JPH109590A - 温水式暖房装置 - Google Patents

温水式暖房装置

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JPH109590A
JPH109590A JP16600196A JP16600196A JPH109590A JP H109590 A JPH109590 A JP H109590A JP 16600196 A JP16600196 A JP 16600196A JP 16600196 A JP16600196 A JP 16600196A JP H109590 A JPH109590 A JP H109590A
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hot water
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Takuyuki Yajima
卓幸 矢島
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隆史 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水を熱源機から暖房器に供給することによ
って部屋を暖房する温水式暖房装置において、経済効率
を低下させることなく部屋を速やかに暖める。 【解決手段】 温水の放熱によって部屋4を暖房する暖
房器5と、部屋4の室温を検出する室温センサ10と、
部屋4に人間がいるか否かを検出する人体センサ12と
を備える。人体センサ12によって有人と検出された場
合に設定温度を目標温度として出力すると共に、人体セ
ンサ12によって無人と検出された場合に設定温度より
低い温度を目標温度として出力する室温設定器9を備え
る。室温センサ10で検出された室温が室温設定器9か
ら出力された目標温度に一致するように暖房器5に温水
を供給する熱源機2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水を熱源機から
暖房器に供給することによって部屋を暖房する温水式暖
房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の温水式暖房装置において
は、室温センサで室温を検出し、この室温が設定温度に
一致するように制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は部屋に人間がいてもいなくても同じ能力で暖房運転が
行われてしまうので、甚だ不経済であるという不都合が
あった。
【0004】また、経済効率を高めるため、部屋から最
後の人間が出ていくときに暖房運転を止める方法も考え
られるが、再び部屋に入ったときに部屋が冷えているた
め暖まるのに時間がかかってしまう難点がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、経済効率を低
下させることなく部屋を速やかに暖めることが可能な温
水式暖房装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明による温
水式暖房装置は、温水の放熱によって部屋を暖房する暖
房器と、前記部屋の室温を検出する室温センサと、前記
部屋に人間がいるか否かを検出する人体センサと、前記
人体センサによって有人と検出された場合に設定温度を
目標温度として出力すると共に、前記人体センサによっ
て無人と検出された場合に設定温度より低い温度を目標
温度として出力する室温設定器と、前記室温センサで検
出された室温が前記室温設定器から出力された目標温度
に一致するように前記暖房器に温水を供給する熱源機と
を備えて構成される。
【0007】また本発明による温水式暖房装置は、上記
室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力
された目標温度との温度差に応じて温水の供給温度を可
変として構成される。
【0008】また本発明による温水式暖房装置は、上記
室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力
された目標温度との温度差に応じて温水の供給量を可変
として構成される。
【0009】また本発明による温水式暖房装置は、上記
室温センサで検出された室温と上記室温設定器から出力
された目標温度との温度差に応じて熱源機の燃焼能力を
可変として構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は本発明による温水式暖房装置の一実
施形態を示す構成図である。
【0012】本発明による温水式暖房装置1は、図1に
示すように、暖房用の熱源機2を有しており、熱源機2
内にはマイクロコンピュータ3が組み込まれている。ま
た、熱源機2はバーナ2a、循環ポンプ2b等を具備し
ており、熱源機2にはそれぞれ往き管6および戻り管7
を介して3個の暖房器5が3つの部屋4に設置された形
で接続されている。各暖房器5にはそれぞれ室温設定器
9が付設されており、各室温設定器9にはそれぞれ室温
センサ10および人体センサ12が取り付けられてい
る。この人体センサ12は、人体の輻射熱を感知して人
間がいるか否かを検出し、有人信号または無人信号を出
力するものである。
【0013】本発明による温水式暖房装置1は以上のよ
うな構成を有するので、この温水式暖房装置1を用いて
部屋4を暖める際には、その部屋4に設置された室温設
定器9で所望の設定温度T1(例えば、T1=20℃)
を入力した後、運転開始スイッチ(図示せず)をONに
する。
【0014】すると室温設定器9は、人体センサ12か
ら出力された信号が有人信号であるか無人信号であるか
によって異なる目標温度T3を設定する。すなわち、有
人信号を受信した場合は、その部屋4に暖房を望む人間
がいるので、前記設定温度T1を目標温度T3とし、無
