JP3061691B2 - 通話路装置 - Google Patents

通話路装置

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JP3061691B2 JP4198201A JP19820192A JP3061691B2 JP 3061691 B2 JP3061691 B2 JP 3061691B2 JP 4198201 A JP4198201 A JP 4198201A JP 19820192 A JP19820192 A JP 19820192A JP 3061691 B2 JP3061691 B2 JP 3061691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機における通話路
装置に関するものである。通話路装置は、一般に通話路
と通話路制御回路から成るが、通話路は、通話回路部が
複数個、縦列に接続されて構成されるものと考えられ
る。そこで、通話回路部を複数個、縦列に接続して構成
した1系統の通話路を複数系統(例えば2系統)、並列
に配置して多重構成にした通話路が、信頼性の向上のた
めに用いられている。
【0002】即ち、複数系統の通話路に同じ信号(コピ
ーした信号)を流しておき、1系統の通話路において故
障が起きたときには、系統切替を行い他系統を流れてい
る信号を取り込んで用いることにより、正常動作を維持
することができる。本発明は、かかる系統の故障発生時
などにおける系統切替をセレクタにより行なうようにし
た通話路装置に関するものである。なお、このような通
話路装置は、交換機に限らず、或る機能ブロックと他の
機能ブロックとの間を結ぶ接続路のような箇所であれ
ば、例えば伝送端局装置など、色々な箇所に用いられ
る。
【0003】
【従来の技術】図3は、かかる通話路装置の従来の構成
例を示すブロック図である。同図において、1,11は
それぞれセレクタ前段側通話路回路、2,12はそれぞ
れセレクタ後段側通話路回路、21,22はそれぞれセ
レクタ、30は通話路制御回路、31はセレクタ制御回
路、32は通話路制御回路監視回路、である。
【0004】更に、101〜104はそれぞれ通話路信
号線、201,202はアラーム信号線、203,20
4はセレクタ制御信号線、205は通話路制御回路30
の制御信号線、206は通話路制御回路30の正常動作
通知信号線、207はリセット信号線、である。
【0005】図3では、前段側と後段側のそれぞれ二つ
の通話路回路(1と2、および11と12)からなる二
重化された通話路系(0系および1系)があり、各系の
通話路回路間(二回路間)にセレクタ21,22があ
り、該セレクタにより交絡が実現されている。各通話路
回路1,2,11,12は、それぞれ自回路内に、自回
路に異常があれば、それを検出してアラーム信号を出力
する機能を有している。
【0006】前段側通話路回路1からのアラーム信号
は、アラーム信号線201を介して通話路制御回路30
とセレクタ制御回路31に直接通知される。前段側通話
路回路11からのアラーム信号も、アラーム信号線20
2を介して通話路制御回路30とセレクタ制御回路31
に直接通知される。この通知によって行なわれるセレク
タ21,22の切り替え動作としては、以下に述べる二
つの動作モードがある。
【0007】即ち、第一のモードは、通話路制御回路
(これは一般に制御系プロセッサから成る))30から
の制御信号線205を介したセレクタ制御回路31に対
する指示により行われる強制的なセレクタ制御モードで
ある。この場合、セレクタ制御回路31は、アラーム信
号線201,202を介して与えられるアラーム信号の
内容に関わらず、通話路制御回路30からの指示に従っ
て、セレクタ21,22の切替制御を行う。
【0008】この第一のモードは、例えば保守時の強制
系切り替え等で使用される。つまり本来なら、セレクタ
制御回路31は、アラーム信号線201,202を介し
て与えられるアラーム信号の内容如何で、セレクタ2
1,22の切替制御を行うわけであるが、そういう本来
の制御とは別に、保守上の都合などでセレクタ21,2
2の切替制御を行いたいという場合などに、この第一の
モードが採られるのである。
【0009】第二のモードは、既に述べた本来の制御を
行うモードである。即ち、セレクタ制御回路31は、ア
ラーム信号線201,202を介して直接与えられるア
ラーム信号の内容如何で、セレクタ21,22の切替制
御を行うわけである。
【0010】なお、アラーム信号線201,202を介
して与えられるアラーム信号を通話路制御回路30が一
旦受け取り、通話路制御回路30がその内容を判断し、
その結果により改めて通話路制御回路30から、制御信
号線205を介するなどして、セレクタ制御回路31に
セレクタ21,22の切替制御を指示しても良いわけで
あるが、これだと時間的に遅くなる場合があるので、セ
レクタ制御回路31は、アラーム信号線201,202
を介して直接与えられるアラーム信号によって、セレク
タ21,22の切替制御を行うわけで、これが第二のモ
