JPH09126483A - 給湯システム - Google Patents

給湯システム

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JPH09126483A
JPH09126483A JP28415095A JP28415095A JPH09126483A JP H09126483 A JPH09126483 A JP H09126483A JP 28415095 A JP28415095 A JP 28415095A JP 28415095 A JP28415095 A JP 28415095A JP H09126483 A JPH09126483 A JP H09126483A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱効率を改善して燃料使用量を低減するとと
もに装置の寿命を延ばし、長期間にわたって安定した湯
水の供給を行なう給湯システムを提供すること。 【解決手段】 複数台の給湯装置201〜203と、該
各給湯装置から出湯される温度調整された加熱上水を合
流して循環ポンプ217で循環させて再び各給湯装置へ
還流する加熱上水循環経路226,215,220,2
24と、該循環経路を一巡して還流してくる加熱上水を
給湯装置の出湯口側へバイパスするバイパス管219
と、該バイパス管への加熱上水の分岐流量を可変制御す
る流路調整弁218とを備え、循環経路への加熱上水の
出湯流量に応じて給湯装置の運転台数を変えるととも
に、循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温度が
高い時はバイパス管への分岐流量を増加し、循環経路を
一巡して還流してくる加熱上水の温度が低い時はバイパ
ス管への分岐流量を低減するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル、病院、公
共施設などで用いられる大型の給湯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯装置としてはボイラーが一般
的であり、ボイラーで加熱した湯水を循環ポンプで各給
湯設備に循環させ、例えば各給湯設備に設けた蛇口から
出湯するように構成していた。
【0003】ところで、ホテル、病院、公共施設などで
用いるボイラーは大型のものが必要であるが、大型のボ
イラーは出湯する湯水の温度が安定せず、また燃料使用
量を多くなるという欠点を有している。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、温度制御のしやすい容量の小さな給湯装置を複数台
並設し、各給湯装置に湯水を循環しながら加熱供給する
ように構成した給湯システムが提案されている(特開平
4−39537号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た給湯システムの場合、設定温度まで湯水を加熱して燃
焼を停止している給湯装置の熱交換器にも常時循環湯水
が流れており、非燃焼時にこの熱交換器から循環湯水の
熱が外部へ逃がされてしまい、熱効率が悪く、湯水の温
度低下が早いという欠点があった。このため、従来の給
湯システムでは、給湯装置の燃焼と消火が頻繁に繰り返
され、燃料使用量が大きくなるとともに装置の傷みも早
いという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、熱効率を改善して燃料使用量を低
減するとともに装置の寿命を延ばし、長期間にわたって
安定した湯水の供給を行なうことが給湯システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すために次のような手段を採用した。すなわち、請求
項1記載の発明は、複数台の給湯装置と、該各給湯装置
から出湯される温度調整された加熱上水を合流して循環
ポンプで循環させて再び各給湯装置へ還流する加熱上水
循環経路と、前記循環経路を一巡して還流してくる加熱
上水を前記給湯装置の出湯口側へバイパスするバイパス
管と、該バイパス管への加熱上水の分岐流量を可変制御
する流路調整弁とを備え、前記循環経路への加熱上水の
出湯流量に応じて前記給湯装置の運転台数を変えるとと
もに、前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の
