JP2704284B2 - エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物 - Google Patents
エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物Info
- Publication number
- JP2704284B2 JP2704284B2 JP1005816A JP581689A JP2704284B2 JP 2704284 B2 JP2704284 B2 JP 2704284B2 JP 1005816 A JP1005816 A JP 1005816A JP 581689 A JP581689 A JP 581689A JP 2704284 B2 JP2704284 B2 JP 2704284B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- ethylhexyl
- meth
- group
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Epoxy Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
物を含む組成物に関するものである。(メタ)アクリレ
ート化合物は熱、紫外線、イオン化放射線,ラジカル重
合開始剤の存在下で容易に単独重合または他の不飽和基
含有化合物と共重合することが可能で、また塗料用樹脂
の中間原料としても有用である。
れている。
ル酸2−エチルヘキシル等の単官能モノマーおよびトリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート等の多官能モノマーが一般的に
知られている。
料に用いた場合には硬化後の未反応モノマーの臭気がは
なはだしく問題となる。
として用いる場合には、樹脂に対して多量に使用する必
要があり、したがって樹脂が有する特性が失われるとい
う欠点を有している。
れるシクロヘキセニルメチル(メタ)アクリレートを酸
化剤でエポキシ化して得られる (式中Rは水素原子またはメチル基を表わす)は低粘度
で、かつ、低臭気で広範囲に亘る樹脂への溶解性を有し
ており、このものはインキ、塗料、接着剤、被覆剤、成
型用樹脂の原料あるいは改質剤として有用である。
た(メタ)アクリル酸エステル(以下Rが水素原子の時
はAETHB、Rがメチル基の時はMETHBと略す)は極めて重
合し易く製造工程、貯蔵及び輸送中に熱、光およびその
他の要因によってしばしば重合することが知られてい
る。
−186876号)においては、アクリルモノマーの一般的な
禁止剤では当該(メタ)アクリル酸エステル、すなわち
AETHB(METHB)に対しては重合禁止能は十分ではないと
した上で、アミン類、とりわけピペリジンが好ましいと
いうことが開示されている。
においても重合禁止剤についての記載はあるが、その効
果については全く触れられてないため、前記特願昭63−
10083号出願がAETHB(METHB)の重合防止方法に関する
実質的に唯一の従来技術であった。
号出願(特開平1−186876号)において述べられている
ピペリジン単独あるいはピペリジンとハイドロキノン等
のいわゆる通常の禁止剤との併用ではAETHB(METHB)の
重合防止効果は、まだ十分とは言えないことを確かめ
た。
876号)が出願された当時においては、AETHB(METHB)
が未だ工業的規模で生産されていなかったため製品とし
て具備すべき品質が十分予見できなかったことにある。
も工業的規模で生産するためには、得られた製品が目的
とする品質に合致するかどうかが重要になるのである。
この点に関してその後開発が進み、製品中に微量の重合
物が含まれると問題があることが明らかになっている。
を含むAETHB(METHB)を使うと重合物が粘着性の不溶解
物として析出し、プロセス上種々の問題を生じるととも
に塗料の商品価値を著しく低下せしめてしまう。
B(METHB)自体の低分子量重合物が主成分と考えられる
が、これらの重合物の含有量はn−ヘキサンあるいはn
−ヘプタンに製品を少量溶解した時に白濁するかどうか
で明瞭に確認することができる(N−ヘプタンを使った
このような溶解性試験を以下HTと呼ぶ)。製品として使
えるAETHB(METHB)はHTが透明あるいはわずかに白濁す
る程度でなければならないことがわかっている。
号)の方法を追試して得られたAETHB(METHB)中のHTを
調べると白濁もしくは沈殿物が析出する程の強い白濁で
あるため、品質的には十分ではないと判断される。
は、さらに効果的な重合抑制方法を確立する必要があ
り、本発明者らが出願した当時は依然として、それを可
能にする技術は存在しなかったのである。
い、特定の重合防止剤を組み合わせてAETHB(METHB)組
成物として用いれば上記目的に極めて合致することを見
い出し本発明を完成するに至った。
れる化合物を酸化剤でエポキシ化して得られる 一般式(II) (式中Rは水素原子またはメチル基を表わす)で表わさ
れる化合物および下記の[A群] ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
P−ベンゾキノン、2,5−ジヒドロキシ−P−キノンか
ら選ばれるキノン類 および[B群] リン酸、リン酸カリウム、リン酸ナトリウム、ピロリン
酸、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸カリウ
ム2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸ナトリウム
2−エチルヘキシルエステル、トリポリリン酸、2−エ
チルヘキシルトリポリリン酸カリウム、2−エチルヘキ
シルトリポリリン酸ナトリウム、2−エチルヘキシルテ
トラポリリン酸ナトリウム、2−エチルヘキシルテトラ
ポリリン酸カリウムから選ばれるリン酸またはリン酸化
合物、 から選ばれる各々少くとも1種の化合物を共存せしめた
ことを特徴とするエポキシ化された(メタ)アクチレー
ト化合物を含む組成物。」 である。
詳しく説明する。先ずAETHB(METHB)を含む組成物中の
主成物であるエポキシ化合物を製造する反応工程につい
て説明する。
ルメチル(メタ)アクリレートを酸化剤でエポキシ化す
ることにより一般式(II)で表わされるAETHB(METHB)
が得られる。
ものなら何でもよく過ギ酸、過酢酸、過プロピオン酸、
m−クロロ過安息香酸、トリフルオロ過酢酸、過安息香
酸、ターシャリブチルハイドロパーオキサイド、クミル
ハイドロパーオキサイド、テトラリルハイドロパーオキ
サイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイ
ドなどの各種ハイドロパーキサイド類、過酸化水素など
を例として挙げることができる。
用いる場合なら炭酸ソーダなどのアルカリや硫酸などの
酸を触媒として併用しうる。
場合ならモリブデンヘキサカルボニルなど公知の触媒能
を有するものを、また、過酸化水素を用いる場合ならタ
ングステン酸と苛性ソーダの混合物を併用することがで
きる。
ロヘキセニルメチル(メタ)アクリレートを所定量仕込
み、この中に必要に応じて触媒、安定剤を溶解させ、こ
の中に前記酸化剤を滴下して行なう。酸化剤とシクロヘ
キセニルメチル(メタ)アクリレートとの反応モル比は
理論的には1/1であるが、本発明の方法では0.1〜10の範
囲、好ましくは、0.5〜10の範囲、さらに好ましくは0.8
〜1.5の範囲である。
トとのモル比が10を越える場合はシクロヘキセニルメチ
ル(メタ)アクリレートの転化率および反応時間短縮、
(メタ)アクリレートの重合によるロスの減少という点
で好ましいが、過剰の酸化剤による副反応や酸化剤の選
択率および未反応の酸化剤を回収回収する場合に多大の
費用を要する、などの欠点がある。
レートとの反応のモル比が0.1以下の場合は酸化剤の選
択率、添加率、酸化剤による副反応を抑制するという点
で好ましいが、(メタ)アクリレートの重合によるロ
ス、未反応のシクロヘキセニルメチル(メタ)アクリレ
ートを回収する場合に多大の費用を要する、などの欠点
がある。
するような上限値以下で行ない、たとえば、過酢酸を用
いる場合なら70℃以下で、ターシャリブチルハイドロパ
ーオキサイドを用いる場合なら150℃以下が好ましい。
で、過酢酸を用いる場合なら0℃、ターシャリブチルハ
イドロパーオキサイドを用いる場合なら20℃という下限
値以上で行うことが好ましい。
よる有機酸、アルコール、水でエポキシ基が開環してし
まう副反応が生じるので、副反応量が少なくなるような
温度を前記したような温度領域から選定して実施する。
たは低圧下でも実施できる。また、反応は溶媒存在下で
も実施できる。
希しゃくすることによる安定化などの効果があるため好
ましい。
ンなど芳香族化合物、クロロフォルム、ジメチルクロラ
イド、四塩化炭素、クロルベンゼンなどのハロゲン化
物、酢酸エチル、酢酸ブチル、などのエステル化物、ア
セトン、メチルエチルケトンなどのケトン化合物、1、
2−ジメトキシエタンなどのエーテル化合物などを用い
ることができる。
リレートに対して0.5〜5倍量が好ましい。
による安定化などの効果が少なく、逆に5倍量より多く
しても安定化効果はそれ程アップせず溶媒の回収に多大
の費用を要するので無駄となる。
合防止剤をそれぞれ少なくとも2種類混合して用いたエ
ポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成
物にある。
(特開平1−186876号)に記載された禁止剤を添加した
だけではHTで白濁する。
あると考えられている。
えば液体クロマトグラフィーのような分析機器でも明瞭
に検知できないため見逃してしまう。HTで白濁した反応
粗液は後の精製工程を経て製品化される間にさらに重合
が進み、製品のHTは沈殿物を伴う程の濁りとなる。
群]から選ばれた少くとも1種以上の化合物を共存せし
めた組成物として製造工程、保管、流通過程に供するこ
とにより解決できることを見出した。このとき組成物に
分子状酸素を共存させることにより効果を十分に発揮さ
せることができるが、具体的には、運搬または保管中の
タンクに空気を共存させていればよい。
くても容器の上部の空間に空気が存在する状態になるの
で共存状態が必然的に形成される。但し、事前に空気を
吹き込む操作を行なっておいてもてもよい。
るので好ましくない。
ともに系内に窒素を共存させるのが通常であるが、その
場合の吹込みガス中の酸素濃度は0.01%(容量)以上,
好ましくは3%(容量)以上である。酸素濃度は高い程
効果があるが上限値は系での爆発下限界酸素濃度とな
り、その値は使用溶媒により異なるものである。
使用した場合は各群の化合物の単独使用あるいは各群か
らの2種のみによる併用にかかる効果よりはるかに優
れ、その相乗効果も極めて大きいことは特筆すべきもの
である。
組成物を製造する際の情況を具体的に説明する。
物に対して用いられる[A群]の化合物の一部、例えば
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテルと
分子状酸素の組合わせが、いわゆるアクリル酸やアクリ
ル酸エステルの重合防止に効果があることは公知であ
