JPH05185176A - 板金製ポリvプーリの製造方法 - Google Patents

板金製ポリvプーリの製造方法

Info

Publication number
JPH05185176A
JPH05185176A JP463192A JP463192A JPH05185176A JP H05185176 A JPH05185176 A JP H05185176A JP 463192 A JP463192 A JP 463192A JP 463192 A JP463192 A JP 463192A JP H05185176 A JPH05185176 A JP H05185176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
outer peripheral
poly
mold
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP463192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0741343B2 (ja
Inventor
Toshiaki Kanemitsu
俊明 金光
Kazuyuki Oda
一幸 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanemitsu KK
Original Assignee
Kanemitsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanemitsu KK filed Critical Kanemitsu KK
Priority to JP4004631A priority Critical patent/JPH0741343B2/ja
Publication of JPH05185176A publication Critical patent/JPH05185176A/ja
Publication of JPH0741343B2 publication Critical patent/JPH0741343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板金製ポリVプーリの外周壁に形成するベル
ト離脱防止用の耳部の外周壁からの突出量を十分に大き
くするとともに、成形工程数を少なくして製造コストの
低減を図る。 【構成】 基底壁12の外周端部から交叉状に連設され
た環状の外周壁13の根元部分と回転内型112との間
に空間Sを存在させた状態で外周壁13を回転内型11
2に被せるとともに、その外周壁13の軸方向両側を、
この回転内型112と回転押圧型113の挾持面11
4,115で挾み付ける。この状態で、回転外型213
を回転させながら、外周壁13に押し付けてその根元部
分を回転内型112側に変形させつつ、該根元部分を外
側から2つに割くように回転外型213の耳部成形突部
214を食い込ませて耳部214を突出成形すると同時
に、回転外型213のポリV溝成形面215により外周
壁13の外面にポリV溝15を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金製ポリVプーリの
製造方法、詳しくは環状の外周壁の一方側の端部に、ポ
リVベルトの外れを防止するための径方向外方に突出す
る環状の耳部を形成するとともに、上記外周壁に複数の
V溝群よりなるポリV溝を成形してなる板金製ポリVプ
ーリの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の板金製ポリVプーリの製造方法
として、従来、特開昭62-84845号公報などに開示されて
いる方法が知られている。この方法は、平板状素材をプ
レス加工して略カップ形に成形されたカップ体の外周壁
の根元部分に回転外型としてのすり割りローラを食い込
ませて、該外周壁の一方の端部にポリVベルトの外れ防
止用の径方向外方に突出する環状の耳部を形成した後、
次の工程で上記カップ体の外周壁に、上記とは別の回転
外型として多条突起を備えた転造ローラにより複数のV
溝群よりなるポリV溝を成形する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の製造方法による場合は、すり割りローラと多条
突起付き転造ローラという異なる2つの回転外型を要す
るとともに、それら2つの回転外型を各別に用いて耳部
を形成する工程とポリV溝を成形する工程との2工程を
要するため、製造コストが高くなり易いものであった。
【0004】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、1つの回転外型のみを用いた1工程で耳部の形成と
ポリV溝の成形とを同時に行なえて、製造コストの低減
を図ることができる板金製ポリVプーリの製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による板金製ポリVプーリの製造
方法は、基底壁の外周端部から交叉状に連設された環状
の外周壁を、その根元部と回転内型との間に空間を存在
させた状態でその外周壁を回転内型に被せると共に、そ
の外周壁の軸方向両側を、この回転内型と回転押圧型で
挾み付け、この状態で上記外周壁の径方向外方に位置す
る回転外型を回転させながら、上記外周壁に押し付けて
その根元部分を上記回転内型側に変形させつつ、回転外
型に具備されたV状の耳部成形突部でその根元部分を外
