JPH09319683A - 回線監視機能付きソケット装置 - Google Patents

回線監視機能付きソケット装置

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JPH09319683A
JPH09319683A JP8135271A JP13527196A JPH09319683A JP H09319683 A JPH09319683 A JP H09319683A JP 8135271 A JP8135271 A JP 8135271A JP 13527196 A JP13527196 A JP 13527196A JP H09319683 A JPH09319683 A JP H09319683A
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control process
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JP8135271A
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Mitsuo Shirai
光夫 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インタネットプロトコルのストリーム型のソケ
ットアプリケーションインタフェイスソフトウェアでは
下位プロトコルレベルにおけるデータ損失を認識できな
い。 【解決手段】損失を検出する為に通常のデータの送信路
の他に補助経路を設け、制御プロセス101により送達
状況を監視することで損失したことを使用者に告知する
ことと、制御プロセスからの送達異常通知により再送用
の代行送信データを制御プロセスに対して送信する機構
を備えた通信アプリケーションインタフェイスソフトウ
ェアである送受信装置102を有す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回線監視機能付きソ
ケット装置に関し、特にインターネットを用いた1対1
のソケット通信での負荷の高いネットワーク環境下での
異なるホストコンピュータ上のプロセス間でデータ送受
信を行う場合のデータを保証する回線監視機能付きソケ
ット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ソケットインタフェイスはカリフォルニ
ア大学バークレー校版のUNIXオペレーティングシス
テムを中心に、手軽な通信手段として幅広く用いられて
いる通信アプリケーション・インタフェイスソフトウェ
アである。
【0003】異ホストコンピュータ間の特定のプロセス
間の通信には、通信上のプロトコルとして一般的にTCP/
IPを用いた、通信対象がインタネットにより接続される
ホストコンピュータを対象としたインタネット・プロト
コルを用い、データの送達順序が保証されるストリーム
型ソケットを用いる。また、1つのホストコンピュータ
内での特定のプロセス間通信には、通信上のプロトコル
として一般的にインタネットの通信プロトコルを介さな
いUNIX・プロトコルを用い、データの送達順序が保
証されるストリーム型ソケットを用いる。インタネット
・プロトコルによるストリーム型のソケット・アプリケ
ーション・インタフェイスの場合、送信処理ではデータ
を送信側ホストコンピュータ内のハードウェアよりの下
位プロトコルレベルのインタフェイスに引き渡すまでで
処理を終了して結果を返す為、実際のデータ転送は下位
プロトコルレベルの機能に委ねられている。下位プロト
コルレベルにおいてデータの損失があった場合、送信
元、及び受信先は損失したことを認識できない問題があ
る。また、UNIX・プロトコルによるストリーム型の
ソケット・アプリケーション・インタフェイスの場合、
インタネット型のように下位プロトコルを介さない為、
送信時に即座に送達が確認できる。この為、現行のイン
タネット・プロトコルを用いたソケット通信において
は、データの損失が発生する可能性があり、確実な通信
を求めるシステムにおいてはこのソケット通信だけでは
信頼性に欠ける為、利用するのは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインタネット・
プロトコルのストリーム型のソケット・アプリケーショ
ンインタフェイスソフトウェアでは、前述したように下
位プロトコルレベルにおけるデータ損失を認識できな
い。
【0005】本発明の第1の目的技術課目的題は、損失
を検出する為に通常のデータの送信路の他に補助経路を
設け、制御プロセスにより送達状況を監視することで損
失したことを使用者に告知する為の回線監視機能付きソ
ケット装置を提供することにある。
