JPH0796141B2 - 複合プーリの製造方法 - Google Patents

複合プーリの製造方法

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JPH0796141B2
JPH0796141B2 JP5897288A JP5897288A JPH0796141B2 JP H0796141 B2 JPH0796141 B2 JP H0796141B2 JP 5897288 A JP5897288 A JP 5897288A JP 5897288 A JP5897288 A JP 5897288A JP H0796141 B2 JPH0796141 B2 JP H0796141B2
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烈 谷間
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、所定の金属板素材から得られた有底円筒形状
のプリフォームを加工して、Vプーリ部と、複数のVリ
ブを有するVリブドプーリ部とを一体に備えてなる複合
プーリを製造する方法に関するものである。
(従来技術) Vプーリ部と、複数のVリブを有するVリブドプーリ部
とを一体に備えた構造の複合プーリは、有底円筒形状の
プーリ素材を切削加工することによって製造することが
できる。しかし、かかる切削加工手法では、生産性が著
しく劣り、しかも薄肉化が困難で、軽量化が出来ないと
いった問題がある。
そのため、近年、特開昭60−210325号公報において、所
定の金属板素材から得られた有底円筒形状のプリフォー
ムを塑性加工して、そのような複合プーリを製造する手
法が提案されている。かかる公報に開示の複合プーリ製
造手法によれば、金属板素材の塑性加工によって複合プ
ーリを製造できるため、切削加工手法を採用する場合に
比べて、複合プーリの生産性を大幅に向上させることが
できるのであり、また複合プーリの薄肉化を達成して、
複合プーリを大幅に軽量化することができるのである。
(解決課題) しかしながら、かかる公報で提案されている複合プーリ
の製造手法は、Vリブドプーリ部の成形に際して、プリ
フォームの筒壁に内外からローラを押し付けてVリブド
プーリ部の薄肉化を防止し、もってVリブドプーリ部の
機械的強度の低下を防止するようになっており、そのた
めに、Vリブドプーリ部形成部位の厚肉(増肉)化によ
ってVリブドプーリ部の機械的強度の向上を図る場合に
比べて、Vリブドプーリ部が機械的に弱くなることが免
れ得ないといった問題を内在していた。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、前述の如き、所定の金属
板素材から得られた有底円筒形状のプリフォームを加工
して、薄肉・軽量の複合プーリを良好な生産性をもって
製造する方法であって、Vリブドプーリ部の形成に際し
て、該Vリブドプーリ部が形成されるVリブドプーリ部
形成部位の厚肉化を図ることにより、そのVリブドプー
リ部の機械的強度の向上を図り得るようにした複合プー
リの製造方法を提供することにある。
(解決手段) そして、その目的を達成するために、本発明の第一の手
法は、(A)所定の金属板素材から得られた有底円筒形
状のプリフォームの筒壁のVリブドプーリ部形成部位を
変形不能に保持した状態で、Vプーリ部形成部位に対し
て所定の加工を施して、該Vプーリ部形成部位にVプー
リ部を形成するVプーリ部成形工程と、(B)互いに接
近・離隔可能に且つ同一軸線回りに回転可能に設けられ
た第一および第二の型部材と、該第二の型部材を同心的
に貫通して、該第二の型部材と同一軸線回りに一体的に
回転可能に且つ該第二の型部材に対して軸心方向に相対
移動可能に設けられたパット部材とを備えた転造加工装
置に対して、前記Vプーリ部成形工程で得られたVプー
リ部形成品を、その筒壁が前記第一の型部材と第二の型
部材との間で軸心方向に挟持されると共に、その底壁が
該第一の型部材と前記パット部材との間で挟持される状
態で、セットするセット工程と、(C)前記Vプーリ部
のV溝断面に対応する断面形状のVプーリ突入部を備え
た屈曲ローラを含む複数の屈曲ローラを用い、該セット
工程で前記転造加工装置にセットせしめられたVプーリ
部形成品の筒壁外周面に対して、該Vプーリ部形成品の
筒壁を軸心方向に圧縮すると共に、該Vプーリ部形成品
をその軸心回りに回転させつつ、該Vプーリ部形成品の
