JP2880021B2 - プログラマブルコントローラ用ネットワークシステムにおける局番重複状態/接続順序状態確認方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラ用ネットワークシステムにおける局番重複状態/接続順序状態確認方法

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JP2880021B2
JP2880021B2 JP4165816A JP16581692A JP2880021B2 JP 2880021 B2 JP2880021 B2 JP 2880021B2 JP 4165816 A JP4165816 A JP 4165816A JP 16581692 A JP16581692 A JP 16581692A JP 2880021 B2 JP2880021 B2 JP 2880021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラマブルコン
トローラをループ伝送路形態のネットワークユニットを
介してデータ通信を実行するプログラマブルコントロー
ラ用ネットワークシステムにおける局番重複状態/接続
順序状態確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来におけるプログラマブル
コントローラ(以下、PCという)をネットワークユニ
ットを用いることによりループ伝送路形態でのデータ通
信が実行可能なシステムの概略構成を示す。図10にお
いて、1はPCユニット、2はネットワークユニット、
3は各ネットワークユニット2間を結ぶケーブルであ
る。
【0003】図11は、図10に示したネットワークユ
ニット2の送受信部を示す回路図である。図11におい
て、4は回線を制御する回線制御回路、5は受信データ
をデジタル信号に変換する受信回路、6は受信データを
正常に取り込むための同期回路、7は受信バッファ、8
はネットワークユニット2のCPU、9は送信バッフ
ァ、10は送信データの信号変換回路である。図12
は、図11に示した回線制御回路4のセット状態(a)
とリセット状態(b)をイメージで示したものである。
【0004】次に、動作を説明する。図10に示すよう
に、各PCユニット1はネットワークユニット2を装着
し、ケーブル3を経由して各局のPCユニット1とデー
タの送受信を実行している。各ネットワークユニット2
はユニットのスイッチ等により固有の局番をユーザが設
定し、データの送受信はこの局番に従って実行される。
データ送信は必ず1局が行い、他局は受信状態になって
いる。データ送信局は図11に示した送信バッファ9に
送信データを書き込み、信号変換回路10を経由して回
線制御回路4から次局に送信される。
【0005】このとき、データ送信局は、図12(b)
に示した回線制御回路リセット状態に設定してあり、自
局が送信したデータが自局で止まるように設定されてい
る。送信局以外の各受信局は、図12(a)に示した回
線制御回路セット状態に設定してあり、前局からの受信
データがそのまま次局に送信され、同時に自局でもデー
タ受信ができるように設定されている。このため、受信
データは図11に示した受信回路5によって受信され、
同期回路6により同期ずれを補正しながら受信バッファ
7に取り込まれる。
【0006】図10に示したように構成されたネットワ
ークシステムにあっては、送受信データは全て局番に従
って実行される。そのため、ユーザが設定した局番が他
のネットワークユニット2と重なっている場合、通信が
正常に実行されず、各ユニットにおける局番の設定値を
知るためにユーザが各ユニットの設定を目視確認するの
が現状であった。また、各ネットワークユニット2の接
続順序を知る方法も特になく、ユーザがケーブル3に従
い各ネットワークユニット2の接続状態を目視確認する
のが現状であった。
【0007】その他、この発明に関連する参考技術文献
としては、特開平2−288634号公報に開示されて
いる「ループ式通信システムの局接続順序確認方式」、
特開平1−228345号公報に開示されている「局ア
ドレスチェック処理方法」、特開平2−230840号
公報に開示されている「ネットワーク・アドレスのテス
ト方法」、特開平2−290347号公報に開示されて
