JPH0221336B2 - - Google Patents

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JPH0221336B2
JPH0221336B2 JP59196478A JP19647884A JPH0221336B2 JP H0221336 B2 JPH0221336 B2 JP H0221336B2 JP 59196478 A JP59196478 A JP 59196478A JP 19647884 A JP19647884 A JP 19647884A JP H0221336 B2 JPH0221336 B2 JP H0221336B2
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groove
groove forming
mold
pulley
roller
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Takeshi Fujimoto
Kosuke Miura
Hiroyoshi Nishidera
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MORI STEEL SPRING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/26Making other particular articles wheels or the like
    • B21D53/261Making other particular articles wheels or the like pulleys

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転成形加工(通称スピニング加工と
いう)によつてプーリーのV溝を製造する装置に
関するものである。
VプーリーのV溝を成形する装置としては、一
般に、特開昭52―142659号の如き回転成形加工に
よる装置である。
この回転成形加工は、V溝成形用の“へら絞り
ローラー”をあてる装置で、一般にスピニング加
工と称されている。本発明もこの方式に属するも
のではあるが、わが国で広く利用されている装置
の一つは、特公昭43―16239号公報関連の方式で
ある。即ちこの関連の装置は、逆絞りして環状凹
溝を形成させ、これを押し拡げてV溝を形成させ
る製造方式であり、その製造装置は一軸一型から
なり、駆動装置により歯車とカムを介して押圧す
る機構になつている点に特徴がある。しかしこの
装置による製品は、成形品の頂部が脆弱となり
(必要とあらば特公昭53―3354号公報の第1列第
33行から第2列第30行を参照)、然も同じく寸法
精度の悪いことが欠点である。この点特公昭44―
20864号公報を前者の欠点を有するものであり、
また被成形品を内側からもローラーで押圧する方
式の特開昭48―34071号公報ならびに特開昭50―
84456号公報の成形装置も、多段Vプーリーの製
造には有効であるが、やはり後者の欠点を有する
ものである。
そこで、この課題を解決する装置として特開昭
52―142659号公報に提案されている。この装置
は、回転成形加工によつてV溝を成形するもので
あつて、対向する上下一対のU溝成形用回転型
と、このU溝成形用回転型に挾持された予備成形
体の周壁にその頂部を押圧して型内方向へU溝を
形成するU溝成形ローラーと、対向する上下一対
のV溝成形用回転型と、このV溝成型用回転型に
挾持されたV溝成形体の周壁にその頂部を押圧し
て型内方へV溝を形成するV溝成形ローラーによ
つて形成されたV溝成形体の外側に突出する周壁
部のカール力を作用する端縁整形ローラーとを備
えたものである。
しかし、この装置においては、第7図に示すよ
うに予備成形体aにU溝bを形成する際、U溝成
形用回転型c,dの互いに対向する面c1,d1
が平面に形成されているため、予備成形体aの先
端部a1がU溝成形ローラーeに押圧されるとU
溝成形用回転型c,cの内方へ押されてしまい、
その結果、所定形状のU溝に形成されないという
ことがある。又、このU溝成形用回転型c,dの
互いの対向する面の周部には、下型のみに鍔部を
設け、上型cには設けていない。このため、予備
成形体aにU溝bを形成した際、その下端の折り
返し部の先端a2が部分的に予備成形体aの材料
の延びによつて径方向に突出する。この結果、折
り返し部分の先端a2の外周が真円にならず外周
の振れを発生するという課題を有する。
一方、V溝を形成した後、V溝を成形するV溝
成形用ローラーとは別体の端縁整形ローラーによ
つてV溝成形体の端部周縁のカールをおこなつて
いるため、工程数が増え、製作コストが高くつく
ことになる。又、このVプーリーの完成品におい
