JP3317278B2 - Ｆｄｄｉ障害監視方法、ｆｄｄｉ障害監視装置、プログラムを記録した記録媒体、ネットワークシステム - Google Patents
Ｆｄｄｉ障害監視方法、ｆｄｄｉ障害監視装置、プログラムを記録した記録媒体、ネットワークシステムInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークの障害
関しに関し、特にＦＤＤＩによって接続されたネットワ
ークシステムの障害監視に関する。
関しに関し、特にＦＤＤＩによって接続されたネットワ
ークシステムの障害監視に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＦＤＤＩのようなＬＡＮのネット
ワーク障害監視は、一般的にネットワーク監視装置よ
り、ＩＣＭＰ（Internet Control Message Protcol）プ
ロトコルによるＥＣＨＯパケットを送信して、その応答
パケットを受信した結果、およびＳＮＭＰプロトコルに
よりＭＩＢを読み出して、そのＭＩＢ値をそのまま表示
することにより実現している。または、ＦＤＤＩのＤＡ
Ｓインタフェースアダプタをデュアルホーミング構成に
て２台のＦＤＤＩコンセントレータに接続し、そのＤＡ
Ｓカードの待機系ポートの障害監視を実行しようとした
場合、運用側ポートはＦＤＤＩループに接続されてお
り、ＩＣＭＰプロトコルによる疎通確認が可能である
が、待機系ポートはバックアップであるため、通常ＦＤ
ＤＩループから切り離されており、ＭＩＢ等のアダプタ
の状態を読み出して監視する方法がある。
ワーク障害監視は、一般的にネットワーク監視装置よ
り、ＩＣＭＰ（Internet Control Message Protcol）プ
ロトコルによるＥＣＨＯパケットを送信して、その応答
パケットを受信した結果、およびＳＮＭＰプロトコルに
よりＭＩＢを読み出して、そのＭＩＢ値をそのまま表示
することにより実現している。または、ＦＤＤＩのＤＡ
Ｓインタフェースアダプタをデュアルホーミング構成に
て２台のＦＤＤＩコンセントレータに接続し、そのＤＡ
Ｓカードの待機系ポートの障害監視を実行しようとした
場合、運用側ポートはＦＤＤＩループに接続されてお
り、ＩＣＭＰプロトコルによる疎通確認が可能である
が、待機系ポートはバックアップであるため、通常ＦＤ
ＤＩループから切り離されており、ＭＩＢ等のアダプタ
の状態を読み出して監視する方法がある。
【０００３】特開平８ー１０２７５６号公報「ネットワ
ーク管理システム」には、ＳＮＭＰプロトコルを有する
プロクシ装置を介してＦＤＤＩリング上の複数のノード
をＳンＭＰマネージャが管理するネットワークシステム
において、ＳＮＭＰマネージャが、各ノードに対してポ
ーリングを行って戻ってきたノード管理情報からＳＮＭ
Ｐノードを検出しノードの状態を自動的に把握するシス
テムが開示されている。
ーク管理システム」には、ＳＮＭＰプロトコルを有する
プロクシ装置を介してＦＤＤＩリング上の複数のノード
をＳンＭＰマネージャが管理するネットワークシステム
において、ＳＮＭＰマネージャが、各ノードに対してポ
ーリングを行って戻ってきたノード管理情報からＳＮＭ
Ｐノードを検出しノードの状態を自動的に把握するシス
テムが開示されている。
【０００４】特開平６ー６７９０９号公報「障害回復方
式」では、ＦＤＤＩ制御装置上で重障害が発生した際
に、ＦＤＤＩドライバに情報保存、障害回復等を行う管
理プロセスがあり、障害発生によりログを採取し、ＦＤ
ＤＩ制御装置に初期化要求を出す障害回復方式が開示さ
れている。
式」では、ＦＤＤＩ制御装置上で重障害が発生した際
に、ＦＤＤＩドライバに情報保存、障害回復等を行う管
理プロセスがあり、障害発生によりログを採取し、ＦＤ
ＤＩ制御装置に初期化要求を出す障害回復方式が開示さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来、ＭＩＢ等のアダ
プタの状態を読み出して監視する方法では、ＭＩＢとし
てfddimibPORTConnectStateが最も適しているが、マル
チベンダ環境のＦＤＤＩネットワークでは、デュアルホ
ーミング構成のＤＡＳインタフェースＦＤＤＩカード
で、予備ポートに対して定期的にＬＣＴ（Link Confide
nce Test）を実行するアダプタも存在し、この予備側ポ
ートを監視するために最も適当であるfddimibPORTConne
ctStateを読み出した場合でも、物理的にケーブル抜け
と同じ状態が定期的にネットワーク監視装置側に見えて
しまい、障害監視ができない場合がある問題がある。
プタの状態を読み出して監視する方法では、ＭＩＢとし
てfddimibPORTConnectStateが最も適しているが、マル
チベンダ環境のＦＤＤＩネットワークでは、デュアルホ
ーミング構成のＤＡＳインタフェースＦＤＤＩカード
で、予備ポートに対して定期的にＬＣＴ（Link Confide
