JP3025595B2 - 給湯暖房機 - Google Patents
給湯暖房機Info
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- JP3025595B2 JP3025595B2 JP5045301A JP4530193A JP3025595B2 JP 3025595 B2 JP3025595 B2 JP 3025595B2 JP 5045301 A JP5045301 A JP 5045301A JP 4530193 A JP4530193 A JP 4530193A JP 3025595 B2 JP3025595 B2 JP 3025595B2
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- heating
- hot water
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯と暖房を一台の給
湯暖房機でまかなうように構成した給湯暖房機に関す
る。
湯暖房機でまかなうように構成した給湯暖房機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の給湯暖房機は、図２に示すように
暖房戻りライン２、暖房往きライン３、ガスバーナ４、
暖房用熱交換器１から成る暖房回路と、暖房戻りライン
２と暖房往きライン３間を三方弁７を介して給湯加熱ラ
イン５で結び、この給湯加熱ライン５に給湯用熱交換器
６を取り付けた給湯回路と、から成り、暖房は暖房回路
で行い、給湯は給湯流水スイッチ８が入ると先ず暖房回
路が駆動し、同時に三方弁７が給湯加熱ライン５側に切
り換り、給水ライン９から給水された水を給湯用熱交換
器６で加熱し、給湯ライン１０から出湯する構成であ
る。図中１１は暖房ポンプ、１２は逆止弁１３付のバイ
パスライン、１４はシスターンである。
暖房戻りライン２、暖房往きライン３、ガスバーナ４、
暖房用熱交換器１から成る暖房回路と、暖房戻りライン
２と暖房往きライン３間を三方弁７を介して給湯加熱ラ
イン５で結び、この給湯加熱ライン５に給湯用熱交換器
６を取り付けた給湯回路と、から成り、暖房は暖房回路
で行い、給湯は給湯流水スイッチ８が入ると先ず暖房回
路が駆動し、同時に三方弁７が給湯加熱ライン５側に切
り換り、給水ライン９から給水された水を給湯用熱交換
器６で加熱し、給湯ライン１０から出湯する構成であ
る。図中１１は暖房ポンプ、１２は逆止弁１３付のバイ
パスライン、１４はシスターンである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の給
湯暖房機においては、次のような欠点がある。
湯暖房機においては、次のような欠点がある。
【０００４】ａ．暖房回路が駆動していない場合に給湯
流水スイッチ８が入れられると、先ず暖房回路が駆動し
て例えば８０℃に暖房回路内が温度上昇してからでない
と十分な温水を給湯ライン１０から出湯することができ
ないため、使用できるまでに時間がかかり、使い勝手が
悪い。
流水スイッチ８が入れられると、先ず暖房回路が駆動し
て例えば８０℃に暖房回路内が温度上昇してからでない
と十分な温水を給湯ライン１０から出湯することができ
ないため、使用できるまでに時間がかかり、使い勝手が
悪い。
【０００５】ｂ．所定の給湯温度になるまで水を捨てる
ことになるため、省資源、省エネの観点から好ましくな
い。
ことになるため、省資源、省エネの観点から好ましくな
い。
【０００６】ｃ．給湯能力と暖房能力が同じであるた
め、暖房側がオーバースペックになっている。
め、暖房側がオーバースペックになっている。
【０００７】本発明の目的は、上記ａ〜ｃに記した欠点
のない給湯暖房機を提案することである。
のない給湯暖房機を提案することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給湯暖房機
の構成は次のとおりである。
の構成は次のとおりである。
【０００９】給水ラインに入側が接続され、出側が給湯
ラインに接続されていると共にガスバーナにより加熱さ
れて内部を流れる水を加熱する給湯用熱交換器と、前記
給水ラインに機内循環ポンプを組み込むと共にこの機内
循環ポンプが取り付けられた上流側において、給水ライ
ンと給湯ラインを結ぶ逆止弁付のバイパスラインと、前
記給湯ラインにおいて、前記バイパスラインの接続部よ
りも上流側に取り付けられた暖房用熱交換器と、前記暖
房用熱交換器の入側に接続された暖房ポンプ付の暖房往
きライン及び暖房用熱交換器の出側に接続された暖房戻
りライン及び暖房往きラインに接続されたシスターン
と、から成る給湯暖房機。
ラインに接続されていると共にガスバーナにより加熱さ
れて内部を流れる水を加熱する給湯用熱交換器と、前記
給水ラインに機内循環ポンプを組み込むと共にこの機内
循環ポンプが取り付けられた上流側において、給水ライ
ンと給湯ラインを結ぶ逆止弁付のバイパスラインと、前
記給湯ラインにおいて、前記バイパスラインの接続部よ
りも上流側に取り付けられた暖房用熱交換器と、前記暖
房用熱交換器の入側に接続された暖房ポンプ付の暖房往
きライン及び暖房用熱交換器の出側に接続された暖房戻
りライン及び暖房往きラインに接続されたシスターン
と、から成る給湯暖房機。
【００１０】
給湯運転 給湯流水スイッチが入ると給水ライン→給湯用熱交換器
→給湯ライン→暖房用熱交換器の水の流れが発生し、同
時にガスバーナに着火が行われる。この結果、給湯ライ
ンから任意の温水を得ることができる。 暖房運転 暖房運転スイッチが入ると機内循環ポンプが駆動すると
同時にガスバーナに着火が行われ、給湯回路側において
は機内循環ポンプ→給湯用熱交換器→給湯ライン→暖房
用熱交換器→バイパスライン→給水ライン→機内循環ポ
ンプの流れが生じて循環水は約８０℃に加熱される。同
時に、暖房回路側においては、暖房ポンプが駆動し、暖
房往きライン→暖房ポンプ→暖房用熱交換器→暖房戻り
ライン→放熱器（図示せず）→暖房往きライン→暖房ポ
ンプの流れが生じる。この結果、間接的な熱媒加熱によ
る暖房が行われる。
→給湯ライン→暖房用熱交換器の水の流れが発生し、同
時にガスバーナに着火が行われる。この結果、給湯ライ
ンから任意の温水を得ることができる。 暖房運転 暖房運転スイッチが入ると機内循環ポンプが駆動すると
同時にガスバーナに着火が行われ、給湯回路側において
は機内循環ポンプ→給湯用熱交換器→給湯ライン→暖房
用熱交換器→バイパスライン→給水ライン→機内循環ポ
ンプの流れが生じて循環水は約８０℃に加熱される。同
時に、暖房回路側においては、暖房ポンプが駆動し、暖
房往きライン→暖房ポンプ→暖房用熱交換器→暖房戻り
ライン→放熱器（図示せず）→暖房往きライン→暖房ポ
ンプの流れが生じる。この結果、間接的な熱媒加熱によ
る暖房が行われる。
【００１１】
【実施例】図１に基づいて本発明の実施例を説明する。
【００１２】２０は給湯用熱交換器、２１は給水ライ
ン、２２は給湯ライン、２３は給水ライン２１に取り付
けられた機内循環ポンプ、２４はガスバーナ、２５は逆
止弁２６付のバイパスライン、２７は給水ライン２１と
給湯ライン２２間に取り付けられた温度調整ライン、２
８はミキシングバルブ、２９は給湯流水スイッチであ
る。
ン、２２は給湯ライン、２３は給水ライン２１に取り付
けられた機内循環ポンプ、２４はガスバーナ、２５は逆
止弁２６付のバイパスライン、２７は給水ライン２１と
給湯ライン２２間に取り付けられた温度調整ライン、２
８はミキシングバルブ、２９は給湯流水スイッチであ
る。
【００１３】３０は給湯ライン２２において、バイパス
ライン２５の結びよりも上流側に取り付けられた暖房用
熱交換器にして、所謂水−水タイプである。３１は前記
暖房用熱交換器３０の入側に接続された暖房戻りライ
ン、３２は暖房往きライン、３３は暖房ポンプである。
ライン２５の結びよりも上流側に取り付けられた暖房用
熱交換器にして、所謂水−水タイプである。３１は前記
暖房用熱交換器３０の入側に接続された暖房戻りライ
ン、３２は暖房往きライン、３３は暖房ポンプである。
【００１４】次に、上記実施例についてその作用を説明
する。 給湯運転 給湯流水スイッチ２９が入ると給水ライン２１→給湯用
熱交換器２０→給湯ライン２２→暖房用熱交換器３０の
水の流れが発生し、同時にガスバーナ２４に着火が行わ
れる。この結果、バーナの能力とミキシングバルブ２８
を調整することによって設定された温水温度を給湯ライ
ン２２から出湯することができる。 暖房運転 暖房運転スイッチが入ると機内循環ポンプ２３が駆動す
ると同時にガスバーナ２４に着火が行われ、給湯回路側
においては機内循環ポンプ２３→給湯用熱交換器２０→
給湯ライン２２→暖房用熱交換器３０→バイパスライン
２５→給水ライン２１→機内循環ポンプ２３の流れが生
じ、約８０℃の高温水が循環する。同時に、暖房回路側
においては、暖房ポンプ３３が駆動し、暖房往きライン
３１→暖房ポンプ３３→暖房用熱交換器３０→暖房戻り
ライン３２→放熱器（図示せず）→暖房往きライン３１
→暖房ポンプ３３の流れが生じる。
する。 給湯運転 給湯流水スイッチ２９が入ると給水ライン２１→給湯用
熱交換器２０→給湯ライン２２→暖房用熱交換器３０の
水の流れが発生し、同時にガスバーナ２４に着火が行わ
れる。この結果、バーナの能力とミキシングバルブ２８
を調整することによって設定された温水温度を給湯ライ
ン２２から出湯することができる。 暖房運転 暖房運転スイッチが入ると機内循環ポンプ２３が駆動す
ると同時にガスバーナ２４に着火が行われ、給湯回路側
においては機内循環ポンプ２３→給湯用熱交換器２０→
給湯ライン２２→暖房用熱交換器３０→バイパスライン
２５→給水ライン２１→機内循環ポンプ２３の流れが生
じ、約８０℃の高温水が循環する。同時に、暖房回路側
においては、暖房ポンプ３３が駆動し、暖房往きライン
３１→暖房ポンプ３３→暖房用熱交換器３０→暖房戻り
ライン３２→放熱器（図示せず）→暖房往きライン３１
→暖房ポンプ３３の流れが生じる。
【００１５】なお、給湯運転時に暖房スイッチが入った
場合、又は暖房運転時に給湯スイッチが入った場合に
は、ミキシングバルブ２８により希望する温度の給湯が
暖房と同時に行われる。
場合、又は暖房運転時に給湯スイッチが入った場合に
は、ミキシングバルブ２８により希望する温度の給湯が
暖房と同時に行われる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上のように、給湯回路の給湯
ラインに暖房用熱交換器を取り付けて暖房時においては
給湯用熱交換器を駆動し、ここで加熱された高温水を利
用して暖房用熱交換器を駆動し、暖房回路の運転を行う
ように構成した。この結果、次の効果を奏する。
ラインに暖房用熱交換器を取り付けて暖房時においては
給湯用熱交換器を駆動し、ここで加熱された高温水を利
用して暖房用熱交換器を駆動し、暖房回路の運転を行う
ように構成した。この結果、次の効果を奏する。
【００１７】ａ．給湯運転はダイレクト加熱になるた
め、従来の間接方式に比較して待ち時間（立ち上がり）
が大幅に改善される。
め、従来の間接方式に比較して待ち時間（立ち上がり）
が大幅に改善される。
【００１８】ｂ．給湯待ち時間の改善により、無駄な水
及びガスの使用が少なくなり、省資源、省エネ的であ
る。
及びガスの使用が少なくなり、省資源、省エネ的であ
る。
【００１９】ｃ．暖房用熱交換器を必要な暖房能力に設
定できるので、暖房用熱交換器側のオーバースペックの
