JPH0865208A - 回線切替方式 - Google Patents

回線切替方式

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JPH0865208A
JPH0865208A JP6194042A JP19404294A JPH0865208A JP H0865208 A JPH0865208 A JP H0865208A JP 6194042 A JP6194042 A JP 6194042A JP 19404294 A JP19404294 A JP 19404294A JP H0865208 A JPH0865208 A JP H0865208A
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Hitoshi Nagabuchi
仁士 永渕
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 系切替時に予備系回線(非運用回線)の正常
性を確認する。 【構成】 主信号を送受信する主信号回線側終端回路5
a,5bと、保守信号の送受信を行い非運用回線の正常
性を検出する保守信号回線側終端回路7a,7bと、主
信号及び保守信号の何れかを入力して位相調整を行う位
相調整回路6a,6bと、選択回路8a,8bとを設
け、運用時は主信号を選択し、運用回線を介して通常通
信を行うと共に、非運用時は保守信号を選択して非運用
回線を介して保守信号の送受信を行い、この送受信結果
に基づき非運用回線の正常性を検出する。この結果、系
切替前に非運用回線の正否を検出し、異常回線への切替
を阻止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のスレーブ側回線
終端装置と回線部が冗長化されたマスタ側回線終端装置
とを2×nの光スプリッタと光ケーブルとで接続する光
終端回路の冗長系を切り替える系切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のn分岐回線を切り替える冗長系
切替回路は、例えば図3に示すような構成となってお
り、マスタ側回線終端装置1は、現用系回線終端装置2
aと予備系回線終端装置2bとから構成される。そし
て、現用系回線終端装置2a及び予備系回線終端装置2
bは、それぞれ現用系回線9a及び予備系回線9bを介
し、2×n光スプリッタ4によりn台のスレーブ側回線
終端装置31 〜3n に接続される。
【0003】ここで現用系回線終端装置2a及び予備系
回線終端装置2bには、それぞれ運用系の動作時に主信
号を送受信して通常通信を行う主信号回線終端回路5
a,5bと、各系の通信ルートによる切替前後の送受信
信号の位相偏差をなくす送受信信号位相調整回路6a,
6bとが設けられている。このような従来の冗長系切替
回路において現用系から予備系へ回線切替を行う場合
は、現用系回線終端装置2aの光出力を停止後、予備系
の回線終端装置2b出力を開始するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の回線切替方式で
は、系切替時は現用系回線終端装置2aの光出力を停止
後、回線を予備系回線側へ切り替え予備系回線終端装置
2bの出力を開始しているため、予備系回線の正常性を
確認できないまま予備系回線側へ切り替えられるという
欠点があった。したがって本発明は、系切替時に予備系
回線の正常性を確認し、異常回線への切替を未然に防止
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数のスレーブ回線終端装置と、現
用系及び予備系の各回線終端装置からなるマスター回線
終端装置と、現用系及び予備系の各回線の何れか一方を
スレーブ回線終端装置に切替接続する光スプリッタとを
備えた冗長系切替装置において、運用時に主信号を送受
信する主信号回線終端回路と、非運用時に保守信号の送
受信を行い非運用回線の正常性を検出する保守信号回線
終端回路と、主信号及び保守信号の何れかを入力して位
相調整を行う位相調整回路と、運用時は主信号を選択す
ると共に、非運用時は保守信号保守信号を選択する選択
回路とをそれぞれ現用系及び予備系の各回線終端装置に
設けたものである。また、位相調整回路は、運用時には
主信号に対して系切替前後の遅延差が生じないように遅
延量を挿脱し、かつ非運用時には保守信号が運用時の系
の主信号と干渉しないように位相調整を行うと共に、保
守信号回線終端装置は、送信した保守信号に対しスレー
ブ回線終端装置側から返送される信号の正常性を検出し
て非運用回線の正否を判定し、かつこの返送信号の受信
位相から非運用回線の遅延量を演算して位相調整回路へ
出力する。
【0006】
【作用】運用時は主信号が選択され運用回線を介して通
常通信が行われると共に、非運用時は保守信号が選択さ