り、特願昭63−10083号出願(特開平1−186876号)の
実施例でも空気雰囲気下で禁止効果を比較している。
物に対して[B群]の少くとも1種の化合物を必須の成
分として添加する理由は用いる酸化剤が微量とはいえ分
解しラジカル源を発生するのを抑制することに効果があ
ると考えられるためである。
製造工程上の条件によって任意に変えられるが、[A
群]の化合物としては反応原料であるシクロヘキセニル
メチル(メタ)アクリレートに対して0.005〜5重量
%、より好ましくは0.001〜0.1重量%、[B群]の化合
物として0.001〜1重量%、より好ましくは0.01〜0.2重
量%の範囲で添加するのがよい。
加してもよい。
ストンフロー型式が好ましい。
が粉末状のものの場合は溶媒に溶解してから仕込むのが
良い。
た、バッチ方式の場合も同様であるが、酸化剤は逐次的
に仕込むセミバッチ方式が望ましい。
ばれる各々少くとも1種を共存せしめて重合を防止する
点にあるが、本発明はそのまま精製工程にも有効に活用
できるのである。
質、未反応原料、触媒などの除去、中和、吸着剤やイオ
ン交換樹脂処理などによって精製することができる。
中和水洗を行うのが好ましい。これは、中和せずに溶媒
等の低沸点成分を除去しようとすると極めて重合し易い
ためである。
KOH、K2CO3、Na2CO3、NaHCO3、NH3などのようなアルカ
リ性物質の水溶液を使用することができる。使用する際
の濃度は広い範囲で自由に選択することができる。分液
性の点からNaOH、Na2CO3水溶液、NaHCO3水溶液を用いる
のが好ましい。
度範囲で行うのが良い。中和あるいは水洗を行った反応
粗液から低沸点成分を除去するには重合禁止剤を添加し
た後薄膜式蒸発器などを用いるのが良い。
化合物が下層水中に抽出され中和上層液中の含量が減少
する場合もあるが、その際は、中和終了後各群の化合物
を適当量補充するのが好ましい。また、中和水洗時にも
分子状酸素を系内に吹込むことが望ましい。
機過酸を除去することが重要である。次の低沸点成分除
去工程を安定に操作するためには、中和上層液中の残存
有機過酸含量を0.1%以下、好ましくは0.01%以下にな
るまで繰り返し中和水洗する必要がある。
通常3〜5段にすれば有機過酸濃度を規定値以下に下げ
ることができる。
い1%程度のアルカリ水溶液を使うのが好ましい。
品にするような場合にはアルカリ金属が製品に混入し品
質に影響を及ぼすためである。
お、連続式で中和水洗した場合、下層水を向流式に前中
和に使うことは何ら問題なく、またその方が経済的であ
る。
酸と有機酸の合計量に対して当量比で0.5〜3倍量、好
ましくは1.1〜1.5倍量使用するのがよく必要以上に量を
増やすのは経済的ではない。また当量比を必要以上に下
げた場合有機過酸あるいは有機酸を除去するのに多量の
水を要するため、得策ではないし、また、溶媒等の下層
水中への溶解ロスも増加する。
重合防止の点から50〜180℃、好ましくは、60〜100℃で
行うのがよい。
温度との関係で減圧で操作するのが一般的である。
塔底液が留出するラインから吹込むのが普通である。
るいは塔底液が安定に流下するかどうか、あるいは留出
した低沸点成分をコンデンサーで補集する際の回収ロス
をいう観点から自ずと制限される。脱低沸工程で得られ
る塔底液は純度的には94〜96%までしか達していない
が、本発明の成果として、HTが透明もしくはわずかに白
濁する程度の品質である。
通用するものである。
行う。製品化工程は、残存低沸点成分を完全に除去する
もので脱低沸工程と同様に行うが、更に減圧度を増して
高真空下で行うのが一般的である。
ットルのガラス反応器にシクロヘキセニルメチルメタク
リレート14.4kg、酢酸エチル52.8kg、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル12g、ピロリン酸12gを加え、かつ反応
器に挿入管から酸素/チッ素(10/90容量%)の混合ガ
スを100Nリットル/Hrで吹込んだ。
を定量ポンプで4時間かけて仕込んだ。仕込み終了後、
更に4時間熟成後反応を終了させた。反応粗液1gを採取
しn−ヘプタン10gに溶解したところ透明であった。
分撹拌後、30分間静置して分液させる。下層水を除去後
更に10%Na2CO3 50kgを加え同様な操作を行う。
全に消失していた。
ところ過酢酸濃度は0.01%以下であった。
ルエーテル12g、ピロリン酸12gを加え、ガラス製スミス
式薄膜蒸発器で脱低沸処理した。操作条件は加熱温度80
℃、圧力150mmHgで、塔底液留出ラインから酸素/窒素
(10/90容量%)の混合ガスを100Nリットル/Hrで吹込ん
だ。
ろMETHB 94.7%、酢酸エチル1.8%、シクロヘキセニル
メチルメタクリレート1.0%、その他2.5%であった。
であった。
ットルのガラス反応器にシクロヘキセニルメチルメタク
リレート14.4kg、酢酸エチル52.8kg、ハイドロキノン12
g、2−エチルヘキシルトリポリリン酸ナトリウム12gを
加え、かつ反応器に挿入管から酸素/チッ素(10/90容
量%)の混合ガスを100Nリットル/Hrで吹込んだ。次い
で反応温度を40℃に保ち、30%過酢酸溶液24.8kgを定量
ポンプで4時間かけて仕込んだ。
反応粗液1gを採取しn−ヘプタン10gに溶解したところ
透明であった。
分撹拌後、30分間静置して分液さる。下層水を除去後更
に10%Na2CO3 40kgを加え同様な操作を行う。
全に消失していた。次いで、1%NaOH 40kgを加え同様
な操作を行ったところ過酢酸濃度は0.01%以下であっ
た。
エチルヘキシルトリポリリン酸ナトリウム12gを加え、
