JP2000018605A - 温水式セントラルヒーティングシステムの運転制御方法及びその装置 - Google Patents

温水式セントラルヒーティングシステムの運転制御方法及びその装置

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JP2000018605A
JP2000018605A JP10180861A JP18086198A JP2000018605A JP 2000018605 A JP2000018605 A JP 2000018605A JP 10180861 A JP10180861 A JP 10180861A JP 18086198 A JP18086198 A JP 18086198A JP 2000018605 A JP2000018605 A JP 2000018605A
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JP
Japan
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hot water
heat source
heating system
radiator
central heating
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JP10180861A
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English (en)
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Katsutoshi Shimada
勝利 嶋田
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 熱動弁付温水式セントラルヒーティング
システムにおいて、運転開始時における電力及びガスの
無駄な消費をなくする。 【解決手段】 放熱器8の運転スイッチがONに制御さ
れたのち、熱動弁11が開くまでの間、熱源機1の運転
開始を見合わせる。このようにすると、熱動弁11が開
くまでの間、循環ポンプ7及びガスバーナ3は駆動しな
いので、この分電力及びガスの無駄な消費がなくなり、
省エネに寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱源機で発生した
温水を各室に設置した放熱器内に循環させることにより
暖房を行う所謂温水式セントラルヒーティングシステム
に関し、更に詳しくは、熱源機と各放熱器を結ぶ循環回
路内に熱動弁を取り付けた温水式セントラルヒーティン
グシステムの運転制御方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の温水式セントラルヒーティングシ
ステムであって、熱源機と放熱器間の温水循環回路内に
熱動弁を取り付けたシステム例を図3に示す。この図3
において、1は熱源機、2は熱交換器、3はガスバーナ
であって、前記熱交換器2内を流れる温水を約80℃に
加熱する。4は出湯ライン、5は戻りライン、6はシス
ターン、7は循環ポンプ、8は放熱器、9は温水往きラ
イン、10は還りライン、11は温水往きライン9に取
り付けられた熱動弁、12は熱源機1内において、出湯
ライン4と戻りライン5を結ぶバイパス、13は放熱器
側制御基板、14は熱源機側制御基板、15、16、1
7、18は信号線である。
【0003】この従来のシステムにおいて、熱動弁11
は、放熱器8の循環回路ごとに取り付けてあり、放熱器
8の運転スイッチ(制御基板13)がONに制御される
と、放熱器側制御基板13から信号線15を経由して熱
源機側制御基板14に信号が送られることにより、熱源
機側制御基板14から熱動弁11内のヒータに電力が供
給されてヒータが発熱し、このヒータ熱でワックスサー
モが膨張し、バルブを開くことにより温水往きライン9
を開放して温水が放熱器8内を循環するようになってい
て、熱動弁11が開くまでには通常約60秒間を要して
いる。又、熱源機1は、放熱器8から運転スイッチON
の信号が入力されると、直ちに運転を開始するようにな
っている。
【0004】このため、従来のシステムでは、熱動弁1
1が開く約60秒間においても、熱源機1の循環ポンプ
7及びガスバーナ3は駆動を行っているため、この間に
消費する電力及びガスが無駄になるという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱動
弁付の温水式セントラルヒーティングシステムにおい
て、熱動弁が開くまでの間に消費する電力及びガスを節
約して省エネに寄与する運転制御方法とその装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、熱動弁付の温水
式セントラルヒーティングシステムの運転制御方法にお
いて、放熱器の運転スイッチがONに制御された場合、
熱動弁が開くまでの間、熱源機の運転開始を見合わせる
ことを特徴とするものである。
【0007】更に、請求項2に記載の発明においては、
熱動弁付の温水式セントラルヒーティングシステムの運
転制御装置において、放熱器の運転スイッチがONに制
御された場合、前記熱動弁が開くまでの間、熱源機の運
転開始を見合わせるための制御回路を設けたことを特徴
とするものである。
【0008】更に、請求項3に記載の発明においては、
請求項2に記載の発明において、熱動弁が開くタイミン
グに合わせて熱源機の運転を開始するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項4に記載の発明においては、
請求項2に記載の発明において、熱動弁が開くタイミン
グに合わせて熱源機内の循環ポンプを駆動して温水循環
回路内に流水を発生させたのち、この流水を流量センサ
で検知してからガスバーナの燃焼を開始するように構成
したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】放熱器の運転スイッチがONに制御され、この
信号が熱源機側制御基板に入力されると、この制御基板
から熱動弁に対して電力が供給されて、熱動弁が開く。
このようにして、熱動弁が開くと、循環ポンプ及びガス
