JP4668557B2 - 光センサ - Google Patents
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Description
OLCR装置としては従来、図14に示すように、一方のアームにバルクの可動反射鏡5を配したマイケルソン型干渉計が知られている(非特許文献1)。
図14において、1は低コヒーレンス光源、2−1〜4は光路、3はビームスプリッタ、4は被測定物、5は可動反射鏡、6は受光器(O/E変換器)である。
ここで、可動反射鏡5を図中矢印で示すように移動させアームの長さを変えることによって、他方のアームの被測定物4からの反射光の成分中、可動反射鏡5からの反射光と長さがほぼ一致したもののみと干渉が生じる。
切断部では反射光強度にピークが生じるため、本手法により切断部の位置を高精度で特定することができる。
低コヒーレンス光源1のコヒーレンス長(別名、可干渉距離:光を2つに分け、異なる長さを伝搬させた後、再び合波したときに干渉が起きる長さの差の上限の目安を与える距離)Lcは、光源のスペクトル形状がガウス型の場合、次式で与えられる。
λ0:光源の中心波長、
Δλ:光源のスペクトル半値全幅、
である。
低コヒーレンス光源1のλ0、Δλがそれぞれ、1550nm,50nmと典型的な値の場合、Lcは約48μmとなる。
従ってこの光源を用いることにより、図14は反射型構成の測定系であるため、24μm程度以下の高測定分解能が得られる。
http://www.ando.co.jp/products/mid/mid-index.htm 安藤電気カタログ、"高分解能リフレクトメータAQ7410B。"
そのため、(1)振動等の外乱による測定誤差の発生、(2)装置の大型化、(3)高速測定が困難、などの欠点があった。
本発明は、上記従来技術に鑑みて成されたものであり、可動部分をなくす、あるいは必要最小限とし、小型かつ外乱による影響を受けにくくし、また測定の高速化も可能である光センサを提供することを目的とするものである。
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2K-2ΔL,2K-1ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項12に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項13に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項14に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項15に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項16に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項17に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項18に係る光センサは、
低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする。
また高速位相調整が可能な導波路材料を適用することによって、高速に遅延を変化させることができる。
その結果、小型かつ外乱による影響を受けにくく、高速測定が可能な優れた光センサを実現することができる。
そのため、長さ調節部分の可動部分の除去ができ、小型かつ外乱による影響を受けにくく、測定時間を短縮可能な光センサを構成することができる。
本実施形態の光センサは、シリコン基板上に形成した石英平面光波回路7、低コヒーレンス光源8、石英導波路9−1〜5、方向性結合器10、可変遅延線11、反射鏡12、受光器13、光ファイバ14、を備える2アーム光マイケルソン型干渉計である。
石英導波路では実現不可能な受発光素子である低コヒーレンス光源8は半導体あるいは光ファイバ素子{発光ダイオード(LED)、高輝度発光ダイオード(SLD)、希土類ドープ光ファイバ増幅器あるいは半導体レーザ増幅器の自然放出光(ASE光源)など}、受光器13は半導体素子を用い、平面光波回路にハイブリッド集積している。
被測定物15は光ファイバ14を用いて石英平面光波回路7と接続している。
被測定物15を石英平面光波回路7中に配置して測定することも可能であるが、被測定物15の入れ替えを考慮して簡便で汎用的なファイバ接続の例を示した。
