とともに回収する回収部とを備え、研掃に
用いた研掃砥粒を回収部で回収して再使用できる
ようにしたものが一般に知られている。
に付着している錆や塗料等の被研掃物を除去する
表面処理装置としては、例えば特公昭56−23753
号公報,特開昭56−146674号公報,あるいは特開
昭56−146675号公報に示されているように、被研
掃面上を走行する台車と、この台車に設けられた
被研掃面に対向して開口する研掃砥粒投射口と、
この研掃砥粒投射口から研掃砥粒を被研掃面に対
し所定の傾斜角で噴射する噴射部と、被研掃面で
はね返つた研掃砥粒を被研掃面から除去された被
研掃物とともに回収する回収部とを備え、研掃に
用いた研掃砥粒を回収部で回収して再使用できる
ようにしたものが一般に知られている。
ところがこの種の従来の表面処理装置において
は、台車の移動制御を作業員の手動操作により行
なつているため、作業開始から終了まで少なくと
も1人の作業員は必ず表面処理装置に付いていな
ければならないという問題がある。
は、台車の移動制御を作業員の手動操作により行
なつているため、作業開始から終了まで少なくと
も1人の作業員は必ず表面処理装置に付いていな
ければならないという問題がある。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、任
意の研掃領域内を自動的に研掃して大幅な省力化
を図ることができる表面処理装置を提供すること
を目的とする。
意の研掃領域内を自動的に研掃して大幅な省力化
を図ることができる表面処理装置を提供すること
を目的とする。
本考案は、被研掃面上を走行する台車に、被研
掃面の研掃領域外縁部に位置している研掃領域規
定部を検出する領域検出センサ部および研掃済面
と未研掃面とを反射光量の相違により識別する研
掃検出センサ部をそれぞれ設け、これら両センサ
部からの信号により、台車の走行機構および操舵
機構を制御し、もつて任意の研掃領域内の自動研
掃を可能としたことを特徴とする。
掃面の研掃領域外縁部に位置している研掃領域規
定部を検出する領域検出センサ部および研掃済面
と未研掃面とを反射光量の相違により識別する研
掃検出センサ部をそれぞれ設け、これら両センサ
部からの信号により、台車の走行機構および操舵
機構を制御し、もつて任意の研掃領域内の自動研
掃を可能としたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図ないし第3図は本考案に係る表面処理装
置の一例を示すもので、この表面処理装置1は、
1個の前車輪2aと2個の後車輪2bとから三輪
構造をなす台車2を備えており、前記各車輪2
a,2bは、前輪駆動部3および各後輪駆動部4
a,4bにより走行制御および操舵制御がなされ
るようになつている。各駆動部3,4a,4b内
には、第2図に前輪駆動部3について示すように
走行用モータ5および操舵用モータ6がそれぞれ
組込まれており、これらもモータ5,6は、第1
図および第3図に示すように台車2上に設置した
操作盤7を操作することにより、手動あるいは自
動制御されるようになつている。
置の一例を示すもので、この表面処理装置1は、
1個の前車輪2aと2個の後車輪2bとから三輪
構造をなす台車2を備えており、前記各車輪2
a,2bは、前輪駆動部3および各後輪駆動部4
a,4bにより走行制御および操舵制御がなされ
るようになつている。各駆動部3,4a,4b内
には、第2図に前輪駆動部3について示すように
走行用モータ5および操舵用モータ6がそれぞれ
組込まれており、これらもモータ5,6は、第1
図および第3図に示すように台車2上に設置した
操作盤7を操作することにより、手動あるいは自
動制御されるようになつている。
前記台車2のほぼ中央部には、第1図,第2図
および第4図に示すように台車2が走行する被研
掃面Fに対向して開口し横長の長方形状をなす研
掃砥粒投射口8が設けられており、この研掃砥粒
投射口8の一方端上部には、電動機9により駆動
されるインペラ部10が設けられ、また研掃砥粒
投射口8の他方端上部には、外周面が円弧状をな
す回収ケース11が設けられている。そして台車
2上に搭載されたホツパ12内の研掃砥粒(図示
せず)は、前記インペラ部10の駆動により研掃
砥粒投射口8から被研掃面Fに向かつて所定の傾
