JPH0631372A - スパイラルベベルギアの製造装置 - Google Patents

スパイラルベベルギアの製造装置

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JPH0631372A
JPH0631372A JP19177292A JP19177292A JPH0631372A JP H0631372 A JPH0631372 A JP H0631372A JP 19177292 A JP19177292 A JP 19177292A JP 19177292 A JP19177292 A JP 19177292A JP H0631372 A JPH0631372 A JP H0631372A
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gear
mold
bevel gear
spiral bevel
molding
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Koji Hamaya
功二 浜谷
Toyokazu Kawabata
豊和 川畑
Tsuguaki Yanai
亜明 柳井
Tatsuo Ishihara
達夫 石原
Sadaaki Akutsu
貞明 阿久津
Kazuaki Fukuda
和明 福田
Shinji Ooki
信治 大喜
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スパイラルベベルギアの加工時間の短縮を図
り製造コストの低減を図る。 【構成】 ギア歯部1を成型する第1金型2とギアボス
部3を成型する第2金型4とを相対接近駆動して、両金
型2,4間に装填した素材をスパイラルベベルギアに冷
間鍛造成型するよう構成するとともに、金型分離工程に
おいて、前記第1金型2をギア軸芯X周りに遊転回動可
能に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ギア咬合による駆動騒
音等を低減させるために用いられるスパイラルベベルギ
アの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スパイラルベベルギアを製造する
場合には、切削加工により行うのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、この
種のベベルギアが直歯型のベベルギアと異なり、例えば
図4に示すように、歯先部分が歯元部分に対して周方向
に湾曲して軸芯方向に折り重なるような形状となるか
ら、通常の金型成型による冷間鍛造では、プレス成型後
に成型された素材が金型から抜き外すことが出来ないの
で、夫々の歯部を切削加工により形成するようにしたも
のである。ところが、上記したように切削加工によると
きは、多数の湾曲形状のギア歯を形成する必要があるた
めに加工に時間がかかり、製造コストが高くなる弊害が
あった。本発明は上記不具合点を解消することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、ギ
ア歯部を成型する第1金型とギアボス部を成型する第2
金型とを相対接近駆動して、両金型間に装填した素材を
スパイラルベベルギアに冷間鍛造成型するよう構成する
とともに、金型分離工程において、前記第1金型をギア
軸芯周りに遊転回動可能に構成してある点にある。
【0005】
【作用】第1金型と第2金型との間に素材を装填して各
金型を接近駆動して第1金型によりギア歯部を成型して
第2金型よりギアボス部を成型した後、これらの各金型
を分離させて成型されたスパイラルベベルギアを取り出
す際、ギア歯部を成型した第1金型がギア軸芯周りで遊
転回動するからギア歯部の成型箇所において軸芯方向に
折り重なる陰の部分が存在しても、ギア歯部の周方向屈
曲面に沿って金型が回動してベベルギアから第1金型を
容易に抜き外すことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、ギアの歯先部分が周方向に屈曲
して折り重なる形状のスパイラルベベルギアであって
も、冷間鍛造により短時間の加工時間で製造することが
可能となって、多数の歯部を切削加工する等の煩わしい
加工作業が不要で加工時間の短縮により製造コストの低
減を図ることができるものとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図
1、図2にスパイラルベベルギアの冷間鍛造装置〔製造
装置の一例〕を示している。この装置は、図5に示すよ
うなスパイラルギアGのギア歯部1を成型する上部金型
2〔第1金型の一例〕とスパイラルギアGのボス部3を
成型する下部金型4〔第2金型の一例〕を上下に対向す
る状態で配備するとともに、下部金型4は床面に位置固
定状態で載置支持するとともに、下部金型4の素材成型
用孔部6には図示しない押圧装置により昇降駆動自在な
押圧ピストン7をスライド自在に内嵌してある。上部金
型2は図示しない押圧昇降機構により所定ストロークで
上下移動駆動される支持部8により上下動可能に支持し
てあり、下方側に向けて下部金型4に接当した状態で所
定の押圧力で押圧固定する状態と押圧を解除して上方に
持ち上げ各金型2,4を離間させる状態とに切り換え自
在に構成してある。又、上部金型2は前記支持部8から
固設延設した受け部9によりベアリング10を介して持
ち上げ移動するよう構成してある。尚、前記押圧固定状
態においては、ベアリング10と受け部9との間には僅
かに隙間が生じるよう構成して、ベアリング10に大き
な押圧力が掛からないようにしてある。この鍛造装置に
よるスパイラルベベルギアGの製造工程について説明す
る。先ず、上部金型2を上方に離間させた状態で下部金
型4の素材成型用孔部6にベベルギアの円筒状素材Sを
装填する(図1)。そして、上部金型2を下方に移動さ
せて下部金型4に接当して所定の押圧力で押圧固定した
状態で、前記押圧ピストン7を上方に向けて強い力で押
圧移動させ、上部金型2に予め形成してあるギア歯部成
型部11に沿う形状になるよう素材を押し込んで冷間鍛
造成型する(図2)。この鍛造成型が終了した後、支持
部8を上方に持ち上げると、上部金型2においてギア歯
部成型部11と成型されたベベルギアG同士が密着状態
で接しているからスパイラルベベルギアGの歯部1にお
ける軸芯方向での折り重なり形状に起因して、上部金型
2の上方持ち上がりを阻止しようとするが、上部金型2
が支持部8に対してベアリング10を介してベベルギア
Gの軸芯X周りで回動しながら上方に持ち上がり、上記
したような歯部1における抜き方向障害が解消され、円
滑に両金型2,4が離間することとなり、前記押圧ピス
トン7を少し上方に移動させて成型されたスパイラルベ
ベルギアGが取り出し可能となる(図3)。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】鍛造成形前の冷間鍛造装置の断面図
【図2】鍛造成形後の冷間鍛造装置の断面図
【図3】ギア取り出し時の冷間鍛造装置の断面図
【図4】スパイラルベベルギアの部分断面図
【図5】スパイラルベベルギアの側面図
【符号の説明】 1 ギア歯部 2 第1金型 3 ボス部 4 第2金型 X ギア軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 達夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 阿久津 貞明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 福田 和明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 大喜 信治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギア歯部(1)を成型する第1金型
    (2)とギアボス部(3)を成型する第2金型(4)と
    を相対接近駆動して、両金型(2),(4)間に装填し
    た素材をスパイラルベベルギアに冷間鍛造成型するよう
    構成するとともに、金型分離工程において、前記第1金
    型(2)をギア軸芯(X)周りに遊転回動可能に構成し
    てあるスパイラルベベルギアの製造装置。
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