JP2002044058A - 冗長構成を有する伝送装置 - Google Patents

冗長構成を有する伝送装置

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JP2002044058A
JP2002044058A JP2000223568A JP2000223568A JP2002044058A JP 2002044058 A JP2002044058 A JP 2002044058A JP 2000223568 A JP2000223568 A JP 2000223568A JP 2000223568 A JP2000223568 A JP 2000223568A JP 2002044058 A JP2002044058 A JP 2002044058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高密度実装が可能で且つ障害時におけるI/F
部の切替動作を迅速に行うことが可能な冗長構成を有す
る伝送装置を提供する。 【解決手段】制御部12は、系切替の必要が生じた場合
に、待機系である基本ユニット1系I/F部14に対
し、現用系への切替要求を出力し、基本ユニット1系I
/F部14は、現用系である基本ユニット0系I/F部
16に対し、待機系への切替要求を出力し、待機系であ
る増設ユニット1系I/F部24に対し、系の切替要求
を設定したユニット間通信フレームを送出するととも
に、所定のタイミングで現用系に切り替わり、基本ユニ
ット0系I/F部16は、所定のタイミングで待機系に
切り替わる。また、増設ユニット1系I/F部24は、
現用系である増設ユニット0系I/F部26に対し、待
機系への切替要求を出力するとともに、所定のタイミン
グで現用系に切り替わり、増設ユニット0系I/F部2
6は、所定のタイミングで待機系に切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長構成を有する
伝送装置に関し、特に、現用・予備の切替を行う伝送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に伝送装置は、1の基本ユニット
と、この基本ユニットに接続される1又は複数の増設ユ
ニットによって構成される。増設ユニットは、収容回線
数の増加に応じて随時増設可能なものであり、基本ユニ
ットと各増設ユニットとの間は、それぞれ異なる信号線
で接続され、相互にユニット間通信フレームの送受信が
できるようになっている。
【0003】図4に従来の伝送装置におけるユニット間
接続の一例を示す。同図に示すように、基本ユニット1
02は、現用系としての0系インターフェース(I/
F)部104、待機系としての1系インターフェース
(I/F)部106を備えている。同様に増設ユニット
112は、現用系としての0系インターフェース(I/
F)部114、待機系としての1系インターフェース
(I/F)部116を備えている。
【0004】各I/F部の送端側は、接続相手のユニッ
トの各I/F部の受端側のそれぞれと信号線により接続
されている。すなわち、各I/F部の受端側は、接続相
手のユニットの各I/F部の送端側のそれぞれと接続さ
れており、セレクタによる切替動作で何れかのI/F部
の送端側を選択するようになっている。この選択方式
は、マルチ出力受端選択方式と呼ばれるものである。
【0005】例えば、通常運用時においては、0系I/
F部104と0系I/F部114が動作し、0系I/F
部104の送端側から送出されたユニット間通信フレー
ムは0系I/F部114の受端側で受信され、0系I/
F部114の送端側から送出されたユニット間通信フレ
ームは0系I/F部104の受端側で受信される。しか
し、増設ユニット112内の0系I/F部114に異常
が生じた場合には、ソフトウェア制御により、基本ユニ
ット102内の0系I/F部104の受端側のセレクタ
105が切り替えられ、増設ユニット112内の1系I
/F部116の送端側と接続されるとともに、増設ユニ
ット112内の1系I/F部116の受端側のセレクタ
117が切り替えられ、基本ユニット102内の0系I
/F部104の送端側と接続される。以上の切替動作に
より、0系I/F部104と1系I/F部116との間
でフレーム伝送が行われることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにマルチ出力受端選択方式を採用すると、ユニッ
ト間を接続する信号線の本数が多くなるため、高密度実
装が要求される現在では、必ずしも適切な方式ではな
い。また、上述したような切替動作を行う際には、各ユ
ニットの制御部(CPU)同士がファームウェア(F/
W)通信処理により、複数のセレクタに対して制御を行
うため、切替完了までに時間を要することがあった。こ
のため、高密度実装が可能で且つ障害時におけるI/F
部の切替動作を迅速に行うことが可能な冗長構成を有す
