JPH10105490A - サーバの障害監視及び対策方法 - Google Patents

サーバの障害監視及び対策方法

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JPH10105490A
JPH10105490A JP8258282A JP25828296A JPH10105490A JP H10105490 A JPH10105490 A JP H10105490A JP 8258282 A JP8258282 A JP 8258282A JP 25828296 A JP25828296 A JP 25828296A JP H10105490 A JPH10105490 A JP H10105490A
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JP
Japan
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server
control device
communication control
socket
dedicated line
Prior art date
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Pending
Application number
JP8258282A
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English (en)
Inventor
Rumi Naitou
留美 内藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、通信制御装置の簡易な障害監視方法
及び障害回復に迅速に対応できる対策方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】LAN接続したサーバ及び専用回線に接続
する端末間で通信プロトコル変換を行う通信制御装置に
おいて、UDPソケット上の生死管理パケット又はTC
Pソケット上のデータをサーバから一定時間以内に受信
しない場合、サーバを故障と判定し、サーバとのTCP
ソケットをクローズし、通信制御装置下の専用回線に接
続するすべての端末をリセットし、再立ち上げしたサー
バからの再接続に速やかに対応する障害監視方法及び対
策方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN接続したサ
ーバ及び専用回線に接続する端末間で通信プロトコル変
換を行う通信制御装置における、障害監視方法及び対策
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の障害検出方式では、例えば、特開
昭63−201755のように専用回線上にて接続され
た監視側び被監視側で制御信号の送出と応答信号の返送
により被監視側の異常を監視していた。また、障害対策
方法については、特開平5−158877のように専用
回線の通信異常を検出すると、ISDN通信に切替える
障害対策方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、監
視側が制御信号を送信し、被監視側が返送する応答信号
を監視することにより障害検知を行っていた。この方法
では、多数の端末を同一LAN上に接続するシステムに
於いて、多くのパケットを送信することにより、回線が
高トラフィックとなり、通常業務に支障を来たす危険性
が有る。本発明では、被監視側が生死管理管理パケット
またはデータを送信するかを監視することにより、監視
側は制御用のパケットを送信する必要が無く、被監視側
はデータの送信が有る場合は生死管理管理パケットを送
信する必要がない為、回線上に送信するパケットを減少
でき、監視側は簡潔に障害監視をすることができる。
【0004】なお、生死管理パケットとは、稼働してい
る事を通信制御装置に連絡するためサーバが一定時間毎
に送信するメッセージのことをいう。TCP(Transmis
sionControl Protocol)とは、相互に通信する装置の
間にコネクション型(通信路を確立してから通信する)
の信頼性の高い通信手段を提供する通信規約である。U
DP(User Datagram Protocol)とは、コネクショ
ンレス型で信頼性は低いが少ないデータを転送するとき
の簡易な通信規約である。ソケットとは、上位プログラ
ムとTCP/UDPが通信するために割り当てられる通
信路の口で、コネクションの確立とは互いに通信する両
端の2つのソケットを接続することで通信路を確立する
事を指す。
【0005】また、通信異常時に回線を切替える上記実
施例や、バックアップ系に切り替える従来の方法では、
サーバと端末が直接回線に接続している場合には問題が
ないが、本発明に係るようなサーバと端末の間に通信プ
ロトコルを変換する通信制御装置を接続するシステムで
は、端末側でサーバ及びサーバに接続している回線の障
害を検知するのに時間がかかる、あるいは不可能な場合
があり、障害発生後に回復したサーバあるいは、バック
