JPH0930655A - アンローダおよびその制御方法 - Google Patents

アンローダおよびその制御方法

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JPH0930655A
JPH0930655A JP18309695A JP18309695A JPH0930655A JP H0930655 A JPH0930655 A JP H0930655A JP 18309695 A JP18309695 A JP 18309695A JP 18309695 A JP18309695 A JP 18309695A JP H0930655 A JPH0930655 A JP H0930655A
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unit
hydraulic motor
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Yukihiro Yaginuma
幸宏 柳沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールドの角部に積載されたバラ荷を効率よ
く掻き取ることができるアンローダおよびその制御方法
を提供する。 【解決手段】 掻取部9による船倉内の掻き取り軌跡を
RAM28に記憶させ、CPU26は掻取部9が当該船
倉角部の荷を掻き取れるように、RAM28に記憶され
たバケットエレベータ8の回動時の掻取部9の長さを補
正して、該補正掻き取り軌跡をRAM28に記憶させ、
制御装置20が当該補正掻き取り軌跡を辿って各部を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船倉内の荷を陸
揚げするアンローダおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるアンローダとは、鉱石や石炭あ
るいは穀物等を、バラ積み船のホールド(船倉)から荷
揚げする際に用いられる荷役装置である。このアンロー
ダとしては、例えば特開平6−115712号や特開平
6−115714号に示されたようなものがあるが、以
下に構成の一例を簡単に説明する。
【0003】図8は、アンローダ全体の概略構成を示す
図であり、図8(a)は正部分断面図、図8(b)は上
面図である。アンローダ1は、バラ積み船2が横付けさ
れる埠頭3上に付設されたレール4、4上に、矢印A、
B方向へ走行可能に載置される。即ちアンローダ1を構
成する走行台5は、これを走行可能とする車輪6、6…
を有している。
【0004】走行台5上には、ブーム7が矢印C、D方
向へ旋回可能、且つ矢印E、F方向へ俯仰可能に設置さ
れている。このブーム7の先端からは、矢印G、H方向
に回動可能なバケットエレベータ8が垂下している。バ
ケットエレベータ8の下部には、水平長Lが可変構造と
なっている掻取部9が取り付けられている。この掻取部
9は、多数のバケット9a、9a……が取り付けられた
コンベア9bから構成されており、バラ積み船2のホー
ルド10から鉱石や石炭あるいは穀物等の荷を掻き取
る。
【0005】このようなアンローダ1にあっては、一般
にティーチングプレイバックによって荷を掻き取る。テ
ィーチングプレイバックとは、予め作業員が手動操作で
アンローダ1を動かし、アンローダ1が記憶部並びに各
部に取り付けられたセンサ(何れも図示省略)によって
その動きを記憶し、記憶した動きを辿って繰り返し掻き
取る方法である。
【0006】即ち作業員は、一例として図9に示すよう
に、まず掻取部9をホールド10内に導入し、掻取部9
をaの位置に設定してティーチングを開始する。次に掻
取部9をaの位置からbの位置へ移動させ、ここで掻取
部9を90°回転させてcの位置へ移動させる。同様の
操作を繰り返すことにより掻取部9をホールド10内を
一周させ、aの位置に戻し、ティーチングを完了する。
この際、アンローダ1は図示しない記憶部に、上述の動
作を逐次記憶し、記憶内容に従って繰り返しホールド1
0内の荷を掻き取る(プレイバック)。
【0007】なお、このティーチング中にも、ホールド
10内からの荷の掻き取り作業を同時に行っているが、
その説明は省略した。また、掻取部9がホールド10内
を一周する際には、図8(a)、図8(b)に示す走行
台5がレール4、4上を矢印A、B方向に移動し、ブー
ム7が矢印C、D方向に回動する。さらにこれに合わせ
て、掻取部9の向きが変わらないように矢印G、H方向
に回動するが、これらの説明は省略した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10は、上述のよう
なアンローダ1によって正方形上断面を有するのホール
ド内の荷を掻き取った跡を示す図である。この図におい
て11、11……はホールドの壁面、また12は掻取部
