JPH11122270A - 遠方監視制御装置 - Google Patents

遠方監視制御装置

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JPH11122270A
JPH11122270A JP29318097A JP29318097A JPH11122270A JP H11122270 A JPH11122270 A JP H11122270A JP 29318097 A JP29318097 A JP 29318097A JP 29318097 A JP29318097 A JP 29318097A JP H11122270 A JPH11122270 A JP H11122270A
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master station
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健一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの信頼性を向上させ、LAN上の伝
送負荷と監視用制御計算機親局の負荷を軽減させる。 【解決手段】 ポートモードファイル20bは、子局
(TCR)毎に監視制御ルート情報を保存する。ポート
モード切替要求処理部20aは、監視用制御計算機によ
り作成されたポートモードの切替要求があると監視制御
ルートを切替える一方、ポートモードファイル20bの
内容を書換え、切替えられたポートモードを監視用制御
計算機1へ通知する。監視部20cは、子局、親局及び
関連する多重伝送路の状態を監視して監視データを監視
用制御計算機1へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠方の監視制御対
象機器を遠方監視制御装置を用いて監視制御する場合に
おいて、親局あるいは子局あるいは伝送路上で障害発生
時に健全な監視制御ルートを確保する機能を有する遠方
監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遠方監視制御装置(TC)におい
ては、監視用制御計算機(ホストCPU)、親局(TC
M)及び子局(TCR)でそれぞれ運転モードを管理し
ており、監視用制御計算機(ホストCPU)、親局(T
CM)はそれぞれ装置毎に通常モード、待機モード、試
験モード、停止モードのいずれかのモード状態となるこ
とにより監視制御データの監視制御ルートの制御を行っ
ている。子局(TCR)は平常状態、試験状態の状態管
理を行っている。
【0003】図13は、上記する遠方監視制御装置の一
般的な系統図である。
【0004】図において、常用系として監視用制御計算
機(ホストCPU(A))1と、待機系として監視用制
御計算機(ホストCPU(B))2とが配置され、これ
らの監視用制御計算機(ホストCPU(A))1と監視
用制御計算機(ホストCPU(B))2とに二重系から
なる1系LAN14Aと2系LAN14Bが親局(TC
M(A))3と親局(TCM(B))4とへ接続されて
いる。そして、親局(TCM(A))3から伝送路16
Aを介して子局(TCR(1))5へ接続する一方、伝
送路16Bを介して子局(TCR(2))6へ接続して
いる。
【0005】また、親局(TCM(B))4からは伝送
路16Cを介して子局(TCR(1))5へ接続する一
方、伝送路16Dを介して子局(TCR(2))6へ接
続している。
【0006】一方、図13右側に示す親局(TCM
(A))15及び親局(TCM(B))17が1系LA
N14Aと2系LAN14Bを介して監視用制御計算機
(ホストCPU(A))1と監視用制御計算機(ホスト
CPU(B))2とに接続している。さらに、親局(T
CM(A))15と親局(TCM(B))17の各送信
側(S)15Aと送信側(S)17Aとは、それぞれ伝
送路18C、伝送路18Dを介して系統路分岐装置(C
CS1)8へ接続している。
【0007】また、親局(TCM(A))15と親局
(TCM(B))17の各受信側(R)15Bと受信側
(R)17Bとは、それぞれ伝送路18Aと伝送路18
Bとを介して系統路分岐装置(CCS2)9へ接続し、
系統路分岐装置(CCS1)8には、伝送路18Cと伝
送路18Dを切替えるハイブリッド(H)11を有し、
伝送路22と伝送路23とが系統路分岐装置(CCS
2)9へ接続しており、系統路分岐装置(CCS2)9
では、ハイブリッド(H)13を有して、子局(TCR
(3))7の送信側(S)7Aに接続する一方、切換器
12を介して受信側(R)7Bへ接続している。
【0008】子局(TCR(1))5、子局(TCR
(2))6、子局(TCR(3))7はそれぞれ電力設
備19へ接続している。
【0009】まず、図13の構成で、子局(TCR
(1))5、子局(TCR(2))6のルートで、遠方
監視制御装置のシステム上に障害が発生したときの健全
系の確保方法について説明する。
【0010】正常時の監視制御ルートは、常用系の監視
用制御計算機(ホストCPU(A))1から1系LAN
14A、2系LAN14B、常用系の親局(TCM
(A))3及び伝送路16Aを経由して平常状態の子局
(TCR(1))5を監視制御するルートを形成してい
る。また、子局(TCR(2))6向けの監視制御ルー