アップサーバに端末が再接続する時、サーバの状態と端
末の状態が不一致となる恐れが有る。この問題に対し本
発明では、サーバ側の障害を検知した時、通信制御装置
の下位に接続している端末すべてを初期化し、サーバか
らの再接続を待つ障害対策方法により、サーバの回復及
びバックアップサーバへの切替え時に迅速に端末との接
続が可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、TCPソケッ
ト上を流れるデータまたは、UDPソケット上を流れる
生死監視パケットをサーバから受信すると同時に生死監
視タイマエリアに所定のタイマ値を設定する。本エリア
はタイマ割り込みによりカウントダウンする。所定時間
内にTCPソケット上のデータ又はUDPソケット上の
生死管理パケットを受信しない場合は、サーバを故障と
判定する。このようにサーバが送信するパケットを監視
することによりLAN回線上に少ないパケットを送信す
ることで、監視側の処理も簡潔にサーバ及び接続する回
線の障害監視をする事ができる。また、サーバを故障と
判定した場合、サーバとのTCPソケットをクローズ
し、通信制御装置下の専用回線に接続するすべての端末
をリセットし、再びサーバとのTCPソケットオープン
処理を実行することにより、再立ち上げしたサーバから
の再接続に迅速に対応することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る通信制御装置とサー
バ及び端末のシステム構成、図2は、通信制御装置の構
成図、図3は、通信制御装置の工注情報テーブル及び生
死監視タイマエリア、図4は、本発明の処理手順の実施
の形態を示すフローチャートである。
【0009】図1及び図2において、ホストコンピュー
タ103と専用回線107にて接続しているサーバ10
2は、LAN回線108に接続している通信制御装置1
01を経由し、通信制御装置101に専用回線で接続し
ている現金自動取引装置104と通信を行う。また、通
信制御装置101が接続しているLAN回線上には、ル
ータ105、ISDN回線110及び、バックアップ用
のLAN回線111を経由し、ホストコンピュータ10
3とバックアップ専用回線111に接続しているバック
アップ用のサーバ106が接続している。
【0010】サーバ102から現金自動取引装置104
へデータを送信する場合、サーバ102はLAN回線1
08のTCPソケット経由で通信制御装置101に現金
自動取引装置104宛のデータを送信する。通信制御装
置101は、LAN制御部21を経由し受信したデータ
を専用回線109上に送信できるよう通信プロトコルの
変換を行い、回線制御部22及び専用回線109を経由
し現金自動取引装置104にデータの送信を行う。現金
自動取引装置104からサーバ102へデータを送信す
る場合も同様にして、通信制御装置101が通信プロト
コルの変換を行いデータの受け渡しを行う。
【0011】サーバ102と現金自動取引装置104を
接続するには、(1)サーバ102と通信制御装置10
1の接続、(2)通信制御装置101と現金自動取引装
置104の接続及び現金自動取引装置104の立ち上
げ、(3)サーバ102と現金自動取引装置104の接
続の3つの段階がある。第1の段階は、通信制御装置1
01の電源投入時に、 LAN回線108のUDPソケ
ットオープン処理及びサーバ102宛のTCPソケット
オープン処理を行い、サーバ102からのTCPコネク
ションの確立を待ち、サーバ102とのTCPコネクシ
ョン確立後、TCPソケット上でメッセージを送受信
し、サーバ102から準備完回答メッセージを受信する
ことにより接続が完了する。第2の段階は、サーバ10
2が通信制御装置101下の専用回線に接続している現
金自動取引装置104宛の接続要求コマンドをLAN回
線108のTCPソケット上で通信制御装置101に送
信する。通信制御装置101は、受信した接続要求コマ
ンドを専用回線109上に送信できるよう通信プロトコ
ルの変換を行い、専用回線109を経由し接続処理を行
う。第3の段階は、接続及び立ち上げ処理が終了した現
金自動取引装置104から受信した準備完オンメッセー
ジを通信制御装置101がサーバ102に送信し、サー
バ102から受信した準備完回答メッセージを、現金自
動取引装置104に送信することで完了する。
【0012】サーバ102と現金自動取引装置104の
切断処理は、サーバ102が送信した現金自動取引装置
104宛の切断要求メッセージを、通信制御装置101
が通信プロトコルの変換を行い、現金自動取引装置10
4宛にリセットコマンドを送信することで終了する。
【0013】次に、図4のフローチャートに基づいて図
1、図2及び図3の各部の動作を説明する。まず、サー
バ102からLAN回線108上のTCPソケットを経
由し送信された準備完回答メッセージを、通信制御装置
のLAN制御部21が受信したかを判定し(ステップ4
1)、準備完回答メッセージを受信している場合、生死
監視タイマエリア31に工注情報テーブル上の生死監視
タイマ値32を設定する(ステップ42)。次に、生死
監視タイマエリア31の値が0であるかを判定し(ステ
