JP2926867B2 - ローカルエリアネットワークの障害監視方式 - Google Patents
ローカルエリアネットワークの障害監視方式Info
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- JP2926867B2 JP2926867B2 JP2103571A JP10357190A JP2926867B2 JP 2926867 B2 JP2926867 B2 JP 2926867B2 JP 2103571 A JP2103571 A JP 2103571A JP 10357190 A JP10357190 A JP 10357190A JP 2926867 B2 JP2926867 B2 JP 2926867B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 情報処理装置とローカルエリアネットワーク伝送路と
のインタフェース制御を行い、且つ1乃至複数の端末装
置と前記ローカルエリアネットワーク伝送路を介して接
続されたローカルエリアネットワーク制御装置からな
り、前記1乃至複数の端末装置の何れかは前記複数のロ
ーカルエリアネットワーク伝送路を介して、複数のロー
カルエリアネットワーク制御装置、情報処理装置に接続
されたローカルエリアネットワークに関し、 情報処理装置の再たちあげの際に正常にパスの開設を
行うことを目的とし、 前記ローカルエリアネットワーク制御装置は、前記ロ
ーカルエリアネットワークの通信プロトコル情報を格納
するプロトコル情報格納手段と、上記情報処理装置に転
送すべきデータを保持する手段と、上記情報処理装置に
転送すべきデータが転送されるまで時間監視を行う手段
と、前記時間監視を行う手段が,データを保持する手段
に格納されたデータが規定時間以内に情報処理装置に転
送されないことを検出したら、プロトコル情報格納手段
の情報を初期化する初期化手段を有する構成とする。
のインタフェース制御を行い、且つ1乃至複数の端末装
置と前記ローカルエリアネットワーク伝送路を介して接
続されたローカルエリアネットワーク制御装置からな
り、前記1乃至複数の端末装置の何れかは前記複数のロ
ーカルエリアネットワーク伝送路を介して、複数のロー
カルエリアネットワーク制御装置、情報処理装置に接続
されたローカルエリアネットワークに関し、 情報処理装置の再たちあげの際に正常にパスの開設を
行うことを目的とし、 前記ローカルエリアネットワーク制御装置は、前記ロ
ーカルエリアネットワークの通信プロトコル情報を格納
するプロトコル情報格納手段と、上記情報処理装置に転
送すべきデータを保持する手段と、上記情報処理装置に
転送すべきデータが転送されるまで時間監視を行う手段
と、前記時間監視を行う手段が,データを保持する手段
に格納されたデータが規定時間以内に情報処理装置に転
送されないことを検出したら、プロトコル情報格納手段
の情報を初期化する初期化手段を有する構成とする。
本発明はローカルエリアネットワーク制御装置(以
下、LAN制御装置と略す)における障害の監視方式に関
し,特にそのローカルエリアネットワークの制御装置を
接続している,処理装置(ホスト)が動作不能になった
ことを検出するものである. 〔従来の技術〕 従来,情報処理装置(ホスト)をローカルエリアネッ
トワークに接続する場合、第4図に示す様に、一つのLA
N伝送路41に、LAN制御装置43及び複数の端末装置44乃至
47が接続される形態をとっていた。前記LAN制御装置43
は情報処理装置42と接続しており、端末装置44乃至47を
LAN伝送路41を介して接続するものである。
下、LAN制御装置と略す)における障害の監視方式に関
し,特にそのローカルエリアネットワークの制御装置を
接続している,処理装置(ホスト)が動作不能になった
ことを検出するものである. 〔従来の技術〕 従来,情報処理装置(ホスト)をローカルエリアネッ
トワークに接続する場合、第4図に示す様に、一つのLA
N伝送路41に、LAN制御装置43及び複数の端末装置44乃至
47が接続される形態をとっていた。前記LAN制御装置43
は情報処理装置42と接続しており、端末装置44乃至47を
LAN伝送路41を介して接続するものである。
前述の形態において,動作中(データ送受信を実行
中)に情報処理装置42が動作不能になった場合,通信相
手である端末装置44乃至47からアクセスが不可能になる
ことがあった。ところが,近年ではローカルエリアネッ
トワークを使用するアプリケーションが広がり,24時間
運用やノーダウン運用を行う運用形態が登場した。その
運用形態を第1図に示す。第1図中,11及び12は情報処
理装置A,B、13,14はLAN制御装置A,Bである。又、15,20
