JP3189158B2 - 現用予備切替方式 - Google Patents

現用予備切替方式

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JP3189158B2
JP3189158B2 JP12924694A JP12924694A JP3189158B2 JP 3189158 B2 JP3189158 B2 JP 3189158B2 JP 12924694 A JP12924694 A JP 12924694A JP 12924694 A JP12924694 A JP 12924694A JP 3189158 B2 JP3189158 B2 JP 3189158B2
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忠 秋和
康行 奥村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信網に利用する。本発
明はスター状に構成されたネットワークに利用するに適
する。本発明は、障害が発生したときに現用予備を切替
え、さらに予備系に障害が発生したときに切戻す切戻し
型の切替方式に関する。本発明は障害による影響を最小
限に抑える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】通信網における障害発生時の通信を確保
するために、冗長系の伝送路を備えた現用予備切替方式
が広く用いられている。この従来例を図4を参照して説
明する。図4は従来例の全体構成図である。装置aおよ
びbは、それぞれ二組の現用系送受信部411 、511
および予備系送受信部412 、512 、を有する。装置
aおよびbは、現用系伝送路301 および予備系伝送路
302 により接続されている。選択部42および52は
現用系送受信部411 、511 または予備系送受信部4
2 、512 の2入力より一つを選択する。故障検出部
43は、現用系伝送路の故障情報を検出する。装置b切
替要求発生部44は、故障検出部43の信号により選択
部52の切替要求を発生する。切替要求検出部53は、
装置aからの選択部52の切替要求を検出する。切替命
令発生部54は、切替要求検出部53の信号より選択部
52の切替命令を発生する。切替応答発生部55は、選
択部52が切替わったことを装置aに転送する。装置b
の切替応答検出部45は、選択部52の切替応答信号を
検出する。切替命令発生部46は、切替応答検出部45
からの信号を受信し装置bが切替わったことを確認した
後に装置aの切替命令を発生する。故障検出部47は、
予備系伝送路の故障情報を検出する。切戻し命令発生部
48は、故障検出部47から信号を受信し装置aの切戻
し命令を発生させる。装置b切戻し要求発生部49は、
故障検出部47からの信号を受信し装置bの切戻し要求
を発生させる。切戻し要求検出部56は、装置aから選
択部52の切戻し要求を検出する。切戻し命令発生部5
7は、切戻し要求検出部56から信号を受信し装置bの
切戻し命令を発生させる。通信は装置aと装置bとの間
で行われる。装置aの現用系送受信部411 および下り
現用系伝送路301 の故障状況は上り現用系伝送路30
1 で装置aに伝えられ、装置bの現用系送受信部511
および上り現用系伝送路301 の故障状況は下り現用系
伝送路301 により装置bに伝えられる。
【0003】次に、従来例の動作を図5および図6を参
照して説明する。図5は従来例における現用系から予備
系への切替シーケンスを示す図である。図6は従来例に
おける現用系から予備系への切替後に予備系に故障が発
生した場合の切替シーケンスを示す図である。図5に示
すように、装置aで現用系故障が発生しこれを検出する
と、故障検出より故障判断する切替要求保護時間(T
a)後に、切替要求を装置bに転送する。装置bでは切
替要求を受信後、現用系送受信部511 を選択部52が
予備系送受信部512 に切替え、切替応答を装置aに転
送する。装置aでは切替応答を受信後、受信部を選択部
52で予備系に切替える。装置aで現用系の故障回復を
検出すると、故障回復検出より回復と判断する回復確認
保護時間(Tb)をカウントする。Tb終了後、切替な
し通知を装置bに転送する。装置bでは切替なし通知を
受信後、伝送路名称の変更(現用系を予備系に、予備系
を現用系に)を行い、装置aに切替なし通知を転送す
る。装置aでは切替なし通知を受信後、伝送路名称の変
更を行う。故障前、現用系であった伝送路を予備系と
し、予備系であった伝送路を現用系として運用する。つ
まり、故障が回復しても、伝送路の切戻しは行わない。
【0004】図は現用系非回復中に予備系に故障を検
出した場合であり、故障を検出するとTaをカウント
後、装置aの受信部を現用系に切戻し、装置bに切戻し
要求を転送する。装置bでは、切戻し要求を受信後、受