トは、監視用制御計算機(ホストCPU(A))1から
1系LAN14A、2系LAN14B、常用系親局(T
CM(A))3及び伝送路16Bを経由して平常状態の
子局(TCR(2))6としている。
【0011】このような状態で、伝送路16Aで図14
のように、図示×印の障害が発生した場合、親局(TC
M(A))3及び子局(TCR(1))5にて相手装置
不応答、あるいは伝送路レベル低下により検出される。
親局(TCM(A))3で検出した障害情報が1系LA
N14A及び2系LAN14Bを経由して監視用制御計
算機(ホストCPU(A))1と監視用制御計算機(ホ
ストCPU(B))2へ通知される。
【0012】また、子局(TCR(1))5で検出され
た伝送路16Aの故障情報が伝送路16C、親局(TC
M(B))4、1系LAN14A、2系LAN14Bを
経由して監視用制御計算機(ホストCPU(A))1と
監視用制御計算機(ホストCPU(B))2へ通知され
る。この障害情報により監視用制御計算機(ホストCP
U(A))1及び監視用制御計算機(ホストCPU
(B))2にて親局(TCM(A))3経由で子局(T
CR(1))5を監視制御することが不可能なことを検
出する。この結果、図14に示すように、子局(TCR
(1))5のモード状態を常用系から停止系へ切替え、
親局(TCM(A))3のモード状態を待機系から常用
系へ切替える。
【0013】このように、前記障害が発生した場合、親
局(TCM(A))3、常用系の監視用制御計算機(ホ
ストCPU(A))1から1系LAN14A、2系LA
N14B、常用系の親局(TCM(B))4及び伝送路
16Cを経由して平常状態の子局(TCR(1))5を
監視制御するルートとする。また、子局(TCR
(2))6向けは、常用系の監視用制御計算機(ホスト
CPU(A))1から1系LAN14A、2系LAN1
4B、常用系の親局(TCM(B))4及び伝送路16
Dを経由して平常状態の子局(TCR(2))6を監視
制御するルートとなり、健全な監視制御ルートを確保す
ることができる。
【0014】次に、図13の状態で子局(TCR
(3))7向けについて、システム上に障害が発生した
ときの健全系の確保方法について説明する。
【0015】正常時の監視制御ルートは、常用系の監視
用制御計算機(ホストCPU(A))1から1系LAN
14A、2系LAN14B、常用系の親局(TCM
(A))15及び伝送路22を経由して平常状態の子局
(TCR(3))7を監視制御するルートとなる。
【0016】ここで、伝送路18Aで障害が発生した場
合を考えると、図14に示すように伝送路18Aで発生
した障害(図示×印)が親局(TCM(A))15及び
子局(TCR(3))7にて検出される。そして、親局
(TCM(A))15で検出した障害情報が1系LAN
14A及び2系LAN14Bを経由して監視用制御計算
機(ホストCPU(A))1及び監視用制御計算機(ホ
ストCPU(B))2へ通知される。
【0017】この場合、子局(TCR(3))7で検出
された障害情報は上位装置に通知することは不可能であ
る。この障害情報は監視用制御計算機(ホストCPU
(A))1にて親局(TCM(A))15経由で子局
(TCR(3))7を監視制御することが不可能なこと
を検出する。このため、親局(TCM(A))15のモ
ード状態を常用系から停止系に、親局(TCM(B))
17のモード状態を待機系から常用系にそれぞれ切替え
要求を送信し、親局(TCM(A))15と子局(TC
R(3))7にて切替え要求に従ってモードの切替えを
実施する。
【0018】上記処理により、伝送路18Aで障害が発
生した場合の子局(TCR(3))7向けの監視制御ル
ートは、常用系の監視用制御計算機(ホストCPU
(A))1から1系LAN14A、2系LAN14B、
常用系の親局(TCM(B))17及び伝送路23を経
由して平常状態の子局(TCR(3))7を監視制御す
るルートとなり、健全な監視制御ルートを確保すること
ができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14のよ
うに既に伝送路16Aと伝送路18Aに障害があると
き、伝送路16Dに障害(図示××)が発生した場合を
考える。伝送路16Dに障害が発生した場合、常用系の
親局(TCM(B))4から子局(TCR(2))6に
対して監視制御を実施することが不可能となる。また、
停止系の親局(TCM(A))3を常用系とした場合も
伝送路16Aが障害があり常用系の親局(TCM
(A))3から子局(TCR(1))5に対して監視制
御を実施することが不可能となる。この場合、伝送路1
6B及び伝送路16Cが健全であるにもかかわらず正常
な監視制御が不可能となりシステムの信頼性上、大きな
懸案要因となっていた。
【0020】また、LAN上の伝送データは、1系LA
N14Aと2系LAN14Bの両方に伝送されており、
かかる、オープン分散システムにおいては、LAN上の
伝送負荷及び各LAN上装置の負荷を増大させる要因と
なっていた。
【0021】また、システム上に障害発生時、関連する
全ての子局(TCR)の監視制御ルートを切替える必要
があり、障害発生時のシステム上の負荷が非常に高くな
ると共に、切替え時間がかかるという問題があった。
【0022】また、親局(TCM)のモードの管理を監
