JP2000276456A - 多重化分散制御システム - Google Patents

多重化分散制御システム

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JP2000276456A
JP2000276456A JP11084833A JP8483399A JP2000276456A JP 2000276456 A JP2000276456 A JP 2000276456A JP 11084833 A JP11084833 A JP 11084833A JP 8483399 A JP8483399 A JP 8483399A JP 2000276456 A JP2000276456 A JP 2000276456A
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processing
signal
unit
operation instruction
instruction signal
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Noriya Fujii
範也 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の分散制御システムでは、処理部5,7
を多重化する際に、監視装置4の呼び出しを行ってそれ
に応答した処理部で各外部装置1の制御を実施するよう
にしていたが、この呼び出しに対して複数の処理部5,
7が応答してしまうなどの課題があった。 【解決手段】 監視装置4と各処理部5,7とを別々の
ケーブル9,10で接続し、このケーブル9,10に対
して択一的に外部装置1の制御を指示するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の外部装置を
分散処理にて共同動作させる多重化分散処理システムに
係り、詳しくは、複数の処理部のうちの1つを確実に動
作させて各外部装置を確実且つ継続的に制御することが
できる多重化分散処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は特開平6−44200号公報に
開示された従来の多重化分散処理システムの構成を示す
ブロック図である。図において、1はそれぞれ外部装
置、3はネットワーク、26はそれぞれネットワーク3
に接続されると共に外部装置1を制御する第一処理部、
27はそれぞれこの第一処理部26とは別にネットワー
ク3に接続されると共に、外部装置1を制御する第二処
理部、28はこれら第一処理部26および第二処理部2
7の動作などを試験する試験装置、29,30はそれぞ
れ独立してネットワーク3に接続され、このネットワー
ク3を介して上記第一処理部26や第二処理部27を実
モードで動作させたり、試験モードで動作させたりする
監視装置、31はそれぞれ実モードで動作させる場合に
は上記2つの処理部26,27を共に外部装置1に接続
し、試験モードで動作させる場合には外部装置1の制御
を実施していない方の処理部26,27を試験装置28
に切換接続する切換分岐装置である。
【0003】次に動作について説明する。一方の監視装
置(例えば29)が複数の外部装置1,・・・,1の分
散制御(実モード動作)を開始するにあたって、それぞ
れの外部装置1ごとに割り当てられた処理部26,27
をネットワーク3を介して呼び出し、これに応答した処
理部(例えば26)を主装置として設定し、もう一方
(例えば27)を従装置として設定する。次に、上記監
視装置29は、実モード動作を指示する指令をネットワ
ーク3から指示し、主装置として設定された処理部26
はネットワーク3を介して相互に通信をしつつそれぞれ
に割り当てられた外部装置1の制御を実施する。
【0004】また、このような実モード動作が一方の処
理部26において実施されている間に、他方の監視装置
30は従装置として指定された各処理部27に対して試
験モード動作を指示し、この指示をネットワーク3を介
して受け取った処理部27に対応する切換分岐装置31
はその処理部27を試験装置28に接続し、その処理部
27はその試験結果をネットワーク3を介して上記他方
の監視装置30に送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重化分散制御
システムは以上のように独立して動作する2つの監視装
置29,30を備えた二重化構成となっているので、こ
れらの間の協調動作がうまく行かなくなって2つの監視
装置29,30が共に実モード監視装置として動作して
しまったり、共に試験モード監視装置として動作してし
まったりすると、一方の処理部26のみで外部装置1を
制御し、且つ、その一方の処理部26のみで分散処理制
御を行うことができなくなってしまうなどという課題が
あった。別な言い方をすれば、監視装置29,30自体
が異常状態となってしまうと、それ以降、2つの処理部
26,27が共に動作して共に処理データを送受信して
しまう可能性があり、一方の処理部26,27を適切に
選択して分散制御システムを適当に動作させることがで
きなくなってしまう課題があった。
【0006】また、実モード監視装置として動作する監
視装置29が処理部26,27を呼び出すことにより、
外部装置1を制御する実モードで動作する主の装置と、
試験モードで動作可能な従の装置とを決定し、それに基
いて各処理部26,27は動作しているので、通信エラ
ーなどの不確定要因などにより2つの処理部26,27
が共に主として動作してしまったり、共に従として動作
してしまったりする課題もあった。
【0007】更に、この実モード監視装置とは別の監視
