JPS61255740A - 歯車の精密鍛造方法 - Google Patents
歯車の精密鍛造方法Info
- Publication number
- JPS61255740A JPS61255740A JP9801585A JP9801585A JPS61255740A JP S61255740 A JPS61255740 A JP S61255740A JP 9801585 A JP9801585 A JP 9801585A JP 9801585 A JP9801585 A JP 9801585A JP S61255740 A JPS61255740 A JP S61255740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- punch
- billet
- forming part
- die punch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、金属の冷間鍛造により歯車を成形する歯車の
精密鍛造方法に関する。
精密鍛造方法に関する。
（従来の技術）
この種方法としては例えば特公昭４４−２０８６６号公
報や特公昭５８−４７９２９号公報に記載されているよ
うに、据込み成形や押出し成形を単独若しくは連続して
行うものは公知である。
報や特公昭５８−４７９２９号公報に記載されているよ
うに、据込み成形や押出し成形を単独若しくは連続して
行うものは公知である。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしこれらは成形前のビレット径として歯形の略小径
又は中間径を選んでいるのが殆どであり、製品の歯車が
薄く平らであることから歯形成形前のビレットもこれに
近く薄く平らになりその歯形成形前のビレット形状、寸
法にするまで数工程を要する問題点があった。
又は中間径を選んでいるのが殆どであり、製品の歯車が
薄く平らであることから歯形成形前のビレットもこれに
近く薄く平らになりその歯形成形前のビレット形状、寸
法にするまで数工程を要する問題点があった。
（問題点を解決するための手段）
本考案はかかる問題点を解決することを目的としたもの
で、ダイの歯形成形部と、該成形部の中心嵌挿孔内に嵌
挿される固定の下型パンチとで形成されるキャビティ内
にビレットを内装し、該ビレットを前記成形部の歯形に
適合するかみ合面を有する上型パンチと、前記下型パン
チとで挟持して上型パンチの１ストロークの降下で、前
記ダイを下型パンチに沿って摺動させる張出成形と１、
前記ダイをその歯形成形部の底面が前記下型パンチ上面
と同一平面上に固定される据込成形とを順次に行わせる
ことを特徴とする。
で、ダイの歯形成形部と、該成形部の中心嵌挿孔内に嵌
挿される固定の下型パンチとで形成されるキャビティ内
にビレットを内装し、該ビレットを前記成形部の歯形に
適合するかみ合面を有する上型パンチと、前記下型パン
チとで挟持して上型パンチの１ストロークの降下で、前
記ダイを下型パンチに沿って摺動させる張出成形と１、
前記ダイをその歯形成形部の底面が前記下型パンチ上面
と同一平面上に固定される据込成形とを順次に行わせる
ことを特徴とする。
（実施例）
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、第
１図は成形直前の状態を示すもので、同図において（１
）はダイを示し、該ダイ（１）には、その上面に歯形成
形部（２）を有し、該成形部（２）には、その周面に歯
形（３）を刻設すると共にその底部中心にダイ（１）内
を貫通する嵌挿孔（４）を穿設し、該嵌挿孔（４）内に
固定の下型パンチ（５）を嵌挿し、ダイ（１）は歯形成
形部（２）の底面が下型パンチ（５）の上面より上昇す
るように受台（６）に設けたクッションビン（７）を介
して受台（６）上に浮上して設けられ、かくて歯形成形
部（２）と下型パンチ（５）とで形成されるキャビティ
内にその下型パンチ（５）上に載置されてビレット（１
０を嵌挿し、該ビレット００を下型パンチ（９と挟持す
べき上型パンチ（８）は上下動自在に設けられ、その外
周には前記歯形（３）に適合するかみ合面（９）が設け
られている。
１図は成形直前の状態を示すもので、同図において（１
）はダイを示し、該ダイ（１）には、その上面に歯形成
形部（２）を有し、該成形部（２）には、その周面に歯
形（３）を刻設すると共にその底部中心にダイ（１）内
を貫通する嵌挿孔（４）を穿設し、該嵌挿孔（４）内に
固定の下型パンチ（５）を嵌挿し、ダイ（１）は歯形成
形部（２）の底面が下型パンチ（５）の上面より上昇す
るように受台（６）に設けたクッションビン（７）を介
して受台（６）上に浮上して設けられ、かくて歯形成形
部（２）と下型パンチ（５）とで形成されるキャビティ
内にその下型パンチ（５）上に載置されてビレット（１
０を嵌挿し、該ビレット００を下型パンチ（９と挟持す
べき上型パンチ（８）は上下動自在に設けられ、その外
周には前記歯形（３）に適合するかみ合面（９）が設け
られている。
第２図は、張出し成形途中の状態を示すもので、上型パ
ンチ（８）の降下によりビレット（１Ｇは予め定められ
た間隔Ｉ１．から張出し成形されてダイ（１）をその張
出し部で降下させ、該ダイ（１）の動きは成形途中の高
さをクッションビン（７）のクッション圧の調整又はダ
イ（１）の速度コントロールによって粗歯が無理なく成
形されるよう漸次増加させ、この状態は第３図に示すよ
うに歯形成形部（２）の底面が下型パンチ（５）の上面
と同一平面になって、ダイ（１）が受台（６）上に載置
される状態まで行われ、かくてビレット（ＩＯは完成品
より高い高さＩ＋２まで加工される。なお、この高さ４
１２は歯の形状が完全に出そろわない陽画のボリューム
から決り、又前記高さＨｌはビレット（７）の高さ１１
゜との比即ちｌＩ＋ ／ Ｈｏが０．５〜０．３が良好
である。
ンチ（８）の降下によりビレット（１Ｇは予め定められ