視用制御計算機(ホストCPU)で実施しているため、
監視用制御計算機(ホストCPU)が両系ダウンしたよ
うな場合はモードの管理を行うことができなくなり電力
系統設備の監視制御が全くできなくなってしまいシステ
ムの信頼性上、大きな懸案要因となっていた。
【0023】また、図13において、ハイブリッド
(H)11及びハイブリッド(H)13で分岐した伝送
路18A及び伝送路18Bの監視を使用系しか行ってお
らず、不使用系の伝送路状態は系統路分岐装置(CCS
1)8を切替えて使用してみないと状態が判らずシステ
ムの障害監視上、大きな懸案要因となっていた。
【0024】また、親局(TCM)は常用系の親局(T
CM)のみが処理を行うこととなり、親局(TCM)の
負荷が片寄ってしまうという問題があった。
【0025】また、親局(TCM)のモード管理を監視
用制御計算機(ホストCPU)で行っていたため、迅速
な親局(TCM)のモード切替えが不可能であった。
【0026】そこで、本発明は、システム上の異常時に
健全監視制御ルートを確実に確保すると共に、システム
全体の負荷軽減を図る遠方監視制御装置を提供すること
を目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、監視
制御対象機器を監視制御する複数の子局と、これら子局
と多重伝送路で接続され各子局から監視データを取込
み、各子局へ制御データを出力して各子局を統括して監
視制御する複数の親局と、これら親局と多重伝送路で接
続され各親局から監視データを取込み、制御演算して得
られる制御データを各親局へ出力する少なくとも1台が
常用系で必要により他の待機系へ切替える複数の監視用
制御計算機とからなる遠方監視制御装置において、各親
局は、子局と親局と監視用制御計算機とこれらに連なる
多重伝送路との間の監視制御ルートを定める監視制御ル
ート情報をポートモードとして子局毎に対応して記憶す
るポートモードファイルと、監視用制御計算機により作
成されたポートモードの切替要求があると監視制御ルー
ト情報に従って切替える一方、ポートモードファイルの
内容を書換え、切替えられたポートモードを監視用制御
計算機へ通知するポートモード切替要求処理部と、子
局、親局及び関連する多重伝送路の状態を監視して監視
データを監視用制御計算機へ通知する監視部とを設ける
ようにしたものである。この手段によれば、各親局にそ
れぞれ子局毎のポートモードを保存するようにしたの
で、伝送ルートが子局単位で切替えられ、全ての子局の
ルートを切替えないで障害対象の子局のみのルートを切
替え健全なルートを確保でき、システムの信頼性を向上
させることができる。また、従来の複数のLAN上へ伝
送データを送っていたが、必要な子局の情報のみを監視
用制御計算機へ送信するので、LAN上の伝送負荷と監
視用制御計算機と親局の負荷を軽減させることができ
る。
【0028】請求項2の発明は、監視制御対象機器を監
視制御する複数の子局と、これら子局と多重伝送路で接
続され各子局から監視データを取込み、各子局へ制御デ
ータを出力して各子局を統括して監視制御する複数の親
局と、これら親局と多重伝送路で接続され各親局から監
視データを取込み、制御演算して得られる制御データを
各親局へ出力する少なくとも1台が常用系で必要により
他の待機系へ切替えられる複数の監視用制御計算機とか
らなる遠方監視制御装置において、各親局は、子局と親
局と監視用制御計算機とこれらに連なる多重伝送路との
間の監視制御ルートを定める監視制御ルート情報をポー
トモードとして子局毎に対応して記憶するポートモード
ファイルと、子局、親局及び関連する多重伝送路の状態
を監視して監視データを通知する監視部と、この監視部
により通知される監視データに基づいて監視制御ルート
情報の切替条件を作成するポートモード切替条件作成部
と、このポートモード切替条件作成部により作成された
切替条件に従ったポートモードの切替要求があると監視
制御ルートを切替える一方、ポートモードファイルの内
容を書換えるポートモード切替要求処理部とを設けるよ
うにしたものである。この手段によれば、親局側でポー
トモードの切替える条件を作成することができるので、
監視用制御計算機の全てが故障しても親局によって制御
することができ、系統監視盤によって監視をすればシス
テム全体の信頼性を向上させることができる。
【0029】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の遠方監視制御装置において、各親局の監視部
は、各子局の状態情報、各子局からの使用系のみならず
不使用系のハローコールを受信して伝送路の状態の障害
を検知して通知するようにしたものである。この手段に
よれば、各子局からの不使用系の伝送路のハローコール
を含めて受信して全ての伝送路の状態を監視しているの
で、回線切替装置を有するハイブリッドで分岐した伝送
路の障害も確実に把握することができる。従って、従
来、使用系しか監視していないために生ずる不使用系を
使用系へ切替えて初めて障害の伝送路であると判るとい
う不祥事を阻止できる。
【0030】請求項4の発明は、請求項2記載の遠方監
視制御装置において、ポートモード切替条件作成部は、
監視部により通知があったとき、健全系の親局、あるい
は、伝送路へデータが伝送されるように切替える条件を
作成すると共に、各親局の負荷状態の履歴を保存し、負
