JPH08293895A - 通信制御装置及び通信装置接続方式 - Google Patents
通信制御装置及び通信装置接続方式Info
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- JPH08293895A JPH08293895A JP7098931A JP9893195A JPH08293895A JP H08293895 A JPH08293895 A JP H08293895A JP 7098931 A JP7098931 A JP 7098931A JP 9893195 A JP9893195 A JP 9893195A JP H08293895 A JPH08293895 A JP H08293895A
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Abstract
び通信プロトコルの異なる被制御装置が混在する通信シ
ステムでも接続障害が発生しないような通信制御装置を
提供することを目的とする。 【構成】 複数の通信速度で通信可能な通信プロトコル
を備えた通信制御装置であって、回線接続手段と、リン
クを確立させるリンク確立手段と、リンク確立手段によ
って確立させられた複数のリンクのうち1つを選択する
リンク選択手段と、被制御装置と複数の通信プロトコル
で通信可能な通信手段とを備え、回線接続手段が前記被
制御装置との通信回線を接続した後、前記リンク確立手
段が、前記複数の通信プロトコルそれぞれに対応するリ
ンクを同時に確立させる動作をし、前記リンク選択手段
が確立できたリンクのうち最高速度を持つリンクを選択
して、前記通信手段がこの選択されたリンク上で被制御
装置との通信を行うことを特徴とする。
Description
信装置接続方式に関し、特に、交換機を含むネットワー
クを経由して、通信速度及び通信プロトコルの異なる複
数の通信装置を接続させるための通信制御装置及び通信
装置接続方式に関する。
呼ぶ)やパーソナルコンピュータ等の端末装置から、同
一事業所内、又は遠隔地の事業所に設置された被試験装
置や被監視装置等(以下被制御装置(TS)と呼ぶ)の
動作を制御又は監視する通信ンシステムがある。
視する必要のあるときはWSと被制御装置とが専用回線
を用いて接続されるが、通信される情報が常時ないよう
な場合には、交換機等を中心としたネットワーク(以下
NWと呼ぶ)を経由して情報を通信する場合が多い。
す。特開昭56−132841号公報には、回線交換シ
ステムにおいて、通信速度変換装置を設け、端末間の通
信に先だち、送信端末および受信端末の通信速度を示す
信号を相互に交換し、通信速度を予め定められた通信速
度へ変換して、異速度端末装置間の速度整合を行う異速
度通信方式が記載されている。
末機と回線交換機にそれぞれ通信速度変換装置と通信速
度整合装置を設けて、回線接続時に各端末の速度情報を
交換して端末間の速度整合を行う通信速度整合方式が記
載されている。
は、発端末から発端末の持つ最大通信速度又は1つ以上
の通信速度に関する情報を持って発呼し、交換網又は着
端末から発端末へ通知される通信速度によって通信する
速度整合通信方式が記載されている。
は、ターミナルアダプタと称する速度変換装置を設け、
受信側端末から送られてくる通信速度情報を検出して送
信側端末の通信速度を受信側端末の通信速度に変更して
通信を行う通信処理方式が記載されている。以上は、い
ずれも、通信速度変換及び整合性に関するものである。
は、複数のホストコンピュータと端末装置間に通信制御
装置を設け、この通信制御装置に予め複数のホストコン
ピュータに対応する複数の伝送制御手段プログラムを記
憶させておき、端末装置から送られてくるデータによっ
て指定されるホストコンピュータと、この通信制御装置
との間の通信で用いられる伝送制御手順プログラムを起
動させる点が記載されている。
のブロック図を示す。ここで101は、前記した被試験
装置等の被制御装置(TS)であり、103は、前記被
制御装置101の動作を制御するWSであり、102
は、WS103から伝送されるデータをネットワークN
W104に伝送できる形式のデータに変換しNW104
に対して接続動作を行うワークステーション アダプタ
(WSADP)である。
電子交換機がこれに相当する。105は、MPR/CP
R(Main Processor/Call Processor.)であり、ネット
ワークの交換動作を制御及び監視するものである。
WS103とWSADP102間は、一般にRS−23
2Cのような汎用規格で接続されており、TS101と
NW104間、NW104とWSADP102間も比較
的低速(1200bps〜4800bps程度)の通信規格で接続され
る場合が多い。したがって、WS103かつTS101
への間で通信できるデータ量は少なく、あまり多くのサ
ービスを提供することができないのが現状である。
ためには、少なくともWSADP−NW−TSの間の通
信速度を上げる必要がある。ただ単に、ネットワークN
Wを経由した通信の通信速度を上げるだけであれば、ネ
ットワークのデジタル化によって高速化が可能であり、
また新規のTSを導入する場合には、高速通信用のTS
を導入すればよい。
信システムの運用の現実は、経済的理由等によりすべて
のTSを一度に新規の高速通信用TSに置きかえること
は難しく、低速通信用のTSと高速通信用のTSが混在
して利用されることが多い。
数個の種々の伝送速度を持つ被制御装置TSがネットワ
ークNWに接続される可能性があり、これらのTSを1
台のWSにより制御する場合がある。
被制御装置TS1及び高速通信用の被制御装置TS2
と、これらを制御する低速通信用のWSADP1及び高
速通信用のWSADP2とが混在してNWを介して接続
される場合もある。
交換機能(スイッチング)によって、WSADP1及び
WSADP2と、TS1及びTS2とが接続されるた
め、高速通信用WSADP2と低速通信用被制御装置T
S1とが接続される可能性がある。
め、通信手順を実行することができずTS1への制御・
監視等のサービスの提供ができない。
なされたものであり、WSADPにこの通信システムで
使用され得る全ての通信速度及びプロトコルに対応でき
る機能を備え、WSADPとTS間での接続を行うとき
に複数のプロトコルによるリンクを同時に確立する方
法、または、まず高速通信用のリンクの確立を行ない、
失敗したときに順次低速通信用のリンクの確立を行う方
法等によって、通信速度及び通信プロトコルの異なる高
速通信用の被制御装置及び低速通信用の被制御装置が混
在する通信システムでも、接続障害が発生しないような
通信制御装置及び通信装置接続方式を実現することを目
的とする。
構成ブロック図を示す。同図において、この発明は、複
数の通信速度で通信可能な通信プロトコルを備えた通信
制御装置3であって、回線接続手段3aと、被制御装置
1との通信を開始するためのリンクを確立させるリンク
確立手段3bと、リンク確立手段3bによって確立させ
られた複数のリンクのうち1つを選択するリンク選択手
段3cと、被制御装置1と複数の通信プロトコルで通信
可能な通信手段3dとを備え、回線接続手段3aが前記
被制御装置1との通信回線を接続した後、前記リンク確
立手段3bが、前記複数の通信プロトコルそれぞれに対
応するリンクを同時に確立させる動作をし、前記リンク
選択手段3cが確立できたリンクのうち最高速度を持つ
リンクを選択して、前記通信手段3dがこの選択された
リンク上で被制御装置1との通信を行うことを特徴とす
る通信制御装置を提供するものである。
可能な通信プロトコルを備えた通信制御装置3であっ
て、回線接続手段3aと、被制御装置1との通信を開始
するためのリンクを確立させるリンク確立手段3bと、
リンクの確立が成功したかどうかを監視する監視手段3
eと、被制御装置1と複数の通信プロトコルで通信可能
な通信手段3dとを備え、回線接続手段3aが、前記被
制御装置1との通信回線を接続した後、前記リンク確立
手段3bが最高速度を持つ通信プロトコルを用いてリン
クを確立させる動作をし、前記監視手段3eが、前記リ
ンクの確立が失敗したことを検出した場合には、リンク
確立手段3bによってより低速の通信プロトコルを用い
てリンクを確立させるようにし、前記監視手段3eが成
功したことを検出したリンク上で被制御装置1との通信
を行うことを特徴とする通信制御装置を提供するもので
ある。
択手段3cによって選択されたリンクの速度に対応する
予め決められたサービスを被制御装置1に提供すること
が好ましい。また、前記通信手段3dが、前記監視手段
3eによって成功したことが検出されたリンクの速度に
対応する予め決められたサービスを被制御装置1に提供
することが好ましい。
クステーション(WS)又はパーソナルコンピュータ
(PS)が用いられ、ネットワークとの回線接続動作を
行い、さらに、このネットワークを介して被制御装置と
のリンク確立及びデータ通信を行うための制御装置によ
り構成されることが好ましい。
ョンの内部にモジュールボードとして装着してもよく、
また、モジュール装置としてワークステーション(W
S)とは別の筐体として設置してもよい。この制御装置
のことを、以下ワークステーションアダプタ(WSAD
P)と呼ぶ。
的高速の汎用インタフェース例えばRS−232C、S
CSI等で接続される。WSADPは、最新の高速の通
信プロトコルから古い比較的低速の通信プロトコルま
で、多数の通信プロトコルによる通信ができることが好
ましい。
換機から構成され、接続される制御装置、被制御装置、
及びその他の端末装置等相互間の回線交換動作を行うも
のである。NWが電子交換機の場合は、ネットワークの
制御機能を行うMPR/CPR(Main Processor/Call
Processor)が電子交換機の内部に備えられており、こ
のMPR/CPRと各端末装置との間で実際のデータ通
信に先だって、装置間パス接続のための制御動作が実行
される。
被試験装置や被監視装置であり、ネットワークNWとの
接続動作及び制御装置とのデータ通信が可能な通信機能
を持った端末装置であることが好ましい。被制御装置T
Sは、種々の通信プロトコルを備えたものが考えられ、
比較的古く、低速用の通信プロトコルしか持たない低速
通信用被制御装置、比較的新しい高速用の通信プロトコ
ルを一種類持つ高速通信用被制御装置、古い通信プロト
コルから最新の通信プロトコルまで複数の通信プロトコ
ルを備えたマルチプロトコル型の高速通信用被制御装置
などが混在することが考えられる。
チプロトコル型の高速通信用被制御装置が最も好ましい
が、低速通信用被制御装置であってもよい。高速通信プ
ロトコルとしては、LAPB通信プロトコル、又はHD
LCプロトコルなどがあり、低速通信プロトコルとして
は、ACIA通信プロトコル、ADLCプロトコルなど
がある。特に、WSADPは、これらの通信プロトコル
を予めすべて備えていることが好ましい。
I/Oインタフェース、タイマー等のいわゆるマイクロ
コンピュータから構成されることが好ましく、NW又は
TSとの通信制御には、汎用又は専用の通信用LSIを
用いることが好ましい。また、TSも前記マイクロコン
ピュータ及び通信用LSIから構成されることが好まし
い。
な通信プロトコルを備えた通信制御装置3がネットワー
ク2を介して被制御装置1との間に複数の通信回線を接
続した後、通信制御装置3がそれぞれの通信回線に対し
て異なる通信プロトコルを用いて被制御装置1との間に
リンクを確立し、通信制御装置3が、確立できたリンク
のうち最高速度を持つリンクのみを選択して被制御装置
1との通信を行うようにしているため、異なる通信速度
を持つ被制御装置1が混在するようなネットワークを経
由した通信制御システムでも、接続障害が発生しないよ
うにすることができる。
スを決めておくことによって、確立できたリンクの通信
速度に応じたサービスを提供することができる。
がネットワーク2を介して被制御装置1との間に通信回
線を接続した後、通信制御装置3が最高速度を持つ通信
プロトコルを用いて被制御装置1との間にリンクを確立
させる動作をし、このリンク確立に失敗した場合にはよ