装置30が試験モード監視装置として動作し、この試験
モード監視装置である監視装置30が従の装置の動作テ
ストを行うので、例えばこの試験モード監視装置がその
テスト中に故障などしてしまうと、その際にテストされ
ていた従の装置は試験モードから抜けられなくなってし
まい、例え主の処理部26に異常が発生してこの従の処
理部27による制御に切り替えたいとしても、そのよう
な切換制御は実施できなくなってしまうなどの弊害もあ
った。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、多重化された処理部のうちの
1つを確実に主装置として動作させることができ、ひい
ては複数の処理部の間で確実に切り替えて多重化による
信頼性向上効果を確実に得ることができる多重化分散制
御システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多重化分
散制御システムは、複数の外部装置それぞれに対応して
設けられ、各々独立にこの外部装置を制御する複数の処
理部を有する複数の分散処理装置と、この複数の分散処
理装置同士を接続し、これら複数の分散処理装置の間で
送受信される処理データが送受信されるネットワーク
と、上記分散処理装置ごとにそれぞれの外部装置を制御
するための処理部を設定する監視装置とを備えた多重化
分散制御システムにおいて、上記監視装置は、各分散処
理装置と上記処理部と同数のケーブルで接続されると共
に、この複数のケーブルのうちの1つに対して択一的に
動作指示信号を出力し、上記各分散処理装置は上記各ケ
ーブルと各処理部とを1対1に対応づけて、上記動作指
示信号が入力されたケーブルに対応する処理部で外部装
置の制御を実行するものである。
【0010】この発明に係る多重化分散制御システム
は、監視装置が、システムの動作状態に応じて各分散処
理装置への動作指示信号の出力先を指定する出力先指定
信号を出力する運転モード判定部と、この出力先指定信
号を保持する保持部と、分散処理装置と1対1対応に設
けられ、この保持後の出力先指定信号に基いて当該分散
処理装置に接続された複数のケーブルのうちの1つに動
作指示信号を出力する複数の動作指示信号出力部とを備
えたものである。
【0011】この発明に係る多重化分散制御システム
は、各処理部が、上記ケーブルが接続され、このケーブ
ルから動作指示信号が入力されている期間のみに動作許
可信号を出力する受信回路と、この動作許可信号が入力
され、この動作許可信号が入力されている期間のみ外部
装置の制御を実行する処理本体とを備えるものである。
【0012】この発明に係る多重化分散制御システム
は、各処理部が処理本体の動作状態に応じた動作応答信
号をケーブルを介して出力する応答部を備え、監視装置
がこの動作応答信号に応じて選択信号の出力先を切り替
えるものである。
【0013】この発明に係る多重化分散制御システム
は、各分散処理装置が、処理部と1対1対応で設けら
れ、上記ケーブルから対応する処理部に対する動作指示
信号が入力されている期間のみに接続許可信号を出力す
る受信回路と、処理部と1対1対応で設けられ、当該接
続許可信号が入力されている期間のみ外部装置と当該処
理部とを接続する切換本体とからなるものである。この
発明に係る多重化分散制御システムは、各切換本体と1
対1対応にて、切換本体の切換状態に応じた切換応答信
号をケーブルを介して出力する応答部を備え、監視装置
はこの切換応答信号に応じて選択信号の出力先を切り替
えるものである。
【0014】この発明に係る多重化分散制御システム
は、監視装置が、ネットワークに接続され、このネット
ワーク上の処理データを監視して、異常検出信号を出力
する通信監視部と、この異常検出信号に応じて各分散処
理装置への動作指示信号の出力先を指定する出力先指定
信号を出力する運転モード判定部と、分散処理装置と1
対1対応に設けられ、この出力先指定信号に基いて当該
分散処理装置に接続された複数のケーブルのうちの1つ
に動作指示信号を出力する複数の動作指示信号出力部と
を備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による多
重化分散制御システムの構成を示すブロック図である。
図において、1はそれぞれダムなどのプラント制御など
に用いられる外部装置、2はそれぞれこの外部装置1と
1対1対応に設けられ、それぞれの外部装置1を制御す
る分散処理装置、3はこの複数の分散処理装置2,・・
・,2同士を接続し、これら複数の分散処理装置2,・
・・,2の間で送受信される処理データが送受信される
ネットワーク、4はこれら複数の分散処理装置2,・・
・,2の動作などを監視して動作指示信号を出力する監
視装置である。
【0016】各分散処理装置2において、5はネットワ
ーク3に接続されると共に、動作指示信号が入力される
期間は外部装置1を制御する第一処理部(処理部)、6
は動作指示信号が入力される期間はこの第一処理部5と
外部装置1とを接続/遮断する第一切換部、7はネット
ワーク3に接続されると共に、動作指示信号が入力され
る期間は外部装置1を制御する第二処理部(処理部)、
8は動作指示信号が入力される期間はこの第二処理部7
と外部装置1とを接続/遮断する第二切換部である。
【0017】また、9はそれぞれ監視装置4と第一処理
部5および第一切換部6との間に設けられ、この監視装
置4から出力される上記動作指示信号が伝播する第一ケ
ーブル(ケーブル)、10はそれぞれ監視装置4と第二
処理部7および第二切換部8との間に設けられ、この監
視装置4から出力される上記動作指示信号が伝播する第
二ケーブル(ケーブル)、11は多重化分散制御システ
ムの動作状態に応じて各分散処理装置2への動作指示信