荷状態の予測に基づいて各親局の負荷が一定となるよう
に切替える条件を作成するようにしたものである。この
手段によれば、各親局の負荷状態の履歴を保存し、負荷
予測ができるので、各親局の負荷が一定となるようにポ
ートモードを切替えることができる。また、監視データ
に基づいてポートモードの切替えができる。
【0031】請求項5の発明は、請求項2記載の遠方監
視制御装置において、ポートモード切替条件作成部は、
監視用制御計算機の状態に応じて各親局のポートモード
状態の切替条件を作成するようにしたものである。この
手段によれば、親局の管理によってポートモードの切替
えができ、従来のCPUモードによる切替えに比べ迅速
な処理が行える。
【0032】請求項6の発明は、請求項1または請求項
2記載の遠方監視制御装置において、回線切替装置によ
り伝送路を切替える親局については、監視部による通知
により健全系の伝送路へ切替えると共に、切替え結果を
監視用制御計算機へ通知するようにしたものである。こ
の手段によれば、1台の親局に対して、回線切替装置付
きの子局と回線切替装置のない子局を接続して監視制御
をすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の第1実施の形態を示す遠
方監視制御装置の系統図であって、図1において、図1
3と同一符号は、同一部分または相当部分を示してい
る。
【0035】図1において、図13と異なる主な点は、
親局を(TCM(A))3、15と(TCM(B))
4、17の4つを、親局(TCM(A))20と(TC
M(B))21の2つに統合したことである。
【0036】親局(TCM(A))20は、図2に示す
ように、ポートモード切替要求処理部20aとポートモ
ードファイル20bと伝送路状態監視部20cとLAN
伝送部20dとTCR向け伝送部20eとポートモード
切り替え条件ファイル群20hと子局制御データ処理部
20iと子局監視データ処理部20jとから構成されて
いる。
【0037】ここで、ポートモード切替要求処理部20
aは、監視用制御計算機(ホストCPU)により作成さ
れたポートモードの切替要求があると監視制御ルートを
切替える一方、ポートモードファイル20bの内容を書
換え、切替えられたポートモード状態を監視用制御計算
機(ホストCPU(A))1へ通知するものである。ポ
ートモードファイル20bは、子局(TCR)毎に監視
制御ルート情報を保存するものである。伝送路状態監視
部20cは、子局、親局及び関連する多重伝送路の状態
を監視して監視データを監視用制御計算機(ホストCP
U(A))1へ通知するものである。ポートモード切り
替え条件ファイル群20hは、ポートモード切替えるた
めに必要な条件データを記憶するものである。子局制御
データ処理部20iは、LAN伝送部20dから子局制
御データであるTCM・TCR信号b1を入力して信号
b2をTCR向け伝送部20eを介して子局(TCR)
へ出力するものである。子局監視データ処理部20j
は、TCR向け伝送部20eから子局監視データである
TCR・TCM信号a1を入力して信号a2をLAN伝
送部20dへ出力するものである。
【0038】ポートモードファイル20bは、図3に示
すように、例えば、親局(TCM(A))20内に子局
(TCR(1))5に対するポートモード保存エリア2
5とポートモード保存エリア26を有し、親局(TCM
(B))21内に子局(TCR(1))5に対するポー
トモード保存エリア27とポートモード保存エリア28
を有している。従って、子局(TCR)をn局実装して
いるシステムにおいては、各親局(TCM)内のポート
モード保存エリアには2×n個必要となる。
【0039】ポートモード保存エリア25は親局(TC
M(A))20で管理する1系LAN14A向けのポー
トモードを保存するエリアであり、ポートモード保存エ
リア26は親局(TCM(A))20で管理する2系L
AN14B向けのポートモードを保有するエリアであ
る。また、同様にポートモード保存エリア27は親局
(TCM(B))21で管理する1系LAN向けのポー
トモードを保存するエリアであり、ポートモード保存エ
リア28は親局(TCM(B))21で管理する2系L
AN向けのポートモードを保存するエリアである。
【0040】図3において、図示するポートA1及びポ
ートB1は上位ポートと呼ばれ、これにより監視用制御
計算機(ホストCPU)へ伝送する子局(TCR)の伝
送情報の制御と監視用制御計算機(ホストCPU)から
親局(TCM)に伝送する情報の制御を実施する。ポー
トA1は1系LAN14A経由で監視用制御計算機(ホ
ストCPU(A))1向けデータの制御に使用し、ポー
トB1は1系LAN14A経由監視用制御計算機(ホス
トCPU(B))2向けデータの制御に使用する。
【0041】上位ポートモードには、オンライン(O
N)、スタンバイ1(ST1)、スタンバイ2(ST
2)オンライン(OFF)の4つのモードの何れかが設
定される。オンラインモード時は基本的に全て情報の送
/受信を行う。スタンバイ1モード時は基本的に全ての
情報を受信し、送信は行わない。スタンバイ2モード時
は基本的にデータの受信は行わず、全ての送信情報を送
信する。オフラインモード時はデータ送/受信を行わな
い。
【0042】編集モードには子局(TCR)から通知さ