る伝送装置が要求されていた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は高密度実装が可能で且つ障害時に
おけるI/F部の切替動作を迅速に行うことが可能な冗
長構成を有する伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の冗長構成を有する伝送装置は、現用系及び
待機系として使用される一対のインターフェース部を備
えた第1のユニットと、現用系及び待機系として使用さ
れる一対のインターフェース部を備え、前記第1のユニ
ットとデータ通信を行う第2のユニットと、前記第1及
び第2のユニットの各インターフェース部の現用系と待
機系の切替を制御する制御部とを有するものであり、前
記第1及び第2のユニットの各インターフェース部は、
それが待機系である場合に、前記制御部から送られる現
用系への切替要求に応じて、それと対をなす現用系の前
記インターフェース部に待機系への切替要求を送信する
切替要求送信部、及び他のユニットの待機系のインター
フェース部に対し、現用系と待機系の切替要求を設定し
たユニット間通信フレームを送信するフレーム送信部
と、それが現用系である場合に、前記待機系への切替要
求を受信する切替要求受信部と、現用系と待機系の切替
を所定のタイミングで行う切替制御部とを備える。
【0009】この場合において、所定のクロックパルス
を生成するクロックパルス生成手段を更に備え、前記各
切替制御部は、前記生成されたクロックパルスに基づい
て、現用系と待機系の切替タイミングの同期を取ること
が好ましい。
【0010】また、前記フレーム送信部は、更に前記現
用系と待機系の切替要求のビット列を反転したビット列
を設定した前記ユニット間通信フレームを送信すること
が好ましい。
【0011】また、前記フレーム送信部は、更に所定の
フレーム同期パターン設定した前記ユニット間通信フレ
ームを送信することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る伝
送装置の構成例を示すブロック図である。同図に示す伝
送装置2は、基本ユニット4、増設ユニット6を備えて
おり、これら基本ユニット4と増設ユニット6との間
で、ユニット間通信フレームのやりとりが行われる。
【0013】基本ユニット4は、制御部12、基本ユニ
ット1系インターフェース(I/F)部14、基本ユニ
ット0系インターフェース(I/F)部16、クロック
生成部18を備えて構成されている。一方、増設ユニッ
ト6は、制御部22、増設ユニット1系インターフェー
ス(I/F)部24、増設ユニット0系インターフェー
ス(I/F)部26、クロック生成部28を備えて構成
されている。
【0014】基本ユニット4と増設ユニット6の間は、
基本ユニット0系I/F部16と増設ユニット0系I/
F部26が、基本ユニット4から増設ユニット6へ向か
うデータを伝送する信号線(下り回線)32及び増設ユ
ニット6から基本ユニット4へ向かうデータを伝送する
信号線(上り回線)34によって接続され、基本ユニッ
ト1系I/F部14と増設ユニット0系I/F部24
が、基本ユニット4から増設ユニット6へ向かうデータ
を伝送する信号線(下り回線)36及び増設ユニット6
から基本ユニット4へ向かうデータを伝送する信号線
(上り回線)38によって接続されている。
【0015】なお、以下においては、基本ユニット0系
I/F部16及び増設ユニット0系I/F部26が現用
系、基本ユニット1系I/F部14及び増設ユニット1
系I/F部24が待機系となっており、現用系である基
本ユニット0系I/F部16及び増設ユニット0系I/
F部26の間で、ユニット間通信フレームのやりとりが
行われているときに、系切替が発生する場合について説
明する。
【0016】基本ユニット4の制御部12は、基本ユニ
ット4及び増設ユニット6内の各I/F部の系切替を制
御するものである。具体的には、制御部12は、外部か
らの制御又は装置内の異常検出(例えば基本ユニット0
系I/F部16の障害発生)により、系切替の必要が生
じた場合には、待機系である基本ユニット1系I/F部
14に対し、待機系から現用系に切り替える要求を送出
する。
【0017】基本ユニット1系I/F部14は、ハード
ウェア(H/W)制御部40、ペア系制御送信部42、
ペア系制御受信部44、基本ユニット制御送信部46、
基本ユニット状態受信部48、スイッチ部49を備えて
いる。
【0018】H/W制御部40は、制御部12からの系
切替要求を受信すると、現用系である基本ユニット0系
I/F部16に対し、現用系から待機系に切り替える要
求を送出する。この系切替要求は、ペア系制御送信部4
2及びバックワイヤードボード(BWB)バス20を介
して基本ユニット0系I/F部16へ送られる。
【0019】また、H/W制御部40は、基本ユニット
0系I/F部16への系切替要求の送出と並行して、ユ