【0006】第2の目的は、損失したデータを再送する
為の装置を提供することにあり、ソケットインタフェイ
スの代わりにこれらの課題を満たす通信アプリケーショ
ン・インタフェイスソフトウェアとして回線監視機能付
きソケット装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回線監視機能付
きソケット装置は、本発明によれば、データの損失確認
の為に送信時に送達確認用の昇順に割り振られる制御番
号を採番し、インタネット・プロトコルのストリーム型
のソケットにより接続された他の送受信装置に対してデ
ータの送信を行い、受信時に制御番号の移行の矛盾を確
認して損失を検出する機構と、送信毎に送り先から応答
により到達確認を行なう送達確認機構と、データ欠損で
の検出用として送信時の応答待ち時間切れ監視用のタイ
マ機構と、データ送信時の欠損検出時の再送用データの
確保の為の送信データ蓄積機構と、送受信での異常、送
達待ちタイムアウト、制御番号確認結果を通知としてU
NIX・プロトコルのストリーム型のソケットにて接続
される制御プロセスへ送信する機構と、制御プロセスか
らの送達異常通知により再送用の代行送信データを制御
プロセスに対して送信する機構を備えた通信アプリケー
ションインタフェイスソフトウェアである送受信装置
と、各ホストコンピュータ1台につき1つだけ起動可能
なプロセスで、同一ホストコンピュータ内で使用される
前述の送受信装置とUNIX・プロトコルのストリーム
型のソケットにて接続され、送受信装置から通知を収集
し、状況を利用者に知らせる為に出力装置へ出力する機
構と、異常検出時に送信元の送受信装置への送達異常通
知を送り、再送用に取得した代行送信データをインタネ
ット・プロトコルのストリーム型ソケットで接続される
送信先ホストコンピュータ側の制御プロセスへ転送し、
これを受信した制御プロセスは送信先の送受信装置に受
信データを転送する機構と、再送が不可能な場合に出力
部へのメッセージ出力と、送信元利用者プロセスへの送
信不可通知を送る機構を備えた制御プロセスとを有す
る。[作用]同一ホストコンピュータ内の送受信装置と
制御プロセス間は送達保証があるUNIX・プロトコル
のストリーム型のソケットにより接続され、送受信プロ
セス間、及び制御プロセス間どうしは異なるホストコン
ピュータ間での接続の為、インタネット・プロトコルの
ストリーム型のソケットにより接続される。
【0008】送受信装置は送信時に送達監視用の制御番
号を添付したデータ電文フォーマットの電文を蓄積部へ
格納した後に送り先の送受信装置へ送信し、送信処理異
常や送信時に設定する送達応答待ちタイマによるタイム
アウト検出時には原因内容を含んだ送達異常通知電文フ
ォーマットの送達異常通知を送信元同一ホストコンピュ
ータに起動されている制御プロセスへ送信し、続けて送
信できなかったデータ電文フォーマットの電文を再送す
る為に同一ホストコンピュータに起動されている制御プ
ロセスに送信する。
【0009】制御プロセスは送り先のホストコンピュー
タの制御プロセスに送信し、受信した制御プロセスでは
送り先の送受信装置に受信したデータを送信する。送受
信装置でデータ電文フォーマットのデータを他の送受信
装置より受信した時には受信電文上の制御番号を取り出
し、以前に受信した番号より1つ大きい番号であるか確
認し、矛盾する場合には送達異常通知を送達異常通知電
文フォーマットに入れて、等しい場合は送達確認通知を
送達確認通知電文フォーマットに入れて、受信側同一ホ
ストコンピュータ上に起動されている制御プロセスへ送
信し、正常に受信されたデータは受信バッファ部に格納
されて、利用者プロセスからの受信要求時に取り出さ
れ、データは受信したが制御番号不正時には退避部に受
信データを退避し、受信側の内部制御番号が等しくなっ
た時に退避部からデータは取り出され受信バッファ部へ
移される。各ホストコンピュータの制御プロセスでは、
送達確認通知または送達異常通知(制御番号矛盾)を送
受信装置から受信した場合は、送信元ホストコンピュー
タの制御プロセスへ送り、受信した制御プロセスでは送
達確認通知ならば送信元の送受信装置へ送信し、送達異
常通知ならば送信元となる送受信装置へ送信し、送達異
常通知を受信した送受信装置は通知内容より必要な制御
番号のデータを蓄積部から取り出して、送信先の送受信
装置に対して再送する。制御プロセスにて受信した通知
は出力装置を通して使用者に示す機能を持つ。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の回線監視機能付きソケット
装置の一実施の形態を示すシステム構成図であり各ホス
トコンピュータ上の各部位の配置状況を示したものであ
る。
