JPH09315582A - 払出機 - Google Patents

払出機

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JPH09315582A
JPH09315582A JP15029496A JP15029496A JPH09315582A JP H09315582 A JPH09315582 A JP H09315582A JP 15029496 A JP15029496 A JP 15029496A JP 15029496 A JP15029496 A JP 15029496A JP H09315582 A JPH09315582 A JP H09315582A
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JP
Japan
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bridge girder
conveyor
attached
scraping
bucket
Prior art date
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Pending
Application number
JP15029496A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Koga
敏夫 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Miike Machinery Co Ltd, Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Priority to JP15029496A priority Critical patent/JPH09315582A/ja
Publication of JPH09315582A publication Critical patent/JPH09315582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの掻出機により両側の貯場から効率よく
払い出しを行う。 【解決手段】 地上に配置した搬出コンベヤ(4)を跨
架して配置された走行フレーム(6)に、内部に中継コ
ンペヤ(71)が配設されたブリッジガーダ(7)が起
伏ならびに旋回可能に取り付けられているとともに、ブ
リッジガーダ(7)に付設された横行可能な移動台車
(9)にチェン駆動によるバケットコンベヤ式の掻出機
(10)を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貯場に積付けた鉄鉱
石などのばら物を搬出する際に用いられる払出機、殊
に、2種以上のばら物をブレンドしながら連続的に搬出
する場合に好適な払出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図5および図6に示すよう
に船、貨車、コンベヤなどにより搬入された鉱石、石炭
などのばら物1aをスタッカ(図示せず)により貯場2
aに積付けて貯蔵し、これを払出機(リクレーマ)3a
により連続的に搬出することが行われている。
【0003】この払出機3aは、図示する前後方向に走
行可能な門型の走行フレーム4aに、内部に中継コンベ
ヤ5aが配設されたブリッジガーダ6aを起伏ならびに
旋回可能に突出させるとともに、このブリッジガーダ6
aにバケットホィールからなる掻出機7aが横行可能に
設けられ、ブリッジガーダ6aを走行フレーム4aを中
心として走行、起伏旋回させて積付けたばら物1aを掻
出機7aにより順次掻き出し、ブリッジガーダ6a内に
配置させた中継コンペヤ5aにより走行フレーム4aに
配置したホッパ8aへ搬送し、更にその下方において地
上に配設された搬出コンベヤ9aにより搬出するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
払出機3aにおいては掻出機7aがバケットホィールに
より構成されることから掻き出し方向が一回転方向に限
られる。
【0005】従って、ブリッジガーダ6aを起伏旋回さ
せて両側に対向して形成された二つの貯場2a,2aか
らの払い出しを行う場合には、いずれか一方の場合につ
いてバケットホィールからなる掻出機7aの掻き出し方
向が相違するため掻き出しが困難である。
【0006】そのため、両側の貯場2a,2aからの払
い出しを行う場合には、払出機3aを移送車に載せて移
動させるか、或いはそれぞれの貯場2a,2aに合わせ
て二つの掻出機3a,3aを備えなければならず作業性
が悪いか或いは経済的負担を要する、などの問題があ
る。
【0007】また、近頃、バケットにおけるホィールへ
の取付方向を反転可能とすることにより二つの掻き出し
方向を有する正逆バケットホィールからなる掻出機(図
示せず)を備えることにより一つの掻出機によりその両
側に対向して形成された二つの貯場からの払い出しを行
うことができる払出機が提供されている。
【0008】ところが、この正逆バケットホィールから
なる掻出機は、異なる側の貯場からの払い出しを行う際
にバケットの向きを変換させるための作業が必要であ
り、また、貯場が深掘込貯蔵の場合にはホィール径が巨
大となるため重量の増加が著しくブリッジガーダの荷重
負担が増加するばかりか迅速な作業を行うことができ
ず、更に、製作上も困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたものであって、地上に配置した搬出
コンベヤを跨架して配置された門型の走行フレームに、
内部に中継コンペヤが配設されたブリッジガーダを起伏