信部を現用系に切戻し、装置aに切替なし通知を転送す
る。この場合、現用系の故障が回復していないので、正
常な通信は確保されないが、予備系も故障したため現用
系に切戻して運用することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例方式
では、1:1の切替方式であるため切戻しを行っても問
題が生じなかったが、1:Nの場合には、一つの装置の
問題が他の従装置に波及してしまうことがある。その例
を図7を参照して説明する。図7は1:Nの場合の従来
例の動作を示す図である。図7(a)に示すように、現
用系の装置aと分岐/結合器の間(共用部)に故障が発
生し予備系に切替え、故障を救済し切替状態に遷移した
後に、図7(b)に示すように、予備系の分岐/結合器
と装置bnの間(個別部)に故障が発生した場合に、現
用系に切戻すと装置biのサービスが全断になってしま
う。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、現用系および予備系を備えた通信網において障
害による影響を最小限に抑えることができる現用予備切
替方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は特定の条件の元
では切戻しを行わないことにより、主装置と従装置との
間の通信全断を防ぐことを主要な特徴とする。予備系で
運用中に予備系の装置または伝送路に軽微な故障が発生
した場合でも、現用系の重大な故障が復旧していないと
きは、予備系での運用を続行することを特徴とする。
【0008】すなわち、本発明は、現用系および予備系
の二つの通信系統と、この二つの通信系統についてそれ
ぞれ障害の有無を監視する手段と、この監視する手段に
より前記現用系の障害が検出されたとき通信路を前記予
備系に切替える手段と、その予備系に切替えられた後に
その予備系に障害が検出されたときには前記現用系に切
戻す手段とを備えた現用予備切替方式である。
【0009】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記予備系に切替えられた後に前記現用系の障害復旧前に
その予備系に前記現用系の障害より軽微な障害が発生し
たときには、その切戻しを禁止する手段を備えるところ
にある。
【0010】現用系および予備系の送受信部をそれぞれ
備えた一つの主装置および複数の従装置と、この主装置
および複数の従装置間に備えられその一部がこの複数の
従装置に共用される共用部分を含む場合に、前記監視す
る手段は、前記伝送路の前記共用部分とそれ以外の部分
とをそれぞれ区別して監視する手段を含み、前記軽微な
障害はその共用部分の障害に対してそれ以外の部分の障
害であることが望ましい。
【0011】これにより、例えば、複数の従装置が共用
している伝送路が故障したために現用系から予備系に切
替わった場合に、切替わってから一部の従装置のみに関
係する箇所に障害が発生しても、共用している部分が復
旧されていない限り、再び障害発生以前の状態に切り戻
ることはない。したがって、すべての従装置が全断とな
るような最悪の事態は回避することができる。
【0012】前記予備系に切替えられた後に前記現用系
の障害復旧が通知されるまでその障害の原因に係る情報
を保持する手段と、さらにその予備系に障害が発生した
ときには前記障害の原因に係る情報とその予備系に発生
した障害の原因とを比較する手段とを含み、前記現用系
の障害復旧が通知されたときには現用および予備の接続
を切替えることなく現用系および予備系の表示を入替え
る手段を備えることが望ましい。
【0013】これにより、故障の程度を比較して判定す
ることができる。さらに、切戻すことなく、現用系予備
系の表示を入替えてそのまま運用することができる。
【0014】
【作用】本発明は、予備系に切替えられた後に現用系の
障害復旧前にその予備系に現用系の障害より軽微な障害
が発生したときには、その切戻しを禁止する。
【0015】現用系および予備系の送受信部をそれぞれ
備えた一つの主装置および複数の従装置と、この主装置
および複数の従装置間に備えられその一部がこの複数の
従装置に共用される共用部分を含む場合に、伝送路の共
用部分とそれ以外の部分とをそれぞれ区別して監視する
ことがよい。ここで、軽微な障害とはその共用部分の障
害に対してそれ以外の部分の障害である。
【0016】これにより、例えば、複数の従装置が共用
している箇所が故障したために現用系から予備系に切替
わった場合に、切替わってから一部の従装置のみに関係
する箇所に障害が発生しても、共用している部分が復旧
されていない限り、再び障害発生以前の状態に切り戻る
ことはない。したがって、すべての従装置が全断となる
ような最悪の事態は回避することができる。
【0017】前記予備系に切替えられた後に前記現用系
の障害復旧が通知されるまでその障害の原因に係る情報