り低速の通信プロトコルを用いてリンクを確立させるよ
うにし、順次高速の通信プロトコルから低速の通信プロ
トコルへとリンクの確立を試みるようにしているため、
同様に、異なる通信速度を持つ混在するような通信制御
システムでも、接続障害が発生しないようにすることが
できる。
がネットワーク2を介して被制御装置1との間に通信回
線を接続した後、被制御装置3がネットワーク2にリン
クを確立することのできる通信プロトコルの情報を通知
し、ネットワーク2が前記通信プロトコルの情報を通信
制御装置3へ通知し、通信制御装置3と被制御装置1と
の間でリンクを確立して、そのリンク上で通信制御装置
3と被制御装置1との間で通信を行うようにしているた
め、リンク確立の動作がより短時間でより確実に行うこ
とができ、接続障害を防止することができる。
詳述する。なお、この発明はこれによって限定されるも
のではない。図2に、この発明の実施例におけるワーク
ステーションアダプタWSADP13の主要構成ブロッ
ク図を示す。また、同図には、WSADPに接続される
ネットワークNW12と被制御装置11及びワークステ
ーションWS14も示している。
被制御装置(TS)11、ネットワーク(NW)12、
ワークステーションアダプタWSADP13及びワーク
ステーション(WS)14とから構成される。
に、ネットワークに接続するための交換制御用プログラ
ムと、この通信制御システムで提供されるサービスを実
行させるアプリケーションプログラムを搭載した装置で
ある。
くるデータをNW12及びTS11が受信可能な形式の
データに変換すると共に、逆にNW12及びTS11か
ら送られてくるデータをWS14が受信可能な形式のデ
ータに変換するものである。
信の伝送制御手順としては、複数個の通信プロトコルを
備えていることが好ましく、この実施例では、高速通信
用のLAPB通信プロトコルと、低速通信用のACIA
通信プロトコルの2種類の通信プロトコルを備えている
ものとする。
めに、WSADP13からNW12に対してSCN信
号、NW12からWSADP13に対してSD信号とい
う制御信号の伝送が行われるものとする。これらの制御
信号もWSADP13によってWS14に伝送できるよ
うにデータ変換される。
て、回線接続の要求、すなわち通信パスの設定を要求す
るための信号であり、SD信号は、被制御装置11の状
態をNW12からWSADP13へ通知するための信号
である。
該当し、これに接続される端末装置のいわゆる交換動作
を行うものである。電子交換機では、前記した制御信号
等を用いてNW12の交換動作を制御するMPR/CP
R15がその内部に備えられる。
号を受信したとき、そのSCN信号に含まれる情報を参
照して、目的の被制御装置TSと回線接続するための動
作を行ない、WSADP13とTS11との間に通信パ
スを設定する。
から受信した信号をもとにTS11の状態を示すSD信
号をWSADP13へ通知する。ここで、TS11の状
態とは、たとえば、TS11ごとに設定された固有の情
報の現在の状態や、装置の正常性等を意味する。
な試験を行う加入者試験装置であり、WS14からの指
示により予め定められた各種の試験を行い、その試験結
果をWS14へ返信するものである。TS11は、NW
12に接続されるものであり、NW12に対する回線接
続機能を有すると共に、WSADP13とデータ通信を
行うための通信プロトコルを備える。
用のACIA通信プロトコルのみを持つ低速通信用の被
制御装置、高速通信用のLAPB通信プロトコルのみを
持つ高速通信用の被制御装置、及び前記ACIAとLA
PBの両方の通信プロトコルを持つ高・低速通信用の被
制御装置がNW12に接続され、WS14によって制御
されるものとする。
する部分を高速通信部11aとし、ACIA通信プロト
コルを実行する部分を低速通信部11bとして表してい
る。高速通信部11a及び低速通信部11bとも専用の
LSIを用いてその機能を実現してもよく、また、CP
Uと制御プログラムによって実現してもよい。
べる。図2のWSADP13において、MPU部13
f、LAPB高速通信部13c、ACIA低速通信部1
3dは、回線接続手段3aを構成する。LAPB高速通
信部13cとACIA低速通信部13dは、リンク確立
手段3bを構成する。
び監視手段3eを構成する。 また、MPU部13f、
ネットワークインタフェース部(13a,13b)、L
APB高速通信部13c、ACIA低速通信部13d、
レジスタ部13e、対WS通信部13gは、通信手段3
dを構成する。
作を制御するものであり、LAPB高速通信部13c、
及びACIA低速通信部13dの各機能部を制御し、ネ
ットワークに対する回線接続動作や、WS14と被制御
装置11間のリンクの確立及びデータ通信等を行うもの
である。
般にCPUを中心として、RAM、ROM、タイマー、
I/Oコントロールなどの周辺回路と、ROM等に記憶
された制御プログラムから構成される。
通信を行う部分であり、通常処理速度、コスト等の観点
からRS−232C等の汎用手順を実行する専用LSI
によって構成される。ここでは、RS−232Cの規格
をみたしたケーブルによってWSADP13とWS14
とが接続されるものとするが、これに限定するものでは
ない。
構造の設定及びSD信号の検出を行う部分であり、通常
バッファによって構成される。LAPB高速通信部13
cは、被制御装置11とWSADP13との間でLAP
B通信プロトコルを用いて通信を行う部分であり、論理
素子の組合せ又はマイクロコンピュータによるソフトウ
ェア制御でも実現できるが、通常処理速度及びコストの
点から、専用のLSIが用いられる。
11とWSADP13との間でACIA通信プロトコル
を用いて通信を行う部分であり、LAPB通信と同様
に、専用のLSIが用いられる。
13bは、NW12とWSADPとの間においてOSI
参照モデルの物理層レベルの電気的・機械的条件を整合
させる部分であり、これも専用のLSIを用いることが
好ましい。
(♯0)及び13b(♯1)は、それぞれLAPB高速