ては上記U溝に形成された折り返し部の先端a2
の外周の振れが残つたままの状態になるという課
題を有する。
本発明は、以上の実状に鑑み提案されたもの
で、V溝を形成する前工程としてのU溝成形を確
実に所定形状に形成することができるものであつ
て、製作コストのかからない装置を提供すること
を目的とする。
本発明は、回転成形加工することによりVプー
リーにV溝を成形するVプーリーのV構成形装置
において、以下の特徴を有するVプーリーのV溝
成形装置を提供することにより上記課題を解決す
る。
U溝成形用回転型の上型に軸芯部に下方に突出
する凸部と、この凸部の径外方向の周部に下方に
突出する鍔部と、これら凸部と鍔部との間に配位
され、凸部から鍔部にかけて漸次高くなるテーパ
ー部とを備える。そして、下型に、上型の凸部と
対応する位置に配位され、凸部と嵌合する凹部
と、この凹部の径外方向の周部に上方に突出する
鍔部と、この凹部との鍔部との間に配位され、凹
部から鍔部にかけて漸次低くなるテーパー部とを
備える。また、V溝成型用ローラーに、その上面
及び下面にV溝成形体の先端周縁を押圧する段付
きローラー溝を設ける。
第6図は一般的なVプーリーの縦断面図である
が、円板のデイスク部(取付面)はイ,ロがハブ
ないしスポーク部で外周円板とV溝を支えている
部分で、ハがV溝、ニがV溝長径の端面である。
このVプーリーで寸法精度が特にシビヤーに要求
される箇所は、デイスク部(取付面)からV溝
中心までの寸法H、回転時のV溝の振れ
(Rs)、V溝の角度o、V溝面の平坦性、及
びV溝の直径Dの計5箇所であり、本発明のV
プーリーのV溝成形装置によつて生産されるVプ
ーリーは、上部5箇所の寸法精度が良好で、不良
品が皆無に近いことと、さらにV溝底の板厚が肉
薄とならないてことが特徴である。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第図a〜fは、本発明の装置を含むVプーリ
ー成形素材の製造工程を示し、a,b,c,e,
fは縦断面図、dは同平面図であり、コイル状鋼
板から円形素材を打抜きC1加工すると同時に、
第1図aの如く浅い広巾径のカツプ状1に絞り加
工する。ただしこの円形円形素材の打抜きC1加
工は、絞り加工の前に予め行うようにしてもよ
い。
この浅い広巾径のカツプ状を再絞り加工して第
1図bの如き細巾径のカツプ状2に再絞り加工す
る。この細巾径のカツプ状2が特にVプーリーの
デイスク部イを予め形成させるようにすれば、デ
イスク部からV溝中心までの寸法Hの精度が出し
やすくなるので好ましい。なお、この工程上りの
カツプ状は、フランジ部Fがついている。
次に細巾径カツプ状2を、第1図Cの如き段付
きカツプ状の円筒体3に絞り加工する。この際同
時に円筒体のフランジ部Fを真円に打抜きC2加
工すれば、打抜きC2加工の面がそのまま最終的
なV溝長径の端面ニとなるので好ましい。なおこ
の端面ニを一層平滑な面とするためには、凹凸状
型の外周縁に鍔部を設けるようにして実施すれば
一層望ましい。また4は、最終的なVプーリーの
デイスク部、5はハブないしスポーク部ロになる
部分であり、6は2重壁を構成しV溝の一方を形
成する部分となるので、6は段部は直角より18゜
乃至20゜程度凹ませておくのも好ましいが、逆絞
りの如き環状凹溝とする必要はない。ただ上記第
1図a,b,cの工程は、図の如くカツプ状等の
形状を俯せの状態で実施している。
この段付きカツプ状の円筒体3のデイスク部4
に、第1図dの平面図に示す中央に軸孔7を、そ
の周辺には4個の取付小孔8を穿設加工する。な
お本工程は後程述べる次の、最終工程に挿入する
ようにしてもよい。
ここまでが、本発明のVプーリーを製造するた
めの予備的なプレス加工ないし必要に応じて穿設
加工を含むものであるが、これから以後の工程が
本発明のV溝を成形するための回転成形加工工程
の製造装置に関するものである。
第2図は本発明の回転成形加工によるV溝成形
装置の正面図である。2連式のシーマー機体13
の中央下部には2本の下型支持軸14,15が、
シーマー機体13の垂直方向に回転自在に枢着さ
れている。この下部支持軸14,15は両軸の下
端部に取り付けられているスプロケツトホイール
16,17に、チエーン18,19を介して、小
スプロケツトホイール20,21が第1駆動装置
のモーターM1及び第1駆動装置のモーターM
1′の軸に固定され、夫々回転が伝達されている。
一方、2連式のシーマー機体13の中央上部に
は、2本の上型支持軸24,25が、両下型支持
軸14,15の夫々軸芯方向の垂直上部に配設さ
れ、該上型支持軸24,25の上端部には垂直下
向きに押圧するための第1油圧装置P1と、第1
油圧装置P1のシリンダーが直結しているので、
上型支持軸24,25はシーマー機体15に昇降
自在に枢着されている。
また、上記下型支持軸14,15の上端部と上