ードである。従って第二のモードは、主に運用時に使用
される。
【0011】図4は、以上説明したセレクタ制御回路3
1で用いられるセレクタ制御論理の説明図である。即ち
通話路系自律動作モードというのが、上記第二のモード
である。このときは、CP系指示(制御系プロセッサで
ある通話路制御回路30からの制御信号線205を介し
たセレクタ制御回路31に対する指示)が何も無い場合
で、セレクタ制御回路31は、アラーム0系(アラーム
信号線201)が無しでアラーム1系(アラーム信号線
202)も無しであれば、セレクタ21,22をそれま
で通りに保持することを表わしている。
【0012】次に、制御系指示モードというのが、上記
第一のモードである。このときは、CP系指示(制御系
プロセッサである通話路制御回路30からの制御信号線
205を介したセレクタ制御回路31に対する指示)が
有りで、その指示の内容が0系を指示する内容であれ
ば、アラーム0系(アラーム信号線201)及びアラー
ム1系(アラーム信号線202)が何であろうと(つま
りDon’t care)、セレクタ21,22の向き
を0系に制御するというわけである。
【0013】図3に戻り、通話路制御回路30は、正常
動作通知信号線206を介して正常動作通知信号を通話
路制御回路監視回路32に送り、通話路制御回路監視回
路32は、該正常動作通知信号により通話路制御回路3
0の動作状態を監視する。通話路制御回路30に異常を
検出した場合には、通話路制御回路監視回路32は、リ
セット信号線207を介して通話路制御回路30をリセ
ットする。
【0014】以上説明したように、従来の通話路装置に
おいては、上述の如き回路構成並びに動作により、通話
路の信頼性向上が図られていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のやり方では、プログラム誤りや回路ノイズに
より、通話路制御回路30を構成する制御系プロセッサ
が暴走等を起こした場合(つまり通話路制御回路30が
故障した場合)には、異常検出によって通話路制御回路
監視回路32によりリセットされた制御系プロセッサ
(通話路制御回路30)が正常状態に復帰するまでの
間、通話路制御回路30が不安定となって制御信号線2
05を介して勝手な指示をセレクタ制御回路31に送る
ことがあり、このため、セレクタ制御回路31は、心な
らずも第二のモードを採ることができず、アラーム信号
線201,202からアラームが出ても、それに応じた
セレクタ切替制御ができないといった問題が発生してい
た。
【0016】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点を解決し、通話路制御回路が故障した場合でも、そ
のことによる悪影響を受けず、セレクタ制御回路が正し
く第二のモードを採り、アラーム信号線からアラームが
出た場合には、それに応じたセレクタ切替制御ができる
ようにした通話路装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、1系統の通話路と、他系統の通話路と、を並
列に配置すると共に、1系統の通話路と他系統の通話路
との間を切り替えるセレクタと、通話路制御回路と、第
1の動作モードと第2の動作モードを採り得るセレクタ
制御回路と、から成る通話路装置において、
【0018】通話路制御回路の正常、異常を監視する監
視回路を設け、該監視回路が前記通話路制御回路の異常
を検出したときは、セレクタ制御回路に対し、通話路制
御回路から指示があっても第2の動作モードを採るので
なく、該指示を無視して第1の動作モードを採るよう、
指令することとした。
【0019】
【作用】このようにして、通話路制御回路の異常動作が
検出された場合には、通話路制御回路からのセレクタ制
御指示を無効にすることにより、セレクタ制御に関して
通話路制御回路異常動作時の悪影響を受けないようにす
ることができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。図3に示した従来の通話路装置とは、通話路制
御回路監視回路32の出力信号が、通話路制御回路異常
動作通知信号線300を介して、セレクタ制御回路31
に入力されている点が異なる。
【0021】本実施例では、通話路制御回路監視回路3
2は、正常動作通知信号線206からの正常動作通知信
号の到着異常により、通話路制御回路30の故障を検出
すると、通話路制御回路30を信号線207を介してリ
セットすると共に、通話路制御回路異常動作通知信号を
通話路制御回路異常動作通知信号線300を介してセレ
クタ制御回路31に送る。
【0022】セレクタ制御回路31は、通話路制御回路
異常動作通知信号を受け取ると、セレクタ制御回路内に
有するセレクタ制御論理に従って、通話路制御回路30
からのセレクタ制御指示を無効ににする。これによっ
て、通話路系に属するセレクタ制御回路31が、各通話
路1,11からの信号線201,202を介した直接の
アラーム入力に応じてセレクタを切り替える、通話路系
