JP2683015B2 - 電流比較回路 - Google Patents

電流比較回路

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JP2683015B2
JP2683015B2 JP63059653A JP5965388A JP2683015B2 JP 2683015 B2 JP2683015 B2 JP 2683015B2 JP 63059653 A JP63059653 A JP 63059653A JP 5965388 A JP5965388 A JP 5965388A JP 2683015 B2 JP2683015 B2 JP 2683015B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電流比較回路、特に回路に入力する流入又は
流出電流値の、ある値に対する大小を判別する電流比較
回路に関するものである。
〔従来の技術〕
上記型式の電流比較回路として本出願人は特願昭62−
107009号にて第2図に示される電流比較回路を提案して
いる。
第2図において、1は電源端子、2は入力端子、4は
出力端子、5は定電圧源、6は定電流源、Q4とQ6はNPN
トランジスタ、Q5はPNPトランジスタ、R2とR3は抵抗で
ある。
第2図において、入力端子2からある値の電流I1が流
出する時、I1が定電流源6の出力電流I2より小さい場
合、その差(I2−I1)の電流は、トランジスタQ5が導通
しトランジスタQ4が非導通となることによりトランジス
タQ5のエミツタへ流れこむ。これにてトランジスタQ5
コレクタ電流と抵抗R2による電圧降下によりトランジス
タQ6のベース電位がトランジスタの順方向電圧以上にな
り、トランジスタQ6は導通して出力4はローレベルとな
る。
一方電流I1がI2に等しいか、I2より大きい場合は、ト
ランジスタQ5は非導通となり、トランジスタQ5のコレク
タ電流は0となる。よってトランジスタQ6のベース電圧
は接地レベルでトランジスタQ6は非導通となり出力4は
ハイレベルとなる。このとき、I1=I2ではトランジスタ
Q4も非導通であるが、I1>I2では差分(I1−I2分)の電
流は、トランジスタQ4が導通してそのエミツタより供給
される。
上記の如く、第2図の回路にあっては入力電流I1のI2
に対する大小比較がトランジスタQ4,Q5構成にて行なわ
れ、トランジスタQ6のオン・オフ結果として判定され
る。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
本発明は上記第2図に示した電流比較回路の改良に関
するものであり、上記比較対象となる定電流値を任意に
設定可能ならしめICに好適な回路を提供せんとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記点に鑑みその構成として、第1のNPNト
ランジスターQ4と第1のPNPトランジスターQ5のそれぞ
れのベースを第1の定電圧源5に接続し、かつ、それぞ
れのエミッターを電流源の出力端子と電流の入力端子に
接続し、前記第1のNPNトランジスターのコレクタを電
流に接続し、さらに前記第1のPNPトランジスターのコ
レクタを第1の抵抗R2を介して接地するとともに、該第
1のPNPトランジスターのコレクタをエミッター接地さ
れた第2のNPNトランジスターQ6のベースに接続し、前
記入力端子より入力する電流の前記電流源の出力電流に
対する大小に応じて前記第2のNPNトランジスターを導
通又は非道通させて前記電流源で設定した電流値に対す
る入力電流の大小を判別する電流比較回路において、前
記電流源の構成を第3のNPNトランジスターQ1のベース
を第2の定電圧源5′に接続し、該第3のNPNトランジ
スターのエミッターとグランド間に第2の抵抗R1を接続
し、該第3のNPNトランジスターのコレクタに第2のPNP
トランジスターQ2のコレクタ及びベース及び第3のPNP
トランジスターQ3のベースを接続し、更に該第2及び第
3のPNPトランジスターのエミッターを電源に接続して
該第3のPNPトランジスターのコレクタを出力とする構
成になし、更に前記各トランジスター及び定電圧源及び
第1の抵抗をIC化構成にして該IC化構成に対して前記第
2の抵抗を外付けにして、該第2の抵抗の抵抗値を可変
することにより、基準電流値を設定する構成となした電
流比較回路を提供するものである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る電流比較回路の一実施例を示す
回路図で、第2図と同一構成部には同一記号を附してあ
る。図において3は基準電流値を決定する抵抗を接続す
る端子、5′は定電圧源を示し、Q1はNPNトランジス
タ、Q2,Q3はカレントミラー構成のPNPトランジスタ、R1
は上記端子3に接続される抵抗である。尚、該第1図に
