JPH0665762B2 - 特殊複合繊維及びその製造方法 - Google Patents

特殊複合繊維及びその製造方法

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JPH0665762B2 JP20313989A JP20313989A JPH0665762B2 JP H0665762 B2 JPH0665762 B2 JP H0665762B2 JP 20313989 A JP20313989 A JP 20313989A JP 20313989 A JP20313989 A JP 20313989A JP H0665762 B2 JPH0665762 B2 JP H0665762B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ソフトで嵩高感に優れ、かつ親水性を有し、
今迄の合成繊維には見られない良好な風合が付与された
合成繊維及びその製造方法に関するものである。さらに
詳しくは、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(以
下EVALと略記することがある)と結晶性ポリマーの2種
のポリマーの複合形状が繊維の長さ方向には実質的に同
一形状でありながら、単繊維間でランダムに異なり、該
単繊維は、一方の成分が層状分割層を形成している複合
形状のものと、一方の成分が独立島状成分を形成してい
る複合形状のものと更に二成分が偏在化した一種の貼り
合せ構造を形成した複合形状のものが混在化した状態で
ある天然繊維に似た自然な斑と柔らかいソフトな風合を
有する新規な複合フイラメント及び複合ステープルなら
びにその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、合成繊維、例えばポリエステル、ポリアミドのフ
イラメントからなる織物、編物、不織布等の繊維構造物
は、その構成フイラメントの単糸デニールや断面形状が
単調であるために綿、麻等の天然繊維に比較して、風
合、光沢が単調で冷たく、繊維構造物としての品位は低
いものであつた。
近年、これらの欠点を改良するために、繊維横断面の異
形化、巻縮加工、複合繊維等が種々試みられているが、
いまだに十分には目的を達成していないのが現状であ
る。例えば、特開昭56−165015号、特開昭57−5921号、
特開昭58−98425号、特開昭61−239010号などに示され
ているような易溶解性ポリマーとポリエステルの複合繊
維を形成し、その後、後加工によりドライタッチでキシ
ミ感のある風合や独得の光沢を織編物に付与させたり、
あるいは特公昭51−7207号、特開昭58−70711号、特開
昭62−133118号などに示されているように繊維長さ方向
に斑を付与させて風合を改良させる方法、あるいは特公
昭53−35633号、特公昭56−16231号などに示されている
ように合成繊維をフイブリル化させて風合を改良させる
方法、特公昭45−18072号で提案されているごとく仮
撚、融着糸を作成し、麻様のシヤリ感を付与させる方
法、あるいは特開昭63−6123号のように混繊融着加工糸
を作成する方法、あるいは特開昭63−6161号のようにフ
イブリル化させる方法など種々のものが提案されてい
る。しかしながら合成繊維へ天然繊維に似た風合を付与
させるという点においては十分と言えず、特に天然麻繊
維や天然木綿繊維に似た風合を付与させるということで
は不十分であつた。しかも、ポリエステルなどの合成繊
維は親水性が不十分であるため、着心地という点からも
木綿に劣るのが実情であつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来の合成繊維に対して、水酸基(OH基)を
有するポリマーとの複合化により親水性を付与し、更
に、木綿やシルクのような天然繊維に似たソフト感を有
する風合と単繊維間にランダムな自然な斑を付与させる
ことを目的として鋭意検討した結果、本発明に到達した
ものである。すなわち本発明は、上記繊維を得るために
はいかなる物を用い、いかなる構成、条件としたらよい
かという点を究明したものである。
(発明の構成) 本発明は、エチレン含量30〜70モル%、ケン化度95%以
上のエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物(A成分)