可変遅延線11の構成例を図2に示す。
図1で図2の可変遅延線を使用した場合、請求項9の実施例に相当する。
図2の可変遅延線は、入力導波路17−1,2、一方のアーム上(クラッド上)に熱光学位相シフト用薄膜ヒータ(クロム、窒化タンタル等)18−1〜K+1(Kは1以上の整数)を配置した対称マッハツェンダ干渉計型2×2光スイッチ19−1〜19−K+1、非対称アーム対20a−1〜K,20b−1〜K、出力導波路21−1,2、位相調節部22、から構成されている。
非対称アーム対20a−1〜K,20b−1〜Kの長さの差ΔLKは本構成例ではΔLK=2K-1ΔLlと設定する。ただし、ΔLlは20a−1,20b−1の長さの差である。
2×2光スイッチ19−1〜19−K+1のスイッチング状態を変化させることによって、入力導波路17−1,2と出力導波路21−1,2間の特性として、0〜(2K−1)ΔL1の範囲をΔL1刻みで可変可能な計2K通りの相対遅延を最小構成で実現することができる。高々K=10で、1000点以上の測定を行うことができる。
反射型構成であるため、往復で、0〜(2K−1)2ΔL1の範囲を2ΔL1刻みで可変可能な計2K通りの相対遅延特性を得ることができる。
低コヒーレンス光源8の導波路内でのコヒーレンス長Lcを2ΔL1より小さく設定した場合、簡単のため石英導波路の等価屈折率と15の屈折率が同一と仮定すると、分解能ΔL1で15の長手方向の状態を測定可能となる。
位相調節部22はΔLKの作製誤差を補正するために用いられ、熱光学位相シフト用薄膜ヒータ18と同様に薄膜ヒータが用いられる。
熱光学位相シフトは、可変範囲、設定精度がそれぞれ、波長程度、波長の200分の1程度であるため、nmオーダの精度での長さ調節が可能となる。またμm以下オーダステップでの長さ調節部としては、位相シフタの縦続接続構成を用いることができる。
また、反射鏡12としては、1本の導波路の2箇所を50%結合方向性結合器で結合したループミラー(Sagnacミラー)、導波路型グレーティングなどの他、導波路端面に蒸着した金属などを用いることもできる。
ここで、図1,2の構成を用いる場合の被測定物スキャン測定時間Tmは、19のスイッチング時間をTsとすると、以下の式で表される。
長さ100mmの被測定物を分解能20μmで測定するものとすると、石英導波路あるいはポリマー導波路などの熱光学屈折率変化(Ts≒ms)を用いる場合、Tm≒5sとなる。
半導体導波路、強誘電体導波路、ポリマー導波路などの電気光学効果等の高速屈折率変化を用いる場合は、Ts<nsとすることは容易なので、Tm<5μsとすることができる。
そのため図1,2に示す可動部分無しの構成を用いることによって、半導体導波路、強誘電体導波路を可変遅延線部に適用した場合には6桁以上の測定高速化が可能となり、石英導波路の適用でも従来構成程度オーダの速度での測定が小型の装置で可能となる。
図1で図3(a)の可変遅延線を使用した場合、請求項10の実施例に相当する。
図3(a)に示すように、この可変遅延線は、入力導波路24−1,2、干渉計型2×2光スイッチ25−1〜K+1、非対称アーム対26a−1〜K,26b−1〜K、出力導波路27−1,2、位相調節部28、から構成されている。
干渉計型2×2光スイッチ25の構成例を図3(b)に示す。
薄膜ヒータ32−1,3を用い位相調節を行うことによって、アーム31a−1とアーム31b−1間、アーム31a−3とアーム31b−3間の位相をπ/2に設定する。
この場合、入力導波路29−1,2とアーム31a−2,31b−2間、アーム31a−2,31b−2と出力導波路33−1,2間の強度特性として、結合率50%の方向性結合器(3dB方向性結合器)を等価的に実現できる。
これに対し図3では、方向性結合器30−1〜4が50%からずれた場合でも、薄膜ヒータ32−1,3の調節により対称マッハツェンダ型干渉計1段の特性として3dB方向性結合器が実現できるため、干渉計型2×2光スイッチ25−1〜K+1全体の特性として良好な消光比のスイッチング特性が得られる。
干渉計型2×2光スイッチ25−1〜K+1は、対称マッハツェンダ型干渉計の2つの出力部と、他の対称マッハツェンダ型干渉計の2つの入力部とを接続した、2段縦続接続対称マッハツェンダ型干渉計構成と言い替えることもできる。
図4(a)に示すように、この可変遅延線は、入力導波路34−1、2、干渉計型2×2光スイッチ35−1〜K+1、非対称アーム対36a−1〜K,36b−1〜K、出力導波路37−1,2、位相調節部38、から構成されている。