を保持し、さらにその予備系に障害が発生したときには
前記障害の原因に係る情報とその予備系に発生した障害
の原因とを比較することがよい。また、前記現用系の障
害復旧が通知されたときには現用および予備の接続を切
替えることなく現用系および予備系の表示を入替えるこ
とがよい。
【0018】このように、障害の程度を比較して判定す
ることにより、現用系の主装置と共用部に故障が発生し
予備系に切替えた後に、予備系に軽微な個別部の故障が
発生しても、予備系での運用を続行することにより従装
置の全断を防ぐことができる。さらに、切戻しの処理が
不要であるため、装置構成を簡単化、小型化することが
できる。
【0019】なお、最初に個別部分に障害が発生して現
用予備切替えを実行した後に、共用部分に障害が発生し
た場合には、当然のことながら速やかに再び現用予備切
替えを実行し、共用部分の障害を回避することが必要で
あることは本発明の目的からみていうまでもない。
【0020】
【実施例】本発明実施例の構成を図1を参照して説明す
る。図1は本発明実施例の全体構成図である。
【0021】本発明は、現用系および予備系の二つの通
信系統と、この二つの通信系統についてそれぞれ障害の
有無を監視する手段と、この監視する手段により前記現
用系の障害が検出されたとき通信路を前記予備系に切替
える手段と、その予備系に切替えられた後にその予備系
に障害が検出されたときには前記現用系に切戻す手段と
を備えた現用予備切替方式である。
【0022】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記予備系に切替えられた後に前記現用系の障害復旧前に
その予備系に前記現用系の障害より軽微な障害が発生し
たときには、その切戻しを禁止する手段を備えるところ
にある。
【0023】本発明実施例においては、現用系および予
備系の送受信部111 、112 、211 、212 をそれ
ぞれ備えた一つの主装置10および複数の従装置201
〜20n と、この主装置10および複数の従装置201
〜20n 間に備えられた伝送路301 、302 、3
1 、322 の一部がこの複数の従装置201 〜20n
に共用される共用部分としての伝送路301 、302
含む場合に、前記監視する手段としての故障検出部1
3、14は、伝送路301 、302 、321 、322
共用部分(301 、302 )とそれ以外の部分(3
1 、322 )とをそれぞれ区別して監視する手段を含
み、前記軽微な障害はその共用部分の障害に対してそれ
以外の部分の障害である。
【0024】さらに、故障検出部13、14には、前記
予備系に切替えられた後に前記現用系の障害復旧が通知
されるまでその障害の原因に係る情報を保持する手段
と、さらにその予備系に障害が発生したときには前記障
害の原因に係る情報とその予備系に発生した障害の原因
とを比較する手段とを含んでいる。これにより、障害の
程度を比較して障害が重大であるか軽微であるかを判定
することができる。
【0025】故障検出部13および14が伝送路301
および302 と伝送路321 および322 とをそれぞれ
区別して監視する手段としては、故障検出部13または
14において従装置201 〜20n の障害を一斉に検出
したときは、これを伝送路301 または302 の障害と
判断し、それ以外の場合には伝送路321 または322
の障害と判定するように監視する。この判定結果を故障
検出部13、14は、障害の原因に係る情報として保持
し、さらにその予備系に障害が発生したときには、この
障害の原因に係る情報とその予備系に発生した障害の原
因とを比較することにより、その障害が重大であるか軽
微であるかを判定する。
【0026】また、前記現用系の障害復旧が通知された
ときには現用および予備の接続を切替えることなく現用
系および予備系の表示を入替える手段をそれぞれ送受信
部111 、112 、211 、212 に備えている。
【0027】主装置10には、従装置201 〜20n
切替要求を送出する手段としての切替要求発生部18
と、この切替要求に対する従装置201 〜20n からの
切替応答を受信して切替を実行する手段としての切替応
答検出部15とを備えている。
【0028】さらに、切替応答があらかじめ定められた
時間以内に受信できないとき切替えを実行する手段とし
てのタイマ16を備えている。
【0029】その他に、切替要求発生部18は故障検出
部13および14からの信号により従装置201 〜20
n 宛の切替要求信号を発生する。ただし、故障検出部1
3から故障検出部14に故障検出停止指示が出ていると
きには切替要求信号の発生を停止する。切替命令発生部
17は切替応答検出部15の信号またはタイマ16のタ
イムアップにより選択部12の切替命令を発生する。
【0030】従装置201 〜20n の切替制御部23は
切替応答発生部65、切替命令発生部67、切替要求検