ップ43)、0でなければ、タイマ割り込みにより、生
死監視タイマエリア31の値を−1する(ステップ4
4)。次に、UDPソケット上の生死管理パケット又は
TCPソケット上のデータを受信しているかを判定し
(ステップ45)、受信していれば、生死監視タイマエ
リア31に工注情報テーブル上の生死監視タイマ値32
を設定する(ステップ42に戻る)。受信していなけれ
ば、サーバ102と確立しているTCPソケットをクロ
ーズするかを判定し(ステップ46)、クローズ処理を
行わないならばステップ43に戻る。クローズ処理をす
る場合、TCPソケットクローズを送信し(ステップ4
7)、通信制御装置101下下の専用回線109下に接
続する現金自動取引装置104に回線制御部22及び専
用回線109を経由し、リセットコマンドを送信し(ス
テップ48)、生死監視処理を終了する。生死監視タイ
マエリア31の値が0である場合(ステップ43)、T
CPソケットクローズ送信処理及び現金自動取引装置1
04宛のリセットコマンドを送信する(ステップ4
7)。現金自動取引装置104のリセット処理が終了し
たことを確認すると、サーバ102とのTCPソケット
オープン処理を行う。このため、サーバ102の回復
時、通信制御装置101に速やかに再接続することが可
能となる。
【0014】また、障害検出時にサーバへの再接続に対
応する障害回復方法を例にしたが、サーバの障害を検知
したバックアップサーバから、UDPソケット上でバッ
クアップ切替メッセージを受信すると、通信制御装置に
接続するすべての端末をリセットし、バックアップサー
バに再接続し、サーバの復旧後、バックアップサーバか
らUDPソケット上で戻しメッセージを受信すると、通
信制御装置に接続するすべての端末をリセットし、サー
バに再接続することにとり、バックアップ系への切り替
え、戻しにも速やかに対応することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、サー
バからのデータまたは生死管理パケットを一定時間受信
しない場合、サーバを故障と判定することにより、簡単
な処理及び少ない送信パケットで障害を検知でき、サー
バが故障と判定した場合、通信制御装置に接続するすべ
ての端末をリセットし、再立ち上げしたサーバからの再
接続に速やかに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信制御装置とサーバ及び端末の
システム構成である。
【図2】通信制御装置の構成図である。
【図3】通信制御装置の工注情報テーブル及び生死監視
タイマエリアである。
【図4】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
【図5】サーバ、通信制御装置及び現金自動取引装置の
接続処理シーケンスである。
【符号の説明】
101…通信制御装置、102…サーバ、 103…ホ
スト、104…現金自動取引装置、108…LAN回
線、109…専用回線、21…LAN制御部、 22…
回線制御部、31…生死監視タイマエリア、32…工注
情報テーブル、 502…TCPコネクションの確立、
503,509…準備完回答メッセージ、 506…接
続要求。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/14 H04L 13/00 311

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LAN接続したサーバ及び専用回線に接続
    する端末間で通信プロトコル変換を行う通信制御装置に
    おいて、UDPソケット上の生死管理パケット又はTC
    Pソケット上のデータをサーバから受信するかを監視
    し、所定時間内にUDPソケット上の生死管理パケット
    又はTCPソケット上のデータを受信しない場合はサー
    バを故障と判定し、サーバとのTCPソケットをクロー
    ズ後、通信制御装置下の専用回線に接続するすべての端
    末をリセットし、再びサーバとのTCPソケットオープ
    ン処理を実行することにより、再立ち上げしたサーバか
    らの再接続に速やかに対応する障害監視方法及び対策方
    法。
  2. 【請求項2】LAN接続したサーバ及び専用回線に接続
    する端末間で通信プロトコル変換を行う通信制御装置に
    おいて、サーバの障害を検知したバックアップサーバか
    らUDPソケット上でバックアップ切替メッセージを受
    信すると、すでにオープン済みのサーバとのTCPソケ
    ットをクローズし、通信制御装置下の専用回線に接続す
    るすべての端末をリセットし、バックアップサーバとの
    接続処理を行い、サーバの復旧後、バックアップサーバ
    からUDPソケット上で戻しメッセージを受信すると、
    バックアップサーバとのTCPソケットをクローズし通
    信制御装置下の専用回線に接続するすべての端末をリセ
    ットし、サーバに再接続する障害対策方法。
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