JPH10274419A - 温水暖房システム - Google Patents
温水暖房システムInfo
- Publication number
- JPH10274419A JPH10274419A JP7980797A JP7980797A JPH10274419A JP H10274419 A JPH10274419 A JP H10274419A JP 7980797 A JP7980797 A JP 7980797A JP 7980797 A JP7980797 A JP 7980797A JP H10274419 A JPH10274419 A JP H10274419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature sensor
- heating system
- room temperature
- heat source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱源機で発生した温水を複数基の床暖房器に
循環させて暖房を行う温水暖房システムにおいて、暖房
運転時の快適性を高める。 【解決手段】 各床暖房器8の入口温度および出口温度
を検出する入口温度センサー17および出口温度センサ
ー18と、室温を検出する室温センサー27とを設け
る。これら入口温度センサー17、出口温度センサー1
8および室温センサー27からの温度信号に基づいて、
熱源機2から各床暖房器8に供給する温水の流量を制御
する。これにより、きめ細かな温水制御を行うことがで
きる。
循環させて暖房を行う温水暖房システムにおいて、暖房
運転時の快適性を高める。 【解決手段】 各床暖房器8の入口温度および出口温度
を検出する入口温度センサー17および出口温度センサ
ー18と、室温を検出する室温センサー27とを設け
る。これら入口温度センサー17、出口温度センサー1
8および室温センサー27からの温度信号に基づいて、
熱源機2から各床暖房器8に供給する温水の流量を制御
する。これにより、きめ細かな温水制御を行うことがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱源機で発生した
温水を複数個の放熱器(温風暖房器、床暖房器など)に
循環させて暖房を行う温水暖房システムに関するもので
ある。
温水を複数個の放熱器(温風暖房器、床暖房器など)に
循環させて暖房を行う温水暖房システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種の温水暖房システムでは、室
温センサーが検出する室温に基づいて温水の流量を制御
していた。
温センサーが検出する室温に基づいて温水の流量を制御
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は室温センサーの位置によっては必ずしも室温を適正に
検出できない場合があり、この場合には使用者にとって
快適な暖房運転が行われない恐れがあるという不都合が
あった。
は室温センサーの位置によっては必ずしも室温を適正に
検出できない場合があり、この場合には使用者にとって
快適な暖房運転が行われない恐れがあるという不都合が
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、暖房運転時の
快適性を高めることができる温水暖房システムを提供す
ることを目的とする。
快適性を高めることができる温水暖房システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、戻り
管から流入する温水を所定の温度に昇温させて往き管に
流出させる熱源機と、前記往き管と前記戻り管との間に
並列に接続された複数個の放熱器と、前記熱源機と前記
各放熱器との間で温水が循環するように制御する主制御
装置と、前記各放熱器に循環供給される温水の流量が増
減するように制御する温水流量制御機とを備えた温水暖
房システムにおいて、前記各放熱器の入口温度および出
口温度を検出する入口温度センサーおよび出口温度セン
サーと、室温を検出する室温センサーとを設け、これら
入口温度センサー、出口温度センサーおよび室温センサ
ーからの温度信号に基づいて、前記熱源機から前記各放
熱器に供給する温水の流量を制御するようにして構成さ
れる。
管から流入する温水を所定の温度に昇温させて往き管に
流出させる熱源機と、前記往き管と前記戻り管との間に
並列に接続された複数個の放熱器と、前記熱源機と前記
各放熱器との間で温水が循環するように制御する主制御
装置と、前記各放熱器に循環供給される温水の流量が増
減するように制御する温水流量制御機とを備えた温水暖
房システムにおいて、前記各放熱器の入口温度および出
口温度を検出する入口温度センサーおよび出口温度セン
サーと、室温を検出する室温センサーとを設け、これら
入口温度センサー、出口温度センサーおよび室温センサ
ーからの温度信号に基づいて、前記熱源機から前記各放
熱器に供給する温水の流量を制御するようにして構成さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0007】図1は本発明による温水暖房システムの一
実施形態を示す模式図である。
実施形態を示す模式図である。
