JP2716455B2 - オープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部の監視法および装置 - Google Patents

オープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部の監視法および装置

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JP2716455B2 JP63120809A JP12080988A JP2716455B2 JP 2716455 B2 JP2716455 B2 JP 2716455B2 JP 63120809 A JP63120809 A JP 63120809A JP 12080988 A JP12080988 A JP 12080988A JP 2716455 B2 JP2716455 B2 JP 2716455B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/48Piecing arrangements; Control therefor
    • D01H4/50Piecing arrangements; Control therefor for rotor spinning

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維束引き入れ装置と、開繊分離装置と、
繊維案内装置と、繊維集束路並びに糸引き出し装置とを
有するオープンエンド紡績ユニットにおいて、引き戻さ
れる糸端部は、糸つぎ部の形成のために、前記繊維集束
路内に供給された糸つぎ繊維につがれ、糸は、一定の繊
維が前記繊維集束路内に供給される間、連続して、前記
繊維集束路から引き出され、更に、前記糸つぎ繊維は、
自動的に、連続的に測定された糸つぎ部の品質に従って
適合されるオープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部監視
法および装置に関する。
従来の技術 繊維集束器の機種は本発明の適用に対して同等の重要
性を有する。公知のように種々の構成による繊維集束器
があり、さらにこの繊維集束器が繊維に回転運動を与え
る形式も、それに応じて多種多様である。繊維集束器が
例えばロータとして構成されかつこのロータが繊維集束
溝を有する場合は、繊維は長さに応じたこの繊維集束溝
の中へ置かれ繊維集束器の回転軸を中心に回転する。別
の繊維集束器の場合は繊維に例えば繊維の長手軸を中心
とする回転運動が与えられる。
例えばオープンエンドロータ紡績機の場合は糸つぎ部
分の糸の品質に対して次のことが重要である、即ち引き
もどされた糸端部が繊維集束器中に存在する繊維に接触
する瞬間に繊維集束器がどのくらいの周速度で回転して
いるか、どのくらいの量の繊維がこの瞬間に存在してい
るが、次にどのくらいのスピードで糸が引きもどし運動
から引き出し運動へ移行できるか、およびどのくらいの
引き出し速度で次に糸が引き出されるかが、重要であ
る。
自動糸つぎの場合は糸つぎプログラムに従って進行す
るが、しかし最初から糸の糸つぎ部分の良好な品質を達
することは困難である。
糸つぎの際に、最終的に質的に良好な糸の糸つぎ部分
にするために、適切な制御量を適切な量だけ変化したい
場合は、糸つぎ部分を監視することが基本的前提とな
る。公知技術としてドイツ連邦共和国特許出願公開公報
第3530905号および第2725105号が示されている。
発明の解決すべき問題点 本発明の課題は、オープンエンド紡績ユニットの糸つ
ぎ部の監視によりデータを形成し、このデータを糸つぎ
部の品質保護のために使用することである。
問題点解決のための手段 この課題は本発明により次のようにして解決されてい
る。即ち糸つぎ部及び、糸つぎ部の前後に位置する、そ
れぞれ少なくともほぼ糸つぎ部分の長さを有している糸
区間のところで、糸の長手方向軸線に関連する直径値を
自動的に測定して電子的に記憶し、 連続的に実行される糸つぎ過程の際に得られた、長さ
に関連した前記直径値から平均値を形成し、 該平均値から比較値を導出乃至形成し、 測定された前記直径値を前記比較値と比較し、該比較
により、以後の糸つぎ部の改善のため、例えば、糸つぎ
部のプロフィールの改善のために、所期の操作量を導出
するのである。
長さに関連する直径値を得て、これから例えば、糸つ
ぎ部の前、後の糸区間も含めた糸つぎ部プロフィールが
得られる。直径検出は例えばミリメータ単位の糸の長さ
で行なうことができる。一層短かな長さ毎に検出すれ
ば、糸つぎ部のプロフィールの一層正確な信号が形成さ
れ、検出間隔の長さが長い場合はすなわち直径検出の区
間が長い場合は粗い信号が形成される。
長さに関連した直径値は例えばディジタル形式で電子
