JPH07317103A - ずり積み機 - Google Patents

ずり積み機

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Publication number
JPH07317103A
JPH07317103A JP11011194A JP11011194A JPH07317103A JP H07317103 A JPH07317103 A JP H07317103A JP 11011194 A JP11011194 A JP 11011194A JP 11011194 A JP11011194 A JP 11011194A JP H07317103 A JPH07317103 A JP H07317103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
conveyor
bucket
roller
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11011194A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Sakamoto
圭右 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd filed Critical Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11011194A priority Critical patent/JPH07317103A/ja
Publication of JPH07317103A publication Critical patent/JPH07317103A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ずり積み機のコンベアにおいて、ずりを確
実に運搬できるようにして勾配を大きくすることができ
るようにし、コンベアの丈を短くしてコンパクトにする
ほか、ずりとの相対的な動きをなくしてコンベアの摩耗
を少なくし、ずりによる詰まりを生じないようにする。 【構 成】 スプロケットによって駆動されるローラチ
ェーンの各リンク12の内側面に皿状のバケット21を
ボルトにより固着する。バケット21はその一側がロー
ラ17の軸18を曲率中心とする円弧状の彎曲部21a
として形成されると共に、他側が同様に円弧状の彎曲部
21bとして形成され、ずり搬送時にはバケット一側の
彎曲部21aが隣接するバケット他側の彎曲部21bに
被さり、スプロケットを周回するときも彎曲部が軸18
を中心として回動し、彎曲部間が開かないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切土、地面、トンネル
等を堀削するときにおいて生ずる土砂、地面に堆積する
瓦礫等を掻き込んでトラックなどの運搬車に積み込むず
り積み機に関する。
【0002】
【従来技術】土砂や瓦礫などのずりを積み込むずり積み
機としては多くの場合、ショベルカーやブルドーザが用
いられているが、パワーショベル、ドラグライン、バッ
クホウなども使用され、堀削時に生ずるずりをトラック
やダンプカーなどに積み込んでいる。
【0003】ずり積み機としてはこのほか、図1に示す
ように、傾動可能なコンベア1と、先端にバケット2を
取付けた俯仰可能なブーム3を有し、ずりの積み込み時
には、コンベア1を前下がりにして前端を着地させ、バ
ケット2でずりをコンベア端まで掻き込んでコンベア1
により搬送し、コンベア後端下に待機するトラックやダ
ンプカーに積み込む一方、走行時には、コンベア先端を
持上げるずり積み機が知られる(実開平3−29554
号)。このずり積み機によれば、バケットでずりをコン
ベア端まで掻き込むだけで運搬車に積み込むことがで
き、従来のように、バケットでずりを掬い取っては側方
ないし後方に旋回させて運搬車に積み込む作業と比べ、
バケットを側方ないし後方に旋回させる過程や戻る過程
がないため、積込み作業が速くなり、作業能率が向上す
るほか、ずり積み機が入る程のスペースがあれば、トン
ネルのような狭い所でも使用できる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述するずり積み機の
コンベアとしては従来、図2に示すように、鋼製のウエ
アプレート4と、ウエアプレート4の両側に配置された
ローラチェーンに一定間隔ごとに連結され、ローラチェ
ーンの走行によりウエアプレート上を摺接しながら移動
してずりを掻き上げるフライト5よりなるものが用いら
れてきた。このコンベアによれば、ベルトコンベアのよ
うにベルトの裂けや伸びがないこと、大塊を含むずりで
も確実に運搬できるうえ、勾配を大きく取ることができ
るため、一定高さまで運搬するのに要するコンベアの長
さを短くすることができ、したがってコンベアをコンパ
クトにでき、小回りが利くようになることなどの利点が
あるが、フライト5とウエアプレート4の間にずりが入
り込むことによる両者の摩耗が激しく、またフライトと
ウエアプレートの間にずりが喰い込んで、フライトが動
かなくなる等の不具合を生じていた。
【0005】本発明は、上記した不具合を解消し、大塊
を含むずりでも運搬できるうえ、勾配を大きく取ってコ
ンパクトにできるコンベアを備えたずり積み機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段及び作用】本発明のずり積み機におけ
るコンベアは、一側に上向きに彎曲ないし屈折し、隣接
するプレート他側部に被さる彎曲部ないし屈折部を備え
たプレートをチェーンのリンクに取付けたものである。
すなわち本発明は、走行車両本体と、該本体に上下に傾
動可能に支持されるコンベアと、先端にバケットを取付
け、車両本体に俯仰可能に支持されるブームとを備えた
ずり積み機において、上記コンベアを、少なくとも一つ
を駆動源に連結したスプロケットと、スプロケット間に
掛け渡される無端チェーンと、無端チェーンを構成する
リンクに固着されるプレートより構成し、プレートには
その一側に上向きに彎曲ないし屈折し、隣接するプレー
ト他側部に被さる彎曲部ないし屈折部を設けたことを特
徴とするものである。
【0007】本発明に係るコンベアによれば、ベルトコ
ンベアに比べ、耐久性があって大塊を含むずりでも確実
に搬送できるうえ、勾配を大きくとることができるため
コンパクトにでき、また搬送時にずりとプレートとの間
に相対的な動きがないか、ほとんどないため、プレート
の摩耗が少なく、重合したプレート間にずりが入り込む
ようなことも少ない。
【0008】一つの好ましい態様において、チェーンと
してローラチェーンが用いられ、プレートの一側がロー
ラを軸支する軸を曲率中心とする円弧として形成され、
プレートの他側が同じく上記ローラの軸を曲率中心とす
る円弧として形成される。これによれば、チェーンがス
プロケットの回りを周回し、リンクがローラの軸を支点
として回動し、屈折するときも、プレート間を一定に維
持して重合状態を続けることができる。
【0009】別の好ましい態様において、各プレート或