温度が高い時は前記バイパス管への分岐流量を増加し、
前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温度が
低い時は前記バイパス管への分岐流量を低減するように
したことを特徴とするものである。
【0008】このような構成とした場合、加熱上水の出
湯流量に応じて給湯装置の運転台数が変わるので、余分
の給湯装置が無駄に燃焼されるようなことがなくなり、
燃料使用量を低減することができる。
【0009】また、循環経路を一巡して還流してくる加
熱上水の温度が給湯装置で再加熱する必要がない程に高
温の場合には、循環経路を還流する加熱上水のほとんど
がバイパス管を通じてバイパスされるため、加熱上水が
給湯装置へ還流されることがほとんどなくなる。このた
め、従来のように還流する高温の加熱上水の熱が給湯装
置の熱交換器から外部へ放熱されるようなことがなくな
り、循環する加熱上水の湯温低下を防止することができ
る。
【0010】さらに、請求項2記載の発明は、前記請求
項1記載の発明において、前記流路調整弁がサーモワッ
クスエレメントを用いた感熱型の弁からなることを特徴
とするものである。
【0011】このような構成とした場合、流路調整弁の
弁開度を加熱上水の温度に応じて可変制御するための特
別の制御手段や回路がまったく不要となり、装置をより
簡潔に構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1に、本発明に係る給
湯システムの一例を示す。なお、この図1の例は、3台
の給湯装置201〜203を併設した場合の一例を示す
ものである。
【0013】図において、第1給湯装置201は、熱交
換器207と、この熱交換器207を加熱するためのバ
ーナ211とを備えている。熱交換器235の入水端は
入水量センサ206、入水温センサ205を介して入水
管204に接続され、熱交換器207の出湯端は出湯温
センサ208、通水弁209を介して出湯管210に接
続されている。また、バーナ211には燃料元弁21
2、燃料比例弁213を介して燃料が供給されている。
【0014】第2給湯装置202および第3給湯装置2
03も、前記第1給湯装置201とまったく同様の構成
になる。なお、この図1の例では、3台の給湯装置を併
設したが、併設台数は使用する最大上水量に応じて決定
されるものである。
【0015】各給湯装置201〜203の入水管204
はそれぞれ給水管224に接続されており、この給水管
224、上水供給管223、逆止弁222、給水ポンプ
221を通じて上水が供給される。
【0016】一方、各給湯装置201〜203の出湯管
210はそれぞれ給湯管226に接続されており、前記
給湯管226、還流管215、循環ポンプ217、回収
管220、給水管224の経路によって加熱上水が一巡
して還流する循環経路が構成されている。
【0017】給水ポンプ221は、受水槽などに貯溜さ
れた上水を所定の圧力で前記循環経路に供給するもの
で、前記循環経路内の加熱上水が蛇口227などから外
部に取り出されたときなどに生じる圧力低下に応じて適
切な量の上水を前記循環経路に補給するものである。ま
た、前記循環経路には逆止弁214,225を設け、逆
流を防止している。
【0018】219は回収管220と還流管215を結
ぶバイパス管であり、その分岐点には回収管220側に
還流する流量とバイパス管219側に分流する流量を調
節する流路調整弁218が設けられている。
【0019】なお、各給湯装置単体には所定温度まで加
熱して出湯することのできる最大有効出湯量があり、給
湯システム全体として必要な最大出湯量を満足させるに
足る台数の給湯装置が併設される。例えば、給湯装置単
体の最大有効出湯量が10リットル/分であり、給湯シ
ステム全体としての必要な最大出湯量が30リットル/
分であれば、給湯装置は図示したように3台併設される
ことになる。
【0020】また、循環ポンプ217にて循環させる上
水の循環流量は、3台の給湯装置201〜203が一斉
に燃焼を繰り返してその燃料使用量が増大することを防
止するために、通常3台の給湯装置のうちの1台または
2台が動作する程度の流量で循環させる。この循環する
加熱上水は循環経路内を循環するのみであるため、放熱
による損失を補う程度に加熱されればよい。
【0021】また、蛇口227などから外部に上水が出
湯された場合は、循環経路内の圧力損失が開放されて流
量規制が解除されるので、外部への出湯量に応じて新し