れて非運用回線を介して保守信号の送受信が行われ、こ
の保守信号に基づき非運用回線の正常性が検出される。
従って、系切替前に事前に非運用回線の正否を検出する
ことができる。また、運用時には主信号に対して系切替
前後の遅延差が生じないように遅延量が挿脱され、かつ
非運用時には保守信号が運用時の系の主信号と干渉しな
いように位相調整が行われると共に、送信した保守信号
に対し返送される信号の正常性を検出して非運用回線の
正否を判定し、かつこの返送信号の受信位相から非運用
回線の遅延量が演算される。従って、非運用時には運用
系との間の位相差の調整が行われることから、瞬時の系
切り替えが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る系切替方式を適用し
たシステムの一実施例を示すブロック図である。同図に
おいて、1はマスタ側回線終端装置であり、マスタ側回
線終端装置1は、現用系回線終端装置2aと予備系回線
終端装置2bとから構成される。そして、現用系回線終
端装置2a及び予備系回線終端装置2bは、それぞれ現
用系回線9a及び予備系回線9bを介し、2×n光スプ
リッタ4によりn台のスレーブ側回線終端装置31 〜3
n に接続される。
【0008】現用系回線終端装置2a及び予備系回線終
端装置2bは、それぞれ、運用系動作時に主信号を送受
信して通常通信を行う主信号回線終端回路5、各系の通
信ルートによる切替前後の送受信信号の位相偏差をなく
す位相調整回路6、保守信号を送受信して回線設定や非
運用系回線の正常性検出を行う保守信号回線終端回路
7、及び運用か或いは非運用かにより送受信信号を主信
号か保守信号かに切り替える選択回路8を有している。
【0009】ところで現用系回線終端装置2aは、運用
系動作時には選択回路8aにより、主信号回線終端回路
5aを介した主信号を選択し、スレーブ側回線終端装置
31〜3n と通常通信を行うと共に、非運用動作時は保
守信号回線終端回路7aからの保守信号を選択し、スレ
ーブ側回線終端装置31 〜3n と非運用時の正常性確認
のための通信を行う。
【0010】また、予備系回線終端装置2bも同様であ
り、運用系動作時には選択回路8bにより、主信号回線
終端回路5bを介した主信号を選択し、スレーブ側回線
終端装置31 〜3n と通常通信を行うと共に、非運用動
作時は保守信号回線終端回路7bからの保守信号を選択
し、スレーブ側回線終端装置31 〜3n と非運用時の正
常性確認のための通信を行う。
【0011】図2は、光スプリッタ4上で送受される信
号のフレームフォーマットを示す図であり、同図(a)
はマスター側回線終端装置1から各スレーブ側終端装置
3へ送信される送信信号を示し、同図(b)はマスター
側回線終端装置1でスレーブ側終端装置3から受信する
受信信号を示している。なお、aは送信信号、b,b1
〜b3は主信号であり、このうち主信号bはマスター側
回線終端装置1から送信される主信号、主信号b1〜b
3は例えばスレーブ側終端装置31 〜33 から送信され
マスター側回線終端装置1で受信される主信号である。
また、cは保守信号、dは受信信号を示す。
【0012】ここでいま、現用系回線終端装置2aが運
用系動作、予備系回線終端装置2bが非運用系動作の場
合、現用系回線終端装置2aに入力された主信号は、主
信号回線終端回路5aで図2(a)に示すような回線伝
送用フレームに変換され、位相調整回路6aに転送され
る。位相調整回路6aでは、この転送された信号に対し
系切替前後の各回線ルートによる信号の遅延差をなくす
ような遅延量を挿脱して選択回路8aへ転送する。選択
回路8aでは、運用時には位相調整回路6aからの主信
号を選択し現用系回線9a側へ出力する。また、図2
(b)に示すような現用系回線9a側からの主信号(主
信号b)は、選択回路8aにより位相調整回路6aへ転
送される。そして位相調整回路6aで位相調整された
後、主信号回線終端回路5aに送られる。その後この主
信号は主信号回線終端回路5aで回線終端処理された
後、外部へ出力される。
【0013】一方、このとき予備系回線終端装置2bで
は、保守信号回線終端回路7bから送出された保守信号
が位相調整回路6bに入力される。位相調整回路6bで
は、図2(a)に示すように、この保守信号が光スプリ
ッタ4上で現用系回線終端装置2aからの主信号bと干
渉しないように、保守信号cとして位相調整を行い、選
択回路8bに送出する。選択回路8bでは、非運用時に
は位相調整回路6bからのこのような保守信号を選択し
予備系回線9bへ出力する。
【0014】こうして予備系回線終端装置2bから送出
された保守信号cは、スレーブ側回線終端装置3で入力
された後、再度、図2(b)に示すようなフレーム形式
で予備系回線終端装置2bの選択回路8bに入力され
る。そして、選択回路8bにより保守信号回線終端回路
7bへ転送され、ここで保守信号の正常性が検証される
