JP2689853B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末放熱器を配
備し、1個の熱源器でもって固定温度の温水を前記各端
末放熱器に循環するようにした温水暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水暖房装置として、1個の熱源器で固
定温度の温水を供給し、これによって複数の端末放熱器
に温水を循環させて暖房を行うようにしたものが提供さ
れている。この従来の温水暖房装置においては、各端末
放熱器は運転がオンされると、その運転オンの間は該端
末放熱器の温水導入弁は開放状態に維持され、その端末
放熱器の運転がオフされることで温水導入弁が閉止され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
温水暖房装置は、各端末放熱器は該放熱器の運転がオン
されている間は温水導入弁が開き放しであることから、
複数の端末放熱器が同時に運転されている場合には、暖
房設定温度の低い端末放熱器においては、既に室温が暖
房設定温度となっている場合においても、他の端末放熱
器の運転によって温水が引き続き導入され、そのため室
温が暖房設定温度以上に上昇してしまい、快適性の悪化
やランニングコストのアップを招いていた。
【0004】そこで本発明は上記従来の温水暖房装置の
欠点を解消し、1個の熱源器でもって、固定温度の温水
を複数の端末放熱器に導入することで、暖房を行う装置
において、暖房設定温度の低い室の室温が暖房設定温度
を大きく越えてしまうといったことが防止され、各端末
放熱器が配置された室の温度をそれぞれの室の暖房設定
温度付近に調整することができる温水暖房装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の温水暖房装置は、複数の端末放熱器を配
備し、1個の熱源器でもって固定温度の温水を前記複数
個の各端末放熱器に循環するようにした温水暖房装置で
あって、各端末放熱器における温水導入弁の開時間を、
予め定めた固定の最大開時間に対して、その端末放熱器
の配置された部屋の暖房設定温度と実際の室温との差に
比例した時間として演算し、各端末放熱器の温水導入弁
の開時間の和を1周期として各端末放熱器の温水導入弁
を順次その導入弁開時間づつ時分割開放して行くと共
に、運転開始時における暖房設定温度と室温との差の大
きい端末放熱器順に温水導入弁の開放を行うようにした
コントローラを設けたことを第1の特徴としている。ま
た本発明の温水暖房装置は、上記第1の特徴に加えて、
複数個の端末放熱器を2以上のグループに分け、各グル
ープ毎にそのグループに属する各端末放熱器 の温水導入
弁の開時間を演算すると共に時分割開放する構成とし、
且つ1個の熱源器で同時に各グループの何れかの端末放
熱器に温水を供給する構成としたことを第2の特徴とし
ている。また本発明の温水暖房装置は、上記第1又は第
2の特徴に加えて、温水導入弁を熱動弁とし、各端末放
熱器における温水導入弁の開放指令を、開放中の温水導
入弁の開時間に一定のプリ開時間だけ重なる形で行うよ
う構成したことを第3の特徴としている。
【0006】
【作用】上記本発明の第1の特徴によれば、各端末放熱
器の温水導入弁が開とされる時間が、暖房設定温度とそ
の端末放熱器の配置される室の温度との差に比例された
形で決められるので、暖房設定温度と室温との差が大き
い室ではそれだけ温水供給時間が長くなり、また暖房設
定温度と室温との差が小さい室ではそれだけ温水供給時
間が短くなる。よって複数の端末放熱器が同時に運転さ
れている場合においても、他の端末放熱器の運転の有無
に左右されることなく、端末放熱器が配置された各室の
暖房をそれぞれ独自的に暖房設定温度に近い状態に調整
することができる。加えて、各端末放熱器は、運転開始
時における暖房設定温度とその端末放熱器が配置された
室温との差が大きい順に温水導入弁の開放を行うように