側より2つに割くようにその耳部成形突部を食い込ませ
て耳部を突出形成すると同時に、上記回転外型に谷部と
山部を交互に有する凹凸状に形成されているポリV溝成
形面を食い込ませて上記外周壁にポリV溝を成形するも
のである。
【0006】また、上記方法の実施にあたり、請求項2
のように、上記回転外型におけるV状の耳部成形突部を
該回転外型に形成されたポリV溝成形面の山部よりもそ
の突出量が大きく形成されていることが望ましい。
【0007】
【作用】上記請求項1の構成によれば、回転内型と回転
押圧型で外周壁の軸方向両側を挾み付け、この外周壁の
根元部分と回転内型との間に空間を存在させ、その根元
部分を回転外型により回転内型側に押し付け変形するこ
とによって、外周壁の根元部分の径方向外方に流れる材
料の量が多くなり、したがって、その根元部分を回転外
型に具備されたV状の耳部成形突部で外側より2つに割
くように成形した場合、その根元部分の材料が特開昭62
-84845号公報に開示されたものより径方向外方に多く流
れ、耳部を径方向外方に十分に突出させてポリVベルト
の外れ防止機能に優れた耳部を形成することが可能であ
る。また、このような耳部の形成と同時に、上記外周壁
に凹凸状のポリ成形面が食い込んでその外周壁にポリV
溝を一挙に成形することが可能であり、したがって、製
造工程数を少なくしてコストダウンを図ることができ
る。
【0008】特に、上記回転外型のV状の耳部成形突部
の突出量をポリV溝成形面の山部の突出量よりも大きく
した場合は、外周壁の根元部分の径方向外方への塑性流
動量を一層多く確保して、径方向外方への突出量が大き
くてポリVベルトの外れ防止機能が一段と優れた耳部を
確実に形成することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を採用した板金製ポリ
Vプーリの製造方法を工程毎に項分けして説明する。出
発素材としての平板状素材(不図示)には、製造される
板金製ポリVプーリにおけるポリV溝15の具備される
外周壁13に要求される肉厚と同じ肉厚のものが用いら
れている。
【0010】A.第1絞り工程 この工程は、出発素材である平板状素材W0を図1に示
すように内型100と外型200とにより絞って底壁相
当部1と周壁相当部2とを形成する工程である。そし
て、周壁相当部2には、製造される板金製ポリVプーリ
の軸受圧入用の内周壁10となる内周壁相当部3と、そ
の内周壁相当部3の先端部が外方に張り出しポリV溝1
5の成形される外周壁13となる外周壁相当部4とが具
備される。この第1絞り工程により、底壁相当部1と内
周壁相当部3は薄肉化される。具体的には、肉厚2.8
mmの平板状素材を用いた場合、底壁相当部1は肉厚
2.6mm程度、内周壁相当部3は1.8〜2.1mm
程度にまで薄肉化される。外周壁相当部4の肉厚は変化
しない場合が多い。なお、絞り深さは15.1mmに設
定してある。
【0011】B.穴明け工程 この工程は、図2に示すように内型101とパンチ20
1とを用いて上記底壁相当部1の中心に穴部5を開設す
る工程である。この工程で開設される穴部5は、後工程
で軸穴16に加工されるものであり、内径31.0mm
の軸穴16が要求される場合は穴部5の内径をその約半
分の大きさである内径15.7mmにしておけばよい。
6は穴明けで生じたスクラップであり、このスクラップ
6は薄肉化された底壁相当部1から打ち抜かれたもので
あり、しかも軸穴16の約半分の大きさの穴部5を打ち
抜くことによって生じたものであるから、その量は著し
く少ない。
【0012】C.第2絞り工程 この工程は、図2で説明した穴明け工程を経た素材(以
下、ハット形素材Wという)の底壁相当部1と内周壁相
当部3とを図3に示すように内型102と外型202と
を用いてさらに絞り、これによって、底壁相当部1の穴
部5を拡径する工程である。この第2絞り工程を経たハ
ット形素材Wにおいては、底壁相当部1と内周壁相当部
3とが曲率半径の比較的大きなアール部7を介して連続
しており、そのアール部7が肉厚1.6〜1.7mm程
度にまで薄肉化される。また、内周壁相当部3も1.6
〜1.7mm程度にまで薄肉化される。
【0013】D.扱き工程 この工程は、図3で説明した第2絞り工程において絞っ
た内周壁相当部3をさらに絞ってその形を整える工程で
ある。したがって、この扱き工程は、第2絞り工程に続
いて行われる第3の絞り工程とも言えるものであって、
図4に示す第1扱き工程と図5に示す第2扱き工程を含
んでいる。このような第1および第2扱き工程を経るこ
とにより、ハット形素材Wにおける底壁相当部1と内周
壁相当部3との境界部分に直角または直角に近い隅部8
が形成される。すなわち、図4の第1扱き工程では、内
型103と外型203とで図3に示したようにアール部
7の曲率半径が少し小さく整形され、その後、図5の第
2扱き工程を行うことによって、内型104と外型20
4とで上記アール部7が直角にさらに近い隅部8として
整形され、同時に底壁相当部1が底壁9に形成され、内
周壁相当部3が内周壁10に形成される。
【0014】上記第2扱き工程に用いられる内型104
は、外径が一様な成形面105を具備し、その内型10
4の成形面105にハット形素材Wの内周壁相当部3が
被せられる。また、その内型104に対応する外型20
4は、内型104に被せたハット形素材Wの内周壁相当
部3に対する押圧面205の内径がその内周壁相当部3
における上記底壁相当部1との境界部分、すなわち、内
