JP3460773B2 - 2重化ループ伝送方式によるネットワークシステムにおける通信制御方法および2重化ループ伝送方式によるネットワークシステム - Google Patents

2重化ループ伝送方式によるネットワークシステムにおける通信制御方法および2重化ループ伝送方式によるネットワークシステム

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JP3460773B2
JP3460773B2 JP23887296A JP23887296A JP3460773B2 JP 3460773 B2 JP3460773 B2 JP 3460773B2 JP 23887296 A JP23887296 A JP 23887296A JP 23887296 A JP23887296 A JP 23887296A JP 3460773 B2 JP3460773 B2 JP 3460773B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/423Loop networks with centralised control, e.g. polling

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  • Programmable Controllers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークシ
ステムにおける通信制御方法に関し、複数のプログラマ
ブルコントローラ等の各種FA機器を2重化したループ
構成で接続した2重化ループ伝送方式によるネットワー
クシステムにおける通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8(a)、(b)は2重化ループ伝送
方式によるネットワークシステムの構成例を示してい
る。このネットワークシステムは、4個のプログラマブ
ルコントローラ(以下、PCと云う)101〜104
各々にネットワークユニット201 〜204 が接続さ
れ、ネットワークユニット201 〜204 が正ループ伝
送路30と副ループ伝送路40によって2重化されたル
ープで接続されている。
【0003】ネットワークユニット201 〜204 のう
ち、ネットワークユニット201 は管理局であり、これ
より以降、ネットワーク制御ユニット201 をネットワ
ーク管理装置(NMと略称する)と呼ぶことがある。こ
れに対し、ネットワークユニット202 〜204 は通常
局であり、これより以降、ネットワークユニット20 2
〜204 をネットワーク制御装置(NCと略称する)と
呼ぶことがある。
【0004】NM201 は各PC101 〜104 からの
送信及び受信処理に加えて、ネットワークが何局で構成
されているか、どのような通信を行うか等のネットワー
クパラメータをNC202 〜204 に送信し、ネットワ
ークシステムが正しく動作しているかの管理を行い、N
C202 〜204 はNM201 による管理下で各PC1
1 〜104 からの送信及び受信処理を行う。
【0005】NM201 とNC202 〜204 とは、主
にネットワーク管理機能に関するソフトウェアの有無の
違いだけであり、同一のハードウェア構成である。
【0006】図9はネットワーク通信機能を有するプロ
グラマブルコントローラのハードウェア構成図である。
PC10(PC101 〜104 )は、シーケンス処理や
ネットワークユニット20(NM201 、NC202
204 )との通信処理等を行うCPU11と、シーケン
スプログラムや制御プログラムを格納するROM12
と、各種データを扱うワークメモリとしてのRAM13
と、外部入出力やシリアルインターフェース、LED、
スイッチ等の外部インタフェース(I/F)14とで構
成されている。
【0007】ネットワークユニット20は、他局との通
信処理や自局のPC10との通信を行うCPU21と、
自局のPC10とのデータやハンドシェークを行うメモ
リである2ポートRAM22と、通信プログラム等の処
理プログラムを格納するROM23と、各種データを扱
うワークメモリとしてのRAM24と、他局と2重化し
たループ構成で接続するネットワークインタフェース2
5とで構成されている。
【0008】ネットワークインタフェース25には、正
ループ伝送路30の正ループ送信ケーブル31、正ルー
プ受信ケーブル32と、副ループ伝送路40の副ループ
送信ケーブル41と副ループ受信ケーブル42とが接続
されている。これらケーブルは、光ケーブルなど構成さ
れ、2芯のペアケーブルで、正ループ送信ケーブル31
と副ループ受信ケーブル42、副ループ送信ケーブル4
1と正ループ受信ケーブル32とが各々ペアになってい
る。
【0009】図10は従来のネットワークユニット20
の2ポートRAM22における送受信インタフェースの
メモリ構成例を示している。2ポートRAM22は、N
MあるいはNCが他局との通信が行える状態であるか否
かを示す送受信開始フラグを格納する送受信開始フラグ
エリアと、送受信を停止した時の異常を示すステータス
を格納するステータスエリアと、ネットワークが何局で
構成され、どのような通信を行うか等のネットワークパ
ラメータを格納するネットワークパラメータエリアと、
PCから送信する場合の送信バッファと、NMあるいは
NCから受信する受信バッファとを割り付けられてい
る。
【0010】つぎに、従来のネットワークシステムの動
作について説明する。
【0011】まず、PC10が行う処理を図11を参照
して説明する。PC10は、RAM13、外部I/F1
4、ネットワークユニット20が正しく動作するか等の
イニシャル処理を行い(ステップST141)、接続さ
れているネットワークユニット20がネットワーク管理
装置であるか、ネットワーク制御装置であるかを判断す
る(ステップST142)。
【0012】PC101 に接続されているネットワーク
ユニットは、ネットワーク管理装置(NM201 )であ
るから、PC101 では、ネットワークパラメータを2
ポートRAM22のネットワークパラメータエリアに書
き込むネットワークパラメータ送信処理を行う(ステッ
プST143)。その後、2ポートRAM22の送受信
開始フラグエリアを監視し、送受信開始フラグがオンし
たか否かにより送受信が開始されたかを判断する(ステ
ップST145)。
【0013】送受信が開始されていれば(ステップST
145肯定)、2ポートRAM22に割り付けられてい
る送信バッファ、受信バッファを介して他局との送受信
を行う(ステップST146)。この後に、PCの本来
の処理であるシーケンス制御処理を行う(ステップST
149)。
【0014】これに対し、送受信開始フラグが停止(オ
フ)の場合には(ステップST145否定)、2ポート
RAM22のステータスエリアの内容を調べ(ステップ
ST147)、異常で停止している場合には(ステップ
ST147肯定)、該当する異常処理を行って(ステッ
プST148)、PCの本来の処理であるシーケンス制
御処理を行い(ステップST149)、一方、異常停止
でない場合には(ステップST147否定)、すぐにP