と融点が150℃以上の結晶性熱可塑性ポリマー(B成
分)の2種の重合体成分からなり、A成分とB成分の複
合形状が繊維の長さ方向には実質的に同一形状でありな
がら単繊維間でランダムに異なり、一方の成分が層状分
割層を形成している複合形状のものと、一方の成分が独
立島状成分を形成しているる複合形状のものと、更に二
成分が偏在化した一種の貼り合せ構造に似た複合形状の
ものの繊維が混在化した状態でランダムに形成され、し
かもA成分のとB成分界面での接触長が一定条件を満た
すことを特徴とする特殊複合繊維である。
酢酸ビニル重合体ケン化物より製造されるポリビニルア
ルコール(以下PVAと略記する)繊維は形態安定性や含
水状態での耐久性などの点で満足できるものではない。
これは木綿やレイヨンと同様に親水性繊維が持つ本質的
な欠点である。ポリオレフインやポリエステルのような
疎水性繊維はこの点で優れているが、親水性やプラスチ
ツク風合という点で、親水性繊維に較べて品位は劣る。
周知の如く上記従来繊維の長短所を補いあつたような理
想的な繊維を提供せんとして先人等によつてポリマーの
変性、共重合などによる方法が行なわれてきたが、単独
では両特性を満足できるものは得られていない。又複合
形態にするためには、疎水性繊維は溶融紡糸、親水性繊
維は湿式あるいは乾式紡糸であるために両者の複合紡糸
は当業界の常識では困難とされている。
本発明者等は、これらの問題点を解決し、ソフトで嵩高
感に優れ、かつ親水性を有し、プラスチツク風合を脱し
た合成繊維の製造法を確立したものである。
A成分としてのエチレン酢酸ビニル共重合体けん化物
(EVAL)としては、けん化度が95%以上の高けん化度
で、エチレン含有量が30〜70モル%のもの、即ち、ビニ
ルアルコール成分が30〜70モル%のものが最適であ。EV
AL中のビニルアルコール成分含量が低くなれば、当然、
に水酸基(OH)の減少のために親水性などの特性が低下
し、後で詳細に述べるが、目的とする良好な天然繊維ラ
イクの風合が得られなくなり好ましくない。またビニル
アルコール成分含量が多くなりすぎると、溶融成型性が
低下するとともに、B成分と複合紡糸した後、繊維化す
る際、曳糸性が不良となり、単糸切れ、断糸が多くな
り、好ましくない。また一例としてB成分にポリエステ
ルを用いる場合、紡糸温度である250℃以上での耐熱性
も不十分となることからも適当でない。従つて高けん化
度EVALでビニルアルコール成分含量が30〜70モル%のも
のが本目的の繊維を得るためには適しているといえる。
またAポリマーは、エチレンと酢酸ビニルの共重合を苛
性ソーダーによりケン化して製造されるが、この時のケ
ン化度が95%以上にすることが好ましい。ケン化度が低
くなると、ポリマーの結晶性が低下し強度等の繊維物性
が低下してくるのみならず、Aポリマーが軟化しやすく
なり加工工程でトラブルが発生してくるとともに得られ
た繊維構造物の風合も悪くなり好ましくない。
本発明で言う融点150℃以上のBポリマーとしては、融
点150℃以上の繊維形成性良好なポリマーであればどれ
でもよい。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート又
はポリブチレンテレフタレートを主成分とするポリエス
テルか、ナイロン6又はナイロン66を主成分とするポリ
アミドであることが望ましい。
ポリエステルとしては、例えばテレフタール酸、イソフ
タール酸、ナフタリン2,6−ジカルボン酸、フタール
酸、α,β−(カルボキシフエノキシ)エタン、4、4
−ジカルボキシジフエニール、5ナトリウムスルホイソ
フタル酸などの芳香族ジカルボン酸もしくはアジピン
酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸又はこれらの
エステル類と、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
シクロヘキサン1,4−ジメタノール、ポリエチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコールなどのジオール
化合物とから合成される繊維形成性ポリエステルであ
り、構成単位の80モル%以上が、特には90モル%以上が
ポリエチレンテレフタレート単位又はポリブチレンテレ
フタレート単位であるポリエステルが好ましい。又、ポ