nce Test）を実行するアダプタも存在し、この予備側ポ
ートを監視するために最も適当であるfddimibPORTConne
ctStateを読み出した場合でも、物理的にケーブル抜け
と同じ状態が定期的にネットワーク監視装置側に見えて
しまい、障害監視ができない場合がある問題がある。
【０００６】特開平８ー１０２７５６号公報「ネットワ
ーク管理システム」ＦＤＤＩシステムにおいてノードの
状態を把握するシステムであるが、ＦＤＤＩポートから
切り離されたつまり、物理的にケーブル抜けと同じ状態
が定期的にネットワーク監視装置側に見えてしまい、障
害監視ができない。
ーク管理システム」ＦＤＤＩシステムにおいてノードの
状態を把握するシステムであるが、ＦＤＤＩポートから
切り離されたつまり、物理的にケーブル抜けと同じ状態
が定期的にネットワーク監視装置側に見えてしまい、障
害監視ができない。
【０００７】特開平６ー６７９０９号公報「障害回復方
式」では、障害発生によりログを採取し、ＦＤＤＩ制御
装置に初期化要求を出す障害回復方式であり、障害を検
出した後の処置であり障害を必ず検出するものではな
い。
式」では、障害発生によりログを採取し、ＦＤＤＩ制御
装置に初期化要求を出す障害回復方式であり、障害を検
出した後の処置であり障害を必ず検出するものではな
い。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のＦＤＤＩ障害監
視装置は、ネットワーク監視装置と入出力装置内のＦＤ
ＤＩ制御部を接続したＦＤＤＩ障害監視装置において、
前記ＦＤＤＩ制御部は、運用系Ｂポートと待機系Ａポー
トであるＤＡＳインタフェースを有し、同一のＦＤＤＩ
ループに接続される２台のＦＤＤＩコンセントレータに
接続され、前記ＦＤＤＩループへの接続状態を示すＭＩ
Ｂを転送するＳＮＭＰプロトコルを有し、前記ネットワ
ーク監視装置は、前記ＳＮＭＰプロトコルを介して前記
ＦＤＤＩ制御部から前記ＭＩＢを読み出すＦＤＤＩ状態
情報採取手段と、一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み
出し、前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが
断線または抜けた場合等に表示されるConnectingまたは
初期メンテナンス状態の時に表示されるDisabledである
場合は、前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断し
て障害情報をログするＦＤＤＩ障害判断手段と、前記Ｆ
ＤＤＩ制御部の前記待機系Ａポートが障害状態であるこ
とを表示する障害表示手段を有する。
視装置は、ネットワーク監視装置と入出力装置内のＦＤ
ＤＩ制御部を接続したＦＤＤＩ障害監視装置において、
前記ＦＤＤＩ制御部は、運用系Ｂポートと待機系Ａポー
トであるＤＡＳインタフェースを有し、同一のＦＤＤＩ
ループに接続される２台のＦＤＤＩコンセントレータに
接続され、前記ＦＤＤＩループへの接続状態を示すＭＩ
Ｂを転送するＳＮＭＰプロトコルを有し、前記ネットワ
ーク監視装置は、前記ＳＮＭＰプロトコルを介して前記
ＦＤＤＩ制御部から前記ＭＩＢを読み出すＦＤＤＩ状態
情報採取手段と、一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み
出し、前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが
断線または抜けた場合等に表示されるConnectingまたは
初期メンテナンス状態の時に表示されるDisabledである
場合は、前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断し
て障害情報をログするＦＤＤＩ障害判断手段と、前記Ｆ
ＤＤＩ制御部の前記待機系Ａポートが障害状態であるこ
とを表示する障害表示手段を有する。
【０００９】本発明のＦＤＩ障害監視方法は、ネットワ
ーク監視装置と入出力装置内のＦＤＤＩ制御部を接続し
たＦＤＤＩ障害監視方法において、前記ＦＤＤＩ制御部
は、運用系Ｂポートと待機系ＡポートであるＤＡＳイン
タフェースを有し、同一のＦＤＤＩループに接続される
２台のＦＤＤＩコンセントレータに接続され、前記ＦＤ
ＤＩループへの接続状態を示すＭＩＢを転送するＳＮＭ
Ｐプロトコルを有し、前記ネットワーク監視装置は、前
記ＳＮＭＰプロトコルを介して前記ＦＤＤＩ制御部から
前記ＭＩＢを読み出すＦＤＤＩ状態情報採取手段を有
し、一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み出す第一の手
順と、前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが
断線または抜けた場合等に表示されるConnectingまたは