Vプーリ部のV溝内に前記Vプーリ突入部が突入するよ
うに前記複数の屈曲ローラを押し当てることにより、前
記Vプーリ部の形状を保持しつつ、該Vプーリ部形成品
の筒壁のそれら屈曲ローラの当接部を凹陥させて、該V
プーリ部形成品のVリブドプーリ部形成部位を径方向に
凹凸屈曲せしめる屈曲工程と、(D)前記屈曲ローラの
Vプーリ突入部と同様のVプーリ突入部を備えた増肉ロ
ーラを用い、該屈曲工程で得られた屈曲品の筒壁外周面
に対して、該屈曲品をその軸心回りに回転させつつ、該
屈曲品のVプーリ部のV溝内に該Vプーリ突入部が突入
するように該増肉ローラを押し当てることにより、前記
Vプーリ部の形状を保持しつつ、該屈曲品のVリブドプ
ーリ部形成部位を増肉せしめる増肉工程と、(E)前記
屈曲ローラのVプーリ突入部と同様のVプーリ突入部を
備えたVリブ形成ローラを用い、該増肉工程で得られた
増肉品の筒壁外周面に対して、該増肉品をその軸心回り
に回転させつつ、該増肉品のVプーリ部のV溝内に該V
プーリ突入部が突入するように該Vリブ形成ローラを押
し当てることにより、前記Vプーリ部の形状を保持しつ
つ、該増肉品のVリブドプーリ部形成部位に複数のVリ
ブを形成せしめて、Vリブドプーリ部を形成せしめるV
リブ形成工程とを、含むように構成される。
また、本発明の第二の手法は、(a)互いに接近・離隔
可能に且つ同一軸線回りに回転可能に設けられた第一お
よび第二の型部材と、該第二の型部材を同心的に貫通し
て、該第二の型部材と同一軸線回りに一体的に回転可能
に且つ該第二の型部材に対して軸心方向に相対移動可能
に設けられたパット部材とを備えた転造加工装置に対し
て、前記第一の型部材と第二の型部材との間で筒壁が軸
心方向に挟持されると共に、該第一の型部材と前記パッ
ト部材との間で底壁が挟持される状態で、Vプーリ部形
成部位の径方向内方への変形を規制されるように、所定
の金属板素材から得られた有底円筒形状のプリフォーム
をセットするセット工程と、(b)該セット工程で前記
転造加工装置にセットされたプリフォームのVリブドプ
ーリ部形成部位の外周面に対して、複数の屈曲ローラを
押し当てつつ、該プリフォームの筒壁を軸心方向に圧縮
すると共に、該プリフォームをその軸心回りに回転させ
ることにより、該プリフォームの前記Vプーリ部形成部
位の形状をそのままの形状に保持しつつ、該屈曲ローラ
の当接部を凹陥させて、前記Vリブドプーリ部形成部位
を径方向に凹凸屈曲せしめる屈曲工程と、(c)該屈曲
工程で得られた屈曲品の前記Vリブドプーリ部形成部位
の外周面に対して、該屈曲品をその軸心回りに回転させ
つつ、増肉ローラを押し当てることにより、前記Vプー
リ部形成部位の形状をそのままの形状に保持しつつ、該
Vリブドプーリ部形成部位を増肉せしめる増肉工程と、
(d)該増肉工程で得られた増肉品の前記Vリブドプー
リ部形成部位の外周面に対して、該増肉品をその軸心回
りに回転させつつ、Vリブ形成ローラを押し当てること
により、前記Vプーリ部形成部位の形状をそのままの形
状に保持しつつ、該Vリブドプーリ部形成部位に複数の
Vリブを形成せしめて、Vリブドプーリ部を形成せしめ
るVリブ形成工程と、(e)該Vリブ形成工程で得られ
たVリブドプーリ部形成品のVリブドプーリ部を変形不
能に保持した状態で、該Vリブドプーリ部形成品のVプ
ーリ部形成部位に対して所定の加工を施して、該Vプー
リ部形成部位に前記Vプーリ部を形成せしめるVプーリ
部成形工程とを、含むように構成される。
(作用・効果) 前記本発明の第一の手法にあっては、先ず、Vプーリ部
成形工程によってVプーリ部が形成される。そして、そ
のVプーリ部が形成されたVプーリ部形成品が転造加工
装置にセットされ、その転造加工装置にセットされたV
プーリ部形成品のVリブドプーリ形成部位に対して、順
次、屈曲操作,増肉操作およびVリブ形成操作が施され
て、Vリブドプーリ部が形成され、複合プーリが製造さ
れる。
ここで、上記転造加工装置にセットされたVプーリ部形
成品のVリブドプーリ部形成部位に対して、屈曲操作,
増肉操作およびVリブ形成操作が行なわれるVリブドプ
ーリ部の転造加工時においては、Vプーリ部成形工程で
形成されたVプーリ部のV溝に対して、上記各操作で用
いられるローラのVプーリ突入部が突入されて、Vプー
リ部の変形が防止されるようになっていることから、た
とえVプーリ部形成品の筒壁に対して軸心方向に大きな
圧縮力が加えられても、それによってVプーリ部成形工
程で形成されたVプーリ部が変形させられるようなこと