Cの本来の処理であるシーケンス制御処理を行う(ステ
ップST149)。
【0015】シーケンス制御処理が終わると、ステップ
ST145に戻り、以上の処理を繰り返すことにより、
シーケンス制御の実行と他局との送受信を行う。
【0016】PC102 〜104 にはネットワーク制御
装置(NC102 〜104 )が接続されているから、P
C102 〜104 では、ステップST142の判別で制
御装置が選ばれ、ネットワークパラメータを2ポートR
AM22のネットワークパラメータエリアから取り込む
(ステップST144)。その後、PC101 と同様に
ステップST145から順次処理を行い、PC101
同様にシーケンス制御の実行と他局との送受信を行う。
【0017】つぎに、図12のフローチャートを用いて
ネットワーク管理装置(NM)20 1 の動作について説
明する。
【0018】NM201 は、RAM24、ネットワーク
I/F25が正しく動作するか等のイニシャル処理を行
い(ステップST100)、2ポートRAM22の送受
信開始フラグエリアに格納される送受信開始フラグを停
止(オフ)にセットする(ステップST101)。
【0019】つぎに、正/副ループ両回線が断線等によ
り他局との通信ができない状態であるか否かを判断し
(ステップST102)、もし、断線等により他局との
通信ができない場合には(ステップST102肯定)、
2ポートRAM22のステータスエリアに回線断線異常
をセットし(ステップST106)、2ポートRAM2
2の送受信開始フラグを停止にし(ステップST10
7)、回線が正常になるまで、ステップST102から
繰り返す。
【0020】正常な場合には(ステップST102否
定)には、PC101 から2ポートRAM22のネット
ワークパラメータエリアに格納されたネットワークパラ
メータを他局に送信する(ステップST104)。
【0021】つぎに、他局との通信が開始されたことを
PC101 に知らせるために、2ポートRAM22の送
受信開始フラグを開始にセット(オン)する(ステップ
ST105)。
【0022】その後に、PC101 からの送信要求があ
るか否かを2ポートRAM22の送信バッファで確認し
(ステップST108)、送信要求があれば(ステップ
ST108肯定)、送信処理を行い(ステップST10
9)、送信要求がなければ(ステップST108否
定)、送信処理は行わず、ステップST110へ移行す
る。
【0023】つぎに、他局からの受信伝送フレームがあ
るか否かを確認し(ステップST110)、受信してい
れば(ステップST110肯定)、受信したデータを2
ポートRAM22の受信バッファにセットする受信処理
を行い(ステップST111)、受信していなければ
(ステップST110否定)、受信処理は行わず、ステ
ップST112へ移行する。
【0024】また、上述のような送受信の途中で回線が
断線等で異常になったか否かを確認し(ステップST1
12)、正常な場合には(ステップST112否定)、
ステップST108に戻り、異常な場合には(ステップ
ST112肯定)、2ポートRAM22のステータスエ
リアに回線断線異常をセットし(ステップST10
6)、2ポートRAM22の送受信開始フラグを停止に
し(ステップST107)、回線が正常になるまで、ス
テップST102から繰り返す。
【0025】つぎに、図13のフローチャートを用いて
ネットワーク制御装置(NC)20 2 〜204 の動作に
ついて説明する。
【0026】NC202 〜204 は、RAM24、ネッ
トワークI/F25が正しく動作するか等のイニシャル
処理を行い(ステップST120)、2ポートRAM2
2の送受信開始フラグエリアに格納される送受信開始フ
ラグを停止(オフ)にセットする(ステップST12
1)。
【0027】つぎに、正/副ループ両回線が断線等によ
り他局との通信ができない状態であるか否かを判断し
(ステップST122)、もし、断線等により他局との
通信ができない場合には(ステップST122肯定)、
2ポートRAM22のステータスエリアに回線断線異常
をセットし(ステップST125)、2ポートRAM2
2の送受信開始フラグを停止にし(ステップST12
6)、回線が正常になるまで、ステップST122から
繰り返す。
【0028】正常な場合には(ステップST122否
定)、NM1 からネットワークパラメータを受信し
ているか否かを確認し(ステップST124)、未受信
の場合には(ステップST124否定)、ステップST
122に戻る。
【0029】これに対し、受信している場合には(ステ
ップST124肯定)、2ポートRAM22のネットワ
ークパラメータエリアにネットワークパラメータを格納
するネットワークパラメータ受信処理を行い、自局PC
に渡す(ステップST127)。
【0030】つぎに、他局との通信が開始されたことを
自局PCに知らせるために、2ポートRAM22の送受
信開始フラグを開始にセット(オン)する(ステップS
T128)。
【0031】この後に、他局からの受信伝送フレームが
あるか否かを確認し(ステップST129)、受信して
いれば(ステップST129肯定)、受信したデータを
2ポートRAM22の受信バッファにセットする受信処
理を行い(ステップST130)、受信していなければ
(ステップST129否定)、受信処理は行わず、ステ
ップST131へ移行する。
【0032】つぎに、自局PCからの送信要求があるか
否かを2ポートRAM22の送信バッファで確認し(ス
テップST131)、送信要求があれば(ステップST
131肯定)、送信処理を行い(ステップST13
2)、送信要求がなければ(ステップST131否
定)、送信処理は行わず、ステップST133へ移行す
る。
【0033】また、上述の通信途中で回線が断線等で異
常になったか確認し(ステップST133)、正常な場
合には(ステップST133肯定)、ステップST12
9に戻り、異常な場合には、2ポートRAM22のステ
ータスエリアに回線断線異常をセットし(ステップST
125)、2ポートRAM22の送受信開始フラグを停
止にし(ステップST126)、回線が正常になるま
で、ステップST122から繰り返す。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワークシ
ステムでは、正/副ループどちらから伝送フレームを受
信したかを確認していないため、図8(b)に示されて
いるように、NC203とNC204 との間の正ループ
送信ケーブル31と副ループ受信ケーブル42とのペア
ケーブルAと、NC204 とNM1 との間の副ルー
プ送信ケーブル41と正ループ受信ケーブル32とのペ
アケーブルBのNC204 に対する接続が間違って反対
に接続されていても確認できない。
【0035】仮に確認できなくても、上述のような従来
の方式ではエラーにならず、正常に通信できることで問
題は発生しないが、通常、2重化したループ構成の通信
では、正ループが断線した場合は、副ループだけで通信
するようにする。また、どこかの局が電源断している場
合には、その前後の局でループバックする等のフェール
セーフ機能が使われるのは周知の通りである。
【0036】そのような機能は、当然、正/副ループが
正しく接続されていることが前提であり、もし、複数箇
所で正しく接続されていない場合には、ループバック機
能が正しく動作しない等の問題が生じる。
【0037】このため、従来は、正/副ループが正しく
接続されているかを確認するために、システムを構築す
るときに、ケーブル等に目印を付け、目視で確認しなけ
ればならないと云う問題があった。
【0038】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、正/副ループのケーブル接続が
正しくされている場合には、通常の通信に影響されずに
交信を継続し、ケーブル接続が正しくされていない場合
には、ループ異常を発見し、プログラマブルコントロー
ラの通常の通信を停止でき、またケーブル接続が正しく
されていないと想定されるループ方向異常局を確認して
このことをプログラマブルコントローラに通知でき、ま
たループ方向異常局が発見された場合には、全てのケー
ブル接続が回復したかを定期的にテストすることによっ
てケーブル接続が正しく修復された時点で速やかにプロ
グラマブルコントローラの通常の通信を再開できる2重
化ループ伝送方式によるネットワークシステムにおける
通信制御方法、特にこれらのことを特別なハードウェア
構成を必要とすることなく行う通信制御方法を得ること
を目的としている。
【0039】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による2重化ループ伝送方式によるネッ
トワークシステムにおける通信制御方法は、2重化した
ループ構成で接続された伝送路と、ループの局構成、配
線状態等を管理すると共に各局間の通信を行うネットワ
ーク管理装置と、各局間の通信を行う複数のネットワー
ク制御装置とを有し、前記ネットワーク管理装置及び複
数のネットワーク制御装置に各々にプログラマブルコン
トローラ等の各種FA機器が接続された2重化ループ伝
送方式によるネットワークシステムにおける通信制御方
法において、前記ネットワーク管理装置は、自局に接続
されたFA機器からの送信要求時に、送信するループ方
向を示すフラグを伝送フレームにセットして前記ネット
ワーク制御装置に送信する第1の工程とループ方向の
異常を検知する第2の工程と前記ループ方向の異常を
検知すると、自局に接続されたFA機器からの送信要求
を停止するとともに、前記ネットワーク制御装置に接続
されたFA機器からの送信要求を停止する指示を含む伝
送フレームを送信する第3の工程と、前記ネットワーク
制御装置に対してループ方向の異常が解消されたか否か
を検知するループ方向テストを回線ごとに行い、ループ
方向の異常が解消された場合に、自局に接続されたFA
機器からの送信要求を再開するとともに、前記ネットワ
ーク制御装置に接続されたFA機器からの送信要求を再
開する指示を含む伝送フレームを送信する第4の工程
と、を含むことを特徴とする
【0040】この発明による通信制御方法では、通常の
伝送フレームの受信のループ方向のチェックすることに
より、ケーブルが正しく接続されているか否かを確認す
ることができ、ケーブルが正しく接続されていないと、
ネットワーク管理装置およびネットワーク制御装置の全
てにおいてFA機器からの送受信要求を停止することが
できる。また、ループ異常を確認後、ループ方向テスト
を定期的に実施することで、全局のケーブル接続が回復
したかを確認することができ、さらに、全局のケーブル
接続が回復すれば、FA機器にループ方向異常が回復し
たことを指示することで、通常の通信を速やかに再開す
ることができる。
【0041】つぎの発明による2重化ループ伝送方式に
よるネットワークシステムにおける通信制御方法は、上
述の通信制御方法において、前記第2の工程におけるル
ープ方向の異常の検知は、前記ネットワーク制御装置に
よる、前記ネットワーク管理装置から前記伝送フレーム
を受け取ったループと受信した伝送フレームのフラグが
示すループ方向との同一性のチェックの結果、実際の受
信ループとフラグが示すループ方向とが異なっている場
合に、前記ネットワーク制御装置によって送信されるル
ープ方向を示す異常報告を含む伝送フレームを前記管理
装置が受信することによって、または、前記ネットワー
ク管理装置による、前記第1の工程によって送信したル
ープ方向を示すフラグをセットした伝送フレームをネッ
トワーク管理装置において受信した時に、実際に受信し
たループと受信した伝送フレーム中のフラグが示すルー
プ方向との同一性のチェックの結果、実際の受信ループ
とフラグが示すループ方向とが異なることを検知するこ
とによって、行われることを特徴とする
【0042】この発明による通信制御方法では、ループ
方向の異常の検知は、伝送フレームのループ方向を示す
フラグと、実際にネットワーク管理装置またはネットワ
ーク制御装置によって受信されたループ方向とを比較し
て行い、ケーブルが正しく接続されているか否かを確認
することができるようにしている。
【0043】つぎの発明による2重化ループ伝送方式に
よるネットワークシステムにおける通信制御方法は、上
述の通信制御方法において、前記異常報告を含む伝送フ
レームは異常を検知した前記ネットワーク制御装置の
局番を含み、前記第3の工程では、前記ネットワーク管
理装置が、さらに、自局に接続される前記FA機器に、
前記異常を検知した局番を通知することを特徴とする
【0044】この発明による通信制御方法では、ネット
ワーク管理装置に接続されているFA機器に対して異常
局番を通知することが行われ、どの局でケーブルで正し
く接続されていないかを確認することができる。
【0045】つぎの発明による2重化ループ伝送方式に
よるネットワークシステムにおける通信制御方法は、上
述の通信制御方法において、前記FA機器からの送信要
求を停止する指示を含む伝送フレームは異常を検知し
局番を含み、前記第3の工程では、前記FA機器から
の送信要求を停止する指示を含む伝送フレームを受信し
た前記ネットワーク制御装置が、さらに、自局に接続さ
れる前記FA機器に、前記異常を検知した局番を通知す
ることを特徴とする
【0046】この発明による通信制御方法では、ネット
ワーク制御装置に接続されているFA機器に対して異常
局番を通知することが行われ、どの局でケーブルで正し
く接続されていないかを確認することができる。
【0047】つぎの発明による2重化ループ伝送方式に
よるネットワークシステムは、2重化したループ構成で
接続された伝送路と、ループの局構成、配線状態等を管
理すると共に各局間の通信を行うネットワーク管理装置
と、各局間の通信を行う複数のネットワーク制御装置と
を有し、前記ネットワーク管理装置及び複数のネットワ
ーク制御装置に各々にプログラマブルコントローラ等の
各種FA機器が接続された2重化ループ伝送方式による
ネットワークシステムにおいて、前記ネットワーク管理
装置は、自局に接続されたFA機器からの送信要求時
に、送信するループ方向を示すフラグを伝送フレームに
セットして前記ネットワーク制御装置に送信する第1の
手段と、ループ方向の異常を検知する第2の手段と
記ループ方向の異常を検知すると、自局に接続されたF
A機器からの送信要求を停止するとともに、前記ネット
ワーク制御装置に接続されたFA機器からの送信要求を
停止する指示を含む伝送フレームを送信する第3の手段
と、前記ネットワーク制御装置に対してループ方向の異
常が解消されたか否かを検知するループ方向テストを回
線ごとに行い、ループ方向の異常が解消された場合に、
自局に接続されたFA機器からの送信要求を再開すると
ともに、前記ネットワーク制御装置に接続されたFA機
器からの送信要求を再開する指示を含む伝送フレームを
送信する第4の手段と、を備えることを特徴とする。
【0048】この発明による2重化ループ伝送方式によ
るネットワークシステムによれば、ネットワーク管理装
置によって、自局に接続されたFA機器からの送信要求
時に、送信するループ方向を示すフラグが伝送フレーム
にセットされ、ネットワーク制御装置に送信される。つ
ぎに、ネットワーク管理装置によって、ループ方向の異
常が検知され、ループ方向の異常が検知されると、自局
に接続されたFA機器からの送信要求が停止されるとと
もに、ネットワーク制御装置に接続されたFA機器から
の送信要求を停止する指示を含む伝送フレームが送信さ
れる。そして、ネットワーク管理装置によって、ネット
ワーク制御装置に対してループ方向の異常が解消された
か否かを検知するループ方向テストが回線ごとに行わ
れ、ループ方向の異常が解消された場合に、自局に接続
されたFA機器からの送信要求が再開されるとともに、
ネットワーク制御装置に接続されたFA機器からの送信
要求を再開する指示を含む伝送フレームが送信される。
【0049】
【0050】
【0051】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0052】(実施の形態1)実施の形態1によるネッ
トワークシステムの通信制御方法で使用されるネットワ
ークユニットのハードウェア構成は、図9に示されてい
る従来例と同等のものであってよく、他局との通信処理
や自局のPC10との通信を行うCPU21と、自局の
PC10とのデータやハンドシェークを行うメモリであ
る2ポートRAM22と、通信プログラム等の処理プロ
グラムを格納するROM23と、各種データを扱うワー
クメモリとしてのRAM24と、他局と2重化したルー
プ構成で接続するネットワークインタフェース(I/
F)25とを有している。
【0053】図1は実施の形態1におけるネットワーク
ユニットの2ポートRAM22のメモリ構成例を示して
いる。2ポートRAM22には、従来のものと同等の送
受信開始フラグエリアと、ステータスエリアと、ネット
ワークパラメータエリアと、送信バッファと、受信バッ
ファとに加えて、ステータスエリアのステータスによっ
てループ方向異常時の異常を示している局番を示すルー
プ方向異常局番を書き込むループ方向異常局番エリアを
割り付けられている。
【0054】この発明によるネットワークシステムの通
信制御方法は、以下に説明する処理ステップを有してい
る。
【0055】(1)管理局(ネットワーク管理装置20
1 )において、送信要求時に、送信するループ方向(正
ループ,副ループ)を示すフラグを伝送フレームにセッ
トして他局に送信する。
【0056】(2)通常局(ネットワーク制御装置20
2 〜204 )では、管理局からのループ方向を示すフラ
グがセットされた伝送フレームを受信した時に、実際に
受け取ったループと受信した伝送フレームに示されたフ
ラグが示すループ方向との同一性をチェックし、実際の
受信ループとフラグが示すループ方向とが違った場合に
は、異常を検知した局番とループ方向を示す異常報告を
含めた伝送フレームをネットワーク管理装置201 に通
報するためにネットワーク管理装置201に送信する。
【0057】(3)ネットワーク管理装置201 は、ネ
ットワーク制御装置202 〜204の何れかより異常報
告を含めた伝送フレームを受け取るか、あるいは実際に
受け取ったループと受信した伝送フレームに示されたフ
ラグが示すループ方向との同一性をチェックし、実際の
受信ループとフラグが示すループ方向とが違った場合に
は、プログラマブルコントローラからの送受信要求を停
止し、プログラマブルコントローラに異常局番を通知す
る。
【0058】(4)また、ネットワーク管理装置201
は、ネットワーク制御装置202 〜204 の何れかより
異常報告を含めた伝送フレームを受け取るか、あるいは
実際の受信ループとフラグが示すループ方向とが違った
場合には、全てのネットワーク制御装置202〜204
ネットワークのケーブル接続異常と異常局番を通報する
ための解列指示伝送フレームを送信する。
【0059】(5)ネットワーク制御装置202 〜20
4 は、ネットワーク管理装置201から解列指示伝送フ
レームを受け取ることにより、プログラマブルコントロ
ーラからの送信要求を停止し、プログラマブルコントロ
ーラに異常局番を通知する。
【0060】(6)ネットワーク管理装置201 は、解
列指示伝送フレームをネットワーク制御装置202 〜2
4 に送信した以降、定期的に配線ミスが回復したかを
回線ごとにテストするループ方向テスト伝送フレームを
ネットワーク制御装置202〜204 に送信する。
【0061】(7)ネットワーク制御装置202 〜20
4 は、ネットワーク管理装置201からの回線ごとのル
ープ方向テスト伝送フレームを受け取った時にループ方
向をチェックし、その結果を示すループ方向テスト結果
伝送フレームをネットワーク管理装置201 に送信す
る。
【0062】(8)ネットワーク管理装置201 は、ネ
ットワーク制御装置202 〜204からのループ方向テ
スト結果伝送フレームを回線ごとにチェックし、全ての
局と自局のループ方向の異常が回復した場合、復列指示
伝送フレームをネットワーク制御装置202 〜204
送信し、プログラマブルコントローラからの送受信要求
を再度開始する。
【0063】(9)ネットワーク制御装置202〜204
は復列指示伝送フレームを受け取ることにより、プログ
ラマブルコントローラからの送信要求を再度開始する。
【0064】つぎに、図2のシーケンス図を参照して図
8(b)に示されているようなループ方向異常時におけ
るNM201 と、NC202 、NC203 、NC204
との送受信の流れを説明する。
【0065】まず、シーケンスSQ1で、NM201
らNC204 へ通常の伝送フレームを送信する。この伝
送フレームにはループ方向を示すフラグが含まれてお
り、例えば正ループで送る場合には、フラグは正ループ
を示し、正ループから送信される。
【0066】つぎにシーケンスSQ2で、NC20
4は、ケーブル接続間違いにより、NM201からの伝送
フレームを副ループ側で受信するため、ループ方向異常
となり、NM201 にループ方向異常報告を含めた伝送
フレームを送信する。
【0067】図8(b)の例では、NC4のみがループ
方向異常のため、シーケンスSQ3で、NM201 は、
正ループを使用して全ネットワーク制御局(通常局)へ
送受信を停止すべく、解列指示伝送フレームを送信す
る。また、同様にシーケンスSQ4でNM201 は、副
ループを使用して全ネットワーク制御局(通常局)へ送
受信を停止すべく、解列指示伝送フレームを送信する。
【0068】この時点で、NM201 、N202 、N
203 、N204 に接続されているPC101 、P
C102 、PC103 、PC104 は通常の送受信を停
止し、その後に、NM201 がループ方向テストを開始
する。
【0069】まず、シーケンスSQ5で、正ループを使
用して、NM201 よりNC202へループ方向テスト
伝送フレームを送信し、シーケンスSQ6で、NC20
2 よりNM201 へループ方向テスト結果伝送フレー
ム、この場合、正常結果を送信する。同様に、シーケン
スSQ7からシーケンスSQ10で、NC203 、NC
204 をそれぞれテストする。この場合、NC203
正常結果を送信し、NC204 は異常結果を送信する。
【0070】また、同様にシーケンスSQ11からシー
ケンスSQ16で、副ループを使用してNC202 、N
C203、NC204をテストする。NM201では、そ
れぞれのループ方向テスト時に自局の受信方向もテスト
する。この場合、NC202、NC203にはテスト伝送
フレームが届かないため、タイムアウトになり、NC2
4は異常結果を送信する。
【0071】このシーケンスSQ5からシーケンスSQ
16の一連のテストを定期的に実施する。この場合、N
C204 のループ方向が異常であることが、2ポートR
AM22のループ方向異常局番エリアを通して各PCで
確認されるため、NC204に接続されているケーブル
A、Bが間違って接続されていることが解る。使用者は
それに基づき実際にケーブルの接続を正しく修復する。
【0072】接続が修復された後には、シーケンスSQ
17からシーケンスSQ28による一連の正/副両ルー
プでのテストで全局が正常になり、シーケンスSQ29
で、正ループを使用して全ネットワーク制御局へ送受信
を再開すべく復列指示伝送フレームを送信する。
【0073】また、同様にシーケンスSQ30で、副ル
ープから復列指示伝送フレームを送信する。この時点
で、NM201 、及びN202 、N203 、N
4 に接続されているPC101 、PC102 、PC1
3 、PC104 は通常の送受信を再開し、シーケンス
SQ31で、通常の送信を開始する。
【0074】つぎに上述のような送受信シーケンスを実
現するPC、NM、NCの動作について図3〜図7を参
照して説明する。
【0075】図3は各PC(PC101 、PC102
PC103 、PC104 )の動作フローを示している。
【0076】PC10は、RAM13、外部I/F1
4、ネットワークユニット20が正しく動作するか等の
イニシャル処理を行い(ステップST1)、接続されて
いるネットワークユニットがネットワーク管理装置であ
るか、ネットワーク制御装置であるかを判断する(ステ
ップST2)。
【0077】PC101 に接続されているネットワーク
ユニットは、ネットワーク管理装置(NM201 )であ
るから、PC101 では、ネットワークパラメータを2
ポートRAM22のネットワークパラメータエリアに書
き込むネットワークパラメータ送信処理を行う(ステッ
プST3)。その後、2ポートRAM22の送受信開始
フラグエリアを監視し、送受信開始フラグがオンしたか
否かにより送受信が開始されたかを判断する(ステップ
ST5)。
【0078】送受信が開始されていれば(ステップST
5肯定)、2ポートRAM22に割り付けられている送
信バッファ、受信バッファを介して他局との送受信を行
う(ステップST6)。この後に、PCの本来の処理で
あるシーケンス制御処理を行い(ステップST11)、
ステップST5に戻る。
【0079】これに対し、送受信開始フラグが停止(オ
フ)の場合には(ステップST5否定)、2ポートRA
M22のステータスエリアの内容を調べ(ステップST
7)、異常で停止している場合には(ステップST7肯
定)、その異常がループ方向異常によるものであるか否
かを判別する(ステップST8)。
【0080】ループ方向異常であれば(ステップST8
肯定)、ループ方向エラーとして、例えばループ方向異
常とループ方向異常局番エリアの情報等をPCではよく
利用される周辺装置やパソコンへ外部I/F14を介し
て報告するなどループ方向エラー処理を行う(ステップ
ST9)。この後に、PCの本来の処理であるシーケン
ス制御処理を行い(ステップST11)、ステップST
5に戻る。
【0081】その他の異常で停止している場合には(ス
テップST8否定)、該当する異常処理を行い(ステッ
プST10)、この後に、PCの本来の処理であるシー
ケンス制御処理を行い(ステップST11)、ステップ
ST5に戻る。また、異常がない場合には(ステップS
T7否定)、この後に、PCの本来の処理であるシーケ
ンス制御処理を行い(ステップST11)、ステップS
T5に戻る。
【0082】以上の処理を繰り返すことにより、PC1
1 においてシーケンスの実行と他局との送受信が行わ
れる。
【0083】PC102 〜104 にはネットワーク制御
装置(NC2 4 )が接続されているから、P
C102 〜104 では、ステップST2の判別で制御装
置が選ばれ、ネットワークパラメータを2ポートRAM
22のネットワークパラメータエリアから取り込む(ス
テップST4)。その後、PC101 と同様にステップ
ST5から順次処理を行い、PC101 と同様にシーケ
ンス制御の実行と他局との送受信を行う。
【0084】図4、図5はネットワーク管理装置NM2
1 の動作フローを示している。
【0085】NM201 は、RAM24、ネットワーク
I/F25が正しく動作するか等のイニシャル処理を行
い(ステップST20)、2ポートRAM22の送受信
開始フラグエリアに格納される送受信開始フラグを停止
(オフ)にセットする(ステップST21)。
【0086】つぎに、正/副ループ両回線が断線等によ
り他局との通信ができない状態であるか否かを判断し
(ステップST22)、もし、断線等により他局との通
信ができない場合には(ステップST22肯定)、2ポ
ートRAM22のステータスエリアに回線断線異常をセ
ットし(ステップST26)、2ポートRAM22の送
受信開始フラグを停止にし(ステップST27)、回線
が正常になるまで、ステップST22から繰り返す。
【0087】これに対し、正常な場合には、(ステップ
ST22否定)には、PC101 から2ポートRAM2
2のネットワークパラメータエリアに格納されたネット
ワークパラメータを他局に送信する(ステップST2
4)。
【0088】つぎに、他局との通信が開始されたことを
PC101 に知らせるために、2ポートRAM22の送
受信開始フラグを開始にセット(オン)する(ステップ
ST25)。
【0089】その後に、PC101からの送信要求があ
るか否かを2ポートRAM22の送信バッファで確認し
(ステップST28)、送信要求があれば(ステップS
T28肯定)、ループ方向を示すフラグを伝送フレーム
にセットし、セットしたループから送信を行う(ステッ
プST29)。
【0090】つぎに、ステップST29で送信した伝送
フレームにセットされたフラグが示すループ方向と自局
が受信したループとをチェックし(ステップST3
0)、異常があれば(ステップST30肯定)、RAM
24に一時記憶として自局番を書き込み、ループ方向異
常内部フラグをオンする(ステップST31)。
【0091】つぎに、他局からの受信伝送フレームがあ
るかを確認し(ステップST32)、受信していれば、