しているので、より早急な温度上昇が必要な室をより早
く暖房状態へ導くことができる。 特に第1の特徴によれ
ば、上記の作用効果に加えて、各端末放熱器における温
水導入弁の1回の開時間の最大限を最大開時間として予
め固定値として定めているので、各端末放熱器における
温水導入弁の開時間の長さが不当に長くなるのを防止す
ることができ、各端末放熱器の温水導入弁の開時間の和
からなる1周期の時間が長すぎることなく適当な時間サ
イクルで各端末放熱器に温水が順次循環せられるように
することができる。よって1個の熱源器を用いた複数の
端末放熱器による暖房においても、各端末放熱器での暖
房効果に経時的に大きな波が生じるのを防止することが
できる。 また上記本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴による作用、効果に加 えて、複数の端末放熱器
を2以上のグループに別けて、それぞれのグループにお
いて、各端末放熱器の温水導入弁を時分割開放するよう
にしている。よって1個の熱源器を用いて、各グループ
毎に何れか1つの端末放熱器に温水を供給することにな
り、末端放熱器が多い場合でも、それらの各端末放熱器
に対して、適当な温水量で且つ適当な時間づつ、順次温
水を供給することができ、端末放熱器の全体に対する温
水供給をバランスよく行うことができる。 また上記本発
明の第3の特徴によれば、前記第1又は第2の特徴によ
る作用に加えて、各端末放熱器の温水導入弁が熱動弁の
場合においても、無駄な時間が生じるのを無くして、効
率よく各端末放熱器による暖房を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の実施例を示す温水暖房装置の全体構成図、
図2は主コントローラによる各温水導入弁の第1の特徴
的制御構成例を説明する図、図3は主コントローラによ
る各温水導入弁の第2の特徴的制御構成例を説明する
図、図4は主コントローラによる各温水導入弁の第3の
特徴的制御構成例を説明する図、図5は主コントローラ
による各温水導入弁の第4の特徴的制御構成例を説明す
る図である。
【0008】10は熱源器で、内部にバーナ若しくは電
熱等の加熱手段と、循環してきた水を加熱して送り出す
熱交換手段とを備え、各端末放熱器20、30、40の
端末コントローラ21、31、41と双方向通信ができ
る主コントローラ11を備えている。前記熱源器10か
らは温水の往き管50が配管され、それぞれ熱動弁から
なる温水導入弁22、32、42を介して前記端末放熱
器20、30、40に温水が導かれる。各端末放熱器2
0、30、40で放熱を終わって冷えた温水は、戻り管
60を通って熱源器10に戻り、再び加熱される。
【0009】前記端末放熱器20、30、40は例えば
床暖房用放熱器からなり、複数個の放熱器が(図には3
個の放熱器が示されている)並列状態に配管されてい
る。各放熱器20、30、40はそれぞれ別の室に配置
され、該室を暖房する。各放熱器20、30、40には
図示しない室温センサが付随して設けられ、また図示し
ない暖房運転のオン/オフスイッチ、及び暖房温度設定
手段が設けられている。前記各端末コントローラ21、
31、41には、前記暖房温度設定手段による暖房設定
温度と前記室温センサによる室温とを比較して暖房設定
温度が室温以上の場合にオンし且つ未満の場合にオフす
るサーモスイッチ手段が内蔵されている。そして各端末
コントローラ21、31、41からは前記暖房運転のオ
ン/オフの情報、暖房設定温度の情報、室温情報、サー
モスイッチのオン/オフの情報が前記熱源器10の主コ
ントローラ11に入力される。
【0010】前記各端末放熱器20、30、40は熱源
器10に対して比較的離れた位置に配置されることにな
るが、一方、各温水導入弁22、32、42は、熱源器
10の近傍に配置され、前記各端末放熱器の端末コント
ローラ21、31、41からの情報を入力した熱源器1
0の主コントローラによって、その開閉が制御される。
