JP2887585B2 - 筒部を有する板金製部材の内鍔部形成方法 - Google Patents

筒部を有する板金製部材の内鍔部形成方法

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JP2887585B2
JP2887585B2 JP9012561A JP1256197A JP2887585B2 JP 2887585 B2 JP2887585 B2 JP 2887585B2 JP 9012561 A JP9012561 A JP 9012561A JP 1256197 A JP1256197 A JP 1256197A JP 2887585 B2 JP2887585 B2 JP 2887585B2
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cylindrical
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒部を有する板金
製部材の内鍔部形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば図9に示した円形あるいはその
他の形状の部材1にシャフト5を結合する場合、同図の
ように、部材1に一体に連設された円筒状のボス部2に
シャフト5の端部を嵌合してそのシャフト5の端面をボ
ス部2の根元に具備された内鍔部3に突き当てると共
に、内鍔部3によって形成されたボルト挿通孔4を通し
て挿入したボルト7を、シャフト5に具備されたねじ孔
6にねじ込んで締め付けるという構造を採用することが
ある。この構造は、たとえば、上記部材1が自動車のパ
ワーステアリングなどに付設されるプーリや一般産業機
械のプーリといった回転伝達機構のプーリに、回転軸と
なるシャフト5を結合する場合などに採用することが可
能である。
【0003】図9に示した部材1を金属製にすることが
要求される場合、一般的には、その部材1を鋳造するこ
とによってボス部2や内鍔部3を形成していた。
【0004】その一方で、プーリや各種歯車などの輪体
においては、その軽量化を図ると共に、その靱性を高
め、しかもコスト安を達成し得るものとして、平坦な板
金に転造加工や打抜き加工などを施して製作した板金製
部材を輪体として使用することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した部材1のようにボス部2が内鍔部3を備えている
ようなものは、製作技術上の問題があったために板金製
のものを得ることができなかった。
【0006】本発明は以上の状況の下でなされたもので
あり、筒状に形成されたボス部のような筒部が一体に連
設された板金製部材において、その筒部に内鍔部を形成
するための有益な方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、上記筒部の基端部に内鍔
部を形成する場合に特に有益な方法を提供することを目
的とする。
【0008】さらに、本発明は、プレス加工によって上
記内鍔部を形成することが可能な方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の筒
部を有する板金製部材の内鍔部形成方法は、筒部が一体
に連設された板金製部材の上記筒部に、その筒部の内側
へ迫り出た内鍔部を形成する筒部を有する板金製部材の
内鍔部形成方法であって、上記筒部をその軸方向に押圧
することによりその筒部の軸長を縮小させると共に、そ
の筒部の軸長を縮小させることにより生じた余剰肉をそ
の筒部の内側へ迫り出させる工程を、プレス型を上記筒
部の軸方向に移動させるプレス加工により行って内鍔部
を形成する、というものである。
【0010】この方法は、筒部の軸長を縮小させること
により生じた余剰肉を、その筒部の内側へ迫り出た内鍔
部の形成に利用するものであり、このようにすることに
よって、板金製部材に連設されている筒部に内鍔部を容
易に形成することができるようになる。しかも、筒部の
軸長を縮小させることによって余剰肉を生じさせるもの
であるから、筒部の当初の軸長を適切に定めておくこと
により十分な量の余剰肉を生じさせることができるよう
になり、そのことが、内鍔部の筒部の内側への迫出し寸
法として過不足のない寸法を得ることに役立つ。
【0011】上記方法を行う場合に上記余剰肉を迫り出
させる箇所としては、筒部の軸方向における任意の箇所
を選択することができ、たとえば、請求項2に係る発明
のように、上記余剰肉を上記筒部の内側へ迫り出させる
箇所として、上記筒部の軸方向の基端部にすることが可
能である。
【0012】この方法においては、たとえば、請求項3
に係る発明のように、上記筒部の外周面の変形を上記プ
レス型に具備された第1型面により阻止した状態で、上
記プレス加工を行うという方法や、請求項4に係る発明
のように、上記筒部の基端部端面の変形を上記プレス型
に具備された第2型面により阻止した状態で、上記プレ
ス加工を行うという方法を採用することが有益である。
【0013】上記筒部は、請求項5に係る発明のよう
に、円筒状のボス部であってもよい。