ガラス製スミス式薄膜蒸発器で脱低沸処理した。
ラインから、酸素/窒素(10/90容量%)の混合ガスを1
00Nリットル/Hrで吹込んだ。塔底液の取得量は13.9kgで
あった。またガスクロマトグラフィー分析で組成を調べ
たところMETHB 95.5%、酢酸エチル1.7%、シクロヘキ
セニルメチルメタクリレート1.2%、その他1.6%であっ
た。
に白濁したが沈殿物は認められなかった。続いて、同じ
装置で加熱温度80℃、圧力2〜3mmHgの条件下でさらに
脱低沸して高純度品を得た。
液の取得量は9.6kgであった。ガスクロマトグラフィー
分析したところMETHB純度は98.1%であった。塔底液1g
をn−ヘプタン10gに溶かしたところ白濁したが、製品
として使えるものであった。
ットルのガラス反応器にシクロヘキセニルメチルメタク
リレート14.4kg、酢酸エチル52.8kg、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル12g、ピロリン酸12gを加え、かつ反応
器に挿入管から酸素/チッ素(10/90容量%)の混合ガ
スを100Nリットル/Hrで吹込んだ。次いで反応温度を50
℃に保ち、30%過酢酸溶液24.8kgを定量ポンプで4時間
かけて仕込んだ。
た。反応粗液1gを採取しn−ヘプタン10gに溶解したと
ころ透明であった。
0分撹拌後、30分間静置して分液させる。
作を行う。
全に消失していた。
ところ過酢酸濃度は0.01%以下であった。次に、中和上
層液71.1kgにピロリン酸24gを加え添加したものをガラ
ス製スミス式薄膜蒸発器で脱低沸処理した。
から酸素/窒素(10/90容量%)の混合ガスを100Nリッ
トル/Hrで吹き込んだ。塔底液を3.3kg取得したが蒸発器
の振動異音が発生したため、操作を中断した。
撹拌羽根に付着していた。得られた塔底液1gをn−ヘプ
タン10gに溶解したところ多量の白色沈殿物が析出し
た。
た以外は比較例1と同様に行なったところ、比較例1と
同じ結果が得られた。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式(I) (式中Rは水素原子またはメチル基を表わす)で表わさ
れる化合物を酸化剤でエポキシ化して得られる 一般式(II) (式中Rは水素原子またはメチル基を表わす)で表わさ
れる化合物および下記の[A群] ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
P−ベンゾキノン、2,5−ジヒドロキシ−P−キノンか
ら選ばれるキノン類 および[B群] リン酸、リン酸カリウム、リン酸ナトリウム、ピロリン
酸、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸カリウ
ム2−エチルヘキシルエステル、ピロリン酸ナトリウム
2−エチルヘキシルエステル、トリポリリン酸、2−エ
チルヘキシルトリポリリン酸カリウム、2−エチルヘキ
シルトリポリリン酸ナトリウム、2−エチルヘキシルテ
トラポリリン酸ナトリウム、2−エチルヘキシルテトラ
ポリリン酸カリウムから選ばれるリン酸またはリン酸化
合物、 から選ばれる各々少くとも1種の化合物を共存せしめた
ことを特徴とするエポキシ化された(メタ)アクリレー
ト化合物を含む組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005816A JP2704284B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005816A JP2704284B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188576A JPH02188576A (ja) | 1990-07-24 |
JP2704284B2 true JP2704284B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11621610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1005816A Expired - Fee Related JP2704284B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704284B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5557007A (en) * | 1990-09-28 | 1996-09-17 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Unsaturated polylactone acrylates and derivatives thereof |
US5382676A (en) * | 1991-08-28 | 1995-01-17 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Purified 3,4-epoxycyclohexyl methyl(meth)acrylate, a process for the preparation thereof and a 3,4-epoxycyclohexyl methyl(meth)acrylate composition |
GB2330837B (en) * | 1995-09-01 | 1999-12-29 | Daicel Chem | A stabilized 3,4-epoxycyclohexyl methyl(meth)acrylate |