おいて抵抗R1以外の構成はIC化され、抵抗R1は外付けさ
れているものとする。
該第1図構成において、1に電源電圧が印加されかつ
5′の定電圧値をV1とすると、トランジスタQ1のコレク
タには の電流が流れる。トランジスタQ2とQ3はカレントミラー
を構成しているので、ベース電流分を無視すると、トラ
ンジスタQ3のコレクタ電流はI1にほぼ等しい。したがっ
て、I1が本電流比較回路の基準電流値となる。ここで、
入力端子からI1Nの電流が流出する時、I1N<I1の場合、
(I1−I1N)の分の電流は、トランジスタQ5が導通しQ4
が非導通となることにより、トランジスタQ5のエミツタ
へ流れこむ。これにてトランジスタQ5のコレクタ電流と
R2による電圧降下によりトランジスタQ6のベース電位が
Q6の順方向電圧に達し、トランジスタQ6は導通して出力
4はローレベルとなる。
一方、I1N≧I1の場合は、トランジスタQ5は非導通と
なり、トランジスタQ5のコレクタ電流は0となる。よっ
てトランジスタQ6のベース電圧は接地レベルでトランジ
スタQ6は非導通となり出力4はハイレベルとなる。この
ときI1N=I1ではトランジスタQ4も非導通であるが、I1N
>I1では(I1N−I1)分の電流はトランジスタQ4が導通
してそのエミツタより供給される。
上記の如く、該実施例にあっては、抵抗R1によって基
準電流I1が決定され、流出する入力電流I1NのI1に対す
る大小比較がトランジスタQ4,Q5の構成により行なわ
れ、トランジスタQ6のオン・オフ結果として判定され
る。
尚、抵抗R1としては可変抵抗を開いても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、電流値を抵抗により任意に設定
できる構造の定電流回路を基準電流源として用いること
により、基準電流を用途に応じて自由にかつ精度良く設
定できる電流比較回路が実現でき、特に本回路をIC化し
た場合に、電流設定抵抗を外付けすることにより、その
利点が大きく発揮され得るものである。又、上記の如く
本発明の電流比較回路では電流値の大小比較のみで大小
判定を行なっているので、従来の電圧変換比較方式のも
のに比して高精度の比較を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電流比較回路の一実施例を示す回
路図、 第2図は先願に係る電流比較回路を示す回路図である。 1は電源端子、2は入力端子、3は電流設定抵抗接続端
子、4は出力端子、5及び5′は定電圧源、6は定電流
源であり、Q1〜Q6はトランジスタ、R1〜R3は抵抗であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のNPNトランジスターと第1のPNPトラ
    ンジスターのそれぞれのベースを第1の定電圧源に接続
    し、かつ、それぞれのエミッターを電流源の出力端子と
    電流の入力端子に接続し、前記第1のNPNトランジスタ
    ーのコレクタを電流に接続し、さらに前記第1のPNPト
    ランジスターのコレクタを第1の抵抗を介して接地する
    とともに、該第1のPNPトランジスターのコレクタをエ
    ミッター接地された第2のNPNトランジスターのベース
    に接続し、前記入力端子より入力する電流の前記電流源
    の出力電流に対する大小に応じて前記第2のNPNトラン
    ジスターを導通又は非道通させて前記電流源で設定した
    電流値に対する入力電流の大小を判別する電流比較回路
    において、前記電流源の構成を第3のNPNトランジスタ
    ーのベースを第2の定電圧源に接続し、該第3のNPNト
    ランジスターのエミッターとグランド間に第2の抵抗を
    接続し、該第3のNPNトランジスターのコレクタに第2
    のPNPトランジスターのコレクタ及びベース及び第3のP
    NPトランジスターのベースを接続し、更に該第2及び第
    3のPNPトランジスターのエミッターを電源に接続して
    該第3のPNPトランジスターのコレクタを出力とする構
    成になし、更に前記各トランジスター及び定電圧源及び
    第1の抵抗をIC化構成にして該IC化構成に対して前記第
    2の抵抗を外付けにして、該第2の抵抗の抵抗値を可変
    することにより、基準電流値を設定することを特徴とす
    る電流比較回路。
JP63059653A 1987-04-28 1988-03-14 電流比較回路 Expired - Lifetime JP2683015B2 (ja)

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JPH063468B2 (ja) * 1986-01-10 1994-01-12 三菱電機株式会社 電流比較回路

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