リエステル中には、少量の添加剤、螢光増白剤、安定剤
あるいは紫外線吸収剤などを含んでいても良い。
またポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン66、ナ
イロン12を主成分とするポリアミドであり、少量の第3
成分を含むポリアミドでもよい。これらに少量の添加
剤、螢光増白剤、安定剤等を含んでいても良い。
次に本発明の繊維の特徴を、実際の写真を示しながら説
明する。第1図に本発明繊維の断面写真の一例を示す。
第2図は典型的な断面形状の代表的なもののモデル図を
一例として示した。
第1図に示したものはA成分として、エチレン成分が44
モル%、ケン化度99%のEVAL、B成分としてポリエチレ
ンテレフタレートを用い重量比30対70で紡糸したもので
ある。A成分とB成分の複合形状が単繊維間でランダム
異なり、A成分が層状分割層を形成している場合もあれ
ば、独立の島状成分を形成している場合があり、また第
2図(イ)の如くA成分とB成分が極端に偏在化して貼
り合せ構造に似た複合形状を形成している場合もあり、
それらが混在化した状態でマルチフイラメントを形成し
ていることがわかる。この各種の複合形状に混在化して
いるために、あるものはA成分とB成分の歪差により収
縮歪差を生じ、例えば第2図(イ)の場合潜在捲縮性を
有し、最終繊維製品にした場合、他の単繊維と位相の異
なる集団化しないコイルクリンプが発現し嵩高性をもた
らし、第2図(ロ)の場合は、A成分とB成分との界面
で一部剥離が生じ、最終繊維製品で単繊維表面層よりラ
ンダムにフイブリル状極細繊維が枝状に発生し、接触し
た時に柔らかい感触風合を与えるポイントとなる。ま
た、第2図(ハ)の形状を形成している繊維の場合は一
方の成分がやや大きい島状独立層を数個有しているため
に、完全芯鞘繊維には得ることのできない繊維としての
自然な柔らかさをもたらす。このように単繊維間の複合
形状がランダムに異なり、しかも、その形状が第2図
(イ)、(ロ)、(ハ)のモデル形状で代表されるもの
で混在化していることが、天然繊維に似た自然な斑と風
合、特に、嵩高さと触つた時の柔らかさと繊維集合体と
しての全体の柔らかさを初めて発現させうることが可能
となつた。このような複合形状を有する繊維を得る方法
については、後で詳細に説明するが、上記説明した複合
形状を有する繊維集合体をつくることにより、初めて従
来にない自然な天然繊維に似た感触を発現させることが
可能となつた。
また、繊維断面におけるA成分とB成分の界面での接触
長の平均値xが繊維断面の平均周長yに対して下記式に
示される関係で表わされることが大きな特長である。
(a,bはそれぞれAポリマー、Bポリマーの重量パーセ
ント) 単繊維断面の平均周長yとA成分とB成分の界面での平
均接触長xの比が から まで非常に分布が大きく複合状態が広範囲に分布してい
る繊維の混合物で存在していることが大きな特徴であ
る。例えば、A成分とB成分の重量比率が1:1の場合、
モデル的なもので説明すると、第6図(ニ)のような貼
り合せ断面では、x/yが0.3〜0.4くらいであり、第6
図(ホ)のようなA成分とB成分が5層を形成している
断面ではx/yが1.08〜1.10くらいであり、第6図
(ヘ)のようなA成分とB成分が10層を形成している断
面ではx/yが1.8〜2.1くらいである。これに対して本
発明繊維は、x/yが小さいものは、0.50のものも存在
し、x/yが大きいものは4.0くらいのものも存在し、
二成分の接触界面が小さいものから大きなものまで非常
に広い範囲で種々の複合形状を有した繊維が混在化して
いることがわかつた。x/yが小さいものから、大きな
ものまで広い範囲で分布していることが、大きな特徴で
あり、本発明繊維が自然な斑と天然繊維に似た感触が発
現されるための大きな要因となつていると考えられる。
繊維断面におけるA成分とB成分の接触長の測定は、単
繊維100本をランダムに採取しAとBの接触長を測定
し、その平均値で示した。具体的な接触長の測定は、正
確に測定するにはコンピユーターによる画像解析によつ
て求めることができるが、簡便的には、繊維断面写真を
高倍率に拡大し、方眼を乗せて、2成分境界線のその目
の数を読みとることによつても可能であるし、マツプメ
ジヤーを用い2成分境界線の曲線上を走行ギヤーを回転
走査させることによつても可能である。本発明で述べて
