JPH08265422A - 回線切替方法 - Google Patents

回線切替方法

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JPH08265422A
JPH08265422A JP6909595A JP6909595A JPH08265422A JP H08265422 A JPH08265422 A JP H08265422A JP 6909595 A JP6909595 A JP 6909595A JP 6909595 A JP6909595 A JP 6909595A JP H08265422 A JPH08265422 A JP H08265422A
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Toshihiro Akiyoshi
俊宏 秋吉
Takeharu Yamamoto
健晴 山本
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N II C TERENETSUTO WORKS KK
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回線切替システムにおいて、切替処理時間の高
速化に伴う誤動作を防止し、高速な回線切替動作を容易
にする。 【構成】回線の切戻し時において、障害検出回路11で
障害の復旧を検出すると切替制御回路21は回線の切戻
し動作に入り、まず受端切替スイッチ13を切戻し、続
いて送受信回路14を経由して送信される送端切替スイ
ッチ制御信号aを論理0にする。切替制御回路12は、
送受信回路14を経由して受信される送端切替完了信号
bを監視し、送端切替完了信号bが論理0になっている
場合は、疑似完了信号発生回路15を起動して疑似送端
切替完了信号cを発生させる。切替制御回路21では送
端切替完了信号bと疑似送端切替完了信号cの論理和に
より、次からの回線切替動作をマスクする。また、疑似
送端切替完了信号cは送端切替完了信号bが論理1にな
った時点でリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回線切替方法に関し、特
に現用回線の障害/復旧時における回線切替制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の現用回線と1または複数の予備回
線とから構成される通信回線の送信端と受信端にそれぞ
れ送端局と受端局を設置し、通信回線の運用状況を監視
し、通信回線の障害発生を検出したとき、障害発生した
現用回線を予備回線に切替えて通信回線を確保し、また
障害回線が復旧したとき、予備回線を復旧した現用回線
へ切戻して通信回線を確保する従来の回線切替制御装置
の回線切替動作について説明する。
【0003】図4は従来の回線切替制御装置のブロック
図を示し、図5はその切替動作を示すタイミングチャー
トである。図4に示すように、受端局の回線切替制御装
置20と送端局の回線切替制御装置10は、複数の現用
回線30−1〜30−nと予備回線40と制御回線50
とにより接続されている。
【0004】受端局の回線切替制御装置10は、現用回
線30−1〜30−nそれぞれの障害を個別に監視する
障害検出回路11−1〜11−nと、障害検出回路が送
出する障害発生情報および障害復旧情報を受信し現用回
線から予備回線への切替えおよび予備回線から現用回線
への切戻しを制御する切替制御回路12と、切替制御回
路12の指示により現用/予備回線の切替えを実行する
受端切替スイッチ13と、切替制御回路12の指示によ
り送端局の回線切替制御装置20の送端切替スイッチ2
3を制御する制御信号を授受する送受信回路14とから
構成する。
【0005】また送端局の回線切替制御装置20は、受
端局の回線切替制御装置10から送出される送端スイッ
チ制御信号および送端切替スイッチの送端切替完了信号
を受端局の回線切替制御装置10へ返送する送受信回路
24と、受端局の回線切替制御装置10の指示により現
用/予備回線の切替を実行する送端切替スイッチ23と
から構成する。
【0006】最初に受端局の回線切替制御装置10にお
ける障害検出時の回線切替制御動作を図4および図5を
参照して説明する。
【0007】受端局において、例えば、障害検出回路1