【0014】請求項6に係る発明の筒部を有する板金製
部材の内鍔部形成方法は、請求項1に記載したものにお
いて、上記筒部をその軸方向に押圧することによりその
筒部の軸長を縮小させると共に、その筒部の軸長を縮小
させることにより生じた余剰肉をその筒部の内側へ迫り
出させるときに、その余剰肉の張出部の内周側端面を、
上記筒部に挿入された心型の成形面に押し付ける、とい
うものである。
【0015】この方法によれば、形成された内鍔部の内
周側端面が、心型の成形面によって成形されたものにな
る。
【0016】請求項7に係る発明の筒部を有する板金製
部材の内鍔部形成方法は、請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれかに記載し
たものおいて、上記筒部をその軸方向に押圧することに
よりその筒部の軸長を縮小させると共に、その筒部の軸
長を縮小させることにより生じた余剰肉をその筒部の内
側へ迫り出させる工程が、複数の段階を経て行う、とい
うものである。
【0017】この方法によれば、余剰肉を筒部の内側へ
迫り出させる工程を無理なく行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して本発明方法
の実施形態を説明する。
【0019】図1は筒部11を有する板金製部材10を
示している。この板金製部材10は、円錐状に少し傾斜
した円形の板部12の中心に上記筒部11を形成したも
のである。この筒部11は、板部11の中心を円形に打
ち抜いて円孔を形成した後、その円孔の周囲に絞り加工
を施すことによって形成されている。図例の筒部11
は、板部11の中心に、バーリング加工を施すことによ
って、或いは、他の方法、たとえば板部11の中心を円
形に打ち抜いて円孔を形成した後、その円孔の周囲に絞
り加工を施すことによって形成することが可能である。
図1に示した板金製部材10の筒部11は背高であり、
その軸長を符号Hで示してある。
【0020】この発明の実施の形態の内鍔部形成方法で
は、上記筒部11をその軸方向に押圧することによりそ
の筒部11の軸長を縮小させると共に、その筒部11の
軸長を縮小させることにより生じた余剰肉をその筒部1
1の軸方向の基端部に流してその筒部11の内側へ迫り
出させる工程を行うものであり、図例の方法において
は、この工程を、複数の段階を経て行っている。
【0021】図2は上記工程の第1段階を示している。
この段階では、第1受型30と第1押型40とが用いら
れる。第1受型30には上記板金製部材10が載架さ
れ、その板部12の外周端面13の全周部分が第1受型
30に具備された支持面31によって支持されるように
なっている。また、第1受型30は水平な受面でなる第
2型面32を有しており、この第2型面32によって板
金製部材10の中央部裏面が支持されるようになってい
る。これに対し、第1押型40には、図1で説明した筒
部11の軸長Hの寸法よりも少し短い寸法に凹入した凹
所41が環状に備わっており、その凹所41の上壁面が
押圧面42となされている。この凹所41は、図1で説
明した筒部11を嵌め込める広さを有しており、この凹
所41に図1で説明した筒部11を嵌め込んだときに
は、筒部11の外周面14が凹所41の外側周面によっ
て形成された第1型面43に支持されるようになってい
る。
【0022】図2の第1受型30に板金製部材10を載
架してその板部12の外周端面13の全周部分を第1受
型30の支持面31によって支持させると共に、第1受
型30の第2型面32によって板金製部材10の中央部
裏面を支持させた後、第1押型40をその上方から下降
させていくと、第1押型40の凹所41に上記筒部11
が嵌まり込む。この状態から第1押型40を加重して矢
符Dのように押し下げていくと、筒部11の外周面14
の変形が第1型面43によって阻止され、かつ、筒部1
1の基端部端面(下端側端面)の変形が第2型面32に
よって阻止された状態で、上記押圧面42によって上記
筒部11が軸方向に押圧され、そのときの押圧力によっ
て、筒部11の軸長H1が凹所41の深さと同じ寸法に
なるまで縮小されることと併行して、その筒部11の軸
長を縮小させることにより生じた余剰肉が筒部11の内
側に迫り出す。図2には、このときの余剰肉の迫出し幅
を符号a1で示してある。
【0023】図3は上記工程の第2段階を示している。
この段階では、図2で説明したものと同じ第1受型30
が引き続いて用いられる一方、図2で説明した第1押型
40に代えて第2押型50が用いられる。第2押型50
には、図2で説明した第1段階を経ることにより縮小さ
れた筒部11の軸長H1の寸法よりも少し短い寸法に凹
入した凹所51が環状に備わっており、その凹所51の
上壁面が押圧面52となされている。この凹所51は、
図2で説明した第1段階を経た筒部11を嵌め込める広
さを有しており、この凹所51に第1段階を経た筒部1
1を嵌め込んだときには、筒部11の外周面14が凹所
51の外側周面によって形成された第1型面53に支持
されるようになっている。ここで、図2に示した第1型
面43と図3の第1型面53とは、筒部11の外周面1