いる「ネットワークシステムおよび重複アドレスのテス
ト方法」、特開平2−4040号公報に開示されている
「端末制御監視装置」がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来にお
けるPC用ネットワークシステムにあっては、各ユニッ
トにおける局番の設定が重複している場合、通信動作が
正常に実行できず、各ユニットの局番の設定値を知るた
めには、各ユニットの設定を目視でしか確認できないた
め、作業効率が悪いという問題点があった。
【0009】また、上記のような従来におけるPC用ネ
ットワークシステムにあっては、各ネットワークユニッ
トの接続順序状態を知るためには、ケーブルに従い目視
でしか確認できないため、作業効率が悪いという問題点
があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、各ユニットの局番設定の
重複をどの局からも容易に確認でき、作業効率を向上さ
せることができるPC用ネットワークシステムにおける
局番重複状態確認方法を得ることを第1の目的とする。
【0011】また、この発明は、各ユニットの接続順序
状態をどの局からも容易に確認でき、作業効率を向上さ
せることができるPC用ネットワークシステムにおける
接続順序状態確認方法を得ることを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPC用ネ
ットワークシステムにおける局番重複状態確認方法は、
PCをループ伝送路形態のネットワークユニットを介し
てデータ通信を実行するPC用ネットワークシステムに
おける局番重複状態確認方法において、制御回路リセッ
ト指示伝文をn番目の局に送信し、テスト受信局の制御
回路リセット処理時間分待った後、同じn番目の局に局
番重複テスト伝文を送信し、テスト要求局は、テスト受
信局からの局番重複テスト伝文に対する結果伝文の内容
に基づいて局番の重複状態を確認するものである。
【0013】また、前記テスト受信局は、前記制御回路
リセット指示伝文の受信後、回線制御手段をリセットす
ることにより前局からのデータが次局に伝送されない状
態にし、前記局番重複テスト伝文を待ち、局番重複テス
ト伝文を受信した場合には正常受信したことを、タイム
アウトになった場合には異常を前記結果伝文により前記
テスト要求局に送信し、その後、前記回路制御手段をセ
ットするものである。
【0014】また、前記テスト受信局は、前記制御回路
リセット指示伝文の受信後、回線制御手段をリセットす
ることにより前局からのデータが次局に伝送されない状
態にし、前記局番重複テスト伝文を待ち、局番重複テス
ト伝文を受信した場合には正常受信したことを、前局が
結果伝文を受信した場合には異常を前記結果伝文により
前記テスト要求局に送信し、その後、前記回路制御手段
をセットするものである。
【0015】また、PC用ネットワークシステムにおけ
る接続状態確認方法は、PCをループ伝送路形態のネッ
トワークユニットを介してデータ通信を実行するPC用
ネットワークシステムにおける接続順序状態確認方法に
おいて、制御回路リセット指示伝文をn番目の局に送信
し、テスト受信局の制御回路リセット処理時間分待った
後、同じn番目の局に局番重複テスト伝文を送信し、テ
スト要求局は、テスト受信局からの局番重複テスト伝文
に対する結果伝文の内容に基づいて局番の重複状態を確
認し、前記テスト要求局は全局のテストを完了した後に
各局が受信した前記局番重複テスト伝文及び結果伝文の
受信結果を読み出すために読出伝文を各局毎に送信し、
前記読出伝文に対する結果伝文の内容に基づいて接続順
序状態を確認するものである。
【0016】また、前記テスト受信局は、前記読出伝文
を受信した場合は、自局より前にある局数と後にある局
数を前記読出伝文に対する結果伝文により前記テスト要
求局に送信するものである。
【0017】
【作用】テスト要求局は、各局毎にリセット伝文とテス
ト伝文の2つの伝文を送信し、各局からの返答伝文の内
容により局番の重複状態の判別を可能にする。各局は、
テスト局からのリセット伝文に従い制御回路をリセット
してテスト伝文の受信により返答伝文を送信する。
【0018】また、テスト要求局は、各局毎に2つの伝
文を送信し、その後各局の伝文の受信結果を読み出すこ
とにより各局の接続順序状態の判別を可能にする。
【0019】
