JP2700717B2 - 板金製ポリv溝プーリの製造方法及び板金製ポリv溝プーリ - Google Patents

板金製ポリv溝プーリの製造方法及び板金製ポリv溝プーリ

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JP2700717B2
JP2700717B2 JP8519674A JP51967496A JP2700717B2 JP 2700717 B2 JP2700717 B2 JP 2700717B2 JP 8519674 A JP8519674 A JP 8519674A JP 51967496 A JP51967496 A JP 51967496A JP 2700717 B2 JP2700717 B2 JP 2700717B2
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俊明 金光
一幸 小田
信二 杉本
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    • F16H55/44Sheet-metal pulleys
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、板金製ポリV溝プーリの製造方法、特にポ
リVベルトが掛けられるポリV溝を有する胴壁の端部に
一層の材料層でなる耳部が環状に張出されている板金製
ポリV溝プーリの製造方法に関する。本発明の製造方法
によって製造された板金製ポリV溝プーリは、例えば自
動車のエンジンの回転を伝達する回転部品として使用さ
れる。
背景技術 基板部から円筒状に延び出た胴壁にポリV溝を形成し
た板金製ポリV溝プーリにおいては、ポリVベルトの外
れを防ぐために上記胴壁の基板部側端部に耳部が環状に
形成されている。
板金製ポリV溝プーリにそのような耳部を具備させる
従来方法が、例えば特公昭57−18967号公報に記載され
ている。この公報に記載されている方法は、円板材を、
基板部と胴壁とを備えたカップ状に成形した後、基板部
と胴壁とのコーナ部分を所定の手段で二重(二枚重ね)
にして張り出させ、その二重部分すなわち二層の材料層
を有する二枚重ね重部分を耳部とするという方法であ
る。
また、他の従来方法が、例えば特公平3−69611号公
報に記載されている。この公報に記載されている方法
は、円板材を基板部と胴壁とを備えたカップ形に成形し
た後、外側よりその胴壁の根元部分を基板部の厚み方向
で二つに割いて一層構造すなわち一層の材料層でなる耳
部を形成するという方法である。
しかしながら、特公昭57−18967号公報に記載された
方法のように、基板部と胴壁とのコーナ部分を所定の手
段で二重(二枚重ね)にして張り出させた二重部分を耳
部にするという方法は、耳部が二重になる分だけ材料を
多く必要とし、そけだけ材料費が高くつくという問題が
あった。また、耳部が二重に形成された板金製ポリV溝
プーリは、使用していると、二重部分の先端屈曲箇所の
内側から亀裂が発生しやすいという問題があった。
また、特公平3−69611号公報に記載された方法のよ
うに、胴壁の根元部分を基板部の厚み方向で2つに割い
て一層構造の耳部を形成するという方法は、耳部を、必
要量張り出させるために、基板部に厚い肉厚が必要とな
る。従って、現在では、基板部の肉厚を確保するため
に、出発材料としての円板材が少なくとも2.6mm程度の
肉厚を有していることが条件とされ、そのためにカップ
状に成形される円板材として肉厚の厚い板金材を用いる
必要が生じて、軽量化と材料費の低減化を図れないのが
実情である。
本発明は以上の事情の下でなされたものであり、2.6m
mより肉厚の薄い板金材(例えば2mmの板金材)であって
も、一層構造の耳部の張り出し量を十分に充足し得る板
金製ポリV溝プーリの製造方法及び板金製ポリV溝プー
リを提供することを目的とする。
発明の開示 上記目的を達成するため、本発明の板金製ポリV溝プ
ーリの製造方法は、基板部の外周側の厚肉化された環状
周壁を挾圧して環状周壁の軸長を伸ばすことを行って、
基板部よりも肉厚であるが環状周壁よりも肉薄の円筒状
の胴壁を形成すると共に、その胴壁の基部に一層の材料
層でなる予備耳部を隆起させ、この予備耳部が隆起され
た胴壁を挾圧して、その胴壁にポリV溝を形成すると共