号の出力先を指定する出力先指定信号を出力する運転モ
ード判定部、12はそれぞれこの出力先指定信号が入力
され、この出力先指定信号に応じて上記2つのケーブル
9,10のうちの1つに択一的に動作指示信号を出力す
る動作指示信号出力部である。
【0018】なお、2つのケーブル9,10のうちの1
つに択一的に動作指示信号を出力するためには、例えば
同時に2出力することができないリレー、つまりa接点
とb接点とを有するリレーを用いればよい。
【0019】次に動作について説明する。起動などに応
じて運転モード判定部11は、外部装置1を制御する実
モード動作であるか、それとも、第一処理部5や第二処
理部7などの試験ができる待避モード動作であるかを判
断し、実モード動作である場合には例えば第一処理部5
により外部装置1を制御するように出力先指示信号をそ
れぞれの動作指示信号出力部12に出力する。各動作指
示信号出力部12は、この出力先指示信号により指定さ
れた第一処理部5に接続された第一ケーブル9に動作指
示信号を択一的に出力する。
【0020】そして、この動作指示信号が第一ケーブル
9を介して入力された分散処理装置2では、その第一処
理部5および第一切換部6にこの動作指示信号が入力さ
れることとなり、第一切換部6は第一処理部5と外部装
置1とを接続し、第一処理部5はネットワーク3を介し
て処理データを他の第一処理部5や第二処理部7と通信
しながら、当該外部装置1の制御を行う。
【0021】また、この動作指示信号が第二ケーブル1
0を介して入力された分散処理装置2では、その第二処
理部7および第二切換部8にこの動作指示信号が入力さ
れることとなり、第二切換部8は第二処理部7と外部装
置1とを接続し、第二処理部7はネットワーク3を介し
て処理データを他の第一処理部5や第二処理部7と通信
しながら、当該外部装置1の制御を行う。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、複数の外部装置1,・・・,1それぞれに対応して
設けられ、各々独立にこの外部装置1を制御する第一処
理部5および第二処理部7を有する複数の分散処理装置
2,・・・,2と、この複数の分散処理装置2,・・
・,2同士を接続し、これら複数の分散処理装置2,・
・・,2の間で送受信される処理データが送受信される
ネットワーク3と、上記分散処理装置2ごとにそれぞれ
の外部装置1を制御するための処理部を設定する監視装
置4とを備えた多重化分散制御システムにおいて、監視
装置4が、上記処理部の数(ここでは「2」)と同数の
ケーブル9,10で各分散処理装置2に接続されると共
に、この複数のケーブル9,10のうちの1つに対して
択一的に動作指示信号を出力し、上記各分散処理装置2
は上記各ケーブル9,10と各処理部5,7とを1対1
に対応づけて、上記動作指示信号が入力されたケーブル
に対応する処理部で外部装置1の制御を実行するので、
各分散処理装置2に対して1つの動作指示信号を出力す
ることができ、しかも、その動作指示信号は各処理部毎
に設けられたケーブル9,10を介して各分散処理装置
2に供給することができる。
【0023】従って、各分散処理装置2においてはその
動作指示信号が入力されたケーブル9,10に対応する
1つの処理部5,7を確実に動作させて外部装置1の制
御を行うことができ、従来の多重化分散制御システムと
は異なり、監視装置4の異常時やネットワーク3におけ
る通信エラーの発生などによらず各分散処理装置2にお
いて1つの処理部(5あるいは7)を適切に選択して分
散制御システムを適当に動作させることができ、つまり
誤って第一処理部5と第二処理部7とが共に実モードで
動作してしまったり共に試験モードで動作してしまった
りすることを確実に防止することができ、ひいては第一
処理部5と第二処理部7との間で確実に切り替えて多重
化による信頼性向上効果を確実に得ることができ、ダム
などの巨大プラントなどを確実に且つ安定して監視制御
することができる。
【0024】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による多重化分散制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。図において、13はそれぞれ各動作指示信
号出力部12と運転モード判定部11との間に設けら
れ、出力先指定信号を保持する保持部である。これ以外
の構成は実施の形態1と同様であり同一の符号を付して
説明を省略する。
【0025】次に動作について説明する。運転モード判
定部11が出力先指示信号を各動作指示信号出力部12
に出力すると、各保持部13はそれぞれに入力される出
力先指示信号を保持し、その保持している出力先指示信
号を各動作指示信号出力部12へ出力する。
【0026】その後、この運転モード判定部11が故障
しても、この保持部13は上記出力先指示信号を各動作
指示信号出力部12へ出力することができる。これ以外
の動作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、監視装置4が、システムの動作状態に応じて各分散
処理装置2への動作指示信号の出力先を指定する出力先
指定信号を出力する運転モード判定部11と、この出力
先指定信号を保持する保持部13と、分散処理装置2と
1対1対応に設けられ、この保持後の出力先指定信号に
基いて当該分散処理装置2に接続された複数のケーブル
9,10のうちの1つに動作指示信号を出力する複数の
動作指示信号出力部12,・・・,12とを備えるの
で、監視装置4の運転モード判定部11の機能が故障し
たとしてもその直前の正常状況下における出力先指定信
号を保持部13で保持し、この保持された出力先指定信
