JP3166127B2 - Lan切替方式及び電力系統監視制御システム - Google Patents

Lan切替方式及び電力系統監視制御システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散処理システムにお
けるLAN切替方式、特に2重化されたバス型LANの
最適なLAN切替方式及び分散型の電力系統監視制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統監視制御システムでは、
イーサネット等の通信プロトコルを主とする2重化され
たバス型LANにおいて、これに接続された複数のCP
U間でLANを介して通信を行なう分散処理システムが
利用されている。即ち、電力系統の各種情報を伝送回路
を介してオンラインリアルタイムで取り込み、電力系統
の監視,制御を行なう複数のCPUから構成される分散
型の電力系統監視制御システムにおいては、図7に示す
ように、CPU41〜4n及び情報伝送装置31〜3n
は相互にシステムLAN5を介して定期的に情報のやり
とりを行なって、他装置の動作状態(生/死)を監視す
る。通信異常の検出はこの定周期送信により行なう。又
2重化されたシステムLAN5の各バスはマスター、ス
レーブの関係を持ち、各装置の伝送情報は、通常マスタ
ー系のバスを使用して他装置へ伝送される。
【0003】例えば、図7中のの個所で通信異常が発
生したとすると、当該ノード回線7に接続するCPU
(2)42は定期送信時、例えばCPU42からCPU
41への送信時に異常を検出するが、これがノード回線
7か或はシステムLAN5のバス上で発生したものかど
うか判定できない。このため従来は何らかの通信異常を
検出した場合は、CPU42は通信を再開するために、
直ちにシステムLAN5のマスター/スレーブの切り替
を行ない、スレーブ系をマスター系に切り替えて通信の
再開を可能にする。しかし、この場合、バスは異常でな
く、切り替える必要のない故障であり、さらに、この後
に別のCPUのノード回線に異常が発生した場合には、
既でに他系バスは異常扱いとなっているために切り替え
不能となる。
【0004】従来の2重化されたバスの故障検出に関し
て、特開平2−60338号公報、特開平4−2486
47号公報、特開平5−95363号公報、特開平5−
252172号公報等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のLA
N切替方式では、通信路の構成が、システムバスとこれ
に接続するノード回線から成っており、異常個所が実際
にはバス自体には異常はなく、CPUからバス迄の接続
回線(ノード回線)で発生した異常でもバスの切り替え
を行なってしまうために、切替後に再度、別のノード回
線に異常が発生した場合にはLANの切り替えが出来な
くなり、使用不能となる。すなわち、バスは正常であっ
てもマスター/スレーブの切り替えをしてしまうことに
よる問題点があった。
【0006】本発明の目的は、このノード回線の異常で
はLANの切り替えは行なわず、バスの異常時のみ切り
替えを実行することにより上記の問題点を解決し、適切
なLAN切替が行なえるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、イーサネッ
ト等の通信プロトコルによる複数のCPU間の通信を行
なう際の伝送路上で発生する異常について、全てのCP
Uが通信異常を検出した場合に、バスの異常と判断し、
2重化されたバス型LANのマスター/スレーブの切替
を行うことにより達成される。
【0008】
【作用】本発明の上記技術的手段によれば、バスが異常
の場合には、それを使用している全てのCPUが異常を
検出することになる。したがって全てのCPUが異常を
検出したときLANの切り替えを実行する。これにより
確実なLAN切替を実現することが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。図
1は、本発明の一実施例の全体システム構成を示したも
のであり、電力系統1の各種情報(2値、数値等)を伝
送回線2を介してオンラインリアルタイムで取り込み、
電力系統1の監視、制御を行う電力系統監視制御システ
ム10を示している。電力系統監視制御システム10
は、監視制御を実行する複数のCPU41,42〜4n
とこれらを管理する共有装置6、伝送回線の送受信を行
なう情報伝送装置31〜3n、及びこれらを接続する2
重化されたバス型のシステムLAN5から構成される。
【0010】図2は、従来の図7に対応した本発明の実
施例を示したものであり、従来構成に比べると共有装置
6が接続されており、これが各CPU41,42〜4n
の状態の全体管理を行う様になっている。図において8
は異常の発生を表示する表示装置である。
【0011】本実施例で先ず、ノード回線7の部分で
異常が発生した場合を考えてみると、当該CPU(2)
42は定期送信時に異常を検出し、図3に示す共有装置
6内の回線状態管理テーブルのCPU(2)のアドレス
に回線異常“1”をセツトする。
【0012】図6は、各CPU、情報伝送装置が他装置
に対して相互診断の為に定周期に送信する処理のフロー
チャートを示したものである。又、複数のCPU41,
42〜4n間は、マスター/スレーブの関係を持ち、本
図ではCPU(1)41がマスター系(その他のCPU
はスレーブ系)となり、バス異常時の切替を実行するも
のとする。
【0013】図6のフローチャートによると、CPU
(2)42はスレーブ系であり、ブロックA,B,C,
Dの処理を行う。又、CPU(2)42以外のCPUも
図6のフローチャートの処理を実行するが、CPU
(1)41以外はスレーブ系であり、CPU(2)42
と同様の処理を実行し終了する。CPU(1)41は、
マスター系として、図6ではブロックA,B,C,D,
E,F,Iを実行する。ブロックEは、他のCPU(ス
レーブ系)の通信異常を検出する時間(t秒)迄待つ処
理である。ブロックFは、マスター系のCPUが回線状
態管理テーブルを参照し、全CPUが異常かどうか判定
する処理である。今回は、CPU(2)42のみ異常と
なっているのでノード回線異常と判定しバス切替は行わ
ない。また同時に回線状態管理テーブルの内容(回線異
常“1”)を表示装置8に表示する。次のブロックIで
は回線状態管理テーブルの内容を次回の処理に備える為
に全て“0”クリアーして処理を終了する。
【0014】次に、図2のマスター系のバスの部分で
異常が発生した場合を考える。図5は、マスター系のバ
スNO1で異常が発生した時からLAN切替迄の処理の
タイムチャートを示したものである。本処理も図6のフ
ローチャートに従って実行するが、バス上の異常の場合
は、全CPU41,42〜4nが異常を検出し、共有装