に、上記予備耳部をさらに隆起させて耳部を形成するも
のである。
この発明によれば、厚肉化させた環状周壁を薄肉化し
て軸長の長い胴壁を形成すると共に、その胴壁を形成す
るときに胴壁の基部に一層の材料層でなる予備耳部を隆
起させるので、薄い板金材を用いて、もし基板部が薄く
ても十分な張り出し量と強度を有する一層構造の耳部を
板金製ポリV溝プーリに具備させることができるように
なる。
上記製造方法において、胴壁と予備耳部を形成するに
あたり、環状周壁を一回挾圧して胴壁と予備耳部を形成
してもよいし、環状周壁を複数回挾圧して胴壁と予備耳
部を形成してもよい。
上記製造方法において、厚肉化された環状周壁は、基
板部の外周側から張り出している鍔形部をその軸方向に
押圧するプレス工程を経て傾斜状の環状壁部に成形した
後、その傾斜状の環状壁部を含む上記鍔形部を成形ロー
ラで径内方向に押圧して外膨らみ状に成形することによ
り形成することが望ましい。また、予備耳部の隆起は、
環状周壁の内側に位置させる回転型と、環状周壁の外側
に位置させる回転ローラとで、予備耳部形成側を除いて
環状周壁を挾圧することにより行うことが望ましい。そ
して、上記成形ローラには、傾斜状の環状壁部を含む鍔
形部を径内方向に押圧するための湾曲凹入状の成形面を
外周に備えているものを好ましく用いることができる。
この方法を採用すると、円板材を絞り成形してカップ
状部材を形成し、そのカップ状部材の円筒状の周壁を厚
肉化して環状周壁を形成し、この環状周壁を今度は薄肉
化すべく挾圧して胴壁と予備耳部を形成するといった場
合に比べて、製作時間を短縮することができる。特に、
鍔形部に傾斜状の環状壁部を成形することをプレス工程
で行うようにしているので、その環状壁部の成形を短時
間で行うことができるようになり、板金製ポリV溝プー
リの製作に至るまでの一連の全工程が円滑に実行される
ようになる。すなわち、厚肉化された環状周壁を形成す
る工程の実行時間が、他の工程の実行時間に比べて長く
なるといったことがなくなる。
また、上記した円筒状の胴壁と予備耳部は、基板部の
外周側から張り出している鍔形部を厚肉の傾斜状の環状
周壁に形成する傾斜状の環状周壁形成工程を行った後、
この傾斜状の環状周壁を挾圧して形成することができ
る。
この方法を採用すると、円板材を絞り成形してカップ
状部材を形成し、そのカップ状部材の円筒状の周壁を厚
肉化して環状周壁を形成し、この環状周壁を今度は薄肉
化すべく挾圧して胴壁と予備耳部を形成するといった場
合に比べて、製作時間を短縮することができる。
上記製造方法において、円筒状の胴壁と予備耳部の形
成は、環状周壁の内側に位置させる回転型と、環状周壁
の外側に位置させる回転ローラとで、予備耳部形成側を
除いて環状周壁を挾圧することにより行うことが望まし
い。
このようにすることにより、環状周壁から胴壁を形成
するときに同時に予備耳部が隆起される。
また、上記傾斜状の環状周壁形成工程は、基板部の外
周側から張り出している鍔形部を先拡がりに傾斜させな
がら径内方向に押圧することによって、その傾斜部分に
増厚方向の力を加えると同時に、上記鍔形部の張出幅を
次第に収縮させ、これによって上記傾斜部分の厚肉化を
行うことが可能である。この場合においては、上記鍔形
部の外周部に当接されるテーパ状の成形面とこのテーパ
状の成形面の径大側端部から先拡がりに延び出て上記鍔
形部に形成された傾斜部分の端面を位置規制するための
当り面とでなるV形成形面を備えた回転ローラを使用し
て行うことが望ましい。
このようにすると、鍔形部に無理なく傾斜部分が形成
され、かつその傾斜部分の厚肉化が行われ、しかも傾斜
部分の最終の長さを確実に制御でき、次工程の胴壁−予
備耳部形成工程を円滑に行うことができるようになる。
本発明の製造方法によると、傾斜状の環状周壁形成工
程で、基板部の肉厚の2倍以上、試作品では2.5倍以上
の肉厚の環状周壁を形成することができている。このた
め、例えば出発材料として従来方法で用いるもの(肉厚
が2.6mm)よりも薄い肉厚2mmの鋼板製の円板材を用いた
場合でも、5mmというきわめて厚い環状周壁を容易に得
ることができ、そのように厚い環状周壁を形成すると、
その後に形成される予備耳部を隆起させた胴壁の肉厚を
2.6mm以上にすることが可能であり、そのようにするこ
とにより、従来と同じようなポリV溝と一層構造の耳部