いる実施例中での数値は、マツプメジヤーを用いて測定
した数値で説明している。
次に、本発明の繊維の製造例について説明する。
本発明の複合形状繊維構造を発現させるためには、紡糸
時にAポリマーとBポリマーの2成分のポリマーが一定
条件で不均一混合され、かつ各ノズル孔へ異なつた状態
で不均一混合ポリマー流が分配されることが重要である
が、その紡糸方法の一例を第3図、第4図に示す。第3
図、第4図に示したような複合紡糸口金装置を使用して
紡糸すればよい。別々の溶融押出機によりそれぞれ押出
されたAポリマー及びBポリマー溶融流は、別々に計量
機により所定量計量された後、サンドボツクス1の濾過
部8で濾過された後、フイルター6をそれぞれ経た後、
ミキシングプレート2に設けられた静止混合器5で所定
条件下で混合され、分配板3の分配路7を経て放射線状
に分配した後、円周溝9へポリマーが流れ満たされた
後、口金板10から紡出される。
ここで2成分のポリマーが不均一混合状態とするために
静止型混合器5の混合素子の数を適切に選ぶことが非常
に重要である。現在実用化されている静止型混合器は数
種類あるが、例えばケニツクス(Kenics)社の180゜左
右にねじつた羽根を90゜ずらして配列したnエレメント
通過させると2層分割するタイプのスタチツクミキサ
ーを用いた場合は、エレメント数が3〜18の範囲にする
必要がある。更に好ましくは、4〜6の範囲が最適であ
る。8エレメント以上にすると、AポリマーとBポリマ
ーの混合性が良くなりすぎて均一混合に近くなり、繊維
化して目的とする繊維構造が発現しにくくなる。
またエレメント数が多くなりすぎると、AポリマーにEV
AL、Bポリマーにポリエステルやポリアミドを用いた場
合、ポリエステルやポリアミドとEVALが均一化しすぎ、
溶融混合時にポリエステルのエステル結合やポリアミド
のアミド結合とEVALポリマーの水酸基との間で化学反応
が一部進み、ポリエステルアミドでの低分子分解物とポ
リエステルやポリアミドとEVALの反応した3次元架橋の
ゲル化物が急激に発生してき、紡糸不能となつてくるこ
とがわかつた。ゲル化物が発生するのを防ぐためにもポ
リエステルやポリアミドとEVALの混合を紡糸直前で実施
し、単時間で不均一混合し紡糸ノズルより押し出すこと
は2成分ポリマー間でのゲル化反応確立を減少させると
いう点からも非常に有効な手段であることがわかつた。
適切なエレメント数に設定しても、両成分ポリマーが接
触を開始してから、ノズル孔より吐出するまでの滞留時
間が長すぎると、ポリエステルやポリアミドとEVALの反
応が進みやすく、紡糸時の粘度低下繊維の着色が進み好
ましくない。両成分ポリマーが接触を開始してから、5
分以内に吐出することが好ましく、更に好ましくは3分
以内に吐出することが好ましい。滞留時間を少なくする
ために、分配板3のポリマーー流路は適切な空間にする
必要がある。
本発明の繊維を得るためにもう一つ重要なことは、分配
板3の構造が非常に重要である。第3図X−X′面から
見た分配板の詳細図面が第4図であるが、この分配板で
重要なことは、静止混合器を経て2成分ポリマーが多層
状態で流出してきた不均一混合流を放射線状の分配路の
数だけ分割して放射線状に不均一混合流を分割すること
である。この分配路の数は、ノズル孔数より少なくする
ことが必要である。好ましくは、分配路の数とノズル孔
数の比率は1:1.5〜1:5の範囲する必要がある。第4図の
例は、24ホールノズルに対して12の分配路を設定した例
である。
静止混合器から分配路を経てノズル孔より吐出される時
の2成分ポリマーの不均一混合状態の流れをモデル的に
更に詳しく説明すると、例えば4エレメントの静止混合
器を経た2成分のポリマー流は第5図に示す如く、A成
分8層、B成分8層のトータル16層の層状ポリマー流と
なり、該ポリマー流を例えば第4図の如き12分配路を有
する分配板を通過させると各分配路へは(1)〜(12)
のポリマー流の状態で分配され、(1)、(12)、
(6)、(7)ブロツクは層数が極端に少なく、
(3)、(4)、(10)、(9)は層数が一番多い状態
で、(2)、(5)、(8)、(11)は中間の状態でノ
ズル上部円周溝へ至る。その後各ブロツクへ、ノズル孔
が2個以上配置されている場合、ブロツクの境界に存在
するノズル孔へは両方のブロツクからポリマー流が流れ
こみ、(1)、(12)、(6)、(7)と(3)、
