JP2676016B2 - 多段駐車装置の安全装置 - Google Patents

多段駐車装置の安全装置

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JP2676016B2 JP26124388A JP26124388A JP2676016B2 JP 2676016 B2 JP2676016 B2 JP 2676016B2 JP 26124388 A JP26124388 A JP 26124388A JP 26124388 A JP26124388 A JP 26124388A JP 2676016 B2 JP2676016 B2 JP 2676016B2
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繁彰 松岡
誠 中沢
利子 小田川
正二 河野
正宏 児玉
勝 野田
功 桐ケ谷
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東急車輌製造株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は駐車パレツトの不側の落下を防止する多段駐
車装置の安全装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種装置として、出願人は昇降体の落下防止
装置(実公昭62−29546号公報)を提供している。
上記落下防止装置はソレノイドを利用したもので、ソ
レノイド操作によりロツクレバー(セフテイアーム)を
昇降体(駐車パレツト)の上昇後に昇降通路に突出さ
せ、昇降体の下降に先立つて昇降通路から退避させるも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の落下防止装置は昇降体を下降させる場合に
下降用スイツチを入れてソレノイドに通電すると、プラ
ンジヤによりロツクレバーが昇降体の昇降通路より引つ
込められ、それを確認して昇降体を下降させるものであ
る。
したがつて、昇降体の下降動作初期において昇降用チ
エーンが切断した場合にはすでにロツクレバーが引つ込
められているため落下を防止できない場合があつた。
上記昇降用チエーンの切断は上記下降動作初期あるい
は上昇動作初期に比較的生じ易いものである。
本発明は上記下降動作初期において昇降用チエーンが
切断した場合にも安全である装置を提供することを目的
とする。
また、上記従来の落下防止装置は電気的であるため、
ソレノイド操作時の騒音及び防水対策に留意する必要が
あつた。
本発明は機械的構成として上記課題を解決するもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するため、従来と同様に駐車
パレツト(昇降体)が上限位置にあるときにはその下方
にセフテイアーム(ロツクレバー)が突出している状態
を維持し、駐車パレツトの下降時には下降スピードに合
せて駐車パレツトの昇降通路からセフテイアームを退避
させる構成としたものである。
したがつて、駐車パレツトの下降開始初期における昇
降用チエーンの切断時のごとく、駐車パレツトの急速下
降時にはセフテイアームが未だ退避させられておらず該
セフテイアームにより駐車パレツトの落下が防止される
ものである。
すなわち、本発明は後端が軸止めされ、先端が駐車パ
レツトの上昇時に駐車パレツトに係止して上昇させられ
るセンサーアーム、該センサーアーム下方の固定軸に軸
止めされ、上記センサーアームの略中央部から設けた棒
スプリングが後端に連結され、上記センサーアームの上
昇に伴い先端が駐車パレツト下方に突出するように設け
られたセフテイアーム及び後端が固定側に軸止めされ、
先端が上記セフテイアームの後端に連結され、駐車パレ
ツトの上昇時に押縮され、下降時に下降スピードに合せ
て伸張して駐車パレツトの昇降通路からセフテイアーム
を退避させるガスダンパーとからなる構成としたもので
ある。
〔作 用〕
駐車パレツト(1)上に車両が乗り入れられ、つぎに
モータ(8)が駆動させられる。
その結果、駆動チエーン(9)、駆動スプロケツト
(7)、駆動軸(6)、巻上げスプロケツト(10)(1
1)、昇降用チエーン(12)(13)を介して駐車パレツ
ト(1)が上昇させられる。そして、駐車パレツト
(1)が上限位置に近ずくと駐車パレツト(1)の係止
部(1a)にセンサーアーム(18)の先端(18b)が係止
する。
そして、センサーアーム(18)の先端(18b)が上昇
させられ、同時に棒スプリング(19)を介してセフテイ
アーム(21)の後端(21a)が持上げられ、その先端(2
1b)が駐車パレツト(1)の下方、すなわち、駐車パレ
ツト(1)の昇降通路に突出させられ、駐車パレツト
(1)の落下が防止される。
その際、ガスダンパー(22)は押縮されている。
つぎに、駐車パレツト(1)の下降について述べる。
駐車パレツト(1)の下降時にはモータ(8)が逆回
転させられる。
その結果、センサーアーム(18)の先端(18b)から
駐車パレツト(1)の係止部(1a)が外れて下降をはじ
める。
その結果、ガスダンパー(22)の伸張復帰力によりセ
フテイアーム(21)の後端(21a)が押下げられ、先端
(21b)が駐車パレツト(1)の下方、すなわち、駐車
パレツト(1)の昇降通路から退避させられる。
同時に棒スプリング(19)によりセンサーアーム(1
8)の先端(18b)も下降させられる。
本発明では上記ガスダンパー(22)の伸張スピードが
駐車パレツト(1)の下降スピードに合せて調整され
る。
すなわち、駐車パレツト(1)が下降を開始し、セフ
テイアーム(21)部に至る直前に該セフテイアーム(2
1)が駐車パレツト(1)の昇降通路から退避するよう
調整される。
したがつて、駐車パレツト(1)の下降動作に入つて
間もなく昇降用チエーン(12)(13)が切断した場合に
は駐車パレツト(1)の落下スピードが上記通常の下降
スピードより極めて早いため、セフテイアーム(21)が
駐車パレツト(1)の昇降通路から完全退避する以前に