た間隔Ｉ１．から張出し成形されてダイ（１）をその張
出し部で降下させ、該ダイ（１）の動きは成形途中の高
さをクッションビン（７）のクッション圧の調整又はダ
イ（１）の速度コントロールによって粗歯が無理なく成
形されるよう漸次増加させ、この状態は第３図に示すよ
うに歯形成形部（２）の底面が下型パンチ（５）の上面
と同一平面になって、ダイ（１）が受台（６）上に載置
される状態まで行われ、かくてビレット（ＩＯは完成品
より高い高さＩ＋２まで加工される。なお、この高さ４
１２は歯の形状が完全に出そろわない陽画のボリューム
から決り、又前記高さＨｌはビレット（７）の高さ１１
゜との比即ちｌＩ＋ ／ Ｈｏが０．５〜０．３が良好
である。
第４図は据込成形完了状態を示すもので、ダイ（１）が
受台（６）上に載置された後更に上型パンチ（８）を降
下させて据込成形を行い、かくて極端な荷重増加もなく
成形部（２）の歯形（３）の全体に肉を充満させて高さ
１１３の完成品を得るものである。
受台（６）上に載置された後更に上型パンチ（８）を降
下させて据込成形を行い、かくて極端な荷重増加もなく
成形部（２）の歯形（３）の全体に肉を充満させて高さ
１１３の完成品を得るものである。
（発明の効果）
このように本発明によるときは、ダイの歯形成形部と該
成形部の中心嵌挿孔内に嵌挿される固定の下型パンチと
で形成寄れるキャビティ内にビレツ１−を内装して、該
ビレットを成形部の歯形と適合するかみ合面を有する上
型パンチと前記下片パンチとで挟持して上片パンチの降
下による１ストロークでダイを下型パンチに沿って摺動
させる張出成形と、ダイをその歯形成形部の底面が下片
パンチの上面と同一平面に固定される据込成形とを順次
行わせるものであるから、小径のビレットからの一工程
成形により歯車は成形されて、その成形工程を短縮する
ことができ、而もその成形に無理な力が作用することが
ないので精密な歯形が得られると共に金型の寿命を向上
させることができる等の効果を有する。
成形部の中心嵌挿孔内に嵌挿される固定の下型パンチと
で形成寄れるキャビティ内にビレツ１−を内装して、該
ビレットを成形部の歯形と適合するかみ合面を有する上
型パンチと前記下片パンチとで挟持して上片パンチの降
下による１ストロークでダイを下型パンチに沿って摺動
させる張出成形と、ダイをその歯形成形部の底面が下片
パンチの上面と同一平面に固定される据込成形とを順次
行わせるものであるから、小径のビレットからの一工程
成形により歯車は成形されて、その成形工程を短縮する
ことができ、而もその成形に無理な力が作用することが
ないので精密な歯形が得られると共に金型の寿命を向上
させることができる等の効果を有する。
第１図は成形直前の状態を示す縦断面図、第２図は張出
し成形途中の状態を示す縦断面図、第３図は成形途中で
据込み開始直前の状態を示す縦断面図、第４図は成形完
了状態を示す縦断面図である。 （１）・・・ダイ （２）・・・歯形成形部 （４＞・・・嵌挿孔 （５）・・・下型パンチ （７）・・・ビレット （８）・・・上型パンチ 第３図 第２図 第４図 手続補正書
し成形途中の状態を示す縦断面図、第３図は成形途中で
据込み開始直前の状態を示す縦断面図、第４図は成形完
了状態を示す縦断面図である。 （１）・・・ダイ （２）・・・歯形成形部 （４＞・・・嵌挿孔 （５）・・・下型パンチ （７）・・・ビレット （８）・・・上型パンチ 第３図 第２図 第４図 手続補正書
Claims (1)
- ダイの歯形成形部と、該成形部の中心嵌挿孔内に嵌挿さ
れる固定の下型パンチとで形成されるキャビティ内にビ
レットを内装し、該ビレットを前記成形部の歯形に適合
するかみ合面を有する上型パンチと、前記下型パンチと
で挟持して上型パンチの１ストロークの降下で、前記ダ
イを下型パンチに沿って摺動させる張出成形と、前記ダ
イをその歯形成形部の底面が前記下型パンチ上面と同一
平面上に固定される据込成形とを順次に行わせることを
特徴とする歯車の精密鍛造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9801585A JPS61255740A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 歯車の精密鍛造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9801585A JPS61255740A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 歯車の精密鍛造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61255740A true JPS61255740A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14207993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9801585A Pending JPS61255740A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 歯車の精密鍛造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61255740A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0579468A (ja) * | 1991-05-02 | 1993-03-30 | Mitsubishi Materials Corp | 流体機械用ギヤの製造方法 |
| JP2007175748A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Showa Denko Kk | 据え込み加工方法 |