を有しながら基板部の肉厚が薄い軽量かつ安価な板金製
ポリV溝プーリを得ることができる。
図面の簡単な説明 図1は本発明の実施例による板金製ポリV溝プーリの
製造方法に含まれる準備工程を示す説明図である。
図2は絞り工程の説明図である。
図3は傾斜状の環状壁部を形成するための準備工程を
示す説明図である。
図4は傾斜状の環状壁部を形成するためのプレス工程
を示す説明図である。
図5は鍔形部を外膨らみ状に成形するための準備工程
を示す説明図である。
図6は鍔形部を外膨らみ状に成形する工程を示す説明
図である。
図7は胴壁−予備耳部形成工程の準備段階を示す説明
図である。
図8は胴壁−予備耳部形成工程を示す説明図である。
図9はポリV溝−耳部形成工程の中間段階を示す説明
図である。
図10はポリV溝−耳部形成工程の仕上げ段階を示す説
明図である。
図11はプレス工程で成形された傾斜状の環状壁部を示
す部分端面図である。
図12は鍔形部を外膨らみ状に成形することにより得ら
れた厚肉化された環状周壁を示す部分端面図である。
図13は本発明の他の実施例による板金製ポリV溝プー
リの製造方法に含まれる準備工程を示す説明図である。
図14は絞り工程の説明図である。
図15は傾斜状の環状周壁形成工程のための準備工程を
示す説明図である。
図16は傾斜状の環状周壁形成工程の前段階を示す説明
図である。
図17は傾斜状の環状周壁形成工程の後段階を示す説明
図である。
図18は胴壁−予備耳部形成工程の前段階を示す説明図
である。
図19は胴壁−予備耳部形成工程の後段階を示す説明図
である。
図20はポリV溝−耳部形成工程の説明図である。
図21は他の実施例による絞り工程を経た中間品の形状
を表す切断端面図である。
図22は他の実施例による胴壁−予備耳部形成工程を経
た中間品の形状を表す切断端面図である。
図23は他の実施例によるポリV溝−耳部形成工程を経
て製造された板金製ポリV溝プーリの形状を表す切断端
面図である。
発明を実施するための最良の形態 この実施例においては、出発材料として肉厚t1が2.6m
mより薄い2mmの鋼板製の円板材が選ばれている。この円
板材1に対してはそれをハット形にするための絞り成形
が行われる。
図1は絞り成形に用いられる固定下型31とその外側で
昇降可能な可動下型32の上に、円板材1をセットし、そ
の円板材1に可動上型33を臨ませた準備工程を示してい
る。この状態から可動上型33を下降させ、可動下型32の
下降を伴わせて円板材1の外周部分3を下方に押圧する
と、図2のように、円板材1の外周部分3が固定下型31
に支持されている中央部分2から段付状に一段下がった
形のハット形絞り成形体4が得られる。
この絞り成形体4は次にプレス工程に移される。図3
のようにプレス工程では、絞り成形体4の中央部分2が
固定下型31aの上に置かれ、段差aを介して中央部分2
に隣接する外周部分3の一部が固定下型31aの外側で昇
降可能な可動下型32aの上に置かれ、上方から二つの可
動上型33a,33bが臨まされる。上記可動下型32aとそれに
対応する可動上型33bとに下拡がりの成形面32b,33cが備
わっている。そのため、図4のように二つの可動上型33
a,33bが下動して絞り成形体4の中央部分2を固定下型3
1aと可動上型33aとの間に挾むと共に、可動下型32aと可
動上型33bとの間で絞り成形体4の外周部分3を挾み付
けると、外周部分3の周縁部が上記成形面32b,33cによ
り挾圧されて下拡がりに傾斜した環状壁部3aに成形され
る。これと同時に、絞り成形体4の中央部分2の周縁部
が可動上型33bと固定下型31aとにより挾まれて絞り込ま
れることにより、図3に示した中央部分2と外周部分3
との間の段差aが大きくなるように成形される。図4に
は中央部分2と外周部分3との段差を符号bで示してあ
る。ここで、図4のように成形された絞り成形体4にお
いては、中央部分2が基板部5に相当し、環状壁部3aを
含む外周部分が鍔形部6に相当する。そして、鍔形部6
に対して環状周壁形成工程が行われる。
図5に環状周壁形成工程の準備工程を示している。こ
の準備工程では、絞り成形体4が、その基板部5と鍔形
部6の一部とを下から支持する回転下型34aに載置され
ると共に、上方から回転上型35aが臨まされ、また、側
方からは成形ローラ30aが臨まされる。上記回転下型34a