初期メンテナンス状態の時に表示されるDisabledである
か判断する第二のステップと、onnectingまたはDisable
dならば前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断す
る第三のステップと、障害情報をログする第四のステッ
プと、前記ＦＤＤＩ制御部の前記待機系Ａポートが障害
状態であることを表示する第五のステップを有する。
ーク監視装置と入出力装置内のＦＤＤＩ制御部を接続し
たＦＤＤＩ障害監視方法において、前記ＦＤＤＩ制御部
は、運用系Ｂポートと待機系ＡポートであるＤＡＳイン
タフェースを有し、同一のＦＤＤＩループに接続される
２台のＦＤＤＩコンセントレータに接続され、前記ＦＤ
ＤＩループへの接続状態を示すＭＩＢを転送するＳＮＭ
Ｐプロトコルを有し、前記ネットワーク監視装置は、前
記ＳＮＭＰプロトコルを介して前記ＦＤＤＩ制御部から
前記ＭＩＢを読み出すＦＤＤＩ状態情報採取手段を有
し、一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み出す第一の手
順と、前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが
断線または抜けた場合等に表示されるConnectingまたは
初期メンテナンス状態の時に表示されるDisabledである
か判断する第二のステップと、onnectingまたはDisable
dならば前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断す
る第三のステップと、障害情報をログする第四のステッ
プと、前記ＦＤＤＩ制御部の前記待機系Ａポートが障害
状態であることを表示する第五のステップを有する。
【００１０】本発明のプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体は、本発明のＦＤＩ障害監視
方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納す
る。
タ読み取り可能な記録媒体は、本発明のＦＤＩ障害監視
方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納す
る。
【００１１】本発明第二のＦＤＤＩ障害監視装置は、本
発明第一のＦＤＤＩ障害監視装置であって、ネットワー
ク監視装置と入出力装置内のＦＤＤＩ制御部をイーサネ
ットにより接続した。
発明第一のＦＤＤＩ障害監視装置であって、ネットワー
ク監視装置と入出力装置内のＦＤＤＩ制御部をイーサネ
ットにより接続した。
【００１２】本発明第三のＦＤＤＩ障害監視装置は、本
発明第一のＦＤＤＩ障害監視装置であって、ひとつのネ
ットワーク監視装置と複数の入出力装置内のＦＤＤＩ制
御部をイーサネットにより接続し、複数の前記ＦＤＤＩ
制御部の監視をひとつのネットワーク監視装置により行
う。
発明第一のＦＤＤＩ障害監視装置であって、ひとつのネ
ットワーク監視装置と複数の入出力装置内のＦＤＤＩ制
御部をイーサネットにより接続し、複数の前記ＦＤＤＩ
制御部の監視をひとつのネットワーク監視装置により行
う。
【００１３】本発明のネットワークシステムは、主記憶
装置と中央処理装置とＦＤＤＩ制御部を有する入出力装
置から構成される複数の情報処理装置をＦＤＤＩループ
により接続し、さらに本発明第一のＦＤＤＩ障害監視装
置を有する 。
装置と中央処理装置とＦＤＤＩ制御部を有する入出力装
置から構成される複数の情報処理装置をＦＤＤＩループ
により接続し、さらに本発明第一のＦＤＤＩ障害監視装
置を有する 。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００１５】図１は、本発明実施の形態のＦＤＤＩ障害
監視装置の構成を示すブロック図である。ＦＤＤＩルー
プ５を含むネットワーク全体の障害を監視するネットワ
ーク監視装置１と、ネットワーク監視装置１上で動作
し、入出力装置３上に搭載されるＦＤＤＩ制御部３１の
デュアルホーミング構成の待機系Ａポート３１２の障害
をＳＮＭＰプロトコルを介して監視するＦＤＤＩ障害監
視手段１２と、ＤＡＳインタフェースのＦＤＤＩ制御部
３１を有する入出力装置３と、ＦＤＤＩによりＬＡＮの
通信を行うＦＤＤＩ制御部３１と、ＦＤＤＩ制御部３１
とデュアルホーミング接続されるコンセントレータ６
と、これらのＦＤＤＩ機器が接続されるＬＡＮであるＦ
ＤＤＩループ５により構成される。ＦＤＤＩ制御部３１
とネットワーク監視装置１はイーサネット（登録商標）
により接続される。
監視装置の構成を示すブロック図である。ＦＤＤＩルー
プ５を含むネットワーク全体の障害を監視するネットワ
ーク監視装置１と、ネットワーク監視装置１上で動作
し、入出力装置３上に搭載されるＦＤＤＩ制御部３１の
デュアルホーミング構成の待機系Ａポート３１２の障害