がないのである。そしてそれ故、Vリブドプーリ部形成
部位に前述の如き屈曲操作および増肉操作を施して、V
リブドプーリ部形成部位、ひいてはVリブドプーリ部の
厚肉化を図ることに基づいて、Vリブドプーリ部の機械
的強度の向上を図りつつ、薄肉・軽量の複合プーリを良
好な生産性をもって製造することができるのである。
また、前記本発明の第二の手法にあっては、所定の金属
板素材から得られたプリフォームが、先ず、転造加工装
置にセットされ、その転造加工装置にセットされたプリ
フォームのVリブドプーリ部形成部位に対して、順次、
屈曲操作,増肉操作およびVリブ形成操作が施されて、
Vリブドプーリ部が形成される。そして、このVリブド
プーリ部が形成されたプリフォーム、すなわちVリブド
プーリ部形成品のVプーリ部形成部位に対して所定の加
工が施されてVプーリ部が形成され、複合プーリが製造
される。
ここで、プリフォームは、上記転造加工装置に対して、
プリフォームのVプーリ部形成部位が径方向内方への変
形を規制された状態で配設されて、Vリブドプーリ部形
成部位に対して屈曲操作,増肉操作および溝切り操作が
行なわれるVリブドプーリ部の転造加工時においては、
該プリフォームのVプーリ部形成部位に対して変形が惹
起されないようになっており、また、かかるVリブドプ
ーリ部の形成後におけるVプーリ部の形成時において
は、Vリブドプーリ部の変形が防止された状態で、Vプ
ーリ部形成部位に対して所定の加工が施されるようにな
っている。従って、Vプーリ部およびVリブドプーリ部
の一方の形成によって他方に悪影響が及ぼされることが
ないのであり、それらVプーリ部およびVリブドプーリ
部のそれぞれについて良好な寸法精度が得られるのであ
る。そしてそれ故、Vリブドプーリ部形成部位の厚肉化
に基づいてVリブドプーリ部の機械的強度の向上を図り
つつ、薄肉・軽量の複合プーリを良好な生産性をもって
製造することができるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図には、本実施例手法に従って製造される複
合プーリ10の断面が示されている。その図から明らかな
ように、本実施例手法に従って製造される複合プーリ10
は、全体として略有底円筒形状を成しており、V溝12を
有するVプーリ部14がその有底円筒部の筒壁の開口部側
に、また複数のVリブ16およびVリブド溝18を備えたV
リブドプーリ部20がその筒壁の底壁部側に形成された構
造を有している。
ところで、このような構造の複合プーリ10の製造に際し
ては、先ず、円形に打ち抜かれた金属板素材、例えば圧
延鋼板等の金属板素材に対して所定の深絞り加工が施さ
れ、第2図に示す如き、筒壁の開口部に外向きテーパ状
のフランジ部22を備えた有底円筒形状のプリフォーム24
が形成される。そして、このプリフォーム24の筒壁の開
口部側に位置するVプーリ部形成部位に対して、その筒
壁の底壁部側に位置するVリブドプーリ部形成部位の形
状をそのままの形状に保持した状態で、従来の板金製V
プーリを製造する場合と同様のバルジ加工および密着加
工が施されて、前記Vプーリ部14が形成され、後述のV
プーリ部形成品30が製造される。
第3図乃至第5図には、このようなVプーリ部形成品30
をプリフォーム24から製造するバルジ工程および密着工
程の一例が示されている。
すなわち、第3図において、32は、バルジ型のポンチで
あって、上ポンチ部34と下ポンチ部36との間にウレタン
ゴム等のゴムブロック38が介装された構造を有してい
る。そして、かかるポンチ32は、図示のように、プリフ
ォーム24のセット時において、プリフォーム24のVリブ
ドプーリ部形成部位に対して上ポンチ部34が嵌合される
ようになっていると共に、フランジ部22に対して下ポン
チ部36がテーパ面40で嵌合されるようになっており、ま
たプリフォーム24のVプーリ部形成部位の円筒面部分に
対して、ゴムブロック38が嵌合されるようになってい
る。
また、第3図において、42は、ポンチ32のゴムブロック
38と下ポンチ部36との境界部分を外側から円環状に取り
巻くように配設された、複数の分割部分から成る寄ダイ
スであって、図示しない上型ベースに固定された円環状
のカムリング44によって縮径されるようになっている。
そして、そのV字状の先端部において、プリフォーム24
のフランジ部22の基端部に押し付けられるようになって
いる。
さらに、第3図において、46は、円筒状の上ダイスであ