【0008】本発明による温水暖房システム1は、図1
に示すように、温水式の熱源機2を有しており、熱源機
2には3基の床暖房器8が並列に接続されている。
に示すように、温水式の熱源機2を有しており、熱源機
2には3基の床暖房器8が並列に接続されている。
【0009】すなわち、熱源機2には往き管3および戻
り管4が接続されており、往き管3には3個の熱動弁5
が取り付けられている。各熱動弁5にはそれぞれ温水往
き管6を介して床暖房器8が接続されており、各床暖房
器8にはそれぞれ温水戻り管9が接続されている。さら
に、これら温水戻り管9は前記戻り管4に連通してい
る。
り管4が接続されており、往き管3には3個の熱動弁5
が取り付けられている。各熱動弁5にはそれぞれ温水往
き管6を介して床暖房器8が接続されており、各床暖房
器8にはそれぞれ温水戻り管9が接続されている。さら
に、これら温水戻り管9は前記戻り管4に連通してい
る。
【0010】なお、各床暖房器8にはそれぞれ入口温度
センサー17および出口温度センサー18が取り付けら
れている。
センサー17および出口温度センサー18が取り付けら
れている。
【0011】また、熱源機2内には主制御装置10が組
み込まれており、主制御装置10には信号線12を介し
て遠隔制御装置11が接続されている。遠隔制御装置1
1には室温センサー27が取り付けられている。さら
に、主制御装置10と前記各熱動弁5との間にはそれぞ
れ信号線13が配線されている。
み込まれており、主制御装置10には信号線12を介し
て遠隔制御装置11が接続されている。遠隔制御装置1
1には室温センサー27が取り付けられている。さら
に、主制御装置10と前記各熱動弁5との間にはそれぞ
れ信号線13が配線されている。
【0012】本発明による温水暖房システム1は以上の
ような構成を有するので、この温水暖房システム1を用
いて暖房を行う際には、使用者は熱源機2の運転スイッ
チ(図示せず)をONにするとともに、遠隔制御装置1
1を操作して設定温度を入力する。これを受けて主制御
装置10は、以下に述べるように、図2に示す運転制御
メインプログラムPRG1に基づいて、床暖房器8の運
転制御を行う。
ような構成を有するので、この温水暖房システム1を用
いて暖房を行う際には、使用者は熱源機2の運転スイッ
チ(図示せず)をONにするとともに、遠隔制御装置1
1を操作して設定温度を入力する。これを受けて主制御
装置10は、以下に述べるように、図2に示す運転制御
メインプログラムPRG1に基づいて、床暖房器8の運
転制御を行う。
【0013】その結果、熱源機2で所定の温度に高めら
れた温水が往き管3および各温水往き管6を経て各床暖
房器8に供給され、そこで放熱された後、各温水戻り管
9および戻り管4を経て熱源機2に戻り、この循環を繰
り返すことによって床暖房器8で暖房運転が行われるこ
ととなる。
れた温水が往き管3および各温水往き管6を経て各床暖
房器8に供給され、そこで放熱された後、各温水戻り管
9および戻り管4を経て熱源機2に戻り、この循環を繰
り返すことによって床暖房器8で暖房運転が行われるこ
ととなる。
【0014】この際、各床暖房器8に供給される温水の
流量は、その床暖房器8の入口温度センサー17および
出口温度センサー18が検出する入口温度および出口温
度と、室温センサー27が検出する室温とに基づいて制
御される。ここで、入口温度センサー17は床暖房器8
の入口温度を検出し、その温度信号を無線で主制御装置
10に送信し、出口温度センサー18は床暖房器8の出
口温度を検出し、その温度信号を無線で主制御装置10
に送信する。また、室温センサー27は室温を検出し、
その温度信号を信号線12を介して主制御装置10に送
信する。そのため、きめ細かな温水制御を行うことが可
能となる。
流量は、その床暖房器8の入口温度センサー17および
出口温度センサー18が検出する入口温度および出口温
度と、室温センサー27が検出する室温とに基づいて制
御される。ここで、入口温度センサー17は床暖房器8
の入口温度を検出し、その温度信号を無線で主制御装置
10に送信し、出口温度センサー18は床暖房器8の出
口温度を検出し、その温度信号を無線で主制御装置10
に送信する。また、室温センサー27は室温を検出し、
その温度信号を信号線12を介して主制御装置10に送
信する。そのため、きめ細かな温水制御を行うことが可
能となる。
【0015】なお、上述の実施形態においては、床暖房
器8の入口温度および出口温度の温度信号を無線で送信
する場合について説明したが、これらの温度信号を有線
で送信することも勿論可能である。
器8の入口温度および出口温度の温度信号を無線で送信
する場合について説明したが、これらの温度信号を有線
で送信することも勿論可能である。
【0016】また、上述の実施形態においては、放熱器
として床暖房器8を用いた温水暖房システム1について
説明したが、放熱器として温風暖房器(図示せず)を用
いることも可能である。
として床暖房器8を用いた温水暖房システム1について
説明したが、放熱器として温風暖房器(図示せず)を用
いることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、戻
り管から流入する温水を所定の温度に昇温させて往き管