【実施例】〔実施例1〕図1〜図4は、この発明に係わ
る局番重複テストを説明するものである。図1は、この
発明の一実施例を示す局番重複テスト要求局の処理動作
を示すフローチャートであり、1局からn局までの各局
をテストするものである。図2は、図1に示した局番重
複テスト要求局の伝文を受信した各局の処理動作を示す
フローチャートである。図3は、上記図1,図2に示し
た処理により各局に伝わるデータの流れを示す説明図で
あり、局番重複テスト要求局を3局目に設定してある。
図4は、局番が重複している場合のデータの流れを示す
説明図であり、図示の如く4局目が重複している。
【0020】この発明における局番重複テストの動作に
ついて説明する。図1において、局番nに0をセットし
(S10)、次に、局番nをn+1にセットする(S1
1)。その後、上記局番nが全局より数が大きいか否か
を判断し(S12)、大きいと判断した場合には全局の
テストを完了する。反対に、小さいと判断した場合には
制御回路リセット指示TEST−C1伝文をn番目の局
に送信する(S13)。次に、受信局の制御回路リセッ
ト処理時間分待った(S14)後、同じn番目の局に局
番重複テストTEST−C2伝文を送信する(S1
5)。テスト要求局は、テスト受信局からのTEST−
C2伝文に対する結果TEST−R伝文の受信待ちをし
(S16)、タイムアウトであると判断するとn番目の
局のタイムアウト処理を実行する(S16a)。反対
に、受信したと判断すると、次に、TEST−Rの結果
を判断する(S17)。ここで、TEST−Rの結果が
正常であると判断した場合には、n番目の局の正常処理
を実行する(S18)。反対に、異常であると判断した
場合には、n番目の局の重複処理を実行する(S1
9)。即ち、nの局番になっている局が2局以上ないか
を判別する。その判別方法は、上記TEST−Rが正常
結果になっていれば、nの局番のユニットが1つのみで
あり、TEST−Rが異常結果になっていればnの局番
のユニットが2つ以上あると判別するものである。
【0021】図2において、テスト要求局からの制御回
路リセット指示TEST−C1伝文を受信したか否かを
判断し(S20)、自局のTEST−C1伝文を受信し
ていないと判断した場合には、一連の動作を終了させ
る。反対に、自局のTEST−C1伝文を受信している
と判断した場合には、回線制御回路4をリセットした
(S21)後、前局からのデータが次局に伝わらないよ
うにしてTEST−C2伝文の待ち状態にする(S2
2)。ここで、自局のTEST−C2を受信したと判断
すると、TEST−R(正常)をテスト要求局に送信し
(S23)、回線制御回路4をセットする(S24)。
反対に、タイムアウトであると判断すると、TEST−
R(異常)をテスト要求局に送信し(S25)、回線制
御回路4をセットする(S26)。即ち、テストTES
T−C2伝文を受信した場合は、正常受信したことをT
EST−R伝文でテスト要求局に返信する。また、テス
トTEST−C2伝文を受信できずにタイムアウトにな
った場合は、受信できなかったことを異常結果としてT
EST−R伝文によりテスト要求局に返信し、TEST
−R伝文送信後回路制御回路4をセットして受信状態に
戻すものである。
【0022】局番が重複していない場合は、図3に示す
ようなデータの流れとなり、1番目の局からn番目の局
まで繰り返し実行する。局番が重複している場合は、図
4に示すようなデータの流れになる。図4においては、
制御回路リセット指示TEST−C1伝文を重複してい
る4局が共に受信して自局の制御回路をリセットする。
そのため、テスト要求局に近い4局がTEST−R正常
データを返信しているが、もう一方の4局も制御回路を
リセットしているためにテスト要求局に正常結果のTE
ST−Rが伝わらない。テスト要求局から遠い4局は局
番重複テストTEST−C2伝文の待ち状態でTEST
−C2が受信できないために異常結果のTEST−R伝
文を返信している。これによりテスト要求局では異常結
果のTEST−Rを受信して局番重複状態を判別するこ
とができる。
【0023】〔実施例2〕図5〜図9は、接続状態テス
トに関する動作を示すフローチャートである。図5及び
図6は、接続状態テスト要求局の処理動作を示し、1局
からn局までの各局をテストするものである。図7及び
図8は、図5及び図6の動作に基づくテスト要求局の伝
