JP3323626B2 - 電気洗濯機用ギヤケースの製法 - Google Patents

電気洗濯機用ギヤケースの製法

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JP3323626B2 JP00780294A JP780294A JP3323626B2 JP 3323626 B2 JP3323626 B2 JP 3323626B2 JP 00780294 A JP00780294 A JP 00780294A JP 780294 A JP780294 A JP 780294A JP 3323626 B2 JP3323626 B2 JP 3323626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一槽式電気洗濯機の
回転駆動機構に用いられるギヤケースを製造する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、洗濯と脱水を単一槽内で連続
的に行う一槽式電気洗濯機では、回転駆動機構として、
例えば図14に示すような構造のものが一般的に用いら
れている。すなわち、脱水槽10とパルセータ11を回
転させるメインシャフト12の下端部にワンウェイバネ
クラッチ14が取り付けられており、プーリ20を介し
てこのワンウェイバネクラッチ14が締まる方向に回転
駆動が与えられると、メインシャフト12に外嵌された
外筒13が、メインシャフト12と一体的に高速回転す
るようになっている。この高速回転は、太陽歯車5,遊
星歯車群17およびこれとかみ合う外輪歯車22を内蔵
したギヤケース15に伝達され、ギヤケース15から上
方に延びるガイド筒16を介して脱水槽10に伝達され
る。これにより、脱水動作が行われる。なお、8はブレ
ーキホイールで、ギヤケース15と外筒13との外側
に、両者をねじ止めするねじを利用して固定されてお
り、その外周には、ブレーキバンド9が巻回されてい
る。このブレーキバンド9を締めつけることにより、ブ
レーキホイール8を介してギヤケース15および外筒1
3の回転にブレーキをかけることができるようになって
いる。また、18は上記遊星歯車群17の各回転軸を上
下から一体的に保持する保持ガイドである。そして、上
記外筒13は、第1のベアリング26を介して、洗濯機
本体に固定された下軸受カバー25に回転自在に支受さ
れている。また、上記ガイド筒16は、第2のベアリン
グ21を介して、同じく洗濯機本体に固定された上軸受
カバー27に回転自在に支受されている。一方、プーリ
20を介して上記ワンウェイバネクラッチ14が緩む方
向に回転駆動が与えられると、外筒13は回転せず、メ
インシャフト12のみが回転する。この回転は、ギヤケ
ース15内の太陽歯車5および遊星歯車群17に伝達さ
れ、減速された回転がパルセータシャフト19に伝達さ
れる。これにより、パルセータシャフト19上端に取り
付けられたパルセータ11が低速回転し、洗濯・すすぎ
動作が行われる。なお、2は外筒13がメインシャフト
12と共回りすることを防止するためのワンウェイベア
リング、3はその軸受である。
【0003】上記回転駆動機構において、最近、ギヤケ
ース15に直接ブレーキバンド9を巻回してブレーキホ
イール8を省略することより、この部分の部品点数を減
らし騒音の発生を押さえることが提案され、実用化され
ている。この機構では、ギヤケース15に、ブレーキバ
ンド9の巻き締め力が直接かかるため、ギヤケース15
には、従来よりも高い表面強度と平滑性、そして芯ずれ
等のない優れた寸法精度が要求される。そこで、このよ
うなギヤケース15を得るには、鉄材を、熱間鍛造や絞
り工程を多工程にわたって繰り返して段階的にギヤケー
ス15の形状にしていき、最終的にその内周面と外周面
を切削加工することによって外周面の寸法精度を高める
ことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、熱間鍛造工程や絞り工程を繰り返したのち、さ
らに切削加工を行うことは煩雑な手間であり、また、切
削加工によって寸法精度を高めることは、非常にコスト
アップにつながる。このため、その製法の改良が強く望
まれている。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、ギヤケース形状に成形すると同時に優れた寸
法精度を得ることができ、成形後に切削加工が不要な電
気洗濯機用ギヤケースの製法の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の電気洗濯機用ギヤケースの製法は、大径
円筒部と、上記大径円筒部の下端部が縮径されてその下