(4)、(9)、(10)との混合状態の差が更に拡大さ
れて吐出されるために、結果として第2図(イ)(ロ)
(ハ)の単繊維間で複雑に異なつた複合形状が混在化し
た繊維が得られるわけである。
(1)、(6)、(7)、(12)ブロツクからは主に
(イ)あるいは(ロ)に類似の複合形状を形成した繊維
が発現し、(3)、(4)、(9)、(10)ブロツクか
ら主に(ハ)を中心とした複合形状を有した繊維が発現
し、(2)、(5)、(8)、(10)ブロツクからは主
に(ロ)を中心とした複合形状のものと(イ)又は
(ハ)に似た複合形状のものが若干混在した繊維が得ら
れることになる。
しかしながら、ポリマー流の時間方向の流れは同じ混合
状態で定常的に流れるため、繊維の長さ方向には、実質
的に同一形状の複合形状を保つている。
ケニツクス社以外の静止型混合器を用いる場合も、2
層分割以上に相当するエレメント数に設定した混合器を
使用する必要があること言うまでもない。東レ社製ハイ
ミキサー(Hi−Mixer)やチヤールス・アンド・ロス(C
harless&Ross)社製のロスISGミキサーなどは、nエレ
メント通過する時の層分割数は4層割であるので、エ
レメント数2エレメント以上、4エレメント以下にする
ことが好ましい。
AポリマーとBポリマーの複合比率は10対90〜90対10の
範囲にする必要がある。どちらか一方の成分が15重量%
未満になると、比率の少ない成分の集合状態が小さくな
り、目的の複合形状に近くなつたとしてもあまり特徴が
発現されない繊維となつてしまい好ましくない。A対B
が10対90〜90対10の範囲で、目的とする風合及び工程性
及び糸物性等で総合的に判断し、最適の混合比率を選択
することが望ましい。
また、目的とする複合形状を形成させるためには、ポリ
マーの溶融粘度も適切な範囲に入るものを用いる必要が
ある。すなわち、AポリマーとBポリマーのそれぞれが
290℃に於けるゼロ剪断応力下の溶融粘度が400ポイズ以
上であり、Aポリマーの溶融粘度ηとBポリマーの溶
融粘度ηが下記式(3)の関係を満たす必要がある。
η≦20×η ……(3) η;第1成分(A)の290℃におけるゼロ剪断応力下
の溶融粘度 η;第2成分(B)の290℃におけるゼロ剪断応力下
の溶融粘度 ここで述べているゼロ剪断応力下での溶融粘度η(ポイ
ズ)の測定は、東洋精器(株)キヤピログラフを用いて
行なつた。290℃に加熱されたセル中のポリマーに対し
てずり速度を変化させた時のずり応力を求め、これによ
り見かけの溶融粘度を求め、ずり速度と見かけの溶融粘
度の関係からゼロ剪断応力下の溶融粘度を外挿した。ゼ
ロ剪断応力下での溶融粘度の外挿法としては種々の方法
があるが、ここでは見かけの溶融粘度(η)の逆数
(1/η)とずり速度()の関係をグラフにプロ
ツトし、得られた直線関係から→0の所の1/η
値と1/ηと仮定してゼロ剪断応力下のηを値出した。
また測定操作上の容易さから、ポリマーはペレツト状の
ものを測定サンプルに用いた関係上、繊維化時の実際紡
糸時の溶融粘度は、繊維化後の該繊維の〔η〕を測定
し、同じ〔η〕のポリマーペレツトによるη測定データ
ーを参考に判断した。
Aポリマーのηが400ポイズ以下になると紡糸性が極
端に低下し好ましくない。これはAポリマーの曳糸性に
起因する基本的なポリマー物質に基づくと考えられる。
290℃以下でのηが400ポイズ以上となるように、Aポ
リマーの重合度を設定する必要がある。数平均分子量で
およそ重合度が200以上であることが好ましい。
また、Bポリマーのηがηの20倍以下であることが
必要である。ηが20倍を越えると複合紡糸時のη
ηの溶融粘度差が大きくなりすぎバランスがくずれ易
くなり、紡糸時の傾向、ビス等に起因する単糸切れ、断
糸が多くなり好ましくない。ηがηの20倍以下にす
ることにより紡糸性が良好になることがわかつた。該条
件を満たすようにAポリマーについても重合度を適切な
ものに、設定する必要があることは言うまでもない。
また、AポリマーであるEVALは、融点が150〜170℃付近
のポリマーあり、なおかつ熱水中では実際的に融点降下
の現象が発生し、150℃以下でも軟化しやすくなる。従
つてBポリマーにポリエステルを用いた場合、ポリエス
テル繊維布帛のセツト温度等で容易にEVALポリマーが軟
化しやすくなるために、本発明繊維のようなポリエス中