通信部13c及びACIA低速通信部13dと接続さ
れ、この間にLAPB又はACIA通信プロトコルに従
ったフォーマットを持つデータが流される。この経路の
ことを、同図に示すように、音声ハイウェイと呼ぶ。
部13c、ACIA低速通信部13d、レジスタ部13
e、対WS通信部13gはデータバス及びアドレスバス
によって接続される。
ロトコルとしてLAPB及びACIAの2種類持つこと
としているため、ネットワークインタフェース部も2つ
備えているが、n種類の通信プロトコルを備える場合に
は、n種類のそれぞれの通信プロトコルに対応したLS
Iと、n個のネットワークインタフェース部を備えてお
く。
13b)は、ネットワーク12に直接接続されるが、N
W12は、ネットワークインタフェース部(13a、1
3b)から送られる発呼情報を含んだデータを受けて、
接続先である被制御装置11を選択し、WSADP13
のネットワークインタフェース部と被制御装置11との
間に通信パスを設定する動作をする。
ークを経由してWSADP13へ送られるデータであ
り、USHWはWSADP13からネットワークを経由
して被制御装置11へ送られるデータである。
定のフォーマットで所定の位置に挿入されており、US
HWの中には前記したSCN信号が所定のフォーマット
で所定の位置に挿入されている。
及びSCN信号はMPR/CPR15へ送られ、これら
の信号の中に含まれる情報が解析される。以上が、この
発明の実施例で用いる通信システムと通信制御装置であ
るWSADP13の概要である。
ついて、実施例を上げて説明する。 実施例1: ここでは、WSADPが所有しているすべて
の通信プロトコルに対してそれぞれ別個にパスを確保す
ると共にリンクを確立し、確立したリンクの中から最高
速度の通信プロトコルを持つリンクを選択して被制御装
置との通信を行う通信装置接続方式についての実施例を
示す。WSADPが所有する通信プロトコルとしては、
前記したようにLAPB高速通信用とACIA低速通信
用の2種類とするが、この他に多数の通信プロトコルを
備えていてもよい。
明図を示す。また、図4に、この実施例1において、W
SADP13と被制御装置TS11とのリンクの確立及
びデータ通信についての制御手順のフローチャートを示
す。ステップS1において、RS232C規格によって
WS14よりWSADP13へパス接続要求が出された
とする(図3の)。ここでパス接続とは、相手装置と
通信を行うための回線を接続することをいう。このパス
接続要求はWSADP13の対WS通信部13gによっ
て受信され、MPU部13fがパス接続要求の中のデー
タを解析して、この中から少なくともパスを接続するあ
て先を抽出する。
MPU部13fは、このパス接続要求に対応して、パス
を接続したい被制御装置のあて先を含むようなSCN信
号を所定のフォーマットに組立てて、ネットワークへ送
出する。
は、前記SCN信号を受信して、WSADP13と所望
のあて先である被制御装置11との間に、LAPB通信
プロトコルによる高速通信用のパスとACIA通信プロ
トコルによる低速通信用のパスの接続を行う。すなわ
ち、2本の通信パスの接続を行う(図3の)。
の間の回線接続動作を行うと共に、ステップS4におい
てSD信号を用いて現在のパス接続状態をWSADP1
3へ通知する。すなわち、被制御装置11への回線が接
続された場合(ステップS3)、ネットワーク12はパ
ス接続完了通知をSD信号を用いてWSADP13へ通
知し、さらにWSADP13はこのSD信号の中の必要
な情報を抽出し、RS232C規格のデータに変換し
て、所望の被制御装置とのパスの接続が完了したことを
WS14へ通知する。
5)と、ステップS6において、WS14は、WSAD
P3に対して、TS11とのリンクを確立し、通信を開
始させるべく、通信起動コマンドを送出する。次に、ス
テップS31において、WSADP13は、LAPB通
信が可能かどうかとACIA通信が可能かどうかの判断
処理を行う。
ると次のようになる。WSADP3は、MPU部13f
からLAPB高速通信部13cへ通信起動指示を出す。
LAPB高速通信部13cは、ネットワークインタフェ
ース部♯0(13a)を経由して被制御装置TS11
に、通信起動指示を含むデータを送る。
速通信が可能であるかどうかを判断するため、LAPB
高速通信部13cの状態(ステータス信号)の監視を行
う。また、WSADP13は、MPU部13fからAC
IA低速通信部13dへ通信起動指示を出す。ACIA
低速通信部13dは、ネットワークインタフェース部♯
1(13b)を経由してTS11に、通信起動指示を含
むデータを送る。同様にして、MPU部13fは、TS
11との低速通信が可能であるかどうかを判断するた
め、ACIA低速通信部13dの状態(ステータス信
号)の監視を行う。
SADP3側から送られてきたデータを解析して、通信
可能であるならば通信可能であることを示す情報をWS
ADPのネットワークインタフェース部♯0(13a)
へ返す。同様に、TS11の低速通信部11bにおいて
も、通信可能であるならば通信可能であることを示す情
報をWSADP13のネットワークインタフェース部♯
1(13b)へ返す。
信部13c及びACIA低速通信部13dへ送られ、M
PU部13fがLAPB高速通信部13cとACIA低
速通信部13dのステータスを検出することによって、
LAPB通信プロトコルによる通信とACIA通信プロ
トコルによる通信が可能であること、すなわち2つの通
信プロトコルによってリンクが確立されたことを認識す
る(ステップS32)。
ロトコルによるリンクが確立しない場合、すなわち、L
APB高速通信及びACIA低速通信のうち1方でもリ
ンクの確立に失敗するとステップS23へ進み接続処理
に失敗したことを通知する処理等を行うようにする。ス
テップS32で、LAPB高速通信及びACIA低速通
信の両方のリンクが確立できたと認識した場合、通信が
確立したとみなしてステップS33へ進む。ここで確立
した複数のリンクのうち、最高位すなわち最高速度を持
つ通信プロトコルがどれであるかを、MPU部13fが
判断する。
IA低速通信の2種類のプロトコルを所有していること
を前提としているので容易に判断できるが、WSADP
13に多数の通信プロトコルが備えられている場合は、
MPU部13fに設定用データを記憶するRAMを備え
ておき、この中に、通信プロトコルの速度の順位づけを
予め記憶しておくとよい。すなわち、予め記憶された通
信プロトコルの速度の順位づけに従って、最高速度を持
つ通信プロトコルを最初に使用する通信プロトコルとし
て選択するようにすればよい。
備えていない被制御装置13が混在するような通信シス
テムにおいては、低速通信用の通信プロトコルでしかリ
ンクの確立が行なえないため、ステップS32において
は、低速通信用の通信プロトコルでのみリンクの確立が
行なえた場合に、通信が確立したと判断してステップS
33へ進む必要がある。
て、LAPB高速通信が選択されるので、ステップS9
へ進む。この後、ステップS9において、MPU部13
fが、対WS通信部13gを通して、WS14へ高速通
信用のリンクが確立したことを通知する(図3の)。
APB通信に対応したサービスをWS14の利用者に提
供できるよう、LAPB用のコマンドメニュー画面を表
示する(図3の)。
て、利用者からのコマンド入力に対応して、LAPB用
の制御サービスが提供される。ステップS11におい
て、WS14は、TS11に対して、LAPB通信用の
制御コマンドの送出を行う。
了する旨のコマンド入力が行われたかどうかをチェック
し、ステップS13では、通信異常等が起こっていない
かをチェックする。通信異常でない場合はステップS1
4へ進む。ステップS12において通信を終了する場合
はステップS25へ進み、ステップS13においてLA
PBの通信が異常となった場合は、ステップS17へ進
む。
3のMPU部13fが、WS14からRS232Cを通
して受けたコマンドを解析し、LAPB高速通信部13
cでデータフォーマットをLAPB通信プロトコル用に
変換して、TS11へ送信する。
できる最高速度の通信プロトコルがACIA低速通信で
あると判断された場合には、ステップS17へ進む。た
とえば、接続されたTS11が低速通信用のACIA通
信プロトコルしか備えていない場合には、ステップS3
1ではACIA通信のみが起動され、ステップS33に
おいてステップS17へ進む。ステップS17におい
て、MPU部13fは、WS14に対して、LAPB通
信が不可能であることを通知し、ステップS18におい
て、この通知を受けたWS14では、ACIA通信用の
サービス機能を実行する処理を起動させ、ACIA通信
に対応したコマンドメニュー画面の表示を行う。
ては、利用者からのコマンド入力に対応して、LAPB
用の制御サービスが提供される。すなわち、ステップS
19において、WS14は、TS11に対してACIA
通信用の制御コマンドの送出を行う。
常がないかどうかをチェックし、ステップS21では、
利用者から通信を終了する旨のコマンド入力が行われた
かどうかをチェックする。ステップS20において、A
CIAの通信が異常となった場合はステップS23へ進
み、ステップS21において、通信を終了する場合はス
テップS25へ進む。
WS14からRS232Cを通して受けたコマンドを解
析し、ACIA低速通信部13dでデータフォーマット
をACIA通信プロトコル用に変換して、TS11へ送
信する。受けたコマンドを解析し、ACIA低速通信部
13dでデータフォーマットをACIA通信プロトコル
用に変換して、TS11へ送信する。
て、LAPB通信を行っていた場合に、LAPB高速通
信部13cを構成するLSIの内部やネットワークとの
伝送路等で何らかの障害が発生したためLAPB通信が
不能となった時は、新たにACIA用の通信パスを設定
しにいくことなく、直ちにLAPB通信からACIA通
信に切りかえるために、前記したステップS17の処理
が行われる。
信プロトコルのパス、すなわち、この実施例では、LA
PB通信用のパスとACIA通信用のパスを接続し、か
つ、それぞれの通信プロトコルのパスにおいて、リンク
の確立をしてから通信を行うようにしているので、接続
障害が発生することを未然に防止することができる。
を行っているときに通信不可となった場合、すでに、A
CIA低速通信プロトコルでのリンクの確立をしている
ので、ACIA低速通信プロトコルによる通信に切り替
える場合に、短時間で切りかえることができ、通信の継
続性が十分に確保される。
ACIA低速通信の2本のパスを最初に確保しておき、
まずLAPB高速通信を行ない、通信不可又は通信不能
となった場合に、ACIA低速通信に切りかえる接続方
法についての実施例を示す。図5に、この実施例におけ
る接続動作の説明図を示す。
P13と被制御装置TS11の間のリンクを確立しデー
タ通信を行う制御手順のフローチャートを示す。以下、
図6をもとに動作を説明する。
RS232C規格によってWS14よりWSADP13
へパス接続要求が出されたとする(図5の)。このパ
ス接続要求はWSADP13の対WS通信部13gによ
って受信され、MPU部13fがパス接続要求の中のデ
ータを解析して、この中から少なくともパスを接続する
あて先を抽出する。
MPU部13fは、このパス接続要求に対応して、パス
を接続したいTS11のあて先を含むようなSCN信号
を所定のフォーマットに組立てて、ネットワークへ送出
する。
前記SCN信号を受信して、WSADPと所望のあて先
であるTS11との間に、LAPB通信プロトコルによ
る高速通信用のパスとACIA通信プロトコルによる低
速通信用のパスの接続を行う。すなわち、2本の通信パ
スの接続を行う(図5の)。
回線接続動作を行うと共に、ステップS4においてSD
信号を用いて現在のパス接続状態をWSADP13へ通
知する。すなわち、TS11への回線が接続された場合
(ステップS3)、ネットワークはパス接続完了通知を
SD信号を用いてWSADPへ通知し、さらにWSAD
PはこのSD信号の中の必要な情報を抽出し、RS23
2C規格のデータに変換して、所望のTS11とのパス