をＳＮＭＰプロトコルを介して監視するＦＤＤＩ障害監
視手段１２と、ＤＡＳインタフェースのＦＤＤＩ制御部
３１を有する入出力装置３と、ＦＤＤＩによりＬＡＮの
通信を行うＦＤＤＩ制御部３１と、ＦＤＤＩ制御部３１
とデュアルホーミング接続されるコンセントレータ６
と、これらのＦＤＤＩ機器が接続されるＬＡＮであるＦ
ＤＤＩループ５により構成される。ＦＤＤＩ制御部３１
とネットワーク監視装置１はイーサネット（登録商標）
により接続される。
【００１６】ＦＤＤＩ障害監視手段１２は、ネットワー
ク監視装置１上で動作するプログラムにより実現するこ
ともできる。ＦＤＤＩ障害監視手段１２は、ＦＤＤＩ制
御部３１のＭＩＢ情報を採取するＦＤＤＩ状態情報採取
手段１２１と、その採取した情報よりデュアルホーミン
グ接続されるＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１
２とＦＤＤＩコンセントレータ６との間で物理インタフ
ェース障害が発生しているかを判断し、障害と判断され
た場合に障害情報をログするＦＤＤＩ障害判断手段１２
２と、ログされる障害情報からネットワーク監視装置１
上でＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１２が障害
であることを表示する障害表示手段１２３とを備える。
ク監視装置１上で動作するプログラムにより実現するこ
ともできる。ＦＤＤＩ障害監視手段１２は、ＦＤＤＩ制
御部３１のＭＩＢ情報を採取するＦＤＤＩ状態情報採取
手段１２１と、その採取した情報よりデュアルホーミン
グ接続されるＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１
２とＦＤＤＩコンセントレータ６との間で物理インタフ
ェース障害が発生しているかを判断し、障害と判断され
た場合に障害情報をログするＦＤＤＩ障害判断手段１２
２と、ログされる障害情報からネットワーク監視装置１
上でＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１２が障害
であることを表示する障害表示手段１２３とを備える。
【００１７】ＦＤＤＩ制御部３１は、ＦＤＤＩコンセン
トレータ６とケーブル６９にて接続されるＢポート３１
１およびＦＤＤＩコンセントレータ６とケーブル６９接
続されるＡポート３１２の２ポートを持つＤＡＳインタ
フェースのアダプタで、デュアルホーミング構成にてＦ
ＤＤＩループ５と接続されており、通常Ｂポート３１１
が運用系ポートとしてＦＤＤＩループ５とリンクを確立
してＬＡＮの通信を実行しており、Ａポート３１２はＢ
ポート３１１側での通信ができなくなった場合にのみＦ
ＤＤＩループ５とリンクを確立して通信が可能となる待
機系ポートとなっている。
トレータ６とケーブル６９にて接続されるＢポート３１
１およびＦＤＤＩコンセントレータ６とケーブル６９接
続されるＡポート３１２の２ポートを持つＤＡＳインタ
フェースのアダプタで、デュアルホーミング構成にてＦ
ＤＤＩループ５と接続されており、通常Ｂポート３１１
が運用系ポートとしてＦＤＤＩループ５とリンクを確立
してＬＡＮの通信を実行しており、Ａポート３１２はＢ
ポート３１１側での通信ができなくなった場合にのみＦ
ＤＤＩループ５とリンクを確立して通信が可能となる待
機系ポートとなっている。
【００１８】図３は、ＡＮＳＩが定義したＭＩＢの定義
を示す図である。ＦＤＤＩ制御部３１は、表１に示すAN
SI X3T9.5/84-49 SMT に準拠し、この規格で定義さ
れるＦＤＤＩの物理インタフェースの接続状態を規定す
るＭＩＢであるfddimibPORTConnectStateを実装し、通
常は運用ポートであるＢポート３１１はActiveとなり、
待機系ポートであるＡポート３１２はStandbyとなって
いる。また、待機系ポートであるＡポート３１２に対し
てＦＤＤＩリンクの品質をチェックするLink Confidenc
e Test(LCT)が実行された場合、このＬＣＴ実行中は一
時的にＡポート３１２のfddimibPORTConnectStateはCon
nectingとなる。
を示す図である。ＦＤＤＩ制御部３１は、表１に示すAN
SI X3T9.5/84-49 SMT に準拠し、この規格で定義さ
れるＦＤＤＩの物理インタフェースの接続状態を規定す
るＭＩＢであるfddimibPORTConnectStateを実装し、通
常は運用ポートであるＢポート３１１はActiveとなり、
待機系ポートであるＡポート３１２はStandbyとなって
いる。また、待機系ポートであるＡポート３１２に対し
てＦＤＤＩリンクの品質をチェックするLink Confidenc
e Test(LCT)が実行された場合、このＬＣＴ実行中は一
時的にＡポート３１２のfddimibPORTConnectStateはCon
nectingとなる。
