JPH073840A - クローラ走行式作業機械 - Google Patents
クローラ走行式作業機械Info
- Publication number
- JPH073840A JPH073840A JP5167395A JP16739593A JPH073840A JP H073840 A JPH073840 A JP H073840A JP 5167395 A JP5167395 A JP 5167395A JP 16739593 A JP16739593 A JP 16739593A JP H073840 A JPH073840 A JP H073840A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt conveyor
- work
- arm
- supported
- machine frame
- Prior art date
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- Pending
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業アームが旋回できないような狭い場所で
も、掘削物等の被運搬物を、ダンプトラック等の運搬車
へ積載できるクローラ走行式作業機械を提供すること。 【構成】 左右のクローラ2により走行可能に支持され
た機体フレーム3と、機体フレーム3の前部から突設さ
れ、被運搬物8を取り扱う作業アーム4とを備えるクロ
ーラ走行式作業機械において、機体フレーム3で支持さ
れ、前記左右のクローラ2の間で機体フレーム3の前部
から機体フレーム3の下方を通って機体フレーム3の後
方に延在し、被運搬物8の搬送を行なうベルトコンベア
10を設け、ベルトコンベア10の前部に、作業アーム
4で扱われる被運搬物8をベルトコンベア10へ受け渡
すホッパー21を設けた。
も、掘削物等の被運搬物を、ダンプトラック等の運搬車
へ積載できるクローラ走行式作業機械を提供すること。 【構成】 左右のクローラ2により走行可能に支持され
た機体フレーム3と、機体フレーム3の前部から突設さ
れ、被運搬物8を取り扱う作業アーム4とを備えるクロ
ーラ走行式作業機械において、機体フレーム3で支持さ
れ、前記左右のクローラ2の間で機体フレーム3の前部
から機体フレーム3の下方を通って機体フレーム3の後
方に延在し、被運搬物8の搬送を行なうベルトコンベア
10を設け、ベルトコンベア10の前部に、作業アーム
4で扱われる被運搬物8をベルトコンベア10へ受け渡
すホッパー21を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、作業アームが
旋回できないような狭い場所でも、掘削物等の被運搬物
を、ダンプトラック等の運搬車へ積載できるクローラ走
行式作業機械に関する。
旋回できないような狭い場所でも、掘削物等の被運搬物
を、ダンプトラック等の運搬車へ積載できるクローラ走
行式作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】道路等で下水工事やガス工事を行なう場
合には、一般に、バックホウ等のクローラ走行式作業機
械が用いられ、まず、作業アームを掘削箇所に向けてバ
ックホウを掘削現場に配置し、掘削現場で作業アームに
よる道路の掘削が行なわれる。このような掘削工事で
は、バックホウの近傍の道路箇所にダンプトラックを待
機させておき、道路を通行する人や車等を誘導員により
一時的にストップし、バックホウの作業アームを掘削箇
所からダンプトラックの荷台に旋回させ、バックホウに
より掘削されたガラや土砂等の被運搬物をダンプトラッ
クの荷台に積み込むようにしている。
合には、一般に、バックホウ等のクローラ走行式作業機
械が用いられ、まず、作業アームを掘削箇所に向けてバ
ックホウを掘削現場に配置し、掘削現場で作業アームに
よる道路の掘削が行なわれる。このような掘削工事で
は、バックホウの近傍の道路箇所にダンプトラックを待
機させておき、道路を通行する人や車等を誘導員により
一時的にストップし、バックホウの作業アームを掘削箇
所からダンプトラックの荷台に旋回させ、バックホウに
より掘削されたガラや土砂等の被運搬物をダンプトラッ
クの荷台に積み込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような工事の方法では、バックホウ等により掘削さ