US5756780A (en) * | 1995-09-01 | 1998-05-26 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Process for the preparation of a purified 3,4-epoxycyclohexyl methyl(meth)acrylate and, a stabilized 3,4-epoxycyclohexyl methyl acrylated |
JP2020105440A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社ダイセル | 高純度3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112670A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-17 | Kansai Paint Co Ltd | 水性被覆用組成物 |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP1005816A patent/JP2704284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63112670A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-17 | Kansai Paint Co Ltd | 水性被覆用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02188576A (ja) | 1990-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100663575B1 (ko) | 측쇄 카복실산의 글리시딜에스테르의 제조방법 | |
JP2704284B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物を含む組成物 | |
JP2852673B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレートの製造方法 | |
JPH06219991A (ja) | 多官能性(メタ)アクリレートの製造方法 | |
JP2906276B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレートの製造方法 | |
JP3018109B2 (ja) | エポキシ化(メタ)アクリレ―ト及びその製法 | |
JP2941036B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレートの着色防止方法 | |
JP3029147B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレ―ト化合物の製造方法 | |
JP2819061B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレートの精製方法 | |
EP0741135B1 (en) | 6H-Dibenz(c,e)(1,2)oxaphosphorin-6-oxide derivatives for the stabilisation of 3,4-epoxycyclohexylmethyl (meth)acrylate | |
JP3602620B2 (ja) | 3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレ−トの精製方法 | |
JP3441189B2 (ja) | 安定化された脂環エポキシ含有(メタ)アクリレート化合物およびその製造方法 | |
JP2941044B2 (ja) | 新規な(ナタ)アクリレート化合物およびその製造方法 | |
JP2562620B2 (ja) | エポキシ化(メタ)アクリレート化合物の製造方法 | |
JP2754220B2 (ja) | ラクトンモノマーの重合方法 | |
JP3336067B2 (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレート化合物の製造方法 | |
JPH01186876A (ja) | エポキシ化された(メタ)アクリレートの製造方法 | |
JP3059261B2 (ja) | エポキシ基を有するラクトン付加物を主成分とする新規な重合体の製造方法 | |
JP3760391B2 (ja) | エポキシ化反応粗液の精製方法 | |
JP2000154182A (ja) | (メタ)アクリロイル基を有するエポキシ化合物の製造方法 | |
JPH0532721A (ja) | 新規な重合性ビニル化合物からなる組成物及びその製造方法 | |
JP3051192B2 (ja) | エポキシ化された1−メチルテトラヒドロベンジルアルコ―ルおよびその製造方法 | |
JP3016428B2 (ja) | 新規な脂環式化合物からなる組成物およびその製造方法 | |
JP2869753B2 (ja) | 重合性ビニル化合物 | |
JPH0559030A (ja) | エポキシ化されたα,ω−ジオレフインの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 11 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |