JPH0787065A - データ切替え器 - Google Patents
データ切替え器Info
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- JPH0787065A JPH0787065A JP22939893A JP22939893A JPH0787065A JP H0787065 A JPH0787065 A JP H0787065A JP 22939893 A JP22939893 A JP 22939893A JP 22939893 A JP22939893 A JP 22939893A JP H0787065 A JPH0787065 A JP H0787065A
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- Japan
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- circuit
- route
- switching
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メッシュ網やループ網等の通信ノード間で複
数の伝送経路を確保できるデータ伝送網において、対象
ノードへのデータの重複送信による障害の発生を防止す
ることである。 【構成】 入力される切替え信号１８に応じて複数の方
路１、２のうちの一を単一の方路３に選択的に接続する
切替え回路１１と、受信データのエラーの発生を監視す
る監視回路１２、１３と、現用系の方路１からの受信デ
ータにエラーが発生した場合に、予備系の方路２を方路
３に接続するよう切替え回路１１に切替え信号１８を送
出する判定回路１４と、判定回路１４による切替え信号
１８の送出を契機として、予め設定された指定時間を計
数するタイマ１５と、判定回路１４による切替え信号１
８の送出からタイマ１５による指定時間の計数の終了ま
での間、受信データを無効にする無効回路１６とを備え
て構成される。
数の伝送経路を確保できるデータ伝送網において、対象
ノードへのデータの重複送信による障害の発生を防止す
ることである。 【構成】 入力される切替え信号１８に応じて複数の方
路１、２のうちの一を単一の方路３に選択的に接続する
切替え回路１１と、受信データのエラーの発生を監視す
る監視回路１２、１３と、現用系の方路１からの受信デ
ータにエラーが発生した場合に、予備系の方路２を方路
３に接続するよう切替え回路１１に切替え信号１８を送
出する判定回路１４と、判定回路１４による切替え信号
１８の送出を契機として、予め設定された指定時間を計
数するタイマ１５と、判定回路１４による切替え信号１
８の送出からタイマ１５による指定時間の計数の終了ま
での間、受信データを無効にする無効回路１６とを備え
て構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メッシュ網やループ網
等の通信ノード間で複数の伝送経路を確保できるデータ
伝送網に適用されるデータ切替え器に関する。
等の通信ノード間で複数の伝送経路を確保できるデータ
伝送網に適用されるデータ切替え器に関する。
【０００２】メッシュ網やループ網等のデータ伝送網に
おいては、網の形態的な特色から通信ノード（例えば、
ホストコンピュータと端末）間で複数の伝送経路を介し
てデータを送り、そのうちの一の伝送経路を現用伝送経
路とし、現用伝送経路に障害が発生したと認識される場
合に他の予備伝送経路に切り換えることにより、通信の
継続性を担保するようにしている。本発明は、このよう
な通信方式を採用したデータ伝送網において、障害発生
時に伝送経路を切替えるためのデータ切替え器の改良に
関するものである。
おいては、網の形態的な特色から通信ノード（例えば、
ホストコンピュータと端末）間で複数の伝送経路を介し
てデータを送り、そのうちの一の伝送経路を現用伝送経
路とし、現用伝送経路に障害が発生したと認識される場
合に他の予備伝送経路に切り換えることにより、通信の
継続性を担保するようにしている。本発明は、このよう
な通信方式を採用したデータ伝送網において、障害発生
時に伝送経路を切替えるためのデータ切替え器の改良に
関するものである。
【０００３】
【従来の技術】図４はデータ伝送網（ネットワーク）の
一例を示している。同図において、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ
は伝送装置（多重化装置）であり、これらの伝送装置
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは、伝送路（回線）Ｌ１，Ｌ２，Ｌ
３，Ｌ４，Ｌ５を介して接続されており、伝送装置Ｂに
はホストコンピュータ（ＨＯＳＴ）４が接続され、伝送
装置Ａには端末５を含む複数の端末が接続されている。
なお、図示は省略しているが他の伝送装置Ｂ，Ｃ，Ｄ，
Ｅにもそれぞれ複数の端末が接続されている。
一例を示している。同図において、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ
は伝送装置（多重化装置）であり、これらの伝送装置
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは、伝送路（回線）Ｌ１，Ｌ２，Ｌ
３，Ｌ４，Ｌ５を介して接続されており、伝送装置Ｂに
はホストコンピュータ（ＨＯＳＴ）４が接続され、伝送
装置Ａには端末５を含む複数の端末が接続されている。
なお、図示は省略しているが他の伝送装置Ｂ，Ｃ，Ｄ，
Ｅにもそれぞれ複数の端末が接続されている。
【０００４】このような伝送網において、例えば、伝送
装置Ａに接続された端末５がホストコンピュータ４から
データを受信する場合に、両者間の伝送経路としては、
ＨＯＳＴ→Ｅ→Ａを経由する伝送経路（方路１）及びＨ
ＯＳＴ→Ｅ→Ｄ→Ｃ→Ａを経由する伝送経路（方路２）
が存在し、ホストコンピュータ４からのデータはこれら
二つの伝送経路を介して伝送装置Ａまで送られる。
装置Ａに接続された端末５がホストコンピュータ４から
データを受信する場合に、両者間の伝送経路としては、
ＨＯＳＴ→Ｅ→Ａを経由する伝送経路（方路１）及びＨ
ＯＳＴ→Ｅ→Ｄ→Ｃ→Ａを経由する伝送経路（方路２）
が存在し、ホストコンピュータ４からのデータはこれら
二つの伝送経路を介して伝送装置Ａまで送られる。
【０００５】伝送装置Ａに設けられるデータ切替え器
は、例えば、方路１が現用である場合には、通常は方路
１を経由して送られてくるデータを端末５に送出する。
そして、データ切替え器は方路１を経由して送られてく
るデータのチェックビットをチェックし、エラーレート
（データ誤り率）が所定の値を越えた場合あるいはエラ
ーが継続的に発生した場合等、伝送路（この場合はＬ
２）に障害が発生したと判断したときには、方路１から
方路２に切り替えて、方路２を経由して送られてくるデ
ータを端末５に送出する。
は、例えば、方路１が現用である場合には、通常は方路
１を経由して送られてくるデータを端末５に送出する。
そして、データ切替え器は方路１を経由して送られてく
るデータのチェックビットをチェックし、エラーレート
（データ誤り率）が所定の値を越えた場合あるいはエラ
ーが継続的に発生した場合等、伝送路（この場合はＬ
２）に障害が発生したと判断したときには、方路１から
方路２に切り替えて、方路２を経由して送られてくるデ
ータを端末５に送出する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデータ
切替え器においては、伝送路に障害が発生したと判断し
た場合に、瞬断時間をなるべく短くする観点から、直ち
に切替えを行っているため、以下のような問題がある。
切替え器においては、伝送路に障害が発生したと判断し
た場合に、瞬断時間をなるべく短くする観点から、直ち
に切替えを行っているため、以下のような問題がある。
【０００７】即ち、通信ノード間の複数の伝送経路は経
由する伝送装置の数や伝送路の長さが異なるから、デー
タの到達に要する時間が一般に異なり、従って、通信途
中で方路の切替えが発生した場合には、同一のデータが
重複して送信される可能がある。
由する伝送装置の数や伝送路の長さが異なるから、デー
タの到達に要する時間が一般に異なり、従って、通信途
中で方路の切替えが発生した場合には、同一のデータが
重複して送信される可能がある。
【０００８】例えば、図４の伝送装置Ａにおいては、図
５のタイムチャートに示されるように、方路２（伝送路
Ｌ５）からのデータは方路１（伝送路Ｌ２）からのデー
タよりも遅延して受信され、従って、方路１を現用とし
ている場合であって方路１からデータＳ２を受信した時
点で方路２に切り替えた場合、端末５にデータＳ２を重
複して送信することになり、端末５はデータＳ２を重複
受信する。
５のタイムチャートに示されるように、方路２（伝送路
Ｌ５）からのデータは方路１（伝送路Ｌ２）からのデー
タよりも遅延して受信され、従って、方路１を現用とし
ている場合であって方路１からデータＳ２を受信した時
点で方路２に切り替えた場合、端末５にデータＳ２を重
複して送信することになり、端末５はデータＳ２を重複
受信する。
【０００９】そして、このようなデータの重複受信を許
容しない通信プロトコル（例えば、ＢＳＣプロトコル
等）を採用したものにあっては、通信ノード間のセッシ
ョン（パス）が切断される等の不具合が生じることがあ
る。
容しない通信プロトコル（例えば、ＢＳＣプロトコル
等）を採用したものにあっては、通信ノード間のセッシ
ョン（パス）が切断される等の不具合が生じることがあ
る。
【００１０】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、メッシュ網やルー
プ網等の通信ノード間で複数の伝送経路を確保できるデ