9による外側掻き取り軌跡である。この図から判るよう
に、従来のアンローダによる掻き取りでは、ホールドの
角部13、13……に荷の掻き残しを生じる。
【0009】即ち、アンローダ1による掻き取りが終了
した後、ホールド2内にブルドーザ等を入れて、角部1
3、13……の荷を掻き取る必要がある。さらには、こ
の角部13に生じる掻き残しは、掻取部9による掻き取
り軌跡部より荷が高く積まれているため、時折崩れ落
ち、アンローダによる適正且つ迅速な掻き取りの障害に
なるという問題が生じた。この発明は、このような背景
の下になされたもので、ホールドの角部に積載されたバ
ラ荷を効率よく掻き取ることができるアンローダおよび
その制御方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、車輪を有
し、レール上に走行自在に載置された走行台と、前記走
行台の位置を検出する位置センサと、前記走行台上に旋
回自在且つ俯仰可能に取り付けられたブームと、前記ブ
ームの向きを検出する第1の回転センサと、前記ブーム
前端部に水平回動可能に取り付けられた荷揚げ手段と、
前記荷揚げ手段の向きを検出する第2の回転センサと、
前記荷揚げ手段の下端部に取り付けられ、水平方向に伸
縮自在の掻取部と、前記掻取部の長さを検出する長さセ
ンサと、前記位置センサと前記第1および第2の回転セ
ンサと前記伸縮センサによる各々検出結果に基づいて、
前記走行台の走行と前記ブーム旋回と前記荷揚げ手段の
回転と前記掻取部の伸縮を制御する制御手段とを具備
し、前記制御手段は、前記掻取部による船倉内の掻き取
り軌跡を記憶する記憶手段と、前記掻き取軌り跡をから
補正掻き取り軌跡を算出する演算手段と、前記演算手段
の演算結果に基づいて前記記憶手段の記憶内容を補正す
る補正手段とを有することを特徴とする。
【0011】また請求項2に記載の発明にあっては、請
求項1に記載のアンローダでは、前記車輪を駆動する第
1の油圧モータと、前記第1の油圧モータに供給される
圧油を制御する第1のバルブと、前記ブームを旋回させ
る第2の油圧モータと、前記第2の油圧モータに供給さ
れる圧油を制御する第2のバルブと、前記荷揚げ手段を
回動させる第3の油圧モータと、前記第3の油圧モータ
に供給される圧油を制御する第3のバルブと、前記掻取
部を伸縮させる第4の油圧モータと、前記第4の油圧モ
ータに供給される圧油を制御する第4のバルブと、前記
第1ないし第4の油圧モータに圧油を供給する油圧ポン
プとを具備し、前記第1ないし第4のバルブは前記制御
手段によって制御されることを特徴とする。
【0012】また請求項3に記載の発明にあっては、請
求項1あるいは請求項2の何れかに記載のアンローダで
は、前記演算手段は、前記掻き取り軌跡に基づいて、前
記船倉の内壁と平行する複数の接線を算出する接線算出
手段と、前記複数の接線に基づいて前記船倉の角部を算
出する角部算出手段とを有することを特徴とする。
【0013】また請求項4に記載の発明にあっては、請
求項3に記載のアンローダでは、前記演算手段は、前記
角部における前記荷揚げ手段の回動の際の、前記掻取部
の長さを算出する長さ算出手段を有することを特徴とす
る。
【0014】また請求項5に記載の発明にあっては、掻
取部と前記掻取部が取り付けられた荷揚げ手段と前記掻
取部の掻き取り軌跡を記憶する記憶手段と前記記憶手段
の記憶内容を補正する補正手段と前記記憶手段の記憶内
容に基づいて各部を制御する制御手段とを有し、船倉内
の荷を掻き取るアンローダの制御方法であって、接線算
出手段が、前記記憶手段に記憶された前記船倉内におけ
る前記掻取部の掻き取り軌跡に基づいて、前記船倉の内
壁と平行する複数の接線を算出し、角部算出手段が、前
記複数の接線に基づいて前記船倉の角部を算出し、長さ
算出手段が、前記角部における前記荷揚げ手段の回動の
際の、前記掻取部手段の長さを算出し、前記補正手段
が、前記長さ算出結果に基づいて前記記憶手段の記憶内
容を補正し、前記制御手段が、前記記憶手段の記憶内容
に基づいて前記掻取部の長さを制御することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】この発明によれば、掻取部による船倉内の掻き
取り軌跡を記憶手段に記憶させ、補正手段は掻取部が当
該船倉角部の荷を掻き取れるように、記憶手段に記憶さ
れた荷揚げ手段の回動時の掻取部の長さを補正して、該
補正掻き取り軌跡を記憶手段に記憶させ、制御手段が当
該補正掻き取り軌跡を辿って各部を制御する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明のアンローダの一実
施の形態にかかるアンローダおよびその制御方法につい
て説明する。 A.構成 図1は、本発明が適用されたアンローダ1aの全体構成
を示す構成図である。なおこの図において、図8に示す
各部と対応する部分には同一の符号を付し、その説明は
省略する。