【0012】図2は送受信装置の内部構成図であり、図
3は制御プロセスの内部構成図である。図4はソケット
構成図であり利用者AP間で通信する際の各装置間の通
信時に生成されるソケットの接続形態とプロトコルタイ
プを示した図で例として3台のホストにおいて3組のソ
ケットが接続されている環境での構成図である。
【0013】図5は正常送信時の処理シーケンス図で、
図6は送信異常時の処理シーケンス図で、図7は送信時
の異常を送達確認のタイムアウトにより認識する場合の
処理シーケンス図で、下位プロトコル上での異常による
データ損失の為に異常が認識できない場合で確認待ち時
間制限にて異常を認識した場合の処理を表したものであ
る。図8はデータ損失時の再送処理シーケンス図で、始
めに下位プロトコルレベルでのデータ損失が発生し、送
信側は応答待ちタイムアウト前に次のデータを送信する
が、受信側で受信データの制御番号矛盾を検出して異常
応答により損失データの再送を行なった場合の処理シー
ケンス図である。
【0014】図9は利用者プロセスにおける送受信装置
への送信処理を示す流れ図で、図10は利用者プロセス
における送受信装置からの受信処理を示す流れ図で、図
11は送受信装置における他の送受信装置への送信処理
を示す流れ図で、図12は送受信装置における他の送受
信装置からの受信処理及び制御プロセスへの送信処理を
示す流れ図である。図13は送受信装置における制御プ
ロセスからの制御データの受信処理を示す流れ図で、図
14は制御プロセスにおける送受信装置からの制御デー
タ受信処理及び他の制御プロセス向け制御データ送信処
理を示す流れ図で、図15は制御プロセスにおける他の
制御プロセスからの制御データ受信処理及び送受信装置
向け制御データ送信処理を示す流れ図で、図16は制御
プロセスにおける他の制御プロセスへのデータ送信処理
を示す流れ図である。
【0015】図17はデータ電文フォーマットで、送受
信装置、制御プロセスの各間でデータの送受に使用し、
図18は送達確認通知電文フォーマットで、データの送
信が成功した場合に受信側から送信元に送られる通知と
して使用し、図19は送達異常通知電文フォーマット
で、データの送信で受信側が制御番号矛盾を検出した場
合に送信元に送られる通知として使用し、図20は送達
不能通知電文フォーマットで、送信側ホストコンピュー
タからのデータの送出が不可能な場合に発行元の送受信
装置に送られる通知として使用されるデータフォーマッ
トである。
【0016】本システムは、1対1で通信を行なう双方
の利用者プロセス103が、通信アプリケーション・イ
ンタフェイスプログラムとして、送受信装置102を使
用し、各ホストコンピュータ上に1つの制御プロセス1
01を配置する形で構成される。
【0017】また、制御プロセス101は、同一ホスト
コンピュータ内で1つのみ配置し、複数の送受信装置1
02と接続可能である。図4に示すソケット構成図に本
システムにより生成されるソケット接続構成例を示す。
利用者プロセス412対422、413対423、41
4対432のそれぞれで通信を行なう場合、利用者プロ
セスの412、413、414、422、423、43
2は送受信装置102を内部に持ち通信を行なうアプリ
ケーションプロセスである。正常時のデータ通信に用い
られるインタネットプロトコルタイプのソケット通信路
441、442、443の他に本システムでは各送受信
装置での動作状況の監視及び異常時の対処用の制御プロ
セス101を各ホストごとに411、421、431を
配置する。この各制御プロセス101間は送受信装置の
接続があるホスト間に1つの迂回用のインタネットプロ
トコルタイプのソケット伝送路451、452を配置す
る。
【0018】本システムにおいて、利用者プロセス間の
データ通信を行う場合、送受信装置側では送信する利用
者プロセス103より送信受付部201にて受け入れた
送信データは、制御採番部203においてデータ電文フ
ォーマット1710に入れて付加情報を加えた電文にし
て、送信用制御番号生成処理1101で作成した制御番
号を制御用電文生成処理1102にて制御番号1717
に格納し、送信先送受信装置名1712、送信先ホスト
コンピュータ名1713、送信元送受信装置名171
4、送信元ホストコンピュータ名1715、を設定し、
電文種別1716にデータ電文を示す区分を設定し、送
信データ1718に送るべき利用者データを設定して、
最後に全体のデータ長を1711に入れたデータ電文フ
ォーマット1710を生成する。
【0019】送受信装置への送信処理1103により送
受信装置の送信部205を通じて、送信先の送受信装置
の受信部206へ送信する。送信結果確認処理1104
により結果を確認し、正常の場合には送達確認タイマ設
定処理1105により送達確認用タイマを設定し、異常