はLAN伝送路、16乃至19は端末装置である。
中)に情報処理装置42が動作不能になった場合,通信相
手である端末装置44乃至47からアクセスが不可能になる
ことがあった。ところが,近年ではローカルエリアネッ
トワークを使用するアプリケーションが広がり,24時間
運用やノーダウン運用を行う運用形態が登場した。その
運用形態を第1図に示す。第1図中,11及び12は情報処
理装置A,B、13,14はLAN制御装置A,Bである。又、15,20
はLAN伝送路、16乃至19は端末装置である。
第1図に示したシステムでは、各ハードウェアの故障
にそなえて,情報処理装置11,12,LAN制御装置13,14,LAN
伝送路15,20を二重化している。端末装置16乃至19はLAN
伝送路15,20の両方に物理的に接続されている。例え
ば、情報処理装置11を使用して、ある業務を運用してい
たとする。仮に,その情報処理装置11がダウンした場
合、情報処理装置12に切り換えて、業務を実行する。
にそなえて,情報処理装置11,12,LAN制御装置13,14,LAN
伝送路15,20を二重化している。端末装置16乃至19はLAN
伝送路15,20の両方に物理的に接続されている。例え
ば、情報処理装置11を使用して、ある業務を運用してい
たとする。仮に,その情報処理装置11がダウンした場
合、情報処理装置12に切り換えて、業務を実行する。
このシステムの業務開始時の接続のプロトコルを説明
する。
する。
最初にLAN制御装置A13は端末装置16乃至19との接続を
行う。次に、端末装置16乃至19は情報処理装置A11に接
続要求を出し、接続される。
行う。次に、端末装置16乃至19は情報処理装置A11に接
続要求を出し、接続される。
又、接続を閉塞する際のプロトコルは、端末装置16乃
至19の依頼により、情報処理装置A11と端末装置16乃至1
9間を閉塞した後に、LAN制御装置A13と端末装置16乃至1
9間を閉塞する。
至19の依頼により、情報処理装置A11と端末装置16乃至1
9間を閉塞した後に、LAN制御装置A13と端末装置16乃至1
9間を閉塞する。
上記プロトコルを前提とした第1図の二重化システム
では,情報処理装置11又は12が何らかの原因で動作不能
になった場合,正常に系切り替えが行えないケースがあ
った。その場合の例を説明する。
では,情報処理装置11又は12が何らかの原因で動作不能
になった場合,正常に系切り替えが行えないケースがあ
った。その場合の例を説明する。
情報処理装置11で障害が発生して,情報処理装置12に
運用が切りかわる(情報処理装置11と情報処理装置12間
には、切替える為の装置が介在するものとする。)。
運用が切りかわる(情報処理装置11と情報処理装置12間
には、切替える為の装置が介在するものとする。)。
情報処理装置12は、LAN制御装置14を使用して,端末
装置16乃至19との通信(運用)を開始(再開)する。
装置16乃至19との通信(運用)を開始(再開)する。
端末装置16乃至19は、情報処理装置12からの通信が発
生したことにより,情報処理装置,LAN制御装置,LAN伝送
路の系切り替えが発生したことを察知し,旧経路の閉塞
処理を行う。
生したことにより,情報処理装置,LAN制御装置,LAN伝送
路の系切り替えが発生したことを察知し,旧経路の閉塞
処理を行う。
ここで、端末装置16乃至19は、情報処理装置A11との
接続(パス)の閉塞を、それぞれLAN制御装置A13を介し
て依頼するが、このとき既に情報処理装置A11はダウン
している。前述した通り、通信中のパスに対して接続を
閉塞する際のプロトコルは、端末装置16乃至19の依頼に
より、情報処理装置A11が端末装置16乃至19間の接続
(パス)を正常に閉塞した後に、LAN制御装置A13がこれ
を認識し、情報処理装置11と端末装置16乃至19間の接続
(パス)を閉塞するものである。このため、LAN制御装
置A13は、情報処理装置A11と端末装置16乃至19間の接続
(パス)が正常に閉塞したことを認識できないため自装
置内における接続(パス)の閉塞処理を行うことができ
ない。
接続(パス)の閉塞を、それぞれLAN制御装置A13を介し
て依頼するが、このとき既に情報処理装置A11はダウン
している。前述した通り、通信中のパスに対して接続を
閉塞する際のプロトコルは、端末装置16乃至19の依頼に
より、情報処理装置A11が端末装置16乃至19間の接続
(パス)を正常に閉塞した後に、LAN制御装置A13がこれ
を認識し、情報処理装置11と端末装置16乃至19間の接続
(パス)を閉塞するものである。このため、LAN制御装
置A13は、情報処理装置A11と端末装置16乃至19間の接続
(パス)が正常に閉塞したことを認識できないため自装
置内における接続(パス)の閉塞処理を行うことができ
ない。
つまり、障害によりダウンしたのは情報処理装置A11
であり、LAN制御装置A13はダウンしているわけではない
ので、LAN制御装置A13ではパスの正常な閉塞処理を完了
できないまま、通信中の状態を継続することになる。一
方、端末装置16乃至19では、LAN制御装置14Bを介したLA
N伝送路20上のパスにより、情報処理装置B12との業務を
開始(再開)済みとなっている。
であり、LAN制御装置A13はダウンしているわけではない
ので、LAN制御装置A13ではパスの正常な閉塞処理を完了
できないまま、通信中の状態を継続することになる。一
方、端末装置16乃至19では、LAN制御装置14Bを介したLA
N伝送路20上のパスにより、情報処理装置B12との業務を
開始(再開)済みとなっている。
従来の技術では、上述のようにプロトコル上不完全な
シーケンスが発生することは想定されていないため、LA
N制御装置13A内では、下位レベルのパス(端末装置,LAN
制御装置間)の閉塞処理が正常に終了しないこと状態の
まま保持され続けるといった事態を招くものであった。
シーケンスが発生することは想定されていないため、LA
N制御装置13A内では、下位レベルのパス(端末装置,LAN
制御装置間)の閉塞処理が正常に終了しないこと状態の
まま保持され続けるといった事態を招くものであった。
すなわち、従来の技術では、情報処理装置A11の障害
が復旧され、情報処理装置11Aが運用系経路となるべきL
AN伝送路15上のパスを再度使用しようとしても、LAN制
御装置A13においては、前記パスの通信動作状態の情報
が初期状態でないのに接続開始のシーケンス(前述)が
実行されようとするから、実際のパスの使用状態と自装
置内におけるパスの通信動作状態の情報とに不一致が生
じ、接続されようとしているパスを正常に使用開始する
ことができず、復旧後の業務が再開されないという問題
があった。
が復旧され、情報処理装置11Aが運用系経路となるべきL
AN伝送路15上のパスを再度使用しようとしても、LAN制
御装置A13においては、前記パスの通信動作状態の情報
が初期状態でないのに接続開始のシーケンス(前述)が
実行されようとするから、実際のパスの使用状態と自装
置内におけるパスの通信動作状態の情報とに不一致が生
じ、接続されようとしているパスを正常に使用開始する
ことができず、復旧後の業務が再開されないという問題
があった。
本発明は、上記問題を解決するために考案されたもの
であり,LAN制御装置に接続されている情報処理装置が動
作不能になった場合,そのことをLAN制御装置が検出し
て,LAN制御装置内のパスの状態を初期状態にして,再立
ち上げの際に正常にパス開設を行えるように制御するも
のである。
であり,LAN制御装置に接続されている情報処理装置が動
作不能になった場合,そのことをLAN制御装置が検出し
て,LAN制御装置内のパスの状態を初期状態にして,再立
ち上げの際に正常にパス開設を行えるように制御するも
のである。
上記の課題を解決するために、本発明は、情報処理装
置(11,12)とローカルエリアネットワーク伝送路(15,
20)とのインターフェース制御を行い、且つ1乃至複数
の端末装置(16,17,18,19)と前記ローカルエリアネッ
トワーク伝送路(15,20)を介して接続されたローカル
エリアネットワーク制御装置(13,14)を備え、前記1
乃至複数の端末装置(16,17,18,19)の何れかは、前記
複数のローカルエリアネットワーク伝送路(15,20)を
介して、複数のローカルエリアネットワーク伝送路(1
5,20)を介して、複数のローカルエリアネットワーク制
御装置(13,14)に接続されたローカルエリアネットワ
ークにおいて、前記ローカルエリアネットワーク制御装
置(13,14)は、自装置に接続された前記情報処理装置
(11,12)及び端末装置(16,17,18,19)との間の通信動
作状態を示す情報を含む通信プロトコル情報を格納する
プロトコル情報格納手段と、上記情報処理装置(11,1
2)に転送すべきデータを保持する手段(37)と、前記
情報処理装置に転送すべきデータが転送されるまで時間
監視を行う手段(33,310)と、前記時間監視を行う手段
(33,310)が、データを保持する手段(37)に格納され
たデータが規定時間以内に情報処理装置(11,12)に転
送されないことを検出したら、前記プロトコル情報格納
手段に格納された前記通信プロトコル情報のうち少なく
とも前記通信動作状態を示す情報を前記自装置に接続さ
れた情報処理装置との通信を再開可能な状態に初期化す
る初期化手段とを有する構成とする。
置(11,12)とローカルエリアネットワーク伝送路(15,
20)とのインターフェース制御を行い、且つ1乃至複数
の端末装置(16,17,18,19)と前記ローカルエリアネッ
トワーク伝送路(15,20)を介して接続されたローカル
エリアネットワーク制御装置(13,14)を備え、前記1
乃至複数の端末装置(16,17,18,19)の何れかは、前記
複数のローカルエリアネットワーク伝送路(15,20)を
介して、複数のローカルエリアネットワーク伝送路(1
5,20)を介して、複数のローカルエリアネットワーク制
御装置(13,14)に接続されたローカルエリアネットワ
ークにおいて、前記ローカルエリアネットワーク制御装
置(13,14)は、自装置に接続された前記情報処理装置
(11,12)及び端末装置(16,17,18,19)との間の通信動
作状態を示す情報を含む通信プロトコル情報を格納する
プロトコル情報格納手段と、上記情報処理装置(11,1
2)に転送すべきデータを保持する手段(37)と、前記
情報処理装置に転送すべきデータが転送されるまで時間
監視を行う手段(33,310)と、前記時間監視を行う手段
(33,310)が、データを保持する手段(37)に格納され
たデータが規定時間以内に情報処理装置(11,12)に転
送されないことを検出したら、前記プロトコル情報格納
手段に格納された前記通信プロトコル情報のうち少なく
とも前記通信動作状態を示す情報を前記自装置に接続さ
れた情報処理装置との通信を再開可能な状態に初期化す
る初期化手段とを有する構成とする。
前記時間監視を行う手段(38,310)が,データを保持
する手段(37)に格納されたデータが規定時間以内に情
報処理装置(11)に転送されないことを検出したら、初
期化手段が、プロトコル情報格納手段の情報を初期化す
るとこにより、再たちあげ時にパスの開設が出来る様に
するものである。
する手段(37)に格納されたデータが規定時間以内に情
報処理装置(11)に転送されないことを検出したら、初
期化手段が、プロトコル情報格納手段の情報を初期化す
るとこにより、再たちあげ時にパスの開設が出来る様に
するものである。
〔実施例〕 第2図は本発明の実施例であり、LAN制御装置13のブ
ロック図である。図中、31は、LAN制御装置13の主な制
御を行うメインプロセッサ,32はそのプロセッサの制御
メモリ,33はチャネルインタフェースの制御を行うマイ
クロプロセッサ,34はそのプロセッサの制御メモリ,35は
ネットワークとの送受信を行うためのマイクロプロセッ
サ,36はそのプロセッサの制御メモリ,37は送受信データ
を格納するデータバッファ,38はネットワークとの送受
信を行うための制御回路,39はチャネルインタフェース
の制御回路(情報処理装置11とは、チャネルを介して接
続されているものとする。),310はタイマー回路であ
る。
ロック図である。図中、31は、LAN制御装置13の主な制
御を行うメインプロセッサ,32はそのプロセッサの制御
メモリ,33はチャネルインタフェースの制御を行うマイ
クロプロセッサ,34はそのプロセッサの制御メモリ,35は
ネットワークとの送受信を行うためのマイクロプロセッ
サ,36はそのプロセッサの制御メモリ,37は送受信データ
を格納するデータバッファ,38はネットワークとの送受
信を行うための制御回路,39はチャネルインタフェース
の制御回路(情報処理装置11とは、チャネルを介して接
続されているものとする。),310はタイマー回路であ
る。
ネットワーク送受信回路38は、情報処理装置向けのデ
ータを受信すると,そのデータをデータバッファ37に格
納し,ネットワーク送受信部マイクロプロセッサ35によ
って,受信データが正常なものか,異常なものかのチェ
ックを行う。異常なデータとは,例えばデータの一部が
伝送路のノイズで破壊されてCRCエラーを起こしたもの
等である。データが正常であれば,メインプロセッサ31
を経由して、チャネルインタフェースマイクロプロセッ
サ33に通知される。チャネルインタフェースマイクロプ
ロセッサ38ではチャネルに対して,データの吸上げを要
求する割込みを発生すると同時に,タイマー回路310に
チャネルからの起動(データの吸上げ)があるまでのタ
イマー監視を指示する。タイムアウトするまでにチャネ
ルからの起動(データの吸上げ)があれば,情報処理装
置11向けに保持していたデータを転送する。また,何ら
かの理由により情報処理装置11が動作不能状態に陥って
いると,起動(データの吸上げ)がある前にタイマー回
路310からタイムアウトの割込みがある。このような状
態になると,チャネルインタフェースマイクロプロセッ
サ38は,メインプロセッサ31に対して情報処理装置11が
動作不能になっていること通知し,通信資源(プロトコ
ル制御,保持しているデータ,下位レベルのパスの状態
が保持されている制御メモリ情報で、各制御メモリ34,3
2,36に保持されている。)の状態を初期化する。
ータを受信すると,そのデータをデータバッファ37に格
納し,ネットワーク送受信部マイクロプロセッサ35によ
って,受信データが正常なものか,異常なものかのチェ
ックを行う。異常なデータとは,例えばデータの一部が
伝送路のノイズで破壊されてCRCエラーを起こしたもの
等である。データが正常であれば,メインプロセッサ31
を経由して、チャネルインタフェースマイクロプロセッ
サ33に通知される。チャネルインタフェースマイクロプ
ロセッサ38ではチャネルに対して,データの吸上げを要
求する割込みを発生すると同時に,タイマー回路310に
チャネルからの起動(データの吸上げ)があるまでのタ
イマー監視を指示する。タイムアウトするまでにチャネ
ルからの起動(データの吸上げ)があれば,情報処理装
置11向けに保持していたデータを転送する。また,何ら
かの理由により情報処理装置11が動作不能状態に陥って
いると,起動(データの吸上げ)がある前にタイマー回
路310からタイムアウトの割込みがある。このような状
態になると,チャネルインタフェースマイクロプロセッ
サ38は,メインプロセッサ31に対して情報処理装置11が
動作不能になっていること通知し,通信資源(プロトコ
ル制御,保持しているデータ,下位レベルのパスの状態
が保持されている制御メモリ情報で、各制御メモリ34,3
2,36に保持されている。)の状態を初期化する。
実施例では,上記の通り情報処理装置が動作不能にな
ったことを,タイマー回路によって検出することがで
き,タイムアウトを検出すると,通信のための資源(プ
ロトコル制御,保持しているデータ,下位レベルのパス
の状態)を初期化することにより,障害修復後の再立ち
上げで正常動作が行えるようにするものである。情報処
理装置が動作不能になった場合に,その情報処理装置が
使用していた通信資源が完全に初期化状態になるため,
次に再立ち上げした場合でも問題なく通信が正常に行え
ることが保障される。
ったことを,タイマー回路によって検出することがで
き,タイムアウトを検出すると,通信のための資源(プ
ロトコル制御,保持しているデータ,下位レベルのパス
の状態)を初期化することにより,障害修復後の再立ち
上げで正常動作が行えるようにするものである。情報処
理装置が動作不能になった場合に,その情報処理装置が
使用していた通信資源が完全に初期化状態になるため,
次に再立ち上げした場合でも問題なく通信が正常に行え
ることが保障される。
第3図は、本発明を実施するためのチャネルインタフ
ェースマイクロプロセッサ33の動作の,フローチャート
である。
ェースマイクロプロセッサ33の動作の,フローチャート
である。
メインプロセッサ31からデータの受信を通知される
と,チャネルインタフェースマイクロプロセッサ33は、
コマンド起動のタイマー監視を開始する(ステップ10
1)。タイマー回路310からのタイムアウトの割込みより
も先にチャネルからReadコマンドの起動があった場合
(ステップ102,104)には,情報処理装置11は正常に動
作中と見なし,保持している受信データを情報処理装置
11に転送して正常に終了する。
と,チャネルインタフェースマイクロプロセッサ33は、
コマンド起動のタイマー監視を開始する(ステップ10
1)。タイマー回路310からのタイムアウトの割込みより
も先にチャネルからReadコマンドの起動があった場合
(ステップ102,104)には,情報処理装置11は正常に動
作中と見なし,保持している受信データを情報処理装置
11に転送して正常に終了する。
チャネルからのReadコマンド起動よりも先にタイマー
回路310からタイムアウトの割込みがあった場合(ステ
ップ102,103)は、情報処理装置11が動作不能になって
いると判断して,メインプロセッサに対して通信資源の
初期化を通知する(ステップ105)。
回路310からタイムアウトの割込みがあった場合(ステ
ップ102,103)は、情報処理装置11が動作不能になって
いると判断して,メインプロセッサに対して通信資源の
初期化を通知する(ステップ105)。
以上説明したように,本発明によれば情報処理装置が
動作不能になり、次に再立ち上げした場合でも問題なく
通信が正常に行えることが保障される。
動作不能になり、次に再立ち上げした場合でも問題なく
通信が正常に行えることが保障される。
第1図は、本発明のローカルエリアネットワークの制御
装置の接続形態の説明図、第2図は、ローカルエリアネ
ットワーク制御装置のブロック図、第3図はローカルエ
リアネットワーク制御装置の動作フローチャート図、第
4図は、従来のローカルエリアネットワークの制御装置
の接続説明図である。 31はメインプロセッサ,32は制御メモリ,33はチャネルイ
ンタフェースマイクロプロセッサ,34は制御メモリ,35は
ネットワーク送受信部マイクロプロセッサ,36は制御メ
モリ,37はデータバッファ,38はネットワーク送受信制御
回路,39はチャネルインタフェース制御回路,310はタイ
マー回路である。
装置の接続形態の説明図、第2図は、ローカルエリアネ
ットワーク制御装置のブロック図、第3図はローカルエ
リアネットワーク制御装置の動作フローチャート図、第
4図は、従来のローカルエリアネットワークの制御装置
の接続説明図である。 31はメインプロセッサ,32は制御メモリ,33はチャネルイ
ンタフェースマイクロプロセッサ,34は制御メモリ,35は
ネットワーク送受信部マイクロプロセッサ,36は制御メ
モリ,37はデータバッファ,38はネットワーク送受信制御
回路,39はチャネルインタフェース制御回路,310はタイ
マー回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】情報処理装置(11,12)とローカルエリア
ネットワーク伝送路(15,20)とのインターフェース制
御を行い、且つ1乃至複数の端末装置(16,17,18,19)
と前記ローカルエリアネットワーク伝送路(15,20)を
介して接続されたローカルエリアネットワーク制御装置
(13,14)を備え、前記1乃至複数の端末装置(16,17,1
8,19)の何れかは、前記複数のローカルエリアネットワ
ーク伝送路(15,20)を介して、複数のローカルエリア
ネットワーク伝送路(15,20)を介して、複数のローカ
ルエリアネットワーク制御装置(13,14)に接続された
ローカルエリアネットワークにおいて、 前記ローカルエリアネットワーク制御装置(13,14)
は、 自装置に接続された前記情報処理装置(11,12)及び端
末装置(16,17,18,19)との間の通信動作状態を示す情
報を含む通信プロトコル情報を格納するプロトコル情報
格納手段と、 上記情報処理装置(11,12)に転送すべきデータを保持
する手段(37)と、 前記情報処理装置に転送すべきデータが転送されるまで
時間監視を行う手段(33,310)と、 前記時間監視を行う手段(33,310)が、データを保持す
る手段(37)に格納されたデータが規定時間以内に情報
処理装置(11,12)に転送されないことを検出したら、
前記プロトコル情報格納手段に格納された前記通信プロ
トコル情報のうち少なくとも前記通信動作状態を示す情
報を前記自装置に接続された情報処理装置との通信を再
開可能な状態に初期化する初期化手段とを有することを
特徴とするローカルエリアネットワークの障害監視方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2103571A JP2926867B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ローカルエリアネットワークの障害監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2103571A JP2926867B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ローカルエリアネットワークの障害監視方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042237A JPH042237A (ja) | 1992-01-07 |
JP2926867B2 true JP2926867B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=14357487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2103571A Expired - Fee Related JP2926867B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ローカルエリアネットワークの障害監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926867B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP2103571A patent/JP2926867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH042237A (ja) | 1992-01-07 |
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