ータ伝送網において、対象ノードへのデータの重複送信
による障害の発生を防止することができるデータ切替え
器を提供することである。
のであり、その目的とするところは、メッシュ網やルー
プ網等の通信ノード間で複数の伝送経路を確保できるデ
ータ伝送網において、対象ノードへのデータの重複送信
による障害の発生を防止することができるデータ切替え
器を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明によるデータ切替え器は、入力される切
替え信号に応じて複数の入方路のうちの一を単一の出方
路に選択的に接続するデータ切替え回路と、入方路から
の受信データのエラーの発生を監視する信号監視回路
と、現用の入方路からの受信データにエラーが発生した
場合に、該現用の入方路以外の入方路を該出方路に切替
え接続するよう該データ切替え回路に切替え信号を送出
する判定回路とを備えている。
るための本発明によるデータ切替え器は、入力される切
替え信号に応じて複数の入方路のうちの一を単一の出方
路に選択的に接続するデータ切替え回路と、入方路から
の受信データのエラーの発生を監視する信号監視回路
と、現用の入方路からの受信データにエラーが発生した
場合に、該現用の入方路以外の入方路を該出方路に切替
え接続するよう該データ切替え回路に切替え信号を送出
する判定回路とを備えている。
【００１２】さらに、該判定回路による切替え信号の送
出を契機として、予め設定された指定時間を計数するタ
イマと、該判定回路による切替え信号の送出から該タイ
マによる指定時間の計数の終了までの間、受信データを
無効にするデータ無効回路とを備えている。
出を契機として、予め設定された指定時間を計数するタ
イマと、該判定回路による切替え信号の送出から該タイ
マによる指定時間の計数の終了までの間、受信データを
無効にするデータ無効回路とを備えている。
【００１３】前記データ無効回路は、前記データ切替え
回路と出方路の間に設けられ、あるいは、前記データ切
替え回路と複数の入方路の間にそれぞれ設けられる。そ
して、前記タイマに設定する指定時間は変更可能であ
る。タイマに設定される指定時間は、切替え前後の二方
路からの同一データの遅延差を考慮して決定される。
回路と出方路の間に設けられ、あるいは、前記データ切
替え回路と複数の入方路の間にそれぞれ設けられる。そ
して、前記タイマに設定する指定時間は変更可能であ
る。タイマに設定される指定時間は、切替え前後の二方
路からの同一データの遅延差を考慮して決定される。
【００１４】また、出方路に接続すべき入方路を強制的
に選択するスイッチを設け、前記判定回路は、該スイッ
チが切替えられた場合に、前記信号監視回路による監視
結果にかかわらず、該スイッチの設定に従って切替え信
号を送出するように構成することができる。
に選択するスイッチを設け、前記判定回路は、該スイッ
チが切替えられた場合に、前記信号監視回路による監視
結果にかかわらず、該スイッチの設定に従って切替え信
号を送出するように構成することができる。
【００１５】
【作用】本発明によると、判定回路によるデータ切替え
信号の送出からタイマによる指定時間の計数の終了まで
の間、受信データを無効にするようにしている。従っ
て、着替え前の方路から受信したデータと同じデータを
切替え後の方路から受信した場合に、該切替え後の方路
から受信したデータは無効にされ、対象とするノードに
送信されないので、通信中に方路の切替えがなされた場
合であっても当該ノードが同一のデータを重複して受信
することがなくなり、これによるセッション（パス）の
切断等の不具合を無くすことができる。
信号の送出からタイマによる指定時間の計数の終了まで
の間、受信データを無効にするようにしている。従っ
て、着替え前の方路から受信したデータと同じデータを
切替え後の方路から受信した場合に、該切替え後の方路
から受信したデータは無効にされ、対象とするノードに
送信されないので、通信中に方路の切替えがなされた場
合であっても当該ノードが同一のデータを重複して受信
することがなくなり、これによるセッション（パス）の
切断等の不具合を無くすことができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明が適用されたデータ切替え器の第１
実施例の構成を示すブロック図である。データ切替え器
１０は、例えば、図４に例示したネットワークを構成す
る伝送装置Ａに設けられる。そして、このデータ切替え
器１０は、データ切替え回路１１、方路１信号監視回路
１２、方路２信号監視回路１３、受信系選択判定回路１
４、タイマ１５、データ無効回路１６、及びスイッチ１
７を備えて構成される。
する。図１は本発明が適用されたデータ切替え器の第１
実施例の構成を示すブロック図である。データ切替え器
１０は、例えば、図４に例示したネットワークを構成す
る伝送装置Ａに設けられる。そして、このデータ切替え
器１０は、データ切替え回路１１、方路１信号監視回路
１２、方路２信号監視回路１３、受信系選択判定回路１
４、タイマ１５、データ無効回路１６、及びスイッチ１
７を備えて構成される。
【００１７】データ切替え回路１１は、受信系選択判定
回路１４から送られる切替え信号１８に応じて複数の入
方路（方路１、方路２）のうちの一を単一の出方路（方
路３）に選択的に接続する。
回路１４から送られる切替え信号１８に応じて複数の入
方路（方路１、方路２）のうちの一を単一の出方路（方
路３）に選択的に接続する。
【００１８】方路１信号監視回路１２及び方路２信号監
視回路１３は、方路１及び方路２のそれぞれに対応して
設けられており、各方路１、２からの受信データのエラ
ーの発生を監視する。各信号監視回路１２、１３による
エラー発生の監視は、データ送信ノード（例えば、図４
において、ホストコンピュータ４）にて付与されている
チェックビットの正／不正を確認することにより行わ
れ、各信号監視回路１２、１３による監視結果は受信系
選択判定回路１４に送られる。
視回路１３は、方路１及び方路２のそれぞれに対応して
設けられており、各方路１、２からの受信データのエラ
ーの発生を監視する。各信号監視回路１２、１３による
エラー発生の監視は、データ送信ノード（例えば、図４
において、ホストコンピュータ４）にて付与されている
チェックビットの正／不正を確認することにより行わ
れ、各信号監視回路１２、１３による監視結果は受信系
選択判定回路１４に送られる。
【００１９】受信系選択判定回路１４は、各信号監視回
路１２、１３による監視結果に基づき、受信データのエ
ラーの発生数（所定の受信データ数当たりのエラー発生
数又は連続エラー数）が予め決められた所定値を越えた
場合に、当該受信データが送られてきた現用の方路（こ
の場合は方路１とする）に障害が発生していると判定
し、予備の方路（この場合は方路２とする）を出方路
（方路３）に切替え接続するようデータ切替え回路１１
に切替え信号１８を送る。
路１２、１３による監視結果に基づき、受信データのエ
ラーの発生数（所定の受信データ数当たりのエラー発生
数又は連続エラー数）が予め決められた所定値を越えた
場合に、当該受信データが送られてきた現用の方路（こ
の場合は方路１とする）に障害が発生していると判定
し、予備の方路（この場合は方路２とする）を出方路
（方路３）に切替え接続するようデータ切替え回路１１
に切替え信号１８を送る。
【００２０】データ切替え回路１１はこの切替え信号１
８に対応して、方路１と方路３の接続を方路２と方路３
の接続に切り替える。この受信系選択判定回路１４によ
る切替え信号１８が変化したことは、タイマ１５に通知
される。
８に対応して、方路１と方路３の接続を方路２と方路３
の接続に切り替える。この受信系選択判定回路１４によ
る切替え信号１８が変化したことは、タイマ１５に通知
される。
【００２１】タイマ１５は、受信系選択判定回路１４か
らの通知を契機（トリガ）として、予め設定された指定
時間を計数する。タイマには、同一データが方路１から
送られてくる場合と方路２から送られてくる場合の時間
差（遅延差）を考慮して所要の時間が予め指定されて設
定されている。タイマ１５に設定される指定時間は任意
に変更可能である。
らの通知を契機（トリガ）として、予め設定された指定
時間を計数する。タイマには、同一データが方路１から
送られてくる場合と方路２から送られてくる場合の時間
差（遅延差）を考慮して所要の時間が予め指定されて設
定されている。タイマ１５に設定される指定時間は任意
に変更可能である。
【００２２】そして、タイマ１５は受信系選択判定回路
１４による通知から指定時間の計数が終了するまでの
間、データ無効回路１６に対してデータ無効信号１９を
送り続ける。
１４による通知から指定時間の計数が終了するまでの
間、データ無効回路１６に対してデータ無効信号１９を
送り続ける。
【００２３】データ無効回路１６は、データ切替え回路
１１と出方路３の間に設けられており、該タイマ１５か
らのデータ無効信号１９が送られている間は、データ切
替え器１１を介して送られてくるデータを無効とし、出
方路３への送出を停止する。
１１と出方路３の間に設けられており、該タイマ１５か
らのデータ無効信号１９が送られている間は、データ切
替え器１１を介して送られてくるデータを無効とし、出
方路３への送出を停止する。
【００２４】また、スイッチ１７は、このネットワーク
の試験等のために設けられているものであり、保守者等
が手で変更操作することにより、その設定内容が受信系
選択判定回路１４により検出され、スイッチ１７が変更
操作された場合には、受信系選択判定回路１４は各信号
監視回路１２、１３からの監視結果にかかわらず、対応
する切替え信号１８をデータ切替え回路１１に送るもの
である。
の試験等のために設けられているものであり、保守者等