って、上端側部分において、ポンチ32の上ポンチ部34と
の間でプリフォーム24の底壁を挟持する押えパッド48に
嵌合されて配設されている。そして、押えパッド48から
下方に突出した突出部分でプリフォーム24のVリブドプ
ーリ部形成部位の外周面に嵌合されるようになってお
り、ポンチ32の上ポンチ部34との間でプリフォーム24の
Vリブドプーリ部形成部位を挟持するようになってい
る。
従って、このようなバジル型に対してプリフォーム24を
セットし、上ポンチ部34と下ポンチ部36とでゴムブロッ
ク38を圧縮させると、第4図に示されているように、そ
のゴムブロック38が膨出させられて、そのゴムブロック
38に嵌合されたプリフォーム24のVプーリ部形成部位に
対応する円筒部分が径方向外方に膨出させられるのであ
り、プリフォーム24には、かかるバルジ加工によって、
先ず、略半円弧状断面の膨出部50が形成されるのであ
る。
そして、かかる膨出部50が形成されたプリフォーム24
が、第5図に示すようなポンチ52と上ダイス54とを備え
たプレス型にセットされ、上ダイス54と寄ダイス42との
間でその膨出部50を押し潰されて密着せしめられること
により、該密着部56と前記フランジ部22とをV溝12の両
壁とするVプーリ部14が形成されるのである。そして、
その際、プリフォーム24のVリブドプーリ部形成部位が
上ダイス54とポンチ52との間で挟持されて、前記バルジ
加工の場合と同様に、Vリブドプーリ部形成部位がプリ
フォーム24の形状のままに保持されるのであり、これに
よって、プリフォーム24のVプーリ部形成部位にVプー
リ部14が形成された構造のVプーリ部形成品30が得られ
るのである。
なお、第2図に示されているように、プリフォーム24の
底壁外周縁部には、Vリブドプーリ部20の一方の側壁部
58(第1図参照)を形成するための環状の凹陥部60が予
備形成されるが、この凹陥部60も、Vリブドプーリ部形
成部位と同様、前記バルジ加工および密着加工の間、初
期の形状に保持される。
このようにして製造されたVプーリ部形成品30は、次
に、第6図に示されているように、第一の型部材として
の下型62と、第二の型部材としての上型64と、該上型64
を同心的に貫通して配設されたパッド部材66とを備えた
転造加工装置にセットされる。
より具体的には、Vプーリ部形成品30は、その内側空間
が上方に開口する状態で、その底壁部において下型62の
上面に載置される。そして、Vプーリ部形成品30内に挿
入されたパッド部材66の先端面(下端面)と下型62の上
面との間でその底壁部を挟持されると共に、その開口端
部のフランジ部22を上型64の下面に密着せしめられた状
態で、且つそのフランジ部22の先端部の径方向外方への
変形を規制された状態で、転造加工装置にセットされ
る。そして、ここでは、パッド部材66として、Vプーリ
部形成品30のVプーリ部形成部位とVリブドプーリ部形
成部位との境界部に略対応する部位に位置して、下向き
の環状傾斜面68を備えたものが用いられ、パッド部材66
が、その環状傾斜面68よりも上側の大径部において、V
プーリ部形成品30のVプーリ部形成部位に密着して嵌合
されるようになっている。
なお、ここでは、下型62として、Vプーリ部形成品30の
凹陥部60に突入する突条部70と、該突条部70の外側に形
成された環状溝72とを備えたものが用いられる。
転造加工装置に対してVプーリ部形成品30がこのように
セットされると、次いで、第7図に示されているよう
に、下型62,上型64およびパッド部材66の同一回転軸線
回りの回転により、Vプーリ部形成品30がその中心線回
りに回転させられつつ、そのVリブドプーリ部形成部位
の両端部近傍の所定の位置に屈曲ローラ74,76が押し付
けられる。また、これと同時に、上型64と下型62とが接
近させられて、Vプーリ部形成品30の筒壁両端部に加圧
力が作用させられる。そして、これにより、それら屈曲
ローラ74,76の当接部が径方向内方に環状に凹陥せしめ
られる。
ここで、屈曲ローラ74には、第7図に示されているよう
に、Vプーリ部14のV溝12に対応した断面形状の環状の
V溝突入部78が一体に設けられており、屈曲ローラ74,7
6によるVリブドプーリ部形成部位の屈曲操作に伴っ
て、そのV溝突入部78がVプーリ部14のV溝12内に突入
せしめられるようになっている。
従って、上型64と下型62との接近作動によってVプーリ
部形成品30の筒壁に軸心方向の圧縮力が作用しても、V
