JPH0416964B2 - - Google Patents

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JPH0416964B2
JPH0416964B2 JP60045901A JP4590185A JPH0416964B2 JP H0416964 B2 JPH0416964 B2 JP H0416964B2 JP 60045901 A JP60045901 A JP 60045901A JP 4590185 A JP4590185 A JP 4590185A JP H0416964 B2 JPH0416964 B2 JP H0416964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
circuit
terminal
input terminal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60045901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61205017A (ja
Inventor
Koji Shinohara
Kazuo Tokuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS61205017A publication Critical patent/JPS61205017A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒステリシス回路に関し、特に電源電
圧変動によらず一定でしかも安定したヒステリシ
ス特性を示し、集積回路化に適したシユミツトト
リガ回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のヒステリシス回路の一例を第3
図に示す。電源端子7と接地間に抵抗R6,R
7,R8が直列接続されている。差動を構成する
トランジスタQ5とQ6はエミツタが共通接続さ
れて定電流源9に接続されている。トランジスタ
Q5のベースは抵抗R6とR7との接続点に接続
され、コレクタは出力端子5に接続されている。
トランジスタQ6のベースは入力端子4に接続さ
れ、コレクタは抵抗R7と抵抗R8との接続点に
接続されれている。
トランジスタQ6がしや断状態、トランジスタ
Q5が能動状態の初期状態において、トランジス
タQ5のベース電位VLは(1)式で与えられる。
VL=R7+R8/R6+R7+R8・Vcc …(1) ここで、Vccは電源端子7に印加される電源電
圧である。次に、トランジスタQ6が能動状態、
トランジスタQ5がしや断状態となると、トラン
ジスタQ5のベース電位VHは下記のごとく求め
られる。
Vcc=(R6+R7)・I1+R8・I1+I2) …(2) VH=R7・I1+R8・(I1+I2) …(3) ここで、I1は、抵抗R6,R7に流れる電流で、
同じ電流は抵抗R8にも流れている。I2はトランジ
スタQ6のコレクタから抵抗R8へ供給される電流
で、トランジスタQ6の電流増幅率が充分大きい
と仮定すると定電流源9の電流値Icsに等しくI2
≒Icsとなる。
(2),(3)式より VH=(Vcc−R8・I2/R6+R7+R8)・R7+(Vcc−
R8・I2/R6+R7+R8+I2)・R8 =(Vcc−R8・Ics/R6+R7+R8)・R7+(Vc
c−R8・Ics/R6+R7+R8+Ics)・R8…(4) このように、従来のシユミツトトリガ回路は、
(1),4式で与えられるシユミツトトリガの下限電
圧と上限電圧をもつ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のシユミツトトリガ回路におい
て、上ステリシス幅Hは(1),4式より H=VH−VL=(Vcc−R8・Ics/R6+R7+R8)・R7
+(Vcc−R8・Ics/R6+R7+R8+Ics) ・R8−(R7+R8/R6+R7+R8)Vcc=(R6/R
6+R7+R8)IcsR8…(5) で与えられる。(5)式に示すようにヒステリシス幅
Hは抵抗値、定電流値によつて決定される。特
に、抵抗R8の抵抗値のばらつきに大きく影響を
受け、また定電流値の温度特性や電源電圧依存性
の影響を受ける。
本発明の目的は、かかる従来の問題を改善し、
安定したヒステリシス特性を示し、しかも集積回
路化に適したシユミツトトリガ回路を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、第1、第2の入力端と第1、
第2の出力端とを有する差動回路と、この第1の
入力端に第1の抵抗を介して接続される第1の基
準電位端と、コレクタがこの第1の入力端に接続
され、ベースに第2の基準電位端が接続され、エ
ミツタに第2の抵抗が接続されたトランジスタと
を有し、差動回路の第1の出力端をトランジスタ
のエミツタに接続してこのトランジスタの導通・
遮断を制御するとともに、第1の入力端に加える
入力信号に応じて第2の出力端から出力を得るシ
ユミツトトリガ回路が得られる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。トランジスタQ2,Q3は差動回路を構成し、
共通エミツタは定電流源1に接続されている。ト
ランジスタQ2のベースは抵抗R1を介して端子2
に接続されるとともに、トランジスタQ1のコレ
クタに接続されている。トランジスタQ3のベー
スは入力端子4に接続され、コレクタはトランジ
スタQ1のエミツタに接続されるとともに、抵抗
R2を介して接地されている。トランジスタQ1
ベースは端子3に接続され、トランジスタQ2
コレクタは出力端子5に接続されている。端子
2,3にはそれぞれ基準電圧Vref1,Vref2が与
えられ、基準電圧Vref1は基準電圧Vref2に対し
て高位に設定されている。
トランジスタQ2が能動状態、トランジスタQ3
がしや断状態の初期状態において、トランジスタ
Q1のコレクタ電流Ic1は Ic1=Vref2−VBEQ1/R2 …(6) で与えられ、従つてトランジスタQ2のベース電
位VL′は(7)式で与えられる。
VL′=Vref1 −(Vref2−VBEQ1)/R2)・R1 …(7) ここで、VBEQ1はトランジスタQ1の順方向バイ
アス電位である。
次に、トランジスタQ2がしや断状態、トラン
ジスタQ3が能動状態となると、トランジスタQ2