斜角で噴射されるとともに、被研掃面Fではね返
つた研掃砥粒は、被研掃面から除去された被研掃
物(図示せず)とともに回収ケース11を介して
回収されるようになつている。
および第4図に示すように台車2が走行する被研
掃面Fに対向して開口し横長の長方形状をなす研
掃砥粒投射口8が設けられており、この研掃砥粒
投射口8の一方端上部には、電動機9により駆動
されるインペラ部10が設けられ、また研掃砥粒
投射口8の他方端上部には、外周面が円弧状をな
す回収ケース11が設けられている。そして台車
2上に搭載されたホツパ12内の研掃砥粒(図示
せず)は、前記インペラ部10の駆動により研掃
砥粒投射口8から被研掃面Fに向かつて所定の傾
斜角で噴射されるとともに、被研掃面Fではね返
つた研掃砥粒は、被研掃面から除去された被研掃
物(図示せず)とともに回収ケース11を介して
回収されるようになつている。
この回収ケース11の上端部は、第1図ないし
第3図に示すように前記ホツパ12に接続されて
おり、またこのホツパ12の上部には、例えば
240度の範囲で水平回動する旋回筒13およびこ
の旋回筒13に接続した吸塵ダクト14を介して
第6図に示すように集塵機15が接続されてい
る。そして前記回収ケース11を介して回収され
た研掃砥粒および被研掃物のうち、比重の重い研
掃砥粒はホツパ12に貯留されて再度研掃に供さ
れるとともに、比重の軽い被研掃物は旋回筒13
および吸塵ダクト14を介して集塵機15に捕集
されるようになつている。
第3図に示すように前記ホツパ12に接続されて
おり、またこのホツパ12の上部には、例えば
240度の範囲で水平回動する旋回筒13およびこ
の旋回筒13に接続した吸塵ダクト14を介して
第6図に示すように集塵機15が接続されてい
る。そして前記回収ケース11を介して回収され
た研掃砥粒および被研掃物のうち、比重の重い研
掃砥粒はホツパ12に貯留されて再度研掃に供さ
れるとともに、比重の軽い被研掃物は旋回筒13
および吸塵ダクト14を介して集塵機15に捕集
されるようになつている。
前記台車2下面の研掃砥粒投射口8近傍位置に
は、第4図に示すように前進側の図中右端部に前
進用の研掃検出センサ16が、また後進側の図中
右端部に後進用の研掃検出センサ17がそれぞれ
設けられている。
は、第4図に示すように前進側の図中右端部に前
進用の研掃検出センサ16が、また後進側の図中
右端部に後進用の研掃検出センサ17がそれぞれ
設けられている。
これら各研掃検出センサ16,17は、被研掃
面Fからの反射光量の変化により研掃済であるか
否かを検出すえう研掃済面検出用フオトセンサ1
6a,17aおよび未研掃面検出用フオトセンサ
16b,17bで構成されており、前記各駆動部
3,4a,4bは、研掃時に研掃済面検出用フオ
トセンサ16a,17aと未研掃面検出用フオト
センサ16b,17bとの間に研掃済面と未研掃
面との境界線が位置するよう台車2を操舵制御す
るようになつている。この制御については後に詳
述する。
面Fからの反射光量の変化により研掃済であるか
否かを検出すえう研掃済面検出用フオトセンサ1
6a,17aおよび未研掃面検出用フオトセンサ
16b,17bで構成されており、前記各駆動部
3,4a,4bは、研掃時に研掃済面検出用フオ
トセンサ16a,17aと未研掃面検出用フオト
センサ16b,17bとの間に研掃済面と未研掃
面との境界線が位置するよう台車2を操舵制御す
るようになつている。この制御については後に詳
述する。
また前記台車2下面の周縁部には、第4図に示
すようにフオトセンサで形成される5個の領域検
出センサS1,S2,S3,S4,S5がそれぞれ設けられ
ており、これらのセンサS1,S2,S3,S4,S5は、
第6図に示すように研掃領域Sを規定する研掃領
域規定部18を検出し、台車2が研掃領域S外に
出るのを防止するようになつている。すなわち、
前記研掃領域規定部18は、被研掃面Fよりも反
射能率のよい例えば白色テープあるいは白色ペン
キで線状に形成されており、前記各センサS1,
S2,S3,S4,S5は、反射光量の変化により研掃領
域規定部18を検出して前記各駆動部3,4a,
4bに所定の制御信号を出力し、台車2が研掃領
域S内で移動するよう操舵制御するようになつて