れたガラや土砂等の被運搬物をダンプトラックに積み込
む際に、作業アームが旋回するため、被運搬物が作業ア
ーム先端のバケット等から落ちて一般車両を破損する事
故があとを立たないという問題がある。また、バックホ
ウ等により掘削された被運搬物をダンプトラックに積み
込む際には、人や車等を一時的にストップさせる誘導員
が必要となり、人員コストがかかるという不具合もあっ
た。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、
本発明の目的は、作業アームを旋回させることなく、ガ
ラや土砂等の被運搬物を運搬車に積み込めるクローラ走
行式作業機械を提供することにある。
このような工事の方法では、バックホウ等により掘削さ
れたガラや土砂等の被運搬物をダンプトラックに積み込
む際に、作業アームが旋回するため、被運搬物が作業ア
ーム先端のバケット等から落ちて一般車両を破損する事
故があとを立たないという問題がある。また、バックホ
ウ等により掘削された被運搬物をダンプトラックに積み
込む際には、人や車等を一時的にストップさせる誘導員
が必要となり、人員コストがかかるという不具合もあっ
た。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、
本発明の目的は、作業アームを旋回させることなく、ガ
ラや土砂等の被運搬物を運搬車に積み込めるクローラ走
行式作業機械を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、左右のクローラと、前記左右のクローラによ
り走行可能に支持された機体フレームと、前記機体フレ
ームの前部あるいは後部から突設され、被運搬物を取り
扱う作業アームとを備えるクローラ走行式作業機械にお
いて、前記機体フレームで支持され、前記左右のクロー
ラの間で前記作業アームが突設された側から機体フレー
ムの下方を通って作業アームが突設された側とは反対の
方向に延在し、被運搬物の搬送を行なう搬送部を設け、
前記搬送部の前部に、前記作業アームで扱われる被運搬
物を前記搬送部へ受け渡すホッパーを設けたことを特徴
とする。
本発明は、左右のクローラと、前記左右のクローラによ
り走行可能に支持された機体フレームと、前記機体フレ
ームの前部あるいは後部から突設され、被運搬物を取り
扱う作業アームとを備えるクローラ走行式作業機械にお
いて、前記機体フレームで支持され、前記左右のクロー
ラの間で前記作業アームが突設された側から機体フレー
ムの下方を通って作業アームが突設された側とは反対の
方向に延在し、被運搬物の搬送を行なう搬送部を設け、
前記搬送部の前部に、前記作業アームで扱われる被運搬
物を前記搬送部へ受け渡すホッパーを設けたことを特徴
とする。
【0005】また、本発明は、前記搬送部の後端側が、
上方に向けて傾斜していることを特徴とする。また、本
発明は、前記搬送部が、その長手方向の中間部を支点と
して左右に旋回することを特徴とする。また、本発明
は、前記搬送部が、ベルトコンベアであることを特徴と
する。
上方に向けて傾斜していることを特徴とする。また、本
発明は、前記搬送部が、その長手方向の中間部を支点と
して左右に旋回することを特徴とする。また、本発明
は、前記搬送部が、ベルトコンベアであることを特徴と
する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。尚、本実施例ではクローラ走行式作業機械としてバ
ックホウに適用した場合について説明する。図1は本実
施例に係るバックホウの平面図、図2は同側面図、図3
はベルトコンベアの平面図、図4はベルトコンベアの側
面図である。1はバックホウで、バックホウ1は、左右
のクローラ2により走行可能に支持された機体フレーム
3を備える。前記機体フレーム3上には旋回可能な旋回
フレーム301が設けられ、上下揺動ならびに屈曲動可
能な作業アーム4がこの旋回フレーム301の前部から
前方に突設され、作業アーム4の先端に開閉可能なバケ
ット5が設けられ、旋回フレーム301上に、キャビン
7、エンジン、動力伝達部等が搭載されている。クロー
ラ2は、前後に間隔をおいた前後輪201,203と、
これら前後輪201,203に掛装された帯体205
と、帯体205を駆動する駆動輪、アイドラー等より構
成され、キャビン7内での作業者の操作により、クロー
ラ2、作業アーム4、バケット5等が駆動され、クロー
ラ2の正逆転と左右のクローラ2の回転差によりバック