号に基いて動作指示信号を適当な処理部(5あるいは
7)に対して継続して出力しつづけることができる効果
がある。
【0028】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による第一処理部5およびその周辺部の構成を示す
ブロック図である。図において、14は第一ケーブル9
が接続され、この第一ケーブル9から動作指示信号が入
力されている期間のみに動作許可信号を出力する第一処
理用受信回路(受信回路)、15はこの動作許可信号が
入力され、この動作許可信号が入力されている期間のみ
外部装置1の制御を実行する第一処理本体(処理本体)
である。また、第二処理部7も同様なブロック構成であ
り、以下においては、これらに相当するそれぞれの回路
を第二処理用受信回路、第二処理本体とよぶ。これ以外
の構成は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0029】次に動作について説明する。図4はこの発
明の実施の形態3による第一処理部の全体の動作を示す
フローチャートである。図において、ステップST1は
動作指示信号出力部12から第一処理用受信回路14へ
の動作指示信号の入力を待つ動作指示信号入力待ちステ
ップであり、ステップST2は第一処理用受信回路14
が受信した動作指示信号が実モード運転に関するもので
あるか、第一処理本体15を非動作状態とする待機モー
ド運転に関するものであるかを判断する運転モード判断
ステップであり、ステップST3は実モード運転に関す
る動作指示信号が入力された場合に実行されるステップ
であって、第一処理本体15が外部装置1の制御を実行
する実モード動作実行ステップであり、ステップST4
は待機モード運転に関する動作指示信号が入力された場
合に実行されるステップであって、第一処理本体15を
非動作とする待機モード動作実行ステップである。
【0030】なお、第二処理部7の全体の動作も同様で
あり説明を省略する。また、これ以外の動作は実施の形
態2と同様であり説明を省略する。
【0031】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、第一処理部5および第二処理部7のそれぞれが、上
記ケーブル9,10に接続され、このケーブル9,10
から動作指示信号が入力されている期間のみに動作許可
信号を出力する受信回路と、この動作許可信号が入力さ
れ、この動作許可信号が入力されている期間のみ外部装
置1の制御を実行する処理本体とを備えるので、各処理
部5,7は動作指示信号を受信しなければ外部装置1に
対する制御を実行しない。従って、この動作指示信号が
択一的にしか出力されないことと相まって使用されない
処理部は確実に実モードとして動作させないようにする
ことができ、複数の処理部5,7が実モードで動作して
しまうことを確実に防止することができる効果がある。
【0032】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による第一処理部5および1系統分の監視装置4の
構成を示すブロック図である。図において、16は第一
処理本体15の動作状態を監視して、正常時と異常時と
で異なる状態の動作応答信号を第一ケーブル9を介して
出力する第一処理用応答部(応答部)、17は第一ケー
ブル9を介して送信されてきたこの動作応答信号が入力
され、これを運転モード判定部11に供給する第一処理
用受信部である。
【0033】なお、第二処理部7と監視装置4との関係
も同様であり、以下においては、上記第一処理用応答部
16に相当する構成を第二処理用応答部、第一処理用受
信部17に相当する構成を第二処理用受信部とよぶ。ま
た、その他の構成は実施の形態3と同様であり説明を省
略する。
【0034】次に動作について説明する。運転指示信号
に基いて第一処理用受信回路14に運転指示信号が入力
されると、第一処理本体15は外部装置1の制御を開始
する。そして、第一処理用応答部16は、第一処理用受
信部17を介して運転モード判定部11へ動作応答信号
を出力する。そして、運転モード判定部11はこの動作
応答信号に基いて第一処理本体15の動作状態を把握
し、この第一処理本体15が異常であると判断された
ら、第二処理部7にて外部装置1の制御を行わせるよう
に出力先指示信号を切り替える。
【0035】また、運転指示信号に基いて第二処理用受
信回路に運転指示信号が入力されると、第二処理本体は
外部装置1の制御を開始する。そして、第二処理用応答
部は、第二処理用受信部を介して運転モード判定部11
へ動作応答信号を出力する。そして、運転モード判定部
11はこの動作応答信号に基いて第二処理本体の動作状
態を把握し、この第二処理本体が異常であると判断され
たら、第一処理部5にて外部装置1の制御を行わせるよ
うに出力先指示信号を切り替える。これ以外の動作は実
施の形態3と同様であり説明を省略する。
【0036】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、第一処理部5および第二処理部7のそれぞれが処理
本体の動作状態に応じた動作応答信号をケーブル9,1
0を介して出力する応答部を備え、監視装置4がこの動
作応答信号に応じて選択信号の出力先を切り替えるの
で、動作指示信号を出力していた処理部に異常が発生し
たらこの動作応答信号に応じて、確実に他の処理部に対
して動作指示信号の出力先を切り替えることができ、継
続して外部装置1の制御を行うことができる効果があ
る。
【0037】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による第一切換部6および1系統分の監視装置4の