| EP2080571A1 (en) * | 2006-10-05 | 2009-07-22 | Gohsyu Co., Ltd. | High-strength process material, method of producing the same and production apparatus therefor |
| WO2020218377A1 (ja) | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 精密鍛造法、精密鍛造装置及び精密鍛造品 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9801585A patent/JPS61255740A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0579468A (ja) * | 1991-05-02 | 1993-03-30 | Mitsubishi Materials Corp | 流体機械用ギヤの製造方法 |
| JP2007175748A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Showa Denko Kk | 据え込み加工方法 |
| EP2080571A1 (en) * | 2006-10-05 | 2009-07-22 | Gohsyu Co., Ltd. | High-strength process material, method of producing the same and production apparatus therefor |
| EP2080571B1 (en) * | 2006-10-05 | 2017-09-06 | Gohsyu Co., Ltd. | Method and apparatus for producing a high-strength process material |
| WO2020218377A1 (ja) | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 精密鍛造法、精密鍛造装置及び精密鍛造品 |
| JPWO2020218377A1 (ja) * | 2019-04-23 | 2021-11-04 | 国立大学法人東海国立大学機構 | 精密鍛造法、精密鍛造装置及び精密鍛造品 |
| US11925972B2 (en) | 2019-04-23 | 2024-03-12 | National University Corporation Tokai National Higher Education And Research System | Precision forging method, precision forging device, and precision forging product |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0590284A3 (en) | Battery pole, cold-forming method and associated apparatus for manufacturing such battery poles. | |
| US4435973A (en) | Method of producing ring-shaped metal parts | |
| CN103567338A (zh) | 金属件制造方法 | |
| EP0249992B1 (en) | Spur gear manufacturing process | |
| WO2008044564A1 (fr) | Matériau de traitement de haute résistance, SON procédé de fabrication, et appareil de production associé | |
| JPS61255740A (ja) | 歯車の精密鍛造方法 | |
| JPH02185905A (ja) | 粉末冶金により製作されたクラッチ体の歯面の変形方法と装置 | |
| JPS6182944A (ja) | 大径フランジ付き軸部品の製造方法 | |
| JPS63203241A (ja) | フランジ付きボスの成形方法 | |
| JP3674399B2 (ja) | 段付きシャフトの製造方法及び段付きシャフトの製造装置 | |
| JPH07223033A (ja) | 歯車部品の精密冷間鍛造方法および装置 | |
| JPH10193029A (ja) | 鉛陽陰極端子の製造方法及びその装置 | |
| JP4000861B2 (ja) | 段付軸の製造方法 | |
| JP4753290B2 (ja) | 機械部品の製造方法 | |
| JP2002307126A (ja) | 歯形の成形方法 | |
| JP2802261B2 (ja) | 二重筒状体の製造方法およびその装置 | |
| JPH09239480A (ja) | 鍛造用金型 | |
| JP2001179380A (ja) | 孔を有する鍛造部品の製造方法および製造装置 | |
| JP2006289374A (ja) | 冷間鍛造方法およびその粗形材 | |
| JP2847028B2 (ja) | 軸付き歯車の鍛造方法 | |
| RU1824786C (ru) | Способ штамповки поковок с ребрами и полотном | |
| JPS6046839A (ja) | 軸付き歯車の成形方法 | |
| JPH0631372A (ja) | スパイラルベベルギアの製造装置 | |
| SU772668A1 (ru) | Способ изготовлени деталей типа стакана с фланцем | |
| JPH0722799B2 (ja) | 歯形部品の鍛造方法 |