JPH0682050A - 蓄熱型暖房装置 - Google Patents
蓄熱型暖房装置Info
- Publication number
- JPH0682050A JPH0682050A JP23397792A JP23397792A JPH0682050A JP H0682050 A JPH0682050 A JP H0682050A JP 23397792 A JP23397792 A JP 23397792A JP 23397792 A JP23397792 A JP 23397792A JP H0682050 A JPH0682050 A JP H0682050A
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- Japan
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- water
- heating
- heat
- water heater
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房が必要と
なった際追加電力を蓄熱に割くことなく、有効に使用す
るための構造を有する蓄熱型暖房装置とする。 【構成】 蓄熱型温水器2と暖房用放熱器1との間を循
環ポンプ3にて温水を循環させる蓄熱型暖房装置におい
て、循環ポンプ3と蓄熱型温水器2を結ぶ管路と蓄熱型
温水器2と暖房用放熱器1を結ぶ管路の間に蓄熱型温水
器2と並列に通水を加熱する加熱ヒーター5を付設した
バイパス通水路4を設けるとともに、バイパス通水路4
と蓄熱型温水器2の管路とが合流する一端にバイパス通
水路4と蓄熱型温水器2を通る温水量の混合比を制御す
る三方弁6を接続したものとした。
なった際追加電力を蓄熱に割くことなく、有効に使用す
るための構造を有する蓄熱型暖房装置とする。 【構成】 蓄熱型温水器2と暖房用放熱器1との間を循
環ポンプ3にて温水を循環させる蓄熱型暖房装置におい
て、循環ポンプ3と蓄熱型温水器2を結ぶ管路と蓄熱型
温水器2と暖房用放熱器1を結ぶ管路の間に蓄熱型温水
器2と並列に通水を加熱する加熱ヒーター5を付設した
バイパス通水路4を設けるとともに、バイパス通水路4
と蓄熱型温水器2の管路とが合流する一端にバイパス通
水路4と蓄熱型温水器2を通る温水量の混合比を制御す
る三方弁6を接続したものとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力の有効利用に効果
を発揮する深夜電力等を利用した蓄熱型温水器を用いた
暖房装置において、蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房
が必要となった際追加電力を有効に使用するための構造
を有する蓄熱型暖房装置に関するものである。
を発揮する深夜電力等を利用した蓄熱型温水器を用いた
暖房装置において、蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房
が必要となった際追加電力を有効に使用するための構造
を有する蓄熱型暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄熱型暖房装置は、深夜電力等を
利用して加熱ヒーターにて蓄熱剤を加熱して蓄熱し、そ
の蓄熱された熱にて循環水を加熱し温水とする蓄熱型温
水器と、その温水を受けて暖房する暖房用放熱器との間
に、循環ポンプを備え温水を循環させるものが一般的で
あるが、蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房を行なう際
には蓄熱型温水器の加熱ヒーターに通電し温水温度を確
保していた。(例えば、特開平3−274328号公報
参照)
利用して加熱ヒーターにて蓄熱剤を加熱して蓄熱し、そ
の蓄熱された熱にて循環水を加熱し温水とする蓄熱型温
水器と、その温水を受けて暖房する暖房用放熱器との間
に、循環ポンプを備え温水を循環させるものが一般的で
あるが、蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房を行なう際
には蓄熱型温水器の加熱ヒーターに通電し温水温度を確
保していた。(例えば、特開平3−274328号公報
参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記装置においては、
蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房を行なう際に温水温
度を確保するための追加電力の一部が蓄熱に使用される
ので、その分暖房能力が低下する。特に蓄熱に潜熱蓄熱
材を利用するものにあってはこの影響が大きい。電力の
有効利用を考えた時、追加電力は最小限に抑える必要が
あっるので解決を要していた。
蓄熱型温水器の蓄熱量を超えた暖房を行なう際に温水温
度を確保するための追加電力の一部が蓄熱に使用される
ので、その分暖房能力が低下する。特に蓄熱に潜熱蓄熱
材を利用するものにあってはこの影響が大きい。電力の
有効利用を考えた時、追加電力は最小限に抑える必要が
あっるので解決を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、蓄熱型温水器と暖房用
放熱器との間を循環ポンプにて温水を循環させる蓄熱型
暖房装置において、循環ポンプと蓄熱型温水器を結ぶ管