れたTCR編集モードが設定される。設定されるモード
は平常状態、あるいは試験状態である。ルートには子局
(TCR)の使用回線、伝送路、あるいは自動が設定さ
れる。自動の場合は上位ポートモードがオンラインとな
っている伝送路が使用系となる。
【0043】上記構成で、システムの正常時のポートモ
ードは、図4に示すように、子局(TCR(1))5の
ポートモード保存エリア60は、図示60aのポートA
1がオンラインモードとなる。すなわち、1系LAN1
4Aを用いて監視用制御計算機(ホストCPU(A))
1から監視制御を実施することが可能となる。また、図
示60bのポートB1がスタンバイ2モードとなる。す
なわち、1系LAN14Aを用いて監視用制御計算機
(ホストCPU(B))2から監視を実施することが可
能となる。
【0044】監視制御ルートは、図において、監視用制
御計算機(ホストCPU(A))1から1系LAN14
A、親局(TCM(A))20及び伝送路16Aを経由
して子局(TCR(1))5を監視制御ルートとする。
さらに、監視用制御計算機(ホストCPU(B))2か
ら1系LAN14A、親局(TCM(A))20及び伝
送路16Aを経由して子局(TCR(1))5を監視す
るルートをそれぞれ確保することができる。
【0045】ここで、図1に示す伝送路16Aで障害が
発生したときのポートモードは、図5に示すように、子
局(TCR(1))5のポートモード保存エリア60
(図示60c)はポートA2がオンラインモード(O
N)となり、2系LAN14Bを用いて監視用制御計算
機(ホストCPU(A))1から監視制御を実施するこ
とが可能となる。また、ポートB2がスタンバイ2モー
ド(図示60d)となる。すなわち、2系LAN14B
を用いて監視用制御計算機(ホストCPU(B))2か
ら監視を実施することが可能となる。監視制御ルート
は、図1において、監視用制御計算機(ホストCPU
(A))1から2系LAN14B、親局(TCM
(B))21及び伝送路16Cを経由して子局(TCR
(1))5を監視制御するルートとし、監視用制御計算
機(ホストCPU(B))2から2系LAN14B、親
局(TCM(B))21及び伝送路16Cを経由して子
局(TCR(1))5を監視するルートをそれぞれ確保
して、子局(TCR(1))5向けの健全な監視制御ル
ートを確保することができる。また、このとき、子局
(TCR(1))5のポートモード保存エリア61と子
局(TCR(3))7のポートモード保存エリア62の
状態は変化しない。また、障害復帰時のポートモードの
切替えは人間系の操作により行い、障害発生復帰が繰り
返した場合に連続したポートモード状態の切替えが発生
しないようにする。
【0046】上記手段によって、必要なTCR情報のみ
を監視用制御計算機(ホストCPU)に送信することが
可能となるため、LAN上の伝送負荷、監視用制御計算
機(ホストCPU)の負荷及び親局(TCM)の負荷を
軽減することができる。また、ポートモードによって監
視制御を行うルートを子局(TCR)単位に切替えられ
るため、全ての監視制御ルートに障害が発生したとき以
外は健全系を確保することが可能となる。また、システ
ム上に障害が発生したときの監視制御ルートの切替えが
障害に関係する子局(TCR)の切替えのみとなるた
め、健全ルート確保のためのシステム上の負荷を削減す
ると共に、迅速に健全ルートを確保することが可能とな
る。
【0047】次に、本発明の第2実施の形態を説明す
る。
【0048】図6は、親局20Aの詳細構成図であっ
て、第2実施の形態は、ポートモード切替要求処理部2
0fとポートモードファイル20bと伝送路状態監視部
20cとポートモード切替条件作成部20gとLAN伝
送部20dとTCR向け伝送部20eと子局制御データ
処理部20iと子局監視データ処理部20jから構成さ
れている。
【0049】ここで、ポートモード切替要求処理部20
fは、ポートモード切替条件作成部20fにより作成さ
れた切替条件に従ったポートモードの切替要求があると
監視制御ルートを切替える一方、ポートモードファイル
20bの内容を書換えるものである。ポートモードファ
イル20bは、子局と親局と監視用制御計算機とこれら
に連なる多重伝送路との間の監視制御ルートを定める監
視制御ルート情報をポートモードとして子局毎に対応し
て記憶するものである。伝送路状態監視部20cは、子
局、親局及び関連する多重伝送路の状態を監視して監視
データを通知するものである。ポートモード切替条件作
成部20gは、伝送路状態監視部20cにより通知され
る監視データに基づいて監視制御ルート情報の切替条件
を作成するものである。ポートモード切り替え条件ファ
イル群20hは、ポートモード切替えるために必要な条
件データを記憶するものである。子局制御データ処理部
20iは、LAN伝送部20dから子局制御データであ
るTCM・TCR信号b1を入力して信号b2をTCR
向け伝送部20eを介して子局(TCR)へ出力するも
のである。子局監視データ処理部20jは、TCR向け
伝送部20eから子局監視データであるTCR・TCM
信号a1を入力して信号a2をLAN伝送部20dへ出
力するものである。
【0050】この構成によって、必要なTCR情報のみ
を監視用制御計算機(ホストCPU)に送信することが
可能となるため、LAN上の伝送負荷、監視用制御計算
機(ホストCPU)の負荷及び親局(TCM)の負荷を