プーリ部14の形状はかかるV溝突入部78の突入によって
そのままの形状に良好に保持されるのであり、このよう
にVプーリ部14の形状がそのままの形状に保持されつ
つ、屈曲ローラ74,76の当接部が径方向内方に環状に凹
陥させられることにより、Vプーリ部形成品30のVリブ
ドプーリ部形成部位の中間部が径方向外方に環状に突出
せしめられた構造の屈曲品80が形成されるのである。
なお、かかる屈曲工程で得られる屈曲品80には、前記下
型62の突条部70と環状溝72との存在に基づいて、前記V
リブドプーリ部20の一方の側壁部58になる予備側壁部82
が、またパッド部材66の環状傾斜面68の存在に基づい
て、Vリブドプーリ部20の他方の側壁部84(第1図参
照)になる予備側壁部86がそれぞれ形成されることとな
る。
かかる屈曲操作によって屈曲品80が得られると、次い
で、第8図に示されているように、屈曲品80の中心線回
りの回転作動下で、かかる屈曲品80のVリブドプーリ部
形成部位に対して、該Vリブドプーリ部成形部位に対応
した部分が平坦な円筒面とされた増肉ローラ88が押し当
てられる。そして、これにより、屈曲品80のVリブドプ
ーリ部形成部位の凹凸曲面が押し均らされて、厚肉化さ
れる。
ここで、増肉ローラ88には、前記屈曲ローラ74のV溝突
入部78と同様のV溝突入部89が設けられており、かかる
増肉操作時において、前記屈曲操作時と同様に、このV
溝突入部89がVプーリ部14のV溝12内に突入せしめられ
るようになっている。つまり、かかる増肉加工時におい
ても、前記屈曲加工時と同様に、Vプーリ部14の形状が
そのままの形状に良好に保持されるののであり、その結
果、屈曲品80のVリブドプーリ部形成部位が厚肉化され
た構造の増肉品90が得られるのである。
なお、前記屈曲品80のVリブドプーリ部形成部位の両端
部の予備側壁部82,86は、第8図に示されているよう
に、それぞれこの段階で略最終形状に成形せしめられ
る。
かかる増肉品90が得られると、次に、第9図に示されて
いるように、増肉品90の中心線回りの回転作動下で、増
肉品90のVリブドプーリ部形成部位に対応する部分に複
数のVリブド溝形成リブ92を有すると共に、Vプーリ部
14に対応する部分に、前記屈曲ローラ74のV溝突入部78
や増肉ローラ88のV溝突入部89と同様のV溝突入部94を
備えたVリブ形成ローラ96が押し付けられる。そして、
その結果、増肉品90のVプーリ部14の形状がそのままの
形状に保持された状態で、かかる増肉品90のVリブドプ
ーリ部形成部位に対してそれぞれ複数のVリブド溝18お
よびVリブ16が形成される。また、これと同時に、予備
側壁部82,86がそれぞれ最終形状の側壁部58,84に成形さ
れる。つまり、Vリブドプーリ部形成部位にVリブドプ
ーリ部20が形成されるのであり、これによって複合プー
リ10が製造されるのである。
このようにして製造された複合プーリ10は、前述のよう
に、Vプーリ部14の成形時においてはVリブドプーリ部
形成部位が、またVリブドプーリ部20の成形時において
はVプーリ部形成部位(Vプーリ部14)が、それぞれ、
変形しないように保持されるため、それらVプーリ部14
およびVリブドプーリ部20の加工精度が優れているので
ある。しかも、Vリブドプーリ部20のVリブ16およびV
リブド溝18の形成に際して、Vリブドプーリ部形成部位
の厚肉化(増肉化)が図られているため、該Vリブドプ
ーリ部20の薄肉化を防止して、Vリブドプーリ部20の機
械的強度の低下を防止する前記公報(特開昭60−210325
号公報)に開示の製造手法に比べて、Vリブドプーリ部
20の機械的強度に優れた複合プーリ10を得ることができ
るのである。
次に、本発明の別の実施例を、第10図乃至第17図に従っ
て説明する。なお、本実施例では、プリフォーム24に対
して先ずVリブドプーリ部20が形成され、このVリブド
プーリ部20の形成後においてVプーリ部14が形成される
点が、前記実施例と異なっている。
すなわち、本実施例では、先ず、第10図に示されている
ように、プリフォーム24が転造加工装置にセットされ
る。ここで、転造加工装置の下型62としては、前記実施
例と同様の構造のものが採用されるが、上型64として
は、下端面に開口する所定深さの環状溝98を備えたもの
が、またパッド部材66としては、外周面が同一径の円筒
面形状のものが採用される。そして、同図に示されてい
るように、ここでは、プリフォーム24の開口部側のVプ