いる。この制御については後に詳述する。
すようにフオトセンサで形成される5個の領域検
出センサS1,S2,S3,S4,S5がそれぞれ設けられ
ており、これらのセンサS1,S2,S3,S4,S5は、
第6図に示すように研掃領域Sを規定する研掃領
域規定部18を検出し、台車2が研掃領域S外に
出るのを防止するようになつている。すなわち、
前記研掃領域規定部18は、被研掃面Fよりも反
射能率のよい例えば白色テープあるいは白色ペン
キで線状に形成されており、前記各センサS1,
S2,S3,S4,S5は、反射光量の変化により研掃領
域規定部18を検出して前記各駆動部3,4a,
4bに所定の制御信号を出力し、台車2が研掃領
域S内で移動するよう操舵制御するようになつて
いる。この制御については後に詳述する。
また前記台車2の各車輪2a.2bの支持枠19
には、第1図および第4図に示すように落輪防止
用の近接スイツチ20がブラケツト21を介して
それぞれ取付けられており、これら各近接スイツ
チ20は、第5図に示すように例えばハツチカバ
ー22上面等を研掃する際に、その周縁の立下が
り面22aを検出して前記各駆動部3,4a,4
bを制御し、落輪を防止するようになつている。
この近接スイツチ20は、各駆動部3,4a,4
bの制御により各車輪2a,2bの転動方向前方
に常に位置するようになつており、これにより、
ハツチカバー22上面等のように研掃領域Sの外
縁の少なくとも一部が立下がり面22aで規定さ
れている場合には、近接スイツチ20が前記各領
域検出センサS1,S2,S3,S4,S5と同一の機能を
発揮するようになつている。
には、第1図および第4図に示すように落輪防止
用の近接スイツチ20がブラケツト21を介して
それぞれ取付けられており、これら各近接スイツ
チ20は、第5図に示すように例えばハツチカバ
ー22上面等を研掃する際に、その周縁の立下が
り面22aを検出して前記各駆動部3,4a,4
bを制御し、落輪を防止するようになつている。
この近接スイツチ20は、各駆動部3,4a,4
bの制御により各車輪2a,2bの転動方向前方
に常に位置するようになつており、これにより、
ハツチカバー22上面等のように研掃領域Sの外
縁の少なくとも一部が立下がり面22aで規定さ
れている場合には、近接スイツチ20が前記各領
域検出センサS1,S2,S3,S4,S5と同一の機能を
発揮するようになつている。
次に、第6図を参照して研掃領域S内の研掃方
法を説明する。
法を説明する。
研掃に際しては、まず第6図aに示すように白
色テープ等により研掃領域規定部18を設けて研
掃領域Sを規定し、この研掃領域S内に台車2を
移動させる。
色テープ等により研掃領域規定部18を設けて研
掃領域Sを規定し、この研掃領域S内に台車2を
移動させる。
次いで、操作盤7上のスイツチ(図示せず)を
自動研掃側に切換えて電源をONにする。する
と、台車2は後進し始め、第4図に示す領域検出
センサS4,S5が研掃領域規定部18を検出すると
停止する。
自動研掃側に切換えて電源をONにする。する
と、台車2は後進し始め、第4図に示す領域検出
センサS4,S5が研掃領域規定部18を検出すると
停止する。
次いで、第6図bに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により各車輪2a,2bが横向き
になつて台車2が図中右方に横動し始める。そし
て、第6図cに示すように領域検出センサS1,S5
が研掃領域規定部18を検出すると停止する。
a,4bの駆動により各車輪2a,2bが横向き
になつて台車2が図中右方に横動し始める。そし
て、第6図cに示すように領域検出センサS1,S5
が研掃領域規定部18を検出すると停止する。
次いで、第6図dに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が前進方向に切換えられる。
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が前進方向に切換えられる。
次いで、第6図eに示すように領域検出センサ
S1,S5で研掃領域規定部18を検出しながら台車
2が前進し、同時に第1図に示す電動機9が起動
されて研掃が行なわれる。台車2は、第4図に示