構成を示すブロック図である。図において、18は第一
ケーブル9が接続され、この第一ケーブル9から動作指
示信号が入力されている期間に接続許可信号を出力する
第一切換用受信回路(受信回路)、19はこの接続許可
信号に応じて外部装置1へ第一処理部5を接続する第一
切換本体(切換本体)、20は第一切換本体19の動作
状態を監視して、正常時と異常時とで異なる状態の切換
応答信号を第一ケーブル9を介して出力する第一切換用
応答部(応答部)、21は第一ケーブル9を介して送信
されてきたこの切換応答信号が入力され、これを運転モ
ード判定部11に供給する第一切換用受信部である。
【0038】なお、第二切換部7と監視装置4との関係
も同様であり、以下においては、上記第一切換用受信回
路18に相当する構成を第二切換用受信回路、上記第一
切換本体19に相当する構成を第二切換本体、上記第一
切換用応答部20に相当する構成を第二切換用応答部、
第一切換用受信部21に相当する構成を第二切換用受信
部とよぶ。また、その他の構成は実施の形態4と同様で
あり説明を省略する。
【0039】次に動作について説明する。動作指示信号
が第一ケーブル9を介して入力された分散処理装置2で
は、その第一処理部5とともに第一切換用受信回路18
にこの動作指示信号が入力されるので、この第一切換用
受信回路18から接続許可信号が出力され、第一切換本
体19はこの接続許可信号に応じて外部装置1へ第一処
理部5を接続する。従って、この第一処理部5は、ネッ
トワーク3を介して処理データを他の第一処理部5や第
二処理部7と通信しながら、上記動作指示信号を受けて
外部装置1の制御を実施することができる。
【0040】そして、第一切換用応答部20は、第一切
換用受信部21を介して運転モード判定部11へ切換応
答信号を出力し、運転モード判定部11はこの切換応答
信号に基いて第一切換本体19の動作状態を把握し、こ
の第一切換本体19が異常であると判断されたら、第二
処理部7にて外部装置1の制御を行わせるように出力先
指示信号を切り替える。
【0041】また、動作指示信号が第二ケーブル10を
介して入力された分散処理装置2では、その第二処理部
7とともに第二切換用受信回路にこの動作指示信号が入
力されるので、この第二切換用受信回路から接続許可信
号が出力され、第二切換本体はこの接続許可信号に応じ
て外部装置1へ第二処理部7を接続する。従って、この
第二処理部7は、ネットワーク3を介して処理データを
他の第一処理部5や第二処理部7と通信しながら、上記
動作指示信号を受けて外部装置1の制御を実施すること
ができる。
【0042】そして、第二切換用応答部は、第二切換用
受信部を介して運転モード判定部11へ切換応答信号を
出力し、運転モード判定部11はこの切換応答信号に基
いて第二切換本体の動作状態を把握し、この第二切換本
体が異常であると判断されたら、第一処理部5にて外部
装置1の制御を行わせるように出力先指示信号を切り替
える。これ以外の動作は実施の形態4と同様であり説明
を省略する。
【0043】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、分散処理装置2の第一切換部5および第二切換部7
がそれぞれ、切換本体と1対1対応にて、切換本体の切
換状態に応じた切換応答信号をケーブルを介して出力す
る応答部を備え、監視装置4はこの切換応答信号に応じ
て選択信号の出力先を切り替えるので、動作指示信号を
出力していた切換本体19に異常が発生したらこの切換
応答信号に応じて、確実に他の処理部に対して動作指示
信号の出力先を切り替えることができ、継続して外部装
置1の制御を行うことができる効果がある。
【0044】なお、このように第一切換部6や第二切換
部8にて片系毎に外部装置に対する接続/非接続を制御
するような場合には、第一処理部と第一切換部とを一体
化して動作指示信号をこの第一切換用受信回路のみに入
力するようにしたり、第二処理部と第二切換部とを一体
化して動作指示信号をこの第二切換用受信回路のみに入
力するようにしたりするだけでも、外部装置の制御を切
り替えて実視することができる。
【0045】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による第一切換部6および1系統分の監視装置4の
構成を示すブロック図である。図において、22は第一
ケーブル9が接続され、この第一ケーブル9から動作指
示信号が入力されている期間のみに接続許可信号を出力
する第一切換用受信回路(受信回路)、23はこの接続
許可信号が入力されている期間のみに外部装置1へ第一
処理部5を接続する第一切換本体(切換本体)である。
これ以外の図示された構成は実施の形態5と同様であり
説明を省略する。
【0046】なお、第二切換部8も同様の構成である。
また、その他の構成は実施の形態5と同様であり説明を
省略する。
【0047】次に動作について説明する。第一ケーブル
9を介して動作指示信号が入力されると、第一切換用受
信回路22はその入力されている期間のみ接続許可信号
を出力し、第一切換本体23はこの接続許可信号が入力
されている期間のみ第一処理部5を外部装置1へ接続す
る。
【0048】また、第二ケーブル10を介して動作指示
信号が入力されると、第二切換用受信回路はその入力さ
れている期間のみ接続許可信号を出力し、第二切換本体
はこの接続許可信号が入力されている期間のみ第二処理
部7を外部装置1へ接続する。
【0049】図8はこのような実施の形態6の多重化分
散制御システムにおいて、第一切換部6の全体において
実施される動作を示すフローチャートである。図におい
て、ステップST5は動作指示信号出力部12から第一