ホウ1の走行操舵がなされる。
る。尚、本実施例ではクローラ走行式作業機械としてバ
ックホウに適用した場合について説明する。図1は本実
施例に係るバックホウの平面図、図2は同側面図、図3
はベルトコンベアの平面図、図4はベルトコンベアの側
面図である。1はバックホウで、バックホウ1は、左右
のクローラ2により走行可能に支持された機体フレーム
3を備える。前記機体フレーム3上には旋回可能な旋回
フレーム301が設けられ、上下揺動ならびに屈曲動可
能な作業アーム4がこの旋回フレーム301の前部から
前方に突設され、作業アーム4の先端に開閉可能なバケ
ット5が設けられ、旋回フレーム301上に、キャビン
7、エンジン、動力伝達部等が搭載されている。クロー
ラ2は、前後に間隔をおいた前後輪201,203と、
これら前後輪201,203に掛装された帯体205
と、帯体205を駆動する駆動輪、アイドラー等より構
成され、キャビン7内での作業者の操作により、クロー
ラ2、作業アーム4、バケット5等が駆動され、クロー
ラ2の正逆転と左右のクローラ2の回転差によりバック
ホウ1の走行操舵がなされる。
【0007】機体フレーム3は、図5に示すように、左
右のクローラ2の間で地面との間隔が大きく取れるよう
に、上方に湾曲して形成され、この機体フレーム3の下
方に、掘削物8の搬送用のベルトコンベア10が機体フ
レーム3の前部から機体フレーム3の後方にわたって配
設されている。また、前記ベルトコンベア10は、図1
および図2に示すように、機体フレーム3の下部では水
平に、機体フレーム3の後端からは屈曲部101を介し
て上方へ屈曲して傾斜するように配設され、後端部がダ
ンプトラック9の荷台901よりも高い位置となるよう
に配設されている。
右のクローラ2の間で地面との間隔が大きく取れるよう
に、上方に湾曲して形成され、この機体フレーム3の下
方に、掘削物8の搬送用のベルトコンベア10が機体フ
レーム3の前部から機体フレーム3の後方にわたって配
設されている。また、前記ベルトコンベア10は、図1
および図2に示すように、機体フレーム3の下部では水
平に、機体フレーム3の後端からは屈曲部101を介し
て上方へ屈曲して傾斜するように配設され、後端部がダ
ンプトラック9の荷台901よりも高い位置となるよう
に配設されている。
【0008】前記ベルトコンベア10は、図3および図
4に示すように、コンベアベルト11が駆動用ローラ1
2および複数の遊動ローラ13に掛装されて図4中の矢
印の方向に駆動され、前記屈曲部101の上部には押え
ローラ14が設置され、屈曲部101では、図6に示す
ように、コンベアベルト11の側部に押えローラ14が
上方から当接されている。さらに、前記各ローラ12、
13、14の支軸は、コンベアベルト11の左右両側に
設けられた枠体15にそれぞれ支持され、枠体15の左
右両側は支点用および移動用の取付け部材16、17に
より支持され、各取付け部材16、17は固定部材1
8、19を介して機体フレーム3で支持されている。
4に示すように、コンベアベルト11が駆動用ローラ1
2および複数の遊動ローラ13に掛装されて図4中の矢
印の方向に駆動され、前記屈曲部101の上部には押え
ローラ14が設置され、屈曲部101では、図6に示す
ように、コンベアベルト11の側部に押えローラ14が
上方から当接されている。さらに、前記各ローラ12、
13、14の支軸は、コンベアベルト11の左右両側に
設けられた枠体15にそれぞれ支持され、枠体15の左
右両側は支点用および移動用の取付け部材16、17に
より支持され、各取付け部材16、17は固定部材1
8、19を介して機体フレーム3で支持されている。
【0009】前記支点用の取付け部材16は、前記ベル
トコンベア10が旋回できるように、その先端が軸によ
り前記固定部材18に枢支され、ベルトコンベア10が
旋回する時に取付け部材16が支点となる。前記固定部
材19には、図5に示すように、左右両側の取付け部材
17に対応させて二組の係合凹部19a、19b、19
cが形成され、各取付け部材17の上端部17aは対応
する係合凹部19a、19b、19cにそれぞれ係合さ
れ固定部材19で支持されている。詳細には、ベルトコ
ンベア10後端部を中央に向ける際には、取付け部材1
7の上端部17aを中央の係合凹部19aに係合させ、
また、ベルトコンベア10後端部を右側と左側に向ける
際には、取付け部材17の上端部17aを左右の係合凹
部19a、19cに係合させるものである。前記ベルト
