JP3634507B2 - 温水式暖房装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水を熱源機から暖房器に供給することによって部屋を暖房する温水式暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の温水式暖房装置においては、室温センサで室温を検出し、この室温が設定温度に一致するように制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これでは部屋に人間がいてもいなくても同じ能力で暖房運転が行われてしまうので、甚だ不経済であるという不都合があった。
【0004】
また、経済効率を高めるため、部屋から最後の人間が出ていくときに暖房運転を止める方法も考えられるが、再び部屋に入ったときに部屋が冷えているため暖まるのに時間がかかってしまう難点がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、経済効率を低下させることなく部屋を速やかに暖めることが可能な温水式暖房装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明による温水式暖房装置は、暖房用の温水を生成する熱源機と、この熱源機から温水が供給されると共にこの供給された温水の放熱によって部屋を暖房する暖房器と、前記部屋の室温を検出する室温センサと、前記部屋に人間がいるか否かを人体の輻射熱を感知して検出する人体センサと、前記人体センサによって有人と検出された場合に設定温度を目標温度として出力すると共に、前記人体センサによって無人と検出された場合に設定温度より一定温度だけ低い温度を目標温度として出力する室温設定器とを備え、前記熱源機には、前記室温設定器からの出力を受けてその出力に応じた暖房条件でこの熱源機を運転する運転制御手段としてのマイクロコンピュータが設けられていることを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明による温水式暖房装置の一実施形態を示す構成図である。
【0012】
本発明による温水式暖房装置1は、図1に示すように、暖房用の温水を生成する熱源機2を有しており、熱源機2内にはマイクロコンピュータ( 運転制御手段 )3が組み込まれている。また、熱源機2はバーナ2a、循環ポンプ2b等を具備しており、熱源機2にはそれぞれ往き管6および戻り管7を介して3個の暖房器5が3つの部屋4に設置された形で接続されており、前記熱源機2で生成された温水が、前記各暖房器5に循環供給される構成である。また、前記各暖房器5にはそれぞれ室温設定器9が付設されており、各室温設定器9にはそれぞれ室温センサ10および人体センサ12が取り付けられている。この人体センサ12は、人体の輻射熱を感知して人間がいるか否かを検出し、有人信号または無人信号を出力するものである。
【0013】
本発明による温水式暖房装置1は以上のような構成を有するので、この温水式暖房装置1を用いて部屋4を暖める際には、その部屋4に設置された室温設定器9で所望の設定温度T1(例えば、T1=20℃)を入力した後、運転開始スイッチ(図示せず)をONにする。
【0014】
すると室温設定器9は、人体センサ12から出力された信号が有人信号であるか無人信号であるかによって異なる目標温度T3を設定する。すなわち、有人信号を受信した場合は、その部屋4に暖房を望む人間がいるので、前記設定温度T1を目標温度T3とし、無人信号を受信した場合は、その部屋4に誰もいないので、経済性を優先して前記設定温度T1より一定温度(例えば、5℃)だけ低い温度を目標温度T3とする。
【0015】
また室温設定器9は、前記設定温度T1と室温センサ10によって検出された室温T2との温度差ΔT(=T1−T2)を演算し、この温度差ΔTを前記目標温度T3と共にマイクロコンピュータ3に出力する。
【0016】
これを受けてマイクロコンピュータ3は、室温T2を目標温度T3に一致させるのに必要な暖房条件(温水の供給温度、供給量および熱源機の燃焼能力など)を決定し、この暖房条件に基づく運転指令を熱源機2に出力する。すると熱源機2は、バーナ2aを所定の火力で燃焼させると共に、循環ポンプ2bを回転させることにより、所定温度の温水を所定量だけ暖房器5に供給する。その結果、暖房器5に供給された温水が放熱して部屋4が暖まり、室温T2は目標温度T3に達する。このとき、設定温度T1と室温T2との温度差ΔTは経時的に小さくなるが、この温度差ΔTに応じて、温水の供給温度、供給量または熱源機の燃焼能力を適宜変化させることにより、室温T2が目標温度T3に達するまでの時間を短縮することができる。
【0017】
この際、部屋4に人間がいれば、目標温度T3は設定温度T1に等しくなっているので、室温T2は所望の設定温度T1になり、快適な暖房効果が得られる。一方、部屋4に人間がいなければ、目標温度T3は設定温度T1より低くなっているので、室温T2は設定温度T1より低くなり、その状態が維持されるため、それだけ経済効率が高くなる。
【0018】
また、こうして設定温度T1より低い温度に維持された部屋4に人間が入った場合には、上述したとおり、人体センサ12がそれを感知し、室温T2が設定温度T1になるように制御されるので、室温T2は所望の設定温度T1になる。このとき、設定温度T1より一定温度だけ低い温度から設定温度T1まで昇温させるだけで足りるので、暖房していない状態から昇温させる場合と比べて速やかに部屋4を暖めることが可能となる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、暖房用の温水を生成する熱源機と、この熱源機から温水が供給されると共にこの供給された温水の放熱によって部屋を暖房する暖房器と、前記部屋の室温を検出する室温センサと、前記部屋に人間がいるか否かを人体の輻射熱を感知して検出する人体センサと、前記人体センサによって有人と検出された場合に設定温度を目標温度として出力すると共に、前記人体センサによって無人と検出された場合に設定温度より一定温度だけ低い温度を目標温度として出力する室温設定器とを備え、前記熱源機には、前記室温設定器からの出力を受けてその出力に応じた暖房条件でこの熱源機を運転する運転制御手段が設けられている構成であるから、暖房すべき部屋に人間がいるかいないかによって目標温度を自働的に変えることができることから、経済効率を低下させることなく部屋を速やかに暖めることが可能となるのは勿論のこと、人体センサによって無人と検出された場合には、設定温度より一定温度だけ低い温度を目標温度として熱源機が運転制御されるため、暖房の無駄が抑えられ、経済的な暖房運転を実行できる
【0020】
また本発明によれば、上記室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度との温度差に応じて温水の供給温度を可変として構成したので、温水の供給温度を経時的に変えて暖房能力を調節することにより、室温が目標温度に達するまでの時間を短縮することができる。
【0021】
また本発明によれば、上記室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度との温度差に応じて温水の供給量を可変として構成したので、温水の供給量を経時的に変えて暖房能力を調節することにより、室温が目標温度に達するまでの時間を短縮することができる。
【0022】
また本発明によれば、上記室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度との温度差に応じて熱源機の燃焼能力を可変として構成したので、熱源機の燃焼能力を経時的に変えて暖房能力を調節することにより、室温が目標温度に達するまでの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水式暖房装置の一実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1……温水式暖房装置
2……熱源機
4……部屋
5……暖房器
9……室温設定器
10……室温センサ
12……人体センサ
T1……設定温度
T2……室温
T3……目標温度
ΔT……温度差

Claims (1)

  1. 暖房用の温水を生成する熱源機と、この熱源機から温水が供給されると共にこの供給された温水の放熱によって部屋を暖房する暖房器と、前記部屋の室温を検出する室温センサと、前記部屋に人間がいるか否かを人体の輻射熱を感知して検出する人体センサと、前記人体センサによって有人と検出された場合に設定温度を目標温度として出力すると共に、前記人体センサによって無人と検出された場合に設定温度より一定温度だけ低い温度を目標温度として出力する室温設定器とを備え、前記熱源機には、前記室温設定器からの出力を受けてその出力に応じた暖房条件でこの熱源機を運転する運転制御手段が設けられていることを特徴とする温水式暖房装置。
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