のベース電位VH′は、下記(9)式のごとく求められ
る。つまり、トランジスタQ3が能動状態になつ
たことにより、抵抗R2には、定電流源1の定電
流Icsが供給され、抵抗R2の両端にはVR2=Ics・
R2の電位が生じる。ここでトランジスタQ3の電
流増幅率は充分大きいと仮定する。次に Vref2−VBEQ1<VR2 …(8) の条件を満足するように、任意に定電流Ics、抵
抗R2を設定することによつてトランジスタQ1
しや断状態となる。従つてトランジスタQ2のベ
ース電位VH′は、基準電位Vref1で決定され、 VH′=Vref1 …(9) となり、ヒステリシス幅H′は(7),(9)式より H′=VH′−VL′=Vref1−{Vref1−(Vref2−VB
EQ1
/R2)・R1}=(Vref2−VBEQ1)・(R1/R2)…(10
) で、示されるように、基準電圧Vref1と定電流Ics
の値には無関係にトランジスタQ1のコレクタ電
流の抵抗R1での電位降下によつて設定すること
ができる。しかも基準電圧Vref2を、トランジス
タQ1の順方向バイアス電位VBEQ1の温度変化によ
る変動分を補償するような電圧変動をもつものと
することによつて、抵抗R1とR2との相対比のみ
で設定するようにすることもできる。集積回路で
は抵抗の抵抗値そのもののバラツキや温度特性に
よる変動をおさえることはむつかしいが、抵抗値
の比を一定にすることは容易にできる。このた
め、集積回路化によつてヒステリシス幅を高精度
に得ることができる。
第2図に本発明による他の実施例を示す。
第2図においては、第1図に示す実施例のトラ
ンジスタQ1を電流ミラー構成にして実現した回
路である。即ち、第1図と同様に、トランジスタ
Q2,Q3は差動回路を構成し、共通エミツタは
定電流源1に接続されている。トランジスタQ2
のベースは第1の抵抗である抵抗R4を介して第
1の基準電圧としての電源端子7に接続されると
ともに、トランジスタQ1のコレクタに接続され
ている。トランジスタQ3のベースは入力端子4
に接続され、コレクタはトランジスタQ1のエミ
ツタに接続されると共に抵抗R2を介して接地さ
れている。トランジスタQ2のコレクタは出力端
子5に接続されている。更にトランジスタQ1,
Q4、抵抗R2,R5は電流ミラー回路を構成し、
トランジスタQ1,Q4のコレクタは共通接続さ
れている。定電流源6と順方向バイアスされたダ
イオードD1と抵抗R3とによつて電源電圧の変
動に対して安定化された定電圧を得、その定電圧
を電流ミラー回路を構成するトランジスタQ1と
Q4のベースに第2の基準電圧として与えてい
る。
第2図において、シユミツトトリガの下限電圧
VL″、上限電圧VH″、及びヒステリシス幅H″は前
述と同様に求められ、それぞれ(11),(12),(13)式
でえられる。。
VL″=Vcc−R4・(Ic4+Ic1) …(11) VH″=Vcc−R4・Ic4 …(12) H″=VH″−VL″ =Ic1・R4 …(13) ここで、Ic1,Ic4はトランジスタQ1,Q4のコレ
クタ電流である。
第2図において、コレクタ電流Ic1はダイオー
ドD1、トランジスタQ1と抵抗R3,R2による電流
ミラー回路によつて、定電流源6の電流値に比例
した値でトランジスタQ1のコレクタ電流として
得られているので、ヒステリシス幅H″は定電流
源6と抵抗R4に依存し、その他の電源電圧や定
電流源1の値には影響されない。また、前述のよ
うに定電流源1の定電流値IcsはトランジスタQ3
の導電時にトランジスタQ1を遮断するに十分な
電流であればよい。トランジスタQ1の導通時に
トランジスタQ1が飽和しないバイアス電位を与
えておけば、本回路はどのトランジスタも非飽和
で動作するので高速動作が可能である。また、ヒ
ステリシス幅H″は抵抗R4の抵抗値のバラツキの
影響を受けるが、この抵抗値のバラツキの影響は
従来のもの程大きなものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、シユミ
ツトトリガ回路において、上限電位VHと下限電
位VLの切り換えをトランジスタの能動状態、し
や断状態の切り換えで実現することにより、安定
したヒステリシス幅を得ることができるとともに
集積回路化にも有利な回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、
第2図は本発明の他の実施例を示す回路構成図、
第3図は従来のシユミツトトリガ回路を示す回路
構成図である。 1,6,9……定電流源、2,3……端子、4
……入力端子、5……出力端子、7……電源端
子、Q1〜Q6……トランジスタ、R1〜R8……抵
抗、D1……ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の入力端子、入力信号が供給される第2
    の入力端子、第1の出力端子および第2の出力端
    子を有する差動回路と、前記第1の入力端子に第
    1の抵抗を介して第1の基準電圧を供給する手段
    と、コレクタが前記第1の入力端子に接続され、
    エミツタが前記第1の出力端子に接続されるとと
    もに第2の抵抗に接続されたトランジスタと、電
    源電圧の変動に対して安定化された第2の基準電
    圧であつて、前記第1の出力端子からの電流と前
    記第2の抵抗により生じる前記トランジスタのエ
    ミツタ電圧に対して前記トランジスタを遮断状態
    とする第2の基準電圧を前記トランジスタのベー
    スに供給する手段とを備え、前記第2の出力端子
    から出力を取り出したことを特徴とするシユミツ
    トトリガ回路。
JP60045901A 1985-03-08 1985-03-08 シユミツトトリガ回路 Granted JPS61205017A (ja)

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JP60045901A JPS61205017A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 シユミツトトリガ回路

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JPS61205017A JPS61205017A (ja) 1986-09-11
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