的に記憶され比較値と比較される。その結果この比較か
ら直接に、以後の糸つぎ部の改善のための所期の操作量
が求められる。
各種の糸に対しておよび各種の繊維材料に対して最適
の糸つぎ部のプロフィールを求めて次に基準として用い
るためには、わずかな試行しか必要としない。
本発明の実施例においては比較結果は、自動的に動作
する糸つぎ装置の電子制御のために用いられる。この場
合まず第一に移動可能な即ち位置変化可能な、オープン
エンド紡績ユニットを順次に作動する糸つぎ装置が用い
られる。この糸つぎ装置は所定のプログラムに従って動
作させることができる。このプログラムは本発明により
適合可能に変更される。
比較結果は、前もって繊維集束器へ供給された糸つぎ
繊維量の調整のために用いられる。本発明のこの構成は
例えばオープンエンドロータ紡績装置に対して重要であ
る。本来の糸形成の始まる前の所定の繊維量の前もって
の供給は、糸つぎ部の品質に対して決定的に重要であ
る。繊維の前もっての供給量の決定も特に重要であり、
他方、現在の繊維供給が開始され糸取り出しがはじめら
れる時点を一層簡単に決定することはそれほど重要では
ない。
前もって繊維集束器の中へ供給される糸つぎのための
繊維の選定の際に、後続の糸つぎ部の形成の際に測定に
もとづく著しい量の変更が生ずることがある。このこと
は跳躍的な、測定可能でかつ可視的な不所望を糸つぎ部
糸の変化を生じさせる。そのため本発明の実施例におい
ては、糸つぎ繊維量の変化のたびごとに、許容限界内で
所定の補正繊維量を上回ることも下回ることもない。こ
の糸つぎ部の変化は毎回、前もって選定される小さいス
テップで行なわれる。これにより、測定から生ずる不規
性が補償される。
本発明においては、連続的に実施される糸つぎ過程か
ら得られる。長さに関係した直径値から、平均値が形成
され、この平均値から比較値が導出乃至形成される。こ
の場合この平均値形成に所定の制限界が設定される。例
えば平均値形成のために用いられる測定の回数を制限す
ることができる。さらに平均値を連続的な測定から形成
すべきかまたは各2番目の、各10番目のないし各n番目
の糸つぎ部の形成を平均値形成のために用いるべきか
を、前もって定めることができる。この場合その都度の
紡績ロットの、理想的な比較値への一層正確な近似が期
待される。
本発明の方法を実施する装置は次のように構成されて
いる。即ち糸の長手方向軸線に関連する糸つぎ部分の直
径値及び前記糸つぎ部分の前後に位置する、それぞれ少
なくとも糸つぎ部分の長さを有している糸区間を自動測
定するための装置と、 測定された、長さに関連した直径値を電子的記憶する
装置と、 測定された、長さに関連した前記直径値から平均値を
形成するための装置と、 前記平均値から比較値を形成するための装置と、 測定された、長さに関連した直径値を前記比較値と比
較するための装置と、 以後の糸つぎでの糸つぎ部分のプロフィールを改善す
るための操作量を導出するための装置とを有している。
これらの本発明の全部の装置は、オープンエンド紡績
機が、移動可能ないし場所の変更可能な糸つぎ装置だけ
を有している時は、1つ設けるだけでよい。
本発明の実施例においては、以後の糸つぎ部の糸つぎ
部プロフィルの改善のための操作量を導出する装置は、
制御可能な糸つぎ繊維調量装置を有する。
糸つぎ繊維の調整は完全に自動的に行なわれる。さら
に糸つぎ繊維の調量は、以後の糸つぎ部の糸つぎ部プロ
フィールを改善するためのそのほかの操作量に依存せず
に、行なうことができる。表示された比較値にもとづい
て例えば時々手動でも、糸つぎ過程全体の個々の部分過
程の時点に関する。糸つぎプログラムを変更することが
できる。この種の変更を自動的に行なうことも可能であ
る。
本発明の実施例によれば糸つぎ繊維調量装置はオープ
ンエンド紡績ユニットの繊維束引き入れ装置に対する解
離可能な接続を有する。この場合このオープンエンド紡
績ユニットの出力端に少なくとも1つの、比較値から偏
差した繊維信号に応働する比較器が接続されている。
糸信号検出器が既に糸つぎ部の前方の比較的長い区間
に作用を開始しさらに糸つぎ部の後方の比較的長い区間
で作用する時でも、その糸信号から、即ち糸つぎ部の直
前から開始しかつ糸つぎ部の直接に終了する限定された
区間が取り出される。
本発明の実施例によれば、長さに関連する直径値を自
動的に測定する装置および/または長さに関連して測定
された直径値を電子的に記憶する装置および/または比
較器が、平均値形成器に接続されている。さらに本発明
の実施例によれば、平均値形成器において形成された、
長さに関連して測定された直径値の平均値が比較値とし
て供給される比較器が設けられている。平均値形成器と
比較器との間の中間素子として目標値発生器を設けるこ
とができる。この目標値発生器は例えば選択により手動
または自動によりセットすることができる。