熱動弁からなる温水導入弁22、32、42は、主コン
トローラ11による開指令によって、通電されることで
加熱され、その熱によって弁が開放される。よって開放
指令から実際の弁22、32、42の開放が完了するま
でには多少の時間を要する。
【0011】前記熱源器10の主コントローラ11は、
運転中の熱源器10の設定温水温度を固定温度、例えば
60℃、或いはそれ以上の固定温度に制御し、また全て
の端末放熱器20、30、40がサーモスイッチのオフ
の状態の場合には、運転中であっても、熱源器10の設
定温水温度を40℃に制御するよう構成されている。ま
た熱源器10の主コントローラ11は前記端末コントロ
ーラ21、31、41からの運転スイッチオン情報によ
って原則として対応する温水導入弁22、32、42の
開放指令を出力し、運転スイッチオフ情報によって対応
する温水導入弁22、32、42の閉止指令を出力する
構成とし、且つ前記端末コントローラ21、31、41
からの運転スイッチオン情報を入力していても、端末コ
ントローラ21、31、41からのサーモスイッチオフ
情報を入力している間は対応する温水導入弁22、3
2、42の閉止指令を出力する構成としている。
【0012】以上において説明した熱源器10の主コン
トローラ11による制御構成を共通の基本的制御構成と
し、更に主コントローラ11による各温水導入弁22、
32、42の特徴的制御構成例を次に、第1の特徴的制
御構成例から第4の特徴的制御構成例で説明する。
【0013】先ず第1の特徴的制御構成例を図2に従っ
て説明する。但しこの第1の例そのものについては請求
の範囲には含まれていない。この第1の特徴的制御構成
例では図2に示すように、暖房運転スイッチがオンされ
た端末放熱器、例えば端末放熱器20が暖房運転オンし
たとすると、主コントローラ11はこの端末放熱器20
に対応する温水導入弁22の開閉制御を一定周期T、例
えば1周期Tが10分の周期で繰り返す構成とする。そ
して各1周期Tは温水導入弁オン(開)時間とオフ
(閉)時間との組合せからなるようにし、且つ主コント
ローラ11は1周期T中での温水導入弁オン時間を暖房
設定温度と室温との差に比例した時間として定める。即
ち、主コントローラ11は端末コントローラ21からの
暖房設定温度情報と室温情報を入力し、次の式1から1
周期中の温水導入弁22オン時間を演算することでPW
M制御を行う。尚、周期T及び比例定数Kは予め実験に
よって定めておくことができる。
【0014】 温水導入弁オン時間=(暖房設定温度−室温)×K・・・式1 但し、 0≦温水導入弁オン時間≦T Kは比例定数
【0015】主コントローラ11による温水導入弁オン
時間の演算は上記式1の代わりに比例制御部分と積分制
御部分からなる次の式2によって行うようにしてもよ
い。
【0016】 温水導入弁オン時間=(暖房設定温度−室温)×K +Σ(暖房設定温度−室温)×K ・・・式2 但し、 0≦温水導入弁オン時間≦T K、Kは比例定数
【0017】以上の如き主コントローラ11の第1の特
徴的制御構成により、運転される各端末放熱器20、3
0、40は、その温水導入弁22、32、42のそれぞ
れが暖房設定温度と室温との差に比例した弁開時間をも
って独自的に制御され、これによって1個の暖房熱源器
によって各室が所定の暖房設定温度に調整される。勿
論、各端末放熱器による必要以上の暖房を抑えることが
できる。また各熱動弁からなる温水導入弁への通電時間
を減らすことになり、省電力となる。
【0018】次に主コントローラ11による各温水導入
弁22、32、42の第2の特徴的制御構成例を、図3
に沿って説明する。この例においては、熱源器10の主
コントローラ11は1個の熱源器10からの温水を運転
がなされている端末放熱器に対して時分割で順次分配す
る制御構成をとる。即ち、各端末放熱器20、30、4
0が運転されている場合、各端末放熱器20、30、4
0のそれぞれの温水導入弁22、32、42の開(オ
ン)時間を、次に示す式3、又は式4で示すように、そ