【0017】図1において21は油圧ポンプであり、こ
の油圧ポンプ21により生成された圧油によって各部を
駆動する。同図では、一点鎖線によって圧油の流れを示
している。22a、22b、22cおよび22dは油圧
モータ(第1〜第4の油圧モータ)であり、油圧ポンプ
21から圧送される圧油によって動作する。同図では、
油圧モータ22aは車輪6、6・・・を駆動して走行台
5を移動させ、油圧モータ22bはブーム7を旋回させ
る。また、油圧モータ22cはバケットエレベータ(荷
揚げ手段)8および掻取部9を回転させ、油圧モータ2
2dは掻取部9の長さLを長さを変える。
【0018】23aは埠頭3上に設置された位置センサ
であり、例えば磁気等によって走行台5の位置を検出す
る。23bおよび23cはロータリーエンコーダ(第1
および第2の回転センサ)であり、それぞれブーム7あ
るいはバケットエレベータ8の回転角を検出する。23
dは長さセンサであり、例えば摺動抵抗器の抵抗値等か
ら、掻取部9の長さLを検出する。
【0019】20は制御装置(制御手段)であり、その
構成を以下に説明する。図2は、図1におけるアンロー
ダ1aの制御系統の構成を示すブロック図である。図2
において25は、位置センサ23a、ロータリーエンコ
ーダ23b、23cおよび長さセンサ23d(以降これ
らを、単にセンサ23a〜23dと称す)から供給され
る信号を入力し、また油圧モータ22a〜22dが有す
る各々バルブ24a〜24d(第1〜第4のバルブ)を
制御する信号を出力する。このインターフェイス25
は、CPU(補正手段)26に接続されている。
【0020】CPU26にはインターフェイス25の他
に、ホールド10内の荷を掻き取るための補正掻き取り
軌跡12a(後述する)を演算する演算回路(演算手
段)27、補正掻き取り軌跡等を記憶するRAM(記憶
手段)28、および基本的な掻き取り手順や演算手順を
記憶したROM29が接続されている。
【0021】即ち、CPU26はインターフェイス25
を介して、位置センサ23a、ロータリーエンコーダ2
3b、23cおよび長さセンサ23dから供給される信
号を入力し、これらに基づいて演算回路27により補正
掻き取り軌跡12aを算出してRAM28に記憶する。
またRAM28に記憶された掻き取り軌跡ならびに掻き
取り手順に従い、インターフェイス25を介してバルブ
24a〜24dに制御信号を供給してアンローダ1aを
制御し、ホールド10内の荷を掻き取る。
【0022】B.動作 (a)ティーチング 図3は、本実施の形態のアンローダ1aによる掻き取り
手順、即ちティーチングプレイバックの手順を示したフ
ローチャートである。なお同図において、細線枠で示す
部分は、作業員等による処理を示している。
【0023】作業員等は、まずアンローダ1aの掻取部
9をバラ積み船2のホールド10内に導入する(ステッ
プST1)。次に、ホールド10の壁面11に沿って掻
取部9を移動させる(ステップST2)。このとき制御
装置20は、各センサ23a〜23dより供給される信
号を入力し、アンローダ1aを各部の状態を逐次RAM
28に記録する(ステップST3)。
【0024】ステップST2およびST3を繰り返し、
掻取部9をホールド10のコーナ(角部)まで移動させ
る。そして掻取部9がホールド10のコーナまで移動し
たならば(ステップST4)、掻取部9を水平に90°
回転させる(ステップST5)。ステップST2〜ST
5を繰り返し、ホールド10においてその壁面11に沿
って掻取部9を一周させる。こうして掻取部9がホール
ド10内を一周した時点で(ステップST6)、ティー
チングが完了する。
【0025】(b)掻き取り軌跡補正 次にCPU26は、ティーチングにより得られた掻き取
り軌跡を補正する。図4中に実線で示す12は、ティー
チング時の掻取部9の端部の掻き取り軌跡であり、この
掻き取り軌跡12がRAM28に記憶されている。制御
装置20が有するCPU26は、RAM28に記憶され
た掻き取り軌跡12を読み出し、演算回路27によって
接線32-1〜32-4を算出する(ステップST7)。
【0026】図4において、接線32-1〜32-4は掻取
部9の端部の理想的な掻き取り軌跡である。従って、こ
の接線32-1〜32-4が算出されれば、このときにバケ
ットエレベータ8の中心が通るべきライン8aも決ま
る。一方前述のように、バケットエレベータ8の中心か
ら掻取部9の端部までの長さはL(図1参照)である。
従ってライン8aは、接線32-1〜32-4で囲まれて形
成される長方形の各辺から、距離Lだけ内側を通る。
【0027】上述のライン8aは、角部8a-1〜8a-4
を有している。この角部8a-1〜8a-4は、ティーチン
グ時に掻取部9を90°回転させた場所(ステップST
5)に対応している。本実施の形態では、この角部8a
-1〜8a-4の各々において、掻取部9の長さを変化させ
ることによって掻き取り軌跡12を補正する(ステップ