コンベア10の後端部は、後端に設けられたローラ13
の支軸をワイヤ20により支点用の固定部材18に取付
けることで支持されている。
トコンベア10が旋回できるように、その先端が軸によ
り前記固定部材18に枢支され、ベルトコンベア10が
旋回する時に取付け部材16が支点となる。前記固定部
材19には、図5に示すように、左右両側の取付け部材
17に対応させて二組の係合凹部19a、19b、19
cが形成され、各取付け部材17の上端部17aは対応
する係合凹部19a、19b、19cにそれぞれ係合さ
れ固定部材19で支持されている。詳細には、ベルトコ
ンベア10後端部を中央に向ける際には、取付け部材1
7の上端部17aを中央の係合凹部19aに係合させ、
また、ベルトコンベア10後端部を右側と左側に向ける
際には、取付け部材17の上端部17aを左右の係合凹
部19a、19cに係合させるものである。前記ベルト
コンベア10の後端部は、後端に設けられたローラ13
の支軸をワイヤ20により支点用の固定部材18に取付
けることで支持されている。
【0010】前記枠体15の前部にはホッパー21が固
着されている。前記ホッパー21は、下部では枠体15
とほぼ同じ幅の開口21aに形成され、上部では枠体1
5よりも大きな幅の開口21bに形成され、前記バケッ
ト5による掘削物を容易に受け取れ、且つ、受け取った
掘削物をベルトコンベア10の前部に供給できるように
形成されている。また、枠体15の前端部には棚部22
が取付けられている。前記棚部22は、縦断面形状がコ
字状に形成され、上部および下部が枠体15の前端部に
溶接等により固着されている。棚部22には、ベルトコ
ンベア10用の駆動部(モータ)23やそのバッテリ2
4が積載されている。尚、前記駆動部23はスプッロケ
ットおよびチェーン等により前記駆動ローラ12に連結
され、これらにより駆動用ローラ12が駆動される。
着されている。前記ホッパー21は、下部では枠体15
とほぼ同じ幅の開口21aに形成され、上部では枠体1
5よりも大きな幅の開口21bに形成され、前記バケッ
ト5による掘削物を容易に受け取れ、且つ、受け取った
掘削物をベルトコンベア10の前部に供給できるように
形成されている。また、枠体15の前端部には棚部22
が取付けられている。前記棚部22は、縦断面形状がコ
字状に形成され、上部および下部が枠体15の前端部に
溶接等により固着されている。棚部22には、ベルトコ
ンベア10用の駆動部(モータ)23やそのバッテリ2
4が積載されている。尚、前記駆動部23はスプッロケ
ットおよびチェーン等により前記駆動ローラ12に連結
され、これらにより駆動用ローラ12が駆動される。
【0011】次に、作用について説明する。掘削作業を
行なう際には、バックホウ1の後方に積載用のダンプト
ラック9等を待機させ、ベルトコンベア10の後部をダ
ンプトラック9の荷台901の上方に位置させる。そし
て、操作者がキャビン7内で操作することにより、ベル
トコンベア10を駆動させ、作業アーム4およびバケッ
ト5を駆動して、従来と同様に道路等の掘削を行なう。
バケット5に入ったガラや土砂などの掘削物8をダンプ
トラック9の荷台901に運ぶには、バケット5をホッ
パー21上に移動してバケット5からホッパー21内に
掘削物8を投入すると、機体フレーム3の下方で前後に
延在するベルトコンベア10により掘削物8がダンプト
ラック9の荷台901に運搬される。したがって、従来
のように、作業アーム4およびバケット5を旋回させず
に掘削物8をダンプトラック9に積載できるので、作業
アーム4が旋回できないような狭い場所でも、バックホ
ウ1を移動させずに掘削物8をダンプトラック9に積載
することが可能となる。また掘削物8がバケット5内か
ら落ちて一般車両を破損することがなくなり、ダンプト
ラック9への積込み時に、人や車等を一時的にストップ
させる誘導員が不要となり、人員コストを低減できる。
行なう際には、バックホウ1の後方に積載用のダンプト
ラック9等を待機させ、ベルトコンベア10の後部をダ
ンプトラック9の荷台901の上方に位置させる。そし
て、操作者がキャビン7内で操作することにより、ベル
トコンベア10を駆動させ、作業アーム4およびバケッ
ト5を駆動して、従来と同様に道路等の掘削を行なう。
バケット5に入ったガラや土砂などの掘削物8をダンプ
トラック9の荷台901に運ぶには、バケット5をホッ
パー21上に移動してバケット5からホッパー21内に