人信号を受信した場合は、その部屋4に誰もいないの
で、経済性を優先して前記設定温度T1より一定温度
(例えば、5℃)だけ低い温度を目標温度T3とする。
【0015】また室温設定器9は、前記設定温度T1と
室温センサ10によって検出された室温T2との温度差
ΔT(=T1−T2)を演算し、この温度差ΔTを前記
目標温度T3と共にマイクロコンピュータ3に出力す
る。
【0016】これを受けてマイクロコンピュータ3は、
室温T2を目標温度T3に一致させるのに必要な暖房条
件(温水の供給温度、供給量および熱源機の燃焼能力な
ど)を決定し、この暖房条件に基づく運転指令を熱源機
2に出力する。すると熱源機2は、バーナ2aを所定の
火力で燃焼させると共に、循環ポンプ2bを回転させる
ことにより、所定温度の温水を所定量だけ暖房器5に供
給する。その結果、暖房器5に供給された温水が放熱し
て部屋4が暖まり、室温T2は目標温度T3に達する。
このとき、設定温度T1と室温T2との温度差ΔTは経
時的に小さくなるが、この温度差ΔTに応じて、温水の
供給温度、供給量または熱源機の燃焼能力を適宜変化さ
せることにより、室温T2が目標温度T3に達するまで
の時間を短縮することができる。
【0017】この際、部屋4に人間がいれば、目標温度
T3は設定温度T1に等しくなっているので、室温T2
は所望の設定温度T1になり、快適な暖房効果が得られ
る。一方、部屋4に人間がいなければ、目標温度T3は
設定温度T1より低くなっているので、室温T2は設定
温度T1より低くなり、その状態が維持されるため、そ
れだけ経済効率が高くなる。
【0018】また、こうして設定温度T1より低い温度
に維持された部屋4に人間が入った場合には、上述した
とおり、人体センサ12がそれを感知し、室温T2が設
定温度T1になるように制御されるので、室温T2は所
望の設定温度T1になる。このとき、設定温度T1より
一定温度だけ低い温度から設定温度T1まで昇温させる
だけで足りるので、暖房していない状態から昇温させる
場合と比べて速やかに部屋4を暖めることが可能とな
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
水の放熱によって部屋を暖房する暖房器と、前記部屋の
室温を検出する室温センサと、前記部屋に人間がいるか
否かを検出する人体センサと、前記人体センサによって
有人と検出された場合に設定温度を目標温度として出力
すると共に、前記人体センサによって無人と検出された
場合に設定温度より低い温度を目標温度として出力する
室温設定器と、前記室温センサで検出された室温が前記
室温設定器から出力された目標温度に一致するように前
記暖房器に温水を供給する熱源機とを備えて構成したの
で、暖房すべき部屋に人間がいるかいないかによって目
標温度を変えることができることから、経済効率を低下
させることなく部屋を速やかに暖めることが可能とな
る。
【0020】また本発明によれば、上記室温センサで検
出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度
との温度差に応じて温水の供給温度を可変として構成し
たので、温水の供給温度を経時的に変えて暖房能力を調
節することにより、室温が目標温度に達するまでの時間
を短縮することができる。
【0021】また本発明によれば、上記室温センサで検
出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度
との温度差に応じて温水の供給量を可変として構成した
ので、温水の供給量を経時的に変えて暖房能力を調節す
ることにより、室温が目標温度に達するまでの時間を短
縮することができる。
【0022】また本発明によれば、上記室温センサで検
出された室温と上記室温設定器から出力された目標温度
との温度差に応じて熱源機の燃焼能力を可変として構成
したので、熱源機の燃焼能力を経時的に変えて暖房能力
を調節することにより、室温が目標温度に達するまでの
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水式暖房装置の一実施形態を示
す構成図である。
【符号の説明】
1……温水式暖房装置 2……熱源機 4……部屋 5……暖房器 9……室温設定器 10……室温センサ 12……人体センサ T1……設定温度 T2……室温 T3……目標温度 ΔT……温度差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水の放熱によって部屋を暖房する暖房
    器と、前記部屋の室温を検出する室温センサと、前記部
    屋に人間がいるか否かを検出する人体センサと、前記人
    体センサによって有人と検出された場合に設定温度を目
    標温度として出力すると共に、前記人体センサによって
    無人と検出された場合に設定温度より低い温度を目標温
    度として出力する室温設定器と、前記室温センサで検出
    された室温が前記室温設定器から出力された目標温度に
    一致するように前記暖房器に温水を供給する熱源機とを
    備えたことを特徴とする温水式暖房装置。
  2. 【請求項2】 室温センサで検出された室温と室温設定
    器から出力された目標温度との温度差に応じて温水の供
    給温度を可変としたことを特徴とする請求項1記載の温
    水式暖房装置。
  3. 【請求項3】 室温センサで検出された室温と室温設定
    器から出力された目標温度との温度差に応じて温水の供
    給量を可変としたことを特徴とする請求項1記載の温水
    式暖房装置。
  4. 【請求項4】 室温センサで検出された室温と室温設定
    器から出力された目標温度との温度差に応じて熱源機の
    燃焼能力を可変としたことを特徴とする請求項1記載の
    温水式暖房装置。
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