ST8)。
【0028】図5は、掻き取り軌跡12の角部における
補正の概略を説明する図である。なお同図では、接線3
2-1と32-4により形成される角部、およびライン8a
の角部8a-4における補正を例に挙げて説明する。
【0029】矢印A方向から移動してきた掻取部9は、
角部8a-4において90°回転する。この場合、掻取部
9が角部8aに到達した時点では、バケットエレベータ
8の中心から掻取部9の端部までの長さはL0である。
掻取部9が回転(本実施の形態では時計回り)を開始
し、回転角(これ以降、回転角をθと表す)が45°の
時点では、掻取部9の長さLはL45になっている。
【0030】さらに掻取部9が回転して、回転開始から
90°の回転が完了すると、掻取部9の長さLはL90に
なる。この場合、図5からも理解できるように、θ=4
5°の時に掻取部9の長さLが最長のL45となり、θ=
90°では掻取部9の長さLはL90となり、L90はL0
と等しい。これら回転角θと長さLの間には、次の関係
式が成り立つ。なお、次の(1)式においてL0は、バ
ケットエレベータ8の中心から掻取部9の端部までの、
ティーチング時における長さである。 L=L0・√2・cos(θ−45°) ・・・(1)
【0031】図6は、掻取部9の回転角θの変化に対す
る、バケットエレベータ8の中心から掻取部8の端部ま
での長さLの変化を、上述(1)式に基づいて示した図
である。こうして、掻き取り軌跡補正時においてCPU
26は、RAM28に書き込まれている掻き取り軌跡1
2中、掻取部9が回転する部位について、回転角θに応
じて長さLを図6に示すように補正する。CPU26
は、その内容(補正掻き取り軌跡12a)を再びRAM
28に書き込む(ステップST9)。ここまでで、掻き
取り軌跡補正が完了する。
【0032】(c)プレイバック この後、作業員は制御装置20にプレイバック(掻き取
り)の指示をする(ステップST10)。制御装置20
は、このプレイバック指示を受けると、RAM28の内
容に基づいてアンローダ1aの各部を制御する。これに
よって、掻取部9が補正掻き取り軌跡12aを辿って移
動する(ステップST11)。また制御装置20は、掻
取部9による掻き取りがホールド10の底部に達するま
でRAM28の内容に基づいてアンローダ1aの各部を
制御し、掻取部9がホールド10の底部に達したら掻き
取りを終了する(ステップST12)。
【0033】図7は、以上のように掻き取り軌跡が補正
され、掻取部9が補正された掻き取り軌跡12aを辿っ
た結果と、このときの掻取部9の長さの変化の一例を示
す図である。この図から解るように本実施の形態によれ
ば、アンローダ1aの掻取部9によってホールド10内
の荷を掻き取る際に生じる掻き残しを著しく減少させる
ことができる。
【0034】なお本実施の形態では、掻取部9の長さを
変えることで掻き取り軌跡12を補正した。しかしなが
ら本発明では、例えば走行台5の移動、ブーム7ならび
にバケットエレベータ8の回転によってホールド10の
角部の荷が掻き取れるように掻き取り軌跡12を補正す
ることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、掻取部による船倉内の掻き取り軌跡を記憶手段に記
憶させ、補正手段は掻取部が当該船倉角部の荷を掻き取
れるように、記憶手段に記憶された荷揚げ手段の回動時
の掻取部の長さを補正して、該補正掻き取り軌跡を記憶
手段に記憶させ、制御手段が当該補正掻き取り軌跡を辿
って各部を制御するので、ホールドの角部に積載された
バラ荷を効率よく掻き取ることができるアンローダおよ
びその制御方法が実現可能であるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるアンローダの全
体構成を示す構成図である。
【図2】図1におけるアンローダ1aの制御系統の構成
を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態におけるティーチングプレイバッ
クの手順を示したフローチャートである。
【図4】同実施の形態におけるホールド内の掻き取り軌
跡と接線を示す図である。
【図5】同実施の形態における掻き取り軌跡12の補正
の概略を説明する図である。
【図6】同実施の形態において、掻取部9の回転角θの
変化に対する長さLの変化を示した図である。
【図7】同実施の形態において、掻取部9が補正された
掻き取り軌跡12aを辿った結果と、掻取部9の長さの
変化の一例を示す図である。
【図8】従来のアンローダ全体の概略構成を示す図であ
る。
【図9】従来のアンローダにおけるティーチングプレイ
バックの概略を説明する図である。
【図10】従来のアンローダによるホールド内の荷の掻
き取り軌跡を示す図である。
【符号の説明】
