JPH0258675A - 片持傾斜昇降式二段駐車設備 - Google Patents

片持傾斜昇降式二段駐車設備

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JPH0258675A
JPH0258675A JP20774788A JP20774788A JPH0258675A JP H0258675 A JPH0258675 A JP H0258675A JP 20774788 A JP20774788 A JP 20774788A JP 20774788 A JP20774788 A JP 20774788A JP H0258675 A JPH0258675 A JP H0258675A
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JP
Japan
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vehicle
elevating
pair
telescopic mast
parking facility
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JP20774788A
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English (en)
Inventor
Sunao Aizawa
直 相澤
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Kyoei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両を搭載した昇降パレットを長手方向の一
側から斜め上方に持上げる方式の二段駐車設備に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の二段駐車設備の内、この種車両を搭載した昇降パ
レットを長手方向の一側から斜め上方に持上げる方式の
二段駐車設備には、例えば、実開昭6C)−14384
2号公報に開示されている傾斜2柱式簡易駐車装置や、
実開昭5721153号公報に開示されいる駐車装置等
がある。
また一般的な二段駐車設備としては、第15図及び第1
6図に例示するような、片持支柱25または両持支柱2
6a、26bに垂直昇降自在にパレット27を装着して
、上部と下部のそれぞれに1台づつの車両28a、28
bを収納可能に構成した二段駐車設備等がある。
(発明が解決しようとする課題〕 従来の二段駐車設備の内、この種車両を搭載した昇降パ
レットを長手方向の一側から斜め−に方に持上げる方式
の前記実開昭60−143842号傾斜2柱式簡易駐車
装置のものは、正式には斜め側方に持上げた車両の最初
の乗入れ場所に2台目の車両を駐車させる本来の二段駐
車設備の提供を目的としたものではなくて、最初の乗入
れ場所となる車道から1台分の車両を斜めに側方に持上
げて退避させることを目的とした駐車設備であるので、
斜め側方に持上げた昇降パレットを更に水平駆動スライ
ドにより横方向に移動して退避する複雑な構成をも有し
、従って機構輻輳するのみならず機能的にも問題なしと
せず、且つ本来の二段駐車設備としてのスペースの有効
利用の目的からも逸脱しており、法的にも問題点があっ
た。また、前記実開昭57−21153号駐車装置のも
のは、平行四節リンクを揺動するものであるから、上部
に搭載した車両の直下付近の有効利用が出来ず、また強
大な揺動作用のため連結部にガタを生じ易いのC1多く
の機材により補強した頑強な構成を要し、従って余分な
デッドスペースや機材を要する機能的、経済的な難点が