【００１９】次に、本発明の実施の形態の動作について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００２０】次に図１乃至図３を参照し、本実施例の動
作について詳細に説明する。図２は、本発明実施の形態
のＦＤＤＩ障害監視方法の動作を示すフローチャートで
ある。Ｂポート３１１およびＡポート３１２をもつＤＡ
ＳインタフェースのＦＤＤＩ制御部３１が、同一ＦＤＤ
Ｉループ５に接続されるＦＤＤＩコンセントレータ６お
よびＦＤＤＩコンセントレータ６に接続されるデュアル
ホーミング構成をとる場合、ＦＤＤＩ制御部３１は、Ｆ
ＤＤＩプロトコルによりＢポート３１１を通常のＬＡＮ
の通信に使用する運用ポートとしてリンクの初期化を行
い、ＦＤＤＩループ５とリンクを確立する。
作について詳細に説明する。図２は、本発明実施の形態
のＦＤＤＩ障害監視方法の動作を示すフローチャートで
ある。Ｂポート３１１およびＡポート３１２をもつＤＡ
ＳインタフェースのＦＤＤＩ制御部３１が、同一ＦＤＤ
Ｉループ５に接続されるＦＤＤＩコンセントレータ６お
よびＦＤＤＩコンセントレータ６に接続されるデュアル
ホーミング構成をとる場合、ＦＤＤＩ制御部３１は、Ｆ
ＤＤＩプロトコルによりＢポート３１１を通常のＬＡＮ
の通信に使用する運用ポートとしてリンクの初期化を行
い、ＦＤＤＩループ５とリンクを確立する。
【００２１】Ａポート３１２は、Ｂポート３１１側にお
けるケーブル６９抜けやコンセントレータ６の故障によ
り通信ができなくなった場合にのみＦＤＤＩループ５と
リンクを確立する待機系ポートとして動作する。運用系
Ｂポート３１１が正常に通信可能な場合、この待機系Ａ
ポート３１２はＦＤＤＩループ５とリンクが未確立状態
で、この待機系Ａポート３１２を使用してｐｉｎｇ等の
通信ができないため、待機系Ａポート３１２の障害の有
無を実際に通信を実行することにより判断することはで
きないが、ポートの接続状態を示すＭＩＢであるfddimi
bPORTConnectStateをＳＮＭＰプロトコルで読み出し、
この値がStandby状態であれば、待機系Ａポート３１２
は、物理的には問題ないと判断することが可能である。
しかし、この待機系Ａポート３１２にリンクの品質をチ
ェックするLink Confidence Test(LCT)を定期的に実施
しているＦＤＤＩ制御部３１が開発ベンダにより存在
し、このＬＣＴを実行するＦＤＤＩ制御部３１において
は、ＬＣＴ実行中に前記ＭＩＢを読み出すと、ケーブル
６９が抜けている状態と同じConnectingを検出する場合
がある。このため、ＦＤＤＩ障害監視手段１２中のＦＤ
ＤＩ障害判断手段１２２は、ＦＤＤＩ状態情報採取手段
１２１に対しＳＮＭＰプロコトルにより前記ＭＩＢを読
み出す指示し、その結果より後述される図２により説明
される判断手段により待機系Ａポート３１２が故障であ
るかを判断し、障害と判断すれば障害情報をログし、障
害表示手段１２３はログされた情報より、ネットワーク
監視装置１上にＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３
１２における障害の有無を表示する。
けるケーブル６９抜けやコンセントレータ６の故障によ
り通信ができなくなった場合にのみＦＤＤＩループ５と
リンクを確立する待機系ポートとして動作する。運用系
Ｂポート３１１が正常に通信可能な場合、この待機系Ａ
ポート３１２はＦＤＤＩループ５とリンクが未確立状態
で、この待機系Ａポート３１２を使用してｐｉｎｇ等の
通信ができないため、待機系Ａポート３１２の障害の有
無を実際に通信を実行することにより判断することはで
きないが、ポートの接続状態を示すＭＩＢであるfddimi
bPORTConnectStateをＳＮＭＰプロトコルで読み出し、
この値がStandby状態であれば、待機系Ａポート３１２
は、物理的には問題ないと判断することが可能である。
しかし、この待機系Ａポート３１２にリンクの品質をチ
ェックするLink Confidence Test(LCT)を定期的に実施
しているＦＤＤＩ制御部３１が開発ベンダにより存在
し、このＬＣＴを実行するＦＤＤＩ制御部３１において
は、ＬＣＴ実行中に前記ＭＩＢを読み出すと、ケーブル
６９が抜けている状態と同じConnectingを検出する場合
がある。このため、ＦＤＤＩ障害監視手段１２中のＦＤ
ＤＩ障害判断手段１２２は、ＦＤＤＩ状態情報採取手段
１２１に対しＳＮＭＰプロコトルにより前記ＭＩＢを読
み出す指示し、その結果より後述される図２により説明
される判断手段により待機系Ａポート３１２が故障であ
るかを判断し、障害と判断すれば障害情報をログし、障
害表示手段１２３はログされた情報より、ネットワーク
監視装置１上にＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３
１２における障害の有無を表示する。
【００２２】図２は、ＦＤＤＩ制御部３１から読み出し