ーリ部形成部位が上記上型64の環状溝98内に突入され、
フランジ部22を含むそのVプーリ部形成部位の内周面が
環状溝98の内側壁に密着する状態で、且つフランジ部22
の先端部の径方向外方への変形が規制された状態で、プ
リフォーム24が転造加工装置にセットされる。なお、上
型64の環状溝98の内側壁の下端面は、前記実施例におけ
るパッド部材66の環状傾斜面68と同様の環状傾斜面100
とされている。
かかる転造加工装置にセットされたプリフォーム24に
は、先ず、第11図に示されているように、プリフォーム
24の回転作動下で、プリフォーム24の筒壁に軸心方向の
圧縮力が加えられつつ、そのVリブドプーリ部形成部位
の両端部近傍部分に対して屈曲ローラ102,104が押し当
てられる。そして、これにより、それら屈曲ローラ102,
104の当接部が凹陥せしめられる。
ここで、プリフォーム24のVプーリ部形成部位は、上型
64の環状溝98の内側壁に密着させられて、径方向内方へ
の変形を規制されているため、かかる屈曲操作によって
形状変化させられるようなことはなく、初期の形状がそ
のまま保持されることとなる。つまり、かかる屈曲操作
ではプリフォーム24のVリブドプーリ部形成部位だけが
凹凸屈曲せしめられた屈曲品106が成形されるのであ
る。
なお、上型64は、第11図に示されているように、環状溝
98の外側壁の下端面が屈曲ローラ102の上側面に接する
位置まで下降される。
かかる屈曲操作が完了すると、続いて、第12図に示され
ているように、屈曲品106の回転作動下において、かか
る屈曲品106のVリブドプーリ部形成部位に対して、前
記実施例における増肉ローラ88のV溝突入部89が除去さ
れた構造の増肉ローラ108が押し当てられ、かかるVリ
ブドプーリ部形成部位が厚肉化された構造の増肉品110
が成形される。そして、かかる増肉品110のVリブドプ
ーリ部形成部位に対して、第13図に示されているよう
に、かかる増肉品110の回転作動下において、前記実施
例におけるVリブ形成ローラ96のV溝突入部94が除去さ
れた構造のVリブ形成ローラ112が押し当てられ、増肉
品110のVリブドプーリ部形成部位に対してVリブ16お
よびVリブド溝18が形成されて、プリフォーム24のVリ
ブドプーリ部形成部位に対してVリブドプーリ部20が形
成されたVリブドプーリ部形成品114が成形される。
なお、Vプーリ部形成部位は、上記増肉操作およびVリ
ブ形成操作の間、前記屈曲操作の場合と同様に、初期の
形状にそのまま良好に保持せしめられ、それ故、Vリブ
ドプーリ部形成品114のVプーリ部形成部位の形状はプ
リフォーム24のそれと同様の形状に保たれることとな
る。
このようにして成形されたVリブドプーリ部形成品114
は、転造加工装置から取り外されて所定のバルジ型にセ
ットされ、バルジ加工を施されて、Vプーリ部形成部位
の円筒部を径方向に膨出変形される。そして、そのバル
ジ加工後、その膨出部に対して所定の密着加工が施され
て、Vプーリ部14が成形される。
第14図および第15図には、そのバルジ工程の一例が、ま
た第16図および第17図には、密着工程の一例が示されて
いる。
すなわち、第14図において、116は、外周面が円筒状を
成す押えパッドであり、Vリブドプーリ部形成品114の
Vリブドプーリ部20の内周面に嵌入されて、下ダイス11
8との間でVリブドプーリ部形成品114の底壁部を挟持す
るようになっている。また、Vリブドプーリ部形成品11
4のVリブドプーリ部20の外側面には、内周面にVリブ
ドプーリ部20のVリブド溝18に対応したVリブ120を有
する寄ダイス122が押し付けられるようになっており、
かかる寄ダイス122と押えパッド116との間でVリブドプ
ーリ部20が挟持されるようになっている。
一方、Vリブドプーリ部形成品114のVプーリ部形成部
位の内周面には、押えパッド116の外周面に摺動可能に
嵌合された円筒状のゴムブロック124が嵌入されるよう
になっており、このゴムブロック124の上側に円筒状の
ポンチ126が配設されている。そして、これらポンチ126
およびゴムブロック124の外側に、Vリブドプーリ部形
成品114のフランジ部22の内側面に密着して、該フラン
ジ部22の変形を規制する状態で、上ダイス128が配設さ
れている。
従って、かかるバルジ型にVリブドプーリ部形成品114
をセットして、ポンチ126を下降させれば、ゴムブロッ
ク124が径方向外側に膨出させられて、Vリブドプーリ