切換用受信回路22への動作指示信号の入力を待つ動作
指示信号入力待ちステップであり、ステップST6は第
一切換用受信回路22が受信した動作指示信号が実モー
ド運転に関するものであるか、第一切換本体23を非動
作状態とする待機モード運転に関するものであるかを判
断する運転モード判断ステップであり、ステップST7
は実モード運転に関する動作指示信号が入力された場合
に実行されるステップであって、第一切換本体23が外
部装置1の制御を実行する実モード動作実行ステップで
あり、ステップST8は待機モード運転に関する動作指
示信号が入力された場合に実行されるステップであっ
て、第一切換本体23を非動作とする待機モード動作実
行ステップである。
【0050】なお、第二切換部8の全体の動作も同様で
あり説明を省略する。また、これ以外の動作は実施の形
態5と同様であり説明を省略する。
【0051】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、各分散処理装置2が、処理部と1対1対応で設けら
れ、ケーブルからそれぞれに対応する処理部に対する動
作指示信号が入力されている期間のみに接続許可信号を
出力する切換用受信回路と、処理部と1対1対応で設け
られ、当該接続許可信号が入力されている期間のみ外部
装置1と当該処理部とを接続する切換本体とを備えるの
で、各受信回路は動作指示信号を受信しなければ処理部
を外部装置1に接続しない。従って、この動作指示信号
が択一的にしか出力されないことと相まって使用されな
い処理部は実モードとして動作させないように確実に制
御することができ、複数の処理部5,7が実モードで動
作してしまうことを確実に防止することができる効果が
ある。
【0052】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7による多重化分散制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。図において、24はネットワーク3に接続
され、このネットワーク3上の処理データを監視して、
異常な処理データが送受信されたらそれを送信した分散
処理装置2が異常であると判断して異常検出信号を出力
する通信監視部、25はこの多重化分散制御システムの
動作状態に応じて各分散処理装置2への動作指示信号の
出力先を指定する出力先指定信号を出力するとともに、
上記異常検出信号が入力されるとその分散処理装置2に
係る当該出力先指定信号を切り替えたりする運転モード
判定部である。これ以外の構成は実施の形態6と同様で
あり同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】次に動作について説明する。多重化分散制
御システムのそれぞれの分散処理装置2は、動作指示信
号の入力に応じてそれぞれの外部装置1の制御を実行し
つつ、ネットワーク3を介して相互の制御に必要な処理
データを相互に通信し、更に、この処理データに応じて
制御を実施する。このような状態で、通信監視部24は
このネットワーク3上の処理データを監視し、例えば1
つの分散処理装置2の第一処理部5および第二処理部7
から共に処理データが送信されている場合や、処理デー
タとして明らかに異常な値が生じている場合などのよう
に、異常な処理データが送受信されたらそれを送信した
分散処理装置2が異常であると判断して異常検出信号を
出力する。そして、運転モード判定部25は、このよう
な異常検出信号が入力されると、その異常に応じてその
分散処理装置2の処理部を切り替えるように出力先指定
信号を変更したりする。これ以外の動作は実施の形態6
と同様であり説明を省略する。
【0054】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、監視装置4が、ネットワーク3に接続され、このネ
ットワーク3上の処理データを監視して、異常検出信号
を出力する通信監視部24と、この異常検出信号に応じ
て各分散処理装置2への動作指示信号の出力先を指定す
る出力先指定信号を出力する運転モード判定部25と、
分散処理装置2と1対1対応に設けられ、この出力先指
定信号に基いて当該分散処理装置2に接続された複数の
ケーブル9,10のうちの1つに動作指示信号を出力す
る複数の動作指示信号出力部12,・・・,12とを備
えるので、動作指示信号を出力していた処理部や切換本
体23に異常が発生して処理データに異常が生じたら、
これに応じて確実に他の処理部による制御に切り替える
ことができ、継続して外部装置1の制御を行うことがで
きる効果がある。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の外部装置それぞれに対応して設けられ、各々独立にこ
の外部装置を制御する複数の処理部を有する複数の分散
処理装置と、この複数の分散処理装置同士を接続し、こ
れら複数の分散処理装置の間で送受信される処理データ
が送受信されるネットワークと、上記分散処理装置ごと
にそれぞれの外部装置を制御するための処理部を設定す
る監視装置とを備えた多重化分散制御システムにおい
て、上記監視装置は、上記処理部と同数のケーブルで各
分散処理装置に接続されると共に、この複数のケーブル
のうちの1つに対して択一的に動作指示信号を出力し、
上記各分散処理装置は上記各ケーブルと各処理部とを1
対1に対応づけて、上記動作指示信号が入力されたケー
ブルに対応する処理部で外部装置の制御を実行するの
で、各分散処理装置に対して1つの動作指示信号を出力
することができ、しかも、その動作指示信号は各処理部
毎に設けられたケーブルを介して各分散処理装置に供給
することができる。