には円筒面36aが備わっている。また、回転上型35aは、
回転下型34aによって支持された絞り成形体4の基板部
5と鍔形部6の一部とに対応する凹入形状の押圧面39a
が備わっている。成形ローラ30aは、湾曲凹入状の成形
面30bを外周に備えている。
図5の準備工程を経た後、図6のように回転上型35a
が下降して回転下型34aとの間で絞り成形体4の基板部
5と鍔形部6の一部とが上下方向で挾み付けられ、その
状態で回転下型34aや回転上型35aと共に絞り成形体4が
回転される。そして、鍔形部(下拡がりに傾斜した環状
壁部3aを含む鍔形部)6に対して環状周壁形成工程が行
われる。
環状周壁形成工程は、上記鍔形部6を成形ローラ30a
で径内方向に押圧して外膨らみ状に成形する工程であ
る。すなわち、図6のように、成形ローラ30aの湾曲凹
入状の成形面30bを上記鍔形部6の環状壁部3aに横から
接触させてその成形ローラ30aを連れ回りさせながら、
成形ローラ30aの成形面3aで上記環状壁部3aを含む鍔形
部6を径内方向に押圧することが行われる。この工程を
経ることにより、上記鍔形部6が上記成形面3aに沿って
外膨らみ状に成形され、このときに同時に厚肉化され
る。図11には絞り成形体4にプレス工程を経て形成した
傾斜状の環状壁部3aの厚さを符号t5で示してあり、図12
には鍔形部6の一部を外膨らみ状に成形することにより
得られた環状周壁8aの厚さを符号t6で示してある。ここ
で、t5>t6になつており、環状周壁8aは環状壁部3aより
も厚肉化されている。
この実施例において、上記の傾斜状の環状周壁形成工
程を経ることにより形成される環状周壁8aの肉厚t6は5m
mに定めた。即ち、円板材1の肉厚t1の2.5倍に定めた。
環状周壁形成工程で厚肉化された環状周壁8aの肉厚を円
板材1の肉厚t1の2.5倍以上に定めることも可能であ
る。なお、環状周壁8aの肉厚を円板材1の肉厚t1の2.5
倍以上にするためには、図4〜図6で説明した手順を経
ることが有益であり、そのようにすると、それほど大き
な設備を使うことなく短時間で確実な厚肉化が可能にな
った。
環状周壁形成工程の次に胴壁−予備耳部形成工程が行
われる。この工程は、図7のように、回転下型34の凸部
36と回転上型35との間に基板部5を保持したまま、厚肉
化された環状周壁8aを回転させて、図8のように、平ら
な成形面46を有する別の回転ローラ45を水平に移動させ
て環状周壁8aの外周部に押し付け、その環状周壁8aの先
端部側を縮径させて回転下型34の立ち上り面38に押し付
けるという方法で行われる。
即ち、図7や図8に示したように、回転ローラ45を水
平に移動させてその成形面46で環状周壁8aの外面を径内
方向に押圧していくと、環状周壁8aが軸長を伸ばしなが
ら薄肉化される。環状周壁8aはその端面が回転下型34に
具備された下拡がりの底面37に当たるまで軸長を伸ば
す。こうして形成される胴壁9の肉厚t3は、基板部5の
肉厚t1よりも肉厚であるが上記環状周壁8aの肉厚t6(図
12参照)よりも肉薄になるようにする。そして、この胴
壁9の形成に併行して胴壁9の基部に予備耳部10,10aが
隆起される。この場合、図8のように、環状周壁8aの予
備耳部形成側を除く外面を回転ローラ45の成形面46で押
し付けるようにすると、上記肉厚t3の胴壁9が形成され
ることと併行して予備耳部10,10aが隆起される。上記胴
壁9はその肉厚t3が2.6mmになされている。
胴壁−予備耳部形成工程を経た後、胴壁9に対してポ
リV溝−耳部形成工程が行われる。図9に示すように、
このポリV溝−耳部形成工程は、回転下型51とこれに対
して偏心した回転上型52との間に基板部5を挾み、両型
51,52を回転させることで基板部5を回転させて、胴壁
9にポリV溝成形面53と耳部成形面54とを備えた回転ロ
ーラ55を押し付けることによって行われる。この工程を
行うことによって、図8で説明したところの予備耳部1
0,10aが隆起された上記胴壁9の外面の軸方向複数箇所
が押圧されてポリV溝11が形成され、同時に、予備耳部
10,10aがさらに隆起してポリV溝11の山部より径外方向
に張り出す耳部12,12aが形成される。このポリV溝−耳
部形成工程は数段階に分けて徐々に行うことが望まし
く、そのようにすると、耳部12,12′やポリV溝11が精