の自律的なセレクタ動作(第二のモード)が可能にな
る。
【0023】通話路制御回路監視回路32による信号線
207を介したリセットによって、通話路制御回路30
が正常動作状態に復旧すると、セレクタ制御回路31へ
の信号線300を介した異常動作通知信号は停止され、
セレクタ制御回路31は再び通話路制御回路30の管理
下で動作することが可能になる。
【0024】このように動作するため、リセットされた
通話路制御回路(制御系プロセッサ)30が復旧するま
での間、通話路制御回路(制御系プロセッサ)の状態に
影響されること無く、セレクタの切替制御を行なうこと
ができ、通話路制御回路(制御系プロセッサ)の異常動
作による通話路の信頼性低下を防止できる。
【0025】図2は、図1におけるセレクタ制御回路3
1の制御論理を示した説明図である。図2においては、
制御系障害監視結果(通話路制御回路監視回路32によ
る通話路制御回路30の監視結果)が異常であるとき
は、通話路制御回路30からの制御線205によるセレ
クタ制御回路31への指示を(信号線300を介した指
令)で無効にすることを表わしている点が特徴である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、通
話路制御回路の異常動作が検出された場合には、通話路
制御回路からのセレクタ制御指示を無効にすることによ
り、セレクタ制御に関して、通話路制御回路を構成する
制御系プロセッサの異常動作時の悪影響を受けないよう
にしたので、リセットされた制御系プロセッサが復旧す
るまでの間、セレクタ制御回路は、アラームに基づいた
セレクタ切替制御動作を行うことができ、通話路の信頼
性を向上させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるセレクタ制御回路31の制御論理
を示した説明図である。
【図3】従来の通話路装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】図3におけるセレクタ制御回路31で用いられ
るセレクタ制御論理の説明図である。
【符号の説明】
1,11…セレクタ前段側通話路回路、2,12…セレ
クタ後段側通話路回路、21,22…セレクタ、30…
通話路制御回路、31…セレクタ制御回路、32…通話
路制御回路監視回路、101〜104…通話路信号線、
201,202…アラーム信号線、203,204…セ
レクタ制御信号線、205…通話路制御回路の制御信号
線、206…通話路制御回路の正常動作通知信号線、2
07…リセット信号線、300…通話路制御回路異常動
作通知信号線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/26 H04Q 3/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の通話路回路(1)と第
    2の通話路回路(2)を縦列接続した1系統の通話路
    と、少なくとも第3の通話路回路(11)と第4の通話
    路回路(12)を縦列接続した他系統の通話路と、を並
    列に配置すると共に、1系統の通話路に属する前段の前
    記第1の通話路回路(1)が後段の前記第2の通話路回
    路(2)へ信号を伝達するだけでなく、他系統の通話路
    に属する後段の前記第4の通話路回路(12)へも信号
    を伝達可能であり、他系統の通話路に属する前段の前記
    第3の通話路回路(11)が後段の前記第4の通話路回
    路(12)へ信号を伝達するだけでなく、1系統の通話
    路に属する後段の前記第2の通話路回路(2)へも信号
    を伝達可能であるように、前段の通話路回路と後段の通
    話路回路の間に設けられていて1系統の通話路と他系統
    の通話路との間を切り替えるセレクタ(21,22)
    と、 通話路制御回路(30)と、 前記前段の通話路回路(1,11)から当該通話路回路
    の故障の有無信号を直接受け取り、それに応じて前記セ
    レクタの系統切替を制御する第1の動作モードと、前記
    通話路制御回路(30)からの指示があると、前記前段
    の通話路回路(1,11)からの故障の有無信号にかか
    わりなく、前記セレクタの系統切替を指示された系統に
    固定的に維持する第2の動作モードと、を採るセレクタ
    制御回路(31)と、から成る通話路装置において、 前記通話路制御回路(30)の正常、異常を監視する監
    視回路(32)を設け、該監視回路(32)が前記通話
    路制御回路(30)の異常を検出したときは、前記セレ
    クタ制御回路(31)に対し、通話路制御回路(30)
    から指示があっても前記第2の動作モードを採るのでな
    く、該指示を無視して前記第1の動作モードを採るよ
    う、指令することを特徴とする通話路装置。
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