軽減することができる。また、ポートモードによって監
視制御を行うルートを子局(TCR)単位に切替えられ
るため、全ての監視制御ルートに障害が発生したとき以
外は健全系を確保することが可能となる。また、システ
ム上に障害が発生したときの監視制御ルートの切替えが
障害に関係する子局(TCR)の切替えのみとなるた
め、健全ルート確保のためのシステム上の負荷を削減す
ると共に、迅速に健全ルートを確保することが可能とな
る。また、仮に両系監視用制御計算機(ホストCPU)
がダウンしたときでも子局(TCR)でポートモード管
理を行っているため系統監視盤24にて電力系統設備の
監視を行うことができる。
【0051】次に、本発明の第3実施の形態を説明す
る。
【0052】図7は、親局(TCM(A))20Bの具
体的構成例を示し、送信有効データチェック手段36
は、上位ポートモードの状態と送信データのチェックを
行い必要なデータのみホストCPU向けに送信する。ホ
ストCPUからのポートモード切替要求は、ポートモー
ド切替要求手段37でLAN伝送部35から取り込まれ
たポートモード切替要求情報に従ってポートモードを作
成しポートモードファイル40に保存する。ポートモー
ドに切替えが発生した場合は、ポートモード通知手段3
9にて現在のポートモード状態をホストCPUに通知す
る。
【0053】伝送路16A、伝送路16B、伝送路18
A、伝送路18C、伝送路22及び伝送路23の監視
は、子局(TCR)からハローコールと呼ばれる診断情
報をTCR向け伝送部52から受信し、障害監視手段5
0にて伝送路障害を検出し、この情報を障害情報ファイ
ル48に保存する。また、ハイブリッド(H)13にて
分岐した伝送路18Bの障害監視は、伝送路22上の伝
送データを親局(TCM(B))21にて傍受し、この
情報を障害監視手段50にて伝送路障害を検出し、この
情報を障害情報ファイル48に保存する。これによっ
て、ハイブリッドにて分岐した伝送路の状態を監視し、
この障害情報をポートモード切替条件ファイル41に反
映できるため、システム上必要な障害情報を得ることが
できる。なお、子局制御データ処理手段57は、LAN
伝送部35から子局制御データであるTCM・TCR信
号を入力して信号をTCR向け伝送部52を介して子局
(TCR)へ出力するものである。子局監視データ処理
部58は、TCR向け伝送部52から子局監視データで
あるTCR・TCM信号を入力して信号をLAN伝送部
35へ出力するものである。
【0054】ポートモード切替手段38は、負荷予測デ
ータファイル42及び障害情報ファイル48の条件から
ポートモード切替条件作成手段43にてポートモード切
替条件ファイル41を作成し、ポートモード切替条件フ
ァイル41の条件からポートモード切替手段38によっ
てポートモード切替え、切替えたポートモードをポート
モードファイル40に格納する。
【0055】ポートモード切替条件作成手段43は、図
8に示す処理を行い、まず、ホストCPUモード情報監
視手段53にてホストCPUモード情報を監視し、ホス
トCPUモード状態をホストCPUモード情報ファイル
54に格納する(ST1)。このホストCPUモード情
報ファイル54とポートモード条件作成テーブル55か
らポートモード切替条件を作成し、作成したポートモー
ド切替条件をポートモード切替条件ファイル41に格納
する(ST3〜ST6)。ポートモード切替条件ファイ
ル41の条件によりポートモード切替手段38でポート
モードの切替えを実施する。
【0056】ST3〜ST6を実装TCR数回実施する
ことにより、CPUモードによりポートモード切替条件
を作成する(ST2)。
【0057】これによって、従来のシステムではCPU
で行っていたCPUモードによる親局(TCM)のモー
ド管理を親局(TCM)で行えるようになるため、迅速
にポートモードの切替えを実施することが可能となる。
【0058】また、ポートモード切替条件作成手段43
は、障害情報及び負荷予測データによるポートモード切
替条件作成の場合、図9に示す処理を行い、ST11で
負荷予測データファイル42及び障害情報ファイル48
を入力し、ST13〜ST14で障害発生時のポートモ
ード切替条件を作成し、ST15〜ST17で負荷予測
データによるポートモード切替条件を作成する。そし
て、ST18,ST19で作成したポートモード切替条
件をポートモード切替条件ファイル41に格納する。上
記ST13〜ST19を実装TCR数分ループすること
によりポートモード切替条件を作成する。
【0059】これによって、各TCMの負荷状態が一定
となるようにポートモードの切替えを実施することがで
きる。
【0060】また、負荷状態履歴データ作成手段49に
よって負荷状態履歴データを作成し、これを負荷状態履
歴データファイル47に格納する。負荷予測データ作成
手段44は、図10に示す処理を行い、ST21で図1
1に示す負荷状態履歴データファイル47を入力し、S
T23で負荷予測データ(ΣΔt時間の処理データ数)
/(ΣΔt)を計算し、ST24で作成した負荷予測デ
ータを負荷予測データファイル42に格納する。ST2
3〜ST24を実装TCR数分行うことで負荷状態予測
を行う。これによって、各親局(TCM)の負荷状態が
一定となるようにポートモードの切替えを実施すること
ができる。
