JPH0622000A - メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム - Google Patents

メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム

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JPH0622000A
JPH0622000A JP4177860A JP17786092A JPH0622000A JP H0622000 A JPH0622000 A JP H0622000A JP 4177860 A JP4177860 A JP 4177860A JP 17786092 A JP17786092 A JP 17786092A JP H0622000 A JPH0622000 A JP H0622000A
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JP
Japan
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message
serial number
computer
processing
terminal device
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Pending
Application number
JP4177860A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuka Kohama
由香 小濱
Ryoji Nakamura
亮二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0622000A publication Critical patent/JPH0622000A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機と端末装置間で送受信されるメッセー
ジの紛失を防止する。 【構成】計算機1は、端末装置2にメッセージを送信す
ると共に、当該メッセージを計算機1のメッセージ記憶
部7で記憶し、時間監視部5で監視時間を設定する。メ
ッセージを受信した端末装置2は、受信メッセージに付
加されている通番と端末装置2で管理している通番とが
一致すれば処理を行い、処理の正常終了時、端末装置2
では計算機1が付加してきた通番を付加した処理完了メ
ッセージを計算機1に送信し、管理している期待通番に
1を加えて、次の期待通番とする。計算機1は、記憶し
ていたメッセージの通番と処理完了メッセージの通番が
一致した場合は、送信時にセットした監視タイマのキャ
ンセルを行い、記憶していたメッセージを廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機から端末装置
へ送信するメッセージのメッセージ紛失防止機能を有す
るメッセージ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メッセージ通信におけるメッセー
ジ送達の確認は、端末装置が計算機からの送信メッセー
ジを受信する通信制御レベルの階層で確認応答メッセー
ジを計算機に送信する。そして、計算機は確認応答メッ
セージによって、端末装置が送信メッセージを受け取っ
たことが確認されたとして、計算機自身が保持している
送信メッセージを廃棄している。
【0003】従って、端末装置の通信制御レベル以上の
階層で不正な処理、あるいは装置の障害によってメッセ
ージが処理完了しない事態が生じると、メッセージは紛
失することになる。
【0004】また、端末装置はメッセージを受理し、処
理を正常に終了し、確認応答メッセージを返信しても、
計算機が確認応答メッセージを受け取れない事態が生じ
ると、計算機は再度、メッセージを送信するので、端末
装置には、同一のメッセージが二重出力することにな
る。
【0005】上述のメッセージ紛失および二重出力のど
ちらの問題もメッセージ通信の信頼性を低下させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】計算機と端末装置間の
メッセージ通信における従来の確認応答および通番によ
る通信手法では、メッセージの紛失あるいは二重出力を
完全に防止することはできない。
【0007】この発明の目的は、上述の問題を解消する
メッセージ紛失防止手法を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のメッセージ紛
失防止機能を有するメッセージ通信システムは、メッセ
ージの送受信機能を備える計算機および端末装置でもっ
て構成されるメッセージ通信システムには、前記メッセ
ージに付加する通番を宛先ごとに管理する通番管理手段
と、前記通番を付加したメッセージを前記計算機内に記
憶させるメッセージ記憶手段と、前記端末装置と前記メ
ッセージの送受信を行う通信処理手段と、前記通信処理
手段の前記端末装置に対する通信制御上の監視時間を設
定する時間監視手段と、前記端末装置から前記メッセー
ジの前記通番を付された処理完了メッセージを受信し、
前記処理完了メッセージの前記通番と前記記憶されてい
る前記メッセージの前記通番とを比較し、両者の前記通
番が一致した場合、前記メッセージ記憶手段に記憶され
ている前記メッセージを廃棄し、両者の前記通番が一致
しないか、あるいは前記メッセージ記憶手段に記憶され
ている前記メッセージがない場合、前記処理完了メッセ
ージを破棄するメッセージ処理手段と、を有する前記計
算機と、前記計算機に対する前記メッセージを送受信す
る通信処理手段と、前記メッセージに付加される前記通
番の期待値を管理する通番管理手段と、前記メッセージ
に付加されている前記通番と前記通番管理手段が管理し
ている前記通番の期待値とを比較し、前記通番が一致す
る場合、前記メッセージを受理し、前記通番が一致しな
い場合、前記メッセージを破棄し、前記メッセージの前
記通番を付加した前記処理完了メッセージを前記計算機