の場合、または送達確認タイマのタイムアウト時には監
視プロセス装置への送達異常通知処理1106により異
常を知らせた後、監視プロセスへの代行送信処理110
7により送信できなかったデータ電文を制御プロセス1
01へ送信する。送受信装置の他の送受信装置からのデ
ータ受信部206では、送受信装置からのデータ受信処
理1201によりデータの読みだしを行ない、制御番号
確認部208では、受信データの分解処理1202にて
受信データ上の制御番号を取り出し、制御番号適正判別
処理1203にて取り出した制御番号と受信予定の制御
番号の比較を行ない、等しければ受信データを受信バッ
ファ部210に格納し、送達確認通知電文フォーマット
1810の通知を生成して、制御プロセス101への送
達確認通知処理1204にて制御送信部207を通して
制御プロセス101に対して送信する。退避データ有無
判別処理1205では、退避部209の中に受信したデ
ータに続く制御番号の退避データがあるかどうかを判定
し、存在する場合には、退避データ取り込み処理120
6にて連続する制御番号の退避データが無くなるまで、
連続する制御番号の通知を小さい順に受信バッファ部2
10に移す。
【0020】制御番号適正判別処理1203において受
信予定でない制御番号の通知を受け取ったことを確認し
た場合は、制御プロセス101への送達異常通知(制御
番号不正)送信処理1207において、原因区分191
8に制御番号不正を設定し、請求制御番号1917に受
信予定制御番号を設定した送達異常通知フォーマット1
910を作成し、制御送信部207を通して制御プロセ
ス101に送られる。受信していない制御番号の通知な
らば、受信データの退避処理1208にて退避部209
に蓄積される。データを受信する側のホストコンピュー
タの送受信装置102にて制御プロセス101よりデー
タを受信する場合、制御プロセス101からのデータ受
信処理1301により、データを取り込み制御受信部2
11において、送達異常通知受信判定処理1302にお
いて受信データが送達異常通知電文フォーマット191
0であると判別された場合は、再送すべき制御番号の取
得処理1303にて請求制御番号1917を取得し、蓄
積部204からの再送データ取得および削除処理130
4にて蓄積部204より取得した該当データと、受信し
た送達異常通知電文フォーマット1910のデータより
データ電文フォーマット1710の再送データを、制御
プロセス101への代行送信処理1305にて同ホスト
コンピュータの制御プロセス101に送信する。
【0021】制御プロセス101からの受信データを送
達確認通知受信判定処理1306にて、送達確認通知電
文フォーマット1810であると判別された場合は、送
達した制御番号取得処理1307にて受諾制御番号17
17を取り出して、蓄積部204からの再送データ削除
処理1308にて蓄積部204から該当の蓄積データを
削除する。制御プロセス101からの受信データを送達
不能通知受信判定処理1309にて、送達不能通知電文
フォーマット2010を受信したと判別された場合は、
受信バッファ部210への送達不能通知格納処理131
0にて、送達不能通知電文フォーマット2010のデー
タを受信バッファ部210に格納することで、利用者プ
ロセス103への送達不能を知らせる。
【0022】制御プロセス101からの受信データを代
行受信判定処理1311にてデータ電文フォーマット1
710のデータであると判断した場合は、受信データを
送受信装置からの受信データに置換処理1312によ
り、受信部206からのデータ電文受信時と同じ処理で
扱う。制御プロセス101において、同ホストコンピュ
ータ上で使われる送受信装置102からのデータ受信時
は、制御受信部301にて自ホストコンピュータ上の送
受信装置からの受信処理1401によりデータを受信
し、通知制御部304にて出力メッセージ作成処理14
02にて電文に応じた出力メッセージを作成し、メッセ
ージ出力判定処理1403では出力メッセージが存在す
る場合にメッセージ表示1404にて出力部305へ出
力を行い、制御受信部301にてデータ電文フォーマッ
ト1710のデータを受信した場合は、代行送信判定処
理1405により判別され、送信先ホストコンピュータ
の制御プロセス101への送信処理1406にて、制御
プロセス送信部306を通して送信先ホストコンピュー
タの制御プロセス101に対してデータ電文フォーマッ
ト1710のデータを送信する。
【0023】制御プロセス101から他の制御プロセス
101への送信時は、制御プロセス送信部306で、送
信データより送信先情報の取得処理1601を行い、送
信先ホストコンピュータ上の監視プロセスへのデータ送
信処理1602を行い、送信結果判定処理1603にて