れぞれ暖房設定温度と室温との差に比例した形で演算
し、該演算された時間をもって順次各温水導入弁22、
32、42を開放(オン)する構成としている。この構
成によれば、1個の熱源器10からの温水が同時に各端
末放熱器20、30、40に分配されてしまうことによ
る暖房効果の薄れが防止され、その端末放熱器に温水が
導入されている間においては確実に暖房効果が上がる。
勿論、各端末放熱器により各室がそれぞれ所定の暖房設
定温度に調整され、各端末放熱器による必要以上の暖房
も抑えることができる。
【0019】 温水導入弁オン時間=(暖房設定温度−室温)×K・・・式3 但し、 0≦温水導入弁オン時間≦固定の最大時間 Kは比例定数
【0020】 温水導入弁オン時間=(暖房設定温度−室温)×K +Σ(暖房設定温度−室温)×K・・・式4 但し、 0≦温水導入弁オン時間≦固定の最大時間 K、Kは比例定数
【0021】尚、上記式において固定の最大時間及び比
例定数Kは予め実験によって定めておくことができる。
そしてこの第2の特徴的制御構成例では各端末放熱器2
0、30、40への温水の導入は、各温水導入弁22、
32、42の開時間の和の時間周期で巡ってくることに
なる。また、途中で端末放熱器の1つの運転が停止され
た場合(図3においては端末放熱器30が途中で運転停
止されている)には、その分だけ周期が早くなる。
【0022】前記第2の特徴的制御構成例において、複
数の端末放熱器20、30、40が同時に運転を開始さ
れた場合には、その運転開始時における暖房設定温度と
室温との温度差の大きい順(図3に示す場合は端末放熱
器20、端末放熱器30、端末放熱器40の順となる)
に温水導入弁を開放する(図3の場合には温水導入弁2
2、温水導入弁32、温水導入弁42の順に開放され
る)。このようにすることで、運転開始時において、最
も暖房設定温度より低い室温の室、即ち最も早く暖房の
効果を必要とする室に対して先ず暖房効果が発揮せしめ
られ、暖房の実質的効果を得ることができる。
【0023】主コントローラ11による第3の特徴的制
御構成例を、図4に沿って説明する。この構成例は前記
第2の特徴的制御構成例の変形例である。即ち、温水導
入弁22、32、42が熱動弁である場合には、通電が
なされてから弁が実際に開放されるまでに、2〜5分程
度のタイムラグがあるため、主コントローラ11による
次に開放されるべき温水導入弁への弁開放指令が、プリ
開時間ΔTだけ前の温水導入弁の開時間に重なる形で行
われる制御構成としている。この構成によって端末放熱
器の運転が効率よく行われる。
【0024】主コントローラ11による第4の特徴的制
御構成例を、図5に沿って説明する。この構成例も前記
第2の特徴的制御構成例の変形例である。即ち、端末放
熱器の数が多い場合には、1個の熱源器からの温水を順
次1個の端末放熱器毎に切り換えて導入してゆくと、各
端末放熱器において温水導入の周期が非常に長くなる問
題がある。そこで、本制御構成例では、複数の端末放熱
器を複数のグループに分け、各グループ内で温水導入の
切り換えを行うようにしている。グループの分け方は端
末放熱器の配置場所、例えば1階と2階とで分けること
ができる。また端末放熱器の規模の大きいものと小さい
ものとの組合せと中程度のものとの組合せとでグループ
分けすることができる。また暖房設定温度の高いものと
低いものとの組合せと中程度のものとの組合せとにグル
ープ分けし、また暖房設定温度と室温との温度差の大の
ものと小のものとの組合せと中程度のものとの組合せと
にグループ分けすることもできる。この様な制御構成と
することで、温水の導入周期があまり長くなることな
く、且つそれぞれの端末放熱器による室の暖房効果を確
実にすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の温水暖房装置によれば、各端末放熱器における
温水導入弁開時間を暖房設定温度と室温との差の大きい
もの程長くし、且つ暖房設定温度と室温との温度差の大