セフテイアーム(21)上に駐車パレツト(1)が載置係
止させられその後の落下が防止されるものである。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
図面実施例には設置面を一段とし、該設置面から上昇
する駐車パレツト(1)を設けた地上設置の二段駐車装
置が示されている。
すなわち、適当間隔をあけて起立させた支柱(2)
(3)(4)(5)間に上記駐車パレツト(1)が配置
され、昇降自在に構成されている。
具体的には支柱(4)(5)の上端間に駆動軸(6)
が軸支され、該駆動軸の一端に駆動スプロケツト(7)
が設けられ、該駆動スプロケツト(7)と支柱(4)部
に支持したモータ(8)の駆動軸との間に駆動チエーン
(9)が懸架される。そして、駆動軸(6)の両端部に
巻上げスプロケツト(10)(11)が設けられ、該巻上げ
スプロケツト(10)(11)に懸架した昇降用チエーン
(12)(13)の下端を上記駐車パレツト(1)に止着し
てなるものである。
図中(14)(15)はバランスチエーンであり、バラン
スチエーン(14)はその一端が支柱(2)の上端に止着
され、駐車パレツト(1)の下面に設けたスプロケツト
(16)に懸架して他端が支柱(4)の基部に止着されて
いる。
また、バランスチエーン(15)はその一端が支柱
(3)の上端に止着され、駐車パレツト(1)の下面に
設けたスプロケツト(17)に懸架して他端が支柱(5)
の基部に止着されている。
上記実施例において本発明の安全装置は昇降用チエー
ン(12)(13)側、すなわち、支柱(4)及び(5)部
に設けられている。
第5図には本発明の安全装置の拡大図が示されてい
る。
(18)は後端(18a)を固定側、すなわち、支柱
(4)(5)側に軸止めし、先端(18b)が駐車パレツ
ト(1)の上昇時に駐車パレツト(1)に係止して上昇
させられるセンサーアームである。
図中(1a)は駐車パレツト(1)に設けられ、上記セ
ンサーアーム(18)の先端(18b)が係止する係止部で
ある。
つぎに、上記センサーアーム(18)下方の固定側、す
なわち、支柱(4)(5)側に、略中央部が軸止めさ
れ、上記センサーアーム(18)の略中央部から設けた棒
スプリング(19)が後端(21a)に連結され、上記セン
サーアーム(18)の上昇に伴い先端(21b)が駐車パレ
ツト(1)下方に突出するセフテイアーム(21)が設け
られる。
さらにまた、固定側、すなわち、支柱(4)(5)側
とセフテイアーム(21)の後端(21a)間にガスダンパ
ー(22)が設けられる。
すなわち、ガスダンパー(22)の後端(22a)が支柱
(4)(5)側に軸止めされ、先端(22b)がセフテイ
アーム(21)の後端(21a)に連結されている。
上記構成の本発明は支柱(2)(3)部にも設けるこ
とができる。
もつとも、図面実施例においては支柱(2)(3)部
には別の安全装置が設けられている。
すなわち、詳述しないが、バランスチエーン(14)
(15)が切断等した場合に作用する構成となつているも
のである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、駐車パレツトが上限位置にある場合
はもとより、下降開始初期において昇降用チエーンが切
断した場合にも駐車パレツトの落下を防止することがで
きるとともに、騒音及び防水対策に従来ほど留意する必
要がない等の効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体斜
視図、第2図は一部省略正面図、第3図は一部省略背面
図、第4図は第2図X−X線断面図、第5図は要部拡大
図である。 (1)……駐車パレツト、(2)(3)(4)(5)…
…支柱、(18)……センサーアーム、(18a)……(セ
ンサーアームの)後端、(18b)……(センサーアーム
の)先端、(19)……棒スプリング、(21)……セフテ
イアーム、(21a)……(セフテイアームの)後端、(2
1b)……(セフテイアームの)先端、(22)……ガスダ
ンパー、(22a)……(ガスダンパーの)後端、(22b)
……(ガスダンパーの)先端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田川 利子 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社本社工場内 (72)発明者 河野 正二 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社本社工場内 (72)発明者 児玉 正宏 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社本社工場内 (72)発明者 野田 勝 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社本社工場内 (72)発明者 桐ケ谷 功 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東急車輌製造株式会社本社工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端が固定側に軸止めされ、先端が駐車パ
    レツトの上昇時に駐車パレツトに係止して上昇させられ
    るセンサーアーム、該センサーアーム下方の固定側に軸
    止めされ、上記センサーアームの略中央部から設けた棒
    スプリングが後端に連結され、上記センサーアームの上
    昇に伴い先端が駐車パレツト下方に突出するように設け
    られたセフテイアーム及び後端が固定側に軸止めされ、
    先端が上記セフテイアームの後端に連結され、駐車パレ
    ツトの上昇時に押縮され、下降時に下降スピードに合せ
    て伸張して駐車パレツトの昇降通路からセフテイアーム
    を退避させるガスダンパーとからなることを特徴とする
    多段駐車装置の安全装置。
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