で不均一状態ある一定のEVALポリマー集合体を形成して
いると、軟化現象を発生させ、単繊維間での膠着現象を
導びき出すことになる。膠着現象による風合の硬さをあ
る程度調節したい場合には、ホルムアルデヒド等による
モノアルデヒドや、グリオキザール、グルタルアルデヒ
ド等によるジアルデヒド類などによりEVALのアセタール
化反応を実施し、耐熱水性を付与させた後にポリエステ
ル等の布帛の高温染色処理を実施しても良い。必要に応
じて適宜実施することが好ましい。また、Bプリマーが
ポリエステルを用いた場合苛性ソーダ溶液による布帛の
アルカリ減量処理を施すことにより、更にソフト風合を
付与させることも可能である。
本発明で得られる繊維は、長繊維でも短繊維でも同じ効
果が期待できることは言うまでもない。
またさらに本発明で得られる繊維は、仮撚捲縮加工等の
高次加工により、5角、6角に類似した形状になつた
り、紡糸時の異形断面ノズルにより3葉形、T形、4葉
形、6葉形、8葉形等多葉形や各種の断面形状となつて
も要は、今迄説明してきた要件を満たした繊維でれば、
本発明の良好な風合いを保持した繊維構造物を得ること
ができる。
本発明で得られた繊維の主な用途としては、短繊維で
は、衣料用ステーブル、乾式不織布及び湿式不織布等が
ある。もちろん本発明繊維を100%用いても良いし、本
発明繊維を一部用いて、他の繊維へ混綿し不織布等を作
成しても本発明繊維の効果が得られる。しかしながらあ
る程度の比率以上本発明繊維を混合させなければ本発明
で述べている効果が十分得られないことは言うまでもな
いことである。また、本発明繊維は長繊維でも良好な風
合のものが得られ、織物又は編物にして外衣等には最適
である。
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、これに
よつて本発明はなんら限定されるものではない。
実施例中の親水性評価は、織物上に水滴を滴下し、その
広がり状態を相対的に比較するウイツキング性評価で行
なつた。またポリマー固有粘度の測定は、ポリエステル
はフエノールとテトラクロルエタンの等量混合溶媒を用
い30℃恒温槽中でウーベローデ型粘度計を用いて測定し
た。ポリアミドはオルソクロルフエノールを用い30℃下
で測定した。エチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物は
85%含水フエノールを用い30℃下で測定した。
〔実施例1〕 Aポリマーとして、ケン化度が99%でエチレン含量が44
モル%のエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物で、29
0℃でのゼロ剪断応力下での溶融粘度が約1200ポイズの
重合度のものを用いた。またBポリマーとしての紡糸時
の固有粘度が〔η〕0.60dl/gでかつ290℃でのゼロ剪
断応力下での溶融粘度が約2500ポイズのポリエチレンテ
レフレートを用いた。それぞれを別々の押出機にて溶融
押出し、AポリマーとBポリマーの重量比が30対70とな
るようにそれぞれギアポンプで計量した後、紡糸パツク
へ供給し、その後第3図に示した装置により紡糸パック
内でケニツク社製の4エレメントスタチツクミキサーで
A成分とB成分を層状分割ポリマー流を形成させ、分配
路を12個有する分配板を通過させた後、24ホールの丸孔
ノズルより口金温度290℃で吐出し、捲取速度1000m/mi
nで溶融紡糸した。
得られた紡糸原糸を通常のローラープレート方式の延伸
機により、ホツトローラー75℃、ホツトプレート120
℃、延伸倍率3.2倍の条件で延伸し、75d−24fのマルチ
フイラメントを得た。紡糸性、延伸性は良好で問題なか
つた。
得られた複合繊維を経糸及び緯糸として使い経糸密度85
本/in、緯糸密度81本/inの平組織の織物を得た。この
織物を約20%アルカリ減量処理を行なつた。次いで常法
により乾燥プレセツトした後次の条件で染色した。その
後常法により乾燥仕上げセツトした。
得られた平織物は、ソフト感と嵩高性を有しかつシヤリ
感がある天然木綿繊維に似た良好な風合を有する織物が
得られた。また、親水性も良好な織物であつた。
〔実施例2〜7〕 実施例1と同一のポリマーを用い、実施例2は複合比率
がA/Bが50/50、実施例3はA/B15/85で行ない、
他は実施例1と同一条件で実施した。実施例4、5はそ
れぞれスタチツクミキサーでのエレメント数を3と7に