掘削物8を投入すると、機体フレーム3の下方で前後に
延在するベルトコンベア10により掘削物8がダンプト
ラック9の荷台901に運搬される。したがって、従来
のように、作業アーム4およびバケット5を旋回させず
に掘削物8をダンプトラック9に積載できるので、作業
アーム4が旋回できないような狭い場所でも、バックホ
ウ1を移動させずに掘削物8をダンプトラック9に積載
することが可能となる。また掘削物8がバケット5内か
ら落ちて一般車両を破損することがなくなり、ダンプト
ラック9への積込み時に、人や車等を一時的にストップ
させる誘導員が不要となり、人員コストを低減できる。
【0012】また、ベルトコンベア10の向きを変える
場合には、図4に示すように、作業アーム4を駆動し
て、バケット5により棚部22の下部を持上げて左右の
どちらかに移動すると、ベルトコンベア10および枠体
15が一対の支点用取付け部材16を支点として回転
し、一対の移動用取付け部材17の上端部17aを固定
部材19の別の係合凹部に係合して固定することによ
り、図3中a,b,cに示す向きに変更できる。したが
って、ダンプトラック9の荷台901に掘削物8を積載
する場合に、ベルトコンベア10後端部を左右に移動で
きるので、掘削物8を荷台901の左右方向に均一に積
載することができる。
場合には、図4に示すように、作業アーム4を駆動し
て、バケット5により棚部22の下部を持上げて左右の
どちらかに移動すると、ベルトコンベア10および枠体
15が一対の支点用取付け部材16を支点として回転
し、一対の移動用取付け部材17の上端部17aを固定
部材19の別の係合凹部に係合して固定することによ
り、図3中a,b,cに示す向きに変更できる。したが
って、ダンプトラック9の荷台901に掘削物8を積載
する場合に、ベルトコンベア10後端部を左右に移動で
きるので、掘削物8を荷台901の左右方向に均一に積
載することができる。
【0013】尚、実施例では、ベルトコンベア10全体
を支点用取付け部材16を支点として旋回させることで
後端部の向きを変えるようにしたが、これに限らず、例
えば図7に示すように、ベルトコンベア10の後端部
に、旋回可能に別のベルトコンベア25を設けてもよ
い。また、実施例では、バックホウを例に採って説明し
たが、本発明は、クローラ走行式作業機械であれば適用
することが可能である。
を支点用取付け部材16を支点として旋回させることで
後端部の向きを変えるようにしたが、これに限らず、例
えば図7に示すように、ベルトコンベア10の後端部
に、旋回可能に別のベルトコンベア25を設けてもよ
い。また、実施例では、バックホウを例に採って説明し
たが、本発明は、クローラ走行式作業機械であれば適用
することが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、機体フレ
ームで支持され、前記左右のクローラの間で作業アーム
が突設された側から機体フレームの下方を通って作業ア
ームが突設された側とは反対の方向に延在し、被運搬物
の搬送を行なう搬送部を設け、前記搬送部の前部に、前
記作業アームで扱われる被運搬物を前記搬送部へ受け渡
すホッパーを設けたので、作業アームにより取り扱われ
る被運搬物を、作業アームを旋回させることなく、作業
アームが設けられた側のホッパーに投入れるだけで、搬
送部により被運搬物を運搬車に積み込むことができ、作
業アームが旋回できないような狭い場所でも、掘削物等
の被運搬物を運搬車へ積載でき、従来のように、作業ア
ームの旋回時に一般車両を破損することがなくなり、ダ
ンプトラック積込み時に人や車等を一時的にストップさ
せる誘導員が不要となり、人員コストを低減できる。
ームで支持され、前記左右のクローラの間で作業アーム
が突設された側から機体フレームの下方を通って作業ア
ームが突設された側とは反対の方向に延在し、被運搬物
の搬送を行なう搬送部を設け、前記搬送部の前部に、前
記作業アームで扱われる被運搬物を前記搬送部へ受け渡
すホッパーを設けたので、作業アームにより取り扱われ
る被運搬物を、作業アームを旋回させることなく、作業
アームが設けられた側のホッパーに投入れるだけで、搬
送部により被運搬物を運搬車に積み込むことができ、作
業アームが旋回できないような狭い場所でも、掘削物等
の被運搬物を運搬車へ積載でき、従来のように、作業ア
ームの旋回時に一般車両を破損することがなくなり、ダ
ンプトラック積込み時に人や車等を一時的にストップさ