受信したデータを2ポートRAM22の受信バッファに
セットする受信処理を行う(ステップST33)。ま
た、その受信伝送フレームにループ異常報告が付加され
ているかを確認し(ステップST34)、ループ異常報
告が付加されていれば(ステップST34肯定)、RA
M24に一時記憶として異常報告局番を書き込み、ルー
プ方向異常内部フラグをオンする(ステップST3
5)。
【0092】つぎに、システム構成されている全局に対
して一通り送受信が完了したか、つまり、ループ方向確
認を全局に行ったかを確認し(ステップST36)、未
完了ならば(ステップST36否定)、引き続き、途中
で回線が断線等で異常になったかを確認し(ステップS
T37)、正常な場合には(ステップST37否定)、
ステップST28に戻り、異常な場合には(ステップS
T37肯定)、ステップST26へ進む。
【0093】全局のループ方向確認が完了したならば
(ステップST36肯定)、1局でもループ方向異常が
あるかを、ループ方向異常内部フラグがオンしているか
否かで確認し(ステップST38)、正常ならば、すな
わち、フラグがオフであれば(ステップST38否
定)、ステップST37に進んで回線が断線等で異常に
なったかを確認し、正常な場合には(ステップST37
否定)、ステップST28に戻り、異常な場合には(ス
テップST37肯定)、ステップST26へ進む。
【0094】1局でもループ方向異常があれば、すなわ
ち、フラグがオンであれば(ステップST38肯定)、
このことをPC101 に報告するために、2ポートRA
M22のループ方向異常局番エリアに、異常を検知して
いる局番全てをセットし(ステップST39)、ループ
方向異常を示すエラーを2ポートRAM22のステータ
スエリアにセットし(ステップST40)、送受信開始
フラグを停止にする(ステップST41)。これにより
図3のフローチャートで説明したPC101 でのループ
方向異常の検知が行われるようになる。
【0095】その後、NC202 、NC203 、NC2
4 にループ方向異常を通知し、ケーブルの接続が正し
く修復されたかを確認するテストを行う。
【0096】このループ方向異常通知とテストに際して
は、まず、ループ方向異常が発生したことと異常局番を
示す解列指示伝送フレームをNC202 、NC203
NC204 に正/副両ループから送信する(ステップS
T42)。両ループから送信するのは、片ループが断線
しているなどの状態でも全NCに通知するためである。
【0097】つぎに、ループ方向が正しいかをチェック
するために、まず、正ループ側にループ方向テストを行
う(ステップST43)。ここでは、図2のシーケンス
SQ5からシーケンスSQ10に相当するループ方向テ
ストフレームの伝送と、それぞれのNC202 〜204
からのループ方向テスト結果フレームの受信を繰り返
す。当然、ステップST30における場合と同様に、各
NCにテストを行うと共に自局のループ方向も確認す
る。
【0098】自局及び全NC局のテストが完了したかを
確認し(ステップST44)、完了していなければ(ス
テップST44否定)、ステップST43に戻り、正ル
ープ方向テストを繰り返す。これに対し、完了していれ
ば(ステップST44肯定)、自局を含む全局について
副ループ側のテストを正ループ側のテストと同様に行う
(ステップST45、ステップST46)。
【0099】正/副両ループのテストが全局について完
了すれば、ループ方向異常が全局回復したかを確認し
(ステップST47)、まだ異常局が1局でもあれば
(ステップST47否定)、現在の状態を2ポートRA
M22のループ方向異常局番エリアにセットし(ステッ
プST52)、ケーブルの接続がどのようになっている
かをPC101 に通知し、ステップST43から回復す
るまで繰り返す。
【0100】ケーブルの接続が修復し、正/副両ループ
のテストが全局について正常になれば(ステップST4
7肯定)、全NCに回復したことを通知するために、復
列指示伝送フレームを正/副両ループから送信し(ステ
ップST48)、内部の異常報告局番、ループ方向異常
内部フラグをオフし(ステップST49)、2ポートR
AM22のループ方向異常局番エリアをクリアすると共
に(ステップST50)、2ポートRAM22のステー
タスエリアの記述を正常にしてPC101に回復を通知
し(ステップST51)、ステップST25に戻って送
受信開始フラグを開始にし、通常の送受信状態に戻る。
【0101】以上を繰り返すことで、ネットワーク管理
装置NM201 はPC101 及び他局との通信を行う。
【0102】図6、図7はネットワーク制御装置NC2
2 〜204 の動作フローを示している。
【0103】NC202 〜204 は、RAM24、ネッ
トワークI/F25が正しく動作するか等のイニシャル
処理を行い(ステップST60)、2ポートRAM22
の送受信開始フラグに格納される送受信開始フラグを停
止にセットする(ステップST61)。
【0104】つぎに、正/副ループ両回線が断線等によ
り他局との通信ができない状態であるか否かを判断し
(ステップST62)、もし、断線等により他局との通
信ができない場合には(ステップST62肯定)、2ポ
ートRAM22のステータスエリアに回線断線異常をセ
ットし(ステップST65)、2ポートRAM22の送
受信開始フラグを停止にし(ステップST66)、回線
が正常になるまで、ステップST62から繰り返す。
【0105】正常な場合には(ステップST62否
定)、NM1 からネットワークパラメータを受信し
ているか否かを確認し(ステップST64)、未受信の
場合には(ステップST64否定)、ステップST62
に戻る。
【0106】これに対し、受信している場合には(ステ
ップST64肯定)、2ポートRAM22のネットワー
クパラメータエリアにネットワークパラメータを格納す
るネットワークパラメータ受信処理を行い、これを自局
PCに渡す(ステップST67)。
【0107】つぎに、他局との通信が開始されたことを
自局PCに知らせるために、2ポートRAM22の送受
信開始フラグを開始にセットする(ステップST6
8)。
【0108】この後に、他局からの受信伝送フレームが
あるか否かを確認し(ステップST69)、受信してい
れば(ステップST69肯定)、これがNM201 から
の受信であるを確認する(ステップST70)。NM2
1 からの受信ならば(ステップST70肯定)、この
受信伝送フレームが送受信を停止するための解列指示伝
送フレームであるかを確認する(ステップST71)。
【0109】解列指示伝送フレーム以外であれば(ステ
ップST71否定)、実際に受信した伝送フレームのル
ープ方向フラグが示すループ方向と実際に受け取ったル
ープとをチェックし(ステップST72)、違う場合に
は(ステップST72肯定)、ループ方向異常内部フラ
グをオンする(ステップST74)。
【0110】他のNCからの受信(ステップST70否
定)、あるいはNM201 からの受信で(ステップST
70肯定)、解列指示伝送フレーム以外であれば(ステ
ップST71否定)、ループ方向異常の有り無しに拘ら
ず受信したデータを2ポートRAM22の受信バッファ
にセットする受信処理を行う(ステップST73)。
【0111】つぎに、自局PCからの送信要求があるか
を2ポートRAM22の送信バッファで確認し(ステッ
プST75)、送信要求があれば(ステップST75肯
定)、送信先がNM1 であってループ方向異常内部
フラグがオンしているか確認し(ステップST76)、
そうであれば(ステップST76肯定)、NM201
異常を示す局番とループ方向を示す異常報告を含めた伝
送フレームを送信する(ステップST78)。それ以外
であれば(ステップST76否定)、通常の送信処理を
行う(ステップS77)。
【0112】また通信途中で回線が断線等で異常になっ
たかを確認し(ステップST79)、正常な場合には
(ステップST79否定)、ステップST69に戻り、
異常な場合には(ステップST79肯定)、ステップS
T65に進む。
【0113】ステップST71で、NM201 からどち
ら一方のループか、あるいは両ループからの解列指示伝
送フレームを受信した場合には、解列指示伝送フレーム
に付加されたループ方向異常局番の全てを2ポートRA
M22のループ異常局番エリアにセットし(ステップS
T80)、ループ方向異常を示すエラーを2ポートRA
M22のステータスエリアにセットし(ステップST8
1)、送受信開始フラグを停止にする(ステップST8
2)。
【0114】その後、NM201 からのケーブル接続が
正しく修復されたかを確認するテストに応答する。
【0115】この応答では、まず、正ループ側からルー
プ方向確認テスト伝送フレームが受信しているか確認し
(ステップST83)、受信していれば(ステップST
83肯定)、実際に受信した伝送フレーム中のループ方
向フラグが示すループ方向と実際に受け取ったループと
をチェックし(ステップST84)、正しい場合には
(ステップST84肯定)、正ループ方向正常結果を付
加したループ方向テスト結果フレームをNM201 に送
信する(ステップST85)。違う場合には(ステップ
ST84否定)、正ループ方向異常結果を付加したルー
プ方向テスト結果フレームをNM201 に送信する(ス
テップST86)。
【0116】同様に、ステップST87〜ステップST
90で、副ループについて同様の確認を行う。
【0117】つぎに、復列指示伝送フレームを両ループ
又はどちらかのループから受信したかを確認する(ステ
ップS91)。復列指示伝送フレームを受信していない
場合には(ステップST91否定)、まだケーブル接続
が修復されていないため、ステップST83から繰り返
す。
【0118】復列指示伝送フレームを受信すれば(ステ
ップST91肯定)、ケーブル接続が修復されたため、
内部のループ方向異常内部フラグをオフし(ステップS
T92)、2ポートRAM22のループ方向異常局番エ
リアをクリアすると共に(ステップST93)、2ポー
トRAM22のステータスエリアの記述を正常にして自
局PCに回復を通知し(ステップST94)、ステップ
ST68に戻って送受信開始フラグを開始にし、通常の
送受信に戻る。以上を繰り返すことで、ネットワーク制
御装置NC202 〜204 は各々、自局PC及び他局と
の通信を行う。
【0119】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるネットワークシステムにおける通信制御方法に
よれば、ケーブルが正しく接続されていないと、ネット
ワーク管理装置およびネットワーク制御装置の全てにお
いてFA機器からの送受信要求を自動的に停止すること
が行われるから、ループ異常時にはプログラマブルコン
トローラ等のFA機器の通常の通信を速やかに停止する
ことができる。さらに、ループ異常を確認後、ループ方
向テストを定期的に実施することで、全局のケーブル接
続が回復したかを確認するから、全局のケーブル接続が
回復したかを速やかに確認することができる。さらにま
た、全局のケーブル接続が回復すれば、FA機器にルー
プ方向異常が回復したことを指示するから、ループ方向
異常が回復すれば、通常の通信を速やかに再開すること
ができる。
【0120】つぎの発明によるネットワークシステムに
おける通信制御方法によれば、通常の伝送フレームの受
信のループ方向のチェックすることにより、ケーブルが
正しく接続されているか否かを確認するから、特別なハ
ードウェア構成を必要とすることなくループ異常を的確
に発見することができる。
【0121】つぎの発明によるネットワークシステムに
おける通信制御方法によれば、ネットワーク管理装置に
接続されているFA機器に対して異常局番を通知するこ
とが行われ、どの局でケーブルが正しく接続されていな
いかを確認することができるから、ケーブル接続の修復
作業が迅速かつ確実に行われ得るようになる。
【0122】つぎの発明によるネットワークシステムに
おける通信制御方法によれば、ネットワーク制御装置に
接続されているFA機器に対して異常局番を通知するこ
とが行われ、どの局でケーブルが正しく接続されていな
いかを確認することができるから、ケーブル接続の修復
作業が迅速かつ確実に行われ得るようになる。
【0123】つぎの発明によるネットワークシステムに
よれば、ケーブルが正しく接続されていないと、ネット
ワーク管理装置およびネットワーク制御装置の全てにお
いてFA機器からの送受信要求を自動的に停止すること
が行われるから、ループ異常時にはプログラマブルコン
トローラ等のFA機器の通常の通信を速やかに停止する
ことができる。さらに、ループ異常を確認後、ループ方
向テストを定期的に実施することで、全局のケーブル接
続が回復したかを確認するから、全局のケーブル接続が
回復したかを速やかに確認することができる。さらにま
た、全局のケーブル接続が回復すれば、FA機器にルー
プ方向異常が回復したことを指示するから、ループ方向
異常が回復すれば、通常の通信を速やかに再開すること
ができる。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による通信制御方法の実施に使用さ
れるネットワークユニットの2ポートRAMのメモリ構
成を示す説明図である。
【図2】 この発明による通信制御方法における送受信
シーケンスを示す説明図である。
【図3】 この発明による通信制御方法におけるプログ
ラマブルコントローラの処理動作を示すフローチャート
である。
【図4】 この発明による通信制御方法におけるネット
ワーク管理装置の処理動作の前半部を示すフローチャー
トである。
【図5】 この発明による通信制御方法におけるネット
ワーク管理装置の処理動作の後半部を示すフローチャー
トである。
【図6】 この発明による通信制御方法におけるネット
ワーク制御装置の処理動作の前半部を示すフローチャー
トである。
【図7】 この発明による通信制御方法におけるネット
ワーク制御装置の処理動作の後半部を示すフローチャー
トである。
【図8】 (a)は正常に接続された2重化ループ伝送
方式によるネットワークシステムを示すシステム構成図
であり、(b)は異常接続された2重化ループ伝送方式
によるネットワークシステムを示すシステム構成図であ
る。
【図9】 プログラマブルコントローラとネットワーク
ユニットのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図10】 従来における2重化ループ伝送方式による
