JPH04310495A - 海洋資源採取船 - Google Patents
海洋資源採取船Info
- Publication number
- JPH04310495A JPH04310495A JP7521591A JP7521591A JPH04310495A JP H04310495 A JPH04310495 A JP H04310495A JP 7521591 A JP7521591 A JP 7521591A JP 7521591 A JP7521591 A JP 7521591A JP H04310495 A JPH04310495 A JP H04310495A
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- Japan
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- scraper
- bucket
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- resources
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- Pending
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 12
- 238000007790 scraping Methods 0.000 abstract description 3
- 239000013590 bulk material Substances 0.000 abstract 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241001494479 Pecora Species 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海洋資源採取船に関する
。
。
【0002】
【従来の技術】粒状海洋資源、塊状海洋資源等を採取し
て船艙内にばら積みして輸送する海洋資源採取船では、
グラブバケットを備えて、ばら積み資源を掴み上げて揚
陸する装置、船内ブルドーザ等によってばら積み資源を
船内で移動し、バケットエレベータシステム等により搬
出する装置、船艙下に抜出しゲートを設けてベルトコン
ベヤシステムで搬送する装置などがある。また、陸上側
の揚陸装置により揚陸作業を行う方式のものもある。
て船艙内にばら積みして輸送する海洋資源採取船では、
グラブバケットを備えて、ばら積み資源を掴み上げて揚
陸する装置、船内ブルドーザ等によってばら積み資源を
船内で移動し、バケットエレベータシステム等により搬
出する装置、船艙下に抜出しゲートを設けてベルトコン
ベヤシステムで搬送する装置などがある。また、陸上側
の揚陸装置により揚陸作業を行う方式のものもある。
【0003】グラブバケット装置は間欠動作となり能力
が小さく、効率が低く、こぼれを生ずるほか、大型船で
は、掻き寄せ装置が必要となる。掻き寄せのための船内
荷役装置としてブルドーザを用いるシステムではブルド
ーザの移動が無駄の多い作業であり、揚陸作業がオペレ
ータの能力に左右される問題がある。陸上の揚荷装置を
用いるものでは揚陸場所が限定され接岸待ち等の問題が
多い。ベルトコンベヤシステムは大量運搬に適するが、
船艙下に抜出ゲートを設ける必要があり、海洋資源採取
船では船艙内水抜きとの兼ね合いなどによって制約され
る。
が小さく、効率が低く、こぼれを生ずるほか、大型船で
は、掻き寄せ装置が必要となる。掻き寄せのための船内
荷役装置としてブルドーザを用いるシステムではブルド
ーザの移動が無駄の多い作業であり、揚陸作業がオペレ
ータの能力に左右される問題がある。陸上の揚荷装置を
用いるものでは揚陸場所が限定され接岸待ち等の問題が
多い。ベルトコンベヤシステムは大量運搬に適するが、
船艙下に抜出ゲートを設ける必要があり、海洋資源採取
船では船艙内水抜きとの兼ね合いなどによって制約され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は揚陸能力が大
で揚陸地を限定されることがなく、また、船艙底に大面
積の濾過層や水抜・装置を備えるなど、グラブバケット
やベルトコンベヤシステムが適当でない場合に用いる揚
陸装置を設けた海洋資源採取船を提供することを目的と
する。
で揚陸地を限定されることがなく、また、船艙底に大面
積の濾過層や水抜・装置を備えるなど、グラブバケット
やベルトコンベヤシステムが適当でない場合に用いる揚
陸装置を設けた海洋資源採取船を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、船艙の一方の
壁を斜面状に形成し、この斜面に沿って船艙からばら積
み収納物を搬出する複数列のスクレーパバケットを往復
動自在に配設し、舷側に傾斜調整自在な陸揚旋回コンベ
ヤを設けた海洋資源採取船である。この海洋資源採取船
ではスクレーパバケットを往復動させるロープ装置をス
クレーパバケットの前後進方向に設け、テールロープ側
のロープシーブをシープ軸方向、すなわち、スクレーパ
バケットの前後進方向に対して直角方向に、移動自在と
することによって、高能率揚陸作業を実現することがで
きる。