あった。更にまた、前記−膜内な二段駐車設備として第
15図及び第16図に例示した片持2本支柱または両持
4本支柱による垂直昇降方式のものは、上部に搭載した
Φ両28aとそのパレット27が、下部に進入した車両
28bの上に覆い被さるので、上部に進入した車両28
bは楽な姿勢で乗降することが出来ず、また乗降の際に
それらの部材に衝突する倶れも多分にあったので安全性
にも欠【ノ、且つ座高の高い骨格だけの構造物が常に視
界を遮つ゛C存在するので、E住環境を損う惧れもあっ
た。
本発明は上記従来設備の難点を払拭すべく、伸縮マスト
を斜め側方に傾斜させて設置し、該伸縮マストの傾全斗
に沿って車両を搭載した昇降バレンi〜と胃降フ4−り
を上下方向に誘導することによっC1上部に搭載した車
両とその支持物を下部の車両より大きく側方に押しやっ
て、その付近に自由空間を形成すると共に、設置場所の
三方向を完全に開放し、また空車の時や下部に1台のみ
駐車の時は、総ての構造物の座高が低くなるように構成
することを目的とした、片持傾斜昇降式二段駐車設備で
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の片持傾斜昇降式二段駐車設備(,1、上記目的
を達成するため、その基本的手段を次のように構成した
a)車両を搭載する昇降バレン1〜。
b)昇降パレットを長手方向の一側から水平に支承する
左右一対の昇降フォーク。
C)昇降フォークを斜め側方の上下に誘導する左右一対
の伸縮マスト。
d)昇降フォークを昇降させ、及び伸縮マストを伸縮さ
せる共通の駆動手段。
また本発明の片持傾斜昇降式二段駐車設備の細目手段は
次のように構成した。
イ)伸縮マストの固定側部材の上端部と下端部のそれぞ
れに固定部材を付設して、伸縮マストを所望角度に傾斜
させて掘割の法面に支持した、掘割設置型片持傾斜昇降
式二段駐車設備。
口)伸縮マストの固定側部材の後側部と下端部のそれぞ
れに固定部材を付設して、伸縮マストを所望角度に傾斜
させて基礎部材に支持した、平地設置型乃至は連立設置
型片持傾斜昇降式二段駐車設備。
ハ)伸縮マストの可動側部材を結合する連結部材に油圧
シリンダーのロンドを装着すると共に、該連結部材に左
右一対のスプロケットを一体に装着し、更に該スプロケ
ットに、一側を油圧シリンダーに固定し、他の一側を昇
降フォークの連結部材に接続した左右一対のチエンをル
ープ状に巻掛けて、昇降フォークと伸縮マストの共通の
駆動手段とした、油圧シリンダー型片持傾斜昇降式二段
駐車設備。
二)伸縮マストの可動側部材を結合する連結部材にスク
リュージヤツキのスクリューをブレーキ付キーヤードモ
ーターにより回動自在に装着すると共に、該連結部材に
左右一対のスプロケットを一体に装着し、更に該スプロ
ケットに、一側をスクリュージヤツキに固定し、他の一
側を昇降フォークの連結部材に接続した左右−対のチエ
ンをループ状に巻掛けて、昇降フt−りと伸縮マストの
共通の駆動手段とした、スクリュージヤツキ型片持傾斜
昇降式二段駐車設備。
ホ)伸縮マストの可動側部材が所定の高さ以下に自然降
下した時にその下端部を係止可能に、バネで押出すスト
ッパーを伸縮マストの固定側部材に装着すると共に、該
ストッパーによる係止を伸縮マストの駆動手段の作動時
には解除可能に、該駆動手段の制御回路に関連してスト
ッパーの引外し手段を付設した、機械式安全装置型片持
傾斜昇降式二段駐車設備。
へ)伸縮マストの固定側部材に近接スイッチを架設して
、下部に車両が進入している時はこれを検知して、駆動
手段の制御回路の少くとも下降側を遮断するようにした
、電気式安全装置型片持傾斜昇降式二段駐車設備。
ト)昇降フA−りの連結部材に屋根の支柱を装着して、
昇降パレット上の車両と共に屋根を昇降するようにした
