JP2606130B2 - ループ型ネットワーク - Google Patents

ループ型ネットワーク

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JP2606130B2
JP2606130B2 JP6112395A JP11239594A JP2606130B2 JP 2606130 B2 JP2606130 B2 JP 2606130B2 JP 6112395 A JP6112395 A JP 6112395A JP 11239594 A JP11239594 A JP 11239594A JP 2606130 B2 JP2606130 B2 JP 2606130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ型ネットワーク
に係わり、特に、予備伝送路を備えたループ型ネットワ
ークに関する。
【0002】
【従来の技術】複数台のコンピュータやプリンタなどと
通信設備によって構成されるネットワークには、さまざ
まな形態のものが知られている。その1つであるループ
型ネットワークでは、ネットワークに接続されるそれぞ
れの装置が、伝送路上にデータを出力する装置として、
また、伝送路上を伝送されるデータの中継器として機能
する。
【0003】このようなループ型ネットワークでは、使
用するプロトコルによっては、伝送路の1か所に障害が
生じただけで局装置間のデータ転送が行えなくなる場合
もあり、通常動作時に使用する運用伝送路の他に予備伝
送路を設けて、ネットワークに冗長性を持たせることが
行われている。
【0004】予備伝送路と運用伝送路の切換方法にはさ
まざまなものがあるが、最も簡単なものは、運用伝送路
の1か所に障害が発生した際に、ネットワークを構成し
ている全ての局装置に対して、データ伝送に使用する伝
送路を予備伝送路に切り換えるものである。
【0005】従来、このような伝送路の切換により障害
発生に対処するループ型ネットワークでは、各局装置の
状態を総合的に監視する監視装置が設けられており、各
局装置への切換指示は、ある局装置において伝送路異常
が検出されたことを検知した監視装置により行われてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ループ型ネットワークでは、一旦監視装置に情報を集め
て処理を行うよう構成されていたため、伝送路に障害が
発生してから、伝送路の切換が完了するまでに時間が必
要であった。
【0007】そこで本発明の目的は、異常が発生した際
の伝送路の切換を速やかに行うことができるループ型ネ
ットワークを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】請求項1記載の発明では、ループ状に構成
された2系統の伝送路と複数台の局装置からループ型ネ
ットワークを構成する際に、(イ)2系統の伝送路のう
ちいずれか一方の伝送路を運用伝送路として選択する選
択手段と、(ロ)この選択手段によって選択された運用
伝送路上のデータを基に運用伝送路に生じた障害を検出
する検出手段と、(ハ)この検出手段が運用伝送路に障
害が生じたことを検出した際に、伝送路の切換を指示す
るための切換指示情報を運用伝送路上に送出する送出手
段と、(ニ)送出手段が実行されたときに、選択手段を
制御して、選択手段が運用伝送路として選択する伝送路
を他方の伝送路に切り換える第1切換手段と、(ホ)2
系統の伝送路上のデータを基に、それぞれの伝送路上に
切換指示情報を送出した局装置の数を算出する算出手段
と、(ヘ)選択手段を制御して、選択手段が運用伝送路
として選択する伝送路を算出手段によって算出された局
装置の数が少ない方の伝送路に切り換える第2切換手段
とを具備する局装置を用いる。
【0010】すなわち、請求項1記載の発明では、2系
統の伝送路、それぞれに送出された切換指示情報の数に
応じて伝送路の切り換えを行う局装置を組み合わせてル
ープ型ネットワークを構成する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0016】図1に本発明の一実施例によるループ型ネ
ットワークの概要を示す。ループ型ネットワークは、同
軸ケーブルからなる2系統の伝送路11a 、11b に複
数台の局装置12が接続されて構成されており、伝送路
11a は、局装置12内の伝送制御回路13a と接続さ
れており、伝送路11b は伝送制御回路13b と接続さ
れている。実施例のループ型ネットワークは、いわゆ
る、トークンパッシング方式によりデータ伝送を行うも
のであり、各伝送路11における、トークンの管理は、
伝送制御回路13によって行われる。
【0017】伝送制御回路13a 、13b からのデータ
バスは、図示したように、切換回路14に接続されてお
り、切換回路14は、いずれか一方の伝送制御回路13
(すなわち、伝送路11)を送受信制御部15に接続す
る。なお、切換回路13に対する切換指示は、図示して
いない制御信号線を用いて、送受信制御部15が行う。
また、送受信制御部15には、伝送制御回路13a から
の切換情報用バス21 a と伝送制御回路11b からの切
換情報用バス21b が接続されている。なお、切換情報
用バス21は、データバスを構成する信号線の一部から
なっている。
【0018】以下、運用伝送路である伝送路11a に障
害が発生した場合を例に、実施例のループ型ネットワー
クの動作を説明する。
【0019】たとえば、データが所定時間経過しても受