ニット間通信フレームの所定位置のタイムスロットに系
の切替要求、該系の切替要求のビット列を反転したビッ
ト列(以下、「切替要求反転ビット」と称する)及びフ
レーム同期パターンを設定する。
【0020】図2は、ユニット間通信フレームの一例を
示す図である。同図に示すユニット間通信フレームは、
10ビットのビット長を有するタイムスロットを315
6個分結合して構成される。このうち、1番目から30
16番目までのタイムスロットには、主信号のマッピン
グ領域として用いられている。また、3017番目のタ
イムスロットには、主信号マッピング領域のパリティビ
ットがマッピングされ、3018番目のタイムスロット
には、該パリティビットの反転ビットがマッピングされ
る。
【0021】このため、3019番目以降のタイムスロ
ットが未使用になっており、図3に示すように、これら
未使用のタイムスロットのうち、3141番目から31
48番目のタイムスロットにフレーム同期パターンが設
定される。また、3153番目のタイムスロットに系の
切替要求が設定され、3154番目のタイムスロットに
切替要求反転ビットが設定される。なお、3155番目
のタイムスロットには、運用状態が設定されるが、この
運用状態の設定方法については後述する。
【0022】H/W制御部40は、このようにして系の
切替要求、切替要求反転ビット及びフレーム同期パター
ンを設定したユニット間通信フレームを、基本ユニット
制御送信部46及び下り回線36を介して、増設ユニッ
ト6の待機系である増設ユニット1系I/F部24へ送
出する。
【0023】上述した基本ユニット0系I/F部16に
対する系の切替要求の送出と、増設ユニット1系I/F
部24に対するユニット間通信フレームの送出の後、H
/W制御部40は、所定のタイミングでスイッチ49を
オフ状態からオン状態にする。これにより、基本ユニッ
ト1系I/F部14は、待機系から現用系に切り替わる
ことになる。
【0024】基本ユニット0系I/F部16は、ハード
ウェア(H/W)制御部50、ペア系制御送信部52、
ペア系制御受信部54、基本ユニット制御送信部56、
基本ユニット状態受信部58、スイッチ部59を備えて
いる。
【0025】ペア系制御受信部54は、基本ユニット1
系I/F部14からの系の切替要求を受信し、H/W制
御部50へ送出する。H/W制御部50は、この系の切
替要求を受信すると、所定のタイミングでスイッチ59
をオン状態からオフ状態にする。これにより、基本ユニ
ット0系I/F部16は、現用系から待機系に切り替わ
ることになる。
【0026】増設ユニット1系I/F部24は、ハード
ウェア(H/W)制御部60、ペア系制御送信部62、
ペア系制御受信部64、増設ユニット状態送信部66、
増設ユニット制御受信部68、スイッチ部69を備えて
いる。
【0027】増設ユニット制御受信部68は、基本ユニ
ット1系I/F部14からのユニット間通信フレームを
受信し、H/W制御部60へ送出する。H/W制御部6
0は、このユニット間通信フレーム内のフレーム同期パ
ターンを検出する。図3に示したように、ユニット間通
信フレームには、フレーム同期パターンの4タイムスロ
ット後に系の切替要求と切替要求反転ビットが設定され
ている。このため、H/W制御部60は、フレーム同期
パターンを検出した場合には、その4タイムスロット後
に系の切替要求と切替要求反転ビットが設定されている
と判断し、これら系の切替要求と切替要求反転ビットを
抽出する。
【0028】系の切替要求と切替要求反転ビットの抽出
後、H/W制御部60は、切替要求反転ビットが系の切
替要求のビット列を反転したものになっているか否かを
判定する。このような判定を行うことにより、系の切替
要求の信頼性を判断することができる。すなわち、切替
要求反転ビットが系の切替要求のビット列を反転したも
のになっていれば、系の切替要求にビット誤りが生じて
いる可能性は極めて小さく、該系の切替要求の信頼性は
高いといえる。一方、切替要求反転ビットが系の切替要
求のビット列を反転したものになっていなければ、系の
切替要求ににビット誤りが生じている可能性は大きく、
該系の切替要求の信頼性は低いといえる。
【0029】系の切替要求の信頼性を判定した後、H/
W制御部60は、現用系である増設ユニット0系I/F
部26に対し、現用系から待機系に切り替える要求を送
出する。この系切替要求は、ペア系制御送信部62及び
バックワイヤードボード(BWB)バス30を介して増
設ユニット0系I/F部26へ送られる。
【0030】上述した増設ユニット0系I/F部26に
対する系の切替要求の送出の後、H/W制御部60は、
所定のタイミングでスイッチ69をオフ状態からオン状
態にする。これにより、増設ユニット1系I/F部24
は、待機系から現用系に切り替わることになる。
【0031】なお、受信したユニット間通信フレーム内
の系の切替要求の信頼性が低い場合には、上述した増設