、屋根昇降型片持傾斜昇降式二段駐車設備。
(作 用〕 本発明の片持傾斜昇降式二段駐車設備は上記のように構
成されているので、上部駐車のため車両を搭載した昇降
パレットを昇降フォークに水平に支承して、該昇降フォ
ークの駆動手段を上昇側に発動して、伸縮マストによる
斜め側方への上昇誘導に従わせれば、搭載した車両とそ
の支持物は、即ち車両と昇降パレットと昇降フォークは
次第に側方へ押しやられて、上部に搭載した車両と、次
で下部に進入して来る車両との二段積載空間に、前後左
右に開かれた安全な自由空間が形成されるようになる。
次にまた、上部駐車を解除するため前記駆動手段を下降
側に発動して車両を搭載した昇降パレットと昇降フォー
クを前記伸縮マストによる斜め側方から手前への下降誘
導に従わせれば、昇降パレットと昇降フォークの下降に
つれて総ての構造物の座高も低くなる。即ち前記昇降パ
レットと昇降フォークの位置が下降につれて低くなるば
かりでなく、上昇誘導の際に最高に伸びていた前記伸縮
マストの可動側部材も、下降につれて固定側部材中に収
納されて低くなり、更には付属の屋根や支柱等も昇降フ
ォークの連結部材の下降につれてその高さが低くなり、
総ての構造物の座高が一斉に低くなる。また、上記伸縮
マス]・による斜め側方への上昇誘導と、斜め側方手前
への下降誘導は、形鋼等の直材を二重に組合せて製作し
た伸縮マストの固定側部材を100乃至110′程度傾
斜させて支持することが出来るように、該伸縮マストの
上端部と下端部のそれぞれに固定部材を付設して掘割の
法面に支持するか、または該伸縮マストの後側部と下端
部のそれぞれに固定部材を付設して、チャンネル鋼材等
を床面に水平に埋設した基礎部材に支持する施工によっ
て行い得るから、設置場所を掘割型に構成することも、
或いは平地型乃至は基礎部材により複数個連結した連立
型に構成することも極めて容易に対応できるものである
更にまた、左右一対の昇降フォークを昇降さけ、及び左
右一対の伸縮マストを伸縮させる共通の駆動手段には、
油圧シリンダーやクリユージヤツキを駆動源にしたもの
が用いられており、該駆動手段により伸縮マストの左右
一対の可動側部材を上下方向に駆動し、またその左右一
対の可動側部材を結合する連結部材に装着した左右一対
のスプロケットにそれぞれ左右一対のヂエンをループ状
に巻掛けると共に、その端末の一側を固定し、他の一側
を前記昇降フォークの連結部材に接続することによって
、前記駆動手段の駆動量に同じ前記伸縮マストの伸縮量
と、前記駆動手段の駆動量の倍量の前記昇降フ1−りの
昇降量が同時に生成されるように構成されている。勿論
この時の前記伸縮マスi〜と前記昇降フォークの座高は
、その時々の伸縮量と昇降量に応じてそれぞれ増減する
ことになる。次にまた、車両を搭載した昇降パレッi〜
と昇降フAりの昇降動作に対する、特に下部駐車の車両
への安全対策については、伸縮マストの可動側部材が所
定の高さ以下に自然降下して下部駐車の車両を損傷しな
いように、即ち一旦上部に車両を持上げた昇降パレッ1
〜と昇降フォークが、駆動手段の漏油やブレーキの滑り
、その他の故障によって自然に降下して来て下部に駐車
している車両を損傷しないように、前記昇降パレットと
昇降フォークを支承する伸縮マストの可動側部材の下端
部を機械的に係止可能に、バネで押出すストッパーを前
記伸縮マストの固定側部材に装着すると共に、該ストッ
パーによる係止を伸縮マストの伸縮時、即ち伸縮マスト
の駆動手段の作動時にはその伸縮を阻止しないように解
除可能に、該駆動手段の制御回路に関連して前記バネで
押出されているストッパーを引入れてその係止を解除す
る引外し手段、例えば油圧シリンダーやソレノイドコイ
ル等の引外し手段を付設して機械的な安全対策とする他