い上水が給水ポンプ221によって補給され、さらにこ
の時の出湯流量に見合う台数の給湯装置が動作される。
【0022】図2は、前記給湯システム200の電気回
路のブロック図である。主制御装置300は装置全体の
動作を制御するもので、各給湯装置201〜203の制
御部301〜303と、外部リモコン装置304が接続
されている。主制御装置300は、各制御部301〜3
03から送られてくる温度,水量などの検出データを受
け取り、各制御部301〜303に動作指令を与える。
各制御部301〜303は、この動作指令に基づき、そ
れぞれの給湯装置の通水弁209、燃料元弁212、燃
料比例弁213などに駆動指令を与える。
【0023】図3は、前記主制御装置300および外部
リモコン装置304の詳細なブロック図である。主制御
装置300には、CPU310、インターフェース用の
I/O装置311、データや各種情報を一時記憶するた
めのRAM312、全体の動作を制御する制御プログラ
ムや各種制御データが格納されたROM313、故障警
告データなどを格納するためのEEPROM314が設
けられている。さらに、I/O装置311には、各制御
部301〜303との間でデータの送受を行なう送受信
装置315〜317、外部リモコン装置304との間で
通信を行なうための送受信回路318が接続されてい
る。
【0024】外部リモコン制御部304には、CPU3
20、I/O装置321、RAM322、CPU121
を動作させるためのプログラムが格納されているROM
323が設けられている。さらにI/O装置321に
は、運転スイッチ327のための起動回路324、上水
の温度を設定する温度設定スイッチ328のための温度
設定回路325、設定温度,各種故障警報などの情報を
報知する表示装置329を駆動するための表示回路32
6が接続されている。
【0025】図4は、給湯装置201(202,20
3)の制御部301(302,303)の詳細なブロッ
ク図である。制御部301(302,303)には、C
PU330、I/O装置331、CPU101に接続さ
れたA/D変換器332,333、データや各種情報を
一時記憶するためのRAM334、動作を制御する制御
プログラムや各種制御データが格納されたROM335
が設けられている。A/D変換器332,333には、
入水管204から熱交換器207に流入する上水の温度
を検出する入水温センサ205と、熱交換器207から
出湯管210に出湯される加熱後の上水の温度を検出す
るための出湯温センサ208が接続されている。
【0026】I/O装置331には、通水弁209を駆
動する通水弁駆動回路336、燃料元弁212を駆動す
る燃料元弁駆動回路337、燃料比例弁213を駆動す
る燃料比例弁駆動回路338、入水量センサ206で検
出した熱交換器207への流量信号を制御に適した波形
信号に変換する波形整形回路339、主制御装置300
との間でデータの送受を行なう送受信回路340が接続
されている。
【0027】次に、前記構成になる給湯システム200
の動作について詳細に説明する。まず、主制御装置30
0は、第1給湯装置201に動作指令を出す。第1給湯
装置201の制御部301は、この動作指令によって通
水弁209を開かせる。すると給水管224、入水管2
04を通って上水が熱交換器207に入水され、出湯管
210より出水される。この上水の流入を入水量センサ
206にて検出し、バーナ211の点火動作に移行する
とともに、検出した入水量を主制御装置300に送信す
る。
【0028】主制御装置300は、第1給湯装置201
から送られてくる入水量を基に動作させるべき給湯装置
の台数を演算する。例えば、給湯装置1台の最大有効出
湯量が10リットル/分で入水量が30リットル/分の
場合には、3台の給湯装置を駆動する必要があると判断
し、第2給湯装置202、第3給湯装置203にも運転
指令を送信する。これにより、第2給湯装置202と第
3給湯装置203も運転を開始する。
【0029】主制御装置300から設定温度が各給湯装
置の制御部301〜303に送信され、各制御部はその
設定温度をRAM334に格納し、それぞれにて検出さ
れる入水温度、入水量、出湯温度と記憶された設定温度
とを基にそれぞれのバーナ211に供給する燃料量を演
算し、各燃料比例弁213の開度を調整して上水を加熱
する。設定温度まで加熱された各給湯装置の上水は、そ
れぞれ出湯管210より出湯し、給湯管226、回収管