本発明の実施例によれば糸つぎ繊維調量装置は補正量
設定器と接続されている。この補正量設定器は手動また
は自動に設定可能である。許容される補正量の値は例え
ば自動的に、どれくらい多くの量の糸つぎ部が所定時間
区間において形成されたかに依存して形成される。
実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
オープンエンド紡績機は複数個のオープンエンド紡績
ユニット1を有する。このオープンエンド紡績ユニット
は、繊維束引き入れ装置2、開繊分離装置3、繊維案内
装置4、繊維集束器5および引き出し装置6をそれぞれ
有する。
繊維束引き入れ装置2は電気モータにより駆動される
引き入れローラから形成される。電気モータにはスイッ
チ7が前置接続されている。繊維束8は案内テーブル9
を介して引き入れローラの下を通過して開繊分離装置3
へ達する。この開繊分離装置3は回転する歯付きローラ
から形成される。繊維案内装置4は、開繊分離装置3の
ケーシング10から繊維集束器5まで達する繊維チャネル
として形成されている。繊維集束器5は、軸11に取り付
けられているロータとして形成されている。開繊分離装
置3により分離ないし個別化された繊維12はまず最初に
円錐面状の滑り面13へ達し、ここから回転する繊維集束
器5の繊維集束溝14の中へ達する。
繊維集束器5は繊維集束溝14の中に置かれた繊維を回
転運動させる。繊維は、この繊維が長さに応じて繊維集
束溝14の中へ置かれることにより、軸11と繊維集束器5
との共通の回転軸を中心として、回転する。
繊維集束溝14の中においてここに位置する繊維は糸の
端部16へ当接される。糸の端部16から延びる糸17は、糸
引き出し管18を通って矢印19の方向へ引き出し装置6に
より連続的に引き出される。引き出し装置6はローラ対
から形成される。
通常の紡績動作においては糸17は破線17′の経路を進
行する。糸は連続的にここに図示されていないあや巻き
ボビン上へ巻取られる。引き出し装置6は、加撚および
繊維集束器5への糸の引き出しの目的で、順方向回転か
ら逆方向回転へ逆転させることができる。
オープンエンド紡績機に移動可能な糸つぎ装置20が配
属されている。この糸つぎ装置20は紡績ユニットから紡
績ユニットへと移動し、糸切れ後の再加撚または最初の
糸つぎを自動的に行なわせる。この目的で糸つぎ装置20
は当該の紡績ユニットの前方に待機し、次にプログラム
に従って例えば、設定可能なまたは制御可能な時限リレ
ーにより制御される。この時限リレーは個々に糸つぎに
必要とされる作業を実施する。
図面は本発明の理解に必要な糸つぎ装置20の部分だけ
を示す。
装置15は次に説明する装置からまとめられている: 装置21は糸つぎ部22の糸の長手軸に関連した直径値
と、糸つぎ部22の前、後の少なくとも糸つぎ部22の長さ
を有する糸区間とを自動的に測定する。この装置21に増
幅器25が接続されており、この増幅器に、長さに関連し
測定された直径値を電子的に記憶する装置26が接続され
ている。この装置26から線27が平均置形成器29へ導か
れ、線28が比較器30へ導かれている。比較器30は、長さ
に関連し測定された直径値を、目標値発生器31から比較
器へ供給される比較値と比較する。目標値発生器31は平
均形成器29へ接続されており、そのため目標値発生器は
平均値形成器で形成された平均値を目標値として受けと
ることができる。
装置21は次のように設けられている糸信号検出器であ
る。即ちこの糸信号検出器は同じ時点に糸つぎ部22およ
びこの糸つぎ部22の前、後に位置する糸区間23および24
も監視して測定できるように設けられている。メモリ装
置26は、糸つぎ部22が2つの糸案内器32および33の中間
に位置する時、即ち糸信号検出器21の前方中央に位置す
る時点に発生される測定値を記憶する。メモリ装置26は
そのメモリ内容を、既に行なわれた測定から平均値を形
成する目的で平均値形成器29へ転送し、他方、比較結果
を形成する比較器30へも転送する。
比較器30により求められた比較結果は線34を介して装
置35へ達する。この装置35は、以後の糸づき部プロフィ
ルを改善するための操作量を導出する。
装置35は糸つぎ調量装置36として計算機を有する。こ
の計算機には、線34を介して比較器30と接続されている
メモリ37が前置接続されている。計算機36には信号変換
器38が後置接続されている。信号変換器38は選択的にア
ナログ形式またはディジタル形式の制御信号を、繊維束
引き込み装置2に対する補正信号として送出する。信号
変換器38から線39が電磁駆動装置40へ導かれている。こ
の電磁駆動装置は、繊維束引き込み装置2のスイッチ7
へ解離可能な接続を形成することができる。この解離可
能な接続は次のように行なわれる。即ち電磁駆動装置40