送信が成功した場合には、送達確認タイマ設定処理16
04を行い、送信異常が検出された場合か、正常時の送
達タイマがタイムアウトした場合は送達不能通知発行処
理1605により、送達不能通知電文フォーマット20
10のデータを制御送信部302によりデータ送信元の
送受信装置に送られる。
【0024】制御プロセス101において、他のホスト
コンピュータの制御プロセス101からデータを受信し
た場合は、他のホストコンピュータの制御プロセス10
1からの受信処理1501にて制御プロセス受信部30
3でのデータ受信を行い、受信データの送達確認通知判
定処理1502により送達確認通知電文フォーマット1
810の場合を判別し、送信元の送受信装置への送達確
認処理1503により制御送信部302を通して送信先
の送受信装置102へ送達確認通知電文を送り、受信デ
ータが送達異常通知の場合は、送達異常通知判定処理1
504により送達異常通知電文フォーマット1910の
場合を判別し、異常メッセージの表示1505では通知
制御部304でメッセージを作成して出力部305で出
力し、送信元送受信装置への送達異常通知送信処理15
06にて、送達異常通知を制御送信部302より送受信
装置102へ送信する。
【0025】受信データがデータ電文フォーマット17
10の電文である場合は、再送データ判定処理1507
にて判別して制御送信部302を通して送受信装置10
2へ送信し、代行受信警告表示処理1509では通知制
御部304にてメッセージを作成して出力部305にて
表示を行う。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回線監視
機能付きソケット装置を利用することで、以下の効果が
生じる。 (1)高負荷ネットワーク環境でのプロセス間通信時に
下位プロトコルでのデータ損失があっても、自動的に再
送処理を行い、通信不能時には利用者に告知することが
できる。 (2)送信異常時には別系統の迂回経路からの再送処理
により、送達率の高い通信環境の提供が可能である。 (3)回線上でのデータの送達状況を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線監視機能付きソケット装置の一実
施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送受
信装置の内部構成図である。
【図3】本発明の回線監視機能付きソケット装置の制御
プロセスの内部構成図である。
【図4】本発明の回線監視機能付きソケット装置のソケ
ット構成図である。
【図5】本発明の回線監視機能付きソケット装置の正常
送信時の処理シーケンス図である。
【図6】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送信
異常時の処理シーケンス図である。
【図7】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送信
時の異常を送達確認のタイムアウトにより認識する場合
の処理シーケンス図である。
【図8】本発明の回線監視機能付きソケット装置のデー
タ損失時の再送処理シーケンス図である。
【図9】本発明の回線監視機能付きソケット装置の利用
者プロセスにおける送受信装置への送信処理を示す流れ
図である。
【図10】本発明の回線監視機能付きソケット装置の利
用者プロセスにおける送受信装置からの受信処理を示す
流れ図である。
【図11】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
受信装置における他の送受信装置への送信処理を示す流
れ図である。
【図12】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
受信装置における他の送受信装置からの受信処理及び制
御プロセスへの送信処理を示す流れ図である。
【図13】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
受信装置における制御プロセスからの制御データの受信
処理を示す流れ図である。
【図14】本発明の回線監視機能付きソケット装置の制
御プロセスにおける送受信装置からの制御データ受信処
理及び他の制御プロセス向け制御データ送信処理を示す
流れ図である。
【図15】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
信時の制御プロセスにおける他の制御プロセスからの制
御データ受信処理及び送受信装置向け制御データ送信処
理を示す流れ図である。
【図16】本発明の回線監視機能付きソケット装置の制
御プロセスにおける他の制御プロセスへのデータ送信処
理を示す流れ図である。