215、循環ポンプ217、回収管220の循環経路を
通って一巡し、再び各給湯装置に還流される。
【0030】さて、循環上水が設定温度にまで昇温する
と、各給湯装置201〜203は燃焼を停止して待機状
態になるが、循環ポンプ217による循環量はほぼ一定
に保たれているため、主制御装置300は各給湯装置の
制御部301〜303に対して通水弁209を開くよう
に命令を出し続けている。このため、設定温度まで昇温
した上水は必ず各熱交換器207を通過して循環するこ
とになるが、この熱交換器を通過することにより逆に上
水の熱が多量に外部に放出されてしまい、上水の温度は
短時間のうちに低下してしまう。
【0031】この結果、各バーナ211は点火と停止を
頻繁に繰り返し、加熱のための燃料消費量が多大になっ
てしまうとともに、湯水が常に熱交換器を通るため、熱
交換器に腐食などが発生しやすくなる。そこで、本発明
では循環経路にバイパス管219と流路調整弁218を
設け、循環する上水の温度に応じて循環する上水を還流
管215側へバイパスするように構成している。
【0032】前記流路調整弁218は、図5に示すよう
に、熱によって膨張・収縮するワックスを封入したサー
モワックスエレメント350と、このサーモワックスエ
レメント350を内蔵した感熱部351と、押圧バネ3
55とを備え、感熱部351の外周には分流量を調整す
るための2つの弁体353,354が形成されている。
そして、例えば前記サーモワックスエレメント350と
して55℃〜75℃の範囲で膨張・収縮するものを用
い、給湯装置の設定温度を65℃に設定し、感熱部35
1にて感熱する温度が65℃を越えてくると感熱部35
1が上方へ移動し、65℃よりも低下してくると感熱部
351が下方へ移動するように、調整ネジ356を調整
する。
【0033】弁内を通過する上水によって感熱部351
が温められると、サーモワックスエレメント350が膨
張してその先端の突き出しピン352が調整ねじ356
を押し、押圧バネ355に抗して感熱部351を上方へ
押し上げる。一方、上水の温度が低下すると、サーモワ
ックスエレメント350が収縮してその突き出しピン3
52が引っ込み、押圧バネ355によって感熱部351
を下方へ押し下げる。
【0034】したがって、上水の温度が上昇すれば、弁
体354側が開いてA方向の流量が増え、上水の温度が
低下すれば、弁体353側が開いてB方向への流量が増
える。さらに、すべての給湯装置201〜203の燃焼
が停止される程度まで上水の温度が高い場合には、循環
される上水のほとんどが流路調整弁218でバイパスさ
れ、回収管220側の流量が減少する。このため、高温
時には上水の熱が熱交換器207から外部へ逃がされる
ようなことがなくなり、せっかく加熱した上水の温度が
急激に低下するというようなことがなくなる。
【0035】前記の点についてさらに詳しく説明する
と、給湯装置201〜203で加熱されて上水の温度が
上昇すると、前記流路調整弁218の作用によって給湯
装置201〜203に還流される上水量が減少する。主
制御部300は、各給湯装置の入水量センサ206から
の合計流量を演算し、合計入水量が10リットル/分未
満まで低下したら、第2および第3給湯装置202,2
03の通水弁209を閉じて第2および第3給湯装置2
02,203を停止させ、第1給湯装置201だけで加
熱する。
【0036】そして、第1給湯装置201には循環する
上水の温度と水量を入水温センサ205と入水量センサ
206で常時検出させるために、上水の温度が設定温度
に達してその燃焼を停止させる場合でも、通水弁209
は閉止しないで開けたままにしておく。
【0037】やがて循環する上水の温度が低下してくる
と、流路調整弁218はB方向への還流量を増大させ
る。第1給湯装置201の入水量センサ206で検出さ
れる水量が10リットル/分以上になると、第2給湯装
置202が動作される。さらに、外部への出湯などによ
って出湯量が増え、第1および第2給湯装置201,2
02にて検出される合計水量が20リットル/分以上に
増加したら、第3給湯装置203も動作させる。このよ
うにして、燃料消費量を可能な限り少なくしながら、上
水を効率的に加熱することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によるときは、複数台の給湯装置と、該各給湯装置か
ら出湯される温度調整された加熱上水を合流して循環ポ