文を受信した各局の処理動作を示し、図9は、図5〜図
8に示した処理動作により各局に伝わるデータの流れを
示したものであり、テスト要求局を3局目に設定してあ
る。
【0024】上記実施例2における接続状態テストの動
作について説明する。図5及び図6に基づいて、この発
明における局番重複テストの動作について説明する。ま
ず、図5において、局番nに0をセットし(S50)、
次に、局番nをn+1にセットする(S51)。その
後、上記局番nが全局より数が大きいか否かを判断し
(S52)、小さいと判断した場合には制御回路リセッ
ト指示TEST−C1伝文をn番目の局に送信する(S
53)。次に、テスト受信局の制御回路リセット処理時
間分待った(S54)後、同じn番目の局に局番重複テ
ストTEST−C2伝文を送信する(S55)。テスト
要求局は、テスト受信局からのTEST−C2伝文に対
する結果TEST−R伝文の受信待ちをし(S56)、
タイムアウトであると判断するとn番目の局のタイムア
ウト処理を実行する(S60)。反対に、受信したと判
断すると、次に、TEST−R結果を判断する(S5
7)。ここで、TEST−R結果が正常であると判断し
た場合には、n番目の局の正常処理を実行する(S5
8)。反対に、異常であると判断した場合には、n番目
の局の異常処理を実行する(S59)。
【0025】上記ステップ52において、局番nは全局
より数が大きいと判断した場合、即ち、全局のテストが
完了し、各局から結果が読みだされた場合には、局番n
に0をセットし(S61)、次に、局番nをn+1にセ
ットする(S62)。その後、上記局番nが全局より数
が大きいか否かを判断し(S63)、大きいと判断した
場合には、全局の結果を読みだし、処理を終了する。反
対に、小さいと判断した場合には、次にn番目の局は正
常に終了しているか否かを判断し(S64)、正常であ
ると判断した場合には、n番目の局にTEST−C3を
送信する(S65)。その後、n番目の局からの受信結
果の受信待ちをし(S66)、タイムアウトであると判
断した場合には、上記ステップ62へ戻り、反対に受信
したと判断した場合には、受信結果からn番目の局がテ
スト要求局から何番目かを登録する(S67)。
【0026】即ち、制御回路リセット指示TEST−C
1伝文をn番目の局に送信する。その後、テスト受信局
の制御回路リセット処理時間分待った後、同じn番目の
局にテストTEST−C2伝文を送信する。テスト要求
局は、テスト受信局からのテストTEST−C2伝文に
対する結果TEST−R伝文の受信にてn番目の局が正
常か否かを判別する。テスト要求局は全局のテストを完
了した後に各局が受信したTEST−C2とTEST−
Rの結果を読み出すためにTEST−C3伝文を各局毎
に送信してTEST−R1伝文の受信を実行する。TE
ST−R1のデータにはテスト要求局からn番目局まで
の局数とn番目局以降の局数が入っており、これでn番
目の局がテスト要求局から何番目かが判別できる。
【0027】図7及び図8において、まず、自局宛の伝
文を受信したか否かを判断する(S70)、その結果、
他局宛の伝文を受信したと判断した場合には、次に、他
局宛のTEST−C2の受信待ちを行い(S71)、他
局宛のTEST−C2を受信したと判断した場合には、
TEST−C2要求の宛先の局番をメモする(S7
2)。その後、TEST−R受信待ちを実行し(S7
3)、タイムアウトであると判断すると、一連の処理を
終了する。反対に、TEST−Rを受信したと判断する
と、TEST−Rの局番のTEST−C2メモがあるか
否かを判断する(S74)。メモがあると判断した場合
には、テスト要求局を基準にしてTEST−R送信局は
自局より後にあり、自局より後にある局の局数を加算す
る(S75)。反対に、メモがないと判断した場合には
テスト要求局を基準にしてTEST−R送信局は自局よ
り前にあり、自局より前にある局の局数を加算する(S
76)。
【0028】また、上記ステップ70において、自局宛
の伝文を受信したと判断した場合には、図8に示すフロ
ーチャートに移行し、TEST−C1を受信したか否か
を判断する(S80)。TEST−C1を受信したと判
断した場合には、回線制御回路4をリセットし(S8
1)、次にTEST−C2を受信した(TEST−C2
待ち)か否かを判断する(S82)。TEST−C2を