ユニット0系I/F部26に対する系の切替要求の送出
や、スイッチ69の切替は行わなくてもよい。
【0032】増設ユニット0系I/F部26は、ハード
ウェア(H/W)制御部70、ペア系制御送信部72、
ペア系制御受信部74、増設ユニット状態送信部76、
増設ユニット制御受信部78、スイッチ部79を備えて
いる。
【0033】ペア系制御受信部74は、増設ユニット1
系I/F部24からの系の切替要求を受信し、H/W制
御部70へ送出する。H/W制御部70は、この系の切
替要求を受信すると、所定のタイミングでスイッチ69
をオン状態からオフ状態にする。これにより、増設ユニ
ット0系I/F部26は、現用系から待機系に切り替わ
ることになる。
【0034】基本ユニット4のクロック生成部18は、
上述した各I/F部内のH/W制御部によるスイッチの
切替タイミングの同期を取るためのクロックパルスを生
成するものであり、生成したクロックパルスを基本ユニ
ット1系I/F部14のH/W制御部40と基本ユニッ
ト0系I/F部16のH/W制御部50とに供給すると
ともに、増設ユニット6のクロック生成部28に供給す
る。クロック生成部28は供給されたクロックパルスを
増設ユニット1系I/F部24のH/W制御部60と増
設ユニット0系I/F部26のH/W制御部70とに供
給する。
【0035】各I/F部のH/W制御部は、供給される
クロックパルスに基づいて、同時にスイッチを切り替え
る。これにより、各I/F部の系切替のタイミングを一
致させることができる。
【0036】以上のように、各I/F部のH/W制御部
がスイッチを切り替えることにより、系の切替が終了す
ると、基本ユニット1系I/F部14と増設ユニット1
系I/F部24が現用系、基本ユニット0系I/F部1
6と増設ユニット0系I/F部26が待機系となり、基
本ユニット4のBWBバス20と増設ユニット6のBW
Bバス30が基本ユニット1系I/F部14、下り回線
36、上り回線38及び増設ユニット1系I/F部24
によって接続され、これらを介してユニット間通信フレ
ームがやりとりされることになる。
【0037】系切替の終了後、増設ユニット1系I/F
部24内のH/W制御部60は、ユニット間通信フレー
ムの所定位置のタイムスロット(図4に示した3155
番目のタイムスロット)に、増設ユニット1系I/F部
24の運用状態(現用系)を設定し、増設ユニット状態
送信部66及び上り回線38を介して、基本ユニット1
系I/F部14へ送出する。
【0038】基本ユニット1系I/F部14の基本ユニ
ット状態受信部48は、このユニット間通信フレームを
受信し、H/W制御部40に送出する。H/W制御部4
0は、受信したユニット間通信フレームから増設ユニッ
ト1系I/F部24の運用状態を抽出し、基本ユニット
1系I/F部14の運用状態(現用系)とともに、制御
部12へ送出する。
【0039】同様に、増設ユニット0系I/F部26内
のH/W制御部70は、ユニット間通信フレームの所定
位置のタイムスロット(図3に示した3155番目のタ
イムスロット)に、増設ユニット0系I/F部26の運
用状態(待機系)を設定し、増設ユニット状態送信部7
6及び上り回線34を介して、基本ユニット0系I/F
部16へ送出する。
【0040】基本ユニット0系I/F部16の基本ユニ
ット状態受信部58は、このユニット間通信フレームを
受信し、H/W制御部50に送出する。H/W制御部5
0は、受信したユニット間通信フレームから増設ユニッ
ト0系I/F部26の運用状態を抽出し、基本ユニット
0系I/F部16の運用状態(待機系)とともに、制御
部12へ送出する。
【0041】制御部12は、これらの運用状態を受信す
ることにより、各I/F部の運用状態を認識し、系切替
が終了したか否かを判断することが可能となる。
【0042】このように、伝送装置2のI/F部間の接
続状態は、基本ユニット0系I/F部16が下り回線3
2及び上り回線34を介して増設ユニット0系I/F部
26のみと接続され、基本ユニット1系I/F部14が
下り回線36及び上り回線38を介して増設ユニット1
系I/F部24のみと接続されている。このため、マル
チ出力受端選択方式と比較すると、接続する信号線の本
数が少なくなり、高密度実装に適したものとなる。ま
た、伝送装置2では、系の切替制御をハードウェア処理
により行うため、切替完了までに時間を要することがな
い。
【0043】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。
【0044】例えば上述した実施形態では、基本ユニッ
ト0系I/F部16及び増設ユニット0系I/F部26
が現用系、基本ユニット1系I/F部14及び増設ユニ
ット1系I/F部24が待機系となっており、現用系で
ある基本ユニット0系I/F部16及び増設ユニット0
系I/F部26の間で、ユニット間通信フレームのやり
とりが行われているときに、系切替が発生する場合につ
いて説明したが、基本ユニット1系I/F部14及び増