た前記fddimibPORTConnectStateを用いて、待機系Ａポ
ート３１２の障害の有無を判断するＦＤＤＩ障害判断手
段１２２にて使用される判断手段である。ＦＤＤＩ障害
判断手段１２２はＦＤＤＩ状態情報採取手段１２１に対
し、ＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１２のfddi
mibPORTConnectStateをＳＮＭＰプロトコルにより採取
する指示を出す（ステップＡ１）。次にこの読み出した
ＭＩＢ値がConnectingまたはdisabledであるか判断し
（ステップＡ２）、ConnectingまたはDisabledでなけれ
ば、待機系Ａポート３１２は正常と判断する。 Connec
tingまたはDisabledである場合は、このMIB値が何回連
続してConnectingまたはDisabledであるかを判断し（ス
テップＡ３）、Connectingまたはdisabledの状態が予め
定められたしきい値以上連続して検出された場合に障害
状態として判断し、障害情報をログする（ステップＡ
５）。そうでなければ一定時間待ちして（ステップＡ
４）、再度fddimibPORTConnectStateを採取する指示を
出す。
た前記fddimibPORTConnectStateを用いて、待機系Ａポ
ート３１２の障害の有無を判断するＦＤＤＩ障害判断手
段１２２にて使用される判断手段である。ＦＤＤＩ障害
判断手段１２２はＦＤＤＩ状態情報採取手段１２１に対
し、ＦＤＤＩ制御部３１の待機系Ａポート３１２のfddi
mibPORTConnectStateをＳＮＭＰプロトコルにより採取
する指示を出す（ステップＡ１）。次にこの読み出した
ＭＩＢ値がConnectingまたはdisabledであるか判断し
（ステップＡ２）、ConnectingまたはDisabledでなけれ
ば、待機系Ａポート３１２は正常と判断する。 Connec
tingまたはDisabledである場合は、このMIB値が何回連
続してConnectingまたはDisabledであるかを判断し（ス
テップＡ３）、Connectingまたはdisabledの状態が予め
定められたしきい値以上連続して検出された場合に障害
状態として判断し、障害情報をログする（ステップＡ
５）。そうでなければ一定時間待ちして（ステップＡ
４）、再度fddimibPORTConnectStateを採取する指示を
出す。
【００２３】図４は、本発明の実施の形態のＦＤＤＩ障
害監視方法を実行するコンピュータ６０と記録媒体６１
を示す図である。上述した、ステップＡ１乃至ステップ
Ａ５の各ステップは、コンピュータ６０の命令の組み合
わせにより実現することが可能である。これらの命令の
組み合わせをプログラムとして記録媒体６１に格納す
る。
害監視方法を実行するコンピュータ６０と記録媒体６１
を示す図である。上述した、ステップＡ１乃至ステップ
Ａ５の各ステップは、コンピュータ６０の命令の組み合
わせにより実現することが可能である。これらの命令の
組み合わせをプログラムとして記録媒体６１に格納す
る。
【００２４】図５は、本発明第二の実施の形態のＦＤＤ
Ｉ障害監視装置の構成を示すブロック図である。情報処
理装置２は、中央処理装置２７、システムバス２９、主
記憶装置２８、入出力装置３から構成されている。中央
処理装置２７は、システムバス２９により主記憶装置２
８と入出力装置３とそれぞれ接続されている。入出力装
置３とネットワーク監視装置１がイーサネット４により
接続されＦＤＤＩループ５の監視を行う。中央処理装置
２７は、主記憶装置２８に格納されている制御プログラ
ムを読み出しその指示に従い、入出力装置３へ指示を出
し、入出力装置３からの情報を主記憶装置２８へ書き込
む、または読み出しを行う。さらに、中央処理装置２７
は制御プログラムの指示に従い、情報処理装置２全体の
制御を行う。
Ｉ障害監視装置の構成を示すブロック図である。情報処
理装置２は、中央処理装置２７、システムバス２９、主
記憶装置２８、入出力装置３から構成されている。中央
処理装置２７は、システムバス２９により主記憶装置２
８と入出力装置３とそれぞれ接続されている。入出力装
置３とネットワーク監視装置１がイーサネット４により
接続されＦＤＤＩループ５の監視を行う。中央処理装置
２７は、主記憶装置２８に格納されている制御プログラ
ムを読み出しその指示に従い、入出力装置３へ指示を出
し、入出力装置３からの情報を主記憶装置２８へ書き込
む、または読み出しを行う。さらに、中央処理装置２７
は制御プログラムの指示に従い、情報処理装置２全体の
制御を行う。
【００２５】図６は、情報処理装置２をＦＤＤＩループ
５で接続し、情報処理装置２とネットワーク監視装置１
とをイーサネットにより接続した時のネットワークシス
テムの構成を示すブロック図である。情報処理装置２
は、ＦＤＤＩコンセントレータ６を介してＦＤＤＩルー