出部68から構成され、現用系送受信部211 または予
備系送受信部212 からの制御信号を用いて選択部22
を制御する。分岐/結合器31は伝送路301 または3
2 からの信号をそのままn本の伝送路321 または3
2 に分岐するか、あるいはn本の伝送路321 または
322 からの信号をそのまま結合し一本の伝送路301
または302 に出力する。
【0031】次に、本発明実施例の動作を図2を参照し
て説明する。図2は本発明実施例の動作を示す図であ
る。主装置10の故障検出部13で現用系共用部の故障
が検出され、タイマ16がスタートする(S1)。同時
に切替要求発生部18から従装置201 〜20n に対し
て切替要求が転送される(S2)。これを受けて従装置
201 〜20n の選択部22は、それぞれ現用系送受信
部211 から予備系送受信部212 を選択して切替える
(S3)。切替えた旨を示す切替応答信号を切替応答発
生部65により発生させ主装置10に返送する(S
4)。従装置201 〜20n からの切替応答信号を受信
すると(S5)、タイマ16を停止させ(S7)、現用
系送受信部111 を予備系送受信部112 に切替える
(S6)。
【0032】この後で、予備系個別部に故障が発生した
場合は、切戻し動作は行わない(S8)。その後、主装
置10において現用系回復を検出すると(S9)、従装
置201 〜20n に切替なし通知を転送する(S1
0)。従装置201 〜20n では伝送路名称(予備系と
現用系)を変更し(S11)、主装置10に切替なし通
知を転送する(S12)。主装置10において伝送路名
称変更する(S13)。このとき、主装置10の現用個
別部(伝送路名称変更以前は予備系個別部)で故障を検
出するので(S14)、再び切替要求を従装置201
20n に転送し(S15)、従装置201 〜20n の選
択部22を予備系選択し(S16)、主装置10に切替
応答を転送する(S17)。従装置201 〜20n の切
替応答信号を受信すると(S18)、タイマ16を停止
させ(S20)、同時に主装置10の選択部12を予備
系に切替える(S19)。
【0033】この後、現用系が回復すると(S21)、
切替なし通知を従装置201 〜20n に対して行い(S
22)、伝送路名称変更を行う(S23)。従装置20
1 〜20n から主装置10に切替なし通知を行い(S2
4)、主装置10も伝送路名称変更を行う(S25)。
【0034】次に、図3を参照してその他の動作を説明
する。図3は本発明実施例におけるその他の動作を示す
図である。ここでは、主装置10からの切替要求に対し
て、従装置201 〜20n からの切替応答がすべて到着
せず、タイマ16がタイムアップしてから切替えが実行
される動作を示している。主装置10の故障検出部13
で現用系共用部の故障が検出され、タイマ16がスター
トする(S31)。同時に切替要求発生部18から従装
置201 〜20n に対して切替要求が転送される(S3
2)。これを受けて従装置201 〜20n の選択部22
は、それぞれ現用系送受信部211 から予備系送受信部
212 を選択して切替える(S33)。切替えた旨を示
す切替応答信号を切替応答発生部65により発生させ主
装置10に返送する(S34)。従装置201 〜20n
からの切替応答信号がすべて受信できず、タイマ16は
そのままタイムアップして計時を終了する(S37)。
主装置10は現用系送受信部111 を予備系送受信部1
2 に切替える(S36)。
【0035】この後で、予備系個別部に故障が発生した
場合は、切戻し動作は行わない(S38)。その後、主
装置10において現用系回復を検出すると(S39)、
従装置201 〜20n に切替なし通知を転送する(S4
0)。従装置201 〜20nでは伝送路名称(予備系と
現用系)を変更し(S41)、主装置10に切替なし通
知を転送する(S42)。主装置10において伝送路名
称変更する(S43)。このとき、主装置10の現用個
別部(伝送路名称変更以前は予備系個別部)で故障を検
出するので(S44)、再び切替要求を従装置201
20n に転送し(S45)、従装置201 〜20n の選
択部22を予備系選択し(S46)、主装置10に切替
応答を転送する(S47)。従装置201 〜20n の切
替応答信号を受信すると(S48)、タイマ16を停止
させ(S50)、同時に主装置10の選択部12を予備
系に切替える(S49)。
【0036】この後、現用系が回復すると(S51)、
切替なし通知を従装置201 〜20n に対して行い(S
52)、伝送路名称変更を行う(S53)。従装置20
1 〜20n から主装置10に切替なし通知を行い(S5
4)、主装置10も伝送路名称変更を行う(S55)。
【0037】このようにして、一つの主装置10と複数
の従装置201 〜20n とが接続された通信網におい