型支持軸24,25の下端部には、それぞれ、対
向して上下一対を成す円柱状の上型26,27と
下型22,23とを有する。第2図、左方に配位
される下型支持軸14と上型支持軸22に着脱自
在に固着される上下一対の型22,26は、段付
きカツプ状の円筒体の素材の周壁に断面略U字状
のU溝を形成するためのU溝成形用回転型で、第
4図のa,bに示すように、それらの対向する面
には、上型26に、軸芯部に下方に突出する凸部
と、周部に下方に突出する鍔部38と、これら凸
部26aと鍔部38との間に配位され、凸部26
aから鍔部38にかけて漸次高くなる上テーパー
部26bとを形成している。そして、一方の下型
に凸部26aに嵌合する凹部22aと、周部に上
型26の鍔部38の下方に配位され、上方に突出
する鍔部39と、これら凹部22aと鍔部39と
の間かつ、上型26の上テーパー部26bの下方
の位置に配位され凹部22aから鍔部39にかけ
て漸次低くなる下テーパー部22bを形成してい
る。また、この実施例におけるそれぞれの鍔部3
8,39の内垂面には、それぞれ外向きのテーパ
ー38a,39aを設けている。(以下、上型2
6を鍔付凸状型といい、下型22を鍔付凹状型と
いう。) 一方、第2図の右方に配位される下型支持軸1
5と、上型支持軸25に着脱自在に固着される上
下一対の型23,27は、上記U溝成形用回転型
によつて形成されたU溝成形体9のU溝10をV
溝に形成するためのV溝成形用回転型であり、第
4図のcに示すように、互いに対向する面に鍔部
38,39を設けていない内点以外、上記U溝成
形用回転型と同様に形成している。なお上型支持
軸24,25には、夫々ラジルベヤリングとスラ
ストベアリング28,29が介装されているの
で、上型支持軸24,25はシーマー機体13に
前記昇降自在とともに回転自在な枢着ともなつて
いる。
シーマー機体13の中央左右端には案内板3
0,31が基体13に上下可動可能な状態で(目
盛付)設定されており、該案内板30,31には
夫々水平内方向に押圧するための第2油圧装置P
2と、第2′油圧装置P2′が連結されている。第
2油圧装置P2と、第2′油圧装置P2′のシリン
ダーラム32,33の先端の型止着体34,35
には水平方向には水平方向に回転自在にU溝成形
用ローラー36と、V溝成形用ローラー37が
夫々枢着されている。
第3図のa,b,cは、U溝成形用ローラー3
6の先端形状を示す一部切欠断面図であるが、3
6aは放物線状の形状を呈するもの、36bは半
円状の形状を呈するもので、この2種は上下相似
形のものであるが、36cは上半分が半円状13
6c、下半分が放物線状236cの如く上下に異
なつた半径からなる形状のものを組をわせたもの
で、この何れかを使用することが好ましい。第4
図のa,bは、上下一対のU溝成形用回転型2
2,26に上記段付きカツプ状の円筒体以降の素
材を装着してU溝を形成する要部拡大断面図を示
し、cは、上下一対のV溝成形用回転型23,2
7に、上記U溝成形用回転型22,26によつて
形成されたU溝成形体9を装着してV溝を形成す
る要部拡大断面図を示すものである。先の製造方
法で記載した穿設加工工程上りの段付きカツプ状
の円筒体、あるいは第3工程上りの段付きカツプ
状の円筒体3を、仰向けにして鍔付凹状型22に
装着すれば、4は最終的なVプーリーのデイスク
部の形状に形成されているので、鍔付凹状型22
の凹面にデイスク部4を安定した状態で接触す
る。
第4図bと第1図eは、本発明の装置によるU
溝成形の加工装置を示しており、このように穿設
加工工程上りの段付きカツプ状の円筒体、あるい
は段付きカツプ状の円筒体3の素材を、鍔付凹状
型22に装着して回転させ、第1油圧装置P1の
先端に連結された鍔付凸状型26には円筒体を垂
直方向に押圧すると同時に、第2油圧装置P2を
作動させて水平方向から先端に回転自在に枢着さ
てれているU溝成形用ローラー36を水平方向に
押し込みながら回転成形加工を行う。この際、段
付きカツプ状の円筒体の周壁の上端3aと下端3
bが、鍔付凸状型26の上テーパー部26bと鍔
付凹状型22の下テーパー部22bによつて型の
内方へ押し込まれることがなく、周壁中央部のみ
がU溝成形用ローラー36により型内方へ押圧さ
れる。
また、鍔付凸状型26の鍔部38と鍔付凹状型
22の鍔部39により円筒体周壁の上端3a及び
下端3bの素材の延びを抑えることができる。
これにより、U溝を規格どおりの寸法に形成す
ることができる。
次の第4図cと第1図fは、本発明の装置によ
る最終的なX溝成形の加工装置を示しており、前
工程よりのU溝成形体9を、もう一方の軸に取り
付けられている凹状型23の方に移管して装着回
転させ、上部から第1′油圧装置P1′の先端に連
結された凸状型27にてU溝成形体を垂直方向に
押圧すると同時に、第2′油圧装置P2′を作動さ