【0061】また、CCS切替手段51は、図12に示
す処理を行い、ST32でポートモードファイル40を
入力し、ST33〜ST37でポートモードの状態から
CCSの切替条件を作成し、CCS切替信号を出力す
る。ST33〜ST37を実装TCR数分ループするこ
とによりCCS付きの子局(TCR)のCCS切替をす
る。
【0062】これによって、1台の親局(TCM)にC
CSなしの子局(TCR)とCCS付きの子局(TC
R)を接続することができる。CCS付きの子局(TC
R)とCCSなしの子局(TCR)が混在するようなシ
ステムに於いて、親局(TCM)を子局(TCR)のタ
イプ別に分ける必要が無くなり、製造コストの削減を実
現することができると共に、設置スペースを小さくする
ことができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、各親局にそれぞれ子局毎のポートモードを保存す
るようにしたので、監視制御ルートが子局単位で切替え
られ、全ての子局のルートを切替えないで障害対象の子
局のみのルートを切替え健全なルートを確保でき、シス
テムの信頼性を向上させることができる。また、必要な
子局の情報のみを監視用制御計算機へ送信するので、L
AN上の伝送負荷と監視用制御計算機親局の負荷を軽減
させることができる。
【0064】また、請求項2の発明によれば、親局側で
ポートモードの切替える条件を作成することができるの
で、監視用制御計算機の全てが故障しても親局によって
制御することができ、系統監視盤によって監視すればシ
ステム全体の信頼性を向上させることができる。
【0065】また、請求項3の発明によれば、各子局か
らの不使用系の伝送路のハローコールを含めて受信して
全ての伝送路の状態を監視しているので、回線切替装置
を有するハイブリッドで分岐した伝送路の障害も確実に
把握することができ、従来、使用系しか監視していない
ために生ずる不使用系を使用系へ切替えて初めて障害の
伝送路であると判るという不祥事を阻止することができ
る。
【0066】また、請求項4の発明によれば、各親局の
負荷状態の履歴を保存し、負荷予測ができるので、各親
局の負荷が一定となるようにポートモードを切替えるこ
とができ、また、監視データに基づいてポートモードの
切替えができる。
【0067】また、請求項5の発明によれば、親局の管
理によってポートモードの切替えができ、従来のCPU
モードによる切替えに比べ迅速な処理を行うことができ
る。
【0068】また、請求項6の発明によれば、同じ親局
に対して、回線切替装置付きの子局と回線切替装置のな
い子局を接続して監視制御をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す遠方監視制御装
置の系統図である。
【図2】図1の遠方監視制御装置に備える親局の構成図
である。
【図3】ポートモードファイルの構成図である。
【図4】ポートモードファイルに保存されるポートモー
ドの作用を示す第1説明図である。
【図5】ポートモードファイルに保存されるポートモー
ドの作用を示す第2説明図である。
【図6】本発明の第2実施の形態を示す親局の構成図で
ある。
【図7】本発明の第3実施の形態を示す親局の構成図で
ある。
【図8】図7の親局に備えるポートモード切替条件作成
手段の処理を示す第1フローチャートである。
【図9】図7の親局に備えるポートモード切替条件作成
手段の処理を示す第2フローチャートである。
【図10】図7の親局に備える負荷予測データ作成手段
の処理を示すフローチャートである。
【図11】図7の親局に備える負荷状態履歴データファ
イルの構成図である。
【図12】図7の親局に備えるCCS切替手段の処理を
示すフローチャートである。
【図13】従来の遠方監視制御装置の系統図である。
【図14】図13の遠方監視制御装置上で障害が発生し
たときの作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 監視用制御計算機(ホストCPU(A)) 2 監視用制御計算機(ホストCPU(B)) 3 親局(TCM(A)) 4 親局(TCM(B)) 5 子局(TCR(1)) 6 子局(TCR(2)) 7 子局(TCR(3)) 8 系統路分岐装置(CCS1) 9 系統路分岐装置(CCS2) 14A 1系LAN 14B 2系LAN 15 親局(TCM(A)) 17 親局(TCM(B)) 19 電力設備 20 親局(TCM(A)) 20a ポートモード切替要求処理部 20b ポートモードファイル 20c 監視部 20d LAN伝送部 20e TCR向け伝送部 20f ポートモード切替要求処理部 20g ポートモード切替条件作成部 21 親局(TCM(B)) 36 送信有効データチェック手段 37 ポートモード切替要求手段 38 ポートモード切替手段 39 ポートモード通知手段 40 ポートモードファイル 41 ポートモード切替条件ファイル 42 負荷予測データファイル 43 ポートモード切替条件作成手段 44 負荷予測データ作成手段 47 負荷状態履歴データファイル 48 障害情報ファイル 49 負荷状態履歴データ作成手段 50 障害監視手段 51 CCS切替手段 53 ホストCPUモード情報監視手段 54 ホストCPUモード情報ファイル 55 ポートモード条件作成テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 321 G05B 15/02 M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御対象機器を監視制御する複数の