1−1が現用回線11−1の障害を所定の方法で検出す
ると、切替制御回路12に対して図5に示す障害情報f
(論理1)を送出する。切替制御回路12は障害情報f
を受信し、送受信回路14〜制御回線50を経由して送
端局の回線切替制御装置20へ図5に示す送端切替スイ
ッチ制御信号a(論理1)を送出し、送端切替スイッチ
23が返送する送端切替完了信号bの到達を待つ。
【0008】切替制御回路12は、送端局10から制御
回線50〜送受信回路14を経由で図5に示す送端切替
完了信号b(論理1)を受信した時点で受端切替スイッ
チ13に対して図5に示す受端切替スイッチ制御信号d
(論理1)を送出する。
【0009】受端切替スイッチ13は、切替制御回路2
1から受信した受端切替スイッチ制御信号dにより作動
し、障害が発生した現用回線11−1は切離され予備回
線40に切替えられる。受端切替スイッチ13は、切替
が正常に終了すると、図5に示す受端切替完了信号e
(論理1)を切替制御回路12に対して送出し、切替制
御回路12はこの受端切替完了信号が論理1であること
を識別して障害回線の切替処理が正常に終了したことを
確認する。
【0010】次に、障害復旧時の切戻し動作について図
4および図5を参照して説明する。回線切替制御装置1
0の障害検出回路11−1が現用回線11−1の復旧を
所定の方法で検出すると、切替制御回路12に対して図
5に示す障害復旧情報f(論理0)を送出する。切替制
御回路12は、障害復旧情報fを受信すると、受端切替
スイッチ13に対し、図5に示す受端切替スイッチ制御
信号d(論理0)を送出し、受端切替スイッチ13は、
受端切替スイッチ制御信号dにより作動し予備回線40
を現用回線11−1に切戻し、図5に示す受端切替完了
信号e(論理0)を切替制御回路12へ返送する。
【0011】受端切替完了信号eを受信した切替制御回
路12は、送受信回路14〜制御回線50〜送信回路2
4を経由して図5に示す送端切替スイッチ制御信号a
(論理0)を送端切替スイッチ23へ送出する。
【0012】送端切替スイッチ23は、送端切替スイッ
チ制御信号aを受信して予備回線40から障害復旧した
現用回線11−1へ切戻し、図5に示す送端切替完了信
号b(論理0)を送受信回路24〜制御回線50〜送受
信回路14を経由して受端局の切替制御回路12へ返送
する。回線切替回路12は送端切替完了信号bが論理0
であることを確認し、障害回線の切戻処理が正常に終了
したことを確認していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の回線切替制御装
置における回線切替方法では、切替処理時間を高速化す
ると、送受端局間の制御/応答信号の伝送遅延の影響が
無視できなくなる。
【0014】すなわち、制御回線50を介して送端局と
受端局間で送受信される送端切替スイッチ制御信号aお
よび送端切替完了信号bは、図5に示すようにそれぞれ
制御回線により所定時間t1,t2遅延する。そのた
め、回線切替時間を高速化すると、通信回線が障害発生
/復旧を繰り返した場合、前回の障害復旧による切戻し
直後の切替において、送端切替完了信号bが論理0にな
る前に今回の送端切替処理が終了し受端切替動作に入
る。このとき送端切替完了信号が論理1であるために受
端切替スイッチが切替えられてしまう。この間に送端局
に送端切替スイッチ制御信号aの論理0が伝達され送端
切替スイッチは切戻され、障害の発生した通信回線に瞬
断を発生させるという問題点があった。
【0015】そこで、送端スイッチおよび受端スイッチ
の切替毎に、制御信号および応答信号にシーケンス番号
を付与し、送端および受端の切替および切戻時に、切替
制御信号に付与されたシーケンス番号を確認し、同一番
号である場合のみ切替動作を実行する構成とすることに
より、上述した瞬断を回避する他の方法もあるが、この
場合には、切替制御処理が複雑になるという問題点があ
る。
【0016】本発明の目的は、回線切替処理時間の高速
化に伴なう回線切替の誤動作を防止し、高速な回線切替
動作が容易な回線切替方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の回線切替方法
は、複数の現用回線と1または複数の予備回線から構成
される通信回線の送信端と受信端にそれぞれ送端局と受
端局を設置し、前記通信回線の運用状況を監視し、回線
障害の発生を検出したとき、前記現用回線を前記予備回
線に切替え、また、前記回線障害が復旧したとき、前記
予備回線を復旧した前記現用回線へ切戻しする通信回線
の回線切替方法において、前記回線障害の復旧処理時に
おける回線切替の誤動作を防止するための疑似送端切替
完了信号を発生する疑似完了信号発生回路を有すること
を特徴とする。
【0018】また、前記送端局と前記受端局との間に複
数の現用回線と、1または複数の予備回線と、一対の制
御回線とを有し、前記送端局は、前記制御回線を介して
前記受端局と障害および復旧時の回線切替制御情報を授
受する送受信回路と、前記複数の現用回線と1または複
数の予備回線とを収容し、前記回線切替制御情報により
作動し、前記障害時には障害が発生した前記現用回線か
ら前記予備回線へ切替え、また前記障害の復旧時には前
記予備回線から障害復旧した前記現用回線へ切戻す送端
切替スイッチとを有し、前記受端局は、前記複数の現用
回線を個々に監視し障害を検出する障害検出回路と、前
記制御回線を介して前記送端局と前記回線切替制御情報
を授受する送受信回路と、前記障害時には前記障害が発
生した前記現用回線から前記予備回線へ切替え、また前
記障害の復旧時には前記予備回線から障害復旧した前記
現用回線へ切戻す受端切替スイッチと、前記障害検出回
路が障害検出時および障害復旧時に送出する障害情報を
受信し、前記送端局の前記送端切替スイッチおよび前記
受端局の前記受端切替スイッチの切替えおよび切戻しを
制御する切替制御回路と、前記送端切替スイッチの切戻
しを確認後前記疑似送端切替完了信号を所定期間送出す
る前記疑似完了信号発生回路とを有し、前記切替制御回
路は、任意の前記障害検出回路が対応する任意の前記現
用回線の障害を検出し送出する前記障害情報を受信した
とき、前記送端切替スイッチから返送される送端切替完
了信号を基に前記送端切替スイッチが動作完了状態であ
ることを識別し、前記送端切替スイッチに対し送端切替
スイッチ制御信号を送出して前記障害発生回線から前記
予備回線への切替えを指示し、この切替指示に対して前
記送端切替スイッチから返送される送端切替完了信号を
受信したとき、前記受端切替スイッチに対し受端切替ス
イッチ制御信号を送出して前記障害発生回線から前記予
備回線への切替えを指示し、前記受端切替スイッチから
返送される受端切替完了信号を基に前記受端切替スイッ
チが動作完了状態であることを識別し、前記現用回線か
ら前記予備回線への切替処理の正常性を認識し、前記障
害が発生した前記現用回線の復旧を検出した前記障害検
出回路から障害復旧情報を受信したとき、前記受端切替
スイッチに対し前記受端切替スイッチ制御信号を送出し
て前記予備回線から前記障害発生回線への切戻しを指示
し、前記受端切替スイッチから返送される受端切替完了
信号を基に前記受端切替スイッチが動作完了状態である
ことを識別し且つ、前記送端切替完了信号を基に前記送
端切替スイッチが動作完了状態であることを識別しと
き、前記疑似完了信号発生回路を起動し、前記疑似完了
信号発生回路が所定期間出力する前記疑似送端切替完了
信号と前記送端切替完了信号との論理和を演算し、この
演算結果が論理1のとき、前記送端切替スイッチ制御信
号を送出し、前記送端切替スイッチから返送される前記
送端切替完了信号を基に前記送端切替スイッチの動作完
了状態を識別したとき、前記予備回線から前記障害復旧
した前記現用回線への切戻処理の正常性を認識すること
を特徴とする。
【0019】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す回線切替制御装置の
ブロック図である。図2は本発明の回線切替制御装置を
使用した通信回線切替システムの基本構成を示すブロッ
ク図である。図3は本発明の回線切替動作を示すタイミ
ングチャートである。
【0020】図2において、受端局の回線切替制御装置
10と送端局の回線切替制御装置20とは、複数の現用
回線30−1〜30−nから成る通信回線30と、予備
回線40と、制御回線50とにより接続されている。
【0021】図1において、受端局の回線切替制御装置
10は、現用回線30−1〜30−nそれぞれの障害を
個々に監視する障害検出回路11−1〜11−nと、障
害検出回路が送出する障害情報を受信し現用回線から予
