JP2674922B2 - 複数の操作端末間のデータ伝送装置 - Google Patents

複数の操作端末間のデータ伝送装置

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JP2674922B2
JP2674922B2 JP4132694A JP13269492A JP2674922B2 JP 2674922 B2 JP2674922 B2 JP 2674922B2 JP 4132694 A JP4132694 A JP 4132694A JP 13269492 A JP13269492 A JP 13269492A JP 2674922 B2 JP2674922 B2 JP 2674922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の端末を組み合わせ
てその間でデータを伝送する複数の端末間のデータ伝送
装置であって、特に本発明では端末間で通信不能が生じ
た場合にどの端末間で通信不能になっているかを調査す
る手順に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術として、比較
的データ量が少なく端末設置に方向性がある場合には、
分岐装置を利用する回線のデータ伝送装置がある。分岐
装置使用の経済的効果は、分岐数が多くセンタと端末群
の間の距離、すなわち、回線の共有部分が長いほど大き
いが、センタと端末群の間距離が比較的短くてもかなり
経済的効果を期待できるので、実際的には通信網の地理
的広がりが比較的狭いシステムでも広く利用されてい
る。この分岐装置を介する端末へのデータ送信では、ポ
ーリング・セレクティング方式、コンテンション方式等
がある。前者はマスタ機が各端末に対して順番に送信は
可能か、あるいは受信は可能かを聞いて回るものであ
る。すなわちポーリングとセレクティングの二つの働き
を行う。より詳細にはポーリングでは、マスタ機から端
末に対して、何か送るデータがあるかを尋ねるもので、
これに対して、もし端末から送信すべきデータがあれば
肯定的返答ACK(Acknowledge)しその内
容を送信し、なければ「ない」と否定的返答NAK(N
egative Acknowledge)をする。セ
レクティングではマスタ機から端末にデータを送りたい
が、受信できるかどうかを問うものであり、これに対し
てもし端末が受信可能であれば肯定的応答ACKを出し
データを受信し、受信不可能(端末が他の仕事中)の場
合には否定的応答NAKを出す。他方、コンテンション
方式では上記方式と異なり、マスタ機を介さず端末同士
が独立して相互に回線を制御し、例えば送信側が受信側
にデータを送ってよいかどうかを打診し、その確認がで
きてから送信権が確立され、実際のデータを送信するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な、複数の端末間のデータ伝送装置では回線の一部に故
障が生じると、マスタ機ではポーリング・セレクティン
グ方式で各端末機にアクセスすることが可能であり何処
の端末が故障しているかを判断できる。これはマスタ機
が端末に対する送信権を持っているためである。しか
し、このポーリング・セレクティブ方式では端末はマス
タ機を介さなければならず、迅速に他の端末の故障情報
を直接に得ることができない。通信網の地理的広がりを
考慮すると端末間の通信不能が生じたときに無用な通信
を回避するために各端末ではマスタ機を介在さずに独自
に他の端末の故障情報が迅速に直接に必要となる。他
方、コンテンショウ方式では、マスタ機を介在さずに端
末間で独立に送信可能であるが、複数の端末と通信する
場合に、ある端末に故障の問い合わせをして返答を待っ
ている間に他の端末に故障の問い合わせをすると、この
問い合わせと前の返答が回線でぶつかりデータが壊れて
しまうおそれがある。このため問い合わせた端末の返答
をもらった後に次の端末への問い合わせをする必要があ
る。このため複数の端末の故障の調査手順は複雑となり
時間がかかるという問題がある。
【0004】したがって本発明は上記問題点に鑑み通信
網の端末間に通信不能が発生した場合に端末独自にどの
端末と通信不能になったかを独自に直接に迅速確実に調
査できる複数の端末間のデータ伝送装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、複数の操作端末の間でデータの送受信を
行う複数の操作端末間のデータ伝送装置に、各操作端末
の呼び出し手段、各操作端末の応答処理制御手段及び各
操作端末の故障判断手段を設ける。各操作端末の呼び出
し手段は外部からの指示により他の各前記操作端末への
呼び出しコマンドに対して肯定的応答を求める。
【0006】各操作端末の応答処理制御手段は前記各操