4を支持してその変形を阻止する機能を果たす点で共通
している。
【0024】第2押型50をその上方から下降させてい
くと、第2押型50の凹所51に上記筒部11が嵌まり
込む。この状態から第2押型50を加重して矢符Dのよ
うに押し下げていくと、筒部11の外周面14の変形が
第1型面53によって阻止され、かつ、筒部11の一端
側端面(下端側端面)の変形が第2型面32によって阻
止された状態で、上記押圧面52によって上記筒部11
が軸方向に押圧され、そのときの押圧力によって筒部1
1の軸長H2が凹所51の深さと同じ寸法になるまで縮
小されることと併行して、その筒部11の軸長を縮小さ
せることにより生じた余剰肉が筒部11の内側に迫り出
す。図3には、このときの余剰肉の迫出し幅を符号a2
で示してある。
【0025】図2で説明した第1段階および図3で説明
した第2段階においては、余剰肉が筒部11の内側へ迫
り出すことと併行して、筒部11の基端部に次第に寄せ
集められている。そのため、余剰肉は、筒部11の基端
部に近い箇所ほど内側に多く迫り出している。
【0026】図4は上記工程の第3段階、すなわち最終
段階を示している。この段階では、第2受型60と第3
押型70と第1外型80とが用いられる。第2受型60
には、図3で説明した第2段階を経た板金製部材10が
載架される。また、第2受型60は水平な受面でなる第
2型面62を有しており、この第2型面62によって板
金製部材10の中央部裏面が支持されるようになってい
る。ここで、図2や図3に示した第2型面32と図4の
第2型面62とは、板金製部材10の中央部裏面を支持
する機能を果たして上記筒部11の基端部端面の変形を
阻止する点で共通している。これに対し、第3押型70
と第1外型80とは、それらが共働して、図3の第2段
階を経た筒部11の軸長H2の寸法よりも少し短い寸法
に凹入した環状の凹所71を形成するようになってお
り、その凹所71の上壁面が押圧面72となされてい
る。この凹所71は、図3の第2段階を経た筒部11を
嵌め込める広さを有しており、この凹所71に第2段階
を経た筒部11を嵌め込んだときには、筒部11の外周
面14が凹所71の外側周面によって形成された第1型
面83に支持されるようになっている。ここで、図2や
図3に示した第1型面43,53と図4の第1型面83
とは、板金製部材10の中央部裏面を支持する機能を果
たす点で共通している。
【0027】図4の第2受型60に第2段階を経た板金
製部材10を載架すると共に、第2受型60の第2型面
62によって板金製部材10の中央部裏面を支持させ、
さらに第1外型80で板金製部材10の板部12を押し
付けた後、第3押型70をその上方から下降させていく
と、第1外型80と第3押型70との共働により形成さ
れる上記凹所71に上記筒部11が嵌まり込む。この状
態からさらに第3押型70を加重してさらに矢符Dのよ
うに押し下げていくと、筒部11の外周面14の変形が
第1型面83によって阻止され、かつ、筒部11の一端
側端面(下端側端面)の変形が第2型面62によって阻
止された状態で、上記押圧面72によって上記筒部11
が軸方向に押圧され、そのときの押圧力によって、筒部
11の軸長H3が凹所71の深さと同じ寸法になるまで
縮小されることと併行して、その筒部11の軸長を縮小
させることにより生じた余剰肉が筒部11の内側に迫り
出す。図2には、このときの余剰肉の迫出し幅を符号a
3で示してある。
【0028】図4の最終段階では、筒部11の基端部と
その筒部11の基端部に寄せ集められて内側に迫り出し
た余剰肉の根元部分とが略直角に成形されるようにして
ある。すなわち、第3押型70に略直角の成形面74を
具備させてあり、この成形面74によって、筒部11の
基端部と余剰肉の根元部分とを押圧するようにしてあ
る。
【0029】また、図4に示したように、上記工程の第
3段階では、筒部11に円柱状の心型90が同心に挿入
されており、この心型90の成形面91に、内側に迫り
出した余剰肉の内周側端面を押し付けるようにしてあ
る。このようにすると、余剰肉によって形成される上記
内鍔部15の内周端面がきれいにかつ高精度に仕上が
る。
【0030】図8に上記した各段階を経た板金製部材1
0の要部を示してある。同図のように、この板金製部材
10は、円形の板部12の中央にボス状の筒部11を有
し、この筒部11の基端部に、上記した余剰肉によって
形成された内鍔部15が形成されている。板金製部材1
0の外周部に歯車を形成したりプーリ用のV溝を形成し
たりすることは自由である。
【0031】なお、図2〜図4で説明した第1受型3
0、第1押型40、第2押型50、図2受型60、第3
押型70、第1外型80などは、いずれもプレス機械に
取り付けらたプレス型に相当するものであり、そのう
ち、第1押型40、第2押型50、第3押型70は上記
筒部11の軸方向に移動される。
【0032】以上説明した実施形態では、内鍔部形成工
程でのプレス加工を数段階に分けて行っているけれど
も、板金製部材10の材質によっては、これらの段階を
1段階で行うことも可能である。なお、上述の実施形態
に用いた板金製部材10の材質は、SAPH440(高