備回線への切替えおよび予備回線から現用回線への切戻
しを制御する切替制御回路12と、切替制御回路の指示
により現用/予備回線の切替えを実行する送端切替スイ
ッチ12および受端切替スイッチ13と、切替制御回路
の指示により送端局の回線切替制御装置20の送端切替
スイッチ23を制御する送端切替スイッチ制御信号およ
び送端切替スイッチの切替完了信号を制御回線50を介
して授受する送受信回路14と、通信回線の伝送遅延に
起因する切替誤動作を防止するための疑似送端切替完了
信号を所定期間発生する疑似完了信号発生回路15とか
ら構成する。
【0022】また送端局の回線切替制御装置20は、受
端局の回線切替制御装置10から送出される送端切替ス
イッチ制御信号および送端切替スイッチの切替完了信号
を受端局の回線切替制御装置10へ返送する送受信回路
24と、受端局の回線切替制御装置10から送出される
送端切替スイッチ制御信号により作動し、作動完了を示
す送端切替完了信号を受端局の回線切替制御装置10へ
送出する送端切替スイッチ23とから構成する。
【0023】最初に受端局の回線切替制御装置10にお
ける障害検出の回線切替号動作を図1,図2および図3
を参照して説明する。
【0024】受端局において、例えば障害検出回路11
−1が現用回線30−1の障害を従来と同様な方法で検
出すと、切替制御回路12に対して図3に示す障害情報
f(論理1)を送出する。切替制御回路12は障害情報
fを受信すると、送端局の回線切替制御装置20から制
御回線50〜送受信回路14を経由して受信した送端切
替完了信号bにより、送端局の回線切替制御装置の動作
状態を把握する。
【0025】すなわち、送端切替完了信号bが論理1で
あれば送端切替スイッチ23が切替動作中であると判断
して送端切替スイッチ制御信号aの送出を中断し、論理
0であれば送端切替スイッチ23は切戻し状態であると
判断して送端切替スイッチ制御信号a(論理1)を送受
信回路14〜制御回線50を経由して送端局の回線切替
制御装置20へ送出し、送端切替スイッチ23から返送
される送端切替完了信号bを待つ。
【0026】送端局の送端切替スイッチ23は、受端局
から受信した送端切替スイッチ制御信号a(論理1)に
より作動し、障害が発生した現用回線30−1を予備回
線40に切替え、切替動作が完了すると送端切替完了信
号b(論理1)を送受信回路24〜制御回線50を経由
して受端局へ返送する。受端局の切替制御回路12は、
送端局から受信した送端切替完了信号bが論理1である
ことを識別し、受端切替スイッチ13に対して受端切替
スイッチ制御信号d(論理1)を送出する。
【0027】受端切替スイッチ13は、切替制御回路1
2から受信した受端切替スイッチ制御信号d(論理1)
により作動し、障害が発生した現用回線30−1を予備
回線40に切替える。受端切替スイッチ13は、切替が
正常に終了すると受端切替完了信号e(論理1)を切替
制御回路12に対して返送し、切替制御回路12はこの
受端切替完了信号eが論理1であることを識別して切替
処理を完了する。
【0028】次に障害復旧時の回線切戻し動作について
説明する。上述のように現用回線30−1に障害が発生
し、予備回線40に切替られた後、現用回線30−1の
障害が復旧すると、障害検出回路11で障害復旧を検出
し、切替制御回路12に対し障害復旧情報f(論理0)
を送出する。
【0029】切替制御回路12は、障害復旧情報fを受
信すると、受端切替スイッチ13に対して受端切替スイ
ッチ制御信号d(論理0)を送出する。受端切替スイッ
チ13は受端切替スイッチ制御信号dにより作動し、予
備回線40を障害復旧した現用回線30−1に切戻し
て、受端切替完了信号e(論理0)を切替制御回路12
へ返送する。
【0030】切替制御回路12は、受端切替スイチ13
から受信した受端切替完了信号eが論理0であることを
識別した後、送端切替スイッチ制御信号a(論理0)を
送受信回路14〜制御回線50を経由して送端局の回線
切替制御装置20へ送出する。
【0031】回線切替制御装置20の送端切替スイッチ
23は、受信した送端切替スイッチ制御信号a(論理
0)で作動し、予備回線40を障害復旧した現用回線3
0−1に切戻した後、送端切替完了信号b(論理0)を
送受信回路24〜制御回線50を経由して受端局へ返送