ネットワークシステムにおける2ポートRAMのメモリ
構成を示す説明図である。
【図11】 従来における2重化ループ伝送方式による
ネットワークシステムにおけるプログラマブルコントロ
−ラの処理動作を示すフローチャートである。
【図12】 従来における2重化ループ伝送方式による
ネットワークシステムにおけるネットワーク管理装置の
処理動作を示すフローチャートである。
【図13】 従来における2重化ループ伝送方式による
ネットワークシステムにおけるネットワーク制御装置の
処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、101〜104 プログラマブルコントローラ(P
C),20 ネットワークユニット,201 ネットワ
ーク管理装置(NM),202 〜204 ネットワーク
制御装置(NC) 30 正ループ伝送路,40 副ル
ープ伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−58342(JP,A) 特開 昭61−90550(JP,A) 特開 平6−120966(JP,A) 特開 平5−300157(JP,A) 特開 平7−264228(JP,A) 特開 平3−217128(JP,A) 特開 平3−262217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42 H04L 12/28 100

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2重化したループ構成で接続された伝送
    路と、ループの局構成、配線状態等を管理すると共に各
    局間の通信を行うネットワーク管理装置と、各局間の通
    信を行う複数のネットワーク制御装置とを有し、前記ネ
    ットワーク管理装置及び複数のネットワーク制御装置に
    各々にプログラマブルコントローラ等の各種FA機器が
    接続された2重化ループ伝送方式によるネットワークシ
    ステムにおける通信制御方法において、前記 ネットワーク管理装置は、 自局に接続されたFA機器からの送信要求時に、送信す
    るループ方向を示すフラグを伝送フレームにセットして
    前記ネットワーク制御装置に送信する第1の工程とループ方向の異常を検知する第2の工程と前記ループ方向の異常を検知すると、自局に接続された
    FA機器からの送信要求を停止するとともに、前記ネッ
    トワーク制御装置に接続されたFA機器からの送信要求
    を停止する指示を含む伝送フレームを送信する第3の工
    程と、 前記ネットワーク制御装置に対してループ方向の異常が
    解消されたか否かを検知するループ方向テストを回線ご
    とに行い、ループ方向の異常が解消された場合に、自局
    に接続されたFA機器からの送信要求を再開するととも
    に、前記ネットワーク制御装置に接続されたFA機器か
    らの送信要求を再開する指示を含む伝送フレームを送信
    する第4の工程と、 を含む ことを特徴とする2重化ループ伝送方式によるネ
    ットワークシステムにおける通信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程におけるループ方向の異
    常の検知は、 前記ネットワーク制御装置による、前記ネットワーク管
    理装置から前記伝送フレームを受け取ったループと受信
    した伝送フレームのフラグが示すループ方向との同一性
    のチェックの結果、実際の受信ループとフラグが示すル
    ープ方向とが異なっている場合に、前記ネットワーク制
    御装置によって送信されるループ方向を示す異常報告を
    含む伝送フレームを前記管理装置が受信することによっ
    て、 または、前記ネットワーク管理装置による、前記第1の
    工程によって送信した ループ方向を示すフラグをセット
    した伝送フレームをネットワーク管理装置において受信
    した時に、実際に受信したループと受信した伝送フレー
    ム中のフラグが示すループ方向との同一性のチェックの
    結果、実際の受信ループとフラグが示すループ方向とが
    異なることを検知することによって、 行われ ることを特徴とする請求項1に記載の2重化ルー
    プ伝送方式によるネットワークシステムにおける通信制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記異常報告を含む伝送フレームは
    常を検知した前記ネットワーク制御装置の局番を含み、前記第3の工程では、前記 ネットワーク管理装置が、さ
    らに、自局に接続される前記FA機器に、前記異常を検
    知した局番を通知することを特徴とする請求項2に記載
    の2重化ループ伝送方式によるネットワークシステムに
    おける通信制御方法。
  4. 【請求項4】 前記FA機器からの送信要求を停止する
    指示を含む伝送フレームは異常を検知した局番を含
    み、前記第3の工程では、前記FA機器からの送信要求を停
    止する指示を含む伝送フレームを受信した前記ネットワ
    ーク制御装置が、さらに、自局に接続される前記FA機
    器に、前記異常を検知した局番を通知 することを特徴と
    する請求項3に記載の2重化ループ伝送方式によるネッ
    トワークシステムにおける通信制御方法。
  5. 【請求項5】 2重化したループ構成で接続された伝送
    路と、ループの局構成、配線状態等を管理すると共に各
    局間の通信を行うネットワーク管理装置と、各局間の通
    信を行う複数のネットワーク制御装置とを有し、前記ネ
    ットワーク管理装置及び複数のネットワーク制御装置に
    各々にプログラマブルコントローラ等の各種FA機器が
    接続された2重化ループ伝送方式によるネットワークシ
    ステムにおいて、 前記ネットワーク管理装置は、 自局に接続されたFA機器からの送信要求時に、送信す
    るループ方向を示すフラグを伝送フレームにセットして
    前記ネットワーク制御装置に送信する第1の手段と、 ループ方向の異常を検知する第2の手段と前記ループ方向の異常を検知すると、自局に接続された
    FA機器からの送信要求を停止するとともに、前記ネッ
    トワーク制御装置に接続されたFA機器からの送信要求
    を停止する指示を含む伝送フレームを送信する第3の手
    段と、 前記ネットワーク制御装置に対してループ方向の異常が
    解消されたか否かを検知するループ方向テストを回線ご
    とに行い、ループ方向の異常が解消された場合に、自局
    に接続されたFA機器からの送信要求を再開するととも
    に、前記ネットワーク制御装置に接続されたFA機器か
    らの送信要求を再開する指示を含む伝送フレームを送信
    する第4の手段と、 を備えることを特徴とする2重化ループ伝送方式による
    ネットワークシステム。
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