変更し、他は実施例1と同一条件で実施した。実施例6
は分配板の分配数を8にし、24ホールの一周ノズルルで
行ない、実施例7は分配板の分配数を8にし36ホールの
一周ノズルで行ない、他は実施例1と同一の条件で実施
した。いずれも工程性良好で、かつ良好な親水性と良好
な風合を有する織物が得られた。
〔実施例8、9〕 ポリマーとして用いているエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物のエチレン共重合量を変更したものを用い、
他は実施例1と同様の方法により繊維化を実施した。実
施例8はエチレン含量が32モル%の、実施例9はエチレ
ン含量が48モル%のものを用い実施した。いずれも工程
性良好かつ、良好な風合と良好な親水性のある織物が得
られた。
〔実施例10〕 Aポリマーとして、実施例1と同一のものを用い、Bポ
リマーとして溶融粘度1900ポイズのナイロン6を用い、
他は実施例1と同一の条件で複合紡糸を実施し、紡糸原
糸を捲取ることなく、連続で延伸、熱処理を行ない75デ
ニールの24フイラメント延伸糸を得た。
その後織物を作成し、以下の条件で染色加工を実施し
た。繊維化工程性良好で、しかも良好な風合と良好な親
水性を有する織物であつた。
染色後のサンプルは常法により実施した。
〔実施例11〕 Aポリマーとして実施例1と同一のものを用い、Bポリ
マーとして溶融粘度1000ポイズのポリブチレンテレフタ
レートを用い、他は実施例1と同一の条件で繊維化し、
75デニールの24フイラメントのマルチフイラメント延伸
糸を得た。その後、織物を作成し、実施例1と同一の条
仲で染色加工を実施した。繊維化工程性良好で、しかも
良好な風合と良好な親水性を有する織物であつた。
〔比較例1,2〕 実施例1と同一のポリマーを用い、比較例1はA/Bの
複合比率を5/95とし、比較例2はA/Bの複合比率を
95/5とし他は実施例1と同一の条件で実施したが、い
ずれもノズル吐出時に斜向、ビス落ちが多く、紡糸性が
不良であつた。得られた繊維の複合形状は、海島構造に
近いもので平凡な複合形状であつた。また、得られた織
物も特徴のないものであつた。
〔比較例3〕 実施例1と同じポリマーを用い、スタチツクミキサーで
のエレメントを2で実施した。紡糸性及び後工程性は良
好であつたが、複合形状が本発明の目的とする単繊維間
でランダムに異なり、一方の成分が独立島状成分を形成
しているものと、層状分割層を形成しているものと、二
成分が偏在化した貼り合せ構造としているものの繊維が
混在化した状態でランダムに形成される状態には十分に
なつていなかつた。また、得られた織物もあまり特徴の
ないものであつた。
〔比較例4〕 実施例1と同じポリマーを用い。スタチツクミキサーで
のエレメントを12で実施した。繊維化工程性は良好であ
つたが、複合形状は海島構造に近いものが大部分であつ
た。また得られた繊維はAポリマーとBプリマーが一部
反応を起こしていることに起因していると考えられる黄
褐色の着色が発生し、繊維製品としては好ましいもので
なかつた。
〔比較例5〕 Aポリマーとして溶融粘度350ポイズのEVALを用いて実
施したが、紡糸時の斜向、ビス落ち及びノズル汚れが激
しく、紡糸性が著しく悪かつた。
〔比較例6〕 Aポリマーとして、溶融粘度600ポイズのEVALを用いB
ポリマーとして溶融粘度15,000ポイズのポリエチレンテ
レフタレートを用いて実施した。紡糸時の斜向、ビス落
ち等が激しく、紡糸性が著しく悪かつた。
〔比較例7,8〕 Aポリマーのエチレン共重合量を変更したものを用い、
他の条件は実施例1と同様にして実施した。比較例7
は、Aポリマーの曳系性が不良のため紡糸性が非常に低
下した。また、長時間紡糸を連続していると、Aポリマ
ーのゲル化物が紡糸フイルターに詰まつてくると同時
に、繊維中にも多量のゲル化物が混入し紡糸性が更に悪
化してきた。延伸性も非常に悪く、風合を評価できるよ
うな織物が得られなかつた。
比較例8はAポリマーにエチレン共重合を80モル%のも
のを用いたが、繊維化工程性は良好であつたが得られた
織物は風合としてはもう一つ特徴がなく不十分であると
ともに親水性も不十分なレベルであつた。
〔比較例9,10〕 Aポリマーとして用いているエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物のケン化度を変更したものを用いテストし