、その電気的な安全対策としては、前記伸縮マストの固
定側部材に反射型光電スイッチ等の近接スイッチを架設
して、下部に車両が進入している時はこれを検知して前
記駆動手段の制御回路の少くとも下降側を遮断して、人
為的な誤操作による危険を排除するように構成されてい
るものである。更にまた、この種二段駐車設備に付属す
る屋根も、これを独立して設置することなく、昇降フォ
ークの連結部材に屋根の支柱を装着して、上下二段に駐
車する時は屋根を上方に移動し、また駐車していない時
や下部に1台のみの駐車の時には屋根を下方に移動して
、常時視界を遮る高い座高の構造物を極力無くすように
構成されているものである。
〔実施例〕 第1図から第4図までは掘割設置型の片持傾斜昇降式二
段駐車設備の実施例を示し、第5図から第8図までは平
地設置型乃至は連立設置型の片持傾斜昇降式二段駐車設
備の実施例を示し、第9図及び第10図は油圧シリンダ
ー型及びスクリュージヤツキ型の駆動手段、第11図及
び第12図は機械式及び電気式安全装置、第13図及び
第14図は屋根昇降型の実施例を示すものである。図面
に例示するように、本発明の片持傾斜昇降式二段駐車設
備は、車両1を進行方向から昇降パレット2上に乗り入
れて塔載する、手前にエプロンを付けた角樋型の金属板
等からなる前記昇降パレット2は、左右一対の昇降フォ
ーク3a、4bに長手方向の一側から、即ち片持式で水
平に支承されている。この場合、前記昇降パレット2は
図示のように広幅−楔板の金属板を角樋型に形成しても
、或いは車両1の車輪幅に合せて固定または竿固定的に
細長の角樋型の金属板を複数枚並列に配列してもよく、
また図示してはないが必要に応じて後方に車輪止め等を
付設することも自由である。彷で、前記昇降パレット2
を片持式で水平に支承した前記左右一対の昇降フォーク
3a、3bは、上部駐車のためこれを上昇側へ発動すれ
ば、斜め側方に100乃至110°程度の所望の角度に
傾斜させて設置されている左石一対の伸縮マスト4a、
4bの可動側部材41a、41bに誘導されて、該昇降
フォーク3a、3bは前記車両1及び昇降パレット2と
共に次第に側方へ押しやられなから上昇し、下部に駐車
するため新たに進入して来た車両22と、前記上部駐車
位置間に、前後左右に開かれた安全な自由空間を形成す
るようになる。次でまた上部駐車を解除するためこれを
下降側に発動すれば、前記昇降フォーク3a、3bは前
記伸縮マスト4a、4bの可動側部材41a、41bに
再び誘導されて、前記昇降車両1及び昇降パレット2と
共に次第に側方から手前に復元して来て最初の場所に看
床するようになる。而して前記伸縮マスト4a。
4bを所望の角度に傾斜させて設置する支持手段は、そ
の掘割設置型の場合は該伸縮マスト4a、4bの固定側
部材40a、40bの上端部と下端部のそれぞれに固定
部材6a、6bを付設して、掘割の法面に沿って100
乃至110°程度の所望の角度に傾斜させてこれを支持
しく第1図乃至第4図参照)、また平地設置型乃至は連
立設置型の場合は該伸縮マスト4a、4bの固定側部材
40a、40bの後側部と下端部のそれぞれに固定部材
7a、7bを付設して、床面に対して100乃至110
°程度の所望の角度に傾斜させてこれを基礎部材7c上
に支持する。この場合該基礎部材7cは、普通にはチャ
ンネル鋼材等を水平に床面に埋設して施工される他、複
数個の二段駐車設備を連結する連立設置型の場合は、該
基礎部材7cが連結用の部材に利用される(第5図乃至
第8図参照)。また前記昇降フォーク3a、3bを昇降
させ、及び前記伸縮マスト4a、”Ibを伸縮させる共
通の駆動手段5は、次の二種類の機械要素によって構成
されている。先ず第9図に示す油圧シリンダー型の駆動
手段5の場合は、左右に一対配設された伸縮マスト4.