側に同軸的に形成される小径円筒部とを備えた電気洗濯
機用ギヤケースの製法であって、円筒状のボス部とこの
ボス部開口縁部に形成されたフランジ部とからなる成
品を備する工程と、メス下型とこれに対応するオス上
型とを組み合わせてなる金型を用いて上記成形品を塑性
変形する工程とを備え、上記メス下型は、その凹部上部
が上端面に向かって徐々に拡径され上端面における内径
が上記成形品のフランジ径と同一径となる逆円錐台状に
形成され、その凹部中間部が目的とするギヤケース大径
円筒部の外径と同一径の孔部に形成され、その凹部下部
が縮径されて目的とするギヤケース小径円筒部の外径と
同一径の孔部に形成され、上記孔部の下方に、上部が円
筒状に形成された軸体が、その円筒部を上記凹部下部の
孔部内に入り込ませた状態で昇降自在に設けられた構成
になっており、上記オス上型は、外径が目的とするギヤ
ケース大径円筒部の内径と同一径に設定された円柱部
有し、その円柱部の下面中央に上記ギヤケース小径円筒
部の内径と同一径の軸体部が突設された構成になってお
、上記メス下型の凹部上端開口縁部に、ボス部を下に
向けフランジ部周縁部を係止した姿勢で上記成形品を装
着し、上方から上記オス上型を下降させ、まずオス上型
軸体部を成形品のボス部に挿通し、ついでオス上型円柱
部の下面で成形品のフランジ部上面を押圧しながら成形
品をメス下型凹部内に押し込み、上記ボス部を上下方向
に圧縮して高さ方向に短くすると同時に径方向に厚みを
増すよう塑性変形させるとともに、上記フランジ部を
ス下型とオス上型の隙間に沿って円筒状に塑性変形させ
ることにより、目的とするギヤケース形状に成形するよ
うにしたという構成をとる。
【0007】なお、この発明において、「同一径」と
は、文字通りの「同一径」に限らず、互いに嵌め合うこ
とのできる程度に公差が設けられた寸法の径をも含む趣
旨である。
【0008】
【作用】すなわち、この発明では、電気洗濯機用ギヤケ
ースを製造するに際し、まず、ボス部とフランジ部から
なる成形品を準備、この成形品を所定形状の上下の金
型内に装着して上下方向に圧縮することにより、何ら熱
を加えることなく上記成形品に塑性変形を与えて目的と
する肉厚のギヤケースを一気に成形するようにしたもの
である。この製法によれば、最終的な成形が、上記塑性
変形によって精度よく行われるため、そのあと、従来の
ように切削加工を行う必要がなく、安価で簡単にギヤケ
ースを製造することができる。しかも、上記塑性変形に
よって賦形されたギヤケースは、熱間プレス等によって
得られたものと比べて表面強度および平滑性に優れてお
り、直接ブレーキバンドをかけて使用するのに最適であ
る。
【0009】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】まず、目的とするギヤケース15の形状は、
図1に示すような形状とする。すなわち、大径円筒部3
0と、上記大径円筒部30の下端部が縮径されてその下
側に同軸的に形成される小径円筒部31とを備え、上記
大径円筒部30,小径円筒部31とも、その肉厚tは4
mmである。そして、上記大径円筒部30の外径D 1
75mm,小径円筒部31の外径D2 は31mmであ
る。
【0011】そして、上記ギヤケース15をつくるため
に、まず肉厚4.0mmの鉄板35を、図6に示すよう
な金型36に装着し、所定寸法の円板状に切断した。す
なわち、上記金型36は、円柱状オス下型37と、これ
に上方から外嵌するリング状メス上型38とを備えてお
り、上記オス下型37の上面に鉄板35を載置し、図6
右半分に示すように、上方から上記メス上型38を下降
させることにより、メス上型38の内周面とオス下型3
7の外周面を摺接させ上記鉄板35の周縁部を切断する
ようにした。なお、80は成形しようとする鉄板35が
動かないようガイドするガイド板で、ともに圧縮コイル
バネ81で弾力的に保持されている。また、39はオス
下型37の外側2個所に設けられたカッターで、さらに
メス上型38を下降させることにより、環状に抜け落ち
た切断屑を上記カッター39に押しつけて2分割し除去
することができるようになっている。このようにして、
図2に示すように、直径Lが152mm、肉厚4mmの
円形鉄板35aが得られた。
【0012】上記円形鉄板35aを、図7に示すような
金型34に装着してプレスすることにより、ボス部32
とフランジ部33を形成した。ただし、上型34aおよ
び下型34bの形状が異なる金型34をつぎつぎ用いる
ことにより、図3(a),(b)、図4(a)〜
(c)、図5(a)〜(c)に示すように、8段階にわ
たって徐々に絞り加工し、最終的に、ボス部32の外径
Dが31.5mm、フランジ部33の直径Lが139.