きいものから順に温水導入弁の開放を行い、しかも、各
端末放熱器の温水導入弁の開時間を予め定められた固定
の最大開時間の枠内において演算し、それら枠内に限定
されて演算された各温水導入の弁開時間の和を1周期と
して、順次温水の供給を振り分けて行くようにしている
ので、 各端末放熱器における温水導入弁の開時間の長さ
が不当に長くなるのを防止しつつ、複数の端末放熱器に
よる暖房を1個の熱源器を用いて、暖房がより必要な部
屋の端末放熱器をより早く、より長く運転すると共に全
体としての温水供給サ イクルが長くなりすぎることな
く、即ち各端末放熱器における暖房効果が経時的に大き
く波打つことなく、全体の端末放熱器を1個の熱源器で
効果的に運転し、各部屋の暖房を効果的に行うことがで
きる。また請求項2に記載の温水暖房装置によれば、
記請求項1に記載の構成による効果に加えて、複数の端
末放熱器を2以上のグループに別け、1個の熱源器を用
いて、各グループ毎にその何れか1つの端末放熱器に対
して温水を供給するようにしているので、末端放熱器が
多い場合でも、それらの各端末放熱器に対して、適当な
温水量で適当な時間づつ、順次温水を供給することがで
き、端末放熱器の全体に対する温水供給をバランスよく
行うことができる。また請求項3に記載の温水暖房装置
によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果
に加えて、各端末放熱器の温水導入弁が熱動弁の場合に
おいても、無駄な時間が生じるのを無くして、効率よく
各端末放熱器による暖房を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す温水暖房装置の全体構成
図である。
【図2】主コントローラによる各温水導入弁の第1の特
徴的制御構成例を説明する図である。
【図3】主コントローラによる各温水導入弁の第2の特
徴的制御構成例を説明する図である。
【図4】主コントローラによる各温水導入弁の第3の特
徴的制御構成例を説明する図である。
【図5】主コントローラによる各温水導入弁の第4の特
徴的制御構成例を説明する図である。
【符号の説明】
10 熱源器 11 主コントローラ 20、30、40 端末放熱器 21、31、41 端末コントローラ 22、32、42 温水導入弁 50 往き管 60 戻り管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末放熱器を配備し、1個の熱
    源器でもって固定温度の温水を前記複数個の各端末放熱
    器に循環するようにした温水暖房装置であって、各端末
    放熱器における温水導入弁の開時間を、予め定めた固定
    の最大開時間に対して、その端末放熱器の配置された部
    屋の暖房設定温度と実際の室温との差に比例した時間と
    して演算し、各端末放熱器の温水導入弁の開時間の和を
    1周期として各端末放熱器の温水導入弁を順次その導入
    弁開時間づつ時分割開放して行くと共に、運転開始時に
    おける暖房設定温度と室温との差の大きい端末放熱器順
    に温水導入弁の開放を行うようにしたコントローラを設
    けたことを特徴とする温水暖房装置。
  2. 【請求項2】 複数個の端末放熱器を2以上のグループ
    に分け、各グループ毎にそのグループに属する各端末放
    熱器の温水導入弁の開時間を演算すると共に時分割開放
    する構成とし、且つ1個の熱源器で同時に各グループの
    何れかの端末放熱器に温水を供給する構成とした請求項
    1に記載の温水暖房装置
  3. 【請求項3】 温水導入弁を熱動弁とし、各端末放熱器
    における温水導入弁の開放指令を、開放中の温水導入弁
    の開時間に一定のプリ開時間だけ重なる形で行うよう構
    成した請求項1又は2に記載の温水暖房装置。
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