が押圧棒41を押し出し、この押圧棒が機械的にスイッチ
7のスイッチレバー42を、スイッチ7をオンにし、さら
に押圧棒41の引き込みの際はスイッチ7を再びオフにす
る。スイッチ7は、ここには図示されていないが、オー
プンエンド紡績ユニットにより電磁的にオン・オフされ
るように、構成することもできる。しかし糸つぎ装置20
がオープンエンド紡績ユニット1の入力側で作動する限
り、加撚装置がスイッチ7の切り換えを引き受ける。
糸つぎ部22の形成−これは公知のように行なわれるた
めここでは詳述しない−の開始時に、糸つぎ装置20の糸
案内器32および32が糸を、その通常の走行位置17′から
装置21の前方へ連行する。この場合この装置21はその測
定を既に前もって開始しており、そのため装置21は糸が
走行する際に糸つぎ部22および糸つぎ部の前、後に位置
する糸区間23および24も適切な時点に、検出することが
できる。増幅されてメモリ装置26の中に記憶された糸信
号は比較器36において比較置と比較され、その比較結果
は線34を介して装置35へ達する。そこで比較結果はメモ
リ37の中に以後の糸つぎ部の形成のために記憶される。
メモリ37の中にまだ先行の比較結果が記憶されている場
合は、計算機36が両方の比較結果を比較して、ちょうど
いま存在する糸つぎ部22が品質標準に適合するか否かを
検出することができる。
糸つぎ部22が品質標準に適合しない時は、計算機36が
信号変換器38および電磁作動装置40を介してスイッチ7
をオフにする。これにより繊維束8の以後の供給を停止
させることにより糸切れが生ずるため、糸つぎ過程をも
う一度くり返す必要がある。図示されているように糸つ
ぎ部22が品質標準を充足しなかったためにスイッチ7が
既にオフにされている。
以後の糸つぎ過程のために、いちばん最後に測定され
た比較値がまだメモリ37の中に記憶保持される。
糸つぎ部22が装置21の前方に位置すると、繊維束引き
出し装置2は、糸つぎ部が品質的に良好な場合は、作動
速度で動作する。続いて両方の糸案内器32および33は、
糸17をその通常の走行位置17′へ進行するために左へ移
動する。つぎに糸案内器は糸17から放れる。スイッチ7
が紡績ユニット固有の作動装置と再び接続された後に、
糸つぎ装置20は新たな作動個所へ移動する。次にこの新
たな作動個所に置いて糸つぎ装置20は再び、メモリ37の
中に保持されている、オープンエンド紡績ユニット1に
おける先行の糸つぎ部測定の比較結果の尺度に従って、
新たな作動個所に位置するスイッチ7のスイッチングを
引き受ける。糸つぎ部の形成の前にスイッチ7は、糸つ
ぎ繊維調量装置36により求められたスイッチオン期間−
所定の糸つぎ繊維量を繊維集束器5の中へ供給するため
の期間−に応じて、一時的にスイッチオンされる。この
オン期間の最大値は補正量設定器44において設定されて
いる。次に引き出し装置6がスタートされて糸17が矢印
19の方向へ連続的に引き出される。引き出し装置6のス
タートと共にスイッチ7も再びオンにされる。糸つぎ部
22が品質要求を充足しない時は、スイッチ7が再びオフ
にされ、それ以外の場合はスイッチはオン状態におかれ
る。
計算機36はさらに複数個の出力端43を有しており、こ
れらの出力端へ例えば表示装置、記録装置、通報装置ま
たは以後の糸つぎ部の糸つぎ部プロフィルを改善する制
御量を導出する装置が接続される。
前もって供給された繊維量によるほかに糸つぎ部プロ
フィルを、引き出し装置6、繊維束引き込み装置2およ
び/または開繊分離装置3および/または軸11の回転数
の制御によっても、制御することができる。
装置21は別に構成することができる。即ち装置21は例
えば、光電的に所定の短い糸区間において、糸特に糸つ
ぎ部の直径ないしプロフィルを検出し、この糸信号を例
えば曲線に表示できるように、構成することができる。
この糸信号は容量的にまたは何らかの別の形式で検出す
ることもできる。糸信号の検出の形式に関係なく最終的
には、糸つぎ部およびこの糸つぎ部の両側の糸区間のほ
ぼ正確な電子的値が装置26に供給される。
発明の効果 本発明により、糸つぎ部を測定することによりデータ
を形成し、このデータを糸つぎ部の品質改善のために使
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す。 1……オープンエンド紡績ユニット、2……繊維束引き
入れ装置、3……開繊分離装置、4……繊維案内装置、
5……繊維集束装置、6……引き出し装置、7……スイ
ッチ、8……繊維束、9……案内テーブル、10……ケー
シング、11……軸、12……分離された繊維、13……滑り
面、14……繊維集束溝、16……糸端部、18……糸引き出
し管、20……糸つぎ装置、22……糸つぎ部、23,24……
糸区間、30……比較器、31……目標値発生器、36……計