張力鋼板)であり、上記のようにプレス加工を数段階に
分けて行うと、内鍔部15の形状が高精度に仕上がる。
【0033】図5〜図7は、口径の大きな筒部11を有
する板金製部材10に内鍔部15を形成するときに有益
な方法を示している。このうち、図5は図2に対応する
第1段階を、図6は図3に対応する第2段階を、図7は
図4に対応する第3段階をそれぞれ示している。
【0034】この方法において、図5の第1段階で用い
られる第1押型40は、凹所41の内側に位置する下面
45が、その外側位置する下面46よりも少し上位に位
置している点で、図2のものと異なる。その他の点は、
図1〜図4で説明したところと同様であるので、同一ま
たは相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ボス部のような筒部が
一体に連設された板金製部材において、その筒部に内鍔
部を容易に形成することができる。そのため、鋳造によ
らずに、内鍔部を備えた筒部を有する部材を、軽量で高
靱性を持ちしかも安価な板金製部材として提供すること
ができるようになる。本発明により形成された内鍔部を
有する板金製部材は、自動車に使用するプーリや一般産
業機械のプーリといった回転伝達機構のプーリ、歯車な
どに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筒部を有する板金製部材の部分断面図である。
【図2】内鍔部形成工程の第1段階を部分断面で表した
説明図である。
【図3】内鍔部形成工程の第2段階を部分断面で表した
説明図である。
【図4】内鍔部形成工程の第3段階を部分断面で表した
説明図である。
【図5】口径の大きな筒部を有する板金製部材に適合す
る内鍔部形成工程の第1段階を部分断面で表した説明図
である。
【図6】口径の大きな筒部を有する板金製部材に適合す
る内鍔部形成工程の第2段階を部分断面で表した説明図
である。
【図7】口径の大きな筒部を有する板金製部材に適合す
る内鍔部形成工程の第3段階を部分断面で表した説明図
である。
【図8】内鍔部を有する板金製部材の要部断面図であ
る。
【図9】内鍔部を有する部材の使用状態説明図である。
【符号の説明】
11 筒部 10 板金製部材 14 筒部の外周面 15 内鍔部 32,62 第2型面 43,53,83 第1型面 90 心型 91 心型の成形面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 51/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部が一体に連設された板金製部材の上
    記筒部に、その筒部の内側へ迫り出た内鍔部を形成する
    筒部を有する板金製部材の内鍔部形成方法であって、 上記筒部をその軸方向に押圧することによりその筒部の
    軸長を縮小させると共に、その筒部の軸長を縮小させる
    ことにより生じた余剰肉をその筒部の内側へ迫り出させ
    る工程を、プレス型を上記筒部の軸方向に移動させるプ
    レス加工により行って内鍔部を形成することを特徴とす
    る筒部を有する板金製部材の内鍔部形成方法。
  2. 【請求項2】 上記筒部の内側へ迫り出させる箇所が、
    上記筒部の軸方向の基端部である請求項1に記載した筒
    部を有する板金製部材の内鍔部形成方法。
  3. 【請求項3】 上記筒部の外周面の変形を上記プレス型
    に具備された第1型面により阻止した状態で、上記プレ
    ス加工を行う請求項1に記載した筒部を有する板金製部
    材の内鍔部形成方法。
  4. 【請求項4】 上記筒部の基端部端面の変形を上記プレ
    ス型に具備された第2型面により阻止した状態で、上記
    プレス加工を行う請求項1に記載した筒部を有する板金
    製部材の内鍔部形成方法。
  5. 【請求項5】 上記筒部が円筒状のボス部でなる請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載し
    た筒部を有する板金製部材の内鍔部形成方法。
  6. 【請求項6】 上記筒部をその軸方向に押圧することに
    よりその筒部の軸長を縮小させると共に、その筒部の軸
    長を縮小させることにより生じた余剰肉をその筒部の内
    側へ迫り出させるときに、その余剰肉の張出部の内周側
    端面を、上記筒部に挿入された心型の成形面に押し付け
    請求項1に記載した筒部を有する板金製部材の内鍔部
    形成方法。
  7. 【請求項7】 上記筒部をその軸方向に押圧することに
    よりその筒部の軸長を縮小させると共に、その筒部の軸
    長を縮小させることにより生じた余剰肉をその筒部の内
    側へ迫り出させる工程が、複数の段階を経て行う請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6のいずれかに記載した筒部を有する板金製部材の内鍔
    部形成方法。
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