せる誘導員が不要となり、人員コストを低減できる。
【図1】バックホウの平面図である。
【図2】バックホウの側面図である。
【図3】ベルトコンベアの平面図である。
【図4】ベルトコンベアの側面図である。
【図5】図4中のA−A矢視断面図である。
【図6】図4中のB−B矢視断面図である。
【図7】他の実施例に係るベルトコンベアの平面図であ
る。
る。
1 バックホウ 2 クローラ 3 機体フレーム 4 作業アーム 5 バケット 8 掘削物 9 ダンプトラック 10 ベルトコンベア 21 ホッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 正志 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 有次 隆 東京都中央区日本橋3−15−8 フジタ道 路株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 左右のクローラと、 前記左右のクローラにより走行可能に支持された機体フ
レームと、 前記機体フレームの前部あるいは後部から突設され、被
運搬物を取り扱う作業アームと、 を備えるクローラ走行式作業機械において、 前記機体フレームで支持され、前記左右のクローラの間
で前記作業アームが突設された側から機体フレームの下
方を通って作業アームが突設された側とは反対の方向に
延在し、被運搬物の搬送を行なう搬送部を設け、 前記作業アームが突設された側の前記搬送部箇所に、前
記作業アームで扱われる被運搬物を前記搬送部へ受け渡
すホッパーを設けた、 ことを特徴とするクローラ走行式作業機械。 - 【請求項2】 前記搬送部の後端側が、上方に向けて傾
斜している請求項1記載のクローラ走行式作業機械。 - 【請求項3】 前記搬送部が、その長手方向の中間部を
支点として左右に旋回する請求項1記載のクローラ走行
式作業機械。 - 【請求項4】 前記搬送部が、ベルトコンベアである請
求項1、2または3記載のクローラ走行式作業機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167395A JPH073840A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | クローラ走行式作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167395A JPH073840A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | クローラ走行式作業機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073840A true JPH073840A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15848909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5167395A Pending JPH073840A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | クローラ走行式作業機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073840A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9267184B2 (en) | 2010-02-05 | 2016-02-23 | Ati Properties, Inc. | Systems and methods for processing alloy ingots |
US9533346B2 (en) | 2010-02-05 | 2017-01-03 | Ati Properties Llc | Systems and methods for forming and processing alloy ingots |
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1993
- 1993-06-14 JP JP5167395A patent/JPH073840A/ja active Pending
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