信されなかった場合など、データに異常を認めた送受信
制御部15は、その異常が自装置の故障に依るものでは
ないことを確認した後、切換指示情報用バス21a を用
いて、伝送制御回路13a に、伝送路の切換を実行する
ことを他の局装置に対して指示するための切換指示情報
を送出させる。その後、送受信制御部15は、切換回路
14を制御して、送受信制御部15が対象とする伝送路
の切換を実行させる。
【0020】図示していない他の局装置内に設けられて
いる送受信制御部は、運用伝送路上に、切換指示情報が
送出されたことを認めた場合には、切換回路を制御し
て、データ伝送に用いる伝送路の切換を実行する。な
お、切換の実行を指示する情報の中継自体は、伝送制御
回路によって行われる。
【0021】このように実施例のループ型ネットワーク
においては、各局装置の切換を制御するための監視装置
を設けることなく、伝送路切換が可能となっており、従
来のループ型ネットワークに比して、その切換が速やか
に行われることになる。
【0022】なお、実施例のループ型ネットワークで
は、運用伝送路上に切換指示情報を送出するように構成
したが、障害を検出した際に予備伝送路上に切換指示情
報を送出するとともに伝送路の切換を行う機能と、予備
伝送路上に切換指示情報が送出された際に伝送路の切換
を行う機能とを送受信制御部に具備させても、実施例の
ループ型ネットワークと同様に、障害が発生した際に速
やかに伝送路の切換を行うことができるループ型ネット
ワークを得ることができる。
【0023】変形例
【0024】実施例のループ型ネットワークは、トーク
ンパッシング方式を用いてデータ転送を行うネットワー
クであったが、データ伝送の方式は、これに限られるも
のではない。
【0025】たとえば、他のデータ伝送方式には、伝送
路上の複数箇所で障害が発生しても、残りの正常な伝送
路だけでデータ伝送が可能なものもある。変形例のルー
プ型ネットワークは、このようなデータ転送方式に対応
させたものであり、そのブロック構成自体は、図1に示
したものと同様のものであるので、図1を用いて、その
動作を説明する。
【0026】変形例のループ型ネットワークにおける、
伝送路に障害が発生した際の局装置の動作は、実施例の
それと同様のものであるが、そのときに運用伝送路上に
送出される切換指示情報中には、障害を検出した局装置
の識別情報が含まれる。
【0027】また、送受信制御部15は、2系統の伝送
路、それぞれに送出された切換指示情報の監視を切換指
示情報用バス21を用いて行うように構成されており、
各伝送路上の切換指示情報を基に、障害が発生している
箇所が少ない方の伝送路を特定する。そして、送信制御
回部15が、特定した伝送路が運用伝送路となるように
切換回路14を制御する。なお、両伝送路において検出
された切換指示情報が同数である場合には、デフォルト
として記憶されている伝送路が選択される。
【0028】このように変形例のループ型ネットワーク
では、従来のループ型ネットワークに比して、その切換
が速やかに行えるとともに、使用可能な局装置が多い方
の伝送路を自動的に選択させることができる。
【0029】なお、実施例、変形例のループ型ネットワ
ークは、共に伝送路として同軸ケーブルを用いたもので
あったが、伝送路として光ファイバを用いてネットワー
クを構成してもよいことは当然である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各局装置の切換を制御するための監視装置を設けること
なく、伝送路切換を行っているため、従来のループ型ネ
ットワークに比して、その切換が速やかに行われること
になる。
【0031】
【発明の効果】また、本発明では、使用可能な局装置が
多い方の伝送路を自動的に選択させることもできるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるループ型ネットワーク
の概要を示した概略構成図である。
【符号の説明】
11 伝送路 12 局装置 13 伝送制御回路 14 切換回路 15 送受信制御部 21 切換情報用バス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状に構成された2系統の伝送路に
    複数台の局装置が接続されたものであって、 前記局装置が、 前記2系統の伝送路のうちいずれか一方の伝送路を運用
    伝送路として選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された前記運用伝送路上のデ
    ータを基に運用伝送路に生じた障害を検出する検出手段
    と、 この検出手段が運用伝送路に障害が生じたことを検出し
    た際に、伝送路の切換を指示するための切換指示情報を
    運用伝送路上に送出する送出手段と、 前記送出手段が実行されたときに、前記選択手段を制御
    して、選択手段が運用伝送路として選択する伝送路を他
    方の伝送路に切り換える第1切換手段と、前記2系統の伝送路上のデータを基に、それぞれの伝送
    路上に切換指示情報を送出した局装置の数を算出する算
    出手段と、 前記選択手段を制御して、選択手段が運用伝送路として
    選択する伝送路を前記算出手段によって算出された局装
    置の数が少ない方の伝送路に切り換える第2切換手段 とを具備するものであることを特徴とするループ型ネッ
    トワーク。
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