度よく形成される。図9と図10はポリV溝−耳部形成工
程は2段階に分けて行う場合を示しており、図10は仕上
げ工程に相当する。
次に、本発明の他の実施例を説明する。この実施例に
おいては、出発材料として肉厚t1が2.6mmより薄い2mmの
鋼板製の円板材が選ばれている。この円板材1に対して
はそれをハット形にするための絞り成形が行われる。
図13は絞り成形に用いられる固定下型31とその外側で
昇降可能な可動下型32の上に、円板材1をセットし、そ
の円板材1に可動上型33を臨ませた準備工程を示してい
る。この状態から可動上型33を下降させ、可動下型32の
下降を併わせて円板材1の外周部分3を下方に押圧する
と、図14のように、円板材1の外周部分3が固定下型31
に支持されている中央部分2から段付状に一段下がった
形のハット形絞り成形体4が得られる。
この絞り成形体4は次に傾斜状の環状周壁形成工程に
移される。図15のように傾斜状の環状周壁形成工程の準
備段階では、絞り成形体4が、その中央部分2と外周部
分3の一部とを下から支持する回転下型34に載置される
と共に、上方から回転上型35が臨まされ、また、側方か
ら回転ローラ30が臨まされる。上記回転下型34には、絞
り成形体4の中央部分2と外周部分3の一部とを支持す
る凸部36のほか、その凸部36の周囲に、外下がりに傾斜
した環状の底面37とその底面37の内周部から垂直に立ち
上がった面38とが備わっている。また、回転上型35は、
回転下型34の凸部36によって支持された絞り成形体4の
中央部分2と外周部分の一部とに対応する凹入形状の押
圧面39が備わっている。回転ローラ30は、下拡がりテー
パ状の成形面41とこのテーパ状の成形面41の径大側端部
から下拡がり(先拡がり)に延び出た当り面42とでなる
V型成形面43を備えている。
図15の準備工程を経た後、図16のように回転上型35が
下降して回転下型34の凸部36との間で絞り成形体4の中
央部分2と外周部分3の一部とが上下方向で挾み付けら
れ、その状態で回転下型34や回転上型35と共に絞り成形
型4が回転される。ここで、回転下型34と回転上型35と
の間に保持された絞り成形体4においては、それら両型
34,35により挾み付けられている部分、言い換えると、
絞り成形体4の中央部分2と外周部分3の一部とが基板
部5に相当し、その基板部5の外周側部分が鍔形部6に
相当する(図15参照)。そして、鍔形部6に対して傾斜
状の環状周壁形成工程が行われる。
傾斜状の環状周壁形成工程では、回転下型34と回転上
型35との間に保持された絞り成形体4に対して回転ロー
ラ30が水平に移動して近づき、その回転ローラ30に具備
されているV型成形面43のテーパ状成形面41が最初に絞
り成形体4の外周縁部に接触し、その後も引続き回転ロ
ーラ30が同一方向に水平に移動する。このため、上記鍔
形部6の外周部分を上記テーパ状成形面41により下方に
押す力と、その鍔形部6を径内方向に圧縮する力が発生
し、図16のように鍔形部6の外周にやゝ厚肉化された先
拡がり状の傾斜部分7が成形され、この傾斜部分7がさ
らに上記テーパ状成形面41により径内方向に押圧され
る。このように傾斜部分7が径内方向に押圧されると、
図17に示したように、径内方向に向く押圧力Fは、その
分力として、傾斜部分7を増厚させる方向の力F1と傾斜
部分7の軸線に沿う力F2とが発生することになって、上
記鍔形部6の基板部5からの張出幅D(図4参照)が次
第に収縮して上記傾斜部分7の厚肉化と伸長とが行われ
る。そして、傾斜部分7がさらに伸長してその端面が図
5に示したようにV型成形面43の当り面42に当たると、
その傾斜部分7の端面が位置規制され、傾斜部分7の厚
肉化がより促進されて、厚肉化された傾斜状の環状周壁
8が形成されることになる。
上記した傾斜状の環状周壁形成工程において、基板部
5は回転下型34の凸部36と回転上型35とによって挾み付
けられてその増厚が阻止されているので、傾斜部分7が
厚肉化されるときに基板部5が増厚することはない。
この実施例において、上記の傾斜状の環状周壁形成工
程を経ることにより形成される環状周壁8の肉厚t2は5m
mに定めた。即ち、円板材1の肉厚t1の2.5倍に定めた。
傾斜状の環状周壁形成工程で厚肉化された環状周壁8の
肉厚を円板材1の肉厚t1の2.5倍以上に定めることも可