プ５に接続されている。各情報処理装置２は、それぞれ
の制御プログラムの指示に従い、情報処理装置２全体の
制御を行う。また、それぞれの制御プログラムの指示に
従い、必要なときはＦＤＤＩループ５を経由して互いに
通信を行う。ネットワーク監視装置１は、複数の情報処
理装置２内のＦＤＤＩ制御部３１の状態をイーサネット
により取り込みＦＤＤＩループ５の監視を行う。
５で接続し、情報処理装置２とネットワーク監視装置１
とをイーサネットにより接続した時のネットワークシス
テムの構成を示すブロック図である。情報処理装置２
は、ＦＤＤＩコンセントレータ６を介してＦＤＤＩルー
プ５に接続されている。各情報処理装置２は、それぞれ
の制御プログラムの指示に従い、情報処理装置２全体の
制御を行う。また、それぞれの制御プログラムの指示に
従い、必要なときはＦＤＤＩループ５を経由して互いに
通信を行う。ネットワーク監視装置１は、複数の情報処
理装置２内のＦＤＤＩ制御部３１の状態をイーサネット
により取り込みＦＤＤＩループ５の監視を行う。
【００２６】
【発明の効果】ＤＡＳインタフェースのＦＤＤＩ制御部
をデュアルホーミング構成にて使用時に、待機系Ａポー
トを障害監視することにより、運用系Ｂポート３１１側
に障害が発生した場合、確実に待機系Ａポート側で通信
が可能であることを保証し、２重障害を予防できる。
をデュアルホーミング構成にて使用時に、待機系Ａポー
トを障害監視することにより、運用系Ｂポート３１１側
に障害が発生した場合、確実に待機系Ａポート側で通信
が可能であることを保証し、２重障害を予防できる。
【図１】本発明実施の形態のＦＤＤＩ障害監視装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】本発明実施の形態のＦＤＤＩ障害監視方法の動
作において、ＦＤＤＩ制御部３１から読み出した前記fd
dimibPORTConnectStateを用いて、待機系Ａポート３１
２の障害の有無を判断するＦＤＤＩ障害判断手段１２２
にて使用される判断手段のフローチャートである。
作において、ＦＤＤＩ制御部３１から読み出した前記fd
dimibPORTConnectStateを用いて、待機系Ａポート３１
２の障害の有無を判断するＦＤＤＩ障害判断手段１２２
にて使用される判断手段のフローチャートである。
【図３】ＡＮＳＩが定義したＭＩＢの定義を示す図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施の形態のＦＤＤＩ障害監視方法を
実行するコンピュータ６０と記録媒体６１を示す図であ
る。
実行するコンピュータ６０と記録媒体６１を示す図であ
る。
【図５】本発明第二の実施の形態のＦＤＤＩ障害監視装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図６】情報処理装置２をＦＤＤＩループ５で接続し、
情報処理装置２とネットワーク監視装置１とをイーサネ
ットにより接続した時のネットワークシステムの構成を
示すブロック図である。
情報処理装置２とネットワーク監視装置１とをイーサネ
ットにより接続した時のネットワークシステムの構成を
示すブロック図である。
１ ネットワーク監視装置 ２ 情報処理装置 ２７ 中央処理装置 ２８ 主記憶装置 ２９ システムバス ３ 入出力装置 ４ イーサネット ３１ ＦＤＤＩ制御部 ３１１ Ｂポート ３１２ Ａポート ５ ＦＤＤＩループ ６ ＦＤＤＩコンセントレータ １２ ＦＤＤＩ障害監視手段 １２１ ＦＤＤＩ状態情報採取手段 １２２ ＦＤＤＩ障害判断手段 １２３ 障害表示手段 ６０ コンピュータ ６１ 記録媒体 ６９ ケーブル
Claims (6)
- 【請求項１】 ネットワーク監視装置と入出力装置内の
ＦＤＤＩ制御部を接続したＦＤＤＩ障害監視装置におい
て、 前記ＦＤＤＩ制御部は、運用系Ｂポートと待機系Ａポー
トであるＤＡＳ（DualAttachment Station）インタフェ
ースを有し、同一のＦＤＤＩループに接続される２台の
ＦＤＤＩコンセントレータに接続され、前記ＦＤＤＩル
ープへの接続状態を示すＭＩＢを転送するＳＮＭＰ（Si
mple Network Management Protcol）プロトコルを有
し、 前記ネットワーク監視装置は、前記ＳＮＭＰプロトコル
を介して前記ＦＤＤＩ制御部から前記ＭＩＢ（Manageme
nto Information Base）を読み出すＦＤＤＩ状態情報採
取手段と、一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み出し、
前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが断線ま
たは抜けた場合等に表示されるConnectingまたは初期メ
ンテナンス状態の時に表示されるDisabledである場合
は、前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断して障
害情報をログするＦＤＤＩ障害判断手段と、前記ＦＤＤ
Ｉ制御部の前記待機系Ａポートが障害状態であることを
表示する障害表示手段を有することを特徴とするＦＤＤ
Ｉ障害監視装置。 - 【請求項２】 ネットワーク監視装置と入出力装置内の
ＦＤＤＩ制御部を接続したＦＤＤＩ障害監視方法におい
て、 前記ＦＤＤＩ制御部は、運用系Ｂポートと待機系Ａポー
トであるＤＡＳインタフェースを有し、同一のＦＤＤＩ
ループに接続される２台のＦＤＤＩコンセントレータに
接続され、前記ＦＤＤＩループへの接続状態を示すＭＩ
Ｂを転送するＳＮＭＰプロトコルを有し、 前記ネットワーク監視装置は、前記ＳＮＭＰプロトコル
を介して前記ＦＤＤＩ制御部から前記ＭＩＢを読み出す
ＦＤＤＩ状態情報採取手段を有し、 一定時間間隔で複数回前記ＭＩＢ読み出す第一の手順
と、前記ＭＩＢ値が全てインタフェース・ケーブルが断
線または抜けた場合等に表示されるConnectingまたは初
期メンテナンス状態の時に表示されるDisabledであるか
判断する第二のステップと、onnectingまたはDisabled
ならば前記待機系Ａポートに障害が発生したと判断する
第三のステップと、障害情報をログする第四のステップ
と、前記ＦＤＤＩ制御部の前記待機系Ａポートが障害状
態であることを表示する第五のステップを有することを
特徴とするＦＤＤＩ障害監視方法。 - 【請求項３】 請求項２記載のＦＤＤＩ障害監視方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項４】 ネットワーク監視装置と入出力装置内の
ＦＤＤＩ制御部をイーサネットにより接続したことを特
徴とする請求項１記載のＦＤＤＩ障害監視装置。 - 【請求項５】 ひとつのネットワーク監視装置と複数の
入出力装置内のＦＤＤＩ制御部をイーサネットにより接
続し、複数の前記ＦＤＤＩ制御部の監視をひとつのネッ
トワーク監視装置により行うことを特徴とする請求項１
記載のＦＤＤＩ障害監視装置。 - 【請求項６】 主記憶装置と中央処理装置とＦＤＤＩ制
御部を有する入出力装置から構成される複数の情報処理
装置をＦＤＤＩループにより接続し、さらに請求項５記
載のＦＤＤＩ障害監視装置を有することを特徴とするネ
ットワークシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19698699A JP3317278B2 (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | Ｆｄｄｉ障害監視方法、ｆｄｄｉ障害監視装置、プログラムを記録した記録媒体、ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19698699A JP3317278B2 (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | Ｆｄｄｉ障害監視方法、ｆｄｄｉ障害監視装置、プログラムを記録した記録媒体、ネットワークシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001024680A JP2001024680A (ja) | 2001-01-26 |
| JP3317278B2 true JP3317278B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=16366938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19698699A Expired - Fee Related JP3317278B2 (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | Ｆｄｄｉ障害監視方法、ｆｄｄｉ障害監視装置、プログラムを記録した記録媒体、ネットワークシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3317278B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5493527B2 (ja) | 2009-07-14 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | 無線機能付き時計 |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP19698699A patent/JP3317278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001024680A (ja) | 2001-01-26 |
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