路と蓄熱型温水器と暖房用放熱器を結ぶ管路の間に蓄熱
型温水器と並列にバイパス通水路を設け、このバイパス
通水路と蓄熱型温水器の管路とが合流する一端にバイパ
ス通水路と蓄熱型温水器を通る温水量の混合比を制御す
る三方弁を接続するとともに、バイパス通水路に通水を
加熱する加熱ヒーターを付設したものとした。
するためになされたものであり、蓄熱型温水器と暖房用
放熱器との間を循環ポンプにて温水を循環させる蓄熱型
暖房装置において、循環ポンプと蓄熱型温水器を結ぶ管
路と蓄熱型温水器と暖房用放熱器を結ぶ管路の間に蓄熱
型温水器と並列にバイパス通水路を設け、このバイパス
通水路と蓄熱型温水器の管路とが合流する一端にバイパ
ス通水路と蓄熱型温水器を通る温水量の混合比を制御す
る三方弁を接続するとともに、バイパス通水路に通水を
加熱する加熱ヒーターを付設したものとした。
【0005】
【作用】上記のように構成したことにより、蓄熱量を超
えた暖房を行なう際に追加加熱を行なうに当っては、三
方弁により蓄熱型温水器に流れる温水をバイパス通水路
に切替ることにより、蓄熱型温水器を暖房回路からきり
はなし、追加加熱中は蓄熱型温水器への温水の循環を停
止するとともに、バイパス通水路に付設した加熱ヒータ
ーにより温水を追加加熱し、暖房用放熱器は暖房能力を
低下することなく放熱動作を継続する。
えた暖房を行なう際に追加加熱を行なうに当っては、三
方弁により蓄熱型温水器に流れる温水をバイパス通水路
に切替ることにより、蓄熱型温水器を暖房回路からきり
はなし、追加加熱中は蓄熱型温水器への温水の循環を停
止するとともに、バイパス通水路に付設した加熱ヒータ
ーにより温水を追加加熱し、暖房用放熱器は暖房能力を
低下することなく放熱動作を継続する。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【0007】図において、1は温水からの熱を取りだす
ための放熱管を内部に有する暖房用放熱器(例えば床暖
房装置)であり、2は深夜電力等を利用して加熱ヒータ
ー(図示せず)にて蓄熱剤を加熱し、その蓄熱材(例え
ば硫酸ナトリュウム等の潜熱蓄熱剤)に蓄えられた熱を
循環する温水に与える構造となっている蓄熱型温水器で
あり、3は暖房用放熱器1及び蓄熱型温水器2間に接続
され温水を循環させる循環ポンプであり、4は循環ポン
プ3と暖房用放熱器1を結ぶ管路との間と蓄熱型温水器
2と暖房用放熱器1を結ぶ管路との間に蓄熱型温水器2
と並列に設けたバイパス通水路であり、5はバイパス通
水路4に付設しバイパス通水路4を加熱する加熱ヒータ
ーであり、6はバイパス通水路4と蓄熱型温水器2の管
路とが合流する一端に接続し、バイパス通水路4と蓄熱
型温水器2を通る温水量の混合比を制御する三方弁であ
り、7は暖房用放熱器1の入口に近設した温水温度検出
用の温度センサーであり、8は前記加熱ヒーター5、三
方弁6及び温度センサー7に接続した制御器である。
ための放熱管を内部に有する暖房用放熱器(例えば床暖
房装置)であり、2は深夜電力等を利用して加熱ヒータ
ー(図示せず)にて蓄熱剤を加熱し、その蓄熱材(例え
ば硫酸ナトリュウム等の潜熱蓄熱剤)に蓄えられた熱を
循環する温水に与える構造となっている蓄熱型温水器で
あり、3は暖房用放熱器1及び蓄熱型温水器2間に接続
され温水を循環させる循環ポンプであり、4は循環ポン
プ3と暖房用放熱器1を結ぶ管路との間と蓄熱型温水器
2と暖房用放熱器1を結ぶ管路との間に蓄熱型温水器2
と並列に設けたバイパス通水路であり、5はバイパス通
水路4に付設しバイパス通水路4を加熱する加熱ヒータ
ーであり、6はバイパス通水路4と蓄熱型温水器2の管
路とが合流する一端に接続し、バイパス通水路4と蓄熱
型温水器2を通る温水量の混合比を制御する三方弁であ
り、7は暖房用放熱器1の入口に近設した温水温度検出
用の温度センサーであり、8は前記加熱ヒーター5、三
方弁6及び温度センサー7に接続した制御器である。
【0008】上記構成からなる本実施例の作用について
説明する。
説明する。
【0009】循環ポンプ3を運転すると、吐出した温水
は三方弁6で設定された比率に従って蓄熱型温水器2と
バイパス通水路4を通り、暖房用放熱器1内を循環す
る。特に潜熱蓄熱剤を使用した蓄熱型温水器2にあって
は熱交換された際の温水温度は定まってしまうので、三
方弁6にて蓄熱型温水器2より出てきた温水とバイパス
通水路4を通過する温水の比率を制御することにより暖
房用放熱器1へ供給される温水の温度を変えて暖房用放
熱器1の放熱量を調節する。温水温度は温度センサー7
により検出され制御器8により三方弁6を制御すること
により所定の温度に保たれる。
は三方弁6で設定された比率に従って蓄熱型温水器2と
バイパス通水路4を通り、暖房用放熱器1内を循環す
る。特に潜熱蓄熱剤を使用した蓄熱型温水器2にあって
は熱交換された際の温水温度は定まってしまうので、三
方弁6にて蓄熱型温水器2より出てきた温水とバイパス
通水路4を通過する温水の比率を制御することにより暖
房用放熱器1へ供給される温水の温度を変えて暖房用放
熱器1の放熱量を調節する。温水温度は温度センサー7
により検出され制御器8により三方弁6を制御すること
により所定の温度に保たれる。
【0010】しばらく放熱し、蓄熱材にて加熱される温
水温度が低下し、暖房に必要な所定の温度を保つことが
できなくなると、制御器8は温度センサー7により検出
される温度情報を受け、三方弁6にて蓄熱型温水器2側
の流路を閉じ、バイパス通水路4のみの流路に切替えて