部形成品114のVプーリ部形成部位を径方向外方に膨出
させるのであり、これにより、フランジ部22との間で複
合プーリ10のVプーリ部14のV溝12に略対応したV溝13
2を形成する環状の膨出部130が形成されるのである。
次いで、このように形成されたVリブドプーリ部形成品
114の膨出部130が、第16図および第17図に示されている
ように、二組の寄型134,136で密着せしめられるのであ
り、その際、Vリブドプーリ部形成品114のV溝132内に
突入される寄型134の先端部がVプーリ部14のV溝12に
対応した断面形状とされることにより、その密着部56と
フランジ部22との間でV溝12、ひいてはVプーリ部14が
形成されるのである。
かかる本実施例手法においても、複合プーリ10のVリブ
ドプーリ部20の成形時においてVプーリ部形成部位が、
またVプーリ部14の形成時においてVリブドプーリ部形
成部位(Vリブドプーリ部20)が変形しないように保持
されるのであり、従って、前記実施例と同様に、Vプー
リ部14およびVリブドプーリ部20の加工精度に優れた複
合プーリ10が得られるのである。また、Vリブドプーリ
部20の形成に際して、前記実施例と同様に、Vリブドプ
ーリ部形成部位の厚肉化(増肉化)が図られているた
め、前記公報(特開昭60−210325号公報)に開示の製造
手法に比べて、Vリブドプーリ20の機械的強度に優れた
複合プーリ10を得ることができるのである。
以上、本発明の幾つかの実施例を詳細に説明したが、こ
れらはあくまでも本発明の具体例であり、本発明が、そ
の趣旨を逸脱しない範囲内において、当業者の有する知
識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を施した態
様で実施できることは、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明手法に従って製造される複合プーリの
一例を示す半截断面図であり、第2図は、第1図の複合
プーリの中間製品としてのプリフォームの一例を示す半
截断面図である。第3図,第4図,第5図,第6図,第
7図,第8図および第9図は、それぞれ、本発明に係る
一実施例手法に従って第1図の複合プーリを製造する製
造工程を説明するための説明断面図であり、また第10
図,第11図,第12図,第13図,第14図,第15図,第16図
および第17図は、それぞれ、本発明に係る他の実施例手
法に従って第1図の複合プーリを製造する製造工程を説
明するための説明断面図である。 10:複合プーリ、12:V溝 14:Vプーリ部、16:Vリブ 18:Vリブド溝、20:Vリブドプーリ部 24:プリフォーム、30:Vプーリ部形成品 62:下型(第一の型部材) 64:上型(第二の型部材) 66:パッド部材 74,76,102,104:屈曲ローラ 78,89,94:V溝突入部 80,106:屈曲品 88,108:増肉ローラ 90,110:増肉品 96,112:Vリブ形成ローラ 114:Vリブドプーリ部形成品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の金属板素材から得られた有底円筒形
    状のプリフォームを加工して、Vプーリ部と、複数のV
    リブを有するVリブドプーリ部とを一体に備えてなる複
    合プーリを製造する方法であって、 前記プリフォームの筒壁のVリブドプーリ部形成部位を
    変形不能に保持した状態で、Vプーリ部形成部位に対し
    て所定の加工を施して、該Vプーリ部形成部位に前記V
    プーリ部を形成するVプーリ部成形工程と、 互いに接近・離隔可能に且つ同一軸線回りに回転可能に
    設けられた第一および第二の型部材と、該第二の型部材
    を同心的に貫通して、該第二の型部材と同一軸線回りに
    一体的に回転可能に且つ該第二の型部材に対して軸心方
    向に相対移動可能に設けられたパット部材とを備えた転
    造加工装置に対して、前記Vプーリ部成形工程で得られ
    たVプーリ部形成品を、その筒壁が前記第一の型部材と
    第二の型部材との間で軸心方向に挟持されると共に、そ
    の底壁が該第一の型部材と前記パット部材との間で挟持
    される状態で、セットするセット工程と、 前記Vプーリ部のV溝断面に対応する断面形状のVプー
    リ突入部を備えた屈曲ローラを含む複数の屈曲ローラを
    用い、該セット工程で前記転造加工装置にセットせしめ