に流出させる熱源機と、前記往き管と前記戻り管との間
に並列に接続された複数個の床暖房器、温風暖房器など
の放熱器と、前記熱源機と前記各放熱器との間で温水が
循環するように制御する主制御装置と、前記各放熱器に
循環供給される温水の流量が増減するように制御する熱
動弁などの温水流量制御機とを備えた温水暖房システム
において、前記各放熱器の入口温度および出口温度を検
出する入口温度センサーおよび出口温度センサーと、室
温を検出する室温センサーとを設け、これら入口温度セ
ンサー、出口温度センサーおよび室温センサーからの温
度信号に基づいて、前記熱源機から前記各放熱器に供給
する温水の流量を制御するようにして構成したので、室
温のみならず各放熱器の入口温度および出口温度に応じ
てきめ細かな温水制御を行うことができることから、暖
房運転時の快適性を高めることが可能となる。
り管から流入する温水を所定の温度に昇温させて往き管
に流出させる熱源機と、前記往き管と前記戻り管との間
に並列に接続された複数個の床暖房器、温風暖房器など
の放熱器と、前記熱源機と前記各放熱器との間で温水が
循環するように制御する主制御装置と、前記各放熱器に
循環供給される温水の流量が増減するように制御する熱
動弁などの温水流量制御機とを備えた温水暖房システム
において、前記各放熱器の入口温度および出口温度を検
出する入口温度センサーおよび出口温度センサーと、室
温を検出する室温センサーとを設け、これら入口温度セ
ンサー、出口温度センサーおよび室温センサーからの温
度信号に基づいて、前記熱源機から前記各放熱器に供給
する温水の流量を制御するようにして構成したので、室
温のみならず各放熱器の入口温度および出口温度に応じ
てきめ細かな温水制御を行うことができることから、暖
房運転時の快適性を高めることが可能となる。
【図1】本発明による温水暖房システムの一実施形態を
示す模式図である。
示す模式図である。
1……温水暖房システム 2……熱源機 3……往き管 4……戻り管 5……温水流量制御機(熱動弁) 8……放熱器(床暖房器) 10……主制御装置 17……入口温度センサー 18……出口温度センサー 27……室温センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 戻り管から流入する温水を所定の温度に
昇温させて往き管に流出させる熱源機と、前記往き管と
前記戻り管との間に並列に接続された複数個の放熱器
と、前記熱源機と前記各放熱器との間で温水が循環する
ように制御する主制御装置と、前記各放熱器に循環供給
される温水の流量が増減するように制御する温水流量制
御機とを備えた温水暖房システムにおいて、 前記各放熱器の入口温度および出口温度を検出する入口
温度センサーおよび出口温度センサーと、室温を検出す
る室温センサーとを設け、 これら入口温度センサー、出口温度センサーおよび室温
センサーからの温度信号に基づいて、前記熱源機から前
記各放熱器に供給する温水の流量を制御することを特徴
とする温水暖房システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7980797A JPH10274419A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 温水暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7980797A JPH10274419A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 温水暖房システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10274419A true JPH10274419A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13700495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7980797A Pending JPH10274419A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 温水暖房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10274419A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107862A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Gastar Corp | 暖房システム |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP7980797A patent/JPH10274419A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107862A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Gastar Corp | 暖房システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |