JPH0697445B2 - コンピュータi/oシステムにおいて発生し得るスイッチングエラーの復旧装置 - Google Patents

コンピュータi/oシステムにおいて発生し得るスイッチングエラーの復旧装置

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JPH0697445B2
JPH0697445B2 JP3200085A JP20008591A JPH0697445B2 JP H0697445 B2 JPH0697445 B2 JP H0697445B2 JP 3200085 A JP3200085 A JP 3200085A JP 20008591 A JP20008591 A JP 20008591A JP H0697445 B2 JPH0697445 B2 JP H0697445B2
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    • G06F11/0793Remedial or corrective actions

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ入出力
(I/O)システム内において、チャネルと制御装置と
の間に設置するダイナミックスイッチに関するものであ
り、具体的には、ダイナミックスイッチのポートの間の
結合状態が不明になった時のエラーのような、発生し得
るスイッチングエラーが発生した際に、スイッチ結合を
元に戻す手続きに関する。
【0002】
【従来の技術および課題】スイッチと種々のリトライ機
能および制御機能は、先行技術において公知である。
A.C.ロメルファンガによる「通信制御装置用コマン
ドセット」(1971年12月、IBM技術開示速報Vo
l.14、No. 7、2233ページ〜2235ページ)
は、通信制御装置が複数システムに共有されている場
合、同一ネットワーク中においては、ターミナルがスイ
ッチ回線、非スイッチ回線のどちらに接続されていても
影響を受けることなく、情報の相互交換とメッセージ切
り換えを補助する通信制御装置用のコマンドセットの作
成を開示している。分離コマンドがセッションの通常の
終了のために使用される。リセットコマンドは、ある既
知の物理的結合状態を想定している。
【0003】M.I.スコールによる「フリーインタフ
ェイスへのコマンドリトライ機能の使用」(1972年
1月、IBM技術開示速報Vol.14、No. 8、2248
ページ)は、制御装置がコマンドを受信した後、それを
実行する以前に、自身をチャネルから分離できるチャネ
ルコマンドリトライ機能の使用を開示している。既知の
結合状態が存在するが、操作を行なっていも制御装置が
処理を行なえない、ある通常の状態が記述されている。
【0004】R.J.シェルダンらによる「複式ループ
通信装置におけるラップ操作のためのプロトコル」(1
972年9月のIBM技術開示速報Vol.25、No. 6、
284Dページ)は、システムがある特定の状態に回復
されたことを確認するメッセージ交換を開示している。
本開示においては、メッセージは、回復プロセスの積分
要素である。
【0005】1987年3月3日にジエナの「コンピュ
ータシステムの再始動のための方法と装置」に対して発
行された米国特許第4,648,031号は、通常終了
後または異常終了後の、コンピュータシステムの再始動
と、同システムの中断された各作業の再開と、データベ
ースの再構築のための回復ログの使用を開示している。
【0006】1987年5月12日にストロームらの
「分配処理システムにおける楽天的回復」に対して発行
された米国特許第4,665,520号は、過失許容性
のある分配システムを、メッセージの喪失にもかかわら
ず、障害から回復可能にする方法を開示している。その
開示技術により、回復に欠かせない情報の保持にかかる
処理費用を節減できる。種々の処理の状態が監視され、
メッセージの、先のメッセージに対する依存が追跡され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一つ以上の
チャネルと一つ以上の制御装置との間にダイナミックス
イッチを有する入出力システムに用いられる。あるチャ
ネルとある制御装置との間の、ダイナミックスイッチを
介した結合状態が不明になった時は、先の結合が分離さ
れた、または、依存していると確信していた結合が実際
には存在しないことがあり得る。または、スイッチポー
トの一つの組の間に存在していると確信していた結合
が、異なった組の間に存在していることがあり得る、と
の確信の下に、ある結合を試みることができる。これら
のどの場合にも、存在していると考えていた結合とは異
なった結合が存在している可能性がある。本発明は、結
合状態が不明になった時に、その結合をある既知の状態
に置く手段を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、各チ
ャネルと各制御装置はリンクレベル機器を有しており、
その各々はリンクによってダイナミックスイッチのポー
トの一つに連結される。各リンクレベル機器はリンクア
ドレスにより識別される。
【0009】結合復旧は、リンクレベル機器またはダイ
ナミックスイッチポートにより実施され、それに接続さ
れたリンクと、いずれであれ、他のリンクとの間に動的
結合が存在していれば、その結合を分離する。結合復旧
を行なうには、無条件分離(UD)シーケンスと無条件
分離応答(UDR)シーケンスとの連鎖交換を用いる。
ダイナミックスイッチ内に、結合状態に関し不明瞭な点
がある時にはリンクレベル機器が結合復旧を開始し、ま
た、影響を受けるリンクレベル機器の一方または両方が
事前に知ることなく、その間の結合が異常に分離されて
行く時にはポートが結合復旧を開始する。この連鎖交換
の目的は、結合復旧に関係している二つのリンクレベル
機器の内の一つに結合しようとしている可能性のある他
のリンクレベル機器から妨害を受けることなく、スイッ
チを確定された分離状態に置くことである。
【0010】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポートは、UDシーケンスを送信することにより、
結合復旧を開始する。UDシーケンスを認識するリンク
レベル機器またはダイナミックスイッチのポートは、U
Dシーケンスを送信して応答する。UDシーケンスを送
信しているリンクレベル機器またはダイナミックスイッ
チポートは、UDRシーケンスを認識すると、UDシー
ケンスの送信を停止し、アイドルキャラクタまたはフレ
ームの送信を開始し、復旧が完了したものと見なす。U
DRシーケンスを送信しているリンクレベル機器または
ダイナミックスイッチポートは、一組の連続アイドルキ
ャラクタまたは、二者択一的に、フレーム開始を受信し
たことを認識すると、UDRシーケンスの送信を停止
し、一連のキャラクタまたはフレームの送信を開始す
る。
【0011】UDRシーケンスの送信が終了し、一連の
アイドルキャラクタの送信またはフレームの送信が開始
されると、送信を行なっているリンクレベル機器は結合
復旧が完了したものと見なす。
【0012】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポートは、一旦結合復旧が完了したと見なすと、最
小限度数のアイドルキャラクタの送信が完了していなく
ても、フレームを受信することができ、それらのフレー
ムに応答することができる。このようにして、フレーム
により結合復旧が完了されると、そのフレームの受入れ
が可能となり、現状態に応じた適切な応答の送信が可能
になる。
【0013】これらのシーケンス交換中にリンクの障害
が確認されると、結合復旧は終了させられ、リンク障害
プロトコルが実行される。これらのシーケンス交換の途
中でオフライン手続きを開始させる条件が確認される
と、結合復旧は終了させられ、オフライン手続きが実施
される。
【0014】結合復旧手続きが、他のポートと動的に結
合しているあるポートにより開始されると、同手続き
は、その二つのポートの間の動的結合を除去し、他方の
ポートにも結合復旧手続きを実施させる。結合復旧手続
きが開始され、動的結合が除去されると、その二つのダ
イナミックスイッチポートは別々に結合復旧手続きを実
施し、各ポートは、自身の手続きを無事完了すると、新
たな結合を行なうことが可能となる。
【0015】UDシーケンスまたはUDRシーケンスが
静的通過状態にある一つのポートにより認識されると、
他方のポートは受信したそのシーケンスを自身のリンク
に送信するので、見かけ上、二地点間結合が存在してい
る。その静的結合は除去されないので、スイッチを介し
て他方のポートのリンクと結合された一つのポートのリ
ンクから受信された送信キャラクタの送信は、結合復旧
により影響を受けない。
【0016】従って、本発明の目的は、あるチャネルま
たは制御装置のリンクレベル機器が接続された、ダイナ
ミックスイッチのあるポートと、そのスイッチのもう一
つのポートとの間に結合が存在し、かつ、そのリンクレ
ベル機器またはダイナミックスイッチポートが、ダイナ
ミックスイッチを介した結合の状態に関して不明になっ
た場合に、その結合を復旧する機構を提供することにあ
る。
【0017】本発明のもう一つの目的は、コンピュータ
I/Oシステム内のあるスイッチを、結合復旧に関係し
た二つのリンクレベル機器の一つに結合しようとしてい
る可能性のある別のリンクレベル機器に妨害されること
なく、確定された分離状態に置くための、連鎖交換手続
きを提供することにある。
【0018】本発明のもう一つの目的は、各リンクレベ
ル機器の中とダイナミックスイッチの各ポートの中と
に、UDシーケンスを感知するとUDRシーケンスの送
信を開始するスイッチ復旧機器を提供することにある。
【0019】本発明のもう一つの目的は、各リンクレベ
ル機器の中とダイナミックスイッチの各ポートの中と
に、UDRシーケンスを感知すると、アイドルシーケン
スまたはフレームの送信を開始するスイッチ復旧機器を
提供することにある。
【0020】本発明のもう一つの目的は、ダイナミック
スイッチの各ポートの中に、そのポートに動的結合され
たポートがスイッチ結合復旧過程に移行すると、そのポ
ートもスイッチ結合復旧過程に移行するスイッチ復旧機
器を提供することにある。
【0021】本発明の、前述したまたは他の、目的、特
徴、利点は、図中に例示したような本発明の好ましい実
施態様を、より具体的に記述した以下の記述より明らか
になる。
【0022】
【実施例】図1は、データ処理システム内のI/Oシス
テムであって、そのデータ処理システムのチャネルサブ
システムと、制御装置との間に動的結合を形成すること
のできるI/Oシステムのブロックダイアグラムであ
る。そのI/Oシステムは、複数のポートPを有するダ
イナミックスイッチ10を備え、各ポートPは複数のリ
ンク12〜18の一端に接続される。リンクの一つ18
はダイナミックスイッチ制御装置20に接続され、他の
各リンク12〜17は、チャネルA22やチャネルB2
4のようなチャネルかまたは、制御装置26〜29の内
の一つに接続される。制御装置26〜29は、複数の端
末装置D、30〜33の各々を制御する。
【0023】チャネル22とチャネル24の各々は、例
えば、ESA/370チャネルサブシステムのようなチ
ャネルサブシステムに装備された単一のインタフェイス
である。チャネル22とチャネル24は、複数の装置
D、30〜33が示すI/O装置と、データ処理システ
ムの主要貯蔵器(図示されていない)との間の情報伝送
を管理し、チャネル系路(あとで定義する)を用いて、
異なるI/O装置Dの接続を共に制御する。チャネル2
2とチャネル24は、後述するように、データをフレー
ムの中に含めて送受信する。
【0024】各リンク12〜17は、制御装置とチャン
ネル、チャネルとダイナミックスイッチ(リンク12と
リンク13のように)、制御装置とダイナミックスイッ
チ(リンク14〜リンク17のように)とを、またある
場合には、あるダイナミックスイッチの別のダイナミッ
クスイッチとを物理的に相互連結することが可能な、二