する。受端局の切替制御回路12は、送端切替完了信号
bを監視し、送端切替スイッチ制御信号aが論理0にな
った直後の送端切替完了信号bが論理1か論理0かを識
別する。論理0であることを識別すると疑似完了信号発
生回路15に対し起動信号hを送出する。
【0032】すなをち、切替制御回路12は、送端切替
スイッチ制御信号aが論理0になった直後の送端切替完
了信号bが論理1のときは、送端切替スイッチは切替動
作中と判定し、論理0のときは前回の障害による切替動
作の切戻しが完了した状態で、今回の障害による切替動
作の切戻しが完了した状態ではない判定し、送端切替完
了信号bが論理0になっている場合には、疑似完了信号
発生回路15を起動して疑似送端切替完了信号cを一定
時間送出させる。
【0033】切替制御回路12は、送受信回路14から
受信した送端切替完了信号bと疑似完了信号発生回路1
5から受信した疑似送端切替完了信号cとの論理和(O
R)をとり、この論理和出力を正規の送端切替完了信号
として切替処理に使用する。
【0034】従って、疑似送端切替完了信号cまたは、
送端切替スイッチ23から受信した送端切替完了信号b
のいずれかが論理1であれば、次からの切替動作の起動
を抑止する。また、疑似完了信号発生回路15は、送端
切替完了信号bが論理1になると、疑似送端切替完了信
号cの発生を停止する。
【0035】以上説明したように、従来の回線切替は、
図5中のAのタイミングにおいて、切替制御回路12は
送端切替完了信号bが論理0であるため切替動作に入る
が、このとき送端切替スイッチ23は切替動作中であ
る。これは前回の障害時における送端切替スイッチ23
が返送する送端切替完了信号bが、通信回線の伝送遅延
により遅延して受端局に到達するためであり、これによ
り図5中のBのタイミングに示すように受端切替スイッ
チ13が切替動作中に送端切替スイッチ23を切戻して
しまい回線瞬断が発生するのに対し、本発明によれば図
3中のAのタイミングにおいて、切替制御回路12は、
送端切替完了信号bと疑似送端切替完了信号cの論理和
が論理1であるために回線切替動作が抑止され、図3中
のBのタイミングにおいて、回線切替時における瞬断は
発生しない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、疑似完了
信号発生回路により発生する疑似送端切替完了信号を用
いることにより、送端切替完了信号の到達遅延による回
線切替の誤動作をシーケンス番号等を用いた複雑なシー
ケンス管理を実施することなく防止でき、回線障害時に
おける回線切替時の瞬断を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回線切替制御装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の通信回線監視システムの基本構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の通信回線切替装置の回線切替動作を示
すタイミングチャートである。
【図4】従来の通信回線監視システムの基本構成を示す
ブロック図である。
【図5】従来の通信回線切替装置の回線切替動作を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】 10 受端局の通信回線切替制御装置 11 障害検出回路 12 切替制御回路 13 受端切替スイッチ 14 受端局の送受信回路 15 疑似完了信号発生回路 20 送端局の通信回線切替制御装置 22 送端局の送受信回路 23 送端切替スイッチ 30〜30−n 現用回線 40 予備回線 50 制御回線 a 送端切替スイッチ制御信号 b 送端切替完了信号 c 疑似送端切替完了信号 d 受端切替スイッチ制御信号 e 受端切替完了信号 f 障害情報 h 起動信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現用回線と1または複数の予備回
    線から構成される通信回線の送信端と受信端にそれぞれ
    送端局と受端局を設置し、前記通信回線の運用状況を監
    視し、回線障害の発生を検出したとき、前記現用回線を
    前記予備回線に切替え、また、前記回線障害が復旧した
    とき、前記予備回線を復旧した前記現用回線へ切戻しす