す領域検出センサS1,S2が研掃領域規定部18を
検出すると停止する。これにより、研掃領域Sの
図中右端部に帯状の研掃済面E1が形成される。
S1,S5で研掃領域規定部18を検出しながら台車
2が前進し、同時に第1図に示す電動機9が起動
されて研掃が行なわれる。台車2は、第4図に示
す領域検出センサS1,S2が研掃領域規定部18を
検出すると停止する。これにより、研掃領域Sの
図中右端部に帯状の研掃済面E1が形成される。
次いで、第6図fに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により各車輪2a,2bが横向き
となり、台車2は図中左方に横動し始める。そし
て、研掃検出センサ17の未研掃面検出用フオト
センサ17bが前記研掃済面E1から外れた時点
で台車2は停止する。第6図gはこの状態を示
す。この状態では、研掃済面E1の図中左端の境
界線が両フオトセンサ17a,17bの間に位置
している。
a,4bの駆動により各車輪2a,2bが横向き
となり、台車2は図中左方に横動し始める。そし
て、研掃検出センサ17の未研掃面検出用フオト
センサ17bが前記研掃済面E1から外れた時点
で台車2は停止する。第6図gはこの状態を示
す。この状態では、研掃済面E1の図中左端の境
界線が両フオトセンサ17a,17bの間に位置
している。
次いで、第6図hに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が後進方向に切換えられる。なおこの場合、図面
上では各車輪2a,2bが第6図eの場合と全く
同一に表わされているが、第6図eの場合とは逆
向きになつている。すなわち、第6図eの各車輪
2a,2bでは、近接スイツチ20が図中上方に
位置しているのに対し、第6図hの各車輪2a,
2bでは、近接スイツチ20が図中下方に位置し
ている。
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が後進方向に切換えられる。なおこの場合、図面
上では各車輪2a,2bが第6図eの場合と全く
同一に表わされているが、第6図eの場合とは逆
向きになつている。すなわち、第6図eの各車輪
2a,2bでは、近接スイツチ20が図中上方に
位置しているのに対し、第6図hの各車輪2a,
2bでは、近接スイツチ20が図中下方に位置し
ている。
次いで、第6図iに示すように台車2が後進し
て研掃済面E1に隣接する部位の研掃が行なわれ、
研掃済面E2が形成される。この際、台車2は研
掃済面検出用フオトセンサ17aと未研掃面検出
用フオトセンサ17bとの間に研掃済面E1の図
中左端の境界線が位置するように操舵制御され
る。これにより、両研掃済面E1,E2が一部オー
バラツプすることになり、両研掃済面E1,E2の
間に未研掃部が生じるおそれが全くない。台車2
は、第4図に示す領域検出センサS4,S5が研掃領
域規定部18を検出すると停止する。
て研掃済面E1に隣接する部位の研掃が行なわれ、
研掃済面E2が形成される。この際、台車2は研
掃済面検出用フオトセンサ17aと未研掃面検出
用フオトセンサ17bとの間に研掃済面E1の図
中左端の境界線が位置するように操舵制御され
る。これにより、両研掃済面E1,E2が一部オー
バラツプすることになり、両研掃済面E1,E2の
間に未研掃部が生じるおそれが全くない。台車2
は、第4図に示す領域検出センサS4,S5が研掃領
域規定部18を検出すると停止する。
次いで、第6図jに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bが横向
きに切換えられ、台車2は図中左方に横動し始め
る。そして、研掃検出センサ16の未研掃面検出
用フオトセンサ16bが前記研掃済面E2から外
れた時点で台車2は停止する。第6図kはこの状
態を示す。
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bが横向
きに切換えられ、台車2は図中左方に横動し始め
る。そして、研掃検出センサ16の未研掃面検出
用フオトセンサ16bが前記研掃済面E2から外
れた時点で台車2は停止する。第6図kはこの状
態を示す。
次いで、第6図lに示すように各駆動部3,4