a、4bの可動側部材418.41bを結合する連結部
材8に油圧シリンダー9のロッド10を装着すると共に
、該連結部材8に左右一対のスプロケット11a、11
bを一体に装着し、更に該スプロケット11a、11b
に、一側を前記油圧シリンダー9に固定し、他の一側を
昇降フA−り3a、3bの連結部材12に接続した左右
一対のチエン13a、13bをループ状に@掛けて、前
記油圧シリンダー9による比較的短い伸縮マスト4a。
4bの伸縮量に対し、前記昇降フA−り3a。
3bの昇降量を倍量のストロークに変換する。
同様に第10図に示すスクリュージヤツキ型の駆動手段
5の場合も、左右に一対配置された伸縮マスト4a、4
bの可動側部材41a、41bを結合する連結部材8に
スクリュージヤツキ14のスクリ1−15をブレーキ付
ギヤートモター16により回動自在に装着すると共に、
該連結部材8に左右一対のスプロケット11a。
11bを一体に装着し、更に該スプロケッ1〜11a、
11bに、一側を前記スクリュージヤツキ14に固定し
、他の一側を昇降フォーク3a。
3bの連結部材12に接続した左右一対のヂエン13a
、13bをループ状に巻掛けて、前記スクリュージヤツ
キ14による前記伸縮マス[〜4a、4bの伸縮量に対
し、前記昇降フォーク3a、3bの昇降量を倍量のスト
目−りに変換する。尚、第9図及び第10図中の308
,3Qbは前記連結部材12に装6された昇降)Aり3
a、3bを伸縮マスト4a、4b内で誘導する]口であ
る。叙上のように伸縮マス1〜4a、4bの比較的短い
伸縮量に刑し、昇降フォーク3a、3bの昇降量を倍量
のストロークに変換したことは、車両1を搭載した昇降
パレット2の、前記昇降フォーク3a、3bによる、少
くとも下部駐車の車両22の車高を充分に上形る比較的
長い距離の所要昇降量に対し、前記伸縮マスIへ48,
4bの伸縮量をその所要昇降量より半減させることによ
って、固定側部材40a、40b中に可動側部材41a
、41bを収納して下降時の該伸縮マスト4a、4bの
座高と、該伸縮マスト4a、4bの駆動手段5を構成す
る油圧シリンダー9やスクリュージヤツキ14の所要ス
トロークを極力低く押えることを狙ったものでおる。ま
た本発明の片持傾斜昇降式二段駐車設備の機械的な安全
装置を構成する第11図に例示するストッパー18は、
伸縮マスト4a、4bの可動側部材41a、41bが所
定の高さ以下に、即ち下部駐車の車両22の車高以下に
自然落下しないように、該可動側部材418.41bの
下端部を係止可能に、バネ17て押出す、例えば図示の
ように下が斜めの片刃型に形成したストッパー18を前
記伸縮マスト4a、4bの固定側部材4.Oa、40b
に出入自在に装着すると共に、該ストッパー18による
係止を、前記伸縮マスト4a、4bの駆動手段5の作動
時にはその伸縮を阻止しないように解除可能に、該駆動
手段5の制御回路19に関連して前記バネ17で押出さ
れているストッパー18を引入れてその係止を解除する
例外し手段20、例えば油圧シンダーやソレノイドコイ
ル等の例外し手段20を付設する。勿論可動側部材41
a、41bがストッパー18に当接する図示のような破
線位置まで自然降下している時は、普通には荷重のため
該ストッパー18の例外し手段20による例外しは困難
であるから、−旦前記駆動手段5を上昇側に少し発動す
る補助操作を行った後に、該例外し手段20を発動する
ようにすればよいものでおる。尚、その他の機械的な安
全装置として、例えば前記駆動手段5に装着されている
チエン13a、13bの破断事故等に対してのものは、
普通にはそのための安全装置を特別に用意しなくても、
左右2茶掛にこれを構成したことによって、確率的にそ
の安全性は確保出来るものでおる。
次にまた、電気的な安全装置を構成する第12図に例示
する反射型光電スイッチ等からなる近接スイッチ21は
、前記伸縮マスト4a、4bの固定側部材40a、40
b側に架設されていて、下部に車両22か進入している
時はこれを検知して前記駆動手段5の制御回路19の、
少くとも下降側だけは遮断して、人為的な誤操作による
下部駐車の時の危険を排除するように構成されているも