5mmの成形品40とした(図5《c》参照)。このボ
ス部32の厚みは4mmよりも薄くなっており、フラン
ジ部33の厚みは4mmが維持されている。なお、図7
において、82,83はそれぞれ円形鉄板35aが動か
ないようガイドするガイド板で、ともに圧縮コイルバネ
84,85で弾力的に保持されている。
【0013】つぎに、上記成形品40を、図8に示すよ
うな金型41に装着し、成形品40のボス部32底面を
抜いて孔42をあけた。すなわち、上記金型41のメス
下型43には、上記成形品40のボス部32外形と同一
形状の凹部44と、この凹部44の底面中央に同軸的に
穿設され上記ボス部32内径と同一径の貫通孔45とが
設けられている。また、上記金型41のオス上型46に
は、上記成形品40のボス部32内径と同一径の軸体部
47が設けられている。なお、48は上記軸体部47の
上下動をガイドするとともにプレス時における成形品4
0の浮き上がりを防止するためのガイド板で、圧縮コイ
ルバネ86によって弾力的に保持されている。したがっ
て、上記メス下型43の凹部44内にボス部32を嵌入
した姿勢で上記成形品40を装着し、上方から上記オス
上型46を下降させ上記軸体部47を、成形品40のボ
ス部32内を貫通させることによりボス部32底面を抜
いて孔42をあけることができた。
【0014】つぎに、上記成形品40を、図9に示すよ
うな金型50に装着し、成形品40のフランジ部33外
径を所定寸法に切断した。すなわち、上記金型50のオ
ス下型51には、切断しようとするフランジ部33の外
径寸法と同一寸法に設定された円柱部52が設けられて
おり、その上面中央に上記成形品40のボス部32内径
と同一径の軸体部53が突設されている。また、上記金
型50のメス上型54には、内径が上記オス下型51の
円柱部52外径と同一寸法に設定されたリング部55が
設けられている。なお、56は成形品40が動かないよ
うガイドするガイド板で、圧縮コイルバネ57によって
弾力的に保持されている。また、58は、図6の金型3
6に設けられたカッター39と同様の趣旨で設けられた
カッターである。したがって、上記オス下型51の軸体
部53にボス部32を外嵌しフランジ部33を上記円柱
部52上面に沿わせた状態で上記成形品40を装着し、
上方から上記メス上型54を下降させることにより、成
形品40のフランジ部33の周縁部を切断しフランジ径
を所定寸法にすることができた。
【0015】つぎに、上記成形品40を、図10に示す
ような金型60に装着し、目的とするギヤケース形状に
塑性変形させた。すなわち、上記金型60のメス下型6
の上面には、凹部65が設けられており、その凹部中
間部62が目的とするギヤケース大径円筒部30の外径
と同一径の孔部に形成され、その下部63が縮径されて
目的とするギヤケース小径円筒部31の外径と同一径の
孔部に形成され、上記凹部中間部62の上部64が、上
端面に向かって徐々に拡径されて上端面における内径が
上記成形品40のフランジ径と同一寸法となる逆円錐台
状に形成されている。また、上記金型60のオス上型6
6には、外径が目的とするギヤケース大径円筒部30の
内径と同一径に設定された円柱部67と、その下面中央
に突設された上記ギヤケース小径円筒部31の内径と同
一径の軸体部68が設けられている。なお、69は上記
オス上型66の下降端を位置決めするための当たりガイ
ドである。また、70は、上記メス下型61における凹
部65の下部63の下方に、昇降自在に設けられる軸体
で、その上部の、円筒状に形成された部分が、凹部65
の下部63の孔部内に、下から入り込んでいる。したが
って、上記メス下型61の凹部65の上端開口縁部に、
ボス部32を下に向けフランジ部33の周縁部を係止し
た姿勢で上記成形品40を装着し、上方から上記オス上
型66を下降させると、まず、図11に示すように、オ
ス上型66の軸体部68が成形品40のボス部32内に
挿通される。その状態でさらにオス上型66を下降させ
ると、オス上型66の円柱部67下面で成形品40のフ
ランジ部33上面が押圧され、成形品40はメス下型6
1の凹部65内に押し込まれる。そして、図12に示す
ように、オス上型66が最下端まで下降した状態で、成
形品40のボス部32は上下方向に圧縮されて高さ方向
に短くなると同時に径方向に厚みを増すよう塑性変形す
る。これにより、目的とするギヤケース15の小径円筒
部31(図1参照)が正確な寸法で形成される。また、
フランジ部33も型61,66の隙間に沿って円筒状に
塑性変形され、目的とするギヤケース15の大径円筒部
30(図1参照)が正確な寸法で形成される。そして、
図13に示すように、オス上型66の上昇とともに、メ
ス下型61の下方から軸体70が上昇して、メス下型6
1の凹部65内からギヤケース形状の成形品40を脱型
する。
【0016】このようにして得られたギヤケース15
(図1参照)は、最終的な絞り加工において、何ら加熱
されることなく、塑性変形により一気に目的とする形状
に成形されているため、寸法精度が非常に優れており、
従来のように、切削加工によって寸法精度を高める必要