て、主装置10と複数の従装置201 〜20n との共用
部分に故障が発生した場合には速やかに現用予備切替え
を実行し、主装置10と個別の従装置201 、202
203 、…、20n との個別部分に故障が発生し、しか
もそれが共用部分に障害が発生して現用予備切替をした
後であり、未だ共用部分の復旧がなされていない場合に
は、切替えを実行することなく障害による影響を最小限
に抑えることができる。これにより、サービスの全断を
回避することができる。
【0038】本発明実施例では、故障検出部13を現用
系とし、故障検出部14を予備系として説明したが、伝
送路名称変更後に、その立場が逆転することはいうまで
もない。図1において、故障検出部13から故障検出部
14に向かう「停止」の矢印の向きも立場の逆転にした
がって逆になる。同様に、図1において、故障検出部1
4から切替要求発生部18に向かう「停止」の矢印は、
立場の逆転にしたがって故障検出部13から切替要求発
生部18に向かう。また、タイマ16のスタート入力は
故障検出部13から出力されるように図示しているが、
これも立場の逆転にしたがって故障検出部14から出力
される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用系および予備系を備えた通信網において障害による
影響を最小限に抑えることができる現用予備切替方式を
実現することができる。さらに、切戻しの処理部が不要
であるため、装置構成を簡単化、小型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成図。
【図2】本発明実施例の動作を示す図。
【図3】本発明実施例におけるその他の動作を示す図。
【図4】従来例の全体構成図。
【図5】従来例における現用系から予備系への切替シー
ケンスを示す図。
【図6】従来例における現用系から予備系への切替後に
予備系に故障が発生した場合の切替シーケンスを示す
図。
【図7】1:Nの場合の従来例の動作を示す図。
【符号の説明】
10 主装置 111 、211 、411 、511 現用系送受信部 112 、212 、412 、512 予備系送受信部 12、22、42、52 選択部 13、14、43、47、67 故障検出部 15 切替応答検出部 16 タイマ 17 切替命令発生部 18 切替要求発生部 201 〜20n 従装置 23 切替制御部 301 、302 、321 、322 伝送路 31 結合/分配部 44 装置b切替要求発生部 45 装置b切替応答検出部 46 切替命令発生部 48、57 切戻し命令発生部 49 装置b切戻し要求発生部 53、68 切替要求検出部 54、67 切替命令発生部 55、65 切替応答発生部 56 切戻し要求検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−213225(JP,A) 特開 平4−342332(JP,A) 特開 平5−37424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/74 H04L 1/22 H04L 12/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系および予備系の二つの通信系統
    と、この二つの通信系統についてそれぞれ障害の有無を
    監視する手段と、この監視する手段により前記現用系の
    障害が検出されたとき通信路を前記予備系に切替える手
    段と、その予備系に切替えられた後にその予備系に障害
    が検出されたときには前記現用系に切戻す手段とを備え
    た現用予備切替方式において、現用系および予備系の送受信部をそれぞれ備えた一つの
    主装置および複数の従装置と、この主装置および複数の
    従装置間に備えられその一部がこの複数の従装置に共用
    される共用部分とを含む場合に、 前記監視する手段は、前記伝送路の前記共用部分とそれ
    以外の部分とをそれぞれ区別して監視する手段を含み、 前記予備系に切替えられた後に前記現用系の障害復旧前
    にその予備系に障害が発生したときに、前記共用部分の
    障害に対してそれ以外の部分の障害を軽微な障害として
    現用系への切戻しを禁止する手段を備えたことを特徴と
    する現用予備切替方式。
  2. 【請求項2】 前記予備系に切替えられた後に前記現用
    系の障害復旧が通知されるまでその障害の原因に係る情
    報とその予備系に発生した障害の原因とを比較する手段
    とを含み、前記現用系の障害復旧が通知されたときには
    現用および予備の接続を切替えることなく現用系および
    予備系の表示を入替える手段を備えた請求項1記載の現
    用予備切替方式。
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