作端末の呼び出し手段より呼び出された各前記操作端末
から肯定的応答を所定時間内に受けたかを判断してその
結果を記憶させるための制御を行う。各操作端末の故障
判断手段は前記各操作端末の応答処理制御手段により記
憶された肯定的応答データの有無から各前記操作端末の
故障を判断する。
【0007】
【作用】本発明の複数の操作端末間のデータ伝送装置に
よれば、外部からの指示により各前記操作端末の呼び出
し手段から他の各前記操作端末への呼び出しコマンドに
対して各前記操作端末には肯定的応答が求められる。ま
た各前記操作端末の応答処理制御手段によって該各操作
端末の呼び出し手段より呼び出された各前記操作端末か
ら肯定的応答が所定時間内に受信されたかが判断されて
その結果が記憶されるように制御が行れる。
【0008】さらに各前記操作端末の故障判断手段によ
って該各操作端末の応答処理制御手段(41)により記
憶された肯定的応答データの有無から各前記操作端末の
故障が判断される。したがって、一操作端末から何処の
操作端末が故障しているかが迅速に判断できるようにな
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る分岐型の複数の
端末回線を示す図である。本図に示す複数の端末の回線
は、ホストコンピュータとしてのマスタ機1と、該マス
タ機1に接続する分岐装置2と、該分岐装置2に接続す
る分岐装置3,4,5、および操作端末6と、該分岐装
置3に接続する回線端末7、操作端末8,9,10と、
前記回線端末7と無線で通信する回線端末11と、該回
線端末11に接続する操作端末12と、前記分岐装置4
に接続する操作端末13,14,15,16と、前記分
岐装置5に接続する操作端末17,18,19,20と
を含む。
【0010】ここでモデムを省略しているが、各前記分
岐装置2は変調信号を分岐する交流分岐装置であり、各
前記分岐装置3,4,5,6は変調信号を分岐する交流
分岐装置であってもよく、またはモデムで復調後の直流
レベルの分岐を行う直流分岐装置であってもよい。後者
は操作端末が分岐装置の付近に設置される場合に適して
いる。
【0011】図2は端末の信号処理の概略構成を示す図
である。本図に示す端末は、前記分岐装置と信号の送受
信をしアナログとディジタル信号間の変換等をするイン
タフェース31と、伝送制御手順の各フェーズ、例えば
公衆回線を使用する場合の回線接続、送信側と受信側と
でデータの送受信を行う経路を確立するデータリンクの
確立、伝送路で発生する誤りを検出し訂正する誤り制御
を行うと共に、後述する故障時の回線の故障箇所を検出
するための情報の転送を行い、データリンクの転送が終
了するとデータリンクを解放して終結し、最後に回線を
切断する中央演算処理装置32(CPU)と、該中央演
算処理装置32に通常の信号処理、端末の故障判断を行
わせるプログラム、回線を構成する端末のアドレス等を
記憶するROM33と、中央演算処理装置32で処理さ
れるデータを一時記憶するRAM34と、中央演算処理
装置32に操作端末故障を検出する指示を与える等を行
うキー入力手段35と、操作端末故障の状況を表示する
表示器36とを含む。
【0012】図3は操作端末の中央演算処理装置で行う
信号処理の構成を示す図である。本図に示す中央演算処
理装置32は、回線を構成する各操作端末に呼び出しを
求める各操作端末の呼び出し手段40を具備する。該各
操作端末の呼び出し手段40は、キー入力から操作端末
故障検出の指示があると、ROM33から各操作端末の
アドレスを読み出し前記インタフェース31を介して各
操作端末に送信し呼び出し、この呼び出しを受信したら
肯定的応答ACKを送信するように求める。具体的に
は、図1において、例えば操作端末6から、呼び出しコ
マンドをA6−8,A6−9,A6−10,A6−1
2,A6−13,A6−14,A6−15,A6−1
6,A6−17,A6−18,A6−19,A6−20
を各操作端末8,9,10,12,13,14,15,
16,17,18,19,20に送信し、これらの操作
端末から肯定的応答ACK8−6,ACK9−6,AC
K10−6,ACK12−6,ACK13−6,ACK
14−6,ACK15−6,ACK16−6,ACK1
7−6,ACK18−6,ACK19−6,ACK20
−6を前記操作端末6に送信する。
【0013】次に中央演算処理装置32は、各操作端末
からの応答を処理制御する各操作端末の応答処理制御手
段41を具備する。該各操作端末の応答処理制御装置4
1は、該各操作端末の呼び出し手段40により呼び出さ
れた各操作端末からの肯定的応答ACKを所定時間内に
受けたかを判断してその結果を各操作端末に対応して一
時的にRAM34に記憶させる。
【0014】また中央演算処理装置32は、各操作端末
の故障を判断する各操作端末の故障判断手段42を具備