干渉計型2×2光スイッチ35−1〜K+1の構成例を図4(b)或いは図4(c)に示す。
図4(a)の干渉計型2×2光スイッチ35−1〜K+1として、図4(b)或いは図4(c)に示すものを使用した場合、それぞれ、請求項11,12の実施例に相当する。
また、図4(c)において干渉計型2×2光スイッチ35−1〜K+1は、入力導波路44−1,2、方向性結合器45−1〜6、対称アーム対46a−1〜3,46b−1〜3、薄膜ヒータ47−1〜3、出力導波路48−1〜4、から構成される。
図4(b)或いは図4(c)のいずれの構成も、対称マッハツェンダ型干渉計2段を、1ポートずつを縦続接続する構成を取っているため、対称マッハツェンダ干渉計型2×2光スイッチ19−1〜19−K+1よりも良好な消光特性を得ることができる。
また、可変遅延線11として、非対称アーム対の両端に対称マッハツェンダ型2×2スイッチを配置したものを単位とした非対称マッハツェンダ型干渉計を複数用意し、各非対称マッハツェンダ型干渉計の一方のアームを互いに接続する構成も用いることができる。
本実施形態の光センサは、基板上に形成した導波回路49、低コヒーレンス光源50、導波路51−1〜N+3、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ52、可変遅延線53、反射鏡54、受光器55、光ファイバ56−1〜N−1、を備えるNアーム光マイケルソン型干渉計である。
図6は、一方のポートに位相調節部58−1〜7を備えた対称マッハツェンダ型2×2光スイッチ59−1〜7をツリー状に縦続接続している。
その他、Y分岐型1×2ディジタル光スイッチをツリー状に縦続接続し、その入力部に方向性結合器の一方の出力ポートを接続する構成なども考えられる。
2入力N出力光スイッチ52で低コヒーレンス光源50からの低コヒーレンス光を導波路51−2〜Nのいずれか1つと導波路51−N+1に切り替え、可変遅延線53での遅延変化を利用して被測定物57の長手方向分布計測を行う。
この操作を異なる(N−1)本の導波路51−2〜Nに対して1回ずつ計(N−1)回繰り返す。
なお、直線方向位置分布の分解能は、光ファイバ56−1〜N−1の配置位置に依存する。
なお、光ファイバ56−1〜N−1を被測定物57に対して2次元平面的に接続する場合、被測定物57の長手方向分布と光ファイバ56−1〜N−1に対して垂直方向の平面位置分布の情報、すなわち3次元分布情報を得ることができる。
図7(a)においては、図5の破線部6Aに相当する部分のみを示し、60−1〜3,61−1〜3,62はそれぞれ、位相調節部、対称マッハツェンダ型2×2光スイッチ、被測定物である。
簡単のため2層積層導波路構造を用い、2×4ツリー状スイッチを用いた例を示す。
図7(b)、図7(c)はそれぞれ、図7(a)中の矢印で示した方向のA−A’断面図、B−B’導波路断面図である。図7(b)においては、内部の導波路構成を破線で示している。
図7(a)に示すように、太線と細線が重なった部分で、上下方向に方向性結合器が構成されている。
なお簡単のため2層積層導波路を用いた例を示したが、さらなる多層化によって測定点を増加させることができる。
図7の構成は図5のように光ファイバ56を用いないので、系の簡略化、小型化を図ることができる。
以上説明した2次元および3次元分布を可動部無しに測定する技術もまた、従来技術では実現不可能である。
図において、本実施形態の光センサは、基板上に形成した導波回路63、低コヒーレンス光源64、導波路65−1〜N+3、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ66、可変遅延線67、反射鏡68、受光器69、電気配線70−1〜N+2、同期検波器71、電気発振器72,1入力多出力電気スイッチ73、光変調器74−1〜N−1、光ファイバ75−1〜N−1、を備えるNアーム光マイケルソン型干渉計である。
1入力多出力電気スイッチ73を用いて電気発振器72の出力信号を切り替え、光変調器74−1〜N−1のいずれか1つを駆動して光に強度あるいは位相などの変調をかける。
同期検波器71による同期検波を用いて(N−1)個の導波路65−2〜Nを通過する光の分離を行い、可変遅延線67での遅延変化を利用して被測定物76の長手方向分布計測を行う。
この操作を異なる導波路65−2〜Nに対して1回ずつ計(N−1)回繰り返し、被測定物76の2次元あるいは3次元分布情報を得ることができる。