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が前進方向に切換えられる。そして、研掃済面検
出用フオトセンサ16aと未研掃面検出用フオト
センサ16bとの間に研掃済面E2の図中左端の
境界線が位置するように台車2を前進させて次の
研掃を行なう。
a,4bの駆動により、各車輪2a,2bの向き
が前進方向に切換えられる。そして、研掃済面検
出用フオトセンサ16aと未研掃面検出用フオト
センサ16bとの間に研掃済面E2の図中左端の
境界線が位置するように台車2を前進させて次の
研掃を行なう。
以後、前記操作を繰返して研掃領域S内の研掃
が行なわれる。
が行なわれる。
なお、研掃領域Sの第6図における上下端部
は、未研掃面として残つしまうが、図中左端の研
掃領域規定部18まで自動研掃を行なつた後、ひ
き続き未研掃部につき自動研掃するか、あるいは
操作盤7上のスイツチを手動研掃側に切換え、手
動操作により未研掃部の研掃を行なうようにす
る。
は、未研掃面として残つしまうが、図中左端の研
掃領域規定部18まで自動研掃を行なつた後、ひ
き続き未研掃部につき自動研掃するか、あるいは
操作盤7上のスイツチを手動研掃側に切換え、手
動操作により未研掃部の研掃を行なうようにす
る。
しかして、自動研掃で残つた未研掃面を手動で
研掃する場合でも、研掃領域S内のほとんどの部
分を自動研掃することができ、しかも研掃済の領
域内に未研掃部が残るおそれがない。
研掃する場合でも、研掃領域S内のほとんどの部
分を自動研掃することができ、しかも研掃済の領
域内に未研掃部が残るおそれがない。
また、各車輪2a,2bの支持枠19には近接
スイツチ20が設けられているので、ハツチカバ
ー22の上面等を研掃する際に落輪を防止するこ
とができ、また立下がり面22aをガイドとして
台車2を操舵制御することができる。したがつ
て、この場合には白色テープあるいは白色ペンキ
等で研掃領域規定部18を形成する必要がない。
スイツチ20が設けられているので、ハツチカバ
ー22の上面等を研掃する際に落輪を防止するこ
とができ、また立下がり面22aをガイドとして
台車2を操舵制御することができる。したがつ
て、この場合には白色テープあるいは白色ペンキ
等で研掃領域規定部18を形成する必要がない。
また台車2は、三輪構造をなしており、しかも
全輪駆動、全輪操舵方式を採つているので、デツ
キ上面等の不安定な面を研掃する場合にも、充分
な走行安定性を確保することができるとともに、
自由な動きが得られる。
全輪駆動、全輪操舵方式を採つているので、デツ
キ上面等の不安定な面を研掃する場合にも、充分
な走行安定性を確保することができるとともに、
自由な動きが得られる。
なお前記実施例では、研掃領域Sが長方形状を
なしている場合について説明したが、どのような
形状でも自動研掃することができる。例えば、第
7図に示すように研掃領域Sが円形の場合でも自
動研掃することができ、その際の台車2の移動軌
跡は矢印のようになる。そしてこの場合、台車2
は、領域検出センサS1,S2,S4,S5が研掃領域規
定部18を検出した際に前進から後進あるいは後
進から前進に切換わるのではなく、前記センサ
S1,S2,S4,S5が研掃済面を検出した際に切換わ
ることになる。
なしている場合について説明したが、どのような
形状でも自動研掃することができる。例えば、第
7図に示すように研掃領域Sが円形の場合でも自
動研掃することができ、その際の台車2の移動軌
跡は矢印のようになる。そしてこの場合、台車2
は、領域検出センサS1,S2,S4,S5が研掃領域規
定部18を検出した際に前進から後進あるいは後
進から前進に切換わるのではなく、前記センサ
S1,S2,S4,S5が研掃済面を検出した際に切換わ
ることになる。
また前記実施例では、研掃領域規定部18が白
色等のテープあるいはペンキで形成されているも
のについて説明したが、ロープ等でもよく、また
無端帯状に研掃してこの研掃面を研掃領域規定部
18としてもよい。そして研掃領域規定部18を
ロープで形成した場合、領域検出センサS1,S2,
S3,S4,S5としてフオトセンサを用い、反射光量
の変化によりロープを検出するようにしてもよい
が、超音波センサ等を用いて距離変化によりロー
プを検出するようにしたり、接触形のセンサを用