【0056】従って、各分散処理装置においてはその動
作指示信号が入力されたケーブルに対応する1つの処理
部を確実に動作させて外部装置の制御を行うことがで
き、従来の多重化分散制御システムとは異なり、監視装
置の異常時やネットワークにおける通信エラーの発生な
どによらず各分散処理装置において1つの処理部を適切
に選択して分散制御システムを適当に動作させることが
でき、つまり誤って複数の処理部が共に実モードで動作
してしまったり共に試験モードで動作してしまったりす
ることを確実に防止することができ、ひいては複数の処
理部の間で確実に切り替えて多重化による信頼性向上効
果を確実に得ることができる効果がある。
【0057】この発明によれば、監視装置が、システム
の動作状態に応じて各分散処理装置への動作指示信号の
出力先を指定する出力先指定信号を出力する運転モード
判定部と、この出力先指定信号を保持する保持部と、分
散処理装置と1対1対応に設けられ、この保持後の出力
先指定信号に基いて当該分散処理装置に接続された複数
のケーブルのうちの1つに動作指示信号を出力する複数
の動作指示信号出力部とを備えるので、監視装置の運転
モード判定部の機能が故障したとしてもその直前の正常
状況下における出力先指定信号を保持部で保持し、この
保持された出力先指定信号に基いて動作指示信号を適当
な処理部に対して継続して出力しつづけることができる
効果がある。
【0058】この発明によれば、各処理部が、上記ケー
ブルが接続され、このケーブルから動作指示信号が入力
されている期間のみに動作許可信号を出力する受信回路
と、この動作許可信号が入力され、この動作許可信号が
入力されている期間のみ外部装置の制御を実行する処理
本体とを備えるので、各処理部は動作指示信号を受信し
なければ外部装置に対する制御を実行しない。従って、
この動作指示信号が択一的にしか出力されないことと相
まって使用しない処理部は確実に実モードとして動作さ
せないようにすることができ、複数の処理部が実モード
で動作してしまうことを確実に防止することができる効
果がある。
【0059】この発明によれば、各処理部が処理本体の
動作状態に応じた動作応答信号をケーブルを介して出力
する応答部を備え、監視装置がこの動作応答信号に応じ
て選択信号の出力先を切り替えるので、動作指示信号を
出力していた処理部に異常が発生したらこの動作応答信
号に応じて、確実に他の処理部に対して動作指示信号の
出力先を切り替えることができ、継続して外部装置の制
御を行うことができる効果がある。
【0060】この発明によれば、各分散処理装置が、処
理部と1対1対応で設けられ、上記ケーブルからそれぞ
れに対応する処理部に対する動作指示信号が入力されて
いる期間のみに接続許可信号を出力する受信回路と、処
理部と1対1対応で設けられ、当該接続許可信号が入力
されている期間のみ外部装置と当該処理部とを接続する
切換本体とを備えるので、各受信回路は動作指示信号を
受信しなければ処理部を外部装置に接続しない。従っ
て、この動作指示信号が択一的にしか出力されないこと
と相まって使用されない処理部は実モードとして動作さ
せないように確実に制御することができ、複数の処理部
が実モードで動作してしまうことを確実に防止すること
ができる効果がある。
【0061】この発明によれば、各切換本体と1対1対
応にて、切換本体の切換状態に応じた切換応答信号をケ
ーブルを介して出力する応答部を備え、監視装置はこの
切換応答信号に応じて選択信号の出力先を切り替えるの
で、動作指示信号を出力していた切換本体に異常が発生
したらこの切換応答信号に応じて、確実に他の切換本体
に対して動作指示信号の出力先を切り替えることがで
き、継続して外部装置の制御を行うことができる効果が
ある。
【0062】この発明によれば、監視装置が、ネットワ
ークに接続され、このネットワーク上の処理データを監
視して、異常検出信号を出力する通信監視部と、この異
常検出信号に応じて各分散処理装置への動作指示信号の
出力先を指定する出力先指定信号を出力する運転モード
判定部と、分散処理装置と1対1対応に設けられ、この
出力先指定信号に基いて当該分散処理装置に接続された
複数のケーブルのうちの1つに動作指示信号を出力する
複数の動作指示信号出力部とを備えるので、動作指示信
号を出力していた処理部や切換本体に異常が発生して処
理データに異常が生じたら、これに応じて確実に他の処
理部による制御に切り替えることができ、継続して外部
装置の制御を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1による多重化
分散制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による多重化分散制
御システムの構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による第一処理部お
よびその周辺部の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による第一処理部の
全体の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態4による第一処理部お
よび1系統分の監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態5による第一切換部お
よび1系統分の監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6による第一切換部お
よび1系統分の監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態6の多重化分散制御シ