が手で変更操作することにより、その設定内容が受信系
選択判定回路１４により検出され、スイッチ１７が変更
操作された場合には、受信系選択判定回路１４は各信号
監視回路１２、１３からの監視結果にかかわらず、対応
する切替え信号１８をデータ切替え回路１１に送るもの
である。
【００２５】次いで、図２に示すタイムチャートを参照
して説明する。なお、図５に示した従来技術のタイムチ
ャートと比較すると理解に役に立つので、これも併せて
参照されたい。
して説明する。なお、図５に示した従来技術のタイムチ
ャートと比較すると理解に役に立つので、これも併せて
参照されたい。
【００２６】図５においては、方路２（伝送路Ｌ５）か
らのデータは方路１（伝送路Ｌ２）からのデータよりも
遅延して受信されるから、方路１を現用としている場合
に方路１からデータＳ２を受信した時点で方路２に切り
替えた場合、端末５にデータＳ２を重複して送信してい
た。
らのデータは方路１（伝送路Ｌ２）からのデータよりも
遅延して受信されるから、方路１を現用としている場合
に方路１からデータＳ２を受信した時点で方路２に切り
替えた場合、端末５にデータＳ２を重複して送信してい
た。
【００２７】しかし、本実施例によると、図２に示され
るように、方路１を現用としている場合であって方路１
からデータＳ２を受信した時点で方路２に切り替えた場
合、この切替えと同時にデータ無効信号１９が指定時間
が経過するまでデータ無効回路１６に入力され、方路２
からのデータはデータ切替え回路１１を経てデータ無効
回路１６により無効とされる。従って、対象とするノー
ド（端末５）への送信データに方路２からのデータＳ２
が送られることはない。
るように、方路１を現用としている場合であって方路１
からデータＳ２を受信した時点で方路２に切り替えた場
合、この切替えと同時にデータ無効信号１９が指定時間
が経過するまでデータ無効回路１６に入力され、方路２
からのデータはデータ切替え回路１１を経てデータ無効
回路１６により無効とされる。従って、対象とするノー
ド（端末５）への送信データに方路２からのデータＳ２
が送られることはない。
【００２８】よって、通信中に遅延時間の小さい方路
（方路１）から遅延時間の大きい方路（方路２）に切替
え動作が発生しても、データが欠落することはあっても
重複することがなくなり、データの重複受信を許容しな
い通信プロトコル（例えば、ＢＳＣプロトコル）を採用
したものであっても、通信ノード間のセッション（パ
ス）が切断される等の不具合が生じることがない。
（方路１）から遅延時間の大きい方路（方路２）に切替
え動作が発生しても、データが欠落することはあっても
重複することがなくなり、データの重複受信を許容しな
い通信プロトコル（例えば、ＢＳＣプロトコル）を採用
したものであっても、通信ノード間のセッション（パ
ス）が切断される等の不具合が生じることがない。
【００２９】なお、遅延時間の大きい方路（方路２）か
ら遅延時間の小さい方路（方路１）に切替え動作が発生
した場合には、データの重複は発生しないから、この場
合のタイマ１５に設定される指定時間は零でよい。
ら遅延時間の小さい方路（方路１）に切替え動作が発生
した場合には、データの重複は発生しないから、この場
合のタイマ１５に設定される指定時間は零でよい。
【００３０】図３は本発明の第２実施例の構成を示すブ
ロック図である。図１に示した第１実施例と同一の構成
部分には同一の番号を付し、異なる部分のみについて説
明することにする。
ロック図である。図１に示した第１実施例と同一の構成
部分には同一の番号を付し、異なる部分のみについて説
明することにする。
【００３１】即ち、第１実施例では、データ無効回路１
６は、データ切替え回路１１と出方路３の間に設けられ
ていたが、この実施例では、データ無効回路１６は、デ
ータ切替え回路１１と各入方路（方路１、方路２）の間
にそれぞれ設けられている。効果については第１実施例
と同様である。
６は、データ切替え回路１１と出方路３の間に設けられ
ていたが、この実施例では、データ無効回路１６は、デ
ータ切替え回路１１と各入方路（方路１、方路２）の間
にそれぞれ設けられている。効果については第１実施例
と同様である。
【００３２】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、メッシュ網やループ網等の通信ノード間で複数の伝
送経路を確保できるデータ伝送網において、対象ノード
へのデータの重複送信による障害の発生を防止したデー
タ切替え器が提供されるという効果を奏する。
で、メッシュ網やループ網等の通信ノード間で複数の伝
送経路を確保できるデータ伝送網において、対象ノード
へのデータの重複送信による障害の発生を防止したデー
タ切替え器が提供されるという効果を奏する。
【図１】本発明の第１実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第１実施例のタイムチャートである。