いてロープを検出するようにしてもよい。また台
車2の周面に近接スイツチあるいは接触形のスイ
ツチを設ければ、研掃領域規定部18が被研掃面
Fから立上がる壁等で形成されている場合にも適
用できる。
色等のテープあるいはペンキで形成されているも
のについて説明したが、ロープ等でもよく、また
無端帯状に研掃してこの研掃面を研掃領域規定部
18としてもよい。そして研掃領域規定部18を
ロープで形成した場合、領域検出センサS1,S2,
S3,S4,S5としてフオトセンサを用い、反射光量
の変化によりロープを検出するようにしてもよい
が、超音波センサ等を用いて距離変化によりロー
プを検出するようにしたり、接触形のセンサを用
いてロープを検出するようにしてもよい。また台
車2の周面に近接スイツチあるいは接触形のスイ
ツチを設ければ、研掃領域規定部18が被研掃面
Fから立上がる壁等で形成されている場合にも適
用できる。
また前記実施例では、領域検出センサS1,S2,
S3,S4,S5と研掃検出センサ16,17とが別の
センサで構成されているものについて説明した
が、研掃検出センサ16,17に領域検出用のセ
ンサの機能も持たせるようにしてもよい。このよ
うにすれば、例えば第6図に示す自動研掃の場合
に、図中上下端に未研掃部が残つてしまうことが
なくなり便宜である。
S3,S4,S5と研掃検出センサ16,17とが別の
センサで構成されているものについて説明した
が、研掃検出センサ16,17に領域検出用のセ
ンサの機能も持たせるようにしてもよい。このよ
うにすれば、例えば第6図に示す自動研掃の場合
に、図中上下端に未研掃部が残つてしまうことが
なくなり便宜である。
また前記実施例では、近接スイツチ20を各車
輪2a,2bの一方側にのみ設けるものについて
説明したが、両側に設けるようにしてもよい。
輪2a,2bの一方側にのみ設けるものについて
説明したが、両側に設けるようにしてもよい。
以上説明したように本考案は、被研掃面上を走
行する台車に、被研掃面の研掃領域外縁部に位置
している研掃領域規定部を検出する領域検出セン
サ部および研掃済面と未研掃面とを反射光量の相
違により識別する研掃検出センサ部をそれぞれ設
け、これら両センサ部からの信号により、台車の
走行機構および操舵機構を制御するようにしてい
るので、任意の研掃領域内を自動的に研掃し、大
幅な省力化を図ることができる。
行する台車に、被研掃面の研掃領域外縁部に位置
している研掃領域規定部を検出する領域検出セン
サ部および研掃済面と未研掃面とを反射光量の相
違により識別する研掃検出センサ部をそれぞれ設
け、これら両センサ部からの信号により、台車の
走行機構および操舵機構を制御するようにしてい
るので、任意の研掃領域内を自動的に研掃し、大
幅な省力化を図ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す表面処理装置
の側面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は
第1図の平面図、第4図は各センサの配置を示す
台車の概略平面図、第5図は落輪防止用の近接ス
イツチの作用を示す説明図、第6図a〜lは研掃
方法の一例を手順に従つて順次示す説明図、第7
図は研掃領域が円形の場合の台車の移動軌跡を示
す説明図である。 1……表面処理装置、2……台車、2a……前
車輪、2b……後車輪、3……前輪駆動部、4
a,4b……後輪駆動部、8……研掃砥粒投射
口、10……インペラ部、11回収ケース、12
……ホツパ、16,17……研掃検出センサ、1
6a,17a……研掃済面検出用フオトセンサ、
16b,17b……未研掃面検出用フオトセン
サ、18……研掃領域規定部、20……近接スイ
ツチ、F……被研掃面、S1,S2,S3,S4,S5……
領域検出センサ、S……研掃領域、E1,E2……
研掃済面。
の側面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は
第1図の平面図、第4図は各センサの配置を示す
台車の概略平面図、第5図は落輪防止用の近接ス
イツチの作用を示す説明図、第6図a〜lは研掃
方法の一例を手順に従つて順次示す説明図、第7
図は研掃領域が円形の場合の台車の移動軌跡を示