壁を斜面状に形成し、この斜面に沿って船艙からばら積
み収納物を搬出する複数列のスクレーパバケットを往復
動自在に配設し、舷側に傾斜調整自在な陸揚旋回コンベ
ヤを設けた海洋資源採取船である。この海洋資源採取船
ではスクレーパバケットを往復動させるロープ装置をス
クレーパバケットの前後進方向に設け、テールロープ側
のロープシーブをシープ軸方向、すなわち、スクレーパ
バケットの前後進方向に対して直角方向に、移動自在と
することによって、高能率揚陸作業を実現することがで
きる。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので次の作用を
生ずる。 (a)複数列のスクレーパバケットの運行を制御駆動す
ることによって大能力連続搬出ができる。 (b)スクレーパバケットは船艙底を掻き取る時はガイ
ドレール上を走行するので、ガイドレール上面より下方
に種々の装置に例えば濾過層等を設けた場合にもこれに
損傷を与えることがない。 (c)船側に傾斜調整自在な揚陸用旋回コンベヤを設け
たので、揚陸接岸岸壁を制限されることなく、また揚陸
先がヤード、タンク、ホッパ等いずれであってもよく、
またその位置及び高さに応じて揚荷することができる。 (d)スクレーパバケットはロープ装置で往復動させ、
テールロープ側のロープシーブを横方向位置調整するこ
とによって、船艙収納物の効率のよいすくい込みを確保
することができる。 (e)グラブバケットのようなこぼれ落ち等がなく、ま
た、船内荷役作業等を要することなく船艙収納物全量を
効率より搬出することができる。 (f)自動運転が可能であり、省力、高能率、低コスト
を達成する。
生ずる。 (a)複数列のスクレーパバケットの運行を制御駆動す
ることによって大能力連続搬出ができる。 (b)スクレーパバケットは船艙底を掻き取る時はガイ
ドレール上を走行するので、ガイドレール上面より下方
に種々の装置に例えば濾過層等を設けた場合にもこれに
損傷を与えることがない。 (c)船側に傾斜調整自在な揚陸用旋回コンベヤを設け
たので、揚陸接岸岸壁を制限されることなく、また揚陸
先がヤード、タンク、ホッパ等いずれであってもよく、
またその位置及び高さに応じて揚荷することができる。 (d)スクレーパバケットはロープ装置で往復動させ、
テールロープ側のロープシーブを横方向位置調整するこ
とによって、船艙収納物の効率のよいすくい込みを確保
することができる。 (e)グラブバケットのようなこぼれ落ち等がなく、ま
た、船内荷役作業等を要することなく船艙収納物全量を
効率より搬出することができる。 (f)自動運転が可能であり、省力、高能率、低コスト
を達成する。
【0007】
【実施例】図1(a)に本発明の実施例の側面図、図1
(b)にその平面図を示した。この実施例は排水総トン
数6800トン、船艙容積3000m3の粒状海洋資源
採取用のプレッシャ船である。船体1の船艙2の一方の
壁面3は斜面状をなしており、この斜面に沿って船艙2
内の収納資源を掻き上げるスクレーパ装置10が設けら
れている。スクレーパ装置10はスクレーパバケット1
1、牽引主ロープ12、テールロープ13、駆動装置1
4、テールシーブ15、放荷装置16等から構成されて
いる。
(b)にその平面図を示した。この実施例は排水総トン
数6800トン、船艙容積3000m3の粒状海洋資源
採取用のプレッシャ船である。船体1の船艙2の一方の
壁面3は斜面状をなしており、この斜面に沿って船艙2
内の収納資源を掻き上げるスクレーパ装置10が設けら
れている。スクレーパ装置10はスクレーパバケット1
1、牽引主ロープ12、テールロープ13、駆動装置1
4、テールシーブ15、放荷装置16等から構成されて
いる。
【0008】実施例のスクレーパ装置は幅14mの船艙
に横に3列並設されている。その主要仕様はバケット容
量:12m3 /台 バケット往速度:1.5m/sec バケット戻速度:2.0m/sec ワイヤロープ:主ロープ:44m、テールロープ:32
mm 動力:主モータ:380KW、従モータ:280KWと
なっている。3台のスクレーパ装置のうち、左右の2台
はテールシーブ15が横方向に移動自在となっている。
に横に3列並設されている。その主要仕様はバケット容
量:12m3 /台 バケット往速度:1.5m/sec バケット戻速度:2.0m/sec ワイヤロープ:主ロープ:44m、テールロープ:32
mm 動力:主モータ:380KW、従モータ:280KWと
なっている。3台のスクレーパ装置のうち、左右の2台
はテールシーブ15が横方向に移動自在となっている。
【0009】図示省略した制御装置は3台のスクレーパ
バケット11を交互に往復動させると共に、船艙内の収
納資源の残置状況をTVカメラ装置で観察してテールシ
ーブを適切な位置に移動させ、常に最高能率でスクレー
パバケットが船艙内の収納資源を掬いとるように制御す
る。船艙底にはスクレーパバケット11を摺動案内する
ガイドレールが設けられており、スクレーパバケット1
1はこのガイドレール上面より上方を運行するので、船
艙底に任意の装置を設けることができる。
バケット11を交互に往復動させると共に、船艙内の収
納資源の残置状況をTVカメラ装置で観察してテールシ
ーブを適切な位置に移動させ、常に最高能率でスクレー
パバケットが船艙内の収納資源を掬いとるように制御す