    られたVプーリ部形成品の筒壁外周面に対して、該Vプ
    ーリ部形成品の筒壁を軸心方向に圧縮すると共に、該V
    プーリ部形成品をその軸心回りに回転させつつ、該Vプ
    ーリ部形成品のVプーリ部のV溝内に前記Vプーリ突入
    部が突入するように前記複数の屈曲ローラを押し当てる
    ことにより、前記Vプーリ部の形状を保持しつつ、該V
    プーリ部形成品の筒壁のそれら屈曲ローラの当接部を凹
    陥させて、該Vプーリ部形成品のVリブドプーリ部形成
    部位を径方向に凹凸屈曲せしめる屈曲工程と、 前記屈曲ローラのVプーリ突入部と同様のVプーリ突入
    部を備えた増肉ローラを用い、該屈曲工程で得られた屈
    曲品の筒壁外周面に対して、該屈曲品をその軸心回りに
    回転させつつ、該屈曲品のVプーリ部のV溝内に該Vプ
    ーリ突入部が突入するように該増肉ローラを押し当てる
    ことにより、前記Vプーリ部の形状を保持しつつ、該屈
    曲品のVリブドプーリ部形成部位を増肉せしめる増肉工
    程と、 前記屈曲ローラのVプーリ突入部と同様のVプーリ突入
    部を備えたVリブ形成ローラを用い、該増肉工程で得ら
    れた増肉品の筒壁外周面に対して、該増肉品をその軸心
    回りに回転させつつ、該増肉品のVプーリ部のV溝内に
    該Vプーリ突入部が突入するように該Vリブ形成ローラ
    を押し当てることにより、前記Vプーリ部の形状を保持
    しつつ、該増肉品のVリブドプーリ部形成部位に複数の
    Vリブを形成せしめて、前記Vリブドプーリ部を形成せ
    しめるVリブ形成工程とを、 含むことを特徴とする複合プーリの製造方法。
  2. 【請求項2】所定の金属板素材から得られた有底円筒形
    状のプリフォームを加工して、Vプーリ部と、複数のV
    リブを有するVリブドプーリ部とを一体に備えてなる複
    合プーリを製造する方法であって、 互いに接近・離隔可能に且つ同一軸線回りに回転可能に
    設けられた第一および第二の型部材と、該第二の型部材
    を同心的に貫通して、該第二の型部材と同一軸線回りに
    一体的に回転可能に且つ該第二の型部材に対して軸心方
    向に相対移動可能に設けられたパット部材とを備えた転
    造加工装置に対して、前記第一の型部材と第二の型部材
    との間で筒壁が軸心方向に挟持されると共に、該第一の
    型部材と前記パット部材との間で底壁が挟持される状態
    で、Vプーリ部形成部位の径方向内方への変形を規制さ
    れるように、前記プリフォームをセットするセット工程
    と、 該セット工程で前記転造加工装置にセットされたプリフ
    ォームのVリブドプーリ部形成部位の外周面に対して、
    複数の屈曲ローラを押し当てつつ、該プリフォームの筒
    壁を軸心方向に圧縮すると共に、該プリフォームをその
    軸心回りに回転させることにより、該プリフォームの前
    記Vプーリ部形成部位の形状をそのままの形状に保持し
    つつ、該屈曲ローラの当接部を凹陥させて、前記Vリブ
    ドプーリ部形成部位を径方向に凹凸屈曲せしめる屈曲工
    程と、 該屈曲工程で得られた屈曲品の前記Vリブドプーリ部形
    成部位の外周面に対して、該屈曲品をその軸心回りに回
    転させつつ、増肉ローラを押し当てることにより、前記
    Vプーリ部形成部位の形状をそのままの形状に保持しつ
    つ、該Vリブドプーリ部形成部位を増肉せしめる増肉工
    程と、 該増肉工程で得られた増肉品の前記Vリブドプーリ部形
    成部位の外周面に対して、該増肉品をその軸心回りに回
    転させつつ、Vリブ形成ローラを押し当てることによ
    り、前記Vプーリ部形成部位の形状をそのままの形状に
    保持しつつ、該Vリブドプーリ部形成部位に複数のVリ
    ブを形成せしめて、前記Vリブドプーリ部を形成せしめ
    るVリブ形成工程と、 Vリブ形成工程で得られたVリブドプーリ部形成品のV
    リブドプーリ部を変形不能に保持した状態で、該Vリブ
    ドプーリ部形成品のVプーリ部形成部位に対して所定の
    加工を施して、該Vプーリ部形成部位に前記Vプーリ部
    を形成せしめるVプーリ部成形工程とを、 含むことを特徴とする複合プーリの製造方法。
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