    子局と、これら子局と多重伝送路で接続され前記各子局
    から監視データを取込み、前記各子局へ制御データを出
    力して前記各子局を統括して監視制御する複数の親局
    と、これら親局と多重伝送路で接続され前記各親局から
    監視データを取込み、制御演算して得られる制御データ
    を前記各親局へ出力する少なくとも1台が常用系で必要
    により他の待機系へ切替える複数の監視用制御計算機と
    からなる遠方監視制御装置において、 前記各親局は、前記子局と前記親局と前記監視用制御計
    算機とこれらに連なる多重伝送路との間の監視制御ルー
    トを定める監視制御ルート情報をポートモードとして子
    局毎に対応して記憶するポートモードファイルと、前記
    監視用制御計算機により作成されたポートモードの切替
    要求があると前記監視制御ルート情報に従って切替える
    一方、前記ポートモードファイルの内容を書換え、切替
    えられたポートモードを前記監視用制御計算機へ通知す
    るポートモード切替要求処理部と、前記子局、親局及び
    関連する多重伝送路の状態を監視して監視データを前記
    監視用制御計算機へ通知する監視部とを備えることを特
    徴とする遠方監視制御装置。
  2. 【請求項2】 監視制御対象機器を監視制御する複数の
    子局と、これら子局と多重伝送路で接続され前記各子局
    から監視データを取込み、前記各子局へ制御データを出
    力して前記各子局を統括して監視制御する複数の親局
    と、これら親局と多重伝送路で接続され前記各親局から
    監視データを取込み、制御演算して得られる制御データ
    を前記各親局へ出力する少なくとも1台が常用系で必要
    により他の待機系へ切替えられる複数の監視用制御計算
    機とからなる遠方監視制御装置において、 前記各親局は、前記子局と前記親局と前記監視用制御計
    算機とこれらに連なる多重伝送路との間の監視制御ルー
    トを定める監視制御ルート情報をポートモードとして子
    局毎に対応して記憶するポートモードファイルと、前記
    子局、親局及び関連する多重伝送路の状態を監視して監
    視データを通知する監視部と、この監視部により通知さ
    れる監視データに基づいて前記監視制御ルート情報の切
    替条件を作成するポートモード切替条件作成部と、この
    ポートモード切替条件作成部により作成された切替条件
    に従ったポートモードの切替要求があると前記監視制御
    ルートを切替える一方、前記ポートモードファイルの内
    容を書換えるポートモード切替要求処理部とを備えるこ
    とを特徴とする遠方監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記各親局の監視部は、各子局の状態情
    報、各子局からの使用系のみならず不使用系のハローコ
    ールを受信して伝送路の状態の障害を検知して通知する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遠方監
    視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ポートモード切替条件作成部は、前
    記監視部により通知があったとき、健全系の親局、ある
    いは、伝送路へデータが伝送されるように切替える条件
    を作成すると共に、各親局の負荷状態の履歴を保存し、
    負荷状態の予測に基づいて各親局の負荷が一定となるよ
    うに切替える条件を作成することを特徴とする請求項2
    記載の遠方監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ポートモード切替条件作成部は、前
    記監視用制御計算機の状態に応じて各親局のポートモー
    ド状態の切替条件を作成することを特徴とする請求項2
    記載の遠方監視制御装置。
  6. 【請求項6】 回線切替装置により伝送路を切替える親
    局については、前記監視部による通知により健全系の伝
    送路へ切替えると共に、切替え結果を監視用制御計算機
    へ通知することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の遠方監視制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243504A (ja) * 2010-07-12 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 事故点標定システム
JP2011035974A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Toshiba Corp 電力系統監視制御システムおよび中継装置引継ぎ方法

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