ンプで循環させて再び各給湯装置へ還流する加熱上水循
環経路と、前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上
水を前記給湯装置の出湯口側へバイパスするバイパス管
と、該バイパス管への加熱上水の分岐流量を可変制御す
る流路調整弁とを備え、前記循環経路への加熱上水の出
湯流量に応じて前記給湯装置の運転台数を変えるととも
に、前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温
度が高い時は前記バイパス管への分岐流量を増加し、前
記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温度が低
い時は前記バイパス管への分岐流量を低減するようにし
たので、加熱上水の出湯流量に応じて給湯装置の運転台
数を変えることができ、余分の給湯装置が無駄に燃焼さ
れるようなことがなくなる。このため、燃料使用量を低
減することができる。
【0039】また、循環経路を一巡して還流してくる加
熱上水の温度が再加熱する必要がない程に高温の場合に
は、循環経路を還流する加熱上水のほとんどがバイパス
管を通じてバイパスされるため、加熱上水が給湯装置へ
還流されることがほとんどなくなり、従来のように還流
する高温の加熱上水の熱が給湯装置の熱交換器から外部
へ放熱されるようなことがなくなる。このため、循環す
る加熱上水の湯温低下が防止され、熱効率を改善して燃
料使用量を低減することができるとともに装置の寿命を
延ばすことができ、長期間にわたって安定した湯水の供
給を行なうことができる。
【0040】さらに、請求項2記載の発明によるとき
は、前記流路調整弁がサーモワックスエレメントを用い
た感熱型の弁からなるので、流路調整弁の弁開度を加熱
上水の温度に応じて可変制御するための特別の制御手段
や回路がまったく不要となる。このため、装置をより簡
潔に構成することができ、低コスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯システムの一例を示す図であ
る。
【図2】給湯システムの電気回路のブロック図である。
【図3】主制御装置300および外部リモコン装置30
4の詳細なブロック図である。
【図4】給湯装置201(202,203)の制御部3
01(301,302)の詳細なブロック図である。
【図5】流路調整弁218の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
200 給湯システム 201〜203 給湯装置 204 入湯管 205 入水温センサ 206 入水量センサ 207 熱交換器 208 出湯温センサ 209 通水弁 210 出湯管 211 バーナ 215 還流管 217 循環ポンプ 218 流路調整弁 219 バイパス管 220 回収管 221 給水ポンプ 223 上水供給管 224 給水管 226 給湯管 227 蛇口 300 主制御装置 301〜303 各給湯装置の制御部 304 外部リモコン装置 350 サーモワックスエレメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の給湯装置と、 該各給湯装置から出湯される温度調整された加熱上水を
    合流して循環ポンプで循環させて再び各給湯装置へ還流
    する加熱上水循環経路と、 前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水を前記給
    湯装置の出湯口側へバイパスするバイパス管と、 該バイパス管への加熱上水の分岐流量を可変制御する流
    路調整弁とを備え、 前記循環経路への加熱上水の出湯流量に応じて前記給湯
    装置の運転台数を変えるとともに、 前記循環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温度が
    高い時は前記バイパス管への分岐流量を増加し、前記循
    環経路を一巡して還流してくる加熱上水の温度が低い時
    は前記バイパス管への分岐流量を低減するようにしたこ
    とを特徴とする給湯システム。
  2. 【請求項2】 前記流路調整弁がサーモワックスエレメ
    ントを用いた感熱型の弁からなることを特徴とする請求
    項1記載の給湯システム。
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