なお、電気発振器72と、対応する同期検波器71を(N−1)個ずつ用意し、1入力多出力電気スイッチ73を用いず電気発振器72の出力を直接用いて光変調器74−1〜N−1をそれぞれ異なる周波数で変調することによって、被測定物76からの(N−1)個の反射光を同時に測定することができる。
そのため電気装置数は増加するものの、図8の構成と比較して測定時間を(N−1)分の1以下に低減することができる。
本実施形態の光センサは、基板上に形成した導波回路77、低コヒーレンス光源78、導波路79−1〜5、方向性結合器80、可変遅延線81、反射鏡82、受光器83、被測定物84を設置する可動機構(図示省略)、を備える2アーム光マイケルソン型干渉計である。
可動機構をMEMSとすれば、請求項13の実施例に相当する。
可動機構により被測定物84を導波路79−2に対して垂直面内で移動させた場合、複数のプローブ(導波路あるいはファイバ)を接触させる必要のない小型の系で被測定物84の3次元分布を測定することができる。
本実施形態の光センサは、シリコン基板上に形成した石英平面光波回路85、低コヒーレンス光源86、導波路87−1〜8、2個の方向性結合器88−1,2、可変遅延線89、受光器90、光ファイバ91−1,2、を備える2アーム光マッハツェンダ型干渉計である。
本実施形態においては、被測定物の反射光ではなく、その透過光を用いて低コヒーレンス光源による分布型干渉測定を行うものである。
方向性結合器88−1,2の結合率を変化させる、または、導波路87−2,3,6,7のいずれか一つに可変光アッテネータを配置することによって、マイケルソン型干渉計と同様に両アームの損失を同じにすることができ、高精度に測定を行うことができる。
可変遅延線89の遅延量を変化させアームの長さを変えることによって、他方のアームの被測定物92からの透過光の成分中、可変遅延線89からの透過光と長さがほぼ一致したもののみと干渉が生じる。
その干渉光強度を測定することによって、被測定物92の長手方向の状態を計測することができる。
低コヒーレンス光源86の導波路内でのコヒーレンス長LcをΔL1より小さく設定した場合、簡単のため石英導波路の等価屈折率と被測定物92の屈折率が同一と仮定すると、分解能ΔL1で被測定物92の長手方向の状態を測定可能となる。
本実施形態の光センサは、シリコン基板上に形成した石英平面光波回路93、低コヒーレンス光源94、導波路95−1〜2N+4,1入力N出力の光スイッチ96,N入力1出力の光スイッチ97、可変遅延線98、受光器99、光ファイバ100−1〜2N−2、を備えるNアーム光マッハツェンダ型干渉計である。
1入力N出力光スイッチ96は、図6に示す構成例のもので入力ポートの一方を用いることにより実現できる。
N入力1出力光スイッチ97は、上記構成を左右反転させた構成により実現可能となる。
また、光スイッチ97は、単純なコンバイナ構成とすることもできるが、この場合、光スイッチ構成と比較して損失が増大する。
この操作を異なる(N−1)本の導波路95−2,4,6,...,2N−2,2Nに対して1回ずつ計(N−1)回繰り返す。
本操作により被測定物101の長手方向分布と光ファイバ100に対して垂直方向の位置分布の情報、すなわち2次元あるいは3次元分布情報を得ることができる。
本実施形態の光センサは、基板上に形成した導波回路102、低コヒーレンス光源103、導波路104−1〜2N+4、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ105、N入力1出力の光コンバイナ106、可変遅延線107、受光器108、電気配線109−1〜N+2、同期検波器110、電気発振器111,1入力多出力電気スイッチ112、光変調器113−1〜N−1、光ファイバ114−1〜2N−2、を備えるNアーム光マッハツェンダ型干渉計である。
低コヒーレンス光源103からの低コヒーレンス光をスプリッタ105で導波路104−2,4,6,...,2N,2N+2に分配する。
同期検波器110による同期検波を用いて(N−1)個の導波路104−3,5,7,....,2N−1,2N+1を通過する光の分離を行い、可変遅延線107での遅延変化を利用して被測定物115の長手方向分布計測を行う。
この操作を異なる導波路104−3,5,7,...,2N−1,2N+1に対して1回ずつ計(N−1)回繰り返すことによって、被測定物115の2次元あるいは3次元分布情報を得ることができる。