受信したと判断した場合には、TEST−R(正常)を
テスト要求局に送信し(S83)、回線制御回路4をセ
ットする(S85)。反対に、上記ステップ82におい
て、タイムアウトと判断した場合には、TEST−R
(異常)をテスト要求局に送信し(S84)、回線制御
回路4をセットする(S86)。
【0029】また、上記ステップ80において、TES
T−C1を受信していないと判断した場合には、次にT
EST−C3を受信したか否かを判断する(S87)。
その結果、TEST−C3を受信したと判断した場合に
は、自局より前にある局数と自局より後にある局数をT
EST−R1に入れてテスト要求局に送信する(S8
8)。反対に、TEST−C3を受信していないと判断
した場合には、処理を終了する。
【0030】即ち、他局宛の伝文を受信した場合、TE
ST−C1伝文の受信局が回線制御回路4をリセットし
ていることから伝文の受信結果から自局とテスト要求局
間の局数が判別できる。他局宛TEST−C2伝文を受
信した場合、TEST−C2伝文の宛先を覚えておき、
覚えた局番からのTEST−R伝文であれば自局より後
にあることになる。また、覚えた局番以外からのTES
T−R伝文であれば自局より前にあることになる。図7
において自局宛のTEST−C1、TEST−C2伝文
の場合は図2と同じ処理を実行し、TEST−C3伝文
の場合は自局より前になる局数と後にある局数をTES
T−R1伝文でテスト局に返信する。データの流れは図
9に示したようなデータの流れになり、1番目の局から
n番目の局までTEST−C1とTEST−C2を繰り
返し実行した後、もう一度1番目の局からn番目の局ま
でTEST−C3を繰り返して実行し、結果のTEST
−R1を受信する。
【0031】〔実施例3〕上記各実施例にあっては、テ
ストTEST−C2伝文受信待ちになっている局がTE
ST−Rを返信する条件がタイムアウトになっている
が、これを前局のTEST−R受信でTEST−Rの送
信を実行しても同様の結果が得られる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように処理さ
れているので、第1に、テスト伝文にて行うことによ
り、従来のハードウェアの変更なしで局番重複確認、接
続順序状態を知ることができる。第2に、テスト伝文で
各局にテスト開始を全局に知らせるので、どの局からで
もテスト要求をすることができる。第3に、テスト要求
局から全局の局番設定を知ることができるので、人が各
ユニットの設置場所に行かなくても全局の局番設定を知
ることができる。第4に、テスト要求局から全局の接続
順序状態を知ることができるので、人が各ユニットの設
置場所に行かなくても全局の接続順序状態をを知ること
ができる。以上の結果、作業効率を飛躍的に向上させる
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る局番重複テスト要求局の概略処
理動作を示すフローチャートである。
【図2】この発明に係る各局の局番重複テストの概略処
理動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明に係る回線上に流れる局番重複テスト
データの概略を示す説明図である。
【図4】この発明に係る重複局が存在するときの回線上
に流れる局番重複テストデータの概略を示す説明図であ
る。
【図5】この発明に係る接続状態テスト要求局の概略処
理動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明に係る接続状態テスト要求局の概略処
理動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明に係る接続状態監視時における各局の
テスト概略処理動作を示すフローチャートである。
【図8】この発明に係る接続状態監視時における各局の
テスト概略処理動作を示すフローチャートである。
【図9】この発明に係る回線上に流れる接続状態テスト
データの概略動作を示す説明図である。
【図10】ループ伝送路形態の代表的なネットワークシ
ステムの構成を示す説明図である。
【図11】ネットワークユニットにおける送受信部の回
路構成を示すブロック図である。
【図12】ネットワークユニットにおける回線制御回路