た。比較例9はケン化度約90%、比較例10はケン化度約
80%のものを使用した。いずれも延伸工程での単糸間粘
着のトラブルが発生したり、織物加工工程での激しい膠
着等の現象が発生し、風合評価にいたるような織物が得
られなかつた。
以上の各実施例および比較例についての条件並びに結果
を、まとめて第1表に示す。
(本発明の効果) 以上、本発明は、特定条件を満たすエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物と融点150℃以上の結晶性熱可塑性
樹脂の2種のポリマーを、所定の条件を満足する方法で
複合紡糸し、複合形状が繊維の長さ方向には実質的に同
一形状でありながら、単繊維間でランダムに異なる特殊
複合繊維を得、天然繊維に似た自然な斑と柔らかいソフ
ト風合と良好な親水性を有する新規な複合フイラメント
及び複合ステーブルを提供することにある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明繊維の断面構造を示す写真の一例であ
る。第2図は本発明繊維の典型的な複合形状の一例のモ
デル的スケツチ図である。第3図は本発明繊維の紡糸口
金装置の一例を示す断面図で、第4図は紡糸口金装置の
一例の分配板をX−X′面から見た図である。第5図は
分配板へ至つた2成分ポリマー複合流が放射状に分配さ
れていく時の各ブロツクのポリマー複合流をモデル的に
示したものである。第6図は複合繊維の一般的なものの
一例として示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 8/14 D 7199−3B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン含有量30〜70モル%、ケン化度95
    %以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(Aポ
    リマー)と繊維形成性を有する融点150℃以上の結晶性
    熱可塑性ポリマー(Bポリマー)からなる複合繊維であ
    り、 AポリマーとBポリマーの重量比率が10:90〜90:10の範
    囲であり、AポリマーとBポリマーの複合形状が繊維の
    長さ方向には実質的に同一形状でありながら単繊維間で
    ランダムに異なり、 該単繊維は一方の成分が層状分割層を形成している複合
    形状のものと、一方の成分が独立島状成分を形成してい
    る複合形状のものと、更に二成分が偏在化して貼り合せ
    構造を形成した複合構造のものが混在した状態であり、 かつ単繊維の繊維断面におけるポリマーとBポリマーの
    界面での接触長の平均値xが繊維断面の平均の周長yに
    対して下記式 (1)または(2)に示される関係で表わされることを
    特徴とする特殊複合繊維。 1.0×a/100≦x/y≦10.0×a/100 但しa≦bの時 ……(1) 1.0×b/100≦x/y≦10.0×b/100 但しb≦aの時 ……(2) a、bはそれぞれAポリマー、Bポリマーの重量%を表
    す。
  2. 【請求項2】エチレン含有量30〜70モル%、ケン化度95
    %以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(Aポ
    リマー)と繊維形成性を有する融点150℃以上の結晶性
    熱可塑性ポリマー(Bポリマー)のそれぞれが、290℃
    に於けるゼロ剪断応力下の溶融粘度が400ポイズ以上で
    あり、しかもAポリマーの溶融粘度ηとBポリマーの
    溶融粘度ηが下記式(3)を満足する該Aポリマーと
    Bポリマーを別々に溶融押出し、次いでこれら両ポリマ
    ーが接触を開始してから5分以内に、AポリマーとBポ
    リマーの重量比率が10:90〜90:10の範囲で、紡糸直前で
    スタチックミキサーを通して層状複合形態となし、しか
    る後、該層状ポリマー流を放射線状にノズル孔数より少
    ない分割数で分割分配しなおし、その後多孔紡糸ノズル
    より紡糸することを特徴とする特殊複合繊維の製造方
    法。 η≦20×η ……(3)
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