1a アンローダ 5 走行台 6 車輪 7 ブーム 8 バケットエレベータ 9 掻取部 13 角部 20 制御装置 21 油圧ポンプ 22a〜22d 油圧モータ 23a 位置センサ 23b、23c ロータリーエンコーダ 23d 長さセンサ 24a〜24d バルブ 26 CPU 27 演算回路 28 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を有し、レール上に走行自在に載置
    された走行台と、 前記走行台の位置を検出する位置センサと、 前記走行台上に旋回自在且つ俯仰可能に取り付けられた
    ブームと、 前記ブームの向きを検出する第1の回転センサと、 前記ブーム前端部に水平回動可能に取り付けられた荷揚
    げ手段と、 前記荷揚げ手段の向きを検出する第2の回転センサと、 前記荷揚げ手段の下端部に取り付けられ、水平方向に伸
    縮自在の掻取部と、 前記掻取部の長さを検出する長さセンサと、 前記位置センサと前記第1および第2の回転センサと前
    記伸縮センサによる各々検出結果に基づいて、前記走行
    台の走行と前記ブーム旋回と前記荷揚げ手段の回転と前
    記掻取部の伸縮を制御する制御手段とを具備し、前記制
    御手段は、 前記掻取部による船倉内の掻き取り軌跡を記憶する記憶
    手段と、 前記掻き取り軌跡をから補正掻き取り軌跡を算出する演
    算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づいて前記記憶手段の記憶
    内容を補正する補正手段とを有することを特徴とするア
    ンローダ。
  2. 【請求項2】 前記車輪を駆動する第1の油圧モータ
    と、 前記第1の油圧モータに供給される圧油を制御する第1
    のバルブと、 前記ブームを旋回させる第2の油圧モータと、 前記第2の油圧モータに供給される圧油を制御する第2
    のバルブと、 前記荷揚げ手段を回動させる第3の油圧モータと、 前記第3の油圧モータに供給される圧油を制御する第3
    のバルブと、 前記掻取部を伸縮させる第4の油圧モータと、 前記第4の油圧モータに供給される圧油を制御する第4
    のバルブと、 前記第1ないし第4の油圧モータに圧油を供給する油圧
    ポンプとを具備し、前記第1ないし第4のバルブは前記
    制御手段によって制御されることを特徴とする請求項1
    に記載のアンローダ。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記掻き取り軌跡に基
    づいて、前記船倉の内壁と平行する複数の接線を算出す
    る接線算出手段と、 前記複数の接線に基づいて前記船倉の角部を算出する角
    部算出手段とを有することを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2の何れかに記載のアンローダ。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、前記角部における前記
    荷揚げ手段の回動の際の、前記掻取部の長さを算出する
    長さ算出手段を有することを特徴とする請求項3に記載
    のアンローダ。
  5. 【請求項5】 掻取部と前記掻取部が取り付けられた荷
    揚げ手段と前記掻取部の掻き取り軌跡を記憶する記憶手
    段と前記記憶手段の記憶内容を補正する補正手段と前記
    記憶手段の記憶内容に基づいて各部を制御する制御手段
    とを有し、船倉内の荷を掻き取るアンローダの制御方法
    であって、 接線算出手段が、前記記憶手段に記憶された前記船倉内
    における前記掻取部の掻き取り軌跡に基づいて、前記船
    倉の内壁と平行する複数の接線を算出し、 角部算出手段が、前記複数の接線に基づいて前記船倉の
    角部を算出し、 長さ算出手段が、前記角部における前記荷揚げ手段の回
    動の際の、前記掻取部手段の長さを算出し、 前記補正手段が、前記長さ算出結果に基づいて前記記憶
    手段の記憶内容を補正し、 前記制御手段が、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前
    記掻取部の長さを制御することを特徴とするアンローダ
    の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104444449A (zh) * 2013-09-24 2015-03-25 斗山重工业株式会社 连续式卸货机控制装置
KR101537196B1 (ko) * 2014-11-13 2015-07-16 세방 주식회사 연속식 하역기를 이용한 유연탄 하역방법
KR101538274B1 (ko) * 2014-11-13 2015-07-21 세방 주식회사 연속식 하역기를 이용한 분진탄 하역방법

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