いは一定数ごとのプレートに滑り止め用の板、棒、格子
等の滑り止め手段が設けられる。これによればずりがよ
り確実に搬送できるようになる。別の発明においては、
上記発明におけるプレートの代わりに皿状のバケットが
用いられ、バケットの一側に彎曲部ないし屈折部が設け
られて隣接するバケット他側の彎曲部ないし屈折部に被
さるようにされる。
【0010】本発明においては、ずりがより確実に搬送
され、ヘドロ状のずりでも搬送が可能である。
【0011】
【実施例】図3に示すコンベアは、スプロケット11に
よって駆動されるローラチェーンの各リンク上に一側が
上向きに傾斜して水平に屈折する屈折部13aとなり、
他側が下向きに傾斜する傾斜部13bとなるプレート1
3をスペーサー14を介して図示しないボルトにより固
着し、プレート13の一定数ごとに滑り止め板15を固
着したものである。
【0012】図4は、ずりを掻き込む側の従動側のスプ
ロケットに掛けられたローラチェーンに取着のプレート
について示すものである。図5に示すコンベアは、リン
ク12に固着されるプレート16の一側をローラ17の
軸18を曲率中心とする円弧状の彎曲部16aと、他側
を同じく軸18を曲率中心とし、彎曲部16aよりも曲
率半径の小さな彎曲部16bとしたものである。
【0013】図6に示すコンベアは、リンク12の内側
面に皿状のバケット21を図示省略したボルトにより固
着し、その一側をローラ17の軸18を曲率中心とする
円弧状の彎曲部21aとし、また他側を同様に円弧状の
彎曲部21bとしたものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載のずり積み機によれ
ば、耐久性があること、彎曲部ないし屈折部が滑り止め
の機能を果してずりを確実に搬送できるため、コンベア
の勾配を大きく取ることができ、したがってコンベアの
丈を短くし、コンパクトにできること、ずりの搬送時に
ずりとプレートとの間に相対的な動きがないか、あって
も少ないため、プレートの摩耗が少ないうえ、重合した
プレート間にずりが喰い込んでコンベアが停止するよう
なことも少ないこと等の効果を有する。
【0015】請求項2記載のずり積み機においては、ス
プロケットを周回する際にリンクが屈折しても、プレー
ト間が開かないようにすることができる。請求項3記載
のずり積み機のように、プレートに滑り止め手段を設け
れば、ずりをより確実に搬送できるようになり、勾配を
大きく取ってコンベアをよりコンパクトにできるように
なる。
【0016】請求項4記載のずり積み機のように、コン
ベアをバケットコンベアとすることにより、ずりをより
確実に搬送できるほか、ヘドロ状のずりでも搬送が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ずり積み機の側面図。
【図2】 従来のコンベアの一部の断面図。
【図3】 本発明に係るコンベアの搬出側のスプロケッ
ト部分の側面図。
【図4】 同コンベアにおける掻き込み側のスプロケッ
ト部分の側面図。
【図5】 コンベアの別の態様を示す側面図。
【図6】 コンベアの更に別の態様を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・コンベア 2・・・バケット 3・・・ブーム 11・・・スプロ
ケット 12・・・リンク 3、16・・・プ
レート 15・・・滑り止め板 17・・・ローラ 18・・・軸 21・・・バケッ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両本体と、該本体に上下に傾動可
    能に支持されるコンベアと、先端にバケットを取付け、
    車両本体に俯仰可能に支持されるブームとを備えたずり
    積み機において、上記コンベアを、少なくとも一つを駆
    動源に連結したスプロケットと、スプロケット間に掛け
    渡される無端チェーンと、無端チェーンを構成するリン
    クに固着されるプレートより構成し、プレートにはその
    一側に上向きに彎曲ないし屈折し、隣接するプレート他
    側部に被さる彎曲部ないし屈折部を設けたことを特徴と
    するずり積み機。
  2. 【請求項2】 チェーンはローラチェーンであり、プレ
    ートの一側と他側がローラを軸支する軸を曲率中心と
    し、曲率半径を異にした円弧状の彎曲部として形成され
    る請求項1記載のずり積み機。
  3. 【請求項3】 各プレート或いは一定数ごとのプレート
    に滑り止め手段が突設される請求項1又は2記載のずり
    積み機。
  4. 【請求項4】 チェーンはローラチェーンで、プレート
    の代わりに皿状のバケットが用いられ、バケットの一側
    と他側がローラを軸支する軸を曲率中心とし、曲率半径
    を異にした円弧状の彎曲部として形成される請求項1記
    載のずり積み機。
JP11011194A 1994-05-25 1994-05-25 ずり積み機 Pending JPH07317103A (ja)

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JP11011194A JPH07317103A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ずり積み機

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JP11011194A JPH07317103A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ずり積み機

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JPH07317103A true JPH07317103A (ja) 1995-12-05

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ID=14527326

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JP11011194A Pending JPH07317103A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ずり積み機

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JP (1) JPH07317103A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002187609A (ja) * 2000-12-25 2002-07-02 Tanaka Koki Kk 農作物用コンベア
KR100723923B1 (ko) * 2004-12-07 2007-05-31 츠바키 야마큐 체인 가부시키가이샤 반송장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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