周壁相当部3の基端部(上記隅部8に相当する)を押圧
する部位から軸方向に遠ざかるほど拡径している。この
ような外型204を用いて、内型104に被せたハット
形素材Wの内周壁相当部3を扱いて内周壁10を形成さ
せると、形成された内周壁10はその基端部である隅部
8から遠ざかるほど厚肉になる。すなわち、第2扱き工
程を経たハット形素材Wにあっては、隅部8やその直近
の内周壁10が肉厚1.7mm程度、内周壁10の先端
直近部分が肉厚2.1mm程度になる。そして、このよ
うにすると、ハット形素材Wを離型しても内周壁10の
内径が一様に仕上がっていることが確認された。したが
って、内周壁10に軸受を圧入したときに軸受とプーリ
とに芯ずれが生じず、また、軸受を所定位置まで確実に
挿入することができるようになる。なお、図5には内周
壁10における軸方向各部の肉厚の相違を誇張して表し
てある。
【0015】E.外周壁相当部分の仕上げ工程 この工程は、図6に示すように内型106,107と外
型207とを用いて外周壁相当部4の外周縁を切断除去
する工程であり、この外周壁相当部分の仕上げ工程によ
りスクラップ11が発生する。
【0016】F.逆絞り工程 この工程は、図7に示すように内型108,109に被
せて挾み付けたハット形素材Wの外周壁相当部4を外型
209で折り返すことによって、その外周壁相当部4を
傾斜した基底壁12と上記内周壁10に対して同心の外
周壁13とに形成する工程である。
【0017】G.バルジ工程 この工程は、図8に示すように内型110に図7で説明
した逆絞り工程を経たハット形素材Wを被せると共に、
その内型110に具備された支持面111に上記外周壁
13の先端面13aを支持させ、その状態から外型21
0で上記基底壁12を押圧することにより、外周壁13
と基底壁12との境界部分、すなわち外周壁13の根元
部分を外方に拡げる工程である。この工程を経たハット
形素材Wの上記外周壁13は、その根元部分の径d1よ
りも先端側部分の径d2が小さくなるように成形され、
場合によっては同時に厚肉化される。
【0018】H.耳部成形およびポリV溝成形工程 この工程は、上記外周壁13と基底壁12との交叉部分
に単一層の環状の耳部14を形成すると同時に、外周壁
13にポリV溝15を成形する工程である。この工程は
次のようにして行われる。すなわち、図9に示すように
回転内型112に図8で説明したバルジ工程を経たハッ
ト形素材Wを被せると同時に、回転内型112と回転押
圧型113の上下一対の挾持面114,115でその外
周壁13の軸方向両側を挾み付ける。このようにハット
形素材Wを回転内型112に被せると、外周壁13と回
転内型112との間に空間Sが形成される。
【0019】この状態で、図10のように外周壁13の
径方向外方に位置する回転外型213を回転させなが
ら、該回転外型213を上記外周壁13に押圧してその
根元部分を上記回転内型112側に押し付けて上記空間
Sがなくなるように変形させつつ、その根元部分を外側
より2つに割くように回転外型213に具備された耳部
成形突部214を食い込ませることとにより、回転内型
112と回転押圧型113の挾持面114,115で挾
み付けられた先端窄まり形状の外周壁13の根元部分
は、上記空間Sをなくすときの変形によって径方向外方
に流れる(塑性流動)材料の量が多くなり、外周壁13
から径方向の外方に十分に大きく突出した環状の耳部1
4が形成されると同時に、図11に示すように上記回転
外型213に谷部と山部を交互に有する凹凸状に形成さ
れているポリV溝成形面215を上記外周壁13に食い
込ませて該外周壁13の外面側に複数のV溝群よりなる
ポリV溝15を転造成形する。なお、上記耳部14の形
成時において外周壁13は肉厚2.9mm程度に厚肉化
され、その厚肉化された外周壁13の外面側にポリV溝
15が成形されることになる。また、上記耳部成形突部
214として、その突出量がポリV溝成形面215の山
部の突出量よりも大きく形成されているものを用いる方
が、環状の耳部14の外方への突出量を大きくできて、
ポリVベルトの外れ防止機能に優れたプーリが得られる
が、それら突出量をほぼ同一に形成した回転外型213
を使用してもよい。
【0020】ところで、上記した耳部形成およびポリV
溝成形工程は、一回の転造で成形する場合よりも、予備
成形工程と、この予備成形工程を経た外周壁13のポリ
V溝15にさらに転造を施してその深さおよびピッチを
要求通りに仕上げる仕上げ工程とを有する複数回の転造
成形によって行なう方が好ましい。
【0021】また、この耳部形成およびポリV溝成形工
程は、図12のように回転内型112の成形面116と
回転外型213のポリV溝成形面215とがいずれも谷
部と山部を交互に有し、かつ互いに噛合可能な凹凸形状
に形成されているものを用いても、あるいは図10や図
11のように回転内型112の成形面116が上下方向
において平坦面である一方、回転外型213の成形面2
15が谷部と山部を交互に有する凹凸状に形成されてい
るものを用いても、どちらでもよい。図12の方法を採
用すると、外面側にポリV溝15を有し、内面側が凹凸
になった外周壁13を有する板金製ポリVプーリが製造
されることになり、図10や図11の方法を採用する
と、外面側にポリV溝15を有し、内面側が上下方向に
おいて直線になった外周壁13を有する板金製ポリVプ
ーリが製造されることになる。
【0022】I.調芯工程 この工程は、図13のように内型117と外型217と