せて水平方向からその先端に回転自在に枢着され
ているV溝成形用ローラー37を水平方向に押し
込みながら回転成形を行い、V溝12を有するV
プーリー11の最終製品が得られる。
この際上部の凸状型27の長径は、下部の凹状
型23の長径よりわずか短かくなつており、また
V溝成形用ローラー37には、上面及び下面にそ
れぞれ段付きローラー溝37a,37bを設けて
いる。この段付きローラー溝37a,37bを設
けることにより、V溝成形用ローラー37の先端
がU溝成形体9のU溝10をV溝12に形成する
と同時に上面の段付きローラー溝37aがU溝成
形体9の周部上端3aがカールするとともに下面
の段付きローラー溝37bが下端を押圧して外周
の振れを矯正することができる。
これにより、V溝を有する最終製品を従来に比
べ工程数を増すことなく、寸法精度の良いものに
し、しかも、取り扱い上、安全なものとすること
ができる。
なお本装置には、U溝成形用ローラー36とV
溝成形用ローラー37の高さ調節機構(図示せ
ず)が設けられており、40と41はそのための
目盛りを示している。
本発明装置の操作方法の一例を示すと、鍔付凹
状型22に段付きカツプ状の円筒体3をデイスク
部4を下にして仰向けに装着し、フートスイツチ
FSを踏むと、第1駆動装置のモーターM1が始
動して下型回転軸14が回転すると同時に、第1
油圧装置P1が稼動し始め、上型支持軸24が下
降して、信号用のリミツトスイツチLS1に接触
し第2油圧装置P2も前進する。なお上型支持軸
24の先端には、鍔付凸状型26が取着されてお
り、上型支持軸24にはベアリング28が介在す
るため、鍔付凸状型26が段付きカツプ状の円筒
体3に接触する時点から下型支持軸24の回転に
付随して回転し、下死点確認用のリミツトスイツ
チLS2の位置まで前進する。この時、前進する
シリンダーラム32の先端には、へら絞り用のU
溝成形用ローラー36が回転自在に枢着されてお
り、前死点確認用リミツトスイツチLS3の位置
にてシリンダーラム32に連結されているタイマ
ー(図示せず)が作動し、例えば3秒程度この位
置で静止した後、シリンダーラム32は後退し、
後死点確認用のリミツトスイツチLS4に接触し
て、前記上型支持軸24に上昇する信号を与え
る。上型支持軸24は上昇して上死点確認用のリ
ミツトスイツチLS5に接触して、1サイクルを
完了する。他の一軸の稼動も同様なので省略す
る。本装置には上述の如く、リミツトスイツチに
よる制御機構が設けられている。
第5図は、P2とP2′の油圧装置の油圧回路
図を示すが、42は油圧シリンダー、DVがデセ
レーシヨンバルブ、43がソレノイド、Tはタイ
マー、Mはモーター、PAは高圧ポンプ、PBは低
圧ポンプ、44はリリーフ弁、45はアンロード
弁である。モーターMの両側には70Kg/cm2の高圧
ポンプPAと、40Kg/cm2の低圧ポンプPBの2個の
親子ポンプが直列に連結されており、油圧シリン
ダー42にはデセレーシヨンバルブDVが連結さ
れ、ソレノイド43にはタイマーTが連結されて
いる。P2′とP2′の油圧装置は、へら絞り用ロ
ーラーのU溝成形用ローラー36と、V溝成形用
ローラー37を前進・後退させるためのものであ
るが、先ず容量の大きい低圧ポンプPBを稼動さ
せて接近させ、両ローラー36,37が成形品に
接触する時点で圧力の大きい高圧ポンプPAに切
り換えて稼動させるもので、ソレノイド43には
タイマーTが連結されている。即ち本装置は上述
の如く、速度制御弁を有し、それにはタイマーが
連結されている。
なお上記実施例では、凹状型を下部に取り付け
る例をあげたが、勿論凸状型を下部に取り付ける
ことも可能である。
以上実施例で述べたように本発明は、U溝成形
用回転型の上型及び下型のそれぞれに、テーパー
部及び鍔部とを備える。
これにより、予備成形体の周壁にU溝を形成す
る際、テーパー部が予備成形体の周部の上端と下
端とを型内方に押し込まれるのを防ぎ、所定形状
のU溝を形成することができる。そして、鍔部が
U溝に形成される際の折り曲げによる部分的な素
材の延びを抑えることができ、外周振れの発生を
防止することができる。
また、V溝成形用ローラーに段付きローラー溝
を備えることにより、V溝成形と同時にVプーリ
ーの周部上端をカールするとともに、下端の折り
曲げ部の振れを矯正して完全に外周振れをなくす
ことができる。
これにより、従来のV溝を形成する工程と同じ
工程数で寸法精度の良い、しかも、取り扱い上安
全なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜fは本発明の装置を含むVプーリー
の製造工程を示しa,b,c,e,fは縦断面
図、dは同平面図、第2図は本発明の回転成形加
工の成形装置の正面図、第3図a,b,cは本発
明の装置に使用されるU溝成形用ローラーの先端