す説明図である。 1……表面処理装置、2……台車、2a……前
車輪、2b……後車輪、3……前輪駆動部、4
a,4b……後輪駆動部、8……研掃砥粒投射
口、10……インペラ部、11回収ケース、12
……ホツパ、16,17……研掃検出センサ、1
6a,17a……研掃済面検出用フオトセンサ、
16b,17b……未研掃面検出用フオトセン
サ、18……研掃領域規定部、20……近接スイ
ツチ、F……被研掃面、S1,S2,S3,S4,S5……
領域検出センサ、S……研掃領域、E1,E2……
研掃済面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 被研掃面上を走行する台車と、この台車に設
けられ被研掃面に対向して開口する研掃砥粒投
射口と、この研掃砥粒投射口から研掃砥粒を被
研掃面に対し所定の傾斜角で噴射する噴射部
と、被研掃面ではね返つた研掃砥粒を被研掃面
から除去された被研掃物とともに回収する回収
部とを具備する表面処理装置において、前記台
車に、被研掃面の研掃領域外縁部に位置してい
る研掃領域規定部を検出する領域検出センサ部
および研掃済面と未研掃面とを反射光量の相違
により識別する研掃検出センサ部をそれぞれ設
け、これら両センサ部からの信号により、台車
の走行機構および操舵機構を制御して研掃領域
内の自動研掃を行なうことを特徴とする表面処
理装置。 2 研掃領域規定部が、被研掃面上に配されたテ
ープまたはペンキのラインで形成され、かつ領
域検出センサ部が、研掃領域規定部と他の部分
との反射光量の相違から研掃領域規定部を検出
するフオトセンサで形成されていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の表
面処理装置。 3 研掃領域規定部が、被研掃面からの立上がり
面または立下がり面で形成され、かつ領域検出
センサ部が、センサからの距離変化により研掃
領域規定部を検出する距離センサで形成したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の表面処理装置。 4 研掃検出センサ部は、研掃済面検出用センサ
と未研掃面検出用センサとを所要間隔で配置し
て形成され、台車の操舵機構は、研掃済面と未
研掃面との境界線が前記両検出用センサの間に
位置するように制御されることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項,第2項または第
3項記載の表面処理装置。 5 領域検出センサ部および研掃検出センサ部
は、同一のセンサを兼用していることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の表面
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP457286U JPH0437711Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP457286U JPH0437711Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62117065U JPS62117065U (ja) | 1987-07-25 |
JPH0437711Y2 true JPH0437711Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=30785352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP457286U Expired JPH0437711Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437711Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP457286U patent/JPH0437711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62117065U (ja) | 1987-07-25 |
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