を用いて内周壁10と外周壁13とを調芯する工程であ
る。
【0023】J.軸穴仕上げ工程 この工程は、図14のように内型118とパンチ218
とを用いて拡径された穴部5の周縁部を切断除去して軸
穴16に仕上げる工程である。17はスクラップであ
る。
【0024】以上説明した実施例において、上記穴部5
を拡径することにより形成される軸穴16は、内周壁1
0の内径と同一の内径を有するものであってもよい。す
なわち、底壁9を持たずに内周壁10の開口部分が軸穴
となるような板金製プーリを製造することも可能であ
る。
【0025】また、本発明は、図15に示すように、軸
受圧入用の内周壁10を持たず、円形板状の基底壁12
´とその外周端部から交叉状に連設された外周壁13と
からなる板金製ポリVプーリの製造にも適用することが
可能であり、この場合は、調芯工程や軸穴仕上げ工程が
不要である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、環状の
外周壁の根元部分と回転内型との間に空間を存在させた
状態で該外周壁を回転内型と回転押圧型とで挟み付け、
この状態で上記根元部分を回転内型側に変形させつつ、
その根元部分を外側より2つに割くように耳部を突出形
成させることによって、不良品の発生率を低減しなが
ら、外方への突出量が十分に大きくてポリVベルトの外
れ防止機能に優れた耳部を確実に形成することができ
る。しかも、そのような耳部の形成と外周壁の外面への
ポリV溝の成形とを、1つの回転外型のみを用いて1工
程で同時に行なえるので、板金製ポリVプーリの製造工
程数の削減および成形型の必要準備数の削減とを図り、
全体として製造コストの低減を実現することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1絞り工程の説明図である。
【図2】穴明け工程の説明図である。
【図3】第2絞り工程の説明図である。
【図4】第1扱き工程の説明図である。
【図5】第2扱き工程の説明図でる。
【図6】外周壁相当部分の仕上げ工程の説明図である。
【図7】逆絞り工程の説明図である。
【図8】バルジ工程の説明図である。
【図9】耳部成形およびポリV溝成形工程の説明図であ
る。
【図10】耳部成形およびポリV溝成形工程の説明図で
ある。
【図11】耳部成形およびポリV溝成形工程の説明図で
ある。
【図12】別のポリV溝成形工程の説明図である。
【図13】調芯工程の説明図である。
【図14】軸穴仕上げ工程の説明図である。
【図15】本発明による製造方法が適用可能な板金製ポ
リVプーリの縦断面図である。
【符号の説明】
12,12´ 基底壁12´ 13 外周壁 14 耳部 15 ポリV溝 112 回転内型 113 回転押圧型 114,115 挾持面 213 回転外型 214 耳部成形突部 215 ポリV溝成形面 S 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基底壁の外周端部から交叉状に連設され
    た環状の外周壁の根元部分に、ポリVベルトの外れを防
    止するための径方向外方に突出する環状の耳部を形成し
    てなる板金製ポリVプーリの製造方法において、 上記外周壁を、その根元部分と回転内型との間に空間を
    存在させた状態でその外周壁を回転内型に被せると共
    に、その外周壁の軸方向両側を、この回転内型と回転押
    圧型で挾み付け、この状態で上記外周壁の径方向外方に
    位置する回転外型を回転させながら、上記外周壁に押し
    付けてその根元部分を上記回転内型側に変形させつつ、
    回転外型に具備されたV状の耳部成形突部でその根元部
    分を外側より2つに割くようにその耳部成形突部を食い
    込ませて耳部を突出形成すると同時に、上記回転外型に
    谷部と山部を交互に有する凹凸状に形成されているポリ
    V溝成形面を食い込ませて上記外周壁にポリV溝を成形
    することを特徴とする板金製ポリVプーリの製造方法
  2. 【請求項2】 上記回転外型におけるV状の耳部成形突
    部は該回転外型に形成されたポリV溝成形面の山部より
    もその突出量が大きく形成されている請求項1の板金製
    ポリVプーリの製造方法。
JP4004631A 1992-01-14 1992-01-14 板金製ポリvプーリの製造方法 Expired - Lifetime JPH0741343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004631A JPH0741343B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 板金製ポリvプーリの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004631A JPH0741343B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 板金製ポリvプーリの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05185176A true JPH05185176A (ja) 1993-07-27