ならびに旋回可能に取り付けるとともに、前記ブリッジ
ガーダに付設された横行可能な移動台車にチェン駆動に
よるバケットコンベヤ式の掻出部を取り付けて払出機を
構成することを以て課題解決の手段とした。
【0010】また、前記手段において、移動台車にハロ
ー装置を付設することにより、払い出し時における積付
けたばら物の崩落を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。
【0012】図1は本発明の好ましい実施の形態の一つ
を示すものであり、払出機1の全体の構成は前記従来例
とほぼ同様であり、地上に互いに対向して形成された二
つの貯場2,3の間に、内側に搬送コンベヤ4を配置し
た2本のレール51,51からなる軌条5が図示する前
後方向に延設されており、この軌条5には門型の走行フ
レーム6が搬出コンベヤ4を跨架して走行可能に嵌装載
置されている。
【0013】そして、走行フレーム6の頂面に備えられ
旋回装置64により旋回する旋回環61に斜め後方に向
けて立設された操縦室65およびバランス用の重錘66
を有する旋回フレーム67の下部に設けられた回転軸6
3に、中継コンペヤ71が配設されたブリッジガーダ7
の一端が取り付けられている。
【0014】このブリッジガーダ7は、前記旋回フレー
ム67と複数本の連結杆68,69,72,73とから
なる起伏フレーム8に支持されており、連結杆72,7
3の連結部と旋回フレーム67の先部との間に巻回配置
したワイヤ76を旋回フレーム67に備えた起伏装置8
1により弛張することにより回転軸63を中心として起
伏する。
【0015】更に、ブリッジガーダ7の先端には、ブリ
ッジガーダ7を走行フレーム6を中心として180度旋
回させたときに、貯場2,3をそれぞれ挟んで前記軌条
5と平行に配置されたレール52,53にそれぞれ交互
に走行可能に嵌装載置される先端走行装置74が備えら
れている。
【0016】また、ブリッジガーダ7には、長さ方向
(横方向)に移動可能な移動台車9が取り付けられてお
り、この移動台車9にはチェン101により駆動される
バケットコンベヤ式の掻出機10が取り付けられてい
る。
【0017】更に、詳しく説明すると、図2に示すよう
に移動台車8は、ブリッジガーダ7を囲んで装備される
枠状に形成され、内側に配置した走行車輪91をブリッ
ジガーダ7に懸架させて横行可能とされているととも
に、上方にブリッジガーダ7内に配置された中継ベルト
コンベヤ71へのばら物を排出するためのシュート92
を有するフレーム93を有している。
【0018】そして、フレーム93に備えた駆動スプロ
ケット94およびフレーム93の下部に前方へ向けて突
設させた腕部材98とその前方に延設させた連結杆97
にそれぞれ軸着された一対のスプロケット95,96に
バケットコンベヤ102がほぼL形に巻装されている。
【0019】また、前記移動台車9の前方下部とスプロ
ケット95,96を両端に軸着させた連結杆97との間
には流体圧シリンダ99が介装されており、バケットコ
ンベヤ102のスプロケット95,96部分によって形
成される掻出部11がスプロケット95を中心として傾
動可能に構成されている。
【0020】更に、移動台車9の後方にはハロー装置1
2付設されている。
【0021】以上のように構成される本実施の形態に示
した払出機1は、前記従来例と同様に船、貨車、コンベ
ヤなどにより搬入されてスタッカ(図示せず)により貯
場2に積付けて貯蔵されている石炭や鉱石などのばら物
13を、ブリッジガーダ7に横行可能に取り付けた移動
台車9に設けたバケットコンベヤ式の掻出機10により
掻き出してシュート92を介して中継コンベヤ71に供
給し、中継コンベヤ71に供給されたばら物は走行フレ
ーム6に送られ、フィーダ41を介して地上に設置され
た搬送コンベヤ4により搬送される。
【0022】このとき、掻出機10の掻出部11を流体
圧シリンダ99により傾動させるとともに移動台車9を
介してブリッジガーダ7に沿って横行させながら走行フ
レーム6を前進させることにより連続して払い出し作業
を行う。
【0023】殊に、掻出部11を流体圧シリンダ99に
より傾動させることにより掻き出し高さを変化させるこ
とが可能であり、積み付け高さの高い場合や深掘込貯蔵
の場合においても容易に対応することができる。
【0024】また、本実施の形態では移動台車9にハロ
ー装置12を装備したため掻き出し時に積み付けたばら
物13の崩落を防止することができる。
【0025】また、貯場3に積付けて貯蔵されている石
炭や鉱石などのばら物14を払い出すには、移動台車9
をブリッジガーダ7の基端側に寄せた状態で起伏装置8
1によりワイヤ76を緊張してブリッジガーダ7を回転
軸63を中心とし回動させて起こすとともに(図1に鎖
線で示す状態)、旋回装置64により旋回環61を18
0度旋回させてブリッジガーダ7を貯場3に配置し、次
いで 旋回フレーム67に備えた起伏装置81によりワ
イヤ76を弛めることにより回転軸63を中心として再
び伏せた状態としてブリッジガーダ7の先端に配置され
ている先端走行装置74を貯場3を挟んで前記軌条5と
平行に配置されたレール53に走行可能に嵌装載置する
(図3参照)。
【0026】そして、前記貯場2の場合と同様に、ブリ
ッジガーダ7に横行可能に取り付けた移動台車9に設け
たバケットコンベヤ式の掻出機10により掻き出してシ
ュート92を介して中継コンベヤ71に供給され、走行
フレーム6に送られてフィーダ41を介して地上に設置
された搬送コンベヤ4により搬送される(図4参照)。
【0027】このとき、本実施の形態では貯場に積付け
て貯蔵されているばら物を掻き出すための掻出機10と
してバケットコンベヤ式のものを用いているので、図2