能である。なお、環状周壁8の肉厚を円板材1の肉厚t1
の2.5倍以上にするためには、図16及び図17で説明した
手順を経ることが有益であり、そのようにすると、それ
ほど大きな設備を使うことなく短時間で確実な厚肉化が
可能になった。
傾斜状の環状周壁形成工程の次に胴壁−予備耳部形成
工程が行われる。この工程には、回転下型34の凸部36と
回転上型35との間に基板部5を保持したまま、厚肉化さ
れた環状周壁8を回転させて、図18のように、平らな成
形面46を有する別の回転ローラ45を水平に移動させて環
状周壁8の外周部に押し付け、その環状周壁8の先端部
側を縮径させて回転下型34の立ち上り面38に押し付ける
という方法で行われる。
即ち、図18、図19に示したように、回転ローラ45を水
平に移動させてその成形面46で環状周壁8の外面を径内
方向に押圧していくと、環状周壁8が軸長を伸ばしなが
ら薄肉化される。環状周壁8はその端面が回転下型34の
上記底面37に当たるまで軸長を伸ばす。こうして形成さ
れる胴壁9の肉厚t3は、基板部5の肉厚t1よりも肉厚で
あるが上記環状周壁8の肉厚t2よりも肉薄になるように
する。そして、この胴壁9の形成に併行して胴壁9の基
部に予備耳部10,10aが隆起される。この場合、図19のよ
うに、環状周壁8の予備耳部形成側を除く外面を回転ロ
ーラ45の成形面46で押し付けるようにすると、上記肉厚
t3の胴壁9が形成されることと併行して予備耳部10,10a
が隆起される。上記胴壁9はその肉厚t3が2.6mmになさ
れている。
胴壁−予備耳部形成工程を経た後、胴壁9に対してポ
リV溝−耳部形成工程が行われる。図20に示すように、
このポリV溝−耳部形成工程は、回転下型51とこれに対
して偏心した回転上型5との間に基板部5を挾み、両型
51,52を回転させることで基板部5を回転させて、胴壁
9(図19参照)にポリV溝成形面53と耳部成形面54とを
備えた回転ローラ55を押し付けることによって行われ
る。この工程を行うことによって、図19で説明したとこ
ろの予備耳部10,10aが隆起された上記胴壁9の外面の軸
方向複数箇所が押圧されてポリV溝11が形成され、同時
に、予備耳部10,10aがさらに隆起してポリV溝11の山部
11aより径外方向に張り出す耳部12,12aが形成される。
このポリV溝−耳部形成工程は数段階に分けて徐々に行
うことが望ましく、そのようにすると、耳部12,12′や
ポリV溝11が精度よく形成される。
図21は絞り工程を経た中間品(試作品)の形状を正確
に表した切断端面図であり、この図で判るように、絞り
工程を経た絞り成形体4においては、その中央部分2と
外周部分3とはその肉厚がほとんど同じであり、出発材
料としての円板材1(図1参照)と同じ厚さである。
図22は胴壁−予備耳部形成工程を経た中間品(試作
品)の形状を正確に表した切断端面図であり、この図で
判るように、胴壁9は、基板部5よりも厚肉になってい
る。また、胴壁9の基部には予備耳部10が隆起してい
る。
図23はポリV溝−耳部形成工程を経て製造された板金
製ポリV溝プーリ(試作品)の正確な形状を表した切断
端面図であり、この図で判るように、耳部12,12aが胴壁
13に形成された山部11aより十分に隆起されて径外方向
に張り出しており、また、ポリV溝11も十分な深さを有
している。
産業上の利用可能性 本発明による板金製ポリV溝プーリの製造方法及び板
金製ポリV溝プーリによれば、出発材料としての板金材
を従来のものより肉薄のものを用いても、ポリV溝付き
胴壁や一層構造の耳部を従来と同じように形成すること
ができるため、軽量化やコスト低減化を目指す場合に、
有効となる。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板部の外周側の厚肉化された環状周壁を
    挾圧して環状周壁の軸長を伸ばすことを行って、基板部
    よりも肉厚であるが環状周壁よりも肉薄の円筒状の胴壁
    を形成すると共に、その胴壁の基部に一層の材料層でな
    る予備耳部を隆起させ、この予備耳部が隆起された胴壁
    を挾圧して、その胴壁にポリV溝を形成すると共に、上
    記予備耳部をさらに隆起させて耳部を形成する板金製ポ
    リV溝プーリの製造方法。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項記載の板金製ポリVプー