なお、電気発振器111と、対応する同期検波器110を(N−1)個ずつ用意し、1入力多出力電気スイッチ112を用いず電気発振器111の出力を直接用いて光変調器113−1〜N−1をそれぞれ異なる周波数で変調することによって、導波路104からの(N−1)個の透過光を同時に測定することができる。
そのため電気装置数は増加するものの、図12の構成と比較して測定時間を(N−1)分の1以下とすることができる。
本実施形態の光センサは、基板上に形成した導波回路116、低コヒーレンス光源117、導波路118−1〜8、2個の方向性結合器119−1,2、可変遅延線120、受光器121、被測定物122を可動可能な可動機構(図示省略)、を備える2アーム光マッハツェンダ型干渉計である。
可動機構をMEMSとすれば、請求項13の実施例に相当する。
被測定物122を導波路118−2,3に対して垂直面内で移動させた場合、複数のプローブ(導波路あるいはファイバ)を接触させる必要がない小型の系で被測定物122の3次元分布を測定することができる。
2−1〜4 光路
3 ビームスプリッタ
4 被測定物
5 可動反射鏡
6 受光器(O/E変換器)
7 石英平面光波回路
8 低コヒーレンス光源
9−1〜5 石英導波路
10 方向性結合器
11 可変遅延線
12 反射鏡
13 受光器
14 光ファイバ
15 被測定物
17−1,2 入力導波路
18−1〜K+1 薄膜ヒータ
19−1〜19−K+1 対称マッツェンダ干渉計型2×2光スイッチ
20a−1〜K,20b−1〜K 非対称アーム対
21−1,2 出力導波路
22 位相調節部
24−1,2 入力導波路
25−1〜K+1 干渉計型2×2光スイッチ
26a−1〜K,26b−1〜K 非対称アーム対
27−1,2 出力導波路
28 位相調節部
29−1,2 入力導波路
30−1〜4 方向性結合器
31a−1〜3,31b−1〜3 対称アーム対
32−1〜3 薄膜ヒータ
33−1,2 出力導波路
34−1,2 入力導波路
35−1〜K+1 干渉計型2×2光スイッチ
36a−1〜K,36b−1〜K 非対称アーム対
37−1,2 出力導波路
38 位相調節部
39−1〜4 入力導波路
40−1〜6 方向性結合器
41a−1〜3,41b−1〜3 対称アーム対
42−1〜3 薄膜ヒータ
43−1,2 出力導波路
44−1,2 入力導波路
45−1〜6 方向性結合器
46a−1〜3,46b−1〜3 対称アーム対
47−1〜3 薄膜ヒータ
48−1〜4 出力導波路
49 導波回路
50 低コヒーレンス光源
51−1〜N+3 導波路
52 光スイッチ
53 可変遅延線
54 反射鏡
55 受光器
56−1〜N−1 光ファイバ
57 被測定物
58−1〜7 位相調節部
59−1〜7 対称マッツェンダ型2×2光スイッチ
60−1〜3 位相調節部
61−1〜3 対称マッツェンダ型2×2光スイッチ
62 被測定物
63 導波回路
64 低コヒーレンス光源
65−1〜N+3 導波路
66 光スプリッタ
67 可変遅延線
68 反射鏡
69 受光器
70−1〜N+2 電気配線
71 同期検波器
72 電気発振器
73 1入力多出力電気スイッチ
74−1〜N−1 光変調器
75−1〜N−1 光ファイバ
76 被測定物
77 導波回路
78 低コヒーレンス光源
79−1〜5 導波路
80 方向性結合器
81 可変遅延線
82 反射鏡
83 受光器
84 可動機構に設置された被測定物
85 石英平面光波回路
86 低コヒーレンス光源
87−1〜8 導波路
88−1,2 方向性結合器
89 可変遅延線
90 受光器
91−1,2 光ファイバ
92 被測定物
93 石英平面光波回路
94 低コヒーレンス光源
95−1〜2N+4導波路
96 1入力N出力光スイッチ
97 N入力1出力光スイッチ
98 可変遅延線
99 受光器
100−1〜2N−2 光ファイバ
101 被測定物
102 導波回路、
103 低コヒーレンス光源
104−1〜2N+4 導波路
105 光スプリッタ
106 光コンバイナ
107 可変遅延線
108 受光器
109−1〜N+2 電気配線
110 同期検波器
111 電気発振器
112 1入力多出力電気スイッチ
113−1〜N−1 光変調器
114−1〜2N−2 光ファイバ
115 被測定物
116 導波回路
117 低コヒーレンス光源
118−1〜8 導波路
119−1,2 方向性結合器
120 可変遅延線
121 受光器
122 可動機構に設置された被測定物
Claims (18)