算機、38……信号変換器、40……電磁駆動装置、42……
スイッチレバー、44……補正量設定器
フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム・リユゲ ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ 2・デイルテイシユトラーセ 51 (72)発明者 ハインツ‐デイーター・ゲベールス ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ 5・キースグルーベンヴエーク 22 (72)発明者 マンフレート・ラスマン ドイツ連邦共和国ネツテタール 2・ダ ーリーンヴエーク 5 (72)発明者 ノルベルト・シツパース ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ 1・バーンシユトラーセ 114 (56)参考文献 特開 昭61−113840(JP,A) 特開 昭51−40444(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維束引き入れ装置と、開繊分離装置と、
    繊維案内装置と、繊維集束路並びに糸引き出し装置とを
    有するオープンエンド紡績ユニットにおいて、引き戻さ
    れる糸端部は、糸つぎ部の形成のために、前記繊維集束
    路内に供給された糸つぎ繊維につがれ、糸は、一定の繊
    維が前記繊維集束路内に供給される間、連続して、前記
    繊維集束路から引き出され、更に、前記糸つぎ繊維は、
    自動的に、連続的に測定された糸つぎ部の品質に従って
    適合されるオープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部監視
    法において、 糸つぎ部及び、糸つぎ部の前後に位置する、それぞれ少
    なくともほぼ糸つぎ部分の長さを有している糸区間のと
    ころで、糸の長手方向軸線に関連する直径値を自動的に
    測定して電子的に記憶し、 連続的に実行される糸つぎ過程の際に得られた、長さに
    関連した前記直径値から平均値を形成し、 該平均値から比較値を導出乃至形成し、 測定された前記直径値を前記比較値と比較し、該比較に
    より、以後の糸つぎ部の改善のため、例えば、糸つぎ部
    のプロフィールの改善のために、所期の操作量を導出す
    るようにしたことを特徴とするオープンエンド紡績ユニ
    ットの糸つぎ部の監視法。
  2. 【請求項2】比較結果を、自動的に作動する糸つぎ装置
    の電子制御のために用いる請求項1記載の監視法。
  3. 【請求項3】比較結果を、繊維集束装置の内に供給され
    る紡績のための繊維量の選定のために用いる請求項2記
    載の監視法。
  4. 【請求項4】繊維束引き入れ装置と、開繊分離装置と、
    繊維案内装置と、繊維集束路並びに糸引き出し装置とを
    有しているオープンエンド紡績ユニットにおいて、引き
    戻される糸端部は、糸つぎ部の形成のために、前記繊維
    集束路内に供給された糸つぎ繊維につがれ、糸は、一定
    の繊維が前記繊維集束路内に供給される間、連続して、
    前記繊維集束路から引き出され、更に、前記糸つぎ繊維
    は、自動的に、連続的に測定された糸つぎ部の品質に従
    って適合されるオープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部
    監視法を実施する装置において、 糸の長手方向軸線に関連する糸つぎ部分(22)の直径値
    及び前記糸つぎ部分(22)の前後に位置する、それぞれ
    少なくとも糸つぎ部分(22)の長さを有している糸区間
    (23,24)を自動測定するための装置(21)と、 測定された、長さに関連した直径値を電子的記憶する装
    置(26)と、 測定された、長さに関連した前記直径値から平均値を形
    成するための装置(29)と、 前記平均値から比較値を形成するための装置(31)と、 測定された、長さに関連した直径値を前記比較値と比較
    するための装置(30)と、 以後の糸つぎでの糸つぎ部分のプロフィールを改善する
    ための操作量を導出するための装置(35)とを有してい
    ることを特徴とするオープンエンド紡績ユニットの糸つ
    ぎ部の監視法を実施する装置。
JP63120809A 1987-05-19 1988-05-19 オープンエンド紡績ユニットの糸つぎ部の監視法および装置 Expired - Lifetime JP2716455B2 (ja)

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