する。該各操作端末の故障判断手段42は、前記各操作
端末の応答処理制御手段41で処理された各操作端末か
らの肯定的応答結果から故障を判断してその結果を表示
器36に表示する。以下に各操作端末の故障判断内容に
ついて説明する。
【0015】図4は各操作端末の故障判断を説明するフ
ローチャートである。本図に示すように、ステップ1に
おいて、前記各操作端末の故障判断手段42では前記各
操作端末の応答処理手段41を介して前記RAM34か
ら各操作端末からの呼び出しに対する肯定的応答ACK
が全て存在するかを判断する。前記各操作端末の呼び出
し手段40からの呼び出しから所定時間内に肯定的応答
ACKがない場合には対応する操作端末には故障が生じ
ていると判断する。
【0016】ステップ2において、全肯定的応答ACK
があれば全操作端末が正常と判断し、その旨を表示す
る。ステップ3において、肯定的応答ACKの全部が存
在しないかを判断する。ステップ4において、肯定的応
答ACKの全部がなければマスタ機故障かまたは自分自
身の故障と判断する。全操作端末が同時に故障する確率
が非常に小さいからであり、マスタ機または自分自身は
一つであり、マスタ回線が一つだからである。
【0017】ステップ5において、同一の分岐装置に属
する全操作端末の肯定的応答ACKが存在しないかを判
断する。ステップ6において、同一の分岐装置に属する
全操作端末の肯定的応答ACKが存在しなければ分岐装
置の故障と判断する。複数の操作端末が同時に故障する
確率が小さいからである。例えば、上記肯定的応答AC
K17−6,ACK18−6,ACK19−6,ACK
20−6が存在しなければ、分岐装置5が故障である。
【0018】ステップ7において、同一の分岐装置に属
する全操作端末の肯定的応答ACKの一部が存在しただ
けであれば、その操作端末が故障と判断する。なお操作
端末の故障には操作端末の送信デバイス、通信ライン等
を含む。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、何
処の操作端末間で通信不能になっているかの調査を手順
したので、故障箇所の判断が迅速、確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る分岐型の複数の端末間の
回線を示す図である。
【図2】端末の信号処理の概略構成を示す図である。
【図3】端末の中央演算処理装置で行う信号処理の構成
を示す図である。
【図4】各端末の故障判断を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…マスタ機 2,3,4,5,6…分岐装置 8,9,10,12,13,14,15,16,17,
18,19,20…端末 32…中央演算処理装置 40…各操作端末の呼び出し手段 41…各操作端末の応答処理制御手段 42…各操作端末の故障判断手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ機と複数の操作端末の間で分岐装
    置を介してデータの送受信を行う複数の操作端末間のデ
    ータ伝送装置において、各前記操作端末は、外部からの
    指示により他の各前記操作端末へ前記分岐装置を介して
    呼び出しコマンドを出力して肯定的応答を求める各操作
    端末の呼び出し手段(40)と、 該各操作端末の呼び出し手段(40)より呼び出された
    他の各前記操作端末から肯定的応答を所定時間内に受け
    たかを判断してその結果を記憶させるための制御を行う
    各操作端末の応答処理制御手段(41)と、 該各操作端末の応答処理制御手段(41)により記憶さ
    れた肯定的応答データの有無から各前記操作端末の故障
    を判断する各操作端末の故障判断手段(42)とを備
    前記故障判断手段(42)は同一の分岐装置に属する全
    操作端末から肯定的応答がなければ前記分岐装置の故障
    と判断 することを特徴とする複数の操作端末間のデータ
    伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記故障判断手段(42)は、さらに、
    前記複数の操作端末の全てから肯定的応答がなければ前
    記マスタ機の故障又は各前記操作端末自身の故障と判断
    することを特徴とする、請求項1に記載の複数の操作端
    末間のデータ伝送装置。
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JPH0294845A (ja) * 1988-09-30 1990-04-05 Toshiba Corp Lanシステムの管理装置

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