に示したように掻出部11の先端が貯場2に積付けて貯
蔵されているばら物13の谷側に位置する場合だけでな
く、図4に示したように掻出部11の先端が貯場3に積
付けて貯蔵されているばら物14の山側に位置する場合
にも確実に掻き出すことができる。
【0028】従って、従来の掻出機のように移送車に載
せて乗せ換えたり、或いはバケットの向きを変更するこ
となしに、それぞれの貯場2,3から払い出しをするこ
とが可能であり、作業性、保守性などが良いばかりか経
済的にも優れている。
【0029】加えて、貯場が深掘込貯蔵の場合にも、従
来のバケットホィールからなる掻出機のように大型化す
る必要もない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、地上に配置した
搬出コンベヤを跨架して配置された門型の走行フレーム
に、内部に中継コンベヤが配設されたブリッジガーダが
起伏ならびに旋回可能に取り付けらるとともに、前記ブ
リッジガーダに付設された横行可能な移動台車にチェン
駆動によるバケットコンベヤ式の掻出機を取り付けたこ
とにより、従来の払出機のように移送車に載せて乗せ換
えたりする必要がなく、作業性、保守性などが良いばか
りか経済的にも優れている。加えて、貯場が深掘込貯蔵
の場合にも、従来のバケットホィールからなる掻出機の
ように大型化する必要もない。
【0031】また、掻出機を備えた移動台車にハロー装
置を付設した場合には、掻き出し時に積み付けたばら物
の崩落を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す概略図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面拡大図。
【図3】図1に示した実施の形態の異なる状態を示す概
略図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面拡大図。
【図5】従来例を示す概略図。
【図6】図5のC−C線に沿う断面拡大図
【符号の説明】
1 払出機 4 搬出コンベヤ 6 走行フレーム 7 ブリツジガーダ 9 移動台車 10 掻出機 12 ハロー装置 71 中継コンベヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に配置した搬出コンベヤを跨架して
    配置された走行フレームに、内部に中継コンペヤが配設
    されたブリッジガーダが起伏ならびに旋回可能に取り付
    けられているとともに、前記ブリッジガーダに付設され
    た横行可能な移動台車にチェン駆動によるバケットコン
    ベヤ式の掻出機が取り付けられていることを特徴とする
    払出機。
  2. 【請求項2】 移動台車にハロー装置が付設されている
    請求項1記載の払出機。
JP15029496A 1996-05-22 1996-05-22 払出機 Pending JPH09315582A (ja)

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JP15029496A JPH09315582A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 払出機

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JP15029496A JPH09315582A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 払出機

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Publication Number Publication Date
JPH09315582A true JPH09315582A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15493858

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15029496A Pending JPH09315582A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 払出機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171790A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Nippon Steel Corp ブレンディングリクレーマ
CN104310077A (zh) * 2014-10-13 2015-01-28 湖南长重机器股份有限公司 一种半门式刮板取料机
CN105540277A (zh) * 2016-02-25 2016-05-04 中冶华天南京工程技术有限公司 俯仰堆料的圆形料场
CN105600267A (zh) * 2016-02-25 2016-05-25 中冶华天南京工程技术有限公司 主副跨圆形料场

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CN105600267B (zh) * 2016-02-25 2017-07-21 中冶华天南京工程技术有限公司 主副跨圆形料场

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Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20031118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02