問題が解消する。
定できるので、暖房用熱交換器側のオーバースペックの
問題が解消する。
【図１】本発明に係る給湯暖房機の説明図。
【図２】従来の給湯暖房機の説明図。
２０ 給湯用熱交換器 ２１ 給水ライン ２２ 給湯ライン ２３ 機内循環ポンプ ２４ ガスバーナ ２５ バイパスライン ２６ 逆止弁 ２７ 温度調整ライン ２８ ミキシングバルブ ２９ 流水スイッチ ３０ 暖房用熱交換器 ３１ 暖房戻りライン ３２ 暖房往きライン ３３ 暖房ポンプ ３４ シスターン
Claims (2)
- 【請求項１】 給水ラインに入側が接続され、出側が給
湯ラインに接続されていると共にガスバーナにより加熱
されて内部を流れる水を加熱する給湯用熱交換器と、 前記給水ラインに機内循環ポンプを組み込むと共にこの
機内循環ポンプが取り付けられた上流側において、給水
ラインと給湯ラインを結ぶ逆止弁付のバイパスライン
と、 前記給湯ラインにおいて、前記バイパスラインの接続部
よりも上流側に取り付けられた暖房用熱交換器と、 前記暖房用熱交換器の入側に接続された暖房ポンプ付の
暖房往きライン及び暖房用熱交換器の出側に接続された
暖房戻りライン及び暖房往きラインに接続されたシスタ
ーンと、 から成る給湯暖房機。 - 【請求項２】 給水ラインと給湯ラインにおいて、バイ
パスラインが結ばれた給水ラインの上流側と給湯ライン
の下流側を温度調整ラインで結び、給湯ラインの結び部
分にミキシングバルブを取り付けて成る請求項１記載の
給湯暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5045301A JP3025595B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 給湯暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5045301A JP3025595B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 給湯暖房機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257770A JPH06257770A (ja) | 1994-09-16 |
| JP3025595B2 true JP3025595B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=12715501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5045301A Expired - Fee Related JP3025595B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 給湯暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3025595B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0981031A3 (en) * | 1998-08-18 | 2002-07-31 | ALCO Corporation of Namdong Industrial Area 156BL/10LT | Heating water flow circulation and instantaneous hot sanitary water supply apparatus in a combi-boiler |
| JP2006343059A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
| JP4770377B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2011-09-14 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
| JP4774905B2 (ja) * | 2005-10-19 | 2011-09-21 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
| JP4867282B2 (ja) * | 2005-10-19 | 2012-02-01 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
| JP4696835B2 (ja) * | 2005-10-19 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
| US9182159B2 (en) * | 2010-10-14 | 2015-11-10 | Purpose Company Limited | Water heater and control method therefor |
| US10012396B2 (en) * | 2014-11-18 | 2018-07-03 | Intellihot, Inc. | Combined space conditioning or heating and water heating system |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5045301A patent/JP3025595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06257770A (ja) | 1994-09-16 |
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