の接続が完了したことをWSへ通知する。
5)と、ステップS6において、WS14は、WSAD
P13に対して、TS11とのリンクを確立し、通信を
開始させるべく、通信起動コマンドを送出する。ステッ
プS7において、WSADP13は、まずLAPB通信
が可能かどうかの判断処理を行う。
と次のようになる。WSADP3は、MPU部13fか
らLAPB高速通信部13cへ通信起動指示を出す。L
APB高速通信部13cは、ネットワークインタフェー
ス部♯0(13a)を経由してTS11に、通信起動指
示を含むデータを送る。
速通信が可能であるかどうかを判断するため、LAPB
高速通信部13cの状態(ステータス信号)の監視を行
う。TS11の高速通信部11aにおいて、WSADP
13側から送られてきたデータを解析して、通信可能で
あるならばその情報をWSADP13のネットワークイ
ンタフェース部♯0(13a)へ返す。
13cへ送られ、MPU部13fがLAPB高速通信部
13cのステータスを検出することによって、LAPB
通信プロトコルによる通信が可能であること、すなわち
リンクが確立されたことを認識する(ステップS8)。
この後、ステップS9においてMPU部13fが、対W
S通信部13gを通して、WS14へ高速通信用のリン
クが確立したことを通知する(図5の)。
APB通信に対応したサービスをWSの利用者に提供で
きるよう、LAPB用のコマンドメニュー画面を表示す
る(図5の)。ここで、LAPB通信に対応したサー
ビスは予め定められていることが好ましく、このサービ
スはWS内のCPU及びサービス用ソフトウェアによっ
て実現される。
ACIA通信では伝送速度が異なるため、取扱うデータ
の種類に応じて提供するサービスに差をつけてもよい。
たとえば、LAPB通信では、伝送速度が比較的高速で
あるため、静止画像の伝送を行うサービスを設けてもよ
く、この場合には静止画像伝送に対応するメニュー表示
をするようにすればよい。
て、利用者からのコマンド入力に対応して、LAPB用
の制御サービスが提供される。ステップS11におい
て、WS14は、TS11に対して、LAPB通信用の
制御コマンドの送出を行う。ステップS12では、利用
者から通信を終了する旨のコマンド入力が行われたかど
うかをチェックし、ステップS13では、通信異常等が
起こっていないかをチェックする。通信異常でない場合
はステップS14へ進む。ステップS12において通信
を終了する場合はステップS25へ進み、ステップS1
3においてLAPBの通信が異常となった場合は、ステ
ップS15へ進む。
3のMPU部13fが、WS14からRS232Cを通
して受けたコマンドを解析し、LAPB高速通信部13
cでデータフォーマットをLAPB通信プロトコル用に
変換して、TS11へ送信する。
可能であることが検出された場合、たとえば、TS11
に高速通信部11aがない場合には、MPU部13fが
LAPBの通信が不可能であることを認識し、LAPB
通信部13cに対してLAPBの通信を停止することを
通知し(ステップS15)、さらに、ACIA低速通信
部13dに対して通信起動の指示を出す(ステップS1
6)。
13fは、WS14に対して、LAPB通信が不可能で
あることを通知する。ステップS18では、この通知を
受けたWS14では、ACIA通信用のサービス機能を
実行する処理を起動させ、ACIA通信に対応したコマ
ンドメニュー画面の表示を行う。
ては、利用者からのコマンド入力に対応して、LAPB
用の制御サービスが提供される。すなわち、ステップS
19において、WS14は、TS11に対してACIA
通信用の制御コマンドの送出を行う。
常がないかどうかをチェックし、ステップS21では、
利用者から通信を終了する旨のコマンド入力が行われた
かどうかをチェックする。ステップS20において、A
CIAの通信が異常となった場合はステップS23へ進
み、ステップS21において、通信を終了する場合はス
テップS25へ進む。
WS14からRS232Cを通して受けたコマンドを解
析し、ACIA低速通信部13dでデータフォーマット
をACIA通信プロトコル用に変換して、TS11へ送
信する。
て、LAPB通信を行っていた場合に、LAPB高速通
信部13cを構成するLSIの内部やネットワークとの
伝送路等で何らかの障害が発生したためLAPB通信が
不能となった時は、新たにACIA用の通信パスを設定
しにいくことなく、直ちにLAPB通信からACIA通
信に切りかえるために、ステップS15からステップS
17の処理が行われる。
スとACIA通信用のパスを接続しておき、まず、高速
通信であるLAPB通信プロトコルで通信を開始し、通
信不可の場合に、低速通信であるACIA通信プロトコ
ルでの通信に切りかえているので、被制御装置11とし
て高速通信用と低速通信用が混在する通信システムで
も、接続障害が生じることはなく、また切りかえによる
通信の中断もごくわずかの時間で済み、通信を継続して
確保することができる。
制御装置TS11との間に通信パスを設定した後、被制
御装置TS11からリンクを確立することのできる通信
プロトコルの情報をWSADP13へ通知して、この通
知された通信プロトコルを用いてリンクを確立する通信
装置接続方式についての実施例を示す。
の対象とする被制御装置TS11は、LAPB高速通信
用プロトコルとACIA低速通信用プロトコルの2種類
を備えているものとするが、この他の通信プロトコルを
備えてもよい。また、TS11から通知される通信プロ
トコルの情報には、TS11が利用できるすべての通信
プロトコルのものを含むとしてもよい。
明図を示す。また、図8に、この実施例において、WS
ADP13とTS11とのリンクの確立及びデータ通信
についての制御手段のフローチャートを示す。ステップ
S1において、RS232C規格によってWSよりWS
ADPへパス接続要求が出されたとする(図7の)。
このパス接続要求はWSADP13の対WS通信部13
gによって受信され、MPU部13fがパス接続要求の
中のデータを解析して、この中から少なくともパスを接