置6内の回線状態管理テーブルの内容は図4の様に、全
CPU41,42……4nの状態が回線異常“1”とな
る。この結果をマスター系であるCPU(1)41がt
秒後に参照してバス異常と判断し、バスNO2をマスタ
ー系へ切り替える処理を実行(図6のブロックG)し、
切替後に各CPU、情報伝送装置へ切替結果を通知する
(ブロックH)。
【0015】ここで、2本のバスは、通常時、どちらの
バスも通信可能とし、マスター、スレーブのモードを論
理的に定義し、マスター系を通信で使用することにして
いる。従って、バスの切替は、ソフトウェア上で変更可
能なものとなっている。又、通信異常の検出は情報伝送
装置31〜3nでも検出するが、バス切替の判定条件に
は、CPU41,42〜4nの検出結果で可能である。
また、CPU41,42〜4nと情報伝送装置31〜3
nの全てが異常検出したときLAN切替を実行するよう
にすることができる。勿論更に他の系統盤表示装置やリ
モートT/W等の異なる機器を接続した場合にも全てが
異常検出したときに切り替えるようにすることができ
る。
【0016】以上の様に、本発明では、全CPUが通信
異常を検出した場合をバスの異常と判定し、LAN(バ
ス)の切替を行うことにより、適切なLAN切替を可能
にするものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、LANの通信異常が発
生した場合にのみ切り替えを行ない、不必要なLAN切
替を防止し、適切なLAN切替を実現することができ、
システム全体の信頼度を向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例構成説明図である。
【図3】本発明の一実施例の回線状態管理テーブル内容
説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の回線状態管理テーブル内
容説明図である。
【図5】本発明の一実施例の処理タイムチャートであ
る。
【図6】本発明の一実施例送信処理フローチャートであ
る。
【図7】従来装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1…電力系統、2…伝送回線、31〜3n…情報伝送装
置、41…CPU(1)42…CPU(2)4n…CP
U(n)、5…システムLAN(2重化バス型)、6…
共有装置、7…ノード回線、8…表示装置、10…電力
系統監視制御システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 雄一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 照沼 武司 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立 エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 真野 龍廣 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立 エンジニアリング 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−126734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 H04L 29/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イーサネット等の通信プロトコルによる
    複数のCPU間で通信を行なう分散処理システムにおけ
    る2重化されたバス型LANの切替方式において、上記
    バスに接続された全てのCPUが通信異常を検出した場
    合に上記バス型LANの切替を行なうことを特徴とする
    LAN切替方式。
  2. 【請求項2】 イーサネット等の通信プロトコルによる
    複数のCPU及び他の機器間で通信を行なう分散処理シ
    ステムにおける2重化されたバス型LANの切替方式に
    おいて、上記バスに接続された全てのCPU及び他の機
    器が通信異常を検出した場合に上記バス型LANの切替
    を行なうことを特徴とするLAN切替方式。
  3. 【請求項3】 イーサネット等の通信プロトコルによる
    複数のCPU間で通信を行なう分散処理システムにおけ
    る2重化されたバス型LANの切替方式において、上記
    複数のCPU回線状態を管理する回線状態管理テーブル
    を備えた共有装置を設け、上記バスに接続された各CP
    Uは上記共有装置の回線状態管理テーブルに回線状態を
    セットし、上記CPUのマスタ系は上記回線状態管理テ
    ーブルから全てのCPUが通信異常になったことを検出
    した場合に上記バス型LANの切替を実行することを特
    徴とするLAN切替方式。
  4. 【請求項4】 イーサネット等の通信プロトコルによる
    複数のCPU間で通信を行なう分散処理システムにおけ
    る2重化されたバス型LANの切替方式において、上記
    複数のCPU回線状態を管理する回線状態管理テーブル
    を備えた共有装置及び回線状態表示装置を設け、上記バ
    スに接続された各CPUは上記共有装置の回線状態管理
    テーブルに回線状態をセットし、上記CPUのマスタ系
    は上記回線状態管理テーブルの内容を上記表示装置に表
    示すると共に全てのCPUが通信異常になったことを検
    出した場合に上記バス型LANの切替を実行することを
    特徴とするLAN切替方式。
  5. 【請求項5】 電力系統の各種情報を伝送回線を介して
    オンラインリアルタイムで取り込み、電力系統の監視及
    び制御を行なう2重化されたバス型LANに接続された
    複数のCPUから構成された分散型の電力系統監視制御
    システムにおいて、上記複数のCPU回線状態を管理す
    る回線状態管理テーブルを備えた共有装置を設け、上記
    バスに接続された各CPUは上記共有装置の回線状態管
    理テーブルに回線状態をセットし、上記CPUのマスタ
    系によって上記回線状態管理テーブルから全てのCPU
    が通信異常を検出した場合に上記バス型LANの切替を
    実行するLAN切替手段を設けたことを特徴とする電力
    系統監視制御システム。
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JP4641188B2 (ja) * 2005-01-13 2011-03-02 富士通株式会社 二重化lanシステム
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