る。船艙底にはスクレーパバケット11を摺動案内する
ガイドレールが設けられており、スクレーパバケット1
1はこのガイドレール上面より上方を運行するので、船
艙底に任意の装置を設けることができる。
【0010】スクレーパバケット11は船艙内から掬い
上げてきた海洋資源を放荷装置16内に放出する。放出
された海洋資源は横行コンベヤ17によって舷側に運搬
され、旋回コンベヤ装置20によって揚陸される。旋回
コンベヤ装置20はガーダフレーム23に載設したベル
トコンベヤ24からなり、その基部は舷側4に設けられ
た旋回基部21によって舷側から平面旋回角150度旋
回し、また俯仰装置22によって水平から+15度、−
10度俯仰し、不使用時は舷側に水平に格納されている
。使用時には陸上の受け入れホッパ30等の位置、高さ
、船の喫水等に応じて、任意の旋回角、任意の俯仰角に
セットし、また状況に応じて変更する。旋回コンベヤは
横行コンベヤ17からの搬送物を陸上の所望装置に揚荷
する。
上げてきた海洋資源を放荷装置16内に放出する。放出
された海洋資源は横行コンベヤ17によって舷側に運搬
され、旋回コンベヤ装置20によって揚陸される。旋回
コンベヤ装置20はガーダフレーム23に載設したベル
トコンベヤ24からなり、その基部は舷側4に設けられ
た旋回基部21によって舷側から平面旋回角150度旋
回し、また俯仰装置22によって水平から+15度、−
10度俯仰し、不使用時は舷側に水平に格納されている
。使用時には陸上の受け入れホッパ30等の位置、高さ
、船の喫水等に応じて、任意の旋回角、任意の俯仰角に
セットし、また状況に応じて変更する。旋回コンベヤは
横行コンベヤ17からの搬送物を陸上の所望装置に揚荷
する。
【0011】
【発明の効果】本発明の海洋資源採取船は、採取した海
洋資源を船艙内から高能率で自力で揚陸することができ
る。このとき、船内荷役を必要とせず、また船艙底に水
抜き装置その他種々の装置を設けることを妨げない。揚
陸接岸岸壁を制限されることなく、陸上揚荷装置を要せ
ず、旋回コンベヤの自由度の範囲内で揚地の条件に支配
されることが少ない。
洋資源を船艙内から高能率で自力で揚陸することができ
る。このとき、船内荷役を必要とせず、また船艙底に水
抜き装置その他種々の装置を設けることを妨げない。揚
陸接岸岸壁を制限されることなく、陸上揚荷装置を要せ
ず、旋回コンベヤの自由度の範囲内で揚地の条件に支配
されることが少ない。
【図1】実施例の海洋資源採取船を示し、(a)側面図
、(b)平面図である。
、(b)平面図である。
【図2】実施例の海洋資源採取船の模式的横断面図であ
る。
る。
1 船体
2 船艙
3 壁面
10 スクレーパ装置
11 スクレーパバケット
12 牽引主ロープ
13 テールロープ
14 駆動装置
15 テールシーブ
16 放荷装置
17 横行コンベヤ装置
20 旋回コンベヤ装置
21 旋回基部
22 俯仰装置
23 ガーダフレーム
24 ベルトコンベヤ
30 受入ホッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 船艙の一方の壁を斜面状に形成し、該
斜面に沿って該船艙からばら積み収納物を搬出する複数
列のスクレーパバケットを往復動自在に配設し、舷側に
傾斜調整自在な陸揚旋回コンベヤを設けたことを特徴と
する海洋資源採取船。 - 【請求項2】 スクレーパバケットを往復動させるロ
ープ装置をスクレーパバケットの前後進方向に設け、テ
ールロープシーブをシーブ軸方向に移動自在としたこと
を特徴とする請求項1記載の海洋資源採取船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7521591A JPH04310495A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 海洋資源採取船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7521591A JPH04310495A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 海洋資源採取船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04310495A true JPH04310495A (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=13569768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7521591A Pending JPH04310495A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 海洋資源採取船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04310495A (ja) |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP7521591A patent/JPH04310495A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981222 |