のセット状態とリセット状態のイメージを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 PCユニット 2 ネットワークユニット 3 ケーブル 4 回線制御回路 5 受信回路 6 同期回路 7 受信バッファ 8 CPU 9 送信バッファ 10 信号変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 2/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラをループ伝
    送路形態のネットワークユニットを介してデータ通信を
    実行するプログラマブルコントローラ用ネットワークシ
    ステムにおける局番重複状態確認方法において、制御回
    路リセット指示伝文をn番目の局に送信し、テスト受信
    局の制御回路リセット処理時間分待った後、同じn番目
    の局に局番重複テスト伝文を送信し、テスト要求局は、
    テスト受信局からの局番重複テスト伝文に対する結果伝
    文の内容に基づいて局番の重複状態を確認することを特
    徴とするプログラマブルコントローラ用ネットワークシ
    ステムにおける局番重複状態確認方法。
  2. 【請求項2】 前記テスト受信局は、前記制御回路リセ
    ット指示伝文の受信後、回線制御手段をリセットするこ
    とにより前局からのデータが次局に伝送されない状態に
    し、前記局番重複テスト伝文を待ち、局番重複テスト伝
    文を受信した場合には正常受信したことを、タイムアウ
    トになった場合には異常を前記結果伝文により前記テス
    ト要求局に送信し、その後、前記回路制御手段をセット
    することを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコ
    ントローラ用ネットワークシステムにおける局番重複状
    態確認方法。
  3. 【請求項3】 前記テスト受信局は、前記制御回路リセ
    ット指示伝文の受信後、回線制御手段をリセットするこ
    とにより前局からのデータが次局に伝送されない状態に
    し、前記局番重複テスト伝文を待ち、局番重複テスト伝
    文を受信した場合には正常受信したことを、前局が結果
    伝文を受信した場合には異常を前記結果伝文により前記
    テスト要求局に送信し、その後、前記回路制御手段をセ
    ットすることを特徴とする請求項1記載のプログラマブ
    ルコントローラ用ネットワークシステムにおける局番重
    複状態確認方法。
  4. 【請求項4】 プログラマブルコントローラをループ伝
    送路形態のネットワークユニットを介してデータ通信を
    実行するプログラマブルコントローラ用ネットワークシ
    ステムにおける接続順序状態確認方法において、制御回
    路リセット指示伝文をn番目の局に送信し、テスト受信
    局の制御回路リセット処理時間分待った後、同じn番目
    の局に局番重複テスト伝文を送信し、テスト要求局は、
    テスト受信局からの局番重複テスト伝文に対する結果伝
    文の内容に基づいて局番の重複状態を確認し、前記テス
    ト要求局は全局のテストを完了した後に各局が受信した
    前記局番重複テスト伝文及び結果伝文の受信結果を読み
    出すために読出伝文を各局毎に送信し、前記読出伝文に
    対する結果伝文の内容に基づいて接続順序状態を確認す
    ることを特徴とするプログラマブルコントローラ用ネッ
    トワークシステムにおける接続状態確認方法。
  5. 【請求項5】 前記テスト受信局は、前記読出伝文を受
    信した場合は、自局より前にある局数と後にある局数を
    前記読出伝文に対する結果伝文により前記テスト要求局
    に送信することを特徴とする請求項4記載のプログラマ
    ブルコントローラ用ネットワークシステムにおける接続
    状態確認方法。
JP4165816A 1992-06-24 1992-06-24 プログラマブルコントローラ用ネットワークシステムにおける局番重複状態/接続順序状態確認方法 Expired - Lifetime JP2880021B2 (ja)

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