に送信するメッセージ処理手段と、を有する前記端末装
置と、を備える。
【0009】
【実施例】次にこの発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】この発明の一実施例の構成を示す図1を参
照すると、メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ
通信システムは、メッセージを送信する計算機1と、そ
のメッセージを受信する端末装置2と、計算機1と端末
装置2を接続する通信回線3と、で構成される。計算機
1には、メッセージをデータ伝送するための通信処理を
行う通信処理部4と、通信処理のタイミングを計時する
時間監視部5と、送受するメッセージの生成と処理を行
うメッセージ処理部6と、メッセージを保持するため一
時記憶するメッセージ記憶部7と、送信するメッセージ
に通し番号を付加し管理する通番管理部8と、送信メッ
セージの通番を記憶する通番記憶部9とを有する。ま
た、端末装置2には、メッセージをデータ伝送するため
の通信処理を行う通信処理部10と、送受するメッセー
ジの生成と処理を行うメッセージ処理部11と、受信す
るメッセージの期待通番を管理する通番管理部12と、
受信メッセージの期待通番を記憶する通番記憶部13と
を有して、構成される。
【0011】この実施例の動作を計算機1と端末装置2
とのメッセージ通信の送受信動作を説明する流れ図2を
参照し、説明する。
【0012】正常動作時のメッセージ送信の動作は、計
算機1がメッセージをメッセージ処理部6で生成し、メ
ッセージ記憶部7に記憶し、通番管理部8によって管理
される宛先ごとの一連番号をメッセージに付し、通信処
理部4に送付し、通信処理部4はメッセージを通信回線
を通して宛先の端末装置2に送信し、通信制御上の時間
監視のための監視時間を時間監視部5に設定する一連の
送信動作を行う(図2の手順30)。
【0013】次に、受信側である端末装置2は、メッセ
ージを待受ける状態にある(手順50)。そして、送信
されてくるメッセージを通信処理部10で受信し、メッ
セージ処理部11に送付する(手順51)。メッセージ
処理部11はメッセージに付加されている通番と、通番
管理部12で管理されている期待通番とを比較する(手
順52)。通番が一致すれば(手順53)、メッセージ
処理を開始する(手順54)。メッセージ処理が正常に
処理終了する場合(手順55)、メッセージ処理部11
は処理完了メッセージを生成し、計算機1が付加してき
た通番を処理完了メッセージに付加し、計算機1に送信
する(手順56)。また、通番管理部12は期待通番の
値に1を加算し次の期待通番の値とし、通番記憶部13
に記憶し、次のメッセージを受信待ち状態に戻る(手順
50)。
【0014】一方、計算機1の通信処理部4は応答待ち
の状態にあって(手順31)、応答である処理完了メッ
セージを受信する(手順32および33)。そして、メ
ッセージ処理部6に送付する(手順33)。メッセージ
処理部6は通番記憶部9に記憶していたメッセージの通
番と、処理完了メッセージの通番を比較し、一致した場
合(手順34,35)、送信メッセージの送達と処理完
了が確認されたとして、送信時に設定した監視タイマの
解除を行い(手順36)、保持していた送信メッセージ
を廃棄する(手順37)。そして、次のメッセージ送信
状態に戻る(手順30)。
【0015】次に、送信側の計算機1からメッセージを
送信した後、端末装置で受信後(手順51)、メッセー
ジ処理の途中で未了となり、メッセージが出力されず、
紛失した場合と同様の状態になった場合(手順57)、
端末装置2の受信メッセージは破棄されて、処理完了メ
ッセージは送信されない(手順62)。計算機1は、応
答待ちの状態(手順31)で、処理完了メッセージが受
信されないので、時間監視部5のタイムアウトが検出さ
れる(手順38)。計算機1からメッセージを送信する
とき、そのメッセージをメッセージ記憶部7に記憶する
が、時間監視部5の監視タイマがタイムアウトとなる
と、通信処理部4はメッセージの送達が不成功であると
判断し(手順39)、記憶していた送信メッセージを再
送する(手順40)。再送したメッセージが端末装置2
で正常に受信され(手順30,50,51)、メッセー
ジ処理されると(手順52,53,54,55)、端末
装置2は受信メッセージの通番を処理完了メッセージに
付加し、それを計算機1に返信する(手順56)。計算
機1は応答待ちの状態(手順31)で、処理完了メッセ
ージを受信し(手順32)、正常な処理完了メッセージ
であるから(手順33,34)、時間監視部の監視タイ
マを解除し(手順36)、送信メッセージをメッセージ
記憶部から廃棄する(手順37)。
【0016】次に、計算機1よりメッセージを送信した
後、通信回線の障害、あるいは端末装置障害のため、メ
ッセージの送達不成功の場合、端末装置2からの処理完
了メッセージは計算機1で受信されない。そして、計算
機1は時間監視部5で監視タイマのタイムアウトを検出
し、送信メッセージの送達が不成功と判断する(手順3
1,38,39)。計算機1は、メッセージ記憶部9に
記憶しているメッセージの再送の備えを行い(手順4
0)、障害が回復した時点で、メッセージを再送信する
(手順30)。
【0017】更に、端末装置2のメッセージ処理部11
で計算機1より送信されたメッセージの通番と、端末装
置2で管理している通番とが一致しなかった場合(手順
57)、端末装置2は重複処理を防ぐために、この受信
メッセージを処理せずに破棄する(手順58)。そし
て、端末装置2は処理完了メッセージに、受信メッセー
ジの通番を付加し、計算機1に送信する(手順59)。
計算機1では、この処理完了メッセージを受信すると
(手順31,32,33)、通番の不一致を検出し(手
順41)、監視タイマをキャンセルし(手順42)、通
番の不一致が生じたことを利用者に通知し(手順4
3)、通番の再設定を行い(手順44)、メッセージを
再送する(手順30)。更に、また端末装置2からの処
理完了メッセージの処理で(手順33)、メッセージ記
憶部7に、処理完了のメッセージに相当するメッセージ