のである。更にまた、この種二段駐車設備に付属する、
第13図及び第14図に例示する屋根23も、これを独
立して設置することなく、前記昇降フォーク3a、3b
の連結部材12に屋根23の支柱24を装着して、−F
下二段に駐車する時は屋根23を自動的に上方に移動し
、また駐車していない時や下部に1台のみの駐車の時は
屋根23を自動的に下方に移動して、常時視界を遮るよ
うな高い座高の構造物を極力無くずように構成されてい
るものである。
(発明の効果) 本発明は叙上のように、伸縮マストを斜め側方に傾斜さ
せで設置し、該伸縮マストの傾斜に冶って車両を搭載し
た昇降パレットと昇降フォークを上下方向に誘導するこ
とによって、上部に搭載した車両とその支持物を下部の
車両より大きく側方に押しやって、その付近に自由空間
を形成すると共に、設置場所の三方向を完全に解放し、
また空車の時や下部に1台のみの駐車の時は、総ての構
造物の座高が低くなるように構成したものであるから、
本発明によれば、従来設備の難点であった、上部に搭載
した車両とそのパレットや支持部材が、下部に進入した
車両の上に大きく覆い被さるので、楽な姿勢での乗降が
できず、また乗降の際にそれらの部材に衝突する慣れも
多分にあったので安全性にも欠け、且つ座高の高い骨格
だけの構造物が常に接界を遮って存在するので、居住環
境を損う惧れもあった等の種々の難点を悉く払拭し得た
ものであるばかりでなく、本発明によれば余分なプツト
スペースや機材を要することなく、機能的に優れた簡潔
機構の二段駐車設備を極めて経湾的に提供することが出
来たものであり、実施効果の顕茗な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は掘g11設置型の2台駐車の正面図、第2図は
同じく側面図、第3図は掘割設置型の1台駐車の正面図
、第4図は同じく側面図、第5図は平地設置型の2台駐
車の正面図、第6図は同じく側面図、第7図は平地設置
型の1台駐車の正面図、第8図は同じく側面図、第9図
は油圧シリンダー型駆動手段の一部切欠説明図、第10
図はスクリュージヤツキ型駆動手段の一部切欠説明図、
第11図は機械式安全装置の一部切欠説明図、第12図
は電気式安全装置の説明図、第13図は屋根を装着した
2台駐車の正面図、第14図は屋根を装着した1台駐車
の正面図、第15図は片持2本支柱による垂直昇降方式
の従来設備の正面図、第16図は両持4本支柱にJ:る
垂直昇降方式の従来設備の正面図でおる。 1.22・・・車両、2・・・昇降パレツi〜、3a。 3b・・・昇降ノA−り、4a、4b・・・伸縮マスト
、5・・・駆動手段、6a、6b、7a、7b・・・固
定部材、8.12・・・連結部材、9・・・油圧シリン
ダ、10・・・ロッド、11a、11b・・・スプロク
ーット、13a、131)・・・チエン、14・・・ス
クリュージヤツキ、15・・・スクリュー、16・・・
ブレーキ付ギヤートモ−ター、17・・・バネ、18・
・・ストッパー、19・・・制御回路、20・・・引外
し手段、21・・・近接スイッチ、23・・・屋根、2
4・・・支柱、40a、40b・・・伸縮マスl〜の固
定側部材、41a、41b・・・伸縮マストの可動側部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両(1)を搭載する昇降パレット(2)と、該昇
    降パレット(2)を長手方向の一側から水平に支承する
    左右一対の昇降フォーク(3a、3b)と、該昇降フォ
    ーク(3a、3b)を斜め側方の上下に誘導する左右一
    対の伸縮マスト(4a、4b)と、前記昇降フォーク(
    3a、3b)を昇降させ、及び前記伸縮マスト(4a、
    4b)を伸縮させる共通の駆動手段(5)とからなる、
    片持傾斜昇降式二段駐車設備。 2、伸縮マスト(4a、4b)の固定側部材(40a、
    40b)の上端部と下端部のそれぞれに、固定部材(6
    a、6b)を付設して、前記伸縮マスト(4a、4b)
    を所望角度に傾斜させて掘割の法面に支持した、請求項