設ユニット1系I/F部24が現用系、基本ユニット0
系I/F部16及び増設ユニット0系I/F部26が待
機系となっており、現用系である基本ユニット1系I/
F部14及び増設ユニット1系I/F部24の間で、ユ
ニット間通信フレームのやりとりが行われているとき
に、系切替が発生する場合についても同様に本発明を適
用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、高密度実装
が可能で且つ障害時におけるI/F部の切替動作を迅速
に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝送装置の構成例を示すブロック
図である。
【図2】ユニット間通信フレームの一例を示す図であ
る。
【図3】ユニット間通信フレームにおける、系の切替要
求、切替要求反転ビット、フレーム同期パターン及び運
用状態の設定位置の一例を示す図である。
【図4】従来の伝送装置におけるユニット間接続の一例
を示す図である。
【符号の説明】
2 伝送装置 4 基本ユニット 6 増設ユニット 12 制御部 14 基本ユニット1系I/F部 16 基本ユニット0系I/F部 18 クロック生成部 20 BWBバス 22 制御部 24 増設ユニット1系I/F部 26 増設ユニット0系I/F部 28 クロック生成部 30 BWBバス 32 下り回線 34 上り回線 36 下り回線 38 上り回線 40 H/W制御部 42 ペア系制御送信部 44 ペア系制御受信部 46 基本ユニット制御送信部 48 基本ユニット状態受信部 49 スイッチ部 50 H/W制御部 52 ペア系制御送信部 54 ペア系制御受信部 56 基本ユニット制御送信部 58 基本ユニット状態受信部 59 スイッチ部 60 H/W制御部 62 ペア系制御送信部 64 ペア系制御受信部 66 増設ユニット状態送信部 68 増設ユニット制御受信部 69 スイッチ部 70 H/W制御部 72 ペア系制御送信部 74 ペア系制御受信部 76 増設ユニット状態送信部 78 増設ユニット制御受信部 79 スイッチ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系及び待機系として使用される一対
    のインターフェース部を備えた第1のユニットと、現用
    系及び待機系として使用される一対のインターフェース
    部を備え、前記第1のユニットとデータ通信を行う第2
    のユニットと、前記第1及び第2のユニットの各インタ
    ーフェース部の現用系と待機系の切替を制御する制御部
    とを有する伝送装置において、 前記第1及び第2のユニットの各インターフェース部
    は、 それが待機系である場合に、前記制御部から送られる現
    用系への切替要求に応じて、それと対をなす現用系の前
    記インターフェース部に待機系への切替要求を送信する
    切替要求送信部、及び他のユニットの待機系のインター
    フェース部に対し、現用系と待機系の切替要求を設定し
    たユニット間通信フレームを送信するフレーム送信部
    と、 それが現用系である場合に、前記待機系への切替要求を
    受信する切替要求受信部と、 現用系と待機系の切替を所定のタイミングで行う切替制
    御部と、を備えることを特徴とする冗長構成を有する伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 所定のクロックパルスを生成するクロッ
    クパルス生成手段を更に備え、 前記各切替制御部は、前記生成されたクロックパルスに
    基づいて、現用系と待機系の切替タイミングの同期を取
    ることを特徴とする請求項1に記載の冗長構成を有する
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記フレーム送信部は、更に前記現用系
    と待機系の切替要求のビット列を反転したビット列を設
    定した前記ユニット間通信フレームを送信することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の冗長構成を有する伝送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記フレーム送信部は、更に所定のフレ
    ーム同期パターン設定した前記ユニット間通信フレーム
    を送信することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の冗長構成を有する伝送装置。
JP2000223568A 2000-07-25 2000-07-25 冗長構成を有する伝送装置 Expired - Lifetime JP4423402B2 (ja)

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