が記憶されてない場合(手順45)、その処理完了メッ
セージは破棄され(手順46)、タイムアウトの検出で
(手順38)、送信メッセージの送達不成功となる(手
順39)。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、計
算機が端末装置からの送信通番を有する処理完了メッセ
ージを受信して初めて、メッセージの送受信が正確に行
われたと判断し、保持していた送信メッセージを廃棄す
ることにより、計算機と端末装置間におけるメッセージ
の紛失を防止できる。
【0019】また、期待通番と異なる通番のメッセージ
は処理しないことにより重複処理も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 計算機 2 端末装置 3 通信回線 4 通信処理部 5 時間監視部 6 メッセージ処理部 7 メッセージ記憶部 8 通番管理部 9 通番記憶部 10 通信処理部 11 メッセージ処理部 12 通番管理部 13 通番記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージの送受信機能を備える計算機
    および端末装置でもって構成されるメッセージ通信シス
    テムには、 前記メッセージに付加する通番を宛先ごとに管理する通
    番管理手段と、前記通番を付加したメッセージを前記計
    算機内に記憶させるメッセージ記憶手段と、前記端末装
    置と前記メッセージの送受信を行う通信処理手段と、前
    記通信処理手段の前記端末装置に対する通信制御上の監
    視時間を設定する時間監視手段と、前記端末装置から前
    記メッセージの前記通番を付された処理完了メッセージ
    を受信し、前記処理完了メッセージの前記通番と前記記
    憶されている前記メッセージの前記通番とを比較し、両
    者の前記通番が一致した場合、前記メッセージ記憶手段
    に記憶されている前記メッセージを廃棄し、両者の前記
    通番が一致しないか、あるいは前記メッセージ記憶手段
    に記憶されている前記メッセージがない場合、前記処理
    完了メッセージを破棄するメッセージ処理手段と、を有
    する前記計算機と、 前記計算機に対する前記メッセージを送受信する通信処
    理手段と、前記メッセージに付加される前記通番の期待
    値を管理する通番管理手段と、前記メッセージに付加さ
    れている前記通番と前記通番管理手段が管理している前
    記通番の期待値とを比較し、前記通番が一致する場合、
    前記メッセージを受理し、前記通番が一致しない場合、
    前記メッセージを破棄し、前記メッセージの前記通番を
    付加した前記処理完了メッセージを前記計算機に送信す
    るメッセージ処理手段と、を有する前記端末装置と、を
    備えて、 メッセージ通信を実行することを特徴とするメッセージ
    紛失防止機能を有するメッセージ通信システム。
JP4177860A 1992-07-06 1992-07-06 メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム Pending JPH0622000A (ja)

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JP4177860A JPH0622000A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム

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JPH0622000A true JPH0622000A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16038349

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JP4177860A Pending JPH0622000A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 メッセージ紛失防止機能を有するメッセージ通信システム

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JP (1) JPH0622000A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349670B1 (ko) * 1999-12-24 2002-08-22 한국전자통신연구원 통합액세스노드시스템에서의 표준관리동작처리 오류 방지방법
JP2018157466A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 日本電気株式会社 電文送受信システム、電文送信装置、電文受信装置、電文送受信方法およびプログラム
JP2020173574A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 タック株式会社 管理サーバと集約サーバの連繋システム、管理サーバ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349670B1 (ko) * 1999-12-24 2002-08-22 한국전자통신연구원 통합액세스노드시스템에서의 표준관리동작처리 오류 방지방법
JP2018157466A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 日本電気株式会社 電文送受信システム、電文送信装置、電文受信装置、電文送受信方法およびプログラム
JP2020173574A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 タック株式会社 管理サーバと集約サーバの連繋システム、管理サーバ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981208