暖房用放熱器1へ供給するとともに、加熱ヒーター5を
動作させて温水を追加加熱し暖房用放熱器1による暖房
を継続する。
水温度が低下し、暖房に必要な所定の温度を保つことが
できなくなると、制御器8は温度センサー7により検出
される温度情報を受け、三方弁6にて蓄熱型温水器2側
の流路を閉じ、バイパス通水路4のみの流路に切替えて
暖房用放熱器1へ供給するとともに、加熱ヒーター5を
動作させて温水を追加加熱し暖房用放熱器1による暖房
を継続する。
【0011】なお蓄熱が開始され蓄熱型温水器2の蓄熱
剤の温度が上昇した後は本来の動作に戻る。
剤の温度が上昇した後は本来の動作に戻る。
【0012】
【発明の効果】本発明は蓄熱型温水器と並列にバイパス
通水路を設け、このバイパス通水路と蓄熱型温水器の管
路とが合流する一端にバイパス通水路と蓄熱型温水器を
通る温水量の混合比を制御する三方弁を接続するととも
に、バイパス通水路に通水を追加加熱できるように加熱
ヒーターを付設したことにより、蓄熱量を超えた暖房を
行なう際に、追加電力を蓄熱に割くことなく暖房のみに
有効に使用できるので、暖房能力を低下することなく、
比較的少ない電力で暖房出来、深夜電力等電力の有効利
用を図ることができる。
通水路を設け、このバイパス通水路と蓄熱型温水器の管
路とが合流する一端にバイパス通水路と蓄熱型温水器を
通る温水量の混合比を制御する三方弁を接続するととも
に、バイパス通水路に通水を追加加熱できるように加熱
ヒーターを付設したことにより、蓄熱量を超えた暖房を
行なう際に、追加電力を蓄熱に割くことなく暖房のみに
有効に使用できるので、暖房能力を低下することなく、
比較的少ない電力で暖房出来、深夜電力等電力の有効利
用を図ることができる。
【図1】本発明の蓄熱型暖房装置の一実施例をしめす構
成図である。
成図である。
1 暖房用放熱器 2 蓄熱型温水器 3 循環ポンプ 4 バイパス通水路 5 加熱ヒータ 6 三方弁
Claims (1)
- 【請求項1】 蓄熱型温水器(2)と暖房用放熱器
(1)との間を循環ポンプ(3)にて温水を循環させる
蓄熱型暖房装置において、循環ポンプ(3)と蓄熱型温
水器(2)を結ぶ管路と蓄熱型温水器(2)と暖房用放
熱器(1)を結ぶ管路の間に蓄熱型温水器(2)と並列
にバイパス通水路(4)を設け、このバイパス通水路
(4)と蓄熱型温水器(2)の管路とが合流する一端に
バイパス通水路(4)と蓄熱型温水器(2)を通る温水
量の混合比を制御する三方弁(6)を接続するととも
に、蓄熱量を超えた暖房を行なう際に通水を加熱できる
加熱ヒーター(5)を付設したことを特徴とする蓄熱型
暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23397792A JPH0682050A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄熱型暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23397792A JPH0682050A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄熱型暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682050A true JPH0682050A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16963604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23397792A Pending JPH0682050A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄熱型暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682050A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084862A1 (ja) | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Kabushiki Kaisha Oet | ステータコイルの加熱装置及び加熱方法 |
KR101485373B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2015-01-23 | 가부시키가이샤 덴소 | 난방 장치 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP23397792A patent/JPH0682050A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084862A1 (ja) | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Kabushiki Kaisha Oet | ステータコイルの加熱装置及び加熱方法 |
KR101485373B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2015-01-23 | 가부시키가이샤 덴소 | 난방 장치 |
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