JPH0741343B2 JPH0741343B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=11589370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4004631A Expired - Lifetime JPH0741343B2 (ja) 1992-01-14 1992-01-14 板金製ポリvプーリの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741343B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116762A (ja) * 1993-10-26 1995-05-09 Kanemitsu:Kk 板金製ポリv溝プーリの製造方法
JPH07275980A (ja) * 1994-04-06 1995-10-24 Kanemitsu:Kk 板金製プーリの製造方法
WO1996022848A1 (fr) * 1995-01-27 1996-08-01 Kabushiki Kaisha Kanemitsu Procede pour produire des poulies a rainures en v multiples a partir d'une tole, et poulie a rainures en v multiples en tole

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148039A (ja) * 1982-03-01 1983-09-03 Fuji Kiko Co Ltd 多条vプ−リの製造装置
JPS6411377A (en) * 1987-07-06 1989-01-13 Hitachi Ltd Two-dimensional radiation image detector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148039A (ja) * 1982-03-01 1983-09-03 Fuji Kiko Co Ltd 多条vプ−リの製造装置
JPS6411377A (en) * 1987-07-06 1989-01-13 Hitachi Ltd Two-dimensional radiation image detector

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116762A (ja) * 1993-10-26 1995-05-09 Kanemitsu:Kk 板金製ポリv溝プーリの製造方法
JPH07275980A (ja) * 1994-04-06 1995-10-24 Kanemitsu:Kk 板金製プーリの製造方法
WO1996022848A1 (fr) * 1995-01-27 1996-08-01 Kabushiki Kaisha Kanemitsu Procede pour produire des poulies a rainures en v multiples a partir d'une tole, et poulie a rainures en v multiples en tole
US5732581A (en) * 1995-01-27 1998-03-31 Kabushiki Kaisha Kanemitsu Method for producing a sheet metal poly-V groove pulley and a sheet metal poly-V groove pulley

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741343B2 (ja) 1995-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3310879B2 (ja) Tナットおよびその製造方法
JP2700717B2 (ja) 板金製ポリv溝プーリの製造方法及び板金製ポリv溝プーリ
JPH07112575B2 (ja) 円筒絞り加工方法
KR100294734B1 (ko) 원주벽부를갖는판금체및그원주벽부의두께증대화방법
JPH05185176A (ja) 板金製ポリvプーリの製造方法
JPH0741333B2 (ja) 板金製プーリの軸穴形成方法
JPH049243A (ja) 回転体の製造方法
JPH0576971A (ja) 板金製プーリにおける軸受圧入用内周壁の形成方法
JP3942256B2 (ja) 軸受外輪及びその製造方法、並びにクラッチレリーズ軸受
JPH0229413B2 (ja)
JPH0576972A (ja) 板金製ポリvプーリの耳部形成方法
JPH0459980B2 (ja)
JPH09276950A (ja) 金属カップ体のテーパ周面形成方法
JP2556817B2 (ja) 板金製プーリの製造方法
JP3725136B2 (ja) 板金製部材の成形方法
JP3780128B2 (ja) 板金製部材の成形方法
JPH02117729A (ja) 板金製多段vプーリの成形方法
JPH0214133B2 (ja)
JP3304100B2 (ja) 板金製歯車の製造方法
JPS61162234A (ja) V溝プ−リ−の製造方法
JPH0229412B2 (ja)
JPH0229407B2 (ja)
KR100340834B1 (ko) 니들롤러 베어링의 케이지 제조방법
JP3690466B2 (ja) 等速形自在軸継手における外輪部材の製造方法
JPH01293927A (ja) 溝を有する筒状部品の製造方法