続するあて先を抽出する。
MPU部13fは、このパス接続要求に対応して、パス
を接続したいTS11のあて先を含むようなSCN信号
を所定のフォーマットに組立てて、ネットワークへ送出
する。
12は、前記SCN信号を受信して、WSADP13と
所望のあて先であるTS11との間に、LAPB通信プ
ロトコルによる高速通信用のパスとACIA通信プロト
コルによる低速通信用のパスの接続を行う。すなわち、
2本の通信パスの接続を行う(図7の)。
回線接続動作を行うと共に、ステップS4においてSD
信号を用いて現在のパス接続状態をWSADP13へ通
知する。すなわち、TS11への回線が接続された場合
(ステップS3)、ネットワークはパス接続完了通知を
SD信号を用いてWSADPへ通知し、さらにWSAD
P13はこのSD信号の中の必要な情報を抽出し、RS
232C規格のデータに変換して、所望のTS11との
パスの接続が完了したことをWSへ通知する。
完了した場合、ネットワークのMPR/CPR15はT
S11へSD信号を送出し、このSD信号に対する応答
信号によりTS11の利用可能な通信プロトコルに関す
る情報を得ると共に、SD信号を利用して利用可能な通
信プロトコルに関する情報をWSADP13へ通知する
(ステップS41)。
コルに関する情報は、上記のようにパス接続完了後に行
ってもよいが、TS11とネットワークのMPR/CP
R15との間で予め通信をすることによって、TS11
の利用可能な通信プロトコルに関する情報をMPR/C
PR15に通知しておいてもよい。この通知された情報
はMPR/CPR15の内部RAM等に記憶しておくと
よい。
R/CPR15との通信は、確実に行われるようにする
ため、予定される通信プロトコルのうちできるだけ最低
速度の通信プロトコルで行われるのが好ましい。また、
利用可能な通信プロトコルに関する情報には、具体的に
は、たとえばLAPBプロトコルやACIAプロトコル
という情報が含まれる。
は、ネットワークNW12から通知された“利用可能な
通信プロトコルに関する情報”のうち、最も高速の通信
プロトコルを利用してこれから通信を行うことをWS1
4へ通知する(図7の)。この実施例では、LAPB
高速用通信プロトコルによってTS11と通信を行うこ
とがWS14へ通知される。ステップS43において、
WS14及びWSADP13はどの通信プロトコルで通
信が行われるかを判断し、LAPB高速用通信プロトコ
ルで通信を行う場合はステップS10へ進む。
用可能な通信プロトコルに関する情報”のうち、最高の
速度の通信プロトコルが、ACIA低速通信用プロトコ
ルである場合には、ACIA低速通信プロトコルで通信
を行うべきであるため、ステップS18へ進み、WS1
4及びWSADPともACIA通信を行うための処理に
入る。
APB通信に対応したサービスをWS14の利用者に提
供できるよう、LAPB用のコマンドメニュー画面を表
示する(図7の)。次に、ステップS44において、
ステップS6と同様に、WS14が、WSADP13に
対して、TS11とのリンクを確立し、通信を開始させ
るべく、通信起動コマンドを送出する。
の処理を行い、WSADP13はLAPB通信プロトコ
ルによるリンクの確立を試みる。ステップS46におい
て、WSADP13がリンクが確立したことを認識し、
LAPB通信プロトコルによる通信が可能な場合には、
これをWS14へ通知し、ステップS11以下の処理に
入る。
S11に対して、LAPB通信用の制御コマンドの送出
を行う。ステップS12では、利用者から通信を終了す
る旨のコマンド入力が行われたかどうかをチェックす
る。ステップS12において通信を終了する場合はステ
ップS25へ進み、そうでない場合はステップS14へ
進む。
PU部13fが、WS14からRS232Cを通して受
けたコマンドを解析し、LAPB高速通信部13cでデ
ータフォーマットをLAPB通信プロトコル用に変換し
て、TS11へ送信する。また、ステップS46で、回
線異常等のためLAPBによる通信が可能でなくなった
場合、及びステップS5でバス接続が正常に終了しなか
った場合は、ステップS23へ進み、前記したような一
連の通信終了処理が実行される(ステップS23、S2
4、S25)。
8へ分岐した場合、WS14において、ACIA通信用
のサービス機能を実行する処理を起動させ、ACIA通
信に対応したコマンドメニュー画面の表示を行う。ステ
ップS47において、ステップS6と同様に、WS14
がWSADP13に対してTS11とのリンクを確立
し、通信を開始させるべく、通信起動コマンドを送出す
る。
PU部13fは、ステップS16と同様にACIA低速
通信部13dに対して通信起動の指示を出し、ACIA
通信プロトコルによるリンクの確立を試みる。ステップ
S49において、WSADP13がリンクが確立したこ
とを認識し、ACIA通信プロトコルによる通信が可能
な場合には、これをWS14へ通知し、前記したような
ステップS19以下の処理に入る。
との間で通信パスを設定した後、TS11からリンクを
確立することが可能な通信プロトコルの情報を通知する
ことによって、実際の伝送には使われないリンクを確立
させることが防止でき、リンク確立の動作がより短時間
でより確実にできるようになる。したがって回線接続か
らデータ通信に入るまでの時間を短縮でき、回線接続後
に通信不可であることが判明するといった接続障害を防
止することができる。
信可能な通信プロトコルを備えた通信制御装置がネット
ワークを介して被制御装置との間に複数の通信回線を接
続した後、通信制御装置がそれぞれの通信回線に対して
異なる通信プロトコルを用いて被制御装置との間にリン
クを確立し、通信制御装置が、確立できたリンクのうち
最高速度を持つリンクのみを選択して被制御装置との通
信を行うようにしているため、異なる通信速度を持つ被
制御装置が混在するようなネットワークを経由した通信
制御システムでも、接続障害が発生しないようにするこ
とができる。
スを決めておくことによって、確立できたリンクの通信