    1、記載の片持傾斜昇降式二段駐車設備。 3、伸縮マスト(4a、4b)の固定側部材(40a、
    40b)の後側部と下端部のそれぞれに固定部材(7a
    、7b)を付設して、前記伸縮マスト(4a、4b)を
    所望角度に傾斜させて基礎部材(7c)に支持した、請
    求項1、記載の片持傾斜昇降式二段駐車設備。 4、伸縮マスト(4a、4b)の可動側部材(41a、
    41b)を結合する連結部材(8)に油圧シリンダー(
    9)のロッド(10)を装着すると共に、該連結部材(
    8)に左右一対のスプロケット(11a、11b)を一
    体に装着し、更に該スプロケット(11a、11b)に
    、一側を前記油圧シリンダー(9)に固定し、他の一側
    を昇降フォーク(3a、3b)の連結部材(12)に接
    続した左右一対のチエン(13a、13b)をループ状
    に巻掛けて、前記昇降フォーク(3a、3b)と伸縮マ
    スト(4a、4b)の共通の駆動手段(5)とした、請
    求項1、記載の片持傾斜昇降式二段駐車設備。 5、伸縮マスト(4a、4b)の可動側部材(41a、
    41b)を結合する連結部材(8)にスクリュージャッ
    キ(14)のスクリュー(15)をブレーキ付ギヤード
    モーター(16)により回動自在に装着すると共に、該
    連結部材(8)に左右一対のスプロケット(11a、1
    1b)を一体に装着し、更に該スプロケット(11a、
    11b)に、一側を前記スクリュージャッキ(14)に
    固定し、他の一側を昇降フォーク(3a、3b)の連結
    部材(12)に接続した左右一対のチエン(13a、1
    3b)をループ状に巻掛けて、前記昇降フォーク(3a
    、3b)と伸縮マスト(4a、4b)の共通の駆動手段
    (5)とした、請求項1、記載の片持傾斜昇降式二段駐
    車設備。 6、伸縮マスト(4a、4b)の可動側部材(41a、
    41b)が所定の高さ以下に自然降下した際にその下端
    部を係止可能に、バネ(17)で押出すストッパー(1
    8)を前記伸縮マスト(4a、4b)の固定側部材(4
    0a、40b)に装着すると共に、該ストッパー(18
    )による係止を前記伸縮マスト(4a、4b)の駆動手
    段(5)の作動時には解除可能に、該駆動手段(5)の
    制御回路(19)に関連して前記ストッパー(18)に
    引外し手段(20)を付設した、請求項1、記載の片持
    傾斜昇降式二段駐車設備。 7、伸縮マスト(4a、4b)の固定側部材(40a、
    40b)に近接スイッチ(21)を架設して、下部に車
    両(22)が進入している時はこれを検知して、駆動手
    段(5)の制御回路(19)の少くとも下降側を遮断す
    るようにした、請求項1、記載の片持傾斜昇降式二段駐
    車設備。 8、昇降フォーク(3a、3b)の連結部材(12)に
    屋根(23)の支柱(24)を装着して、昇降パレット
    (2)上の車両(1)と共に前記屋根(23)を昇降す
    るようにした、請求項1、記載の片持傾斜昇降式二段駐
    車設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5330310A (en) * 1991-10-15 1994-07-19 Lin Hyh Cheeng Double-deck parking device
JPH07238701A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Koji Sakata 立体駐車装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5330310A (en) * 1991-10-15 1994-07-19 Lin Hyh Cheeng Double-deck parking device
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