地点連結用の一対の導線である。リンクの2本の導線
は、同時に二方向の通信系路を提供する。1本は一方向
の情報伝送用であり、もう1本はもう一方向の情報伝送
用である。一つのリンクを一つのチャネルまたは制御装
置に接続する時は、そのチャネルまたは制御装置のイン
タフェイスに接続すればよい。リンクをダイナミックス
イッチに接続する時は、そのダイナミックスイッチのポ
ートPに接続すればよい。ダイナミックスイッチが二つ
のダイナミックスイッチポートの間に結合を形成する時
は、一方のポートに接続されたリンクが、他方のポート
に接続されたリンクと物理的に結合すると見なされるの
で、一つの連続リンクと等価な結合が、その結合の間、
形成される。
【0025】ダイナミックスイッチ10は、それに接続
されたどの二つのリンクをも物理的に相互結合させる能
力を備えている。ダイナミックスイッチ10におけるリ
ンク接続点は、ダイナミックスイッチポートPである。
単一の結合においては、二つのダイナミックスイッチポ
ートPしか相互結合させられないが、ダイナミックスイ
ッチ内には複数の結合が同時に存在することができる。
ダイナミックスイッチ10は、米国特許第4,605,
928号、第4,630,045号、および第4,63
5,250号中に開示されているようにして作成するこ
とができる。一つの好ましい実施態様においては、前述
の米国特許第4,635,250号の背景説明の中で記
述されているように、ダイナミックスイッチ10は二面
クロスポイントの両面スイッチを成している。ダイナミ
ックスイッチ10により形成される二つのダイナミック
スイッチポートPの間の相互結合は、ダイナミックスイ
ッチポートの他のどの一対の間の相互結合にも影響を与
えないし、ダイナミックスイッチがそれらの結合を除去
する能力にも影響を与えない。
【0026】結合が形成されると、前述のスイッチ特許
中に説明されているように、二つのダイナミックスイッ
チポートと、その各々の二地点連結用リンクは、ダイナ
ミックスイッチ内部のスイッチ行列により相互結合さ
れ、その結合の間、その二つのリンクは一つの連続した
リンクとして扱われ、かつそのように挙動する。フレー
ムが、結合された二つのスイッチポートの一つに受信さ
れると、そのフレームは、通常一方のポートから他方の
ポートへ伝送され、その他方のポートのリンクへ送信さ
れる。
【0027】ダイナミックスイッチ10は、動的方法、
静的方法のいずれかを用いて、二つのポートPの間に結
合を形成することができる。その結合を、各々、動的結
合、静的結合と名付ける。
【0028】ダイナミックスイッチ10は、リンクを通
して送信される一連のフレームの中にある。あるフレー
ム境界区域により供給される情報と、「動的結合形成の
ためのスイッチとそのプロトコル」と題され、1989
年10月30日に受理された、審査中の特許申請案件、
第07/429,276号中に開示されているような、
二つのポートPの各々の現状態とに基づいて、これらの
ポートの間で動的結合の形成または除去を行なうことが
できる。
【0029】ダイナミックスイッチは、ダイナミックス
イッチ制御装置20が示す、近在または遠隔の操作によ
り受信されたコマンドの結果として、二つのポートPの
間で、静的結合の形成または除去を行なうことができ
る。ポートPで受信されるフレーム境界区域または他の
シーケンスは、静的結合には何ら影響を与えない。
【0030】二つのポートPの間に静的結合が存在する
と、それらのポートは静的状態にある。その静的状態
は、そのポートのリンクから受信された情報からも、静
的結合されたそのポートから受信された情報からも影響
を受けない。シーケンス(後述する)が静的結合された
二つのポートの内の一つにより受信されると、その受信
されたシーケンスは、通常、結合されたポートのリンク
に再送信される。フレームは、静的に結合されたポート
により、同時に送受信することができる。
【0031】前述したように、情報はフレームの中に含
められて、連結I/Oインタフェイスにおいて伝送され
る。フレームは規定のフォーマットに従って送受信され
る情報単位である。このフォーマットは、その情報単位
の冒頭と末尾に境界を設けており、これらの境界の内側
に情報を配置するように規定している。図2は、一定長
さのリンクヘッダ区域40、可変長さの情報区域42、
および一定長さのリンクトレイラ区域44からなる基本
フレームフォーマット38を示している。 スイッチを
使用する通信は、ダイナミックスイッチ10を介した結
合の形成と、他の制御機能とを規定したリンクレベルプ
ロトコルの適用を受ける。各チャネルと各制御装置はリ
ンクレベル機器を装備しているが、この機器はそのリン
クプロトコルの実施態様である。
【0032】各リンクレベル機器には、リンクアドレス
と呼ばれる独自のアドレスが割り当てられる。リンクア
ドレスのリンクレベル機器への割り当ては、リンクレベ
ル機器が初期設定を実施する際に行なう。スイッチを介
して伝送されるあらゆるフレームには、そのフレームの
出所と行き先を証明するリンクレベルアドレスが含まれ
ている。このアドレス情報は、厳密に、送信するリンク
レベル機器のリンクアドレス(出所リンクアドレス)と
受信するリンクレベル機器のリンクアドレス(行き先リ
ンクアドレス)とからなる。スイッチは、そのフレーム
を受信するポートから、特定の行き先にそのフレームを
伝送するのに適したポートとの間に結合を形成するため
に、このアドレス情報を使用する。
【0033】図3は、リンクヘッダ40を、図4はリン
クトレイラ44を示す。あらゆるフレームは、リンクヘ
ッダ40の中にあるフレーム開始(SOF)境界区域4
6とリンクトレイラ44の中にあるフレーム終了(EO
F)境界区域48とにより区画される。フレーム境界区
域46とフレーム境界区域48は、同一のデータコード
を有しない特別な送信キャラクタの組み合わせからな
る、好ましい実施態様においては、送信コードには、1
984年12月4日にフラナゼクらの「バイト用直流平
衡型8B/10B区分ブロック送信コード」に対して発
行され、本発明の譲受け人により所有されている米国特
許第4,486,739号の中に開示されているコード
を使用する。フレーム境界区域46とフレーム境界区域
48との間に含まれる情報は、前述のフラナゼクらの特
許の中に説明されているような、同一の8ビットコード
を有するデータキャラクタからなる。
【0034】図3のリンクヘッダ40は、SOF46に
加え、行き先アドレス区域50、出所アドレス区域5
2、およびリンク制御区域54を含む。
【0035】前述したように、SOF46は、エラーの
ないフレームの内容物には絶対に現れない特別な一連の
送信キャラクタである。SOF境界区域には二つの型が
ある。一つは動的結合の形成を開始するための結合制御
開始媒体といて使用される結合SOF(CSOF)境界
区域であり、もう一つは、動的結合の形成に関係した挙
動は一切起こさない受動SOF(PSOF)境界区域で
ある。
【0036】行き先アドレス区域50は、フレーム内容
物の最初の区域であり、SOF境界区域の直後に続く。
行き先アドレス区域50は、そのフレームの行き先であ
る。チャネルまたは制御装置のリンクレベル機器を証明
し、さらにそのフレームを、指定された受信器であるリ
ンクレベル機器まで伝送する系路の確定に使用される。
行き先リンクアドレス50は、形成すべき物理結合と、
ダイナミックスイッチ10を介してそのフレームが伝送
されるべき行き先とを決定するのに使用される。結合が
存在しなければ、即ち、行き先ポートが非活動状態であ
り、かつ使用中状態またはポート拒絶状態が存在してい
なければ、結合は形成され、そのフレームは行き先ポー
トに伝送される。
【0037】出所アドレス区域52は、行き先アドレス
区域50の直後に続き、送信するリンクレベル機器を証
明する。
【0038】リンクレベル機器は、自身に割り当てられ
たリンクアドレスを、自身が送信するどのフレームにお
いても、出所アドレス区域52の中に挿入することで、
自身がフレームの出所であることの証明を供与する。フ
レームが正しい出所アドレス52を伴って受信された後
は、その出所アドレス52は大程の場合、送信したリン
クレベル機器に送信される、いかなる後続の応答フレー
ムまたは、未来の要求フレームの中においても、行き先
アドレスとして使用される。
【0039】リンク制御区域54は、そのフレームの型
とフォーマットとを示す。リンク制御区域54は、リン
クヘッダ40の最後尾の区域であり、出所アドレス区域
52の直後に続く。
【0040】情報区域42は、リンクヘッダ40のあと
に最初に続く区域である。情報区域の大きさは、その特
定のフレームにより実施される機能による。例えば、理
由コードは応答フレームの中の情報区域42の中に挿入
されて伝送される。
【0041】図4のリンクトレイラ44は、EOF境界
区域の直前に周期冗長検査(CRC)区域56を含んで
いる。受信するリンクレベル機器は、CRC区域56を
使用して、フレームのビット保全性に影響を与えるフレ
ームエラーをほとんど検知する。アドレス区域50、ア
ドレス区域52、リンク制御区域54、および情報区域
42は、CRC56を形成するのに使用され、そのた
め、CRC56により保護される。
【0042】フレーム終了(EOF)境界区域48は、
フレームの最後に位置する一連の送信キャラクタであ
る。それもまた、エラーのないフレームの内容物の中に
は絶対に現れない。特定の一連の送信キャラクタであ
る。EOF境界区域48は、フレームの受信中に検知さ
れると、そのフレームの終了を合図し、EOF境界区域
48の直前の二つの送信キャラクタを、そのフレームの
内容物の末尾に位置するCRC56であると識別する。
EOF境界区域48はまた、実行可能なフレーム長検査
を実行する際に、フレームの大きさを示す。
【0043】EOF境界区域には、動的結合の除去を開
始するのに用いられる分離EOF(DEOF)と、動的
結合の分離に関係した挙動は一切起こさない受動EOF
(PEOF)の二つの型がある。
【0044】フレームが送信されていない時には、アド
レスキャラクタがリンクに送信される。これらのアイド
ルキャラクタは、データ価値を有していない特別なキャ
ラクタであり、各リンクを同期状態に保つために使用さ
れる。一連の特別なアイドルキャラクタは、オフライン
状態表示や誤動作状態表示のような特殊な制御機能にお
ける限定的な通信を実行するためにも送信される。これ
らの一連の特別なアイドルキャラクタは、「連結リンク
を通してのコマンド送信」と題された審査中の米国特許
申請案件第07/429,268号(本発明の譲り受け
人が所有している)の中で記述されているようにして発
生させることができる。
【0045】制御装置26〜制御装置29とチャネル2
2とチャネル24のリンクレベル機器は、各々、フレー
ムの受信と発生とを行なう機構を備えている。フレーム
の受信を行なう機構は、「データリンクから受信するフ
レームの解読機構」と題された審査中の米国特許申請案
件第07/429,257号の記述内容のような機構と
すればよく、フレームの発生を行なう機構は、「データ
リンクに送信するデータフレームの構成機構」と題され
た米国特許申請案件第07/428,798号の記述内
容のような機構とすればよい。両案件とも、本発明の譲
受け人により所有されている。
【0046】図5は図1のI/Oシステムの一部分のブ
ロックダイアグラムで、リンクレベル機器の60,6
1,62および63が各々、ステーションA、ステーシ
ョンB、ステーションC、ステーションDと命名されて
いる。ステーション60〜ステーション63は、チャネ
ルまたは制御装置のリンクレベル機器であると考えても
よい。ステーション60〜ステーション63の各々は、
先に図1に関連して記述したように、リンクによってダ
イナミックスイッチに連結される。図5に示すように、
ステーションをダイナミックスイッチ65のポートに連
結する各リンクは2本の導線からなる。1本はステーシ
ョンからスイッチへの信号の伝送用であり、もう1本は
スイッチからステーションへの信号の伝送用である。例
えば、ステーションA60は、ステーションA60の送
信器Tからダイナミックスイッチポート68の受信器へ
信号を伝送するための1本目の導線67に接続される。
もう一方向については、ダイナミックスイッチポート6
8の送信器からステーションA60の受信器Rに信号を
伝送するために、2本目の導線69を装着する。図5の
配置において、1本目の導線70は、ステーションC6
2の送信器Tをダイナミックスイッチポート72の受信
器Rに連結する。もう一方向については、2本目の導線
74が、ダイナミックスイッチポート72の送信器Tか
ら、ステーションC62の受信器Rに信号を伝える役割
を果たす。前述の特許出願、「動的結合形成のためのス
イッチとそのプロトコル」で説明されているように、ダ
イナミックスイッチ65は、一つのポートで受信された
それらの信号を、そのポートに結合された一つのポート
にその通りに伝送する。その様子は、この場合結合して
いると見なしているダイナミックスイッチポート68と
ダイナミックスイッチポート72の中にあって、Rと命
名されているブロックにより表わされている。
【0047】本発明の結合復旧がどのように作動するか
を例示するため、ステーションA60が、ダイナミック
スイッチポート68とダイナミックスイッチポート72
との間の図示された結合のせいで、自身とステーション
C62との結合の状態が不明になったものと仮定する。
従ってステーションA60は、自身のスイッチポート6
8にUDシーケンスを送信する。スイッチポート68が
UDシーケンスを受信すると、適切な分離メッセージ
が、例えば導線76を通してスイッチポート72に送信
される。この分離メッセージは、スイッチポート72を
結合復旧過程に置く。次に、スイッチポート68とスイ
ッチポート72との間の結合が分離される。さらに、ス
イッチポート68は、UDシーケンスを受信すると、U
DRシーケンスの発生を開始して、これを導線69を通
してステーション60に逆送信する。ステーションA
は、UDシーケンスを送信したあとにUDシーケンスを
受信すると、導線67を通してアイドルキャラクタを送
信し始め、非活動状態に移行する。スイッチポート68
は、ステーションAからそのアイドルキャラクタを受信
すると、導線69を通してアイドルキャラクタを送信し
始め、非活動状態に移行し、結合復旧手続きが完了した
ものと見なす。
【0048】スイッチポート72は、結合復旧過程に入
ると、導線74を通してステーションC62にUDシー
ケンスを送信し始める。ステーションC62はそのUD
シーケンスを受信すると、導線70を通してスイッチポ
ート72にUDRシーケンスを送信し始める。スイッチ
ポート72は、UDシーケンスを送信したあとにUDR
シーケンスを受信すると、導線74を通してアイドルキ
ャラクタを送信し始め、非活動状態に移行する。ステー
ションC62は、導線74からアイドルキャラクタを受
信すると、導線70を通してアイドルキャラクタを送信
し始め、非活動状態に移行する。
【0049】図5に関連して記述したように、リンクレ
ベル機器またはダイナミックスイッチポートは、UDシ
ーケンスを確認すると、結合復旧手続きを実行する。
【0050】リンクレベル機器は、その行き先リンクレ
ベル機器に結合される結合の状態がわからない時(例え
ば、受信する予定であった、ダイナミックスイッチ内の
結合を分離するためのフレームが受信されない時)、ま
たはある異常状態が確認された時に、結合復旧手続きを
開始する。ダイナミックスイッチポートは、DEOF境
界区域を認識したという理由以外の理由で動的結合を分
離させられる時は、常に結合復旧手続きを開始する。ダ
イナミックスイッチポートは、動的結合の分離を引き起
こす一定の異常状態が確認された時にも、結合復旧手続
きを開始する。
【0051】図6は、リンクレベル機器またはダイナミ
ックスイッチポートが、結合復旧手続きを行なうための
状態のダイアグラムである。図6の破線内には、結合さ
れたダイナミックスイッチポートが存在している場合
に、そのポートも結合復旧過程へ移行することが示され
ている。リンクレベル機器またはダイナミックスイッチ
ポートは二つの結合復旧手続き状態の内の一つを取り得
る。80にUD送信状態を示す。リンクレベル機器また
はダイナミックスイッチポートは、UDシーケンスの送
信を開始するとこの状態に移行する。81にUD受信状
態を示す。83と85に示したように、リンクレベル機
器またはダイナミックスイッチポートは、UDシーケン
スを受信し、確認すると、この状態に移行する。
【0052】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポートは、UD受信状態81にある間はUDシーケ
ンスの送信を開始しない。
【0053】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポートがUDシーケンスを送信していて、かつ、U
Dシーケンスを受信したためにUDRシーケンスを送信
することができる状態にもある場合に、UDRシーケン
スを送信する前にUDRシーケンスが受信された場合に
は、そのリンクレベル機器またはポートは、UDRシー
ケンスの代わりにアイドルキャラクタを送信することも
できる。
【0054】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポートは、前述したような、結合復旧手続きを開始
させる状態を確認すると、79において、UD送信状態
80に移行する。
【0055】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポート(静的状態にあるダイナミックスイッチポー
トは除く)は、UD送信状態80にあると、次の条件の
内の一つが満たされるまで、連続してUDシーケンスを
送信する。1. UDRシーケンスが受信され、確認さ
れて、リンクレベル機器またはダイナミックスイッチポ
ートを84に示したように、非活動状態に移行させる。
2. UDシーケンスが受信され、確認されて、リンク
レベル機器またはダイナミックスイッチポートを85に
示したように、UD受信状態81に移行させる。3.
より優先順位の高い状態が確認され、リンクの端部でそ
の状態を確認している送信器を結合復旧手続きから除外
する(図示されていない)。
【0056】リンクレベル機器またはダイナミックスイ
ッチポート(静的結合状態にあるダイナミックスイッチ
ポートは除く)は、UD受信状態81にあると、UDR
シーケンスの送信を開始する。UDRシーケンスは、次
の条件の内の一つが満たされるまで連続して送信され
る。 1. 一組の一連のアイドルキャラクタが確認され、リ
ンクレベル機器またはダイナミックスイッチポートが一
連のアイドルキャラクタの送信を開始すると同時に、こ
のリンクレベル機器またはダイナミックスイッチポート
により、結合復旧手続きが完了したものと見なされ、そ
のリンクレベル機器またはダイナミックスイッチポート
が、87に示したように非活動状態86に移行する。 2. UDRシーケンスが受信され、確認されて、リン
クレベル機器またはダイナミックスイッチポートを88
に示すように、非活動状態86に移行させる。この条件
は、UD送信状態80からUD送信状態81に移行して
きた場合にのみ当てはまる。 3. より優先順位の高い状態が確認され、リンクの端
部でその状態を確認している送信器を結合復旧手続きか
ら除外する(図示されていない)。
【0057】ダイナミックスイッチポートは、結合復旧
手続きがこのように実施されて行く間、結合復旧過程に
ある。ダイナミックスイッチポートが静的状態になく、
かつそのリンクで受信された情報を問合わせることのな
いオフライン送信状態にある間は、そのポートは、結合
復旧手続きを起こす前述したような特定の状態が発生す
ると、結合復旧過程に移行する。
【0058】図6の92に示すように、ポートは、他の
ポートと動的結合を有した状態で結合復旧過程に移行す
ると、その結合されたポートは結合復旧過程に移行し
て、UDシーケンスの送信を開始する。すると両ポート
の間の結合は分離される。ポートは一旦結合復旧過程9
5に移行すると、前述のように、UD送信状態を出発点
とした一連の作動と状態を経由することがわかる。ま
た、その他方のポートが結合復旧過程に移行すると、そ
のポートは、94に示すように当のポートにも結合復旧
過程に移行するように命令する。そう命令するために
は、図5の76に示したように、特定の分離メッセージ
を一つのポートからもう一つのポートへ送信すればよい
ことがわかる。そのメッセージは一つのポートからもう
一つのポートへ導線を通して送信されるメッセージであ
ればよいが、UDシーケンスを再使用してもかまわな
い。
【0059】結合復旧過程には、静的状態以外の他のど
の状態からも移行できる。ダイナミックスイッチポート
は、結合復旧手続きが完了した時、または、そのポート
を、リンク障害状態、オフライン状態、静的状態の内の
一つに移行させる状態が確認された時は、結合復旧過程
から移行する。リンクレベル機器またはダイナミックス
イッチのその他の状態は、弁護士ドケットの「I/Oシ
ステムにおける連結リンクの取り扱い」と題された、審
査中の米国特許出願番号第P09−90−011号(本
案件の所有者が所有している)の中で十分に説明されて
いる。
【0060】一つのダイナミックスイッチポートは、結
合復旧過程にある別のポートと動的結合を形成すること
を要求する要求を受信した場合は、行き先ポート活動中
理由コードを告知するポート活動中フレームを、その要
求に対して返信する。
【0061】UDコマンドとUDRコマンドは、本文中
ではシーケンスと記述されているが、これらのコマンド
は、適切なリンク制御コード54を有するフレームの中
に含めて反復送信することも、希望により可能であるこ
とがわかる。
【0062】もう一つの実施態様にはリンクの一端のリ
ンクレベル機器と他端のダイナミックスイッチポートの
両方が、フレーム送信を再開する前に必ずアイドルを送
信し続けている状態がさらに含まれている。
【0063】この復旧プロトコルは、ダイナミックスイ
ッチが存在しない、二地点連結型システムにおいても使
用可能であることがわかる。
【0064】我々は、我々の発明の好ましい実施態様を
例示し、記述したが、我々の案件が、本文中に開示され
た構造のみに限定されるものではなく、その権利が付録
の請求項に定義された、本発明の範囲内に含まれるあら
ゆる大小の変更にも適用されることを理解すべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイナミックスイッチを介して制御装置に接続
されるチャネルを有する、本発明に使用できるI/Oシ
ステムのブロックダイアグラム。
【図2】図1のI/Oシステムにおいて伝送されるフレ
ームの概略表現図。
【図3】図2のフレームのリンクヘッダの概略表現図。
【図4】図3のフレームのリンクトレイラの概略表現
図。
【図5】チャネルと制御装置をステーションとして表現
した、図1のI/Oシステムの一部分のブロックダイア
グラム。
【図6】図1のI/Oシステムの各リンクレベル機器の
内部とダイナミックスイッチの各ポートの内部に設置す
るスイッチ結合復旧機器が行なう結合復旧過程の状態ダ
イアグラム。
【符号の説明】
10 ダイナミックスイッチ P ポート 12〜18 リンク 20 ダイナミックスイッチ制御装置 22 チャネルA 24 チャネルB 26〜29 制御装置 30〜33 端末装置D 38 フレームフォーマット 40 リンクヘッダ区域 42 情報区域 44 リンクトレイラ区域 40 リンクヘッダ 46 フレーム開始(SOF)境界区域 50 行き先アドレス区域 52 出所アドレス区域 54 リンク制御区域 44 リンクトレイラ 48 フレーム終了(EOF)境界区域 56 冗長周期検査(CRC)区域 60〜63 リンクレベル機器 65 ダイナミックスイッチ 67 導線 68 ダイナミックスイッチポート 69,70 導線 72 ダイナミックスイッチポート 74 導線 79 結合復旧の実行開始 80 UD送信状態(UD送信) 81 UD受信状態(UDR送信) 83 UD確認 84 UDR確認 85 UD確認 86 非活動状態(アイドル送信) 87 アイドル確認 88 (UDR確認) 92 結合ポートへ 94 結合ポートから 95 結合復旧過程への移行 結合分離
フロントページの続き (72)発明者 マシュー、ジョセフ、カロス アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、エ ヌ、コルブ、ロード、ナンバー、6211、 4700 (72)発明者 マーチン、ウイリアム、サチス アメリカ合衆国コネチカット州、ウェスト ポート、ワーノック、ドライブ、28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のダイナミックスイッチポート間に動
    的結合を形成するためのダイナミックスイッチを有した
    コンピュータI/Oシステムにおいて、リンクレベル機
    器、または各ポートがリンクにより一つのリンクレベル
    機器に接続されるダイナミックスイッチポートにおいて
    使用するための結合復旧装置であって、送信されたメッ
    セージをリンクから受信する入力端子と、リンクを通し
    てメッセージを送信する出力端子と、ダイナミックスイ
    ッチの動的結合のエラー状態に反応して、前記出力端子
    からの無条件分離(UD)メッセージを反復送信するU
    D送信状態と、前記入力端子でUDメッセージを受信す
    ると反応して、前記出力端子から無条件分離応答(UD
    R)メッセージを反復送信するUD受信状態と、前記入
    力端子でUDRメッセージを受信すると反応して、前記
    出力端子からアイドルを送信させ、前記結合復旧が完了
    したことを告知する非活動状態とを有することを特徴と
    する結合復旧装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の機構である、ダイナミック
    スイッチポート用の結合復旧装置であって、本装置に結
    合されたダイナミックスイッチポート結合復旧装置から
    分離メッセージを受信するために前記UD送信状態に入
    るポート入力端子と、前記UD送信状態に移行すると反
    応して、前記UD送信状態から、本装置に結合されたダ
    イナミックスイッチポート結合復旧装置へ分離メッセー
    ジを送信するポート出力端子とを有することを特徴とす
    るダイナミックスイッチポート結合復旧装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のダイナミックスイッチポー
    ト結合復旧装置であって、さらに、本装置が、前記ポー
    ト入力端子で分離メッセージが受信されたために前記U
    D送信状態に移行した後、本装置に結合されたダイナミ
    ックスイッチ結合復旧装置との間の動的結合を断絶する
    装置と、前記UD送信状態であって、前記ポート入力端
    子で前記分離メッセージが受信された時にもリンクを通
    して反復UDメッセージを送信するUD送信状態とを有
    することを特徴とするダイナミックスイッチポート結合
    復旧装置。
  4. 【請求項4】複数のポートを有するスイッチと、複数の
    通信ステーションを有し、各通信ステーションが前記ポ
    ートの一つに接続され、各通信ステーションがさらに、
    前記スイッチに対し、通信ステーションが接続されたポ
    ートとの他の選択された一つのポートとの間に結合を形
    成させる命令または、通信ステーションが接続されたポ
    ートとその別のポートとの間の結合を分離させる命令を
    下すコマンド手段を有しているデータ処理I/Oシステ
    ムにおいて、各ステーションの中に設置する結合復旧装
    置であって、前記スイッチの内、通信ステーションが接
    続された一つのポートに、各々のコマンドを含むデータ
    を送信する送信手段と、前記スイッチの内、通信ステー
    ションが接続された一つのポートから、コマンドを含む
    データを受信する受信手段と、前記受信手段に接続さ
    れ、発生し得る結合エラーを認識するエラー認識手段
    と、前記受信手段に接続され、通信ステーションが接続
    された前述した一つのポートから受信された無条件分離
    応答コマンドを認識する無条件分離応答認識手段と、前
    記送信手段に接続され、前記エラー認識手段により、発
    生し得るエラーが検知されると反応して、通信ステーシ
    ョンが接続された前述した一つのポートと他のポートと
    の間に前記スイッチにより形成された結合を分離するた
    めの反復無条件分離コマンドを送信するコマンド発生手
    段と、前記無条件分離応答認識手段に接続され、前記無
    条件分離応答認識手段により無条件分離応答コマンドが
    認識されると反応して、通信ステーションが接続された
    前述した一つのポートにアイドルシーケンスを送信する
    アイドル発生手段とを有することを特徴とする結合復旧
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の結合復旧装置であって、さ
    らに、前記受信手段に接続され、通信ステーションが接
    続された前述した一つのポートから受信された無条件分
    離コマンドを認識する無条件分離認識手段と、前記コマ
    ンド発生手段であって、さらに、前記無条件分離認識手
    段により無条件分離コマンドが認識されると反応して、
    前記送信手段により送信される反復無条件分離応答コマ
    ンドを発生する第一の手段を特徴とするコマンド発生手
    段とを有することを特徴とする結合復旧装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の結合復旧装置であって、前
    記スイッチの各ポートが、ポートに接続された通信ステ
    ーションに反復コマンドを含むデータを送信するポート
    送信手段と、ポートに接続された通信ステーションか
    ら、コマンドを含むデータを受信するポート受信手段
    と、動的結合されたポートから分離メッセージを受信す
    るためのメッセージ受信手段と、前記ポート受信手段に
    接続され、前記ポート受信手段により受信された無条件
    分離コマンドを認識するポート無条件分離認識手段と、
    前記無条件分離認識手段と前記メッセージ受信手段とに
    接続され、前記無条件分離認識手段により無条件分離コ
    マンドシーケンスが認識されるかまたは、前記メッセー
    ジ受信手段から分離メッセージが受信されると反応し
    て、前記動的結合されたポートとの結合を分離する分離
    手段と、前記ポート送信手段に接続され、前記ポート無
    条件分離認識手段により、無条件分離コマンドが認識さ
    れたために、前記分離手段が結合を分離した後に、反復
    無条件分離応答コマンドを発生するポートコマンド発生
    手段とを有することを特徴とする結合復旧装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の結合復旧装置であって、前
    記スイッチの各ポートがさらに、前記ポート受信手段に
    接続され、前記ポート受信手段により受信された無条件
    分離応答コマンドを認識するポート無条件分離応答認識
    手段と、前記ポート無条件分離応答認識手段と、前記ポ
    ート送信手段とに接続され、前記ポート無条件分離応答
    手段により無条件分離応答コマンドが検知されると反応
    して、前記ポート送信手段により送信されるアイドルシ
    ーケンスを発生するポートアイドル発生手段と、前記ポ
    ートコマンド発生手段であって、前記メッセージ受信手
    段から分離メッセージを受信すると反応して、前記受信
    手段に反復無条件分離コマンドを送信する第2の手段を
    特徴とするポートコマンド発生手段とを有することを特
    徴とする結合復旧装置。
  8. 【請求項8】複数のポートを有するスイッチと、複数の
    通信ステーションを有し、各通信ステーションが前記ポ
    ートの各々に接続されるデータ処理I/Oシステムに於
    けるスイッチ結合復旧装置であって、前記ステーション
    の中と、前記各ポートの中とに設置し、無条件分離(U
    D)コマンドと無条件分離応答(UDR)コマンドとを
    検知する検知器と、前記各通信ステーションの中の前記
    コマンド検知器と、前記各ポートの中の前記コマンド検
    知器とに個々に接続され、そのコマンド検知器がUDコ
    マンドを検知している間中、反復UDRコマンドを発生
    し、また、前記コマンド検知器によりUDRコマンドが
    検知されると反応して、アイドルシーケンスを発生する
    コマンド発生器と、前記各ポートの中の前記各コマンド
    検知器に接続され、一つのポートに接続された前記コマ
    ンド検知器によりUDコマンドが検知されると、前記ポ
    ートからの別の一つのポートへ通じる結合を断絶するス
    イッチ結合分離器とを有することを特徴とする結合復旧
    装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の結合復旧装置であって、前
    記各通信ステーションが、そのステーションが接続され
    たポートの中で発生し得るエラー状態を検知するエラー
    検知器を備え、そのステーションのコマンド発生器の中
    に、そのコマンド発生器に接続されたエラー検知器によ
    り、発生し得るエラーが検知されると反応して、反復U
    Dコマンドを発生する手段を備えていることを特徴とす
    る結合復旧装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の結合復旧装置であって、
    前記各ポートがさらに、前記スイッチ結合分離器により
    結合が分離される前に、そのポートに結合されたポート
    から分離メッセージを受信する受信器を備えていること
    を特徴とする結合復旧装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の結合復旧装置であっ
    て、前記各ポートが、そのポートのコマンド発生器の中
    に、前記受信器により前記分離メッセージが受信される
    と反応して、反復UDコマンドを発生するUD発生器を
    備えていることを特徴とする結合復旧装置。
JP3200085A 1990-08-31 1991-07-15 コンピュータi/oシステムにおいて発生し得るスイッチングエラーの復旧装置 Expired - Lifetime JPH0697445B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US576302 1984-02-02
US07/576,302 US5206860A (en) 1990-08-31 1990-08-31 Recovery from a possible switching error in a computer i/o system

Publications (2)

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JPH04256147A JPH04256147A (ja) 1992-09-10
JPH0697445B2 true JPH0697445B2 (ja) 1994-11-30

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EP (1) EP0472867B1 (ja)
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DE69122930T2 (de) 1997-05-07
EP0472867A2 (en) 1992-03-04
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DE69122930D1 (de) 1996-12-05
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