    リの製造方法において、 厚肉化された環状周壁は、基板部の外周側から張り出し
    ている鍔形部をその軸方向に押圧するプレス工程を経て
    傾斜状の環状壁部に成形した後、その傾斜状の環状壁部
    を含む上記鍔形部を成形ローラで径内方向に押圧して外
    膨らみ状に成形することにより形成する板金製V溝プー
    リの製造方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項記載の板金製ポリVプー
    リの製造方法において、 予備耳部の隆起は、環状周壁の内側に位置させる回転型
    と、環状周壁の外側に位置させる回転ローラとで、予備
    耳部形成側を除いて環状周壁を挾圧することにより行う
    板金製ポリVプーリの製造方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲第2項記載の板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法において、 成形ローラが、傾斜状の環状壁部を含む鍔形部を径内方
    向に押圧するための湾曲凹入状の成形面を外周に備えて
    いる板金製ポリV溝プーリの製造方法。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項記載の板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法において、 環状周壁は、基板部の外周側から張り出している鍔形部
    を厚肉の傾斜状の環状周壁に形成する傾斜状の環状周壁
    形成工程によって形成し、この傾斜状の環状周壁を挾圧
    して、円筒状の胴壁を形成していると共に、予備耳部を
    隆起させている板金製ポリV溝プーリの製造方法。
  6. 【請求項6】請求の範囲第1項記載の板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法において、 予備耳部の隆起は、環状周壁の内側に位置させる回転型
    と、環状周壁の外側に位置させる回転ローラとで、予備
    耳部形成側を除いて環状周壁を挾圧することにより行う
    板金製ポリV溝プーリの製造方法。
  7. 【請求項7】請求の範囲第5項記載の板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法において、 傾斜状の環状周壁形成工程は、基板部から張り出してい
    る鍔形部を先拡がりに傾斜させながら径内方向に押圧す
    ることによって、その傾斜部分に増厚方向の力を加える
    と同時に、上記鍔形部の張出幅を次第に収縮させ、これ
    によって上記傾斜部分の厚肉化を行う板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法。
  8. 【請求項8】請求の範囲第7項記載の板金製ポリV溝プ
    ーリの製造方法において、 上記傾斜部分の厚肉化を、上記鍔形部の外周部に当接さ
    れるテーパ状の成形面とこのテーパ状の成形面の径大側
    端部から先拡がりに延び出て上記鍔形部に形成された傾
    斜部分の端面を位置規制するための当り面とでなるV形
    成形面を備えた回転ローラを使用して行う板金製ポリV
    溝プーリの製造方法。
  9. 【請求項9】請求の範囲第7項記載のポリV溝プーリの
    製造方法において、 傾斜状の環状周壁形成工程で、基板部の肉厚の2倍以上
    の肉厚の傾斜状の環状周壁を形成する板金状ポリV溝プ
    ーリの製造方法。
  10. 【請求項10】肉厚が2.6mmより薄い板金材を用いてお
    り、基板部の外周側の円筒状の胴壁の外面に山部と谷部
    を交互に有するポリV溝が備えられ、かつ、上記胴壁の
    軸方向両端部に上記山部より径外方向に張り出す一層の
    材料層でなる耳部が備えられている板金製ポリV溝プー
    リ。
  11. 【請求項11】板金材の肉厚が2mmである請求の範囲第1
    0項記載の板金製ポリV溝プーリ。
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