ことにより、予備系回線9bの正常性が判定される。ま
たこのとき、保守信号回線終端回路7bは保守信号の受
信位相から予備系回線9bの遅延を計算し、運用系に切
り替えられた際に位相調整回路6bで設定される遅延量
に反映させる。
【0015】そして回線の系が切り替えられた時には、
現用系回線終端装置2aが非運用系動作を行うと共に、
予備系回線終端装置2bが運用系動作を行う。この場
合、現用系回線終端装置2a内の選択回路8aは、保守
信号回線終端回路7aからの保守信号を選択してスレー
ブ側回線終端装置31 〜3n へ送出する一方、予備系回
線終端装置2b内の選択回路8bは、主信号回線終端回
路5bからの主信号を選択してスレーブ側回線終端装置
31 〜3n へ送出する。このように、回線切替前に保守
信号を用いて非運用系回線の正常性確認を行うため、異
常回線への切り替えを阻止できると共に、非運用系の選
択中には、運用系との間の位相差調整が行われることか
ら、瞬時の系切り替えが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
用時は主信号を選択し、運用回線を介して通常通信を行
うと共に、非運用時は保守信号を選択して非運用回線を
介して保守信号の送受信を行い、保守信号の送受信結果
に基づき非運用回線の正常性を検出するようにしたの
で、系切替前に事前に非運用回線の正否を確認すること
ができ、従って異常回線への切り替えを未然に阻止でき
る。また、運用時には主信号に対して系切替前後の遅延
差が生じないように遅延量を挿脱し、かつ非運用時には
保守信号が運用時の系の主信号と干渉しないように位相
調整を行うと共に、送信した保守信号に対し返送される
信号の正常性を検出して非運用回線の正否を判定し、か
つこの返送信号の受信位相から非運用回線の遅延量を測
定するようにしたので、非運用時には運用系との間の位
相差の調整が行われることから、瞬時の系切り替えが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 上記実施例装置において通信される信号のフ
レームフォーマットを示す図である。
【図3】 従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…マスター側回線終端装置、2a…現用系回線終端装
置、2b…予備系回線終端装置、31 〜3n …スレーブ
側回線終端装置、4…光スプリッタ、5a,5b…主信
号回線終端回路、6a,6b…位相調整回路、7a,7
b…保守信号回線終端回路、8a,8b…選択回路、9
a…現用系回線、9b…予備系回線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスレーブ回線終端装置と、現用系
    回線に接続される現用系回線終端装置及び予備系回線に
    接続される予備系回線終端装置からなるマスター回線終
    端装置と、前記現用系回線及び予備系回線の何れか一方
    を前記複数のスレーブ回線終端装置に切替接続する光ス
    プリッタとを備えた冗長系切替装置において、 運用時に主信号を送受信して通常通信を行う主信号回線
    終端回路と、非運用時に保守信号の送受信を行い非運用
    回線の正常性を検出する保守信号回線終端回路と、前記
    主信号及び保守信号の何れか一方を入力して位相調整を
    行う位相調整回路と、運用時には位相調整回路を介する
    主信号回線終端回路からの主信号を選択すると共に、非
    運用時は位相調整回路を介する保守信号回線終端回路か
    らの保守信号を選択する選択回路とをそれぞれ前記現用
    系回線終端装置及び予備系回線終端装置に備え、非運用
    回線の正常性を事前に確認することを特徴とする回線切
    替方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回線切替方式において、 前記位相調整回路は、運用時には前記主信号に対して系
    切替前後の遅延差をなくすように遅延量を挿脱し、かつ
    非運用時には前記保守信号が運用時の系の主信号と干渉
    しないように位相調整を行うと共に、前記保守信号回線
    終端装置は送信した保守信号に対しスレーブ回線終端装
    置側から返送される信号の正常性を検出して非運用回線
    の正否を判定し、かつこの返送信号の受信位相から非運
    用回線の遅延量を演算して前記位相調整回路へ出力する
    ことを特徴とする回線切替方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023409A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光センサ

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970304