【図３】本発明の第２実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図４】データ伝送網（ネットワーク）の一例を示す図
である。
である。
【図５】従来技術のタイムチャートである。
１、２ 入方路 ３ 出方路 ４ ホストコンピュータ ５ 端末 １０ データ切替え器 １１ データ切替え回路 １２ 方路１信号監視回路 １３ 方路２信号監視回路 １４ 受信系選択判定回路 １５ タイマ １６ データ無効回路 １７ スイッチ １８ 切替え信号 １９ データ無効信号
Claims (5)
- 【請求項１】 入力される切替え信号(18)に応じて複数
の入方路(1,2) のうちの一を単一の出方路(3) に選択的
に接続するデータ切替え回路(11)と、 入方路(1,2) からの受信データのエラーの発生を監視す
る信号監視回路(12,13) と、 現用の入方路(1) からの受信データにエラーが発生した
場合に、該現用の入方路(1) 以外の入方路(2) を該出方
路(3) に切替え接続するよう該データ切替え回路(11)に
切替え信号(18)を送出する判定回路(14)と、 該判定回路(14)による切替え信号(18)の送出を契機とし
て、予め設定された指定時間を計数するタイマ(15)と、 該判定回路(14)による切替え信号の送出から該タイマ(1
5)による指定時間の計数の終了までの間、受信データを
無効にするデータ無効回路(16)とを備えたことを特徴と
するデータ切替え器。 - 【請求項２】 前記データ無効回路(16)は、前記データ
切替え回路(11)と出方路(3) の間に設けられていること
を特徴とする請求項１に記載のデータ切替え器。 - 【請求項３】 前記データ無効回路(16)は、前記データ
切替え回路(11)と前記複数の入方路(1,2) の間にそれぞ
れ設けられていることを特徴とする請求項１に記載のデ
ータ切替え器。 - 【請求項４】 前記タイマ(15)に設定する指定時間は変
更可能なことを特徴とする請求項１に記載のデータ切替
え器。 - 【請求項５】 前記出方路(3) に接続すべき前記入方路
(1,2) を強制的に選択するスイッチ(17)を設け、 前記判定回路(14)は、該スイッチ(17)が切替えられた場
合に、前記信号監視回路(12,13) による監視結果にかか
わらず、該スイッチ(17)の設定に従って切替え信号(18)
を発生することを特徴とする請求項１に記載のデータ切
替え器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6199174B1 (en) | 1997-04-15 | 2001-03-06 | Yazaki Corporation | Abnormality recovery system |
| GB2395096A (en) * | 2002-11-04 | 2004-05-12 | Roke Manor Research | Extracting packets from identical data streams in a multiple redundant system |
| CN100466584C (zh) * | 2007-04-03 | 2009-03-04 | 中兴通讯股份有限公司 | 环网保护的处理方法 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5229398A patent/JP2989091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6199174B1 (en) | 1997-04-15 | 2001-03-06 | Yazaki Corporation | Abnormality recovery system |
| GB2395096A (en) * | 2002-11-04 | 2004-05-12 | Roke Manor Research | Extracting packets from identical data streams in a multiple redundant system |
| GB2395096B (en) * | 2002-11-04 | 2004-11-10 | Roke Manor Research | Method of operating a redundant system |
| CN100466584C (zh) * | 2007-04-03 | 2009-03-04 | 中兴通讯股份有限公司 | 环网保护的处理方法 |
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| JP2989091B2 (ja) | 1999-12-13 |
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