- 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の一方の出力部と他方の入力部とを、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ長さが等しい導波路ペアを用いて接続した、K+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2K-2ΔL,2K-1ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部のそれぞれ一方の出力と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部とを接続したK+1個の多段干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スイッチの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スイッチの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スイッチの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スイッチの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム端はいずれも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、光反射部、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マイケルソン型干渉計であって、該光スプリッタの入力部の一方に該低コヒーレンス光源を、他方に該受光器をそれぞれ接続し、該光スプリッタの出力部に接続するN個のアームのうち、該光スプリッタの出力部と該光反射部とを結ぶ該干渉計の1個のアーム中に可変遅延線を配置し、該光スプリッタの出力部に接続する他の(N−1)個のアーム中に光変調器をそれぞれ配置すると共に当該アーム端は何れも被測定物接続用とし、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ該干渉計の2個のアームは、可変遅延線を配置した一方のアームと、被測定物配置用の他方のアームからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スイッチ、N入力1出力の光スイッチ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スイッチ間を結ぶN個の光路は、被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、1入力N出力(Nは3以上の整数)の光スプリッタ、N入力1出力の光コンバイナ、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有するNアーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該光スプリッタと該光コンバイナ間を結ぶN個の光路は、光変調器を配置すると共に被測定物配置用の(N−1)個の光路と、可変遅延線を配置した1個の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。 - 低コヒーレンス光源、2個の方向性結合器、受光器、およびこれらを光学的に接続する光路を有する2アーム光マッハツェンダ型干渉計であって、該2個の方向性結合器間を結ぶ2個の光路は、可動機構によって可動可能な被測定物配置用の一方の光路と、可変遅延線を配置した他方の光路とからなり、
前記可変遅延線は、長さの差がΔL,2ΔL,4ΔL、…、2 K-2 ΔL,2 K-1 ΔLであるK個(Kは1以上の整数)の遅延線ペア間および両端の遅延線ペアの前後を、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ対称マッハツェンダ型干渉計の両方の出力部と、少なくとも一方のアーム上に位相調節部を持つ2つの対称マッハツェンダ型干渉計の両方の入力部のそれぞれ一方の入力とを接続したK+1個の干渉計で接続し、入出力部、遅延線部の少なくとも1箇所に位相調節部を有する
ことを特徴とする光センサ。
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