【図17】本発明の回線監視機能付きソケット装置のデ
ータ電文フォーマットである。
【図18】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
達確認通知電文フォーマットである。
【図19】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
達異常通知電文フォーマットである。
【図20】本発明の回線監視機能付きソケット装置の送
達不能通知電文フォーマットである。
【符号の説明】
101 制御プロセス 102 送受信装置 103 利用者プロセス 201 送信受付部 202 受信受付部 203 制御採番部 204 蓄積部 205 送信部 206 受信部 207 制御送信部 208 制御番号確認部 209 退避部 210 受信バッファ部 211 制御受信部 301 制御受信部 302 制御送信部 303 制御プロセス受信部 304 通知制御部 305 出力部 306 制御プロセス送信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータオペレーティングシステム
    であるUNIXにおけるソケット機能を利用した異なる
    ホストコンピュータ間のデータ通信において、利用者プ
    ロセスにおける通信を行う為のユニットを送受信装置と
    し、転送電文フォーマットに変換した電文を送受信装置
    向けに送る為の送信部と、他の送受信装置から転送電文
    フォーマットのデータを受信する為の受信部と、電文の
    送達確認に使用する制御番号を生成する制御採番部と、
    送受信データの到達確認を制御番号により行う制御番号
    確認部と、未送達時に再送する為に送信時から送達確認
    時まで送信データを蓄積する蓄積部と、本システムにお
    ける通信制御を行なう制御プロセスからの制御により蓄
    積部より取得した送信データの配信と、送信部での異常
    や制御番号確認部での検査結果を示す通知を制御プロセ
    スへ送る為の制御送信部と、制御プロセスからの制御要
    求や送達確認通知や再送処理により送られたデータ受信
    する為の制御受信部と、制御番号による受信順序の飛び
    越しが発生した場合の先読みされたデータの一時退避を
    行なう為の退避部と、利用者プロセス向けに受信された
    データを蓄積する受信バッファ部と、利用者プロセスか
    らの送信処理の受け付けを行なう為の送信受付部と、利
    用者プロセスからの受信データの読みだし口となる受信
    受付部とを備えることを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 同一ホストコンピュータ上で起動される
    利用者プロセスの通信ユニットとして用いる送受信装置
    との間のデータの送信を行う為の制御送信部と、受信を
    行う為の制御受信部と、送受信装置の通信状況や通信障
    害の通知を管理者に報告する為の出力部と、他の制御プ
    ロセスからの送達確認通知、送達異常通知を受信してデ
    ータ送信元送受信装置に対して転送したり、送信異常時
    の代行送信時に他のホストコンピュータの制御プロセス
    から送られるデータ電文を受信して送信先の送受信装置
    に転送する制御プロセス受信部と、送受信装置の制御番
    号確認部で確認した送達結果を送信元ホストコンピュー
    タの制御プロセスへの送信や、送信異常時に送信先ホス
    トコンピュータの制御プロセスへのデータ電文の代行送
    信を行う制御プロセス送信部と、異常時や代行送受信時
    に通知を受けて出力用のメッセージの組み立てを行う通
    知制御部とを備えることを特徴とする制御プロセス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の送受信装置と、請求項2
    記載の制御プロセスとを備えたことを特徴とする回線監
    視機能付きソケット装置。
JP8135271A 1996-05-29 1996-05-29 回線監視機能付きソケット装置 Pending JPH09319683A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048023A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Hitachi Software Eng Co Ltd 複合インターフェース表示灯および該表示灯を使用した通知システム

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