    る通信回線の回線切替方法において、 前記回線障害の復旧処理時における回線切替の誤動作を
    防止するための疑似送端切替完了信号を発生する疑似完
    了信号発生回路を有することを特徴とする回線切替方
    法。
  2. 【請求項2】 前記送端局と前記受端局との間に複数の
    現用回線と、1または複数の予備回線と、一対の制御回
    線とを有し、 前記送端局は、 前記制御回線を介して前記受端局と障害および復旧時の
    回線切替制御情報を授受する送受信回路と、前記複数の
    現用回線と1または複数の予備回線とを収容し、前記回
    線切替制御情報により作動し、前記障害時には障害が発
    生した前記現用回線から前記予備回線へ切替え、また前
    記障害の復旧時には前記予備回線から障害復旧した前記
    現用回線へ切戻す送端切替スイッチとを有し、 前記受端局は、 前記複数の現用回線を個々に監視し障害を検出する障害
    検出回路と、前記制御回線を介して前記送端局と前記回
    線切替制御情報を授受する送受信回路と、前記障害時に
    は前記障害が発生した前記現用回線から前記予備回線へ
    切替え、また前記障害の復旧時には前記予備回線から障
    害復旧した前記現用回線へ切戻す受端切替スイッチと、
    前記障害検出回路が障害検出時および障害復旧時に送出
    する障害情報を受信し、前記送端局の前記送端切替スイ
    ッチおよび前記受端局の前記受端切替スイッチの切替え
    および切戻しを制御する切替制御回路と、前記送端切替
    スイッチの切戻しを確認後前記疑似送端切替完了信号を
    所定期間送出する前記疑似完了信号発生回路とを有し、 前記切替制御回路は、 任意の前記障害検出回路が対応する任意の前記現用回線
    の障害を検出し送出する前記障害情報を受信したとき、
    前記送端切替スイッチから返送される送端切替完了信号
    を基に前記送端切替スイッチが動作完了状態であること
    を識別し、前記送端切替スイッチに対し送端切替スイッ
    チ制御信号を送出して前記障害発生回線から前記予備回
    線への切替えを指示し、この切替指示に対して前記送端
    切替スイッチから返送される送端切替完了信号を受信し
    たとき、前記受端切替スイッチに対し受端切替スイッチ
    制御信号を送出して前記障害発生回線から前記予備回線
    への切替えを指示し、前記受端切替スイッチから返送さ
    れる受端切替完了信号を基に前記受端切替スイッチが動
    作完了状態であることを識別し、前記現用回線から前記
    予備回線への切替処理の正常性を認識し、 前記障害が発生した前記現用回線の復旧を検出した前記
    障害検出回路から障害復旧情報を受信したとき、前記受
    端切替スイッチに対し前記受端切替スイッチ制御信号を
    送出して前記予備回線から前記障害発生回線への切戻し
    を指示し、前記受端切替スイッチから返送される受端切
    替完了信号を基に前記受端切替スイッチが動作完了状態
    であることを識別し且つ、前記送端切替完了信号を基に
    前記送端切替スイッチが動作完了状態であることを識別
    しとき、前記疑似完了信号発生回路を起動し、前記疑似
    完了信号発生回路が所定期間出力する前記疑似送端切替
    完了信号と前記送端切替完了信号との論理和を演算し、
    この演算結果が論理1のとき、前記送端切替スイッチ制
    御信号を送出し、前記送端切替スイッチから返送される
    前記送端切替完了信号を基に前記送端切替スイッチの動
    作完了状態を識別したとき、前記予備回線から前記障害
    復旧した前記現用回線への切戻処理の正常性を認識する
    ことを特徴とする請求項1記載の回線切替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102823185A (zh) * 2010-04-09 2012-12-12 日本电气株式会社 传输系统
CN111158961A (zh) * 2019-12-28 2020-05-15 浪潮商用机器有限公司 一种线缆冗余装置及线缆冗余方法

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