がない。しかも、表面硬度が硬く、平滑性にも優れてい
るため、直接ブレーキバンドをかけても、耐久性が高
く、長期にわたって良好に使用することができる。
【0017】なお、上記実施例において、ボス部32と
フランジ部33を有する成形品40に絞り加工する工程
を、8段階に分けて行った(図3〜図5参照)が、必ず
しも8段階にする必要はない。ただし、折り曲げ部に無
理な負担がかからないよう、5〜10段階程度、なかで
も6〜8段階にわけて段階的に絞っていくことが好まし
い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の電気洗濯機用
ギヤケースの製法は、まず、ボス部とフランジ部からな
る成形品を準備、この成形品を所定形状の上下の金型
内に装着して上下方向に圧縮することにより、上記成形
品に、何ら熱を加えることなく塑性変形を与えて目的と
する肉厚のギヤケースを一気に成形するようにしたもの
である。したがって、この製法によれば、最終的な成形
が、金型内での成形品の塑性変形によって精度よく行わ
れるため、従来のように切削加工を行う必要がなく、安
価で簡単にギヤケースを製造することができる。しか
も、上記塑性変形によって賦形されたギヤケースは、熱
間プレス等によって得られたものと比べて表面強度およ
び平滑性に優れており、直接ブレーキバンドをかけて使
用するのに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例において目的とするギヤケ
ースの形状を示す縦断面図である。
【図2】上記実施例に用いる円形鉄板の形状を示す平面
図である。
【図3】(a)および(b)はともに上記実施例におけ
る絞り加工工程の説明図である。
【図4】(a),(b)および(c)はいずれも上記実
施例における絞り加工工程の説明図である。
【図5】(a),(b)および(c)はいずれも上記実
施例における絞り加工工程の説明図である。
【図6】上記実施例に用いる金型の動作説明図である。
【図7】上記実施例に用いる金型の動作説明図である。
【図8】上記実施例に用いる金型の動作説明図である。
【図9】上記実施例に用いる金型の動作説明図である。
【図10】上記実施例に用いる金型の動作説明図であ
る。
【図11】上記実施例に用いる金型の動作説明図であ
る。
【図12】上記実施例に用いる金型の動作説明図であ
る。
【図13】上記実施例に用いる金型の動作説明図であ
る。
【図14】電気洗濯機の回転駆動機構の一般的な説明図
である。
【符号の説明】
40 成形品 60 金型 61 メス下型 65 凹部 66 オス上型 67 円柱部 68 軸体部70 軸体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 22/26 B21D 35/00 B21D 51/18 D06F 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径円筒部と、上記大径円筒部の下端部
    が縮径されてその下側に同軸的に形成される小径円筒部
    とを備えた電気洗濯機用ギヤケースの製法であって、円
    筒状のボス部とこのボス部開口縁部に形成されたフラン
    ジ部とからなる成品を備する工程と、メス下型とこ
    れに対応するオス上型とを組み合わせてなる金型を用い
    て上記成形品を塑性変形する工程とを備え、上記メス下
    型は、その凹部上部が上端面に向かって徐々に拡径され
    上端面における内径が上記成形品のフランジ径と同一径
    となる逆円錐台状に形成され、その凹部中間部が目的と
    するギヤケース大径円筒部の外径と同一径の孔部に形成
    され、その凹部下部が縮径されて目的とするギヤケース
    小径円筒部の外径と同一径の孔部に形成され、上記孔部
    の下方に、上部が円筒状に形成された軸体が、その円筒
    部を上記凹部下部の孔部内に入り込ませた状態で昇降自
    在に設けられた構成になっており、上記オス上型は、外
    径が目的とするギヤケース大径円筒部の内径と同一径に
    設定された円柱部を有し、その円柱部の下面中央に上記
    ギヤケース小径円筒部の内径と同一径の軸体部が突設さ
    れた構成になっており、上記メス下型の凹部上端開口縁
    部に、ボス部を下に向けフランジ部周縁部を係止した姿
    勢で上記成形品を装着し、上方から上記オス上型を下降
    させ、まずオス上型軸体部を成形品のボス部に挿通し、
    ついでオス上型円柱部の下面で成形品のフランジ部上面
    を押圧しながら成形品をメス下型凹部内に押し込み、上
    記ボス部を上下方向に圧縮して高さ方向に短くすると同
    時に径方向に厚みを増すよう塑性変形させるとともに、
    上記フランジ部をメス下型とオス上型の隙間に沿って円
    筒状に塑性変形させることにより、目的とするギヤケー
    ス形状に成形するようにしたことを特徴とする電気洗濯
    機用ギヤケースの製法。
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