速度に応じたサービスを提供することができる。
ネットワークを介して被制御装置との間に通信回線を接
続した後、通信制御装置が最高速度を持つ通信プロトコ
ルを用いて被制御装置との間にリンクを確立させる動作
をし、このリンク確立に失敗した場合にはより低速の通
信プロトコルを用いてリンクを確立させるようにし、順
次高速の通信プロトコルから低速の通信プロトコルへと
リンクの確立を試みるようにしているため、同様に、異
なる通信速度を持つ混在するような通信制御システムで
も、接続障害が発生しないようにすることができる。
ネットワークを介して被制御装置との間に通信回線を接
続した後、被制御装置がネットワークにリンクを確立す
ることのできる通信プロトコルの情報を通知し、ネット
ワークが前記通信プロトコルの情報を通信制御装置へ通
知し、通信制御装置と被制御装置との間でリンクを確立
して、そのリンク上で通信制御装置と被制御装置との間
で通信を行うようにしているため、リンク確立の動作が
より短時間でより確実に行うことができ、接続障害を防
止することができる。
る。
である。
チャートである。
である。
チャートである。
である。
チャートである。
するシステム構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の通信速度で通信可能な通信プロト
コルを備えた通信制御装置であって、 回線接続手段と、 被制御装置との通信を開始するためのリンクを確立させ
るリンク確立手段と、 リンク確立手段によって確立させられた複数のリンクの
うち1つを選択するリンク選択手段と、 被制御装置と複数の通信プロトコルで通信可能な通信手
段とを備え、 回線接続手段が前記被制御装置との通信回線を接続した
後、前記リンク確立手段が、前記複数の通信プロトコル
それぞれに対応するリンクを同時に確立させる動作を
し、 前記リンク選択手段が確立できたリンクのうち最高速度
を持つリンクを選択して、 前記通信手段がこの選択されたリンク上で被制御装置と
の通信を行うことを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項2】 前記通信手段が、前記リンク選択手段に
よって選択されたリンクの速度に対応する予め決められ
たサービスを被制御装置に提供することを特徴とする請
求項1記載の通信制御装置。 - 【請求項3】 複数の通信速度で通信可能な通信プロト
コルを備えた通信制御装置であって、 回線接続手段と、 被制御装置との通信を開始するためのリンクを確立させ
るリンク確立手段と、 リンクの確立が成功したかどうかを監視する監視手段
と、 被制御装置と複数の通信プロトコルで通信可能な通信手
段とを備え、 回線接続手段が前記被制御装置との通信回線を接続した
後、 前記リンク確立手段が最高速度を持つ通信プロトコルを
用いてリンクを確立させる動作をし、 前記監視手段が、前記リンクの確立が失敗したことを検
出した場合には、リンク確立手段によってより低速の通
信プロトコルを用いてリンクを確立させるようにし、 前記監視手段が成功したことを検出したリンク上で被制
御装置との通信を行うことを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項4】 前記通信手段が、前記監視手段によって
成功したことが検出されたリンクの速度に対応する予め
決められたサービスを被制御装置に提供することを特徴
とする請求項3記載の通信制御装置。 - 【請求項5】 複数の通信速度で通信可能な通信プロト
コルを備えた通信制御装置が、ネットワークを介して被
制御装置との間に複数の通信回線を接続した後、 通信制御装置がそれぞれの通信回線に対して異なる通信
プロトコルを用いて被制御装置との間にリンクを確立
し、 通信制御装置が、確立できたリンクのうち最高速度を持
つリンクのみを選択して被制御装置との通信を行うこと
を特徴とする通信装置接続方式。 - 【請求項6】 通信制御装置がネットワークを介して被
制御装置との間に通信回線を接続した後、通信制御装置
が最高速度を持つ通信プロトコルを用いて被制御装置と
の間にリンクを確立させる動作をし、 このリンク確立に失敗した場合にはより低速の通信プロ
トコルを用いてリンクを確立させるようにし、順次高速
の通信プロトコルから低速の通信プロトコルへとリンク
の確立を試みることを特徴とする通信装置接続方式。 - 【請求項7】 通信制御装置がネットワークを介して被
制御装置との間に通信回線を接続した後、被制御装置が
ネットワークにリンクを確立することのできる通信プロ
トコルの情報を通知し、ネットワークが前記通信プロト
コルの情報を通信制御装置へ通知し、通信制御装置と被
制御装置との間で前記通信プロトコルを用いてリンクを
確立して、そのリンク上で通信制御装置と被制御装置と
の間で通信を行うことを特徴とする通信装置接続方式。
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---|---|---|---|
JP09893195A JP3425821B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 通信制御装置及び通信装置接続方式 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006147A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Seiko Epson Corp | インタフェースカード、データ転送装置及びデータ転送方法 |
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-
1995
- 1995-04-24 JP JP09893195A patent/JP3425821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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