ステムにおいて、第一切換部の全体において実施される
動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態7による多重化分散制
御システムの構成を示すブロック図である。
【図10】 従来の多重化分散処理システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 外部装置、2 分散処理装置、3 ネットワーク、
4 監視装置、5 第一処理部(処理部)、7 第二処
理部(処理部)、9 第一ケーブル(ケーブル)、10
第二ケーブル(ケーブル)、11,25 運転モード
判定部、12動作指示信号出力部、13 保持部、14
第一処理用受信回路(受信回路)、15 第一処理本
体(処理本体)、16 第一処理用応答部(応答部)、
18,22 第一切換用受信回路(受信回路)、19,
23 第一切換本体(切換本体)、20 第一切換用応
答部(応答部)、24 通信監視部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外部装置それぞれに対応して設け
    られ、各々独立にこの外部装置を制御する複数の処理部
    を有する複数の分散処理装置と、この複数の分散処理装
    置同士を接続し、これら複数の分散処理装置の間で送受
    信される処理データが送受信されるネットワークと、上
    記分散処理装置ごとにそれぞれの外部装置を制御するた
    めの処理部を設定する監視装置とを備えた多重化分散制
    御システムにおいて、 上記監視装置は、各分散処理装置と上記処理部と同数の
    ケーブルで接続されると共に、この複数のケーブルのう
    ちの1つに対して択一的に動作指示信号を出力し、上記
    各分散処理装置は上記各ケーブルと各処理部とを1対1
    に対応づけて、上記動作指示信号が入力されたケーブル
    に対応する処理部で外部装置の制御を実行することを特
    徴とする多重化分散制御システム。
  2. 【請求項2】 監視装置は、システムの動作状態に応じ
    て各分散処理装置への動作指示信号の出力先を指定する
    出力先指定信号を出力する運転モード判定部と、この出
    力先指定信号を保持する保持部と、分散処理装置と1対
    1対応に設けられ、この保持後の出力先指定信号に基い
    て当該分散処理装置に接続された複数のケーブルのうち
    の1つに動作指示信号を出力する複数の動作指示信号出
    力部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の多重化
    分散制御システム。
  3. 【請求項3】 各処理部は、ケーブルが接続され、この
    ケーブルから動作指示信号が入力されている期間のみに
    動作許可信号を出力する受信回路と、この動作許可信号
    が入力され、この動作許可信号が入力されている期間の
    み外部装置の制御を実行する処理本体とを備えることを
    特徴とする請求項1記載の多重化分散制御システム。
  4. 【請求項4】 各処理部は処理本体の動作状態に応じた
    動作応答信号をケーブルを介して出力する応答部を備
    え、監視装置はこの動作応答信号に応じて選択信号の出
    力先を切り替えることを特徴とする請求項3記載の多重
    化分散制御システム。
  5. 【請求項5】 各分散処理装置は、処理部と1対1対応
    で設けられ、ケーブルからそれぞれに対応する処理部に
    対する動作指示信号が入力されている期間のみに接続許
    可信号を出力する受信回路と、処理部と1対1対応で設
    けられ、当該接続許可信号が入力されている期間のみ外
    部装置と当該処理部とを接続する切換本体とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の多重化分散制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 各切換本体と1対1対応にて、切換本体
    の切換状態に応じた切換応答信号をケーブルを介して出
    力する応答部を備え、監視装置はこの切換応答信号に応
    じて選択信号の出力先を切り替えることを特徴とする請
    求項5記載の多重化分散制御システム。
  7. 【請求項7】 監視装置は、ネットワークに接続され、
    このネットワーク上の処理データを監視して、異常検出
    信号を出力する通信監視部と、この異常検出信号に応じ
    て各分散処理装置への動作指示信号の出力先を指定する
    出力先指定信号を出力する運転モード判定部と、分散処
    理装置と1対1対応に設けられ、この出力先指定信号に
    基いて当該分散処理装置に接続された複数のケーブルの
    うちの1つに動作指示信号を出力する複数の動作指示信
    号出力部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の多
    重化分散制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203916A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 大陽日酸株式会社 冗長化システム、冗長化方法
CN117195206A (zh) * 2023-11-06 2023-12-08 西安热工研究院有限公司 一种dcs控制器可信状态实时获取方法、系统、设备及介质

Cited By (3)

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