バーナが駆動を開始して、放熱器を巡る循環回路内に温
水が循環する。放熱器側がOFFに制御されると、循環
ポンプ及びガスバーナが駆動を停止すると同時に、熱動
弁が閉じる。
【0011】
【実施例1】本実施例は、請求項1〜3の発明に対応す
るものであって、図1にその具体的な構成を示す。この
図1において、1は熱源機、2は熱交換器、3はガスバ
ーナであって、前記熱交換器2内を流れる温水を約80
℃に加熱する。4は熱交換器2の出湯ライン、5は戻り
ライン、6はシスターン、7はシスターン6と前記熱交
換器2の入側を結ぶラインに取り付けられた循環ポン
プ、8は放熱器、9は出湯ライン4と放熱器8の入側を
結ぶ温水往きライン、10は放熱器8の出側と戻りライ
ン5を結ぶ温水還りライン、11は前記往きライン9に
取り付けられた公知の熱動弁、12は熱源機1内におい
て前記出湯ライン4と戻りライン5間を結んでいるバイ
パスである。
【0012】13は放熱器側制御基板、14は熱源機側
制御基板であって、放熱器側制御基板13と熱源機側制
御基板14は信号線15で結ばれていて、放熱器8の運
転スイッチがONに制御されると、放熱器側制御基板1
3から信号線15を経由して熱源機側制御基板14に信
号が送られる。この信号の入力があると、熱源機側制御
基板14から熱動弁11に電力が供給されてこの熱動弁
11が開く。この熱動弁11が開くタイミングに合わせ
て循環ポンプ7とガスバーナ3が駆動を開始して当該放
熱器8を巡る温水往きライン9と戻りライン10内に温
水が循環する。熱動弁11の開放と熱源機1の駆動のタ
イミングは、予め熱動弁11が開くまでの時間を熱源機
側制御基板14内に記憶させておき、この時間がくると
熱源機1を駆動するようにしてもよいし、熱動弁11の
開動作をセンサで検出し、これにより熱源機1を駆動す
るようにしてもよい。放熱器8の運転スイッチがOFF
に制御されると熱源機1(循環ポンプ7、ガスバーナ
3)が運転を停止し、同時に熱動弁11に対する電力の
供給が止まり熱動弁11が閉じる。但し、上記実施例の
運転例は、放熱器8が一台の場合であり、複数台の場合
は、何れか一台が使用されている限り、熱源機1は運転
を継続する。図中符号の16、17、18は信号線であ
る。
【0013】
【実施例2】本実施例は、請求項4の発明に対応するも
のであって、図2にその具体的な構成を示す。この図2
において、熱源機側制御基板14は、放熱器8の運転ス
イッチがONに制御された後、約60秒後に循環ポンプ
7を駆動して、循環回路内に流水を発生させる。この流
水を戻りライン10に取り付けた流量センサ20が検知
すると、信号線19から熱源機側制御基板14に信号が
送られて来るので、この信号に基づいてガスバーナ3の
燃焼を開始する構成であって、熱源機1内の循環ポンプ
7とガスバーナ3を二段階に分けて制御するものであ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、放熱器の運転ス
イッチがONに制御されたのち、熱動弁が開に作動する
までの間、熱源機の運転開始を見合わせるようにしたこ
とにより、この間の無駄な電力及びガスの消費がなくな
り、省エネに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の説明図。
【図2】実施例2の説明図。
【図3】従来の熱動弁付温水式セントラルヒーティング
システムの説明図。
【符号の説明】
1 熱源機 2 熱交換器 3 ガスバーナ 4 出湯ライン 5 戻りライン 6 シスターン 7 循環ポンプ 8 放熱器 9 温水往きライン 10 温水還りライン 11 熱動弁 12 バイパス 13 放熱器側制御基板 14 熱源機側制御基板 15、16、17、18、19 信号線 20 流量センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱器側の温水循環回路に熱動弁を取り
    付けて成る温水式セントラルヒーティングシステムにお
    いて、放熱器の運転スイッチがONに制御された場合、
    前記熱動弁が開くまでの間、熱源機の運転開始を見合わ
    せる温水式セントラルヒーティングシステムの運転制御
    方法。
  2. 【請求項2】 放熱器側の温水循環回路に熱動弁を取り
    付けて成る温水式セントラルヒーティングシステムにお
    いて、放熱器の運転スイッチがONに制御された場合、
    前記熱動弁が開くまでの間、熱源機の運転開始を見合わ
    せるための制御回路を設けて成る温水式セントラルヒー
    ティングシステムの運転制御装置。
  3. 【請求項3】 熱動弁が開くタイミングに合わせて熱源
    機の運転を開始するように構成して成る請求項2記載の
    温水式セントラルヒーティングシステムの運転制御装
    置。
  4. 【請求項4】 熱動弁が開くタイミングに合わせて熱源
    機内の循環ポンプを駆動して温水循環回路内に流水を発
    生させたのち、この流水を流量センサで検知してからガ
    スバーナの燃焼を開始するように構成して成る請求項2
    記載の温水式セントラルヒーティングシステムの運転制
    御装置。
JP10180861A 1998-06-26 1998-06-26 温水式セントラルヒーティングシステムの運転制御方法及びその装置 Pending JP2000018605A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122342A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Osaka Gas Co Ltd 冷温水式冷暖房装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122342A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Osaka Gas Co Ltd 冷温水式冷暖房装置
JP4536899B2 (ja) * 2000-10-13 2010-09-01 大阪瓦斯株式会社 冷温水式冷暖房装置

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