形状を示す一部切欠断面図、第4図a,b,cは
本発明の成形装置の回転成形加工の状態を説明す
るための要部拡大断面図、第5図は本発明の装置
の油圧回路図、第6図は一般的なVプーリーの縦
断面図、第7図は従来例のU溝成形用回転型の部
分断面図である。 1…浅い広巾径のカツプ状、2…細巾径のカツ
プ状、3…段付カツプ状の円筒体、4…デイスク
部、5…スポーク部、7…軸穴、8…小穴、9…
U溝成形体、11…V溝成形体、14,15…下
型支持軸、22…鍔付凹状型、23…凹状型、2
4,25…上型支持軸、26…鍔付凸状型、27
…凸状型、36…U溝成形用ローラー、36a…
放物線状、36b…半円状、36c…上半分と下
半分が異なつた半径、37…V溝成形用ローラ
ー、37a,37c…段付き鍔、38,39…鍔
部、38a,39a…鍔部のテーパー、42…油
圧シリンダー、43…ソレノイド、C1…切抜き
加工面、C1…真円打抜き加工面、DV…デセレ
ーシウバルブ、FS…フツトスイツチ、LS1,LS
2,LS3,LS4,LS5…リミツトスイツチ、M
…モーター、M1…第1駆動装置、M1′…第1
駆動装置、P1…第1油圧装置、P1′…第1′油
圧装置、P2…第2油圧装置、P2′…第2′油圧
装置、PA…高圧ポンプ、PB…低圧ポンプ、T…
タイマー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対向する上下一対のU溝成形用回転型と、こ
    の上下一対のU溝成型用回転型によつて挾持され
    た予備成形体の周壁に、その頂部を押圧して型内
    方へ断面略U字状のU溝を形成するU溝成形ロー
    ラーと、対向する上下一対のV溝成形用回転型
    と、この上下一対のV溝成形用回転型に挾持され
    たU溝成形体のU溝にその頂部を押圧して断面V
    字状のV溝に形成するV溝成形ローラーとを備
    え、回転成形加工することによりVプーリーにV
    溝を形成するVプーリーのV溝成形装置におい
    て、 上記U溝成形用回転型の上型が、軸芯部に下方
    に突出する凸部と、この凸部の径外方向の周部に
    下方に突出する鍔部と、これ等凸部と鍔部との間
    に配位され、凸部から漸次高くなるテーパー部と
    を有し、下型が、上型の凸部と対応する位置に配
    位され、凸部と嵌合する凹部と、この凹部の径外
    方向の周部に、上方に突出する鍔部と、これ等凹
    部と鍔部との間の位置に配位され、凹部から鍔部
    にかけて漸次低くなるテーパー部とを有し、 V溝成形用ローラーが、その上面及び下面にV
    溝成形体の先端周縁を押圧する段付きローラー溝
    を有してなるものであることを特徴とするVプー
    リーのV溝成形装置。 2 U溝成形体を形成するための垂直方向に嵌合
    し得る上型と下型の両方の鍔部の断面形状が内垂
    直面を外向きのテーパーにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のVプーリーのV溝成
    形装置。 3 U溝成形用ローラーの断面先端形状が、放物
    線状または半円状からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のVプーリーのV溝成形装
    置。 4 U溝成形用ローラーの断面先端形状が上半分
    と下半分が異なつた半径からなる形状の組み合わ
    せからなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のVプーリーのV溝成形装置。
JP19647884A 1984-09-18 1984-09-18 Vプ−リ−のv溝成形装置 Granted JPS6114034A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19647884A JPS6114034A (ja) 1984-09-18 1984-09-18 Vプ−リ−のv溝成形装置

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JPS52142659A (en) * 1976-05-21 1977-11-28 Kanemitsu Kk Method and device for sheet metal pulleys

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JPS52142659A (